JP2001211263A - 情報端末と情報端末システム - Google Patents

情報端末と情報端末システム

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JP2001211263A
JP2001211263A JP2000018459A JP2000018459A JP2001211263A JP 2001211263 A JP2001211263 A JP 2001211263A JP 2000018459 A JP2000018459 A JP 2000018459A JP 2000018459 A JP2000018459 A JP 2000018459A JP 2001211263 A JP2001211263 A JP 2001211263A
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JP2000018459A
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Keisuke Ogata
啓介 緒方
Yutaka Takeda
豊 竹田
Kazuo Yahiro
一夫 八尋
Takuji Tsujikawa
卓司 辻川
Tomiya Miyazaki
富弥 宮崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外線通話中及び内線通話中の情報端末があっ
たとしても情報端末間のデータ通信を可能とし、受信し
たデータを記憶、又は記憶させておいたデータを送信す
ることで、メッセージ機能を実現することができる情報
端末と情報端末システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 回線インターフェース部と内線通話用イ
ンターフェース部とを備えた情報端末と情報端末システ
ムであって、情報端末間データ通信により受信したデー
タを記憶部4に保持し、必要なときに取り出したり、あ
らかじめ記憶部4に保持しておいたデータを他の情報端
末に送信したりすることにより、メッセージ機能を実現
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メッセージ機能を
備えた情報端末と情報端末システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】はじめに従来の情報端末について説明す
る。図9は従来の実施の形態における内線通話機能付き
情報端末(構内ボタン電話システム)の構成概略の一例
を示すものである。
【0003】図9は従来の内線電話システムの構成図で
あって、17は主装置、11,12は情報端末、1は回
線インターフェース部、6はマイクや変調回路などを含
んだ音声入力部、7はスピーカーや復調回路などを含ん
だ音声出力部、8は構内電話線である。
【0004】図10は従来の内線電話システムの音声信
号用周波数帯域図であって、18は通常の音声周波数帯
域、19,20は内線通話及び情報端末からの外線通話
の送受話に使われる変調された音声信号周波数帯域であ
る。
【0005】以下、図9を参照して動作を説明する。従
来より、内線通話機能を持った情報端末は主装置17と
情報端末11,12に分類される。情報端末11より外
線通話を行う際の音声送話信号の流れは、音声入力部6
で図10の音声信号周波数帯域19に変調され、構内電
話線8を通して主装置17の音声出力部7の復調回路
で、通常の音声信号(図10の音声周波数帯域18)に
復調される。その後主装置17の回線インターフェース
部1により加入者線路9を通して交換局へと送られる。
逆に音声受話信号の流れは、交換局から加入者線路9を
介して送られてきた音声信号は主装置17の音声入力部
6の変調回路により音声信号周波数帯域20に変調さ
れ、構内電話線8を通して情報端末11に送られ音声出
力部7で通常の音声周波数帯域に復調され出力される。
【0006】一方情報端末11と情報端末12で内線通
話する場合の音声送話信号の流れは、情報端末11の音
声入力部6で入力された音声信号が音声信号周波数帯域
19に変調され、構内電話線8を通して情報端末12に
送られ音声出力部7にて通常の音声周波数帯域18に復
調され出力される。
【0007】逆に音声受話信号の流れは、情報端末12
の音声入力部6で音声信号が音声信号周波数帯域20に
変調され、構内電話線8を通して情報端末11に送られ
音声出力部7にて通常の音声周波数帯域に復調され出力
される。
