JP2001213306A - 電動式流体圧発生装置 - Google Patents

電動式流体圧発生装置

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JP2001213306A JP2000028136A JP2000028136A JP2001213306A JP 2001213306 A JP2001213306 A JP 2001213306A JP 2000028136 A JP2000028136 A JP 2000028136A JP 2000028136 A JP2000028136 A JP 2000028136A JP 2001213306 A JP2001213306 A JP 2001213306A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気失陥による電動ポンプの動作不良時にお
いても、制動力の立ち上がりの短縮と、立ち上がり後の
制動力制御の容易性とを両立させることができる電動式
流体圧発生装置を得る。 【解決手段】 電動ポンプ9の吐出圧を蓄圧するアキュ
ムレータ11は、第1貯圧室11bと第2貯圧室11c
との間に第1加圧ばね11fによって第2貯圧室11c
側に付勢されると共に、第1貯圧室11bと第2貯圧室
11cとを連通させるオリフィス11dを有した第1ピ
ストン11eと、第2貯圧室11c内に第1貯圧室11
b側に付勢される第2ピストン11gとを備えて構成さ
れ、第1ピストン11eによって第1貯圧室11bの流
体を出力した後は、第1ピストン11eのオリフィス1
1dを介して第2貯圧室11cの流体を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両や自動車
等の油圧ブレーキ装置の油圧発生源等として用いて好適
な電動式流体圧発生装置に関するもので、詳しくは、電
気失陥等によるアキュムレータからの流体圧出力時に
も、制動動作に好適な出力特性を確保できるようにする
ための改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の車両においては、アンチロックブ
レーキシステムの装備や、トラクションコントロールシ
ステムの装備など、ブレーキ機能のインテリジェント化
が活発に行われている。そして、このようなインテリジ
ェント化に伴い、例えば、油圧式のブレーキユニットを
使用するブレーキシステムでは、油圧発生源として組み
込まれるポンプの電動化や小型化が必要不可欠になって
きている。
【0003】電動ポンプは、ポンプ羽根を電動モータで
回転駆動して油圧を発生する回転式のものと、ハウジン
グに収容したピストンの往復動で流体の吐出を行うポン
プ部とピストンを往復動させる駆動部とを備えるプラン
ジャ式のものとに大別されるが、一般的に、プランジャ
式のものの方が、コンパクト化や軽量化を図り易い。ブ
レーキシステムに油圧発生源として組み込む電動ポンプ
は、小型化や軽量化が重要課題となるため、ブレーキ用
の電動ポンプとしては、プランジャ式のものが有利とさ
れている。
【0004】そして、最近では、プランジャ式の電動ポ
ンプとして、ハウジングに収容したピストンの往復動で
流体の吐出を行うポンプ部と、ピストンを往復動させる
駆動源として伸縮動作を電気的に制御可能な固体素子を
使用したピストン駆動部とを備えた構成のものが各種提
案されている。そして、この種の電動ポンプにおいて、
伸縮動作を電気的に制御可能な固体素子としては、圧電
セラミックスや超磁歪素子等が提案されている(特開平
7−167327号公報、特開平8−334082号公
報等参照)。
【0005】圧電セラミックスの場合、その伸縮動作に
高電圧が必要となり、圧電セラミックスの伸縮動作を制
御するために装備する電源や制御回路が大型化し易い。
これに対して、超磁歪素子の伸縮動作は、超磁歪素子の
周囲に配置したコイルから超磁歪素子へ磁界を加えるこ
とによって行うもので、コイルへの通電が低電圧で済む
ため、圧電セラミックスと比較すると、電源や制御回路
を小型化することができ、軽量・小型化の点で、超磁歪
素子の方が有利であるともいえる。そこで、最近では、
超磁歪素子を使用した電動ポンプの開発、その電動ポン
プを使用したブレーキシステムの開発が活発になってい
