JP2001212965A - あな加工装置及びあな加工方法 - Google Patents

あな加工装置及びあな加工方法

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JP2001212965A
JP2001212965A JP2000028549A JP2000028549A JP2001212965A JP 2001212965 A JP2001212965 A JP 2001212965A JP 2000028549 A JP2000028549 A JP 2000028549A JP 2000028549 A JP2000028549 A JP 2000028549A JP 2001212965 A JP2001212965 A JP 2001212965A
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orifice plate
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ink
holding
predetermined angle
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JP2000028549A
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Hideaki Inoue
秀昭 井上
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Casio Computer Co Ltd
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】吐出されるインク滴の飛翔方向が安定して周囲
にサテライトも発生しない形状の吐出ノズルを容易に加
工可能なあな加工装置を提供する。 【解決手段】傾斜面を有するフォルダー22はヘリコン
エッチング装置の支持台上に固定され、その傾斜面に沿
って回転部材36が回転する。回転部材36上にはシリ
コンウエハが載置・固定される。シリコンウエハ23上
のチップ基板11(インクジェットプリンタヘッド1
0)は回転部材36の回転に応じてその面を360度方
向に経時的に且つ均一に循環してフォルダー22の有す
る傾斜角度だけ傾斜する。これにより、回転部材36の
回転によるインクジェットプリンタ10の傾斜する姿勢
の変化に応じて、酸素プラズマ38は、パターン孔17
−1に対し矢印で示す酸素プラズマ38−1、39、3
8−2、41のように円錐面を形成しながらの照射さ
れ、末広がりの吐出ノズル18を穿設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体にあなを空け
るあな加工装置に係わり、更に詳しくは、円錐形の先端
部を切り取った円錐台形状のあなを空けるあな加工装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばインクジェットプリン
タヘッドのオリフィスプレートに、インクを吐出する吐
出ノズルをエッチングによって孔空け加工を行うあな加
工装置がある。
【0003】図7(a) 〜(e) 及び図8(a),(b),(c) は、
従来のモノリシックインクジェットプリンタヘッドの吐
出ノズルを孔空け加工する工程を簡単に説明する図であ
る。図7(a) はモノリシックインクジェットプリンタヘ
ッドの吐出ノズルの孔空け加工前のシリコンウエハ組立
中間体1と、このシリコンウエハ組立中間体1上に多数
形成されているチップ基板2を1個のみ代表的に示して
おり、図7(b) は、そのチップ基板2の最上層に形成さ
れた吐出ノズル加工用の金属マスク3を示している。
【0004】また、図7(c) は、同図(b) に破線aで示
す部分の拡大平面図であり、同図(d) は同図(c) のA−
A′断面矢視図、同図(e) は同図(c) のB−B′断面矢
視図である。同図(c) 〜(e) に示すように、チップ基板