【0008】上記のように情報端末から外線通話を行う
ときには図10の音声信号周波数帯域19,20を使用
し、内線通話を行うときにも同様に音声信号周波数帯域
19,20を使用していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内線の
通話周波数帯域を利用して情報端末間でデータ通信を行
おうとした場合、他の情報端末が外線通話を行っていた
場合には、同一の周波数帯域を使用するため、同時に行
うことができないという問題を有していた。また、情報
端末が記憶手段をもたないため、受信したデータを保持
できず、電子メールやボイスメールに代表されるような
メッセージ機能を実現できないという問題をも有してい
た。
【0010】本発明は上記従来の技術を鑑みてなされた
もので、外線通話及び内線通話中の情報端末があっても
情報端末間のデータ通信を可能とし、受信したデータを
記憶、又は記憶させておいたデータを送信することで、
メッセージ機能を実現することができる情報端末と情報
端末システムの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の情報端末は、回線情報と内線情報を構内電話
線上で多重化し、さらに内線情報をパケット化したデジ
タルデータで通信することにより、外線通話中もしくは
内線通話中であってもデータの通信を可能とし、該デー
タを情報端末に記憶、もしくは再生させることにより、
通話状態に依存しないメッセージ機能をもたせることを
可能にした情報端末と情報端末システムを提供するもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の説明
は、少なくとも一つの回線インターフェース部と、メッ
セージとして送受信するデータであるメッセージデータ
を記憶するための記憶部と、全体を制御する制御部を備
えた情報端末で、該情報端末ごとに該情報端末を認識す
るための個別アドレスを付与して、該個別アドレスによ
って、他の該情報端末との通信を可能とし、該メッセー
ジデータの送受信を行うことを特徴とする情報端末と情
報端末システムであって、外線通話中もしくは内線通話
中であっても、情報端末間のメッセージデータの送受信
を可能とし、メッセージデータを情報端末に記憶、もし
くは再生させることにより、通話状態に依存しないメッ
セージ機能をもたせることができる。
【0013】本発明の請求項2に記載の説明は、回線イ
ンターフェース部としてアナログデータ通信インターフ
ェースを備え、内線通話用インターフェース部としてパ
ケット化されたデジタルデータを扱うデジタルデータ通
信インターフェースを備えたことを特徴とする請求項1
記載の情報端末と情報端末システムであって、外線通話
中もしくは内線通話中であっても、情報端末間のメッセ
ージデータの送受信を可能とし、メッセージデータを情
報端末に記憶、もしくは再生させることにより、通話状
態に依存しないメッセージ機能をもたせることができ
る。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、回線イ
ンターフェース部と、内線通話用インターフェース部共
に、パケット化されたデジタルデータを扱うデジタルデ
ータ通信インターフェースを備えたことを特徴とする請
求項1記載の情報端末と情報端末システムであって、外
線通話中もしくは内線通話中であっても、情報端末間、
及び外線と情報端末間のメッセージデータの送受信を可
能とし、メッセージデータを情報端末に記憶、もしくは
再生させることにより、通話状態に依存しないメッセー
ジ機能をもたせることができる。
【0015】本発明の請求項4に記載の発明は、デジタ
ルデータ通信インターフェースとして、少なくとも電話
線、無線、Ethernet、電灯線等を利用したこと
を特徴とする請求項1及び3記載の情報端末と情報端末
システムであって、用途に応じた配線でシステム構築が
可能である。
【0016】本発明の請求項5に記載の発明は、メッセ
ージデータが、データ・音声・画像等であることを特徴
とした請求項1から4記載の情報端末と情報端末システ
ムであって、多様なメッセージの送受信が可能となる。
【0017】本発明の請求項6に記載の発明は、LCD
やモニタといったメッセージデータを表示する表示部を
備えたことを特徴とする請求項1から5記載の情報端末
と情報端末システムであって、所望のメッセージデータ
の表示が可能となる。
【0018】本発明の請求項7に記載の発明は、キーパ
ッド、ポインティングデバイス、タッチパネル、スキャ