る。
【0006】ところで、例えば、油圧式のディスクブレ
ーキユニットでは、非制動時には、引き摺りが生じない
ように、パッドをロータから離間させるパッドクリアラ
ンスを設定している。従って、制動時、ブレーキユニッ
トへの油圧供給が開始されても、初期の油圧は、パッド
クリアランス分のパッドの変位に使用され、直ぐには、
制動力を発生できない。このパッドクリアランス分の変
位に要する時間は、制動力の立ち上がりを遅らせ、制動
距離の短縮を困難にしている。このような問題は、油圧
式のドラムブレーキの場合にも、共通である。
【0007】そこで、このような問題を解決する手段と
して、油圧発生源として組み込む電動ポンプを大型化し
て、制動開始初期の油圧供給量を増大させることで、制
動開始初期のパッドクリアランス分の変位に要する時間
を短縮して、制動距離の短縮を図ることも考えられる。
しかし、電動ポンプの大型化は、ポンプの重量化,大型
化,高額化を招く。しかも、大きな油圧供給量が必要と
なるのは、パッドクリアランス分の変位を達成する開始
初期だけで、実際にパッドがロータに接触して制動力が
発生している状況で制動力を増減するような場合には、
油圧供給量は微少量の制御で済み、実際の制動時に必要
とされる仕様から考えると、電動ポンプは制動開始初期
以外はその性能の一部しか活用されないという無駄が生
じる。更に、前述した伸縮動作を電気的に制御可能な固
体素子を利用する電動ポンプは、応答性等の点で非常に
優れるが、その反面、吐出量の大容量化が難しいという
問題もある。
【0008】そこで、このような背景から、制動装置を
駆動する油圧発生発生装置として、電動ポンプに、この
電動ポンプの出力する油圧を蓄圧可能なアキュムレータ
を組合せ、制動開始初期にはアキュムレータからの出力
を利用することで、制動初期における供給油圧の大容量
化を実現することが、本願発明者等により鋭意研究され
ている。このように、電動ポンプにアキュムレータを組
み合わせた構成の油圧発生装置では、電動ポンプの大型
化に頼らず、ブレーキユニットの制動開始初期には、パ
ッドクリアランス分の変位をより短時間で実現できる十
分な流体圧供給を実現することができ、また、電動ポン
プは制動開始初期以外はその性能の一部しか活用されな
いという無駄もなく、結局、装置の重量化や大型化や高
額化を招かずに、制動力の立ち上がりが早く、制動距離
の短縮を図ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、油圧ブレー
キ装置の油圧発生源として、電動ポンプを利用する構成
のものは、電気失陥によって電動ポンプが動作不良とな
ったときにも、制動動作に支障が生じないように、電気
失陥時のフェールセーフについての配慮が重要である。
例えば、前述のように、電動ポンプとアキュムレータと
を組み合わせた構成の場合は、電気失陥時には、アキュ
ムレータの蓄圧を制動ユニットに供給することで制動動
作を継続可能にすることが検討されている。しかし、従
来のアキュムレータは、例えば、貯留した油圧を、単一
のピストンによる加圧で出力する構成で、出力特性が単
調である。そのため、例えば、制動初期の供給油圧の大
容量化に対応させると、制動力の立ち上がりを短縮する
ことはできるが、その後には、大容量で油圧供給がなさ
れるため、逆に、緩制動等の制動力制御が困難になると
いう問題が生じる。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、出力開始初期には大容量で出力し、且つ、一定量の
貯圧を出力後には出力を絞って、制動特性に適した出力
特性を持つアキュムレータを電動ポンプに組合せ、流体
圧ブレーキ装置の流体圧発生源として利用した場合に、
電動ポンプの正常動作時だけでなく、電気失陥による電
動ポンプの動作不良時においても、制動力の立ち上がり
の短縮と、立ち上がり後の制動力制御の容易性とを両立
させることができる電動式流体圧発生装置を提供するこ
と、更には、構成部品の削減による製造コストの低減を
図ることのできる電動式流体圧発生装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る電動式流体圧発生装置は、流体を貯留す
るリザーバと、このリザーバの流体を圧送する電動ポン
