JP2001214762A - 回動角検出装置 - Google Patents

回動角検出装置

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JP2001214762A
JP2001214762A JP2000022499A JP2000022499A JP2001214762A JP 2001214762 A JP2001214762 A JP 2001214762A JP 2000022499 A JP2000022499 A JP 2000022499A JP 2000022499 A JP2000022499 A JP 2000022499A JP 2001214762 A JP2001214762 A JP 2001214762A
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rotor
coil spring
return coil
rotation angle
spring seat
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JP2000022499A
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English (en)
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Masaaki Aoki
正明 青木
Hideyuki Hara
秀幸 原
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボディとロータとの間の摩擦力のばらつきを
抑え、ヒステリシス発生部による抵抗力を安定して発生
する。 【解決手段】 内側戻しばね29と外側戻しばね30を
支持するために、隔壁15に設けられた内側螺旋状ばね
受座16と外側螺旋状ばね受座17およびロータ24に
設けられた内側螺旋状ばね受座25と外側螺旋状ばね受
座26を、戻しばね29,30の螺旋形状に対応するよ
うに周方向に傾きをもって形成している。従って、戻し
ばね29,30の当接部29B,30Bは各ばね受座1
6,17,25,26に周方向でほぼ均等に当接するか
ら、戻しばね29,30はロータ24を周方向に均等な
力で付勢することができ、環状凸部27とヒステリシス
プレート28との間の摩擦抵抗力を安定して発生するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両に設け
られたアクセルペダルの操作量を回動軸等の回動角とし
て検出するのに用いて好適な回動角検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、回動軸等の回動角を検出する回
動角検出装置は、例えば自動車に設けられたアクセルペ
ダルの操作量を検出するアクセル操作量検出装置として
用いられている。そして、この種の回動角検出装置は、
例えば特開平11−264707号公報等によって知ら
れている。
【0003】この種の従来技術による回動角検出装置
は、少なくとも一側が蓋部によって閉塞された筒状のボ
ディと、該ボディに回動可能に支持された回動軸と、前
記ボディ内に位置して該回動軸の外周側に設けられ、該
回動軸と一体に回動するロータと、前記ボディ内に設け
られ、前記回動軸が初期位置から回動するときの回動角
を検出するセンサ部と、前記ボディとロータとの間に設
けられ、前記回動軸を初期位置に向けて周方向に付勢す
ると共に、前記ロータを前記ボディの蓋部に向けて軸方
向に付勢する戻しコイルばねと、前記ボディの蓋部と前
記ロータの端面との間に設けられ、前記ロータが前記ボ
ディに対して相対的に回動するときに前記戻しコイルば
ねの付勢力により前記ボディとロータとの間に抵抗力を
与えるヒステリシス発生部とを備えている。
【0004】ここで、ヒステリシス発生部は、ボディの
内端面に突設された円環状の摺動突起と、該摺動突起に
対面してロータの端面に突設された摺動突起とからな
り、該各摺動突起を互いに摺動させることにより、摩擦
抵抗力を発生している。
【0005】このように構成された回動角検出装置をア
クセル操作量検出装置として用いる場合には、回動軸に
アクセルレバーを接続し、アクセルペダルの踏込み操作
量に対応して回動軸が回動する構成としている。
【0006】これにより、運転者がアクセルペダルを操
作したときには、回動軸が戻しコイルばねに抗してアク
セル操作量に応じた角度だけ回動する。そして、センサ
部は回動軸の回動角を例えば抵抗体の抵抗値変化として
検出し、アクセル操作量に対応した検出信号をエンジン
制御用のコントロールユニット等に出力する。
【0007】また、アクセルペダルを操作するときに
は、ヒステリシス発生部により回動軸に対して摩擦抵抗
