JP2001214205A - 定寸切断装置 - Google Patents

定寸切断装置

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JP2001214205A JP2000020642A JP2000020642A JP2001214205A JP 2001214205 A JP2001214205 A JP 2001214205A JP 2000020642 A JP2000020642 A JP 2000020642A JP 2000020642 A JP2000020642 A JP 2000020642A JP 2001214205 A JP2001214205 A JP 2001214205A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断される押出成形体の長さバラツキを低減
可能とするとともに、押出成形体を確実に切断領域に導
く 【解決手段】 切断機30による押出成形体の切断タイ
ミングと光電センサ24による押出成形体の通過検知タ
イミングとを同調させ、押出成形体が一定の長さだけ吐
出されたときに切断するようにする。また、押出成形体
を切断する際の衝撃で押出成形体の吐出方向が変化した
場合、押出成形体は第1案内ガイド21の貫通孔21d
を形成する内壁に規制され、その吐出方向が矯正され
る。これにより切断等の衝撃によって押出成形体の吐出
方向が変わって押出成形体が切断領域からはずれること
を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、熱電半導
体を熱間押出成形で成形し、押出成形型の吐出口から吐
出される棒状の熱電半導体を一定の長さに切断する定寸
切断装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】熱電半導体を熱間押出成形によって成形
することが知られている。熱電半導体を熱間押出し成形
によって成形すると、押出成形型の吐出口から棒状の熱
電半導体が吐出されるが、この棒状の熱電半導体を一定
の寸法に切断する必要がある。従来において、押出成形
型の吐出口から吐出された棒状の熱電半導体を一定の寸
法に切断するために、一定時間間隔でカッター等の切断
機を棒状の熱電半導体に作用させて切断していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱電半
導体を熱間押出し成形すると、原料である熱電半導体粉
末または熱電半導体粉末の圧粉体の溶融度が時間と共に
変化し、押出成形体の吐出速度が時間と共に変化してし
まう。加えて、押出ラムのストローク速度のバラツキも
あり、従来のように一定の時間間隔で押出成形体を切断
しても、切断後の押出成形体の長さにかなりのバラツキ
があった。
【0004】また、切断時の衝撃によって押出成形体の
吐出方向が変わり、押出成形体が切断機による切断領域
からはずれてしまうこともある。このような事態が発生
すると、押出成形体は切断されずに床面に着地し(一般
的に熱電半導体の押出成形による押出成形体の吐出方向
は、上方から下方)、着地面でトグルを巻いてしまう。
【0005】このように、従来においては、上記のよう
な長さのバラツキや未切断による不良品の発生で、熱電
半導体材料の歩留まりが非常に悪いという問題があっ
た。故に、本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので
あり、熱電半導体を熱間押出成形で成形して押出成形型
の吐出口から吐出される棒状の押出成形体を一定の長さ
に切断する定寸切断装置において、切断される押出成形
体の長さバラツキを低減可能とするとともに、押出成形
体を確実に切断領域に導くことができる定寸切断装置を
提供し、バラツキや未切断による不良品の発生を極力防
止することを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るためになされた請求項1に記載の発明は、熱電半導体
を熱間押出成形で成形し、押出成形型の吐出口から吐出
される棒状の押出成形体を一定の長さに切断する定寸切
断装置において、前記定寸切断装置は、押出成形型の前
方に配設され前記押出成形体の吐出方向をガイドする案
内ガイドと、前記案内ガイドの前方に配置され前記押出
成形体を切断する切断手段と、該切断手段の前方に配置
され前記押出成形体の通過を検知する検知手段と、該検
知手段と前記切断手段とに電気的に接続され、前記検知
手段から前記押出成形体の通過を検知した情報が入力さ
