JP2001216048A - 情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体

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JP2001216048A JP2000025912A JP2000025912A JP2001216048A JP 2001216048 A JP2001216048 A JP 2001216048A JP 2000025912 A JP2000025912 A JP 2000025912A JP 2000025912 A JP2000025912 A JP 2000025912A JP 2001216048 A JP2001216048 A JP 2001216048A
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康夫 野村
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達雄 江口
Yasuhiko Terashita
泰彦 寺下
Atsushi Kimura
篤史 木村
Nobuaki Yamaguchi
信明 山口
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 RTCを修正し、その修正履歴を記録する。 【解決手段】 時報検出部122は、所定の時間、チュ
ーナ54が受信する音声信号の周波数を監視し、時報を
表す信号を検出した場合、時報の検出を知らせる信号を
修正処理部121に出力する。修正処理部121は、時
報の検出を知らせる信号の入力を受け、RCT35の設
定時刻を修正し、修正結果をログメモリ123に記録す
る。例えば、対応する時間にチューナ54が他のチャン
ネルを受信している場合等、所定の時間を過ぎても、時
報検出部122から時報の検出を知らせる信号が入力さ
れなかった場合、修正処理部121は、RCT35の設
定時刻を修正できなかったことをログメモリ123に記
録したり、ログメモリ123から修正履歴を読み出し
て、それを基にRTC35の設定時間を修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、並びにプログラム格納媒体に関し、特に、内蔵
時計等の時刻を修正し、その修正履歴を記録するように
し、例えば、ユーザに内蔵時計が正しく修正されたか否
かを知らせたり、ユーザが内蔵時計の修正履歴を確認で
きるようにしたり、時刻の修正ができなかった場合、修
正履歴をもとに内蔵時計を修正することができる情報処
理装置および方法、並びにプログラム格納媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータに、チューナを
内蔵し、テレビジョン放送局から画像および音声の信号
を受信し、受信した画像および音声を所定のデジタルデ
ータに変換して、ハードディスクなどの記録媒体に記録
し、必要に応じて再生する技術が利用されるようになり
つつある。
【0003】また、家庭用据え置き型ビデオデッキにお
いて、所定の時間に放送される時報を監視して、内蔵時
計を修正する技術が利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、時報が
放送される所定の時間に、チューナが時報を放送してい
ない他の放送局の放送を受信していた場合、内蔵時計を
修正することはできない。また、従来の技術では、ユー
ザが、内蔵時計が修正されているか否かを確認すること
ができないため、例えば、長期間、内蔵時計の修正が実
施されなくても、ユーザは、内蔵時計が修正されていな
いことに気が付かない。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、内蔵時計の修正履歴を保存することができ
るようにし、ユーザに内蔵時計が正しく修正されたか否
かを知らせたり、ユーザが内蔵時計の修正履歴を確認で
きるようにしたり、時刻の修正ができなかった場合、修
正履歴をもとに内蔵時計を修正することができるように
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、情報処理装置の動作を管理するための時刻情報を供
給する時刻情報供給手段と、放送波の受信を制御する受
信制御手段と、時刻情報供給手段により供給される時刻
情報に基づいて、所定の第1の時刻から第2の時刻の間
に、受信制御手段により受信が制御された放送波から、
所定の情報を検出する検出手段と、検出手段の検出結果
に基づいて、時刻情報供給手段により供給される時刻情
報を修正する時刻修正手段と、時刻修正手段による時刻
情報の修正結果を記録する記録手段とを備えることを特
徴とする。
【0007】記録手段に記録されている時刻情報の修正
結果の表示を制御する表示制御手段を更に設けるように
することができる。
【0008】前記時刻修正手段には、検出手段により所
定の情報が検出された場合に、時刻情報供給手段により
供給される時刻情報を修正させ、前記表示制御手段に
は、時刻修正手段が第1の時刻から第2の時刻の間に、
時刻情報の修正ができなかった場合、時刻情報の修正が
できなかったことを知らせるメッセージの表示をさらに
制御させるようにすることができる。
【0009】前記時刻修正手段には、検出手段が第1の
時刻から第2の時刻の間に、所定の情報の検出ができな
かった場合、記録手段に記録されている時刻情報の修正
結果を基に時刻情報供給手段が供給する時刻情報を修正
させるようにすることができる。
【0010】本発明の情報処理方法は、情報処理装置の
動作を管理するための時刻情報を供給する時刻情報供給
ステップと、放送波の受信を制御する受信制御ステップ
と、時刻情報供給ステップの処理により供給される時刻
情報に基づいて、所定の第1の時刻から第2の時刻の間
に、受信制御ステップの処理により受信が制御された放
送波から、所定の情報を検出する検出ステップと、検出
ステップの処理による検出結果に基づいて、時刻情報供
給ステップの処理により供給される時刻情報を修正する
時刻修正ステップと、時刻修正ステップの処理による時
刻情報の修正結果の記録を制御する記録制御ステップと
を含むことを特徴とする。
【0011】本発明のプログラム格納媒体に格納されて
いるプログラムは、情報処理装置の動作を管理するため
の時刻情報を供給する時刻情報供給ステップと、放送波
の受信を制御する受信制御ステップと、時刻情報供給ス
テップの処理により供給される時刻情報に基づいて、所
定の第1の時刻から第2の時刻の間に、受信制御ステッ