2の表面には、シール隔壁4と仕切隔壁5によって三方
を囲まれたインク加圧室6内に、発熱によってインクと
の界面に膜気泡を発生させる発熱抵抗体7が配設されて
いる。
【0005】そして、隔壁4及び5の上には、フィルム
状のポリイミド等から成るオリフィスプレート8が積層
されており、このオリフィスプレート8の表面に上述し
た金属マスク3が被覆されている。金属マスク3には、
吐出ノズルの吐出口に対応する位置にパターン孔3−1
が形成され、このパターン孔3−1内にオリフィスプレ
ート8の表面が露出している。
【0006】図8(a),(b),(c) は、上記のシリコンウエ
ハ組立中間体1をあな空け加工装置に入れて、エッチン
グ処理した後のチップ基板2の加工上がり状態を示す図
である。図8(a) は図7(c) と同様の平面図であり、図
8(b) は同図(a) のC−C′断面矢視図、同図(c) は同
図(a) のD−D′断面矢視図である。図8(a),(b),(c)
に示すように、上記の金属マスク3のパターン孔3−1
の部分の下のオリフィスプレート8の層が除去されて、
抵抗発熱体7の上方に当る位置に吐出ノズル9が形成さ
れている。
【0007】印字の際には多数配列された抵抗発熱体7
が選択的に駆動されて発熱し、これにより、インクとの
界面に発生した膜気泡の圧力によってインク加圧室6内
のインクが吐出ノズル9を介してインク滴となって外部
の用紙等の記録媒体に吐出され、記録媒体面に着弾し
て、印字が実行される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した図
7(a) に示すようにシリコンウエハ1上にモノリシック
に形成されるチップ基板2のインクジェットプリントヘ
ッドにおいて、図8(b),(c) に示すように、エッチング
によて形成される吐出ノズル9の形状は、円筒形であ
る。但し、極めて微視的に観察すると、吐出ノズル9の
円筒形の内壁は平滑ではなく、上記のエッチングの際に
微小な不規則な凹凸が形成されている。またこの内壁に
は印字時のインク吐出動作によって汚れなども付着す
る。
【0009】このように、吐出ノズル9の円筒形の内壁
に不規則な凹凸があったり、汚れが付着すると、その影
響を受けて、吐出ノズルから吐出されるインク滴の飛翔
方向が安定して一定方向に向かないという問題や、吐出
されたインク滴の周囲にサテライトと呼ばれる極めて微
細なインク滴が分散して発生し、これらがそのまま用紙
面に着弾して印字ドットが不明瞭となり、画像の階調性
を損なうという問題が発生した。
【0010】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
吐出されるインク滴の飛翔方向が安定しており、周囲に
サテライトも発生しない形状の吐出ノズルをエッチング
するあな加工装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】先ず、請求項1記載の発
明のあな加工装置は、被加工体に対し加工エネルギーを
放射することにより被加工体を異方性加工する加工手段
と、該加工手段に対し上記被加工体を所定の角度だけ傾
斜させて保持する保持手段と、被加工体の加工エネルギ
ーが放射される面を360度方向に経時的に且つ均一に
循環して上記所定角度だけ傾斜させる傾斜付与手段と、
を有して構成される。
【0012】上記傾斜付与手段は、例えば請求項2記載
のように、上記被加工体を上記保持手段に対し回転させ
る回転手段であっても良く、また、例えば請求項3記載
のように、上記保持手段を均等な位置で支持するn本
(但し、n≧3)の支持棒と、該支持棒を360/n度
の位相差をもって上下動させる揺動手投とで構成しても
よい。
【0013】次に、請求項4記載の発明のあな加工装置
は、インクに圧力を加えて該インクをオリフィスプレー
トに形成された吐出ノズルより記録媒体に吐出させて記
録を行うインクジェットプリンタにおける吐出ノズルの
あな空けを行うあな加工装置であって、上記オリフィス
プレートに対し加工エネルギーを放射することにより上