れた際に前記切断手段に切断指令信号を出力する制御装
置とを具備することを特徴とする定寸切断装置とするこ
とである。
【0007】上記請求項1の発明によれば、定寸切断装
置は、押出成形型の前方に配設された案内ガイドを具備
する。このため押出成形型の吐出口から吐出される棒状
の押出成形体は、該案内ガイドによってその吐出方向が
規制される。従って、切断による衝撃で押出成形体の吐
出方向が変わっても、案内ガイドによってその吐出方向
が規制され、再び正規の吐出方向に矯正される。このた
め、吐出方向が変わって押出成形体が切断領域からはず
れることを防止することができる。
【0008】また、請求項1の発明によれば、定寸切断
装置は、切断手段の前方に配置され押出成形体の通過を
検知する検知手段とを備える。この検知手段は、切断手
段とともに制御装置と電気的に接続されている。そし
て、制御装置は、検知手段から押出成形体の通過を検知
した情報が入力されると、切断手段に切断指令信号を出
力する。これにより押出成形体は切断手段によって切断
される。このように、従来のように一定時間間隔で切断
するのではなく、切断手段による押出成形体の切断タイ
ミングと検知手段による押出成形体の通過検知タイミン
グとを同調させ、押出成形体が一定の長さだけ吐出され
たときに切断するので、切断後の押出成形体の長さはほ
ぼ一定となり、長さバラツキを低減することができる。
【0009】このように、請求項1の発明によれば、切
断される押出成形体の長さバラツキを低減可能とすると
ともに、押出成形体を確実に切断領域に導くことができ
る定寸切断装置を提供することができ、バラツキや未切
断による不良品の発生を極力防止することができる。
【0010】尚、本明細書において、「前方」とは、正
規の押出成形体の吐出方向(吐出進行方向)を基準方向
として定義している。例えば、押出成形体の吐出方向が
下方向であれば、上記請求項1における「押出成形型の
前方」とは、押出成形型の下方であり、「案内ガイドの
前方」とは、案内ガイドの下方であり、「切断手段の前
方」とは、切断手段の下方である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本例における押出成形機及び定寸
切断装置の概略図である。図において、押出成形機10
は、押出成形型11及び押出ロッド12を備える。押出
成形型11は、上端面11a、下端面11b、側周面1
1cを備えた円筒状に形成されており、その略中心部分
にキャビティー孔13が形成されている。このキャビテ
ィ孔13は、図1からわかるように、押出成形型11の
上端面11aに開通している径の大きな大径部13a
と、押出成形型11の下端面11bに形成された吐出口
15に開通している径の小さな小径部13bと、大径部
13aと小径部13bとの間に形成され大径部13a側
から小径部13b側に向って徐々に径が小さくなるテー
パ部13cとよりなる。そして、押出ロッド12の先端
は、押出成形型11の図示上面からキャビティ孔13の
大径部13aに挿入されている。また、押出成形型11
の側周面11cにはリングヒータ14が取り付けられて
いる。このリングヒータ14は、図示せぬ電源から通電
されることによって押出成形型11を加熱する。
【0013】次に、定寸切断装置について説明する。本
例における定寸切断装置20は、第1案内ガイド21、
切断機30、第2案内ガイド23、光電センサ24、制
御装置25を備えて構成されている。
【0014】第1案内ガイド21は、押出成形型11の
前方(図1では下方、即ち押出成形型11の下端面11
b側)に配置されている。この第1案内ガイド21は、
上端面21a、下端面21b、外周側面21cを備え、
上端面21a側から下端面21b側に向って貫通した貫
通孔21dが形成された円筒リング形状を呈している。
貫通孔21dの径は、押出成形型11の下端面11bに
開口した吐出口15の径よりも大きく形成されていると
ともに、孔部21dの軸心と吐出口15の軸心とがほぼ
同軸的な位置となるように、押出成形型11に対して第
1案内ガイド21の位置が調整されて配置されている。
この第1案内ガイド21は、吐出口15から吐出されて
くる押出成形体の吐出方向をガイドするためのものであ
る。
【0015】切断機30は、第1案内ガイド21の前方
に配置されている。この切断機30は、押出成形体を切
断するためのもので、その具体的構成については後述す
る。
【0016】第2案内ガイド23は、切断機22の前方
に配置されている。この第2案内ガイド23は、上端面
23a、下端面23b、外周側面23cを備え、上端面
23a側から下端面23b側に向って貫通した貫通孔2