ナ、カメラといったメッセージデータを入力する入力部
を備えたことを特徴とする請求項1から6記載の情報端
末と情報端末システムであって、所望のメッセージデー
タの入力が可能となる。
【0019】本発明の請求項8に記載の発明は、情報端
末システムに接続されているすべての情報端末に一斉に
メッセージデータを送信することができることを特徴と
する請求項1から7記載の情報端末と情報端末システム
であって、メッセージのブロードキャスト送信が可能と
なる。
【0020】本発明の請求項9に記載の発明は、情報端
末が、利用者の状態を管理し、応答できない状態のとき
に、他の情報端末から着信があった場合、あらかじめ記
憶部に保持しておいたメッセージデータを、該着信した
他の情報端末に対し自動的に送信することを特徴とした
請求項1から7記載の情報端末と情報端末システムであ
って、応答できない状態の時に着信した情報端末に対
し、自分の状態等をメッセージデータで通知することが
できる。
【0021】本発明の請求項10に記載の発明は、情報
端末が、記憶部に保持されたメッセージデータを出力す
る際に、データ、音声、画像等といったメッセージデー
タの種別を判断し、メッセージデータの種別に応じた出
力装置に出力することを特徴とした情報端末と情報端末
システムであって、利用者がメッセージデータの種別を
意識することなく、円滑にメッセージデータを出力する
ことが可能となる。
【0022】(実施の形態1)以下本発明の一実施の形
態について、図面を参照しながら説明する。図1は本発
明の実施の形態1における情報端末と情報端末システム
の構成を示すブロック図である。図1において8は構内
電話線であり、複数の情報端末が構内電話線8に接続さ
れている。また構内電話線8は、交換局との間の加入者
線路9に接続されており、複数の情報端末10,11,
12...が構内電話線8を介して加入者線路9に並列
接続された状態になっている。
【0023】情報端末10,11,12内において、5
は電話線インターフェース部で、トランスやローパスフ
ィルターなどにより構成され、構内電話線8へアナログ
及びデジタル信号を送受信する。1は回線インターフェ
ース部でアナログ電話用の変換回路である。2は内線通
話用インターフェース部で、通常LANで使用されてい
るEthernetの方式であるCSMA/CD方式を
用いて構内電話線8にてパケット化されたデジタル情報
の送受信を行う回路である。6は音声入力部であり、マ
イク及び入力された音声信号の変調回路により構成され
る。7は音声出力部であり、送られてきた音声信号の復
調回路及びスピーカにより構成される。
【0024】また、図2は本発明の実施の形態における
システムの周波数帯域図であって、13は通常の音声周
波数帯域、14は内線通話用インターフェース部2で、
通常のLANで使用されているEthernetの方式
であるCSMA/CD方式を用い構内電話線8に対して
パケット化したデジタル情報の送受信を行うデータの信
号周波数である。
【0025】以上のように構成された情報端末におい
て、以下にその動作を説明する。
【0026】情報端末10より外線通話を行う際の音声
送話信号の流れは、音声入力部6より入力された音声信
号が図2の音声周波数帯域13に変調され電話線インタ
ーフェース部5を介して、加入者線路9を通して交換局
へと送られる。逆に音声受話信号の流れは、交換局から
加入者線路9を介して送られてきた音声信号は、電話線
インターフェース部5から必要な信号成分を取り出し、
音声出力部7により通常の音声周波数帯域に復調され出
力される。
【0027】一方、情報端末10と他の情報端末11,
12で内線通話、もしくは情報端末間データ通信をおこ
なう場合の送信信号の流れは、入力した音声信号やデー
タ信号が内線通話用インターフェース部2により、パケ
ット化されたデジタルデータに変換され、さらにデータ
の信号周波数14に変調され、電話線インターフェース
部5を介して、構内電話線8に送信される。他の情報端
末11,12では、電話線インターフェース部5、内線
通話用インターフェース部2にてパケット化されたデジ
タルデータを受信し、送られてきたパケットデータが内
線通話の音声データである場合は、音声出力部7により
出力し、データである場合は、記憶部4に保持するよう
に制御部3が制御を行う。
【0028】各情報端末間での相互通信を可能にするた
めには、各情報端末に与えられた各情報端末を識別する
個別アドレスを使用する。この個別アドレスは、通常の
LANで使用されているMACアドレス、IPアドレ
ス、または独自アドレスであってもよい。内線通話用イ