力が与えられるため、アクセルペダルを踏込み操作する
ときの操作力とアクセル操作を解除するときの操作力
(アクセルペダルからの反力)との間でヒステリシスを
発生する。これにより、運転者はアクセルペダルを安定
して操作することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による回動角検出装置によると、戻しコイルばね
は、回動軸を周方向に付勢するねじりコイルばねとロー
タを軸方向に付勢する圧縮コイルばねの両方の機能を有
しているから、戻しコイルばねは全長に亘って螺旋形状
に形成されている。
【0009】このため、特開平11−264707号公
報のように戻しコイルばねのばね受面が平坦に形成され
ていると、戻しコイルばねの端部だけがばね受面に当接
することになるから、戻しコイルばねによる軸方向の付
勢力(スラスト荷重)がロータに偏った状態で作用して
しまう。この結果、ボディとロータとの間の摩擦力にば
らつきが生じてしまい、ヒステリシス発生部による抵抗
力が不安定になるという問題がある。
【0010】また、ヒステリシス発生部は、ボディに設
けられた摺動突起にロータに設けられた摺動突起を摺動
させて抵抗力を発生している。このため、各摺動突起の
端面間には摺動による摩耗粉等が挟まることがあり、こ
の摩耗粉はボディとロータとの固着の原因となり、戻り
不良やヒステリシス発生部による抵抗力を不安定にする
という問題がある。
【0011】さらに、ボディやロータは樹脂材料からな
り、これらの部材と一緒に円環状の摺動突起を樹脂成形
によって形成している。しかし、ボディ等を樹脂成形す
るときに用いている金型は、広い範囲の精度(平面度)
を得るのが難しいため、摺動突起の端面を全体に亘って
均一な平坦面にするには、樹脂成形した後に切削加工等
の後加工が必要になるという問題がある。
【0012】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑
みなされたもので、本発明の目的は、ボディとロータと
の間の摩擦力のばらつきを抑え、ヒステリシス発生部に
よる抵抗力を安定することができるようにした回動角検
出装置を提供することにある。
【0013】また、本発明の他の目的は、ボディまたは
ロータの加工工数を削減することにより、製造コストを
低減することができるようにした回動角検出装置を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明による回動角検出装置は、少な
くとも一側が蓋部によって閉塞された筒状のボディと、
該ボディに回動可能に支持された回動軸と、前記ボディ
内に位置して該回動軸の外周側に設けられ該回動軸と一
体に回動するロータと、前記ボディ内に設けられ前記回
動軸が初期位置から回動するときの回動角を検出するセ
ンサ部と、前記ボディとロータとの間に設けられ前記回
動軸を初期位置に向けて付勢すると共に前記ロータを前
記ボディの蓋部に向けて付勢する戻しコイルばねと、前
記ボディの蓋部と前記ロータの端面との間に設けられ前
記ロータがボディに対して相対的に回動するときに前記
戻しコイルばねの付勢力により前記ボディとロータとの
間に抵抗力を与えるヒステリシス発生部とを備えてい
る。
【0015】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、ボディとロータには、戻しコイルばねの螺旋形
状に対応する傾きを有し、戻しコイルばねの端部側にほ
ぼ均等に当接する螺旋状ばね受座をそれぞれ設けたこと
にある。
【0016】このように構成したことにより、ロータと
ボディとの間に戻しコイルばねを装着したときには、戻
しコイルばねの端部側が螺旋状ばね受座にほぼ均等に当
接するから、戻しコイルばねは周方向で均等な力により
ロータをボディに向けて付勢することができる。
【0017】請求項2の発明によると、螺旋状ばね受座
は、周方向に所定の間隔をもって配置され戻しコイルば
ねの螺旋形状に対応して高さ寸法が段階的に異なるよう
に形成された複数個の突起部によって構成したことにあ
る。
【0018】このように構成したことにより、螺旋状ば
ね受座による重量の増大を小さくすることができる。ま
た、螺旋状ばね受座を樹脂成形によって成形する場合に
は、各突起部毎に精度よく形成することができる。
【0019】請求項3の発明によると、ヒステリシス発
生部は、ボディの蓋部とロータの端面とのうちいずれか
一方の部材に設けられ他方の部材側に向け摺動可能に突
出する円環状の環状凸部を有し、該環状凸部には径方向
に延びる複数本の溝部を設けたことにある。
【0020】このように構成したことにより、ボディの
蓋部とロータの端面とのうち、例えばロータの端面に環
状凸部を設けた場合には、該環状凸部がボディの蓋部側
に摺動し、これらの間に摺動による摩耗粉等が発生す