3dが形成された円筒リング形状を呈している。貫通孔
23dは、上端面23aに開通しているとともに上端面
側23aから下端面側23bに向かうにつれて径が小さ
くなるようにテーパ状に形成された第1孔部231d
と、第1孔部231dの最小径部(最も下端面23b
側)から連続しているとともに一定の径で下端面23b
に開通した第2孔部232dからなる。そして、貫通孔
23dの軸心が、上記貫通孔21d及び吐出口15の軸
心とほぼ同軸的な位置となるように第2案内ガイド23
の位置が調節されて配置されている。この第2案内ガイ
ド23も、第1案内ガイド21と同様、吐出口15から
吐出されてくる押出成形体の吐出方向をガイドするため
のものである。
【0017】光電センサ24は、第2案内ガイド23の
前方に配置されている。この光電センサ24は、発光部
24a及び受光部24bを備えているとともに、CPU
等の制御装置25に電気的に接続されている。そして、
発光部24aから発光される光を受光部24bで受けて
いるか否かの情報が制御装置25に入力されている。
【0018】図2は、切断機30の正面図、即ち図1に
おいて矢印B方向から見た図である。図において、切断
機30は、切断具40、カム60、及びエアーシリンダ
ー70を備えて構成されている。
【0019】切断具40は、対となった第1の切断具4
1及び第2の切断具51を備える。切断具41、51
は、実際に押出成形体を切断する部分である刃部42、
52、及び該刃部42、52の付け根から連続して形成
された支持部43、53からなる。第1の切断具41と
第2の切断具51は、図に示すように軸線Cに対して対
象的に配置されている。また、支持部43、53には、
その中央部付近に相手側に向って延設している連結部4
3a、53aがそれぞれ形成されており、これらの連結
部43a、53aの先端部には孔が形成されている。そ
して、連結部43a、53aに形成されたそれぞれの孔
が同軸的に重なるように連結部43a、53aを重ね合
わせ、同軸的に重なった孔に固定ピン81を挿入して固
定することにより、第1の切断具41と第2の切断具5
1とを対としている。従って、第1の切断具41と第2
の切断具51は、固定ピン81を支点として軸線Cに対
して対象的に揺動することができ、この結果、それぞれ
の刃部42、52は、図示矢印D、E方向にそれぞれ同
調して動作して押出成形体の切断が実行されるようにな
っている。
【0020】また、支持部43の刃部41との付け根部
分から支持部53の刃部51との付け根部分にかけて、
スプリング82が取り付けられている。このスプリング
82は、常に伸長力を発生している状態で取り付けられ
ている。このため、固定ピン81を支点として対となっ
て揺動する刃部42、52は、スプリング82の伸長力
によって、両者が離間する方向に付勢されている。
【0021】また、支持部43、53の図示下部分に
は、係合部43b、53bが形成されている。この係合
部43b、53bは、後述するカム60にそれぞれ軸線
Cに対して対象的に係合している。
【0022】カム60には、第1直線部61、カム部6
2、第2直線部63、フランジ部64が形成されてい
る。第1直線部61及び第2直線部63は、図に示すよ
うに矢印C方向に直線的に形成されていとともに、その
幅t1、t3は両者ほぼ同一にされている。カム部62
は、第1直線部61と第2直線部63との間に形成され
ており、その最大幅t2が両直線部61、63の幅t
1、t3よりも大きくなるように図に示すような太鼓状
に形成されている。フランジ部64は、第2直線部63
の基部に連結されている。尚、図2の状態では、係合部
43b、53bは、カム60の第1直線部61と係合し
ている。
【0023】エアーシリンダー70は、シリンダー部7
1、該シリンダー部71から突き出たロッド部72、ロ
ッド部72の先端に取り付けられたフランジ部73を備
えている。そして、エアーシリンダー70のフランジ部
73は、カム60のフランジ部64と突き合わせられ、
両者が図示せぬ締結手段で結合されている。
【0024】また、図1に示すように、切断機30は、
制御装置25に電気的に接続されている。制御装置25
は、切断機30に切断指令信号を出力する。
【0025】上記構成において、まず押出成形型11の
キャビティー孔13内に熱電半導体の材料粉末またはそ
の圧粉体を投入する。次いで、リングヒータ14に通電
して押出成形型11を所定の温度まで加熱する。昇温が
完了したら、図示せぬ駆動手段を駆動させて押出ロッド
12を図示矢印A方向に下降駆動させる。このため、押
出成形型11のキャビティー孔13内の熱電半導体材料
が加圧される。このとき熱電半導体材料は、加圧と同時
に押出成形型11からの熱によって加熱され、焼結化す
る。そして焼結体となった熱電半導体材料が、キャビテ
ィー孔13の小径部13bを通り、吐出口15から押出
成形体として押出される。これによって、棒状の熱電半
導体の焼結体が製造される。
【0026】吐出口15から吐出された押出成形体は、
第1案内ガイド21の貫通孔21dを通り抜け、該第1
案内ガイドの前方に配置している切断機30の刃部4
2、52の間を通り抜ける。さらに押出成形体は、切断
機30の前方に配置している第2案内ガイド23の貫通
孔23dを通り抜け、その前方の光電センサ24に向か
う。そして、押出成形体の先端部は、光電センサ24ま
で到達し、発光部24aから受光部24bに向けて発光
されている光を遮る。
【0027】押出成形体の先端部が発光部24aからの
光を遮る前は、この光は受光部24bで受光されてお
り、受光部24bで受光された旨の情報が制御装置25
に入力されている。ところが、押出成形体が順次吐出さ
れ、その先端が発光部24aから発光されている光を遮
ると、受光部24bではこの光は受光されない。従っ
て、このときには、受光部24bで受光されない旨の情
報が制御装置25に入力される。制御装置25はこの情
報を受けて切断機30に切断指令信号を出力する。切断
機30はこの信号を受けてシリンダー70を作動させ
る。すると、ロッド部72は図2に示す状態から図示矢
印F方向に駆動する。この駆動によってカム60が押し
上げられる。カム60が押し上げられることに伴い、支
持部43、53の各係合部43b、53bがカム60に
係合する場所が、第1直線部61からカム部62へ、さ
らにカム部62から第2直線部63へと変化する。図2
よりわかるように、カム部62は太鼓状となっているの
で、カム60における各係合部43b、53bとの係合
部分が第1直線部61からカム部62の最大径t3の部
分へと変化する間、前記係合部分の幅は順次増加する。
このため両係合部43b、53bの間隔が順次広げら
れ、固定ピン81を支点として揺動可能な刃部42、5
2はスプリング85の伸長力に抗して図示矢印D、E方
向に同調して揺動し、これらの間にある押出成形体を切
断する。
【0028】また、カム60における各係合部43b、
53bとの係合部分がカム部62の最大径t3の部分か
ら第2直線部63へと変化する間、前記係合部分の幅は
順次減少する。このため両係合部43b、53bの間隔
が順次狭められ、両刃部42、52は矢印D、E方向と
は反対の方向に同調して揺動する。そして、各係合部が
第2直線部63と係合した状態でロッド部72の矢印F
方向への駆動が停止する。以上によって押出成形体の切
断工程が完了する。
【0029】上記のように押出成形体が切断された後
も、押出成形体は吐出口15から順次吐出されてくる。
そして、押出成形体の先端が再度光電センサ24を通過
した際、制御装置25は再度切断機30に切断指令信号
を出力する。切断機30はこの信号を受けてシリンダー
70を作動させ、ロッド部72は、上記説明した状態
(各係合部43b、53bが第2直線部63と係合して
いる状態)から図示矢印G方向に駆動する。この駆動に
よってカム60が押し下げられる。カム60が押し下げ
られることに伴い、支持部43、53の各係合部43
b、53bがカム60に係合する場所が、第2直線部6
3からカム部62へ、さらにカム部62から第1直線部
61へと変化する。カム部62は太鼓状となっているの
で、カム60における各係合部43b、53bとの係合
部分が第2直線部63からカム部62の最大径t3の部
分へと変化する間、前記係合部分の幅は順次増加する。
このため両係合部43b、53bの間隔が順次広げら
れ、固定ピン81を支点として揺動可能な刃部42、5
2はスプリング85の伸長力に抗して図示矢印D、E方
向に同調して揺動し、これらの間にある押出成形体を切
断する。
【0030】また、カム60における各係合部43b、
53bとの係合部分がカム部62の最大径t3の部分か
ら第1直線部61へと変化する間、前記係合部分の幅は
順次減少する。このため両係合部43b、53bの間隔
が順次狭められ、両刃部42、52は矢印D、E方向と
は反対の方向に同調して揺動する。そして、各係合部が
第2直線部63と係合した状態でロッド部72の矢印F
方向への駆動が停止する。以上によって押出成形体の切
断工程が完了する。
【0031】以上のように、本例の定寸切断装置20
は、第1案内ガイド21の前方に配置され押出成形体を
切断する切断機30と、切断機30の前方に配置され押
出成形体の通過を検知する光電センサ24と、光電セン
サ24と切断機30とに電気的に接続され、光電センサ
24から押出成形体の通過を検知した情報が入力された
際に切断機30に切断指令信号を出力する制御装置25
とを具備した構成とし、従来のように一定時間間隔で切
断するのではなく、切断機30による押出成形体の切断
タイミングと光電センサ24による押出成形体の通過検
知タイミングとを同調させ、押出成形体が一定の長さだ
け吐出されたときに切断するようにしたので、切断後の
押出成形体の長さはほぼ一定となり、長さバラツキを低
減することができる。
【0032】また、押出成形体を切断する際の衝撃で押
出成形体の吐出方向が変化した場合、押出成形体は第1
案内ガイド21の貫通孔21dを形成する内壁に規制さ
れ、その吐出方向が矯正される。このように本例では、
押出成形型11の前方に配設され押出成形体の吐出方向
をガイドする第1案内ガイド21を具備した構成である
ので、切断等の衝撃によって押出成形体の吐出方向が変
わって押出成形体が切断領域からはずれることを防止す
ることができる。
【0033】また、本例では切断機30の前方に第2案
内ガイド23を設けている。従って、押出成形体は第2
案内ガイド23でもその吐出方向が規制される。これに
より、押出成形体を確実に光電センサ24の検知領域に
導くことができ、未検知による未切断を防止することが
できる。
【0034】また、本例では、エアーシリンダー70の
ロッド部72の一度の往復動作で、切断動作を2回行う
ことができる。つまり、図2に示す状態(各係合部43
b、53bと第1直線部61が係合している状態)から
ロッド部72が図示矢印F方向に往動するのみで1回の
切断ができ、また各係合部43b、53bが第2直線部
63に係合している状態からロッド部72が図2示矢印
G方向に復動するのみで1回の切断ができ、ロッド部7
2の往復動で都合2回の切断を行うことができる。これ
に対し、特開平5−185469に記載された射出成形
機の糸状樹脂切断装置においては、シリンダーロッドの
1回の往復動作で1回の切断して行うことができない。
このように、本例は、従来と比較して効率的に切断を行
うことができるとともに、従来の倍の切断を行なうこと
ができ、相対的にシリンダーの寿命を向上させることが
できる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、切断される押出成形体
の長さバラツキを低減可能とするとともに、押出成形体
を確実に切断領域に導くことができる定寸切断装置を提
供し、バラツキや未切断による不良品の発生を極力防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における、押出成形機及び
定寸切断装置の概略断面図である。
【図2】本発明の実施の形態における、切断機の正面図
である。
【符号の説明】
10・・・押出成形機 11・・・押出成形型 15・・・吐出口 20・・・定寸切断装置 21・・・第1案内ガイド(案内ガイド)、21a・・
・上端面、21b・・・下端面、21c・・・外周側
面、21d・・・貫通孔 23・・・第2案内ガイド 24・・・光電センサ(検知手段)、24a・・・発光
部、24b・・・受光部 25・・・制御装置 30・・・切断機(切断手段) 40・・・切断具 60・・・カム 70・・・エアーシリンダー 81・・・固定ピン 82・・・スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱電半導体を熱間押出成形で成形し、押
    出成形型の吐出口から吐出される棒状の押出成形体を一
    定の長さに切断する定寸切断装置において、 前記定寸切断装置は、押出成形型の前方に配設され前記
    押出成形体の吐出方向をガイドする案内ガイドと、 前記案内ガイドの前方に配置され前記押出成形体を切断
    する切断手段と、 該切断手段の前方に配置され前記押出成形体の通過を検
    知する検知手段と、 該検知手段と前記切断手段とに電気的に接続され、前記
    検知手段から前記押出成形体の通過を検知した情報が入
    力された際に前記切断手段に切断指令信号を出力する制
    御装置とを具備することを特徴とする定寸切断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103707335A (zh) * 2013-12-20 2014-04-09 大连佳林设备制造有限公司 橡胶板定长切断机

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