ンターフェース部2にて、送信時は送信相手先の個別ア
ドレスをパケット化されたデータに付加し送信され、受
信時はデータに付加された個別アドレスを見て、自分宛
ての場合のみデータの受け取りを行う。これにより、各
情報端末間での相互通信が可能となる。
【0029】上記のように情報端末から外線通話を行う
ときには図2の音声周波数帯域13を使用し、内線通
話、もしくは情報端末間データ通信を行うときには、パ
ケット化されたデジタル信号のデータの信号周波数14
を使用する。このため外線通話と、内線通話及び情報端
末間データ通信を同時に行う場合でも、使用する周波数
帯域が違うために信号がぶつかることなく行うことがで
きる。また内線通話と情報端末間データ通信において
も、パケット化されたデジタルデータで通信を行うた
め、内線通話と情報端末間データ通信も同時に行うこと
ができる。つまり、外線及び内線の通話状態に依存する
ことなく情報端末間のデータ通信を行うことができる。
また、情報端末間データ通信により受信したデータを記
憶部4に保持し、必要なときに取り出したり、あらかじ
め記憶部4に保持しておいたデータを他の情報端末に送
信したりすることにより、メッセージ機能を実現するこ
とができる。
【0030】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2における情報端末と情報端末システムの構成を示す
ブロック図である。図3において、実施の形態1の図1
と同一番号のものは同一機能を有するものとする。実施
の形態2では、外線との通話もパケット化されたデジタ
ルデータを使用している場合で、図2のパケット化され
たデジタル情報の送受信を行うデータの信号周波数14
のみを使用する。
【0031】以上のように構成された情報端末におい
て、以下にその動作について説明する。
【0032】情報端末10より外線通話を行う際の音声
送話信号の流れは、音声入力部7より入力された音声信
号が内線通話用インターフェース部2により、パケット
化されたデジタル信号に変換され、さらに、データの信
号周波数14に変調され、電話線インターフェース部5
を介して、構内電話線8を通して送信され、加入者線路
9を通して交換局へと送られる。逆に音声受話信号の流
れは、交換局から加入者線路9を介して送られてきた音
声信号は、電話線インターフェース部5、内線通話用イ
ンターフェース部2を経て、パケット化されたデジタル
信号をアナログ信号へ復調して、音声出力部7より出力
される。
【0033】一方、情報端末10と他の情報端末11,
12で内線通話、もしくはデータ通信をおこなう場合の
送信信号の流れは、入力した音声信号やデータ信号が内
線通話用インターフェース部2により、パケット化され
たデジタルデータに変換され、さらにデータの信号周波
数14に変調され、電話線インターフェース部5を介し
て、構内電話線8に送信される。他の情報端末11,1
2では、電話線インターフェース部5、内線通話用イン
ターフェース部2にてパケット化されたデジタルデータ
を受信し、送られてきたパケットデータが内線通話の音
声データである場合は、音声出力部7により出力し、デ
ータである場合は、記憶部4に保持するように制御部3
が制御を行う。
【0034】各情報端末間での相互通信を可能にするた
めには、各情報端末に与えられた各情報端末を識別する
個別アドレスを使用する。この個別アドレスは、通常の
LANで使用されているMACアドレス、IPアドレ
ス、または独自アドレスであってもよい。内線通話用イ
ンターフェース部2にて、送信時は送信相手先の個別ア
ドレスをパケット化されたデータに付加し送信され、受
信時はデータに付加された個別アドレスを見て、自分宛
ての場合のみデータの受け取りを行う。これにより、各
情報端末間での相互通信が可能となる。
【0035】上記のように情報端末から外線通話と内線
通話とデータ通信を行うときにはパケット化されたデジ
タル信号のデータの信号周波数14をのみ使用するが、
すべてのデータがパケット化されたデジタルデータであ
るため、外線通話中、内線通話中であっても、各情報端
末間、または外線と情報端末間でのデータの送受信が可
能である。これにより、実施の形態1で記載したメッセ
ージ機能を、外線との間でも実現することができる。
【0036】(実施の形態3)図4は本発明の実施の形
態3における情報端末と情報端末システムの構成を示す
ブロック図である。図4において、実施の形態1の図1
と同一番号のものは同一機能を有するものとする。15
はキーパッド、ポインティングデバイス、タッチパネ