プと、流体圧を貯圧するアキュムレータと、前記電動ポ
ンプの吐出口を作動機器の圧力室に連通させる第1流路
と、この第1流路に前記アキュムレータを連通させる第
2開閉弁を備えた第2流路と、前記電動ポンプ及び前記
第2開閉弁を制御する制御ユニットとを備えた電動式流
体圧発生装置において、前記アキュムレータは、流体圧
の入出力口が装備された第1貯圧室と、この第1貯圧室
に連設された第2貯圧室と、前記第1貯圧室と第2貯圧
室との間に第1加圧ばねによって前記第2貯圧室側に付
勢されて装備されると共に、第1貯圧室と第2貯圧室と
を連通させるオリフィスを有した第1ピストンと、第2
貯圧室内に前記第1貯圧室側に付勢されて装備された第
2ピストンとを備えていることを特徴とする。
【0012】そして、上記構成によれば、例えば油圧デ
ィスクブレーキ装置の油圧発生装置として使用する場
合、電動ポンプの出力油圧を適時アキュムレータに蓄圧
させて、アキュムレータの蓄圧を作動機器の作動に必要
な規定範囲に維持しておく。そして、制動時の初期は、
アキュムレータによって、作動機器であるディスクブレ
ーキユニットの圧力室に油圧供給を行う。この時、アキ
ュムレータは、蓄圧の出力初期には、主に、第2ピスト
ンの加圧力を第2貯圧室の流体を介して受けて入出力口
側に変位する第1ピストンによって第1貯圧室の流体を
出力するため、速やかに、大流量の油圧出力が行える。
そして、第1ピストンが所定量の変位をして第1貯圧室
の作動油の出力が終えると、次は、第2ピストンの変位
によって第2貯圧室の作動油が出力されるが、その場合
の出力は、第1ピストンのオリフィスによって絞られる
ため、小流量の油圧出力となる。
【0013】従って、第1貯圧室の作動油の貯留量を、
ディスクブレーキユニットにおけるブレーキパッドのパ
ッドクリアランス分の変位に相応する分量に設定してお
けば、パッドクリアランス分の変位をより短時間で実現
でき、制動力の立ち上がりが早く、制動距離の短縮を図
ることができる。そして、パッドクリアランスの除去後
は、ブレーキ操作に応じた流量を供給すればよく、大流
量の作動油供給は不要になるので、電動ポンプが正常動
作している場合には、ディスクブレーキユニットへの作
動油の供給は、アキュムレータから電動ポンプに切り換
えて、電動ポンプによる小流量の出力で、制動力の円滑
な制御が可能になる。もしも、アキュムレータからの油
圧出力で制動力が立ち上がった後、電気失陥で電動ポン
プが動作不良の場合には、そのまま、アキュムレータか
らの油圧出力で、制動力の付与を継続する。制動力が立
ち上がった後のアキュムレータの出力は、第1ピストン
のオリフィスによって絞られて小流量になるので、アキ
ュムレータからの出力でも、制動力の微調整が可能で、
制動力の円滑な制御が可能になる。即ち、上記の構成に
よれば、電動ポンプの正常動作時だけでなく、電気失陥
による電動ポンプの動作不良時においても、制動力の立
ち上がりの短縮と、立ち上がり後の制動力制御の容易性
とを両立させることができる。
【0014】なお、好ましくは、上記の電動式流体圧発
生装置において、電動式ポンプは、磁界が加えられると
伸長する超磁歪素子と超磁歪素子に磁界を加えるコイル
とによって往復動するピストンを備え、アキュムレータ
の第2貯圧室の圧力がポンプピストンを介して超磁歪素
子の圧縮方向の負荷となるように、第2貯圧室の圧力を
電動式ポンプ内に導入する第1圧力導入路を設けた構成
とするとよい。このようにすると、アキュムレータの第
2貯圧室の油圧が超磁歪素子の伸長動作を効率化する予
負荷ばねとして有用に機能するため、電動式ポンプのピ
ストン駆動部に、専用の予負荷ばねを装備する必要がな
くなり、構成部品の削減によって、製造コストの低減を
図ることができる。
【0015】更に、好ましくは、上記の電動式流体圧発
生装置において、リザーバは貯留された流体を加圧する
加圧ピストンを備え、アキュムレータの第2貯圧室の圧
力をリザーバの加圧ピストンの一端側に導入する第2圧
力導入路を設けた構成とするとよい。このようにする
と、アキュムレータの第2貯圧室の油圧がリザーバの加
圧ピストンを付勢するばね部材として機能するため、リ
ザーバに、専用のピストン付勢ばねを装備する必要がな
くなり、構成部品の削減によって、製造コストの低減を