記オリフィスプレートに異方性加工する加工手段と、上
記オリフィスプレートを上記加工手段に対し所定の角度
だけ傾斜させて保持する保持手段と、上記オリフィスプ
レートの表面を360度方向に経時的に且つ均一に循環
して上記所定の角度だけ傾斜させる傾斜付与手段と、を
有して構成される。
【0014】上記傾斜付与手段は、例えば請求項5記載
のように、オリフィスプレートを上記保持手段に対し回
転させる回転手段であっても良く、また、例えば請求項
6記載のように、上記保持手段を均等な位置で支持する
n本(但し、n≧3)の支持棒と、該支持棒を360/
n度の位相差をもって上下動させる揺動手段とで構成し
ても良い。
【0015】そして、上記加工手段は、例えば請求項7
記載のように、ヘリコンエッチング装置であることが好
ましい。更に、請求項8記載の発明のあな加工方法は、
インクに圧力を加えて該インクをオリフィスプレートに
形成された吐出ノズルより記録媒体に吐出させて記録を
行うインクジェットプリンタにおける吐出ノズルの孔空
けを行うあな加工方法であって、上記オリフィスプレー
トに対し加工エネルギーを放射することにより上記オリ
フィスプレートに異方性加工する加工手段と、上記オリ
フィスプレートを上記加工手段に対し所定の角度だけ傾
斜させて保持する保持手段と、上記オリフィスプレート
の表面を360度方向に経時的に且つ均一に循環して上
記所定の角度だけ傾斜させる傾斜付与手段と、を設け、
上記オリフィスプレートの内面よりも下方の空間部に抗
エッチング層を充填した後、上記保持手段及び上記傾斜
手段により上記オリフィスプレートの表面を360度方
向に経時的に且つ均一に循環して上記所定の角度だけ傾
斜させながら上記加工手段により上記オリフィスプレー
トに上記吐出ノズルの孔空けを行うように構成される。
【0016】上記抗エッチング層は、例えば請求項9記
載のように、ポリビニールアルコール、ポリビニールエ
ーテル、又はポリエチレンオキサイドから成る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a) は、本発明のあな加
工装置によってオリフィスプレートに吐出ノズルを孔空
けされたインクジェットプリンタヘッドの一部拡大平面
図であり、同図(b) は同図(a) のE−E′断面矢視図、
同図(c) は同図(a) のF−F′断面矢視図である。
【0018】同図(a),(b),(c) に示すインクジェットプ
リンタヘッド10は、図7(a) に示したシリコンウエハ
組立中間体1と同様のシリコンウエハ組立中間体(以
下、単にシリコンウエハという)を、本発明のあな空け
加工装置に入れて、エッチング処理した後のチップ基板
の加工上がり状態を示している。
【0019】同図(a),(b),(c) に示すように、チップ基
板11の表面には、図8(a),(b),(c) の場合と同様に、
シール隔壁12と仕切隔壁13によって三方を囲まれた
インク加圧室14内に、発熱抵抗体15が配設されてい
る。隔壁12及び13の上にはポリイミドフィルムから
成るオリフィスプレート16が積層され、オリフィスプ
レート16の表面には、抵抗発熱体7の上方に当る位置
にパターン孔17−1を形成された金属マスクパターン
17が一面に覆設されている。
【0020】この金属マスクパターン17のパターン孔
17−1よりチップ基板11の内側に向かってオリフィ
スプレート16を貫通して、円錐形の先端部を切り取っ
た円錐台形状の、つまり、断面が表面から内面へ(オリ
フィスプレート16の表面から発熱抵抗体15の方向
へ)末広がり状の、吐出ノズル18が形成されている。
【0021】このように吐出ノズル18を、断面が末広
がり状に形成すると、インク加圧室14に発生した膜気
泡の圧力によって、同室内のインクが、吐出ノズル18
の末広がりの広い入り口から押し込まれて先細りの吐出
口から吐出される際に、ノズル内壁の不規則な凹凸や汚
れなどの影響を殆ど受けずに所定の方向に安定して吐出
され、吐出されたインク滴の周囲にサテライトが発生す
ることもなく、用紙面に着弾して形成される印字ドット
は極めて明瞭な形状となる。
【0022】図2は、このように断面が末広がり状の吐
出ノズル18を形成する本発明に係わる加工手段として
のヘリコンエッチング装置を模式的に示す図である。同
図においてヘリコンエッチング装置は、プロセスチャン
バー21を中心に、この処理室内に突設される保持手段
としてのフォルダー22を備えている。このフォルダー
22上にインクジェットプリンタヘッドの上述したチッ
プ基板11が多数形成されているシリコンウエハ23が
載置される。
【0023】フォルダー22は、支持台24上に、支持
台24と一体に構成され、この支持台24を介して、例
えば13.56MHzのRF(radio−frequ
ency:高周波)バイアスが接地側交流電源25から
印加される。また、上記のフォルダー22は、支持台2
4を介してHeガスなどの冷媒を用いる低温サーキュレ
ータ26により、−10℃以下に冷却され、特には図示
しないが、この冷却されたフォルダー22によって更に
Heガスなどの冷媒の介在によりシリコンウエハ23が
充分に冷却される。これにより、ヘリコンエッチングの
際のチップ基板11つまりシリコンウエハ23の温度上
昇を効果的に抑制することができる。
【0024】また、プロセスチャンバー21の周囲に
は、プラズマをプロセスチャンバー21内に閉じ込める
ためのマグネット27が配設され、プロセスチャンバー
21の上部中央にはソースチャンバー28が配置され
る。ソースチャンバー28の周囲には上下二段にアンテ
ナ29が配設され、その外側には、プラズマを封じ込め
るために、内外二重にインナーコイル31とアウターコ
イル32が配置されている。
【0025】このソースチャンバー28の上部には、パ
イプライン33が開口し、ここからプロセスガス(本例
では処理用酸素)が供給される。また、二段のアンテナ
29にはソースパワーサプライ34から、例えば上記接
地側交流電源25のサイクルに対応する13.56MH
zの電圧が印加される。
【0026】この構成により、ソースチャンバー28内
においてパイプライン33から供給される処理用酸素が
アンテナ29によってプラズマ化され、インナーコイル
31及びアウターコイル32によってプロセスチャンバ
ー21に送り込まれる。この酸素プラズマ35を、プロ
セスチャンバー21内で、支持台24及びフォルダー2
2を介してシリコンウエハ23(つまりインクジェット
プリンタヘッドのチップ基板11)に印加されているR
Fバイアス電圧で吸引・加速する。
【0027】プロセスチャンバー21の周囲壁面に配設
されているマグネット27が上記酸素プラズマ35の電
子が壁面で消成するのを防止する。これにより、酸素プ
ラズマ35は、均一な分布となってシリコンウエハ23
のチップ基板に降り注ぎ、金属マスクパターン17のパ
ターン孔17−1で露出しているオリフィスプレート1
6表面に激突し、エッチングする。処理後のプロセスガ
スは、図面右方に排出される。
【0028】このヘリコンエッチング装置20において
発生する酸素プラズマ35は、指向性が極めて強く、し
たがって、吐出ノズル18の孔空けを行うような場合の
異方性エッチングには良く適している。
【0029】図3(a) は、上記のヘリコンエッチング装
置20において用いられる第1の実施の形態における保
持手段としてのフォルダー22と傾斜付与手段としての
回転部材36の構成を示す図である。フォルダー22は
図2に示した支持台24上に固定されており、このフォ
ルダー22の図のように傾斜した面上に回転部材36が
設けられ、傾斜した面に沿って回転部材36が不図示の
駆動系により駆動されて回転する。シリコンウエハ23
(図3(a)では不図示)は回転部材36に固定されて
いる。
【0030】すなわち、フォルダー22の傾斜面は固定
されており、この面に沿って回転部材36が回転する。
これにより、回転部材36の面上の一点に着目すれば、
その一点は、点自身の360度方向に、経時的に且つ均
一に循環しながら所定角度すなわちフォルダー22の有
する傾斜角度だけ傾斜する。この一点の状態、すなわち
360度方向に循環して傾斜する姿勢の変化は、シリコ
ンウエハ23上の全てのインクジェットプリンタヘッド
10について同様に発生する。
【0031】そして、図3(b),(c),(d) は、上記の回転
部材36上に載置・固定されたシリコンウエハ23上に
おいて回転しながら360度方向に循環して傾斜するこ
とにより姿勢を変化させるチップ基板11、つまりイン
クジェットプリンタヘッド10の一部拡大側断面図であ
る。
【0032】図3(b) は、同図(a) に示す回転部材36
上でその回転中心37よりも図の右方に位置するインク
ジェットプリンタヘッド10の断面図を示しており、図
1(c) に示す断面の向きと同一の向きを示している。ま
た、図3(c) は、このインクジェットプリンタヘッド1
0が回転部材36の回転中心37よりも図の左方(図3
(b) の正反対側)に位置したときの断面を示している。
この位置では断面の向きが同図(a) と正反対(鏡像)に
なり、傾斜も正反対側に傾斜する。
【0033】また、図3(a) に矢印で示す酸素プラズマ
38は、回転部材36に降り注ぐ図2に示した酸素プラ
ズマ35の照射の向きを示している。この酸素プラズマ
35の照射の向き(酸素プラズマ38の矢印の向き)
は、回転部材36上のインクジェットプリンタヘッド1
0が、図3(b),(c) に示す位置にきたときも変わること
なく、同図(b),(c) に矢印で示す酸素プラズマ38−
1、38−2のように垂直方向に降り注ぐ。
【0034】これにより、インクジェットプリンタヘッ
ド10が同図(b) に示すように回転中心37よりも図の
右方に位置するときは、吐出ノズル18の孔が金属マス
クパターン17のパターン孔17−1からシール隔壁1
2側に傾斜して穿設され、インクジェットプリンタヘッ
ド10が同図(c) に示すように回転中心37よりも図の
左方に位置するときは、吐出ノズル18の孔が金属マス
クパターン17のパターン孔17−1からシール隔壁1
2とは反対側に傾斜して穿設される。
【0035】そして、回転部材36の回転によって、イ
ンクジェットプリンタヘッド10が同図(b) の位置から
同図(c) の位置へ回転移動していく途中の回転中心37
の図の向こう側に位置したときは、同図(d) より右下が
りの姿勢となり、酸素プラズマ35は同図(d) に実線矢
印で示す酸素プラズマ39のように垂直に降り注ぐ。こ
れにより、吐出ノズル18は、抵抗発熱体15を囲む一
方の仕切り隔壁13-n側に傾斜して穿設される。
【0036】また、インクジェットプリンタヘッド10
が同図(c) の位置から同図(b) の位置へ回転移動してい
く途中の回転中心37の図のこちら側に位置したとき
は、同図(d) より左下がりの姿勢となり、酸素プラズマ
35は同図(d) に二点鎖線矢印で示す酸素プラズマ41
のように垂直に降り注ぐ。これにより、吐出ノズル18
は、抵抗発熱体15を囲む他方の仕切り隔壁13-n+1側
に傾斜して穿設される。
【0037】上記の同図(b) の位置から、回転中心37
の向こう側の位置、同図(c) の位置、回転中心のこちら
側の位置、そして再び同図(b) の位置と、位置が変わる
夫々の途中の位置においても上記同様に吐出ノズル18
を穿設すべく酸素プラズマ35はフォルダー22上のシ
リコンウエハ23に向けて垂直に降り注ぐ。
【0038】そして、上記のように傾斜の向きを360
度方向に経時的に且つ均一に循環して変えながら回転す
る吐出ノズル18に対しては、酸素プラズマ35の照射
方向は穿設すべき吐出ノズル18の円錐面に沿って回転
ぶらんこの如くに回転する。
【0039】このように、シリコンウエハ23を傾斜さ
せながら回転させ、酸素プラズマ35(38、38−
1、38−2、39、41)を照射することにより、シ
リコンウエハ23に対する酸素プラズマ35の照射角度
が時間とともに変化し、この変化が吐出ノズル18の円
錐面に沿って経時的に且つ均一に循環して行き渡る。
【0040】これにより、図1(b),(c) 及び図3(b),
(c),(d) に示すような、内側に行くほど広く外側に行く
ほど狭くなった、円錐台形状の、吐出ノズル18を形成
することができる。
【0041】尚、シリコンウエハ23の中央部分と周辺
部分のエッチングレートの大小や、吐出ノズル18の中
央部分と周辺部分のエッチングレートの大小があるた
め、加工精度にばらつきが出ることが考えられるが、オ
ーバーエッチング量や、ヘリコンエッチング装置20の
処理条件等を適正に設定することにより、これらは解決
できるものである。
【0042】例えば、厚さ15μmのオリフィスプレー
ト16に対し、外側開口の直径10μm及び内側開口の
直径20μmといった吐出ノズル18を形成する場合の
上記ヘリコンエッチング装置20による図3(a) 〜(d)
に示す処理条件の一例は下記のようである。
【0043】 ガス種 酸素 ガス流量 50sccm ソースパワー 1000W バイアスパワー 300W Vdc 200V 図4(a) は、上記のような吐出ノズル18の各部の寸法
数値を図解したものであり、同図(b) は、その加工のた
めのフォルダー22の傾斜角θを示す図である。尚、同
図(a),(b) には、図1乃至図3に示した構成と同一構成
部分には図1乃至図3に示した番号と同一の番号を付与
して示している。同図(a) より、オリフィスプレート1
6の面への垂直線42と吐出ノズル18の円錐面との傾
斜角θを求めると、 θ=tan-1[{(20−10)/2}/15]=1
8.4度 となる。これを実現するためには、垂直に照射されるヘ
リコンO2 プラズマに対して、同図(b) に示すように、
フォルダー22の傾斜角をθとして、18.4度傾斜さ
せれば良い。
【0044】図5は、上記のオーバーエッチングにより
生じる虞のある不具合を防止する孔空け加工方法を示す
図である。同図に示すように、インクジェットプリンタ
ヘッド10のインク加圧室14に、予め可溶性の充填材
からなる抗エッチング層43を形成しておく。
【0045】このようにしておくと、上述した吐出ノズ
ル18の中央部分と周辺部分のエッチングレートの大小
による発熱抵抗体15の損傷を防止することができる。
即ちオリフィスプレート16を貫通して吐出ノズル18
が形成された後は酸素プラズマ35(38、39、4
1)は抗エッチング層43を照射し、発熱抵抗体15は
抗エッチング層43に防御されて酸素プラズマ35の照
射を受けないので、シリコンウエハ23の中央部分と周
辺部分のエッチングレートの大小を吸収すべく大きめの
オーバーエッチングを行うことも容易に可能となる。
【0046】この抗エッチング層43を形成する充填材
としては、ポリビニールアルコール、ポリビニールエー
テル、ポリエチレンオキサイド等が適している。これら
は全て水溶性であるので、上記エッチング後の溶融処理
が容易である。
【0047】図6(a) は、上述のヘリコンエッチング装
置20において用いられる第2の実施の形態における保
持手段としてのフォルダー22−1及び傾斜付与手段と
しての昇降棒44−1、44−2及び44−3の構成を
示す図である。同図(a) に示すフォルダー22−1は、
昇降棒44−1、44−2及び44−3に夫々枢支さ
れ、昇降棒44−1、44−2及び44−3は支持ユニ
ット基台45に昇降自在に支持されている。
【0048】支持ユニット基台45は、図2に示した支
持台24上に固定されており、内部に不図示のモータ及
び複数のギアからなる駆動系を内蔵し、この駆動系によ
って上記昇降棒44−1、44−2及び44−3を位相
差を持たせて昇降させる。
【0049】これにより、3本の昇降棒44−1、44
−2及び44−3が図の矢印で示す位相差を持った高さ
a、b、cでフォルダー22−1を支持するので、フォ
ルダー22−1上に固定されたシリコンウエハ23は、
酸素プラズマ38を放射される面を360度方向に経時
的に且つ均一に循環して揺動しながら所定角度だけ傾斜
する。
【0050】図6(b) は、上記3本の昇降棒44−1、
44−2及び44−3の高さa、b及びcの時間的変化
を示すグラフである。本例のように昇降棒が3本のとき
は、同図(b) に示すように各昇降棒を120度の位相を
ずらせて上下させればよい。この上下の量は図3及び図
4に示す例と同じ結果が得られる量であればよい。
【0051】勿論、昇降棒を3本に限定する必要はな
く、4本以上であってもよい。4本なら位相を90度、
5本なら位相を72度、というように、昇降棒の本数に
応じて360(度)/n(本)として位相を変えていけ
ばよい。
【0052】尚、この例では、シリコンウエハ23を揺
動させるのみで回転はさせないので、フォルダー22−
1に冷却装置などを組み込むことが比較的容易になる。
また、本発明のあな加工装置は、材料に、奥の方が径が
広い円錐面状の貫通孔、または行き止まりの穴などを空
けるあな加工のいずれにも応用可能である。
【0053】また、エッチング装置はヘリコンエッチン
グに限らず、異方性のあるエッチング装置ならどのよう
なエッチング装置であってもよい。また、被加工体は、
板状のものに限らず、ブロック状のもの、円筒状のもの
等でもよく、その形状を問うものではない。
【0054】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ヘリコンエッチング装置内でシリコンウエハを3
60度方向に経時的に且つ均一に循環して傾けながら酸
素プラズマを照射することにより、外側開口が狭く内側
開口が広い吐出ノズルを形成することが容易にできるの
で、製造時に発生する吐出ノズル内の微細は凹凸やイン
ク吐出時に形成される汚れなどが有っても常に安定した
方向にインクを吐出して常に高画質の印字を行うことが
できるインクジェットプリントヘッドを廉価に提供する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本発明のあな加工装置によってオリフィ
スプレートに吐出ノズルを孔空けされたインクジェット
プリンタヘッドの一部拡大平面図、(b) は(a) のE−
E′断面矢視図、(c) は(a) のF−F′断面矢視図であ
る。
【図2】本発明に係わる断面が末広がり状の吐出ノズル
を形成するヘリコンエッチング装置を模式的に示す図で
ある。
【図3】(a) は第1の実施の形態におけるヘリコンエッ
チング装置内の治具と回転部材の構成を示す図、(b),
(c),(d) は回転部材に固定されて回転中のインクジェッ
トプリンタヘッドの吐出ノズル加工状態を示す図であ
る。
【図4】(a) は吐出ノズルの加工上がり時の各部の寸法
数値を示す図、(b) のそのための治具の傾斜角を示す図
である。
【図5】本発明に係わるヘリコンエッチング装置におけ
るオーバーエッチングにより生じる虞のある不具合を防
止する孔空け加工方法を示す図である。
【図6】(a) は第2の実施の形態におけるヘリコンエッ
チング装置内の治具及び昇降棒の構成を示す図、(b) は
昇降棒の高さa、b及びcの時間的変化を示すグラフで
ある。
【図7】(a) 〜(e) は従来のモノリシックインクジェッ
トプリンタヘッドの吐出ノズルをあな空け加工する工程
を簡単に説明する図(その1)である。
【図8】(a),(b),(c) は従来のモノリシックインクジェ
ットプリンタヘッドの吐出ノズルをあな空け加工する工
程を簡単に説明する図(その2)である。
【符号の説明】
1 シリコンウエハ組立中間体 2 チップ基板 3 金属マスクパターン 3−1 パターン孔 4 シール隔壁 5 仕切隔壁 6 インク加圧室 7 発熱抵抗体 8 オリフィスプレート 9 吐出ノズル 10 インクジェットプリンタヘッド 11 チップ基板 12 シール隔壁 13 仕切隔壁 14 インク加圧室 15 発熱抵抗体 16 オリフィスプレート 17 金属マスクパターン 17−1 パターン孔 18 吐出ノズル 20 ヘリコンエッチング装置 21 プロセスチャンバー 22 フォルダー 23 シリコンウエハ 24 支持台 25 接地側交流電源 26 低温サーキュレータ 27 マグネット 28 ソースチャンバー 29 アンテナ 31 インナーコイル 32 アウターコイル 33 パイプライン 34 ソースパワーサプライ 35、38、38−1、38−2、39、41 酸素プ
ラズマ 36 回転部材 43 抗エッチング層 44−1、44−2、44−3 昇降棒 45 支持ユニット基台

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工体に対し加工エネルギーを放射す
    ることにより被加工体を異方性加工する加工手段と、 該加工手段に対し前記被加工体を所定の角度だけ傾斜さ
    せて保持する保持手段と、 被加工体の加工エネルギーが放射される面を360度方
    向に経時的に且つ均一に循環して前記所定角度だけ傾斜
    させる傾斜付与手段と、 を有することを特徴とするあな加工装置。
  2. 【請求項2】 前記傾斜付与手段は、前記被加工体を前
    記保持手段に対し回転させる回転手段であることを特徴
    とする請求項1記載のあな加工装置。
  3. 【請求項3】 前記傾斜付与手段は、前記保持手段を均
    等な位置で支持するn本(但し、n≧3)の支持棒と、
    該支持棒を360/n度の位相差をもって上下動させる
    揺動手段であることを特徴とする請求項1記載のあな加
    工装置。
  4. 【請求項4】 インクに圧力を加えて該インクをオリフ
    ィスプレートに形成された吐出ノズルより記録媒体に吐
    出させて記録を行うインクジェットプリンタにおける吐
    出ノズルのあな空けを行うあな加工装置であって、 前記オリフィスプレートに対し加工エネルギーを放射す
    ることにより前記オリフィスプレートに異方性加工する
    加工手段と、 前記オリフィスプレートを前記加工手段に対し所定の角
    度だけ傾斜させて保持する保持手段と、 前記オリフィスプレートの表面を360度方向に経時的
    に且つ均一に循環して前記所定の角度だけ傾斜させる傾
    斜付与手段と、 を有することを特徴とするあな加工装置。
  5. 【請求項5】 前記傾斜付与手段は、オリフィスプレー
    トを前記保持手段に対し回転させる回転手段であること
    を特徴とする請求項4記載のあな加工装置。
  6. 【請求項6】 前記傾斜付与手段は、前記保持手段を均
    等な位置で支持するn本(但し、n≧3)の支持棒と、
    該支持棒を360/n度の位相差をもって上下動させる
    揺動手段であることを特徴とする請求項4記載のあな加
    工装置。
  7. 【請求項7】 前記加工手段は、ヘリコンエッチング装
    置であることを特徴とする請求項1または4記載のあな
    加工装置。
  8. 【請求項8】 インクに圧力を加えて該インクをオリフ
    ィスプレートに形成された吐出ノズルより記録媒体に吐
    出させて記録を行うインクジェットプリンタにおける吐
    出ノズルの孔空けを行うあな加工方法であって、 前記オリフィスプレートに対し加工エネルギーを放射す
    ることにより前記オリフィスプレートに異方性加工する
    加工手段と、 前記オリフィスプレートを前記加工手段に対し所定の角
    度だけ傾斜させて保持する保持手段と、 前記オリフィスプレートの表面を360度方向に経時的
    に且つ均一に循環して前記所定の角度だけ傾斜させる傾
    斜付与手段と、 を設け、 前記オリフィスプレートの内面よりも下方の空間部に抗
    エッチング層を充填した後、 前記保持手段及び前記傾斜手段により前記オリフィスプ
    レートの表面を360度方向に経時的に且つ均一に循環
    して前記所定の角度だけ傾斜させながら前記加工手段に
    より前記オリフィスプレートに前記吐出ノズルの孔空け
    を行うことを特徴とするあな加工方法。
  9. 【請求項9】 前記抗エッチング層は、ポリビニールア
    ルコール、ポリビニールエーテル、又はポリエチレンオ
    キサイドから成ることを特徴とする請求項8記載のあな
    加工方法。
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