ル、スキャナ、カメラなどといった入力部であり、16
はLCD、モニタなどといった表示部である。
【0037】以上のように構成された情報端末におい
て、以下にその動作について説明する。
【0038】情報端末10より外線通話を行う際の音声
送話信号の流れは、音声入力部6より入力された音声信
号が図2の音声周波数帯域13に変調され電話線インタ
ーフェース部を介して、加入者線路9を通して交換局へ
と送られる。逆に音声受話信号の流れは、交換局から加
入者線路9を介して送られてきた音声信号は、電話線イ
ンターフェース部から必要な信号成分を取り出し、音声
出力部7により通常の音声周波数帯域に復調され出力さ
れる。
【0039】一方、情報端末10と他の情報端末11,
12で内線通話、もしくは情報端末間データ通信をおこ
なう場合の送信信号の流れは、入力した音声信号やデー
タ信号が内線通話用インターフェース部2により、パケ
ット化されたデジタルデータに変換され、さらにデータ
の信号周波数14に変調され、電話線インターフェース
部5を介して、構内電話線8に送信される。他の情報端
末11,12では、電話線インターフェース部5、内線
通話用インターフェース部2にてパケット化されたデジ
タルデータを受信し、送られてきたパケットデータが内
線通話の音声データである場合は、音声出力部7により
出力し、データである場合は、記憶部4に保持するよう
に制御部3が制御を行う。
【0040】各情報端末間での相互通信を可能にするた
めには、各情報端末に与えられた各情報端末を識別する
個別アドレスを使用する。この個別アドレスは、通常の
LANで使用されているMACアドレス、IPアドレ
ス、または独自アドレスであってもよい。内線通話用イ
ンターフェース部2にて、送信時は送信相手先の個別ア
ドレスをパケット化されたデータに付加し送信され、受
信時はデータに付加された個別アドレスを見て、自分宛
ての場合のみデータの受け取りを行う。これにより、各
情報端末間での相互通信が可能となる。
【0041】上記のように情報端末から外線通話を行う
ときには図2の音声周波数帯域13を使用し、内線通
話、もしくは情報端末間データ通信を行うときには、パ
ケット化されたデジタル信号のデータの信号周波数14
を使用する。このため外線通話と内線通話及び情報端末
間データ通信を同時に行う場合でも、使用する周波数帯
域が違うために信号がぶつかることなく行うことができ
る。また内線通話と情報端末間データ通信においても、
パケット化されたデジタルデータで通信を行うため、内
線通話と情報端末間データ通信も同時に行うことができ
る。つまり、外線及び内線の通話状態に依存することな
く情報端末間のデータ通信を行うことができる。
【0042】情報端末間データ通信において扱われるデ
ータは、音声、テキスト、画像等があり、これらのデー
タを送信したい場合、データ種別に応じた入力部16の
入力装置によって入力(音声の場合は、音声入力部6に
よって入力)し、送信することが可能となる。また、こ
れらのデータを受信した場合、データ種別に応じた表示
部15の表示装置に出力(音声の場合は、音声出力部7
に出力)することが可能となる。なお、本実施の形態に
おいて、情報端末の入力部16の情報は、加入者回線を
介して外部の情報装置から入手できる構成にできること
は言うまでもない。さらに、これまでの実施の形態とし
て、データ送受信の物理層として、電話線について説明
してきたが、これに限定するものではなく、同等の機能
を有する、無線、Ethernet、電灯線などで実現
可能な構成にできることは言うまでもない。
【0043】(実施の形態4)図5は本発明の実施の形
態4における情報端末と情報端末システムの構成を示す
ブロック図である。図5において、実施の形態3の図4
と同一番号のものは同一機能を有するものとする。21
は、内線通話用インターフェース部2内にあって、ブロ
ードキャストメッセージの送受信の制御を行うブロード
キャスト手段である。
【0044】以上のように構成された情報端末におい
て、以下にその動作について説明する。
【0045】情報端末10が、情報端末システムに接続
させているすべての情報端末11,12にデータを送信
する場合、ブロードキャスト手段21により、パケット
化されたデータにブロードキャストアドレスが付加され
て送信される。ブロードキャストアドレスは、個別アド
レスとは異なり、特定の情報端末を表すものではなく、
情報端末システムに接続されている情報端末すべてを表
すアドレスであり、MACにおけるブロードキャストア
ドレス、IPにおけるマルチキャストアドレスまたはