JP2001215604A - カメラ用自動レリーズ装置及び自動撮影システム - Google Patents

カメラ用自動レリーズ装置及び自動撮影システム

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JP2001215604A
JP2001215604A JP2000025330A JP2000025330A JP2001215604A JP 2001215604 A JP2001215604 A JP 2001215604A JP 2000025330 A JP2000025330 A JP 2000025330A JP 2000025330 A JP2000025330 A JP 2000025330A JP 2001215604 A JP2001215604 A JP 2001215604A
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JP
Japan
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camera
signal
release device
photographing
automatic
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JP2000025330A
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English (en)
Inventor
Fumio Ikeuchi
史夫 池内
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Ricoh Microelectronics Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Microelectronics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Microelectronics Co Ltd filed Critical Ricoh Microelectronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影対象の動きに応じたタイミングで自動的
に汎用カメラをレリーズさせることで、該撮影対象を自
動的に撮影することができる自動撮影システム及び該シ
ステムを安価に構築可能なカメラ用レリーズ装置を提供
することである。 【解決手段】 リモコンレリーズ装置20は、プレーヤ
ーP1を撮影する汎用のデジタルスチルカメラ10を外
部からレリーズさせることが可能であり、該カメラのレ
リーズ端子に接続したケーブル2によって接続されてい
る。このレリーズ装置には、プレーヤーの存在を検知す
る赤外線センサと、インパクトの瞬間の音波を検知する
音波検知センサとが設けられ、プレーヤーを検知した後
に音を検知することで上記カメラにレリーズ信号が出力
される。これにより、汎用カメラを用いても、人手を介
さずに自動的に撮影することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラ又
はアナログカメラ等の汎用カメラを外部からレリーズす
るカメラ用自動レリーズ装置、及び該汎用カメラと該カ
メラ用自動レリーズ装置で構成される自動撮影システム
に係り、詳しくは、撮影対象の動きに応じたタイミング
で該撮影対象を自動的に撮影するものに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】撮影対象の動きに応じたタイミングで該
撮影対象を自動的に撮影する自動撮影システムは、ゴル
フスイングやバットスイングのインパクトの瞬間を検知
してスイングフォーム等を撮影したり、無断侵入者を検
知して該侵入者を撮影したりする等に広く利用されてい
る。
【0003】ゴルフのスイングフォーム等を撮影する自
動撮影システムは、種々提案されている。例えば、特開
平7−204306号公報には、ゴルフボール等をゴル
フクラブにより打撃するプレーヤーを含む領域を毎秒所
定コマ数ずつの割合で撮影する撮像手段で撮像した複数
の画像の中から、インパクトの瞬間の前後の画像を抽出
して出力するゴルフスイング分析用画像処理装置が開示
されている。この画像処理装置は、上記撮像手段で撮像
した各コマの画像信号を順次画像記憶手段に記憶し、こ
れら画像信号の中から、検知手段によりインパクトの瞬
間を検知して生成されたトリガ信号の入力タイミングに
応じて、その前後の所定コマ数分だけ抽出する。そし
て、抽出した画像信号を時系列順に並べて出力する。こ
の画像処理装置によれば、プレーヤーによるゴルフクラ
ブのテークバックからフォロースルーに至るまでの一連
のスイング動作についての所定コマ数分の画像信号を人
手を介さずに自動的に得ることが可能になる。したがっ
て、ゴルフスイングのチェックを効果的に行うことがで
きる。
【0004】また、撮影対象の動きに応じたタイミング
で該撮影対象を自動的に撮影する自動撮影システムとし
て、無断侵入者を検知して該無断侵入者を撮影する防犯
対策用の自動撮影システムも知られている。例えば、特
開平6−67266号公報に開示された防犯カメラ装置
が知られている。この防犯カメラ装置は、複数の検知ゾ
ーンを備えた赤外線センサによって侵入者を検知し、そ
の検知結果に基づいて各検知ゾーンの侵入者の行動をカ
メラで自動的に撮影するものである。この防犯カメラ装
置は、カメラを含む各構成部品を保護ケース内に一体的
に収納された構成であり、また、主に企業等の大規模な
警備システムに利用されることを目的としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ゴルフ
スイング分析用画像処理装置や上記防犯カメラ装置など
の自動撮影システムは、これら各装置のもつ機能を最大
限に発揮させるのに特化した専用の部品で構成されるこ
とが多い。そのため、これら自動撮影システムを構築す
るのにはコストがかかり、一般消費者が気軽に購入して
利用されることはほとんどない。
【0006】ところで、近年、デジタルカメラやアナロ
グカメラ等の汎用カメラは、技術の進展に伴って高性能
で安価になった結果、レジャーやスポーツの際の写真撮
影に利用されることが多く、一般の消費者に広く普及さ
れるに至っている。特に、非常に安価で手軽に入手でき
る使い捨てカメラ等は既に一般化している。また、撮影
対象の動きを検知する動作検知手段として用いる赤外線
センサなども一般に知られている。しかし、従来では、
これらをつなぐインターフェースがなかったため、この
ような汎用カメラを用いて、上記ゴルフスイング分析用
画像処理装置や上記防犯カメラ装置などのような、撮影
対象の動きに応じたタイミングで該撮影対象を自動的に
撮影する自動撮影システムを安価に構築することができ
なかった。
【0007】また、特にゴルフのスイングフォーム等を
撮影する自動撮影システムのようにゴルフのスイングフ
ォームやクラブヘッドのインパクトの瞬間を詳細に撮影
する大掛かりな装置は、ゴルフショップやスポーツ用品
店等に据え置きで設置されている。しかし、ゴルフ愛好
家には、実際のゴルフコースでのショットの瞬間を気軽
に撮影したいというニーズもある。このようなニーズに
応えるため、特開平10−201898号公報には、専
用の可搬型撮影装置が開示されているが、実用化は見な
い。
【0008】また、上述のような汎用のカメラを用いて
ゴルフコースでのショットの瞬間を撮影できれば、ゴル
フ愛好家のニーズにも応えることができる。しかし、こ
のような汎用カメラを用いて撮影する場合、プレーヤー
以外の人が撮影者となって撮影する必要があるため、プ
レーヤーは撮影者が前にくると緊張して普段のスイング
ができない場合も多い。更に、撮影者の操作でシャッタ
のタイミングが決まるため、最適なシャッタタイミング
を逃してしまうことも多い。
【0009】本発明は、このような背景に鑑みなされた
ものであり、第1の目的は、撮影対象の動きに応じたタ
イミングで自動的に汎用カメラをレリーズさせること
で、該撮影対象を自動的に撮影することができ、ゴルフ
スイング等を撮影する用途に使用する場合には撮影対象
であるプレーヤーに撮影者を意識させずに撮影できる安
価な自動撮影システムを構築可能であり、かつ、シャッ
タタイミングを確実に捕らえて正確なレリーズ制御が可
能なカメラ用レリーズ装置を提供することである。ま
た、第2の目的は、汎用カメラを用いて、撮影対象の動
きに応じたタイミングで該撮影対象を自動的に撮影する
ことができ、安価に構築可能であって、シャッタタイミ
ングを確実に捕らえて正確なレリーズ制御が可能で、ゴ
ルフスイング等を撮影する用途に使用する場合には撮影
対象であるプレーヤーに撮影者を意識させずに撮影で
き、自動撮影システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1乃至7の発明は、撮影対象を撮影す
るカメラを外部からレリーズさせるカメラ用自動レリー
ズ装置において、上記撮影対象の動作を検知する動作検
知手段と、該動作検知手段から出力された動作検知信号
に基づいて、上記カメラをレリーズさせるレリーズ信号
を出力するレリーズ信号出力手段と、該レリーズ信号を
該カメラに出力することが可能な出力インターフェース
とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】このカメラ用自動レリーズ装置は、ゴルフ
スイングをするプレーヤーや無断侵入者等の撮影対象が
所定の動作を行ったとき、その動作を上記動作検知手段
によって検知する。そして、この動作検知手段から出力
される動作検知信号が上記レリーズ信号出力手段に入力
されると、該レリーズ信号出力手段からレリーズ信号が
出力される。このレリーズ信号は、上記出力インターフ
ェースを介して当該カメラ用自動レリーズ装置本体とは
別体に設けられたカメラに出力される。これにより、撮
影対象の動きに応じたタイミングで該撮影対象を自動的
に撮影できない汎用カメラを用いても、該撮影対象の動
作に応じたタイミングで該撮影対象を自動的に撮影させ
ることができる。尚、当該カメラ用自動レリーズ装置の
レリーズ制御対象であるカメラは、撮影対象が上記動作
検知手段によって検知される所定の動作を行ったとき
に、該撮影対象が存在する位置に合わせて配置される。
【0012】また、汎用カメラを用いてスイングフォー
ム等を撮影する場合には、人的操作によってレリーズし
なければならないため他者の助けが必要となり、また、
人的操作ではインパクトの瞬間のような一瞬の時間を正
確に捕えるのは極めて困難であったが、このように撮影
対象の所定の動作を検知してそれに応じたタイミングで
自動的に撮影できるため、所定のシャッタタイミングを
確実に捕えることができる。
【0013】外部からのレリーズ信号を入力するための
外部入出力端子がレリーズ制御対象であるカメラに設け
られている場合には、上記レリーズ信号出力手段は、該
カメラの規格に応じたレリーズ信号を出力するように構
成される。また、このような外部入出力端子が設けられ
ていない使い捨てカメラ等のアナログカメラの場合に
は、例えば、上記レリーズ信号出力手段から上記出力イ
ンターフェースを介して出力されるレリーズ信号に基づ
いて該カメラのレリーズボタンを押下する押下装置を該
カメラに装着するようにする。また、当該カメラ用自動
レリーズ装置の出力インターフェースと上記カメラとの
間の信号通信方法は、例えば、ケーブル接続等による有
線通信であっても、赤外線等による無線通信であっても
よい。
【0014】また、請求項2の発明は、請求項1のカメ
ラ用自動レリーズ装置において、上記動作検知手段を、
互いに異なる動作を行う撮影対象の動作を検知する複数
の動作検知部で構成し、該複数の動作検知部から出力さ
れる動作検知信号の中から、上記レリーズ信号を出力さ
せるための動作検知信号を選択する選択手段を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0015】このカメラ用自動レリーズ装置において
は、上記選択手段によって、複数の動作検知部から出力
される動作検知信号の中からレリーズ信号の出力のため
に用いるものを選択し、選択した動作検知信号に基づい
てレリーズ信号を出力する。このカメラ用自動レリーズ
装置を、例えば、スイング動作をしているプレーヤーと
無断侵入者のように、互いに異なる動作を行う撮影対象
の動作を検知して撮影するような複数の用途に使用する
場合には、それぞれに適した動作検知部を用意しておく
ことで、撮影対象の所定の動作を的確に検知することが
可能となる。そして、各用途の撮影に適した動作検知部
からの動作検知信号を選択することができるので、撮影
対象の所定の動作を的確に検知することができる。した
がって、互いに異なる動作を行う撮影対象を撮影する場
合であっても、それぞれの撮影対象を正確なタイミング
で撮影することが可能となる。
【0016】また、請求項3の発明は、請求項2のカメ
ラ用自動レリーズ装置において、上記複数の動作検知部
の少なくとも一部は、互いに異なる検知方法で上記撮影
対象の動作を検知することを特徴とするものである。
【0017】このカメラ用自動レリーズ装置において
は、互いに異なる検知方法を用いて撮影対象の動作を検
知する動作検知部が設けられているので、互いに全く異
なる動作を行う撮影対象の動作を検知する場合にも、そ
れぞれの撮影対象の動作に適した検知方法で検知するこ
とが可能であり、より的確に撮影対象の動作を検知する
ことができる。したがって、互いに全く異なる動作を行
う撮影対象を撮影する場合であっても、それぞれの撮影
対象を正確なタイミングで撮影することが可能となる。
【0018】また、請求項4の発明は、請求項2又は3
のカメラ用自動レリーズ装置において、上記複数の動作
検知部の少なくとも一部を、当該カメラ用自動レリーズ
装置本体とは別体に構成し、該別体に構成された動作検
知部から出力される動作検知信号を入力することが可能
な入力インターフェースを設けたことを特徴とするもの
である。
【0019】このカメラ用自動レリーズ装置において
は、当該装置本体とは別体に構成された動作検知部を有
するので、該動作検知部のみを当該装置本体の入力イン
ターフェースを介して接続可能な別個の装置として構成
することができる。このように構成することにより、互
いに異なる動作を行う撮影対象の動作を検知する場合
に、それぞれの撮影対象の動作に適した上記動作検知部
を上記入力インターフェースに接続することで、その撮
影対象の所定の動作を的確に検知することができる。し
たがって、当該カメラ用自動レリーズ装置自体にその撮
影対象の動作に適した動作検知部が設けられていなくて
も、互いに異なる動作を行う撮影対象を所定のタイミン
グで正確に撮影することが可能となる。また、当該カメ
ラ用自動レリーズ装置を設置できない環境、例えば、水
中や当該装置よりも狭い空間においても、当該装置を設
置したい場合があるが、このような場合であっても、該
環境下に設置可能な動作検知部を上記入力インターフェ
ースに接続することで、その撮影対象の所定の動作を検
知することもできる。
【0020】また、請求項5の発明は、請求項1、2、
3又は4のカメラ用自動レリーズ装置において、上記撮
影対象の存在を検知する存在検知手段を設け、上記レリ
ーズ信号出力手段は、該存在検知手段から出力される存
在検知信号を受信した後に受信した動作検知信号に基づ
いて上記レリーズ信号を出力することを特徴とするもの
である。
【0021】このカメラ用自動レリーズ装置において
は、上記存在検知手段によって撮影対象の存在を検知し
てから、所定の動作を行ったときの撮影対象を撮影する
ことができる。これにより、撮影対象が存在しないにも
かかわらず上記動作検知手段が誤検知してしまうのを軽
減することができる。具体的には、例えば、ゴルフのス
イング動作中におけるインパクトの瞬間の音を検知して
スイングフォーム等を撮影する場合、存在検知手段とし
ての赤外線センサ等によってアドレスをとっているプレ
ーヤーの存在を検知してからでないとレリーズ信号が出
力されないので、インパクトの瞬間の動作を行ったとき
の該プレーヤーのスイングフォームを確実に撮影するこ
とができる。よって、プレーヤーがいないにもかかわら
ず雑音が検知されて上記カメラを誤ってレリーズさせて
しまう不具合を軽減することができる。
【0022】また、請求項6の発明は、請求項5のカメ
ラ用自動レリーズ装置において、上記存在検知手段が、
当該カメラ用自動レリーズ装置本体とは別体に構成され
た存在検知部を有し、該存在検知部から出力される存在
検知信号を入力することが可能な入力インターフェース
を設けたことを特徴とするものである。
【0023】このカメラ用自動レリーズ装置において
は、当該装置本体とは別体に構成された存在検知部を有
するので、該存在検知部のみを当該装置本体の入力イン
ターフェースを介して接続可能な別個の装置として構成
することができる。このように構成することにより、当
該カメラ用自動レリーズ装置自体に存在検知部を設けな
くても、必要に応じて別体の存在検知部を接続すること
で、上記動作検知手段の誤検知を軽減することができ
る。また、存在検知部が装置自体に設けられていたとし
ても、撮影対象の存在検知に適した他の存在検知部を利
用することも可能となる。また、当該カメラ用自動レリ
ーズ装置を設置できない環境、例えば、水中や当該装置
よりも狭い空間においても、当該装置を設置したい場合
があるが、このような場合であっても、該環境下に設置
可能な存在検知部を上記入力インターフェースに接続す
ることで、その撮影対象の存在を検知することもでき
る。
【0024】また、請求項7の発明は、請求項5又は6
のカメラ用自動レリーズ装置において、上記存在検知信
号に基づいて、上記カメラの焦点を自動的に調節させる
焦点信号を出力する焦点信号出力手段と、該焦点信号を
該カメラに出力することが可能な出力インターフェース
とを設けたことを特徴とするものである。
【0025】このカメラ用自動レリーズ装置において
は、上記存在検知手段による撮影対象の存在の検知によ
ってカメラの焦点を調節した後、撮影対象が所定の動作
を行ったときに該カメラをレリーズさせることができ
る。尚、上記カメラに外部からの焦点信号を入力するた
めの入力インターフェースがある場合には、上記焦点信
号出力手段は、該カメラの規格に応じた焦点信号を出力
するように構成される。
【0026】上記第2の目的を達成するために、請求項
8の発明は、外部からの信号に基づいて撮影動作を制御
可能なカメラと、該カメラの外部から上記撮影動作を制
御する信号を出力するレリーズ装置と、該レリーズ装置
から出力される信号を該カメラに伝達するための信号伝
達手段とを有する自動撮影システムにおいて、上記レリ
ーズ装置として、請求項1、2、3、4、5、6又は7
のカメラ用自動レリーズ装置を用いたことを特徴とする
ものである。
【0027】この自動撮影システムは、外部からのレリ
ーズ信号や焦点信号等の信号を入力するための入力イン
ターフェースが設けられているカメラに該信号を出力す
るレリーズ装置として、請求項1、2、3、4、5、6
又は7のカメラ用自動レリーズ装置を用いる。これによ
り、上記カメラとして、撮影対象の動きに応じたタイミ
ングで該撮影対象を自動的に撮影できないような汎用カ
メラを用いることができ、このような汎用カメラを用い
て、撮影対象の動作に応じたタイミングで該撮影対象を
自動的に撮影することができる。また、このように撮影
対象の所定の動作を検知してそれに応じたタイミングで
自動的に撮影できるため、所定のシャッタタイミングを
確実に捕えることができる。
【0028】また、請求項9の発明は、撮影対象を撮影
するカメラと、該カメラの外部から該カメラの撮影動作
を制御する信号を出力するレリーズ装置と、該レリーズ
装置から出力される信号に基づいて該カメラの撮影動作
を制御可能な撮影動作制御手段と、該レリーズ装置から
出力される信号を該撮影動作制御手段に伝達するための
信号伝達手段とを有する自動撮影システムにおいて、上
記レリーズ装置として、請求項1、2、3、4、5、6
又は7のカメラ用自動レリーズ装置を用いたことを特徴
とするものである。
【0029】この自動撮影システムは、レリーズ信号や
焦点信号等の撮影動作を制御する信号を入力するための
入力インターフェースが設けられていない使い捨てカメ
ラ等のカメラに上記撮影動作制御手段を取り付け、請求
項1、2、3、4、5、6又は7のカメラ用自動レリー
ズ装置から出力されるレリーズ信号等を上記信号伝達手
段を介して該撮影動作制御手段に出力する。この撮影動
作制御手段は、そのレリーズ信号等に基づいて該カメラ
の撮影動作を制御し、該カメラをレリーズさせる。これ
によれば、上記カメラとして、撮影対象の動きに応じた
タイミングで該撮影対象を自動的に撮影できず、しかも
外部からの信号を入力するための入力インターフェース
が設けられていないないような汎用カメラを用いて、撮
影対象の動作に応じたタイミングで該撮影対象を自動的
に撮影することができる。また、請求項8と同様に、所
定のシャッタタイミングを確実に捕え、汎用カメラを防
犯カメラとして利用することもできる。
【0030】請求項8及び9における信号伝達手段とし
ては、ケーブル等の有線通信によるものでも、電波や赤
外線等の無線通信によるものであってもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明をゴルフのスイング
フォームの撮影、無断侵入者の撮影など、互いに動作が
異なる撮影対象を撮影可能な自動撮影システムに適用し
た実施形態について説明する。まず、本実施形態に係る
自動撮影システム全体の構成について説明する。図1
は、ゴルフのスイングフォームを撮影する使用形態にお
ける自動撮影システム1の概略構成図である。この自動
撮影システム1は、カメラとしての汎用のデジタルスチ
ルカメラ10と、カメラ用自動レリーズ装置としてのリ
モコンレリーズ装置20と、該デジタルスチルカメラと
該リモコンレリーズ装置とを接続する信号伝達手段とし
てのケーブル2とから構成されている。この自動撮影シ
ステム1は、プレーヤーP1がゴルフクラブ5をスイン
グしたときに、該ゴルフクラブのヘッドがゴルフボール
Bに衝突するインパクトの瞬間のスイングフォームを自
動的に撮影するものである。
【0032】上記デジタルスチルカメラ10は、三脚3
に取り付けられており、ティー4にセットされた状態の
ゴルフボールBを打撃するプレーヤーP1を含む領域
を、そのプレーヤーP1の正面方向から撮影するように
配置されている。ここでは、デジタルスチルカメラ10
を、プレーヤーP1の正面方向から撮影するように配置
しているが、該プレーヤーの背面方向や頭上方向など他
の方向から撮影するように配置してもよい。また、上記
リモコンレリーズ装置20は、レリーズ信号及び焦点信
号を出力するための出力インターフェースとしての出力
端子32に接続されたケーブル2によって、該デジタル
スチルカメラに接続されている。
【0033】次に、上記自動撮影システム1を構成する
デジタルスチルカメラ10の構成及び動作について説明
する。図2は、上記デジタルスチルカメラ10の概略構
成を示すブロック図である。このデジタルスチルカメラ
10は、いわゆる汎用のデジタルカメラであって、撮影
対象となるプレーヤーP1の姿を、撮影レンズや絞り等
の光学系11により撮像素子であるCCD12に結像
し、該CCDから出力された画像データを記録素子であ
る半導体メモリ13に一旦記録する。また、この半導体
メモリ13には、当該デジタルスチルカメラ10内に設
けられた制御手段であるCPU14に接続されている。
このCPU14は、上記半導体メモリ13の制御や撮影
動作など、当該デジタルスチルカメラ10全体の制御を
行うとともに、該半導体メモリに記録された画像データ
の処理も行っている。また、このCPU14は、レリー
ズ動作にあわせてストロボ15を動作させる制御も行っ
ている。
【0034】上記CPU14には、撮影対象のデフォー
カス量を検出して該デフォーカス量が0になるように上
記光学系11に設けられた撮影レンズの焦点調節レンズ
を駆動する自動焦点調節制御も行っている。この自動焦
点調節制御は、レリーズボタン16が半押し状態にさ
れ、該レリーズボタンから焦点信号ラインL1を通じて
出力された焦点信号が上記CPU14に入力されること
により開始される。また、上記レリーズボタン16が半
押し状態から更に押し込まれると、又はいきなり押し込
まれると、該レリーズボタンからレリーズ信号が出力さ
れる。このレリーズ信号がレリーズ信号ラインL2を通
じて上記CPU14に入力されると、該CPUは所定の
レリーズ制御を行う。これにより、光学系11及びCC
D12によって得られた画像データが半導体メモリ13
に記録されることで、撮影対象が撮影される。尚、本実
施形態では、撮影対象の動作が速いため、上記デジタル
スチルカメラ10のシャッタスピードを極力短い時間に
設定するのが好ましい。
【0035】また、上記デジタルスチルカメラ10に
は、外部からのレリーズ信号や焦点信号等の信号を入力
するための入力インターフェースである外部入出力端子
17が設けられている。この外部入出力端子17は、R
S232C、USB、IEEE1394等の規格に対応
したものが使用されており、該外部入出力端子には上記
ケーブル2が接続されている。このケーブル2から入力
される焦点信号及びレリーズ信号は、上記レリーズボタ
ン16から伸びる焦点信号ラインL1及びレリーズ信号
ラインL2を通じてそれぞれ上記CPU14に送られ
る。ここで、焦点信号が上記外部入出力端子17を介し
て入力された場合、上記CPU14は、上記レリーズボ
タン16が半押し状態にされたときと同じように自動焦
点調節制御を行う。また、レリーズ信号が上記外部入出
力端子17を介して入力された場合には、上記レリーズ
ボタン16が押し込んだ状態にされたときと同じように
レリーズ制御を行う。
【0036】次に、上記デジタルスチルカメラ10にケ
ーブル2を介して接続された、本発明の特徴部分である
リモコンレリーズ装置20の構成について説明する。図
3は、上記リモコンレリーズ装置20の外観を示す斜視
図である。このリモコンレリーズ装置20は、撮影対象
の動作を検知して動作検知信号を出力する動作検知手段
を構成する音波検知センサ21及び赤外線センサ22が
設けられている。音波検知センサ21は、装置箇体の前
方側面に設けられており、赤外線センサ22は、該前方
側面の上部に設けられた前方斜め上方に面した前方斜面
に設けられている。上記音波検知センサ21としては、
可聴帯域の音を集音できるマイクや、超音波帯域の音波
を受波できる超音波センサなどを用いることができる。
【0037】また、上記音波検知センサ21が設けられ
た前方側面には、当該リモコンレリーズ装置20と別体
に構成された図示しない動作検知部又は存在検知部を接
続可能な入力インターフェースとしての入力端子23も
設けられている。更に、上記リモコンレリーズ装置20
の上面には、利用者に対して撮影動作モードを表示する
表示手段としての表示パネル30と、該撮影動作モード
を選択するための選択手段を構成する操作ボタン31が
設けられている。尚、これら表示パネル30及び操作ボ
タン31の機能を併せ持ったタッチパネルを用いてもよ
い。また、上記リモコンレリーズ装置20の背面に設け
られた出力端子32は、上記デジタルスチルカメラ10
の外部入出力端子17と同様に、RS232C、US
B、IEEE1394等の規格に対応している。
【0038】図4は、上記リモコンレリーズ装置20の
概略構成を示すブロック図である。上記リモコンレリー
ズ装置20の内部には、上記音波検知センサ21から出
力されるアナログ信号のレベルが所定の閾値を超えたと
きに信号を出力する第1検知回路24と、上記赤外線セ
ンサ21から出力されるアナログ信号のレベルが所定の
閾値を超えたときに信号を出力する第2検知回路25
と、上記入力端子23から入力される信号に応じて信号
を出力する第3検知回路26とが設けられている。
【0039】上記リモコンレリーズ装置20には、更
に、レリーズ信号を生成して出力するレリーズ信号出力
手段、及び焦点信号を生成して出力する焦点信号出力手
段として機能する信号出力部27と、上記操作ボタン3
1を介して指示された撮影動作モードに従って該信号出
力部や上記表示パネル30等を制御するCPU28とが
設けられている。また、上記リモコンレリーズ装置20
には、当該装置によってレリーズ制御又は自動焦点調節
制御可能な汎用カメラの種類に応じたレリーズ信号及び
焦点信号を記録したメモリ29が設けられている。この
リモコンレリーズ装置20は、上記出力端子32に接続
されたケーブル2を介して接続されるカメラの種類を、
上記表示パネル30及び上記操作ボタン31を操作する
ことにより又は自動的に認識する。そして、上記CPU
28は、認識したカメラの種類に応じたレリーズ信号及
び焦点信号を出力するように、上記信号出力部27を制
御する。尚、上記メモリ29に記録されたデータは、カ
メラの種類に応じて書換可能であるのが望ましい。
【0040】上記リモコンレリーズ装置20には、5つ
の撮影動作モードが用意されており、上記表示パネル3
0の表示を見て上記操作ボタン31を操作することによ
り、その使用態様に適した撮影動作モードを選択するこ
とができる。具体的には、操作ボタン31により撮影動
作モードが選択されると、その制御信号が上記CPU2
8に送られ、該CPUはその撮影動作モードに応じて上
記信号出力部27を制御する。以下、各撮影動作モード
におけるリモコンレリーズ装置20の動作について説明
する。
【0041】第1モードは、主に、図1に示したような
ゴルフのスイングフォームを撮影する使用態様に適した
撮影動作モードである。この第1モードにおいては、上
記音波検知センサ21及び第1検知回路24を動作検知
手段として使用し、上記赤外線センサ22及び第2検知
回路を、撮影対象の存在を検知して存在検知信号を出力
する存在検知手段として使用する。
【0042】図1に示したように設置された自動撮影シ
ステム1において、プレーヤーP1がゴルフボールBに
対してアドレスをとると、上記赤外線センサ22は撮影
対象であるプレーヤーP1からの赤外線を感知し、該赤
外線センサからアナログ信号が出力され、該アナログ信
号は上記第2検知回路25に入力される。この第2検知
回路25では、上記アナログ信号のレベルが所定の閾値
を超えた場合に存在検知信号を出力する。この存在検知
信号が上記信号出力部27に入力されると、上記CPU
28の制御の下、該信号出力部は焦点信号を出力する。
この焦点信号は、レリーズ制御対象のカメラの種類に応
じて予め設定された焦点信号を上記メモリ29から読み
出して出力される。この焦点信号は、上記出力端子32
から上記ケーブル2を介して、上記デジタルスチルカメ
ラ10の外部入出力端子17に入力される。そして、こ
のデジタルスチルカメラ10は、上記焦点信号に従って
自動焦点調節制御を行い、プレーヤーP1に焦点を合わ
せる。
【0043】一方、上記存在検知信号が入力された信号
出力部27は、レリーズ信号を出力することが可能とな
る。そして、ゴルフクラブ5とゴルフボールBとのイン
パクトの瞬間に発生する音波が上記音波検知センサ21
によって検知されると、該音波検知センサからアナログ
信号が出力され、該アナログ信号は上記第1検知回路2
4に入力される。この第1検知回路24では、上記アナ
ログ信号のレベルが所定の閾値を超えた場合に動作検知
信号を出力する。この動作検知信号が上記信号出力部2
7に入力されると、上記CPU28の制御の下、該信号
出力部はレリーズ信号を出力する。このレリーズ信号
は、レリーズ制御対象のカメラの種類に応じて予め設定
されたレリーズ信号を上記メモリ29から読み出して出
力される。このレリーズ信号は、上記出力端子32から
上記ケーブル2を介して、上記デジタルスチルカメラ1
0の外部入出力端子17に入力される。そして、このデ
ジタルスチルカメラ10は、このレリーズ信号に従って
レリーズ動作を行い、プレーヤーP1のスイングフォー
ムを撮影する。
【0044】上記音波検知センサ21による音波の検知
において、音波は約340m/sで伝播するが、ゴルフ
のスイング速度もかなり速いため、上記リモコンレリー
ズ装置20は上記ティー4のなるべく近くに配置するの
が好ましい。このとき、なるべくプレーヤーP1のプレ
ーを妨げないように配置する。スイング速度が180k
m/h(=50m/s)の場合における、ティー4から
音波検知センサ21までの距離と、ゴルフクラブ5のヘ
ッドが撮影されるまでにインパクト地点から移動する距
離との関係を、次の表1に示す。尚、参考として、この
表1には、インパクト音が音波検知センサ21に到達す
るまでの時間も示す。
【0045】
【表1】
【0046】また、ゴルフボールBとゴルフクラブ5と
のインパクト時に発生する音波の音圧はかなり大きいと
想定されるため、上記第1検知回路24が動作検知信号
を出力するための閾値を高くして、雑音による誤動作を
低減するのが好ましい。
【0047】この第1モードによれば、上記赤外線セン
サ22に接続する第2検知回路25から存在検知信号が
出力されない限り、上記リモコンレリーズ装置20から
レリーズ信号は出力されない。したがって、プレーヤー
P1がいないときに上記音波検知センサ21によって検
知された音波により、上記デジタルスチルカメラ10が
誤ってレリーズしてしまうことを防止することができ
る。
【0048】次に、第2モードについて説明する。この
第2モードも、主に、ゴルフのスイングフォームを撮影
する使用態様に適した撮影動作モードである。この第2
モードにおいては、上記音波検知センサ21の代わり
に、図5に示すような、当該リモコンレリーズ装置20
とは別体に構成された動作検知部としての磁気センサ3
3を用いて上記動作検知手段を構成している。尚、上記
赤外線センサ22は、上記第1モードと同様に存在検知
手段として使用する。
【0049】上記磁気センサ33は、プレーヤーP1が
スイングするゴルフクラブ5のヘッド部分に貼られた磁
石テープ34により磁界が乱されたときに発生する誘導
起電力を出力する。この磁気センサ33は、ケーブル3
3aを介して、上記リモコンレリーズ装置20の入力端
子23に接続されている。また、この第2モードが選択
されると、リモコンレリーズ装置20は、上記音波検知
センサ21を使用不可の状態する。
【0050】図5に示す自動撮影システムにおいて、プ
レーヤーがゴルフボールBに対してアドレスをとると、
上記第1モードと同様に、上記赤外線センサ22が撮影
対象であるプレーヤーを検知し、上記第2検知回路25
から存在検知信号が出力される。この存在検知信号を受
け取った信号出力部27は、所定の焦点信号を出力し、
該焦点信号は、上記出力端子32からケーブル2を介し
て上記デジタルスチルカメラ10に入力されて、プレー
ヤーP1に焦点が合わせられる。
【0051】一方、上記存在検知信号が入力された信号
出力部27は、レリーズ信号を出力することが可能とな
る。そして、高速に移動するゴルフクラブ5のヘッドに
貼り付けられた磁石テープ34によって、上記磁気セン
サ33内のコイルに誘導起電力が発生すると、そのアナ
ログ信号が上記第3検知回路26に入力される。この第
3検知回路26では、上記アナログ信号のレベルが所定
の閾値を超える信号レベルに達した場合に動作検知信号
を出力する。この動作検知信号が上記信号出力部27に
入力されると、該信号出力部から所定のレリーズ信号を
出力される。そして、このレリーズ信号が上記出力端子
32からケーブル2を介して上記デジタルスチルカメラ
10に入力されることで、該デジタルスチルカメラ10
により、プレーヤーP1のスイングフォームが撮影され
る。
【0052】この第2モードによれば、上記磁気センサ
33が所定値を超える誘導起電力を発生させたときに上
記第3検知回路26から動作検知信号が出力されるの
で、該第3検知回路が動作検知信号を出力するための閾
値を調節したり、該磁気センサの設置場所を変更したり
することで、インパクトの瞬間よりも前あるいは後に該
動作検知信号を出力させることができる。したがって、
インパクトの直前やインパクトの直後などのスイングフ
ォームを撮影することも可能となる。
【0053】次に、第3モードについて説明する。この
第3モードは、主に、例えば閉店後の店内に無断で侵入
した無断侵入者を撮影する防犯カメラシステムとしての
使用態様に適した撮影動作モードである。この第3モー
ドにおいては、上記赤外線センサ22を用いて動作検知
手段を構成し、上記音波検知センサ21及び入力端子2
3は使用しない。
【0054】図6は、商店が閉店した後に該商店の店内
に無断で侵入した無断侵入者P2を撮影する使用形態に
おける自動撮影システム1の概略構成図である。この自
動撮影システム1の構成は、上記図1に示したものと同
じであるが、この自動撮影システムでは、無断侵入者P
2が地点Aを通過したときに、該無断侵入者を自動的に
撮影するものである。
【0055】デジタルスチルカメラ10は、店内にある
棚の上に載せられており、上記地点A付近の領域を、無
断侵入者P2が正面に向くと予測される方向から撮影す
るように配置されている。ここでは、デジタルスチルカ
メラ10を、棚の上に配置しているが、三脚を用いて配
置したり、無断侵入者P2を斜め上方から撮影できるよ
うに壁面等に取り付けて配置したりしてもよい。また、
上記リモコンレリーズ装置20は、上記赤外線センサ2
2の感知ゾーンが上記地点Aの上方付近となるように配
置される。
【0056】この自動撮影システム1において、無断侵
入者P2が店内に侵入し、上記地点Aに差し掛かると、
上記赤外線センサ22が撮影対象である無断侵入者P2
からの赤外線を感知し、該赤外線センサからアナログ信
号が出力され、該アナログ信号は上記第2検知回路25
に入力される。そして、このアナログ信号が第2検知回
路25の閾値よりも大きい信号レベルに達したとき、該
第2検知回路から動作検知信号が出力される。この動作
検知信号が上記信号出力部27に入力されると、該信号
出力部は所定のレリーズ信号を出力し、該レリーズ信号
は、上記出力端子32から上記ケーブル2を介して上記
デジタルスチルカメラ10の外部入出力端子17に入力
される。そして、このデジタルスチルカメラ10は、こ
のレリーズ信号に従ってレリーズ動作を行い、無断侵入
者P2を撮影する。
【0057】この第3モードによれば、上述したゴルフ
のスイングフォームを撮影する使用態様では存在検知手
段として利用されていた赤外線センサ22を、動作検知
手段として使用することで、同一の自動撮影システム1
によって、動作が全く異なる無断侵入者を撮影する使用
態様にも利用することができる。
【0058】次に、第4モードについて説明する。この
第4モードも、主に、例えば閉店後の店内に無断で侵入
した無断侵入者を撮影する防犯カメラシステムとしての
使用態様に適した撮影動作モードである。この第4モー
ドにおいては、上記赤外線センサ22の代わりに、図7
に示すように、当該リモコンレリーズ装置20とは別体
に構成された動作検知部としてのドア開閉検知センサ3
5を上記動作検知手段として使用する。尚、デジタルス
チルカメラ10は、ドア6から侵入してくる無断侵入者
を撮影するのに適した位置に配置される。
【0059】上記ドア開閉検知センサ35は、ケーブル
35aを介して、上記リモコンレリーズ装置20の入力
端子23に接続されている。このドア開閉検知センサ3
5は、ドア6が閉じられているときに該ドアに設けられ
た電極板36と接触する。この電極板36は、アースさ
れており、該電極板と接触する上記ドア開閉検知センサ
35の接触端子は、ドア6が閉じられた状態のときはア
ースに落とされている。上記ドア6が開けられると、上
記ドア開閉検知センサ35が上記電極板36と被接触状
態となり、上記接触端子は電気的に開放される。また、
この第4モードが選択されると、リモコンレリーズ装置
20は、上記音波検知センサ21及び上記赤外線センサ
22を使用不可の状態する。
【0060】この自動撮影システムにおいて、無断侵入
者が店内に侵入しようとしてドア6を開けたとき、上記
ドア開閉検知センサ35と上記電極板36とが非接触状
態となり、該ドア開閉検知センサ35から上記入力端子
23を介して上記第3検知回路26に信号が出力され
る。この動作検知信号が上記第3検知回路26に入力さ
れると、上記信号出力部27に動作検知信号が出力さ
れ、該信号出力部から所定のレリーズ信号が出力され
る。このレリーズ信号は、上記出力端子32から上記ケ
ーブル2を介して上記デジタルスチルカメラ10の外部
入出力端子17に入力される。そして、このデジタルス
チルカメラ10は、このレリーズ信号に従ってレリーズ
動作を行い、無断侵入者P2を撮影する。
【0061】この第4モードによれば、当該リモコンレ
リーズ装置20とは別体に構成された動作検知部を利用
することで、当該装置に撮影対象の動作を検知するのに
適さない動作検知手段しか設けられていなくても、撮影
対象の動作を検知するのに適した動作検知部を入力端子
23に接続することにより、上述したゴルフのスイング
フォームを撮影する使用態様と同一の装置を用いて、そ
の撮影対象の動作を的確に検知することができる。
【0062】次に、第5モードについて説明する。この
第5モードも、主に、例えば閉店後の店内に無断で侵入
した無断侵入者を撮影する防犯カメラシステムとしての
使用態様に適した撮影動作モードである。この第5モー
ドにおいては、上記音波検知センサ21を用いて動作検
知手段を構成し、上記赤外線センサ22及び上記入力端
子23は使用しない。
【0063】この第5モードは、無断侵入者が侵入する
際に、ドアの開閉させたり窓ガラスを割ったり等したと
きに発生する音波を上記音波検知センサ21で検知す
る。デジタルスチルカメラ10は、その音波が発生した
ときに無断侵入者がいるであろう領域に撮影領域を合わ
せておく。例えば、窓ガラスが割れる音波を検知するよ
うに上記リモコンレリーズ装置20を配置しておけば、
その音が上記音波検知センサ21によって検知されたと
き、上記第1検知回路24から動作検知信号が出力され
る。この動作検知信号が上記信号出力部27に入力され
ると、該信号出力部から所定のレリーズ信号が出力さ
れ、該レリーズ信号は、上記出力端子32から上記ケー
ブル2を介して上記デジタルスチルカメラ10の外部入
出力端子17に入力される。そして、このデジタルスチ
ルカメラ10は、このレリーズ信号に従ってレリーズ動
作を行い、無断侵入者を撮影する。
【0064】この第5モードによれば、当該リモコンレ
リーズ装置20に設けられた動作検知手段を利用するの
で、新たな動作検知手段を用意しなくても、上述したゴ
ルフのスイングフォームを撮影する使用態様とは動作が
全く異なる無断侵入者を撮影する使用態様にも利用する
ことができる。
【0065】本実施形態によれば、汎用のデジタルスチ
ルカメラを用いても、他者の助けが必要なく、また、ス
イング動作中の一瞬のタイミングを正確に自動的に撮影
することができる。また、従来、一般消費者が気軽に利
用できなかった防犯カメラシステムも、汎用カメラを用
いて安価に構築することができる。
【0066】尚、本実施形態のリモコンレリーズ装置2
0本体には、動作検知部として、音波検知センサ21と
赤外線センサ22とを設けた構成にしたが、その用途に
応じて、音波検知センサのみのように、動作検知部を1
つだけ備えた構成としてもよい。また、動作検知部とし
ては、当該リモコンレリーズ装置20に対して一体であ
るか別体であるかを問わず、上述した音波検知センサ2
1、赤外線センサ22、磁気センサ33、ドア開閉検知
センサ35だけでなく、撮影対象に適した他の動作検知
部を用いることができる。このように撮影対象に適した
動作検知部を用いれば、ゴルフのスイングフォームの撮
影や防犯カメラとしての利用以外にも、本実施形態に係
る自動撮影システムを多種にわたる用途に利用すること
が可能である。他の動作検知部としては、例えば、ゴル
フのスイングフォームを撮影するために適した自動撮影
システムにおいては、ゴルフクラブ5がティー4上ある
いは該ティーの直前を通過した状態を光学的に検知する
手段や、ゴルフボールBがティー4上からなくなった状
態を光学的、電気的、磁気的、機械的に検知する手段、
あるいはこれらの手段を組み合わせて、動作検知部を実
現してもよい。また、ティー4自体にセンサを組み込ん
だものや、プレーヤーP1の身体にインパクト時近辺を
検知できるようなセンサを取り付けるものなども利用す
ることができる。尚、これらの手段は、ゴルフのスイン
グフォームを撮影するもの以外の用途にも応用すること
ができる。
【0067】また、本実施形態では、上述した第1モー
ド及び第2モードで用いた存在検知手段として使用され
る赤外線センサ22が、上記リモコンレリーズ装置20
本体に設けられた構成について説明したが、該赤外線セ
ンサを該装置本体とは別体に設けてもよい。この場合、
赤外線センサ22をリモコンレリーズ装置20に設けら
れた入力端子23に接続可能な構成とする。また、この
赤外線センサ22とは別に、上記入力端子23に接続可
能な存在検知手段を用意してもよい。
【0068】また、本実施形態では、信号出力部27に
動作検知信号が入力されると直ちにレリーズ信号を出力
する構成について説明したが、当該自動撮影システムの
使用態様によって、撮影対象の動作検知時と上記デジタ
ルスチルカメラ10のレリース時とに時間差を設けるよ
うに構成してもよい。
【0069】また、本実施形態では、上記リモコンレリ
ーズ装置20のレリーズ制御対象のカメラとして、外部
からの信号を入力する外部入出力端子17を有するデジ
タルスチルカメラを用いた場合について説明したが、該
外部入出力端子を有しない使い捨てカメラやポラロイド
カメラ等を用いることも可能である。レリーズ制御対象
のカメラがこのような外部入出力端子を有しない場合、
上記リモコンレリーズ装置20から出力されるレリーズ
信号に応じて駆動するソレノイド等を有し、該カメラの
レリーズボタンを直接押下する押下装置等の撮影動作制
御手段を該カメラに装着するように構成してもよい。ま
た、近年の汎用カメラには、連続撮影可能であって一画
面中に複数の時系列に並んだ画像を移し込むことができ
るマルチ撮影機能が備わったものがあるので、これを利
用すれば、ゴルフスイング等の一連の動作を所定のタイ
ミングで連続撮影することができる。
【0070】また、本実施形態では、リモコンレリーズ
装置20とそのレリーズ制御対象のデジタルスチルカメ
ラ10とをケーブル2で接続して該リモコンレリーズ装
置からレリーズ信号等を送信する信号通信方法を採用し
たが、微弱電波や赤外線等の無線通信等の他の信号通信
方法を採用することもできる。例えば、微弱電波によっ
てレリーズ信号等を送信する場合、上記リモコンレリー
ズ装置20に、上記出力端子32の代わりに該レリーズ
信号等を電波で送信可能な送信装置を設け、上記デジタ
ルスチルカメラ10の外部入出力端子17に、該電波を
受信してそのレリーズ信号をCPU14に出力可能な受
信装置を取り付けるように構成する。
【0071】また、本実施形態では、動作検知手段又は
存在検知手段に、センサ等から出力されるアナログ信号
が所定の閾値を基準として変化したときに信号を出力す
る検知回路24,25,26を設けた構成について説明
したが、該検知回路を設けずに、センサ等自体が直接動
作検知信号又は存在検知信号を出力するような構成とし
てもよい。
【0072】
【発明の効果】請求項1乃至7の発明によれば、汎用カ
メラを用いて、撮影対象の動きに応じたタイミングで自
動的に該汎用カメラをレリーズさせることができるの
で、撮影対象の動きに応じたタイミングで該撮影対象を
自動的に撮影することができる自動撮影システムを安価
に構築することが可能であるという優れた効果がある。
既に汎用カメラを持っている場合には、上記自動撮影シ
ステムを更に安価に構築することが可能である。また、
所定の動作検知に基づいてレリーズ信号を出力するの
で、シャッタタイミングを確実に捕らえて正確なレリー
ズ制御が可能である。また、ゴルフスイング等を撮影す
る用途に使用する場合には、撮影者を必要とせず自動的
に撮影するので、実際のゴルフコース等でスイングフォ
ームを撮影する場合であっても、撮影対象であるプレー
ヤーに撮影者を意識させずに撮影できる。また、従来で
は、このような人的操作に起因してレリーズする汎用カ
メラを防犯カメラとして利用することができなかった
が、本請求項のカメラ用自動レリーズ装置を用いれば、
撮影対象である無断侵入者を自動的に撮影するも可能と
なる。
【0073】特に、請求項2の発明によれば、互いに異
なる動作を行う撮影対象を所定のタイミングで正確にカ
メラに撮影させることが可能であるので、当該カメラ用
自動レリーズ装置1つで、汎用カメラを多種の用途に利
用することが可能となるという優れた効果がある。
【0074】また、請求項3の発明によれば、撮影対象
の動作に適した検知方法で検知することが可能であるの
で、互いに異なる動作を行う撮影対象を所定のタイミン
グでより正確にカメラに撮影させることが可能であり、
当該カメラ用自動レリーズ装置1つで、汎用カメラを多
種の用途に利用することが可能となるという優れた効果
がある。
【0075】また、請求項4の発明によれば、当該カメ
ラ用自動レリーズ装置自体に撮影対象の動作に適した動
作検知部が設けられていなくても、互いに異なる動作を
行う撮影対象を所定のタイミングで正確に撮影すること
が可能となるので、装置の小型化を図ることができると
いう優れた効果がある。
【0076】また、請求項5の発明によれば、撮影対象
が存在しないにもかかわらず動作検知手段が誤検知して
しまう不具合を軽減でき、カメラが誤撮影してしまう可
能性を少なくすることができるという優れた効果があ
る。
【0077】また、請求項6の発明によれば、必要に応
じて当該カメラ用自動レリーズ装置本体とは別体に構成
された存在検知部を接続することで、動作検知手段の誤
検知を軽減できるので、装置の小型化を図ることができ
るという優れた効果がある。また、撮影対象の存在検知
に適した存在検知部を選択して利用することが可能であ
るので、より正確に撮影対象の存在検知を行うことがで
きるという優れた効果もある。
【0078】また、請求項7の発明によれば、カメラの
焦点を調節してから撮影対象を撮影することができるの
で、該カメラに鮮明な画像を撮影させることができると
いう優れた効果がある。
【0079】請求項8及び9の発明によれば、汎用カメ
ラを用いて、撮影対象の動きに応じたタイミングで自動
的に該汎用カメラをレリーズさせることができるので、
撮影対象の動きに応じたタイミングで該撮影対象を自動
的に撮影することができる自動撮影システムを安価に構
築することが可能であるという優れた効果がある。既に
汎用カメラを持っている場合には、上記自動撮影システ
ムを更に安価に構築することが可能である。また、所定
の動作検知に基づいてレリーズ信号を出力するので、シ
ャッタタイミングを確実に捕らえて正確なレリーズ制御
が可能である。また、ゴルフスイング等を撮影する用途
に使用する場合には、撮影者を必要とせず自動的に撮影
するので、実際のゴルフコース等でスイングフォームを
撮影する場合であっても、撮影対象であるプレーヤーに
撮影者を意識させずに撮影できる。また、撮影対象であ
る無断侵入者を自動的に撮影するも可能となり、このよ
うな汎用カメラを防犯カメラとして利用することもでき
る。
【0080】特に、請求項9の発明によれば、撮影動作
を制御する信号を入力するための入力インターフェース
が設けられていない使い捨てカメラ等の非常に安価なカ
メラを用いることができるので、更に安価に構築可能な
自動撮影システムを提供することができるという優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴルフのスイングフォームを撮影する使用形態
における本実施形態の自動撮影システムの概略構成図。
【図2】実施形態に係る自動撮影システムのデジタルス
チルカメラの概略構成を示すブロック図。
【図3】同自動撮影システムのリモコンレリーズ装置の
外観を示す斜視図。
【図4】同リモコンレリーズ装置の概略構成を示すブロ
ック図。
【図5】第2モードに適した使用形態における同自動撮
影システムの概略構成図。
【図6】第3モードに適した使用形態における同自動撮
影システムの概略構成図。
【図7】第4モードに適した使用形態における同自動撮
影システムの概略構成図。
【符号の説明】
1 自動撮影システム 2 ケーブル 10 デジタルスチルカメラ 16 レリーズボタン 17 外部入出力端子 20 リモコンレリーズ装置 21 音波検知センサ 22 赤外線センサ 23 入力端子 24 第1検知回路 25 第2検知回路 26 第3検知回路 27 信号出力部 28 CPU 31 操作ボタン 32 出力端子 33 磁気センサ 34 磁石テープ 35 ドア開閉検知センサ 36 電極板 P1 プレーヤー P2 無断侵入者

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影対象を撮影するカメラを外部からレリ
    ーズさせるカメラ用自動レリーズ装置において、上記撮
    影対象の動作を検知する動作検知手段と、該動作検知手
    段から出力された動作検知信号に基づいて、上記カメラ
    をレリーズさせるレリーズ信号を出力するレリーズ信号
    出力手段と、該レリーズ信号を該カメラに出力すること
    が可能な出力インターフェースとを備えたことを特徴と
    するカメラ用自動レリーズ装置。
  2. 【請求項2】請求項1のカメラ用自動レリーズ装置にお
    いて、上記動作検知手段を、互いに異なる動作を行う撮
    影対象の動作を検知する複数の動作検知部で構成し、該
    複数の動作検知部から出力される動作検知信号の中か
    ら、上記レリーズ信号を出力させるための動作検知信号
    を選択する選択手段を設けたことを特徴とするカメラ用
    自動レリーズ装置。
  3. 【請求項3】請求項2のカメラ用自動レリーズ装置にお
    いて、上記複数の動作検知部の少なくとも一部は、互い
    に異なる検知方法で上記撮影対象の動作を検知すること
    を特徴とするカメラ用自動レリーズ装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3のカメラ用自動レリーズ装
    置において、上記複数の動作検知部の少なくとも一部
    を、当該カメラ用自動レリーズ装置本体とは別体に構成
    し、該別体に構成された動作検知部から出力される動作
    検知信号を入力することが可能な入力インターフェース
    を設けたことを特徴とするカメラ用自動レリーズ装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4のカメラ用自動レ
    リーズ装置において、上記撮影対象の存在を検知する存
    在検知手段を設け、上記レリーズ信号出力手段は、該存
    在検知手段から出力される存在検知信号を受信した後に
    受信した動作検知信号に基づいて上記レリーズ信号を出
    力することを特徴とするカメラ用自動レリーズ装置。
  6. 【請求項6】請求項5のカメラ用自動レリーズ装置にお
    いて、上記存在検知手段が、当該カメラ用自動レリーズ
    装置本体とは別体に構成された存在検知部を有し、該存
    在検知部から出力される存在検知信号を入力することが
    可能な入力インターフェースを設けたことを特徴とする
    カメラ用自動レリーズ装置。
  7. 【請求項7】請求項5又は6のカメラ用自動レリーズ装
    置において、上記存在検知信号に基づいて、上記カメラ
    の焦点を自動的に調節させる焦点信号を出力する焦点信
    号出力手段と、該焦点信号を該カメラに出力することが
    可能な出力インターフェースとを設けたことを特徴とす
    るカメラ用自動レリーズ装置。
  8. 【請求項8】外部からの信号に基づいて撮影動作を制御
    可能なカメラと、該カメラの外部から上記撮影動作を制
    御する信号を出力するレリーズ装置と、該レリーズ装置
    から出力される信号を該カメラに伝達するための信号伝
    達手段とを有する自動撮影システムにおいて、上記レリ
    ーズ装置として、請求項1、2、3、4、5、6又は7
    のカメラ用自動レリーズ装置を用いたことを特徴とする
    自動撮影システム。
  9. 【請求項9】撮影対象を撮影するカメラと、該カメラの
    外部から該カメラの撮影動作を制御する信号を出力する
    レリーズ装置と、該レリーズ装置から出力される信号に
    基づいて該カメラの撮影動作を制御可能な撮影動作制御
    手段と、該レリーズ装置から出力される信号を該撮影動
    作制御手段に伝達するための信号伝達手段とを有する自
    動撮影システムにおいて、上記レリーズ装置として、請
    求項1、2、3、4、5、6又は7のカメラ用自動レリ
    ーズ装置を用いたことを特徴とする自動撮影システム。
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