図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電動式流体圧
発生装置の好適な実施の形態を図面に基づいて詳細に説
明する。図1は本発明に係る電動式流体圧発生装置を使
用した油圧ディスクブレーキ装置の第1の実施の形態の
概略構成図である。
【0017】この油圧ディスクブレーキ装置1は、自動
車や鉄道車両用のブレーキ装置で、作動機器であるディ
スクブレーキユニット3と、ブレーキ操作に応じてこの
ディスクブレーキユニット3の圧力室3aに油圧を供給
する電動式流体圧発生装置5とから構成されている。デ
ィスクブレーキユニット3は、ロータ3bを挟むように
キャリパ3cに対向配置された一対のブレーキパッド3
dを、キャリパ3cの圧力室3aに供給される油圧で作
動するピストン3eによってロータ3bに押圧する。そ
して、ディスクブレーキユニット3では、非制動時に
は、ロータ3bとブレーキパッド3dとの間には、引き
摺りが生じないように所定のパッドクリアランスcが確
保されるようになっている。
【0018】電動式流体圧発生装置5は、作動油を貯留
するリザーバ7と、このリザーバ7から作動油を圧送す
る電動ポンプ9と、作動油圧を貯圧するアキュムレータ
11と、電動ポンプ9の吐出口91eをディスクブレー
キユニット3の圧力室3aに連通させる第1開閉弁15
を備えた第1流路13と、この第1開閉弁15と電動ポ
ンプ9の吐出口91eとの間の第1流路13にアキュム
レータ11を連通させる第2開閉弁19を備えた第2流
路17と、第1開閉弁15と電動ポンプ9の吐出口91
eとの間の第1流路13にリザーバ7を連通させる第3
開閉弁23を備えた第3流路21と、電動ポンプ9及び
第1乃至第3の開閉弁15,19,23の動作制御によ
ってディスクブレーキユニット3への供給圧を制御する
図示せぬ制御ユニットとを備えて構成される。
【0019】リザーバ7は、液室7aに貯留された作動
油を、加圧ばね7bによって付勢された加圧ピストン7
cによって加圧している。この加圧ばね7bは、ディス
クブレーキユニット3のピストン3eを戻し方向に付勢
しているばねよりも、付勢力が弱く設定されている。
【0020】電動ポンプ9は、円筒状のハウジング91
aに収容したポンプピストン91bの往復動でポンプ室
91c内の流体の吐出を行うポンプ部91と、磁界が加
えられると伸長する超磁歪素子92a及び電流印加によ
り超磁歪素子92aに磁界を加えるコイル92bを有し
てポンプピストン91bを往復動させるピストン駆動部
92とを備えて、制動時等にコイル92bに印加される
電流に応じて作動油の吐出を行う。
【0021】超磁歪素子92aに当接されるポンプピス
トン91bの端部は、超磁歪素子92aに当接した状態
が維持されるように、バネ部材92cによって、超磁歪
素子92a側に常時付勢されている。このバネ部材92
cは、超磁歪素子91の伸長動作を効率化する予負荷ば
ねを兼ねている。また、ポンプ室91cに装備された吐
出口91eや吸い込み口91fは、作動油の逆流を防止
するチェック弁25,27を介して、第1流路13や第
3流路21が接続されている。
【0022】第1開閉弁15、第2開閉弁19及び第3
開閉弁23は、図示せぬ制御ユニットによって、開閉動
作を制御される電磁弁である。図示せぬ制御ユニット
は、ブレーキ操作やアキュムレータ11の蓄圧状態を監
視していて、ブレーキ操作に応じた作動油の出力と、ア
キュムレータ11への作動油の補給を適時に行う。アキ
ュムレータ11への圧力の補給は、第1開閉弁15及び
第3開閉弁23を閉じた状態にすると共に、第2開閉弁
19を開いた状態にして、電動ポンプ9の吐出口91e
をアキュムレータ11の入出力口11aに連通させるこ
とによって行う。
【0023】また、図示せぬ制御ユニットは、制動操作
があると、制動初期には、第3開閉弁23を閉じた状態
にすると同時に、第1開閉弁15と第2開閉弁19とを
開いた状態にして、アキュムレータ11からディスクブ
レーキユニット3に作動油を供給させ、その作動油供給
によってパッドクリアランス分のパッド変位が完了する
頃、電動ポンプ9が正常動作していれば、第2開閉弁1
9を閉じる一方で、ピストン駆動部92をブレーキ操作
に応じて駆動して、電動ポンプ9の吐出圧をディスクブ
レーキユニット3に供給する。そして、図示せぬ制御ユ
ニットは、アキュムレータ11からの作動油供給によっ
てパッドクリアランス分のパッド変位が完了するとき、
もしも、電気失陥によって電動ポンプ9が動作不良の場
合には、アキュムレータ11からの作動油供給を継続し
て、アキュムレータ11からの作動油供給によってディ
スクブレーキユニット3を駆動する。
【0024】本実施の形態のアキュムレータ11は、作
動油圧の入出力口11aが装備された第1貯圧室11b
と、この貯圧室11bに連設された第2貯圧室11c
と、第1貯圧室11b内を摺動可能に装備されると共に
第1貯圧室11bと第2貯圧室11cとを連通させるオ
リフィス11dを有した第1ピストン11eと、この第
1ピストン11eを第2貯圧室11c側に付勢する第1
加圧ばね11fと、第2貯圧室11c内を摺動可能に装
備された第2ピストン11gと、この第2ピストン11
gを第1貯圧室11b側に付勢する第2加圧ばね11h
と、第2ピストン11gの当接によって貯圧の限界を検
出するセンサ11iとを備える。センサ11iの出力
は、図示せぬ制御ユニットに送出され、アキュムレータ
11への蓄圧の制御に利用される。即ち、制御ユニット
は、アキュムレータ11へ蓄圧する際には、センサ11
iが貯圧の限界を検出するまで、蓄圧動作を継続する。
【0025】以上のアキュムレータ11は、制動初期に
おける蓄圧の出力初期には、主に、第2ピストン11g
の加圧力を第2貯圧室11cの作動油を介して受けて入
出力口11a側に変位する第1ピストン11eによって
第1貯圧室11bの作動油を出力し、第1ピストン11
eの入出力口11a側への変位完了後には、第2ピスト
ン11gの加圧力によって第2貯圧室11cの作動油を
第1ピストン11eのオリフィス11dを介して出力す
る。
【0026】以上の油圧ディスクブレーキ装置1では、
電動ポンプ9の出力油圧を適時アキュムレータ11に蓄
圧させて、アキュムレータ11の蓄圧をディスクブレー
キユニット3の作動に必要な規定範囲に常時維持してお
く。そして、制動時の初期は、アキュムレータ11によ
って、ディスクブレーキユニット3の圧力室に油圧供給
を行う。この時、アキュムレータ11は、蓄圧の出力初
期には、主に、第2ピストン11gの加圧力を第2貯圧
室11cの作動油を介して受けて入出力口11a側に変
位する第1ピストン11eによって第1貯圧室11bの
作動油を出力するため、図2に示すように、速やかに、
大流量の油圧出力が行える。そして、第1ピストン11
eが所定量の変位をして第1貯圧室11bの作動油の出
力が終えると、次は、第2ピストン11gの変位によっ
て第2貯圧室11cの作動油が出力されるが、その場合
の出力は、第1ピストン11eのオリフィス11dによ
って絞られるため、小流量の油圧出力となる。
【0027】従って、第1貯圧室11bの作動油の貯留
量を、ディスクブレーキユニット3におけるブレーキパ
ッドのパッドクリアランス分の変位に相応する分量に設
定しておけば、パッドクリアランス分の変位をより短時
間で実現でき、図3に示すように、制動力の立ち上がり
が早く、制動距離の短縮を図ることができる。そして、
パッドクリアランスの除去後は、ブレーキ操作に応じた
流量を供給すればよく、大流量の作動油供給は不要にな
るので、電動ポンプ9が正常動作している場合には、デ
ィスクブレーキユニット3への作動油の供給は、アキュ
ムレータ11から電動ポンプ9に切り換えて、電動ポン
プ9による小流量の出力で、制動力の円滑な制御が可能
になる。もしも、アキュムレータ11からの油圧出力で
制動力が立ち上がった後、電気失陥で電動ポンプ9が動
作不良の場合には、そのまま、アキュムレータ11から
の油圧出力で、制動力の付与を継続する。制動力が立ち
上がった後のアキュムレータ11の出力は、第1ピスト
ン11eのオリフィス11dによって絞られて小流量に
なるので、アキュムレータ11からの出力でも、制動力
の微調整が可能で、制動力の円滑な制御が可能になる。
即ち、上記の構成によれば、動ポンプの正常動作時だけ
でなく、電気失陥による電動ポンプ9の動作不良時にお
いても、制動力の立ち上がりの短縮と、立ち上がり後の
制動力制御の容易性とを両立させることができる。
【0028】図4は本発明の電動式流体圧発生装置5で
使用するアキュムレータの別の実施の形態の縦断面図
で、図5は図4のA−A線に沿う断面図である。このア
キュムレータ31は、作動油圧の入出力口31aが装備
された第1貯圧室31bと、この貯圧室31bに連設さ
れた第2貯圧室31cと、第1貯圧室31b内を摺動可
能に装備されると共に第1貯圧室31bと第2貯圧室3
1cとを連通させるオリフィス31dを有した第1ピス
トン31eと、第2貯圧室31c内を摺動可能に装備さ
れた第2ピストン31gと、この第2ピストン31gを
第1貯圧室31b側に付勢する加圧ばね31hと、第2
ピストン31gの当接によって貯圧の限界を検出するセ
ンサ31iとを備えた構成である。
【0029】図1に示したアキュムレータ11と異なる
のは、第1ピストン31eと第2ピストン31gとが一
体形成されていて、更には、図5にも示しているよう
に、オリフィス31dを第1ピストン31eの外周に形
成したスリット状の溝にして、且つ、その溝が第2貯圧
室31cに向かって徐々に流路断面が狭くなるテーパ溝
とした点である。このようにする事によって、第1ピス
トン31eを第2貯圧室31c側に付勢する加圧ばねを
省略することができ、構成部品の削減を行うことができ
る。また、オリフィス31dを、第2貯圧室31cに向
かって徐々に流路断面が狭くなるテーパ溝としたため、
第1ピストン31eの変位に応じて徐々に流路断面が絞
られて、出力を徐々に減少させることが可能になり、ア
キュムレータだけでも、より変化に富んだ出力特性を持
つことが可能になる。
【0030】図6は、本発明に係る電動式流体圧発生装
置を使用した油圧ディスクブレーキ装置の第2の実施の
形態の概略構成図である。この油圧ディスクブレーキ装
置33は、本発明に係る電動式流体圧発生装置35と、
電動式流体圧発生装置35から作動油の供給を受けて制
動力を発生するディスクブレーキユニット3とからなる
もので、ディスクブレーキユニット3は、図1に示した
ものと同一の構成であるので、説明は省略する。この第
2の実施の形態において使用する電動式流体圧発生装置
35は、第1の実施の形態に示した電動式流体圧発生装
置5の一部を改良したもので、アキュムレータ11の第
2貯圧室11cの圧力が電動ポンプ9のポンプピストン
91bを介してピストン駆動部92の超磁歪素子92a
の圧縮方向の負荷となるように、前記第2貯圧室11c
の圧力を電動式ポンプ9内に導入する第1圧力導入路3
7を追加装備している。
【0031】このようにすると、アキュムレータ11の
第2貯圧室11cの油圧が超磁歪素子92aの伸長動作
を効率化する予負荷ばねとして有用に機能するため、電
動式ポンプ9のピストン駆動部92に、専用の予負荷ば
ねを装備する必要がなくなり、図1に示したバネ部材9
2cの削減によって、製造コストの低減を図ることがで
きる。第1圧力導入路37の追加によってバネ部材92
cを削減した点以外の構成は、第1の実施の形態のもの
と共通しており、共通した構成については、同番号を付
して説明を省略する。
【0032】図7は、本発明に係る電動式流体圧発生装
置を使用した油圧ディスクブレーキ装置の第3の実施の
形態の概略構成図である。この油圧ディスクブレーキ装
置39は、本発明に係る電動式流体圧発生装置41と、
電動式流体圧発生装置41から作動油の供給を受けて制
動力を発生するディスクブレーキユニット3とからなる
もので、ディスクブレーキユニット3は、図1に示した
ものと同一の構成であるので、説明は省略する。この第
3の実施の形態において使用する電動式流体圧発生装置
41は、第1の実施の形態に示した電動式流体圧発生装
置5の一部を改良したもので、リザーバ7の加圧ピスト
ン7cを付勢する手段として、アキュムレータ11の第
2貯圧室11cの圧力を加圧ピストン7cの一端側に導
入する第2圧力導入路43を追加装備している。
【0033】このようにすると、アキュムレータ11の
第2貯圧室11cの油圧がリザーバ7の加圧ピストン7
cを付勢するばね部材として機能するため、リザーバ7
に、専用の加圧ばね7b(図1参照)を装備する必要が
なくなり、加圧ばね7bの削減によって、製造コストの
低減を図ることができる。第2圧力導入路43の追加に
よって加圧ばね7bを削減した点以外の構成は、第1の
実施の形態のものと共通しており、共通した構成につい
ては、同番号を付して説明を省略する。
【0034】図8は、本発明に係る電動式流体圧発生装