る。しかし、この摩耗粉等はボディとロータが相対的に
回動することにより径方向に延びる複数本の溝部から排
出することができる。
【0021】請求項4の発明によると、回動軸は車両の
アクセルペダルに連動して回動する構成とし、センサ部
は回動軸の回動角をアクセル操作量として検出する構成
としたことにある。
【0022】このように構成したことにより、アクセル
ペダルを操作したときには、その操作量に応じて回動軸
を回動させ、このときの回動角をセンサ部によりアクセ
ル操作量として検出することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
回動角検出装置を自動車等のアクセル装置に適用した場
合を例に挙げ、図1ないし図14に従って詳細に説明す
る。
【0024】1は自動車等の車両に設けられたアクセル
装置で、該アクセル装置1は、車体2に取付けられた取
付ブラケット3と、長さ方向の中間部が連結ピン4を用
いて該取付ブラケット3に回動可能に取付けられ、上端
側が後述の回動レバー23に係合したアクセルレバー5
と、該アクセルレバー5の下端側に固着されたアクセル
ペダル6と、アクセルレバー5を矢示B方向に付勢する
ために取付ブラケット3とアクセルレバー5との間に設
けられたペダル用戻しばね7と、取付ブラケット3にボ
ルト8等を介して固定された後述のアクセル操作量検出
装置11とを含んで構成されている。
【0025】そして、車両の運転者がアクセルペダル6
を矢示A方向へと踏込み操作したときには、回動レバー
23がアクセルレバー5の上端側によって矢示C方向に
回動され、後述する回動軸22の回動角がアクセル操作
量検出装置11によりアクセルペダル6の操作量(アク
セル操作量)として検出される。また、ペダル用戻しば
ね7によってアクセルレバー5が矢示B方向に戻された
ときには、回動レバー23は後述の内側戻しコイルばね
29、外側戻しコイルばね30によって初期位置に戻さ
れる。
【0026】11は本実施の形態による回動角検出装置
としてのアクセル操作量検出装置で、該アクセル操作量
検出装置11は、図2に示す如く、後述のボディ12、
回動軸22、ロータ24、ヒステリシスプレート28、
戻しコイルばね29,30、センサ部31等によって大
略構成されている。
【0027】12はアクセル操作量検出装置11の外形
をなすボディで、該ボディ12は、軸方向の両側が閉塞
された筒状に形成されている。そして、ボディ12は、
後述するセンサ側ボディ13、ロータ側ボディ18、セ
ンサカバー19等によって構成されている。
【0028】13はセンサ側ボディで、該センサ側ボデ
ィ13は、軸方向の両側に開口したほぼ円筒状に形成さ
れている。また、センサ側ボディ13の外周側にはコネ
クタ14が一体的に設けられ、該コネクタ14内には、
後述するセンサ部31の検出信号を出力するために該セ
ンサ部31の抵抗体に接続されたコネクタ端子14Aが
設けられている。
【0029】一方、センサ側ボディ13内の軸方向中間
部には隔壁15が一体的に形成され、該隔壁15の軸中
心には回動軸22を回動可能に支持する軸穴15Aが形
成されている。また、軸穴15Aの外周側には、後述す
る内側戻しコイルばね29が係止される係止溝15B
と、該係止溝15Bから1段下がった位置に後述する外
側戻しコイルばね30が係止される係止溝15Cとが形
成されている。
【0030】16は隔壁15に設けられた内側螺旋状ば
ね受座で、該ばね受座16は、図3、図4に示す如く、
軸穴15Aと同軸に周方向に所定の角度間隔、例えばほ
ぼ45度の間隔をもって配置された8個の突起部16
A,16B,…16Hによって構成されている。ここ
で、各突起部16A〜16Hは、後述する内側戻しコイ
ルばね29の螺旋形状に対応して突起部16Aから突起
部16Hの高さ寸法が段階的に大きくなるように形成さ
れている。
【0031】また、内側螺旋状ばね受座16は、図6に
示す展開図のように、突起部16Aから突起部16Hま
での高さ寸法の傾きが角度α′に設定されている。この
角度α′は、内側戻しコイルばね29を隔壁15とロー
タ24との間に装着したときのピッチ角とほぼ等しい角
度となっている。さらに、各突起部16A〜16Hの先
端には、角度α′をもって傾斜した傾斜端面16A1 〜
16H1 が形成されている。
【0032】これにより、内側螺旋状ばね受座16は、
隔壁15とロータ24との間に内側戻しコイルばね29
を装着したときに、各突起部16A〜16Hの傾斜端面
16A1 〜16H1 を後述する内側戻しコイルばね29
の当接部29Bにほぼ均等に当接することができる。
【0033】17は内側螺旋状ばね受座16の外周側に
位置して隔壁15に設けられた外側螺旋状ばね受座で、
該ばね受座17は、内側螺旋状ばね受座16とほぼ同様
に、周方向にほぼ45度の間隔をもって配置された8個