プの処理により受信が制御された放送波から、所定の情
報を検出する検出ステップと、検出ステップの処理によ
る検出結果に基づいて、時刻情報供給ステップの処理に
より供給される時刻情報を修正する時刻修正ステップ
と、時刻修正ステップの処理による時刻情報の修正結果
の記録を制御する記録制御ステップとを含むことを特徴
とする。
【0012】本発明の情報処理装置、情報処理方法、お
よびプログラム格納媒体に格納されているプログラムに
おいては、情報処理装置の動作を管理するための時刻情
報が供給され、放送波が受信され、所定の第1の時刻か
ら第2の時刻の間に、受信された放送波から、所定の情
報が検出され、その検出結果に基づいて、時刻情報が修
正され、時刻情報の修正結果が記録される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
【0014】図1は、本発明に係る画像記録再生システ
ムの一実施の形態を示す図である。パーソナルコンピュ
ータ1は、所定のテレビジョン放送局から送信された電
波を受信したアンテナ2から供給される信号を入力し、
所定の画像および音声(いわゆる、番組の画像および音
声)を再生し、その画像および音声を記録する。また、
パーソナルコンピュータ1は、VCR(Video Cassette
Recorder)3から供給されたアナログ信号、またはIEE
E(Institute of Electrical and ElectronicEngineer
s)1394などのネットワーク6−1および6−2を介し
てDVCR(Digital Video Cassette Recorder)4ま
たは撮像機能付きのDVCR5から供給されたデジタル
データに対応する画像および音声を再生し、その画像お
よび音声を記録する。
【0015】パーソナルコンピュータ1は、記録してい
る音声および画像に対応するアナログ信号(例えば、N
TSC(National Television System Committee)方式
のアナログ信号など)をVCR3に供給し、または、記
録している音声および画像に対応するデジタルデータを
DVCR4に供給する。加えて、パーソナルコンピュー
タ1は、記録している音声および画像を編集することが
できる。
【0016】図2は、パーソナルコンピュータ1の構成
を説明するブロック図である。CPU(central proces
sing unit)21は、各種アプリケーションプログラム
や、基本的なOS(operating system)を実際に実行す
る。ROM(read-only memory)22は、一般的には、
CPU21が使用するプログラムや演算用のパラメータ
のうちの基本的に固定のデータを格納する。RAM(ra
ndom-access memory)23は、CPU21の実行におい
て使用するプログラムや、その実行において適宜変化す
るパラメータを格納する。RTC(Real Time Clock)
35は、パーソナルコンピュータ1の動作を制御するた
めの時刻データを供給する。例えば、CPU21が使用
するプログラム(例えば、図4を用いて後述する予約/
時刻監視プログラムなど)が、時刻を参照する必要があ
る場合、CPU21は、RTC35を参照しながら、そ
れらのプログラムを実行する。CPU21、ROM2
2、RAM23、およびRTC35は、CPUバスまた
はメモリバスなどから構成されるホストバス24により
相互に接続されている。
【0017】ホストバス24は、ブリッジ25を介し
て、PCI(Peripheral Component Interconnect/Inte
rface)バスなどの外部バス26に接続されている。
【0018】キーボード28は、CPU21に各種の指
令を入力するとき、ユーザにより操作される。マウス2
9は、CRT(cathode ray tube)30の画面上のポイ
ントの指示や選択を行うとき、ユーザにより操作され
る。CRT30は、各種情報をテキストやイメージで表
示する。HDD(hard disk drive)31は、ハードデ
ィスクを駆動し、それらにCPU21によって実行する
プログラムや情報を記録または再生させる。スピーカ3
2は、所定の音声を再生する。ドライブ33には、必要
に応じて磁気ディスク101、光ディスク102、光磁
気ディスク103、および半導体メモリ104が挿入さ
れ、データの授受を行う。
【0019】これらのキーボード28乃至ドライブ33
は、インターフェース27に接続されており、インター
フェース27は、外部バス26、ブリッジ25、および
ホストバス24を介してCPU21に接続されている。
【0020】画像処理ボード34は、CPU21の制御
の基に、アンテナ2から供給された信号、VCR3から
供給される画像または音声のアナログ信号、または、ネ
ットワーク6−1を介して、DVCR4またはDVCR
5から供給される画像または音声のデジタルデータを基
に、所定の画像または音声のデータを生成し、外部バス
26およびインターフェース27を介して、HDD31
に出力する。
【0021】また、画像処理ボード34は、外部バス2
6およびインターフェース27を介して、HDD31に
記録されている画像または音声のデータの入力を受け、
入力された画像または音声のデータに対応するアナログ
信号を生成して、VCR3に供給し、または、入力され
た画像または音声のデータに対応するデジタルデータを
生成して、ネットワーク6−1を介して、DVCR4に
供給する。
【0022】画像処理ボード34は、外部バス26、ブ
リッジ25、およびホストバス24を介してCPU21
に接続されている。
【0023】次に、画像処理ボード34の構成について
説明する。図3は、画像処理ボード34の構成を示す図
である。1394インターフェース51は、IEEE1394の
規定に対応する構成を有し、ネットワーク6−1に接続
され、IEEE1394の規定に対応するプロトコルに基づき、
DVCR4またはDVCR5から供給される画像または
音声のDVCRフォーマットのデジタルデータを受信
し、DV(Degital Video)データインターフェース5
2に供給する。
【0024】また、1394インターフェース51は、
DVデータインターフェース52から供給された画像ま
たは音声のDVCRフォーマットのデジタルデータを、
IEEE1394の規定に対応するプロトコルに基づき、DVC
R4に供給する。
【0025】DVデータインターフェース52は、13
94インターフェース51から供給されたDVCRフォ
ーマットの画像または音声のデジタルデータ、またはデ
ジタルセレクタ57から供給された画像または音声のデ
ジタルデータ(例えば、いわゆる、4:1:1などの圧
縮されていないデジタルデータなど)をDVデータ圧縮
伸張回路53に出力し、DVデータ圧縮伸張回路53か
ら供給されたDVCRフォーマットの画像または音声の
デジタルデータを1394インターフェース51に出力
し、DVデータ圧縮伸張回路53から供給されたデジタ
ルセレクタ57から供給された画像または音声のデジタ
ルデータ(圧縮されていない)をデジタルセレクタ57
に出力する。
【0026】DVデータ圧縮伸張回路53は、DVデー
タインターフェース52から供給されたDVCRフォー
マットの画像または音声のデジタルデータを、圧縮され
ていない画像または音声のデジタルデータに伸張して、
DVデータインターフェース52に出力し、または、D
Vデータインターフェース52から供給された圧縮され
ていない画像または音声のデジタルデータを、DVCR
フォーマットの画像または音声のデジタルデータに圧縮
し、DVデータインターフェース52に出力する。
【0027】チューナ54は、アンテナ2から供給され
たRF(radio Frequency)信号を入力し、所定のチャ
ンネルの画像および音声のアナログ信号をアナログセレ
クタ55に出力する。アナログセレクタ55は、チュー
ナ54、VCR3、またはD/A(Digital/Analog)変
換回路61から供給された画像または音声のアナログ信
号のいずれかを選択し、A/D(Analog/Digital)変換
回路56またはVCR3に出力する。
【0028】A/D変換回路56は、アナログセレクタ
55から供給された画像および音声のアナログ信号を、
デジタルデータ(例えば、いわゆる、4:1:1などの
画像データなど)に変換し、デジタルセレクタ57に出
力する。デジタルセレクタ57は、DVデータインター
フェース52、A/D変換回路56、またはMPEG
(Moving Picture Experts Group)デコーダ60から出
力された画像および音声のデジタルデータを入力し、い
ずれかの画像および音声のデジタルデータを選択し、D
Vデータインターフェース52、MPEGエンコーダ5
8、またはD/A変換回路61に出力するとともに、ブ
リッジ59に出力し、シーンの切り換えの位置の情報を
ブリッジ59に出力する。
【0029】MPEGエンコーダ58は、デジタルセレ
クタ57から供給された画像および音声のデジタルデー
タを、MPEG方式のデジタルデータに圧縮し、ブリッ
ジ59に出力する。また、MPEGエンコーダ58は、
シーンの切り替わりの画像を、静止画像に変換し、ブリ
ッジ59に出力する。
【0030】ブリッジ59は、デジタルセレクタ57か
ら供給された画像および音声のデジタルデータ(圧縮さ
れてない)を、画像処理ボード34が装着されているパ
ーソナルコンピュータ1のPCIバス26およびインタ
ーフェース27を介して、CRT30に出力する。ブリ
ッジ59は、MPEGエンコーダ58から供給されたM
PEG方式の画像または音声のデジタルデータを、画像
処理ボード34が装着されているパーソナルコンピュー
タ1のPCIバス26を介して、HDD31、またはC
PU21に出力する。更に、ブリッジ59は、PCIバ
ス26を介して、パーソナルコンピュータ1のHDD3
1から、MPEG方式の画像または音声のデジタルデー
タを受信し、MPEGデコーダ60に出力する。
【0031】MPEGデコーダ60は、ブリッジ59か
ら供給されたMPEG方式の画像または音声のデジタル
データを伸張して、圧縮されていない画像または音声の
デジタルデータとし、デジタルセレクタ57に出力す
る。
【0032】D/A変換回路61は、デジタルセレクタ
57から供給された画像および音声のデジタルデータ
を、アナログ信号に変換し、アナログセレクタ55に出
力する。
【0033】なお、MPEGエンコーダ58またはMP
EGデコーダ60に対応する処理は、所定のプログラム
により、CPU21が実行するようにしてもよい。
【0034】図4は、パーソナルコンピュータ1が実行
するアプリケーションプログラム、ミドルウェア、およ
びドライバ類の構成を説明する図である。ミドルウェア
は、アプリケーションプログラムからの要求に対応し、
所定のドライバ類を動作させる。ドライバ類は、画像処
理ボード34のMPEGエンコーダ58など、所定のハ
ードウェアのリソースを、実際に動作させる。録画再生
プログラム81は、画像処理ボード34に、チューナ5
4で受信した所定のチャンネルの画像および音声のアナ
ログ信号、VCR3から供給された画像および音声のア
ナログ信号、またはネットワーク6−1を介して、DV
CR4から供給された画像および音声のデジタルデータ
のいずれかを選択させ、選択されたアナログ信号または
デジタルデータをMPEG方式の画像または音声のデジ
タルデータに変換させ、1以上の所定の形式のファィル
から構成されるAV(Audio Visual)コンテンツとし
て、HDD31に記録させる。
【0035】また、録画再生プログラム81は、1以上
の所定の形式のファイルとしてHDD31に記録されて
いるAVコンテンツを、画像処理ボード34において伸
張させて、圧縮されていない所定の画像または音声のデ
ジタルデータを生成し、画像をCRT30に表示させ、
音声をスピーカ32に再生させる。
【0036】RCT修正プログラム82は、チューナ5
4に、所定の時刻に放送される時報(例えば、NHK教
育テレビ(3チャンネル)の12時の時報)を受信さ
せ、それを検出させることにより、RTC35の時刻を
修正するプログラムである。RTC修正プログラム82
についての詳細は、図5を用いて後述する。
【0037】録画予約設定プログラム83は、ユーザが
録画予約の設定を行うためGUI(Graphical User Int
erface)をCRT30に表示させ、ユーザがGUIを参
照しながらキーボード28、もしくはマウス29を用い
て入力した設定に基づき、録画予約を実行させるAVコ
ンテンツを作成し、コンテンツデータベース92に記録
させるプログラムである。録画予約設定プログラム83
についての詳細は、図7を用いて後述する。
【0038】予約/時刻監視プログラム84は、パーソ
ナルコンピュータ1が動作しているとき(OSが動作し
ているとき)、常に動作し(いわゆる、常駐してい
る)、録画予約設定プログラム83が作成した録画予約
を実行させるAVコンテンツ、および、RTC35から
供給される時刻を基に、録画予約を実行する。また、予
約/時刻監視プログラム84は、RCT35を監視し、
所定の時刻にRCT修正プログラム82を起動させる。
【0039】ハードウェアインターフェース91は、録
画再生プログラム81、RTC修正プログラム82、録
画予約設定プログラム83、または予約/時刻監視プロ
グラム84が要求する、ハードウェアリソースの使用を
調停し、各種の優先順位などの設定に基づき、アプリケ
ーションプログラムが所定のハードウェアリソースを適
切に利用できるようにする。
【0040】コンテンツデータベース92は、AVコン
テンツの属性のデータなどを管理し、録画再生プログラ
ム81、録画予約設定プログラム83、または予約/時
刻監視プログラム84に対し、AVコンテンツの属性デ
ータ、またはAVコンテンツに対応する画像または音声
のデジタルデータを記憶しているファイルを特定するた
めのデータを提供するデータベースである。
【0041】ファイルI/O(Input/Output)93は、
コンテンツデータベース92を介して、録画再生プログ
ラム81、録画予約設定プログラム83、または予約/
時刻監視プログラム84の所定のAVコンテンツ(1以
上のファイルから構成される)に対する読み出し、また
は書き込みの要求に対応し、実際に、所定のファイルに
対しデータの読み出し、または書き込みを実行する。
【0042】エンコード94は、画像処理ボード34の
MPEGエンコーダ58に、デジタルセレクタ57から
入力された画像または音声のデータを、MPEG方式の
デジタルデータに圧縮させる制御を実行する。
【0043】デコード95は、画像処理ボード34のM
PEGデコーダ60に、ブリッジ59から入力されたM
PEG方式の画像または音声のデジタルデータを、伸張
させる制御を実行する。
【0044】出力切り換え96は、画像処理ボード34
のアナログセレクタ55、および1394インターフェ
ース51を動作させ、画像処理ボード34からのアナロ
グ信号またはネットワーク6−1を介するデジタルデー
タの出力を制御する。
【0045】入力切り換え97は、画像処理ボード34
のアナログセレクタ55、1394インターフェース5
1、DVデータインターフェース52、およびデジタル
セレクタ57を動作させ、画像処理ボード34に入力さ
れるアナログ信号またはデジタルデータを選択する。
【0046】画面表示98は、デジタルセレクタ57お
よびブリッジ59などを動作させ、CRT30への画像
の表示を制御する。
【0047】ドライバ99は、エンコード94、デコー
ド95、出力切り換え96、入力切り換え97、および
画面表示98の要求に対応し、画像処理ボード34を実
際に動作させるプログラムである。
【0048】図5は、RCT修正プログラム82がCP
U21にロードされ、起動された場合の機能ブロック図
である。
【0049】修正処理部121は、アンテナ2を介して
チューナ54が受信している放送のチャンネルを検出
し、RTC35が示す現在時刻を参照しながら、必要に
応じて、チューナ54が受信するチャンネルを変更させ
たり、時報検出部122から入力される信号に基づい
て、RTC35の時刻の設定を変更したり、その変更内
容、もしくは変更ができなかったことを示すデータを、
ログメモリ123に記録する。ログメモリ123は、H
DD31の記憶領域のうちの一部であり、修正処理部1
21から入力されたデータを保存する。時報検出部12
2は、チューナ54が受信した音声データの周波数か
ら、時報を示す音声データの周波数およびその回数を検
出することにより、時報の受信を検出する。
【0050】修正処理部121は、RCT35から供給
される時刻を参照し、所定の時刻から所定の時刻までの
間(例えば、11時55分から12時5分までの間)、
チューナ54が放送を受信中であるかを調べ、受信中で
ある場合は、どのチャンネルを受信しているかを調べ
る。
【0051】11時55分から12時5分までの間に、
チューナ54が、どの放送も受信していない場合、修正
処理部121は、チューナ54に3チャンネルの放送の
受信させ、時報検出部122に、12時の時報の受信の
監視を開始させる。時報検出部122は、チューナ54
が受信した音声信号の周波数を監視し、12時の時報に
対応する周波数とその回数(440Hz5回と880H
z1回)を検出することによって、時報の受信を検出す
る。そして、時報検出部122は、時報の受信を検出し
た場合、時報の受信の検出を知らせる信号を修正処理部
121に出力する。修正処理部121は、時報の受信の
検出を知らせる信号の入力を受け、RCT35の設定時
刻を12時0分α(αは、時報の受信からRCT35の
設定時刻の修正処理にかかる時間によって異なる)秒に
修正し、修正結果(何月何日に何秒遅らせた(進ませ
た)かを表すデータ)をログメモリ123に記録する。
【0052】また、11時55分から12時5分までの
間に、チューナ54が3チャンネルを受信していると判
断された場合も、チューナ54の受信チャンネルを変更
させずに、同様の処理が行われる。
【0053】そして、修正処理部121は、チューナ5
4が3チャンネル以外の放送を受信中であると判断した
場合、もしくはRTC35から供給される現在時刻が1
2時5分になっても、時報検出部122から、時報の検
出を知らせる信号が入力されなかった場合、RCT35
の設定時刻を修正できなかったことを示すデータをログ
メモリ123に記録する。
【0054】次に、図6のフローチャートを参照して、
RTC修正処理について説明する。
【0055】ステップS1において、予約/時刻監視プ
ログラム84の処理を実行しているCPU21は、RT
C35から供給される現在時刻が11時55分か否かを
判断する。ステップS21において、現在時刻が11時
55分ではないと判断された場合、11時55分である
と判断されるまで、ステップS1の処理が繰り返され
る。
【0056】ステップS1において、現在時刻が11時
55分であると判断された場合、ステップS2におい
て、CPU21は、RCT修正プログラム82を起動す
る。
【0057】ステップS3において、修正処理部121
は、チューナ54が3チャンネル以外のチャンネルの放
送を受信中であるか否かを判断する。ステップS3にお
いて、チューナ54が3チャンネル以外のチャンネルの
放送を受信中であると判断された場合、処理は、ステッ
プS8に進む。
【0058】ステップS3において、チューナ54は3
チャンネル以外のチャンネルの放送の受信中ではないと
判断された場合、ステップS4において、修正処理部1
21は、チューナ54に3チャンネルの放送を受信さ
せ、時報検出部122は、受信している3チャンネルの
放送の音声信号を取り込み、12時の時報の監視を開始
する。時報検出部122は、チューナ54から取り込ん
だ音声信号の周波数を監視し、時報を示す周波数の信号
が所定の回数受信されたことを確認した場合、時報の受
信の検出を示す信号を修正処理部121に出力する。
【0059】ステップS5において、修正処理部121
は、時報検出部122から供給される信号に従って、1
2時の時報が確認できたか否かを判断する。
【0060】ステップS5において、12時の時報が確
認できたと判断された場合、修正処理部121は、ステ
ップS6において、RCT35の設定時刻を12時0分
α(αは、時報の受信からRCT35の設定時刻の修正
処理にかかる時間によって異なる)秒に修正し、ステッ
プS7において、修正結果(何月何日に何秒遅らせた
(進ませた)かを表すデータ)をログメモリ123に記
録する。
【0061】ステップS5において、12時の時報が確
認されなかったと判断された場合、ステップS8におい
て、修正処理部121は、RTC35を参照し、現在時
刻は12時5分であるか否かを判断する。ステップS8
において、現在時刻が12時5分ではないと判断された
場合、処理はステップS3に戻り、それ以降の処理が繰
り返される。
【0062】ステップS8において、現在時刻が12時
5分であると判断された場合、ステップS9において、
修正処理部121は、RCT35の設定時刻を修正でき
なかったことをログメモリ123に記録する。
【0063】ステップS10において、CPU21は、
RTC修正プログラム82を終了させ、処理を終了す
る。
【0064】以上のようにして、RTC修正処理におい
ては、所定の時刻から所定の時刻の間、時報の受信が監
視され、時報が受信されてRTC35が修正された場合
は、その修正内容をログメモリ123に記憶させ、時報
が受信できず、RTC35を修正することができなかっ
た場合は、RTC35が修正できなかったことをログメ
モリ123に記憶させるようにしたので、後述する録画
予約設定処理において、ユーザにRTC35の修正状況
を知らせることが可能となる。
【0065】図7は、録画予約設定プログラム83がC
PU21にロードされ、起動された場合の機能ブロック
図である。
【0066】GUI入出力制御部131は、ユーザが録
画予約の設定を行うためのGUIに対応するデータをH
DD31から読み出し、CRT30に表示させる。この
とき、GUI入出力制御部131は、図5を用いて説明
したRTC修正プログラムの処理結果をログメモリ12
3から読み出して、必要に応じてGUIに表示させる。
また、GUI入出力制御部131は、ユーザがGUIを
参照しながらキーボード28、もしくはマウス29を用
いて入力した設定の入力を受け、AVコンテンツ作成部
132に供給する。
【0067】AVコンテンツ作成部132は、GUI入
出力制御部131から入力された録画予約の設定を基
に、AVコンテンツを作成し、コンテンツデータベース
92に記録させる。すなわち、このAVコンテンツに
は、予約された録画を実行させるための各種の設定内容
(録画開始時刻、録画終了時刻、受信チャンネル、およ
び画質を決定する録画モードなど)が記憶される。
【0068】録画予約設定プログラム83は、例えば、
録画予約設定プログラム83を表すアイコンを、CRT
30に表示させ、ユーザが、そのアイコンを、マウス2
9を用いてダブルクリックすることにより、起動される
ようにしてもよい。
【0069】図8に、録画予約設定プログラム83の起
動時にCRT30に表示されるGUI141を示す。新
規予約の設定を行いたい場合、ユーザは、ツールバー上
の録画予約ボタン142をクリックし、メニュー143
を表示させ、新規予約を選択し、図9に示される、新規
予約設定を入力するためのGUI151を表示させるこ
とができる。
【0070】ユーザは、表示される全てのGUIにおい
て、その下部に表示されるボタンのうち選択可能な状態
(アクティブ)のボタンを、キーボード28もしくはマ
ウス29を用いて選択することにより、任意にその前後
のGUI画面に移動することができる。例えば、図9の
GUI151がCRT30に表示されている状態で、G
UI入出力制御部131が、ユーザが「次へ」ボタン1
53を選択したことを示す信号の入力を受けた場合、G
UI入出力制御部131は、図10のGUI161に対
応するデータをHDD31から読みだしてCRT30に
表示させる。また、図10のGUI161がCRT30
に表示されている状態で、GUI入出力制御部131
が、ユーザが「戻る」ボタン163を選択したことを示
す信号の入力を受けた場合、GUI入出力制御部131
は、図9のGUI151に対応するデータをHDD31
から読みだしてCRT30に表示させる。そして、ユー
ザは、GUI151とGUI161を任意に切り替えな
がら録画予約の設定を行う。
【0071】ユーザが、設定入力部152(図9)もし
くは設定入力部162(図10)に入力した各種の設定
の内容は、GUI入出力制御部131に入力される。そ
して、ユーザは、全ての設定が終了したときに、「決
定」ボタン164(図10)を選択し、録画予約設定を
終了させることができる。GUI入出力制御部131
は、ユーザが「決定」ボタン164を選択したことを示
す信号の入力を受けた場合、入力された各種の設定の内
容をAVコンテンツ作成部132に出力する。AVコン
テンツ作成部132は、入力された各種設定を基に、録
画予約のためのAVコンテンツを作成し、コンテンツデ
ータベース92に記憶させる。
【0072】また、ユーザが、図11に示すツールバー
上の設定ボタン171をクリックして、メニュー172
において時刻合わせの設定を選択した場合、GUI入出
力制御部131は、ログメモリ123から、RTC35
の修正履歴を読み出し、図12に示される、時刻合わせ
の設定画面であるGUI181を表示させる。チェック
ボックス182は、図6を用いて説明したRTC修正処
理を行うか否かをユーザが選択するものであり、チェッ
クボックス182がチェックされた場合、図6を用いて
説明したRTC修正処理が行われる。リストボックス1
83には、RTC修正処理による修正履歴が表示され
る。
【0073】次に、図13のフローチャートを参照し
て、録画予約設定処理について説明する。
【0074】例えば、CRT30に表示されている録画
予約設定プログラム83を表すアイコンを、ユーザがマ
ウス29を用いてダブルクリックすることにより、ステ
ップS21において、CPU21は、録画予約設定プロ
グラム83を起動する。GUI入出力制御部131は、
図8を用いて説明したGUI141に対応するデータを
HDD31から読みだしてCRT30に表示させ、ユー
ザがキーボード28もしくはマウス29を用いてメニュ
ー143から新規予約を選択したことを示す信号を受け
る。
【0075】ステップS22において、GUI入出力制
御部131は、ログメモリ123に記録されているRT
C35の修正記録を読み込む。
【0076】ステップS23において、GUI入出力制
御部131は、ステップS22において読み込んだRT
C35の修正記録を基に、最新の修正記録は、RTC3
5の設定時刻が修正されたことを示しているか否かを判
断する。
【0077】ステップS23において、最新の修正記録
は、RTC35の設定時刻が修正されなかったことを示
していると判断された場合、ステップS24において、
GUI入出力制御部131は、図9に示すGUI151
に対応するデータをHDD31から読みだしてCRT3
0に表示させる。ここでは、ユーザに、RTC35の設
定時刻が修正されていないことを示すために表示される
メッセージ154を、ユーザに分かりやすいものにする
ため、RTC35を「時計」と表現している。ユーザ
は、GUI151を確認することにより、RTC35の
設定時刻が修正されていないこと、および最終修正日を
知ることができる。
【0078】ステップS23において、最新の修正記録
は、RTC35の設定時刻が修正されたことを示してい
ると判断された場合、ステップS25において、GUI
入出力制御部131は、図14に示すGUI151に対
応するデータをHDD31から読みだしてCRT30に
表示させる。ユーザは、GUI151を確認し、メッセ
ージ154が表示されていないことから、RTC35の
設定時刻が正しく修正されていることを知ることができ
る。
【0079】ステップS26において、GUI入出力制
御部131は、図9もしくは図14に示すGUI151
の「開始時間の調整」チェックボックス155がチェッ
クされたか否かを判断する。ステップS26において、
「開始時間の調整」チェックボックス155がチェック
されていないと判断された場合、処理はステップS28
に進む。
【0080】ステップS26において、「開始時間の調
整」チェックボックス155がチェックされたと判断さ
れた場合、ステップS27において、GUI入出力制御
部131は、図15に示されるように、開始時間調整リ
ストボックス191をアクティブ(すなわち、ユーザ
が、数値の設定を入力できる状態)にする。ユーザは、
この状態において、開始時刻の調整時間を入力すること
ができ、開始時刻の調整は、例えば、1分/3分/5分
で、任意に選択可能とする。
【0081】ステップS28において、GUI入出力制
御部131は、図10に示すGUI161の「終了時間
の調整」チェックボックス165がチェックされたか否
かを判断する。ステップS26において、「終了時間の
調整」チェックボックス165がチェックされていない
と判断された場合、処理はステップS30に進む。
【0082】ステップS28において、「終了時間の調
整」チェックボックス165がチェックされたと判断さ
れた場合、ステップS29において、GUI入出力制御
部131は、図16に示されるように、延長設定リスト
ボックス201をアクティブ(すなわち、ユーザが、数
値の設定を入力できる状態)にする。ユーザは、この状
態において、終了時刻の調整時間を入力することがで
き、終了時刻の調整は、例えば、30分/60分/90
分で、任意に選択可能とする。
【0083】ステップS30において、GUI入出力制
御部131は、「決定」ボタン164が選択されたか否
かを判断する。ステップS30において、「決定」ボタ
ン164が選択されたと判断されなかった場合、「決
定」ボタン164が選択されたと判断されるまで、ステ
ップS30の処理が繰り返される。
【0084】ステップS30において、「決定」ボタン
164が選択されたと判断された場合、ステップS31
において、GUI入出力制御部131は、設定入力部1
52および設定入力部162に入力された設定を読み込
み、AVコンテンツ作成部132に出力する。AVコン
テンツ132は、入力された設定に基づいて、録画予約
を行うため情報を含んだAVコンテンツを作成し、コン
テンツデータベース92に記録する。
【0085】ステップS32において、CPU21は、
録画予約設定プログラム83を終了させて、処理が終了
する。
【0086】このようにして、ユーザは、録画予約の設
定時に、録画したい番組の開始時刻および終了時刻に対
する調整を行うことができる。すなわち、ユーザは、パ
ーソナルコンピュータ1のRTC35が示す時刻が正し
く修正されているかを確認することができるので、その
情報に基づいて、録画したい番組の開始時間よりも早く
録画が開始されるように、録画開始時刻を早める設定を
簡単に行うことができる。更に、例えば、野球放送の延
長などよって、録画したい番組の終了時間が変更される
可能性がある場合、ユーザは、その番組を最後まで録画
することができるように、録画の終了時間の延長を簡単
に設定することができる。
【0087】図6を用いて説明したRTC修正処理およ
び図13を用いて説明した録画予約設定処理において
は、RTC35の修正ができなかった場合、RTC35
の修正ができなかったことをログメモリ123に記録し
(図6のステップS9)、録画予約設定画面であるGU
I151において、RTC35が修正されていないこと
を表示した(図13のステップ24)。これに対して、
RTC35の修正ができなかった場合、ログメモリ12
3に記録されている過去の修正履歴に基づいて、RTC
35を修正するようにしてもよい。
【0088】ここで、図17のフローチャートを参照し
て、ログメモリ123に記録されている過去の修正履歴
に基づいて、RTC35を修正するようにした場合にお
ける、RTC修正処理について説明する。
【0089】ここで、ステップS41乃至ステップS4
5においては、図6におけるステップS1乃至ステップ
S5と同様の処理が行われ、CPU21は、RTC35
が示す時刻が11時55分になったと判断された場合
に、RTC修正プログラム82を起動し、修正処理部1
21は、チューナ54が3チャンネル以外の放送の受信
中でない場合は、3チャンネルの放送を受信させ、12
時の時報を監視し、12時の時報が確認できたか否かを
判断する。
【0090】ステップS45において、12時の時報が
確認できたと判断された場合、ステップS46におい
て、修正処理部121は、図6のステップS6と同様の
処理により、RTC35の設定時刻を修正し、処理はス
テップS49に進む。
【0091】ステップS45において、12時の時報が
確認できなかったと判断された場合、ステップS47に
おいて、修正処理部121は、図6のステップS8と同
様の処理により、現在時刻が12時5分か否かを判断す
る。ステップS47において、現在時刻が12時5分で
はないと判断された場合、処理は、ステップS43に戻
り、それ以降の処理が繰り返される。
【0092】ステップS47において、現在時刻が12
時5分であると判断された場合、ステップS48におい
て、修正処理部121は、ログメモリ123に記録され
ている過去の修正履歴から、最新の修正履歴を参照し、
RTC35に対して、それと同じ修正を行う。
【0093】ステップS49において、修正処理部12
1は、ステップS46もしくはステップS48において
実行されたRTC35の修正内容を、ログメモリ123
に記録する。
【0094】ステップS50において、CPU21は、
RTC修正プログラム82を終了し、処理が終了する。
【0095】ここでは、時報の検出によるRTC35の
設定時刻の修正ができなかった場合に、最新の修正履歴
を基に、RTC35の設定時刻を修正したが、例えば、
所定の日数の設定時刻の修正値を平均することなどの、
他の方法を用いて、RTC35の設定時刻の修正を行う
ようにしてもよい。
【0096】また、図17を用いて説明したRTC修正
処理を実行した場合、11時55分から12時5分まで
の間に、必ずRTC35は修正される。この場合におけ
る録画予約設定処理を、図18のフローチャートを参照
して説明する。
【0097】ステップS71において、図13のステッ
プS21と同様の処理により、CPU21は、録画予約
設定プログラム83を起動する。GUI入出力制御部1
31は、図8を用いて説明したGUI141に対応する
データをHDD31から読みだしてCRT30に表示さ
せ、ユーザがキーボード28もしくはマウス29を用い
てメニュー143から新規予約を選択したことを示す信
号を受ける。
【0098】ステップS72において、GUI入出力制
御部131は、図14に示すGUI151に対応するデ
ータをHDD31から読みだしてCRT30に表示させ
る。ここでは、図17を用いて前述したRTC修正処理
により、RTC35は、必ず修正されているため、図9
に示されるような、RTC35が修正されなかったこと
を示すメッセージ154が表示されることはない。
【0099】そして、ステップS73乃至ステップS7
9においては、図13のステップS26乃至ステップS
32と同様の処理が行われ、ユーザが入力した録画予約
の設定に基づいたAVコンテンツが作成され、コンテン
ツデータベース92に記録され、処理が終了される。
【0100】以上の処理により、例えば、12時前後に
他のチャンネルを受信していたために、時報を検出する
ことができず、RTC35の設定時刻を修正できなかっ
た場合においても、ログメモリ123に記録されている
修正履歴に基づいてRTC35の設定時刻が修正され
る。また、ユーザは、この場合においても、ログメモリ
123に記録されているRTC35の修正の履歴を、図
12を用いて説明したGUI181をCRT30に表示
させることにより確認することができるのはもちろんで
ある。
【0101】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納
媒体からインストールされる。
【0102】コンピュータにインストールされ、コンピ
ュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格
納するプログラム格納媒体は、図3に示すように、磁気
ディスク101(フロッピディスクを含む)、光ディス
ク102(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memo
ry)、DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光
磁気ディスク103(MD(Mini-Disk)を含む)、も
しくは半導体メモリ104などよりなるパッケージメデ
ィア、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格
納されるROM22や、HDD31のハードディスクな
どにより構成される。プログラム格納媒体へのプログラ
ムの格納は、必要に応じて、図4に示される1394イ
ンターフェース51などのインターフェースを介して、
ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタ
ル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用
して行われる。
【0103】なお、本明細書において、プログラム格納
媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記
載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろ
ん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的ある
いは個別に実行される処理をも含むものである。
【0104】なお、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0105】
【発明の効果】本発明の情報処理装置、情報処理方法、
およびプログラム格納媒体に格納されているプログラム
によれば、情報処理装置の動作を管理するための時刻情
報を供給し、放送波を受信し、所定の第1の時刻から第
2の時刻の間に、受信された放送波から、所定の情報を
検出し、その検出結果に基づいて、時刻情報を修正し、
時刻情報の修正結果を記録するようにしたので、ユーザ
に内蔵時計が正しく修正されたか否かを知らせたり、ユ
ーザが内蔵時計の修正履歴を確認できるようにしたり、
時刻の修正ができなかった場合、修正履歴をもとに内蔵
時計を修正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像記録再生システムの一実施の
形態を示す図である。
【図2】パーソナルコンピュータ1の構成を説明するブ
ロック図である。
【図3】画像処理ボード34の構成を示す図である。
【図4】パーソナルコンピュータ1が実行するアプリケ
ーションプログラム、ミドルウェア、およびドライバ類
の構成を説明する図である。
【図5】RTC修正プログラムを説明するための機能ブ
ロック図である。
【図6】RTC修正処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図7】録画予約設定プログラムを説明するための機能
ブロック図である。
【図8】録画予約設定プログラムが起動した場合の表示
画面を説明するための図である。
【図9】録画予約の設定画面を説明するための図であ
る。
【図10】録画予約の設定画面を説明するための図であ
る。
【図11】修正履歴を表示させる手順を説明するための
図である。
【図12】修正履歴の表示画面を説明するための図であ
る。
【図13】録画予約設定処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図14】録画予約の設定画面を説明するための図であ
る。
【図15】録画予約の設定画面を説明するための図であ
る。
【図16】録画予約の設定画面を説明するための図であ
る。
【図17】RTC修正処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図18】録画予約設定処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ, 2 アンテナ, 6,
6−1,6−1 ネットワーク, 21 CPU, 2
3 RAM, 34 画像処理ボード, 35RTC,
54 チューナ, 81 録画再生プログラム, 8
2 RTC修正プログラム, 83 録画予約設定プロ
グラム, 84 予約/時刻監視プログラム 92 コ
ンテンツデータベース, 121 修正処理部, 12
2 ログメモリ, 131 GUI入出力制御部, 1
32 AVコンテンツ作成部,141,151,16
1,181 GUI
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/44 H04N 5/44 Z 5/445 Z 5/445 G06F 1/04 351A 5/915 H04N 5/91 K (72)発明者 寺下 泰彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 木村 篤史 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 山口 信明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 2F002 AA00 AB04 BA02 BA26 BB02 BB04 BD04 EA00 EB00 EE00 EE01 EE08 EH01 FA18 GA08 GC04 5C025 AA25 BA14 BA27 BA28 CA02 CA09 CB06 DA05 5C053 FA20 FA23 FA30 GB06 GB11 JA01 JA16 JA22 KA21 KA24 LA06 LA11 5K061 AA03 DD09 FF01 JJ07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置の動作を管理するための時
    刻情報を供給する時刻情報供給手段と、 放送波の受信を制御する受信制御手段と、 前記時刻情報供給手段により供給される前記時刻情報に
    基づいて、所定の第1の時刻から第2の時刻の間に、前
    記受信制御手段により受信が制御された前記放送波か
    ら、所定の情報を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、前記時刻情報供給
    手段により供給される前記時刻情報を修正する時刻修正
    手段と、 前記時刻修正手段による前記時刻情報の修正結果を記録
    する記録手段とを備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段に記録されている前記時刻
    情報の修正結果の表示を制御する表示制御手段を更に備
    えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記時刻修正手段は、前記検出手段によ
    り前記所定の情報が検出された場合に、前記時刻情報供
    給手段により供給される前記時刻情報を修正し、 前記表示制御手段は、前記時刻修正手段が前記第1の時
    刻から前記第2の時刻の間に、前記時刻情報の修正がで
    きなかった場合、前記時刻情報の修正ができなかったこ
    とを知らせるメッセージの表示をさらに制御することを
    特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記時刻修正手段は、前記検出手段が前
    記第1の時刻から前記第2の時刻の間に、前記所定の情
    報の検出ができなかった場合、前記記録手段に記録され
    ている前記時刻情報の修正結果を基に前記時刻情報供給
    手段が供給する前記時刻情報を修正することを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 情報処理装置の動作を管理するための時
    刻情報を供給する時刻情報供給ステップと、 放送波の受信を制御する受信制御ステップと、 前記時刻情報供給ステップの処理により供給される前記
    時刻情報に基づいて、所定の第1の時刻から第2の時刻
    の間に、前記受信制御ステップの処理により受信が制御
    された前記放送波から、所定の情報を検出する検出ステ
    ップと、 前記検出ステップの処理による検出結果に基づいて、前
    記時刻情報供給ステップの処理により供給される前記時
    刻情報を修正する時刻修正ステップと、 前記時刻修正ステップの処理による前記時刻情報の修正
    結果の記録を制御する記録制御ステップとを含むことを
    特徴とする情報処理方法。
  6. 【請求項6】 情報処理装置の動作を管理するための時
    刻情報を供給する時刻情報供給ステップと、 放送波の受信を制御する受信制御ステップと、 前記時刻情報供給ステップの処理により供給される前記
    時刻情報に基づいて、所定の第1の時刻から第2の時刻
    の間に、前記受信制御ステップの処理により受信が制御
    された前記放送波から、所定の情報を検出する検出ステ
    ップと、 前記検出ステップの処理による検出結果に基づいて、前
    記時刻情報供給ステップの処理により供給される前記時
    刻情報を修正する時刻修正ステップと、 前記時刻修正ステップの処理による前記時刻情報の修正
    結果の記録を制御する記録制御ステップとを含むことを
    特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが
    記録されているプログラム格納媒体。
JP2000025912A 2000-02-03 2000-02-03 情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体 Withdrawn JP2001216048A (ja)

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