置を使用した油圧ディスクブレーキの第4の実施の形態
の概略構成図である。この油圧ディスクブレーキ装置4
5は、本発明に係る電動式流体圧発生装置47と、電動
式流体圧発生装置47から作動油の供給を受けて制動力
を発生するディスクブレーキユニット3とからなるもの
で、ディスクブレーキユニット3は、図1に示したもの
と同一の構成であるので、説明は省略する。この第4の
実施の形態において使用する電動式流体圧発生装置47
は、第2の実施の形態で示した第1圧力導入路37と、
第3の実施の形態で示した第2圧力導入路43との双方
を追加装備したもので、これにより、ピストン駆動部9
2における超磁歪素子92aの予負荷ばねの削減と、リ
ザーバ7における加圧ばね7bの削減との双方を実現し
て、構成部品の削減及び組立工程数の削減による製造コ
ストの低減を更に促進することができる。
【0035】なお、本発明に係る電動式流体圧発生装置
は、作動流体をブレーキ油に限定するものではなく、車
両用の油圧ブレーキ装置以外にも、応用可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明の電動式流体圧発生装置によれ
ば、例えば油圧ディスクブレーキ装置の油圧発生装置と
して使用する場合、電動ポンプの出力油圧を適時アキュ
ムレータに蓄圧させて、アキュムレータの蓄圧を作動機
器の作動に必要な規定範囲に維持しておく。そして、制
動時の初期は、アキュムレータによって、作動機器であ
るディスクブレーキユニットの圧力室に油圧供給を行
う。この時、アキュムレータは、蓄圧の出力初期には、
主に、第2ピストンの加圧力を第2貯圧室の流体を介し
て受けて入出力口側に変位する第1ピストンによって第
1貯圧室の流体を出力するため、速やかに、大流量の油
圧出力が行える。そして、第1ピストンが所定量の変位
をして第1貯圧室の作動油の出力が終えると、次は、第
2ピストンの変位によって第2貯圧室の作動油が出力さ
れるが、その場合の出力は、第1ピストンのオリフィス
によって絞られるため、小流量の油圧出力となる。
【0037】従って、第1貯圧室の作動油の貯留量を、
ディスクブレーキユニットにおけるブレーキパッドのパ
ッドクリアランス分の変位に相応する分量に設定してお
けば、パッドクリアランス分の変位をより短時間で実現
でき、制動力の立ち上がりが早く、制動距離の短縮を図
ることができる。そして、パッドクリアランスの除去後
は、ブレーキ操作に応じた流量を供給すればよく、大流
量の作動油供給は不要になるので、電動ポンプが正常動
作している場合には、ディスクブレーキユニットへの作
動油の供給は、アキュムレータから電動ポンプに切り換
えて、電動ポンプによる小流量の出力で、制動力の円滑
な制御が可能になる。もしも、アキュムレータからの油
圧出力で制動力が立ち上がった後、電気失陥で電動ポン
プが動作不良の場合には、そのまま、アキュムレータか
らの油圧出力で、制動力の付与を継続する。制動力が立
ち上がった後のアキュムレータの出力は、第1ピストン
のオリフィスによって絞られて小流量になるので、アキ
ュムレータからの出力でも、制動力の微調整が可能で、
制動力の円滑な制御が可能になる。即ち、上記の構成に
よれば、電動ポンプの正常動作時だけでなく、電気失陥
による電動ポンプの動作不良時においても、制動力の立
ち上がりの短縮と、立ち上がり後の制動力制御の容易性
とを両立させることができる。
【0038】また、請求項2に記載の構成とすると、ア
キュムレータの第2貯圧室の油圧が超磁歪素子の伸長動
作を効率化する予負荷ばねとして有用に機能するため、
電動式ポンプのピストン駆動部に、専用の予負荷ばねを
装備する必要がなくなり、構成部品の削減によって、製
造コストの低減を図ることができる。
【0039】更に請求項3に記載の構成とすると、アキ
ュムレータの第2貯圧室の油圧がリザーバの加圧ピスト
ンを付勢するばね部材として機能するため、リザーバ
に、専用のピストン付勢ばねを装備する必要がなくな
り、構成部品の削減によって、製造コストの低減を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動式流体圧発生装置を使用した
油圧ディスクブレーキの第1の実施の形態の概略構成図
である。
【図2】図1に示した電動式流体圧発生装置の出力する
油圧と油量との相関図である。
【図3】図1に示した電動式流体圧発生装置の出力する
油圧と時間との相関図である。
【図4】本発明の電動式流体圧発生装置で使用するアキ
ュムレータの別の実施の形態の縦断面図である。
【図5】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図6】本発明に係る電動式流体圧発生装置を使用した
油圧ディスクブレーキの第2の実施の形態の概略構成図
である。
【図7】本発明に係る電動式流体圧発生装置を使用した
油圧ディスクブレーキの第3の実施の形態の概略構成図
である。
【図8】本発明に係る電動式流体圧発生装置を使用した
油圧ディスクブレーキの第4の実施の形態の概略構成図
である。
【符号の説明】
1 油圧ディスクブレーキ装置 3 ディスクブレーキユニット(作動機器) 5、35、41、47 電動式流体圧発生装置 7 リザーバ 9 電動ポンプ 11、31 アキュムレータ 11a、31a 入出力口 11b、31b 第1貯圧室 11c、31c 第2貯圧室 11d、31d オリフィス 11e、31e 第1ピストン 11f 第1加圧ばね 11g、31g 第2ピストン 11h 第2加圧ばね 11i、31i センサ 13 第1流路 15 第1開閉弁 17 第2流路 19 第2開閉弁 21 第3流路 23 第3開閉弁 25,27 チェック弁 33、39 油圧ディスクブレーキ装置 91 ポンプ部 91a ハウジング 91b ポンプピストン91b 91c ポンプ室91c 91e 吐出口 91f 吸い込み口 92 ピストン駆動部 92a 超磁歪素子 92b コイル 92c ばね部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D049 BB05 BB18 CC02 HH11 HH12 HH13 HH20 HH36 HH45 3H071 AA03 BB01 CC17 CC31 CC33 CC34 DD73 DD89 3H075 AA02 BB03 BB21 CC09 CC30 CC32 CC34 CC35 CC36 DA15 DA30 DB02 DB08 EE20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を貯留するリザーバと、このリザー
    バの流体を圧送する電動ポンプと、流体圧を貯圧するア
    キュムレータと、前記電動ポンプの吐出口を作動機器の
    圧力室に連通させる第1流路と、この第1流路に前記ア
    キュムレータを連通させる第2開閉弁を備えた第2流路
    と、前記電動ポンプ及び前記第2開閉弁を制御する制御
    ユニットとを備えた電動式流体圧発生装置において、 前記アキュムレータは、流体圧の入出力口が装備された
    第1貯圧室と、この第1貯圧室に連設された第2貯圧室
    と、前記第1貯圧室と第2貯圧室との間に第1加圧ばね
    によって前記第2貯圧室側に付勢されて装備されると共
    に、第1貯圧室と第2貯圧室とを連通させるオリフィス
    を有した第1ピストンと、第2貯圧室内に前記第1貯圧
    室側に付勢されて装備された第2ピストンとを備えてい
    ることを特徴とする電動式流体圧発生装置。
  2. 【請求項2】 前記電動式ポンプは、磁界が加えられる
    と伸長する超磁歪素子と前記超磁歪素子に磁界を加える
    コイルとによって往復動するピストンを備え、 前記アキュムレータの第2貯圧室の圧力が前記ポンプピ
    ストンを介して前記超磁歪素子の圧縮方向の負荷となる
    ように、前記第2貯圧室の圧力を前記電動式ポンプ内に
    導入する第1圧力導入路を設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の電動式流体圧発生装置。
  3. 【請求項3】 前記リザーバは貯留された流体を加圧す
    る加圧ピストンを備え、前記アキュムレータの第2貯圧
    室の圧力を前記リザーバの加圧ピストンの一端側に導入
    する第2圧力導入路を設けたことを特徴とする請求項1
    又は2に記載の電動式流体圧発生装置。
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