の突起部17A,17B,…17Hによって構成されて
いる。ここで、各突起部17A〜17Hは、図5に示す
如く、後述する外側戻しコイルばね30の螺旋形状に対
応して突起部17Aから突起部17Hの高さ寸法が段階
的に大きくなるように形成されている。
【0034】また、外側螺旋状ばね受座17は、図7に
示す展開図のように、突起部17Aから突起部17Hま
での高さ寸法の傾きが角度β′に設定されている。この
角度β′は、外側戻しコイルばね30を隔壁15とロー
タ24との間に装着したときのピッチ角とほぼ等しい角
度となっている。さらに、各突起部17A〜17Hの先
端には、角度β′をもって傾斜した傾斜端面17A1 〜
17H1 が形成されている。
【0035】これにより、外側螺旋状ばね受座17は、
内側螺旋状ばね受座16と同様に、隔壁15とロータ2
4との間に外側戻しコイルばね30を装着したときに、
各突起部17A〜17Hの傾斜端面17A1 〜17H1
を後述する外側戻しコイルばね30の当接部30Bにほ
ぼ均等に当接することができる。
【0036】18はセンサ側ボディ13のロータ側開口
に取付けられたロータ側ボディで、該ロータ側ボディ1
8は、センサ側ボディ13とほぼ同様の径寸法を持った
筒部18Aと、該筒部18Aを閉塞する蓋部18Bとに
よって有蓋筒状に形成されている。また、蓋部18Bに
は、その中央側に位置して回動軸22を回動可能に支持
するボス部18Cが設けられている。さらに、蓋部18
Bの内端面には、外周側に位置して円環状の環状突起1
8Dが設けられ、該環状突起18Dは、後述のヒステリ
シスプレート28に当接して該ヒステリシスプレート2
8を軸方向に位置決めしている。
【0037】19はセンサ側ボディ13のセンサ側開口
を閉塞するセンサカバーで、該センサカバー19は、セ
ンサ側ボディ13とほぼ同様の径寸法を持った円形板の
蓋体として形成されている。
【0038】このようにボディ12は、センサ側ボディ
13とロータ側ボディ18とセンサカバー19とを組立
ることによって軸方向の両側が閉塞された筒状の容器と
して形成されている。そして、ボディ12内には、隔壁
15とロータ側ボディ18との間にロータ収容室20が
画成され、隔壁15とセンサカバー19との間にセンサ
収容室21が画成されている。
【0039】22はボディ12の軸方向に設けられた回
動軸で、該回動軸22は、軸方向の一側がロータ側ボデ
ィ18のボス部18C内に回動可能に支持され、他側が
センサ側ボディ13の隔壁15の軸穴15A内に回動可
能に支持されいる。また、回動軸22の一端側は、ボス
部18Cからロータ側ボディ18の外部に突出し、この
突出端側には、径方向に延びる回動レバー23が回り止
め状態で固定されている。さらに、回動レバー23の先
端側には、アクセルレバー5の上端側に係合するローラ
23Aが回転可能に取付けられている。
【0040】24はロータ収容室20内に位置して回動
軸22の外周側に固定的に設けられたロータで、該ロー
タ24は、図8、図9に示すように、隔壁15に向けて
段階的に縮径する段付円柱状に形成されている。また、
ロータ24には、後述する内側戻しコイルばね29が係
止される係止溝24Aと、該係止溝24Aから1段下が
った位置に後述する外側戻しコイルばね30が係止され
る係止溝24Bとが形成されている。
【0041】25は隔壁15の内側螺旋状ばね受座16
に対向してロータ24に設けられた内側螺旋状ばね受座
で、該ばね受座25は、内側螺旋状ばね受座16と同様
に、周方向にほぼ45度の間隔をもって配置された8個
の突起部25A,25B,…25Hによって構成されて
いる。
【0042】ここで、各突起部25A〜25Hは、内側
螺旋状ばね受座16と同様に、突起部25Aから突起部
25Hまでの高さ寸法の傾きが角度α′に設定されてい
る。さらに、各突起部25A〜25Hの先端には、角度
α′をもって傾斜した傾斜端面25A1 〜25H1 が形
成されている。これにより、内側螺旋状ばね受座25
は、各突起部25A〜25Hの傾斜端面25A1 〜25
H1 を内側戻しコイルばね29の当接部29Bにほぼ均
等に当接することができる。
【0043】また、26は隔壁15の外側螺旋状ばね受
座17に対向するように内側螺旋状ばね受座25の外周
側に位置してロータ24に設けられた外側螺旋状ばね受
座で、該ばね受座26は、外側螺旋状ばね受座17と同
様に、周方向にほぼ45度の間隔をもって配置された8
個の突起部26A,26B,…26Hによって構成され
ている。
【0044】ここで、各突起部26A〜26Hは、外側
螺旋状ばね受座17と同様に、突起部26Aから突起部
26Hまでの高さ寸法の傾きが角度β′に設定されてい
る。さらに、各突起部26A〜26Hの先端には、角度
β′をもって傾斜した傾斜端面26A1 〜26H1 が形
成されている。これにより、外側螺旋状ばね受座26
は、各突起部26A〜26Hの傾斜端面26A1 〜26
H1 を外側戻しコイルばね30の当接部30Bにほぼ均
等に当接することができる。
【0045】さらに、27はロータ側ボディ18の環状
突起18Dに向け突出するようにロータ24の端面に設
けられ、後述のヒステリシスプレート28と共にヒステ
リシス発生部を構成する円環状の環状凸部で、該環状凸
部27は、図10に示す如く、径方向(放射状)に延び
る8本の溝部27A,27A,…によって8個の円弧状
ブロック27B,27B,…に分割されている。ここ
で、各溝部27Aは、回動軸22が回動する角度範囲以
下の間隔(例えば、45度程度の角度間隔)をもって配
置されている。そして、環状凸部27は、後述のヒステ
リシスプレート28に対し周方向に摺動するものであ
る。
【0046】ここで、環状凸部27は、各円弧状ブロッ
ク27Bがヒステリシスプレート28に摺動して摩耗粉
等を発生した場合に、この摩耗粉を各溝部27Aに排出
することができる。さらに、環状凸部27は、複数個の
円弧状ブロック27B,27B,…に分割しているか
ら、樹脂成形を行なった場合に個々の円弧状ブロック2
7B毎に寸法精度を出すことができ、環状凸部27の端
面を全体に亘って均一な平坦面として形成することがで
きる。
【0047】28はロータ側ボディ18の環状突起18
Dとロータ24の環状凸部27との間に設けられ、該環
状凸部27と共にヒステリシス発生部を構成するヒステ
リシスプレート(図2中に図示)で、該ヒステリシスプ
レート28は、円環状の金属板からなり、内周側がロー
タ側ボディ18のボス部18Cに係合して周方向に固定
されている。そして、ヒステリシスプレート28は、ロ
ータ24の環状凸部27と摺動することにより、ロータ
24、回動軸22に対して回動方向の摩擦抵抗力を与え
るものである。
【0048】29はロータ収容室20内に位置して隔壁
15とロータ24との間に設けられた内側戻しコイルば
ねで、該内側戻しコイルばね29は、図11、図12に
示す如く、軸方向に間隔をもって螺旋状に巻回され、そ
の両端にはフック29A,29Aが設けられている。そ
して、内側戻しコイルばね29は、一方のフック29A
がロータ24の係止溝24Aに掛止めされ、一方の端部
側のほぼ1周部分となる当接部29Bが内側螺旋状ばね
受座25に当接している。また、他方のフック29Aが
隔壁15の係止溝15Bに掛止めされ、他方の端部側の
ほぼ1周部分となる当接部29Bが内側螺旋状ばね受座
16に当接している。
【0049】ここで、内側戻しコイルばね29は、自由
長状態において当該コイルばね29の中心線O1 −O1
に直角な平面F1 となす材料の中心線P1 の角度、即ち
ピッチ角がαに設定されている。また、内側戻しコイル
ばね29は、隔壁15とロータ24との間に装着したと
きのピッチ角が内側螺旋状ばね受座16,25の傾き角
度α′とほぼ等しくなる。
【0050】そして、内側戻しコイルばね29は、回動
軸22を周方向に付勢するねじりコイルばねとしての機
能と、ロータ24を軸方向に付勢する圧縮コイルばねと
しての機能とを備えているから、該内側戻しコイルばね
29両端側の当接部29B,29Bは螺旋状に傾斜して
いる。しかし、本実施の形態では、内側螺旋状ばね受座
16,25は、内側戻しコイルばね29の螺旋形状に対
応するように突起部16A,25Aから突起部16H,
25Hに向け高さ寸法が段階的に大きくなるように形成
しているから、内側戻しコイルばね29を内側螺旋状ば
ね受座16,25間に安定した状態で支持することがで
きる。
【0051】30は内側戻しコイルばね29の外周側に
位置して隔壁15とロータ24との間に設けられた外側
戻しコイルばねで、該外側戻しコイルばね30は、図1
3、図14に示すように、内側戻しコイルばね29より
も大きな径寸法をもって螺旋状に巻回され、その両端に
はフック30A,30Aが設けられている。そして、外
側戻しコイルばね30は、一方のフック30Aがロータ
24の係止溝24Bに掛止めされ、一方の端部側のほぼ
1周部分となる当接部30Bが外側螺旋状ばね受座26
に当接している。また、他方のフック30Aが隔壁15
の係止溝15Cに掛止めされ、他方の端部側のほぼ1周
部分となる当接部30Bが外側螺旋状ばね受座17に当
接している。
【0052】ここで、外側戻しコイルばね30は、自由
長状態において当該コイルばね30の中心線O2 −O2
に直角な平面F2 となす材料の中心線P2 の角度、即ち
ピッチ角がβに設定されている。また、外側戻しコイル
ばね30は、隔壁15とロータ24との間に装着したと
きのピッチ角が外側螺旋状ばね受座17,26の傾き角
度β′とほぼ等しくなる。
【0053】そして、外側戻しコイルばね30は、前述
した内側戻しコイルばね29と同様の理由により、外側
螺旋状ばね受座17,26間に安定した状態で支持する
ことができる。
【0054】そして、内側戻しコイルばね29、外側戻
しコイルばね30は、運転者がアクセルペダル6を操作
したときには、弾性変形して回動軸22、ロータ24が
矢示C方向に回動するのを許す。一方、アクセルペダル
6の操作を解除したときには、アクセルレバー5が矢示
D方向に戻るのに追従して回動軸22等を回動し、後述
するセンサ部31の摺動ブラシ31Cを初期位置(零点
位置)に戻すものである。
【0055】また、戻しコイルばね29,30は、ヒス
テリシスプレート28を介してロータ24をロータ側ボ
ディ18の蓋部18Bに向けても付勢している。これに
より、戻しコイルばね29,30は、ヒステリシスプレ
ート28と環状凸部27との間の摩擦抵抗力を高めてい
る。
【0056】31はセンサ収容室21内に位置して隔壁
15と回動軸22との間に設けられたポテンショメータ
等からなるセンサ部で、該センサ部31は、隔壁15に
取付けられた基板31Aと、該基板31Aの表面に設け
られ、回動軸22の回動方向に延びる抵抗体(図示せ
ず)と、例えば熱かしめ、インサート成形等の固定手段
を用いて回動軸22の他端部に固定されたブラシ取付板
31Bと、該ブラシ取付板31Bから前記基板31Aに
向けて延び、抵抗体に摺接する導電性の摺動ブラシ31
Cとによって構成されている。また、抵抗体には、コネ
クタ14のコネクタ端子14Aが電気的に接続されてい
る。
【0057】そして、センサ部31は、回動軸22、ロ
ータ24が回動するときには、摺動ブラシ31Cが抵抗
体に対して摺動し、コネクタ14側で検出される抵抗体
の抵抗値を変化させる。これにより、センサ部31は回
動軸22の回動角を抵抗値の変化として検出し、コネク
タ14から検出信号を出力するものである。
【0058】本実施の形態によるアクセル装置1は上述
の如き構成を有するもので、次に、その作動について説
明する。
【0059】まず、図1において、運転者がアクセルペ
ダル6を踏込み操作したときには、アクセルレバー5が
連結ピン4を中心として矢示A方向に回動され、その上
端側はローラ23Aと係合した状態で回動レバー23を
戻しコイルばね29,30に抗して矢示C方向に回動さ
せる。これにより、アクセル操作量検出装置11の回動
軸22は、ロータ24と一緒にボディ12等に対して回
動され、その回動角はセンサ部31によりアクセル操作
量として検出される。
【0060】また、運転者がアクセルペダル6の操作を
解除したときには、アクセルレバー5は矢示B方向に回
動し、これに応じて回動レバー23が戻しコイルばね2
9,30のばね力によって矢示D方向に回動される。こ
れにより、アクセルペダル6は踏込み操作前の初期位置
に戻り、センサ部31は初期位置(零点位置)に戻る。
【0061】この場合、ヒステリシスプレート28にロ
ータ24の環状凸部27が摺動し、回動軸22に対して
回動方向の摩擦抵抗力を与えるため、運転者がアクセル
ペダル6を踏込み操作するときの操作力と、アクセルペ
ダル6の操作を解除するときの操作力(アクセルペダル
6からの反力)との間にヒステリシスが発生される。こ
れにより、アクセルペダル6の操作感覚を安定させるこ
とができる。
【0062】以上のように、本実施の形態によれば、内
側戻しコイルばね29と外側戻しコイルばね30を支持
するために、隔壁15に設けられた内側螺旋状ばね受座
16と外側螺旋状ばね受座17およびロータ24に設け
られた内側螺旋状ばね受座25と外側螺旋状ばね受座2
6は、戻しコイルばね29,30の螺旋形状(装着状態
でのピッチ角)に対応するように周方向にα′,β′の
角度をもって傾斜させているから、戻しコイルばね2
9,30の当接部29B,30Bを各ばね受座16,1
7,25,26にほぼ均等に当接することができ、戻し
コイルばね29,30によってロータ24を周方向に均
等な力で付勢することができる。
【0063】この結果、ヒステリシスプレート28に対
するロータ24の環状凸部27の押付け力を周方向でほ
ぼ均等にすることができるから、環状凸部27とヒステ
リシスプレート28との間の摩擦抵抗力を安定して発生
することができ、アクセル操作時の操作性を高めること
ができる。
【0064】また、内側螺旋状ばね受座16、外側螺旋
状ばね受座17、内側螺旋状ばね受座25、外側螺旋状
ばね受座26のうち、例えば内側螺旋状ばね受座16
は、高さ寸法(突出寸法)が段階的に大きくなるように
周方向に配設された8個の突起部16A〜16Hによっ
て構成しているから、螺旋状ばね受座16による重量の
増大を小さくすることができる。しかも、螺旋状ばね受
座16を樹脂成形によって成形する場合には、突起部1
6A〜16Hを個々に成形することができるから、加工
精度を高めることができる。これらの効果は、他のばね
受座17,25,26も同様となっている。
【0065】一方、ヒステリシスプレート28に摺動す
るロータ24の環状凸部27には、径方向(放射状)に
延びる8本の溝部27A,27A,…を設けているか
ら、環状凸部27とヒステリシスプレート28とが摺動
し、これらの間に摺動による摩耗粉等が発生しても、こ
の摩耗粉等は各溝部27Aから排出することができる。
これにより、摩耗粉による動作不良を防止でき、また環
状凸部27とヒステリシスプレート28との間の摩擦抵
抗力を安定することができる。
【0066】また、環状凸部27は、各溝部27Aによ
り8個の円弧状ブロック27B,27B,…に分割して
形成しているから、各円弧状ブロック27Bを成形する
ための金型の寸法精度(平面度)を高めることができ、
また樹脂成形するときの圧力調整等を正確に行なうこと
ができる。これにより、環状凸部27の摺動面を樹脂成
形だけで均一な平坦面として形成することができるか
ら、従来技術で述べた樹脂成形後の切削加工等を省略す
ることができ、加工工数を削減して製造コストを低減す
ることができる。
【0067】さらに、環状凸部27は、各溝部27Aの
幅寸法、本数を適宜変更することにより、ヒステリシス
プレート28との間の摩擦抵抗力を容易に変更すること
ができる。
【0068】なお、実施の形態では、ロータ24に環状
凸部27を設け、該環状凸部27をロータ側ボディ18
の蓋部18B側に固定されたヒステリシスプレート28
に摺動させた場合を例に挙げて説明したが、本発明はこ
れに限るものではなく、ロータ側ボディ18の蓋部18
B側に環状凸部27を設け、ロータ24側にヒステリシ
スプレート28を固定する構成としてもよい。
【0069】また、実施の形態では、センサ収容室21
にポテンショメータ等からなる接触型のセンサ部31を
設ける構成としたが、本発明はこれに限らず、例えば磁
気抵抗素子、ホール素子等を用いた電磁式ピックアップ
またはフォトカプラ等を用いた光学式ピックアップ等に
よって非接触型のセンサ部を構成し、これをセンサ収容
室21に設ける構成としてもよい。
【0070】また、実施の形態では、回動軸22を回動
レバー23等を用いてアクセルペダル6のアクセルレバ
ー5に連結する構成としたが、本発明はこれに限らず、
回動レバー23に代えて、例えばワイヤドラム等を回動
軸22に設け、このワイヤドラムとアクセルレバー5と
の間をワイヤ等によって連結し、回動軸22をワイヤに
よりアクセルペダル6の操作量に応じて回動させる構成
としてもよい。
【0071】さらに、実施の形態では、回動角検出装置
をアクセル操作量検出装置11として用いる場合を例に
挙げて述べたが、本発明はこれに限らず、任意の回転体
の回動角を検出する回動角検出装置に適用してもよい。
【0072】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、ボディとロータには、戻しコイルばねの螺旋形状
に対応する傾きを有し、戻しコイルばねの端部側にほぼ
均等に当接する螺旋状ばね受座をそれぞれ設けているの
で、ロータとボディとの間に戻しコイルばねを装着した
ときには、戻しコイルばねの端部側が螺旋状ばね受座に
ほぼ均等に当接することができる。これにより、戻しコ
イルばねはロータを周方向で均等な力によりボディに向
けて付勢することができるから、ヒステリシス発生部に
よる摩擦抵抗力を安定して発生することができ、アクセ
ル操作時の操作性を高めることができる。
【0073】請求項2の発明によれば、螺旋状ばね受座
は、周方向に所定の間隔をもって配置され戻しコイルば
ねの螺旋形状に対応して高さ寸法が段階的に異なるよう
に形成された複数個の突起部によって構成しているの
で、螺旋状ばね受座による重量の増大を小さくすること
ができる。また、螺旋状ばね受座を樹脂成形によって成
形する場合には、各突起部毎に精度よく形成することが
でき、樹脂成形後の切削加工等を省略して製造コストを
低減することができる。
【0074】請求項3の発明によれば、ヒステリシス発
生部は、ボディの蓋部とロータの端面とのうちいずれか
一方の部材に設けられ他方の部材側に向け摺動可能に突
出する円環状の環状凸部を有し、該環状凸部には径方向
に延びる複数本の溝部を設けているので、例えばロータ
の端面に設けられた環状凸部とボディの蓋部側とが摺動
し、これらの間に摺動による摩耗粉等が発生しても、こ
の摩耗粉等はボディとロータが相対的に回動したときに
溝部から排出することができる。これにより、ヒステリ
シス発生部による摩擦抵抗力を安定することができる。
【0075】請求項4の発明によれば、回動軸は車両の
アクセルペダルに連動して回動する構成とし、センサ部
は回動軸の回動角をアクセル操作量として検出する構成
としているので、アクセルペダルを操作したときには、
その操作量に応じて回動軸を回動させ、このときの回動
角をセンサ部によりアクセル操作量として検出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるアクセル操作量検出
装置を適用したアクセル装置を示す外観図である。
【図2】本発明の実施の形態によるアクセル操作量検出
装置を示す縦断面図である。
【図3】図2中のセンサ側ボディを単体で示す縦断面図
である。
【図4】センサ側ボディ単体を図3中の矢示IV−IV方向
からみた側面図である。
【図5】内側螺旋状ばね受座と外側螺旋状ばね受座の形
状をセンサ側ボディを部分的に破断した状態で示す一部
破断の斜視図である。
【図6】内側螺旋状ばね受座の傾き状態を示す展開図で
ある。
【図7】外側螺旋状ばね受座の傾き状態を示す展開図で
ある。
【図8】図2中のロータを単体で示す縦断面図である。
【図9】ロータ単体を図8中の矢示IX−IX方向からみた
側面図である。
【図10】ロータの要部を示す斜視図である。
【図11】内側戻しコイルばねを自由長状態で示す正面
図である。
【図12】内側戻しコイルばねを図11中の矢示 XII−
XII 方向からみた側面図である。
【図13】外側戻しコイルばねを自由長状態で示す正面
図である。
【図14】外側戻しコイルばねを図13中の矢示 XIV−
XIV 方向からみた側面図である。
【符号の説明】
2 車体 6 アクセルペダル 11 アクセル操作量検出装置(回動角検出装置) 12 ボディ 13 センサ側ボディ 16,25 内側螺旋状ばね受座 17,26 外側螺旋状ばね受座 16A〜16H,17A〜17H,25A〜25H,2
6A〜26H 突起部 18 ロータ側ボディ 22 回動軸 24 ロータ 27 環状凸部(ヒステリシス発生部) 27A 溝部 27B 円弧状ブロック 28 ヒステリシスプレート(ヒステリシス発生部) 29 内側戻しコイルばね 30 外側戻しコイルばね 31 センサ部 α′,β′ ばね受座の傾き角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01B 21/22 G01B 21/22 Fターム(参考) 2F063 AA35 BA30 BC03 CA40 DA01 DB07 DD02 EA03 FA01 FA17 FA18 GA52 JA04 ZA01 2F069 AA83 BB40 CC04 DD30 GG01 GG04 GG06 GG07 GG25 GG43 GG62 HH09 HH15 HH30 JJ17 JJ25 MM17 3D037 EA01 EB02 EB04 3G065 CA21 JA04 JA09 JA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一側が蓋部によって閉塞され
    た筒状のボディと、該ボディに回動可能に支持された回
    動軸と、前記ボディ内に位置して該回動軸の外周側に設
    けられ該回動軸と一体に回動するロータと、前記ボディ
    内に設けられ前記回動軸が初期位置から回動するときの
    回動角を検出するセンサ部と、前記ボディとロータとの
    間に設けられ前記回動軸を初期位置に向けて付勢すると
    共に前記ロータを前記ボディの蓋部に向けて付勢する戻
    しコイルばねと、前記ボディの蓋部と前記ロータの端面
    との間に設けられ前記ロータがボディに対して相対的に
    回動するときに前記戻しコイルばねの付勢力により前記
    ボディとロータとの間に抵抗力を与えるヒステリシス発
    生部とを備えてなる回動角検出装置において、 前記ボディとロータには、前記戻しコイルばねの螺旋形
    状に対応する傾きを有し、前記戻しコイルばねの端部側
    にほぼ均等に当接する螺旋状ばね受座をそれぞれ設けた
    ことを特徴とする回動角検出装置。
  2. 【請求項2】 前記螺旋状ばね受座は、周方向に所定の
    間隔をもって配置され前記戻しコイルばねの螺旋形状に
    対応して高さ寸法が段階的に異なるように形成された複
    数個の突起部によって構成してなる請求項1に記載の回
    動角検出装置。
  3. 【請求項3】 前記ヒステリシス発生部は、前記ボディ
    の蓋部と前記ロータの端面とのうちいずれか一方の部材
    に設けられ他方の部材側に向け摺動可能に突出する円環
    状の環状凸部を有し、該環状凸部には径方向に延びる複
    数本の溝部を設けてなる請求項1または2に記載の回動
    角検出装置。
  4. 【請求項4】 前記回動軸は車両のアクセルペダルに連
    動して回動する構成とし、前記センサ部は前記回動軸の
    回動角をアクセル操作量として検出する構成としてなる
    請求項1,2または3に記載の回動角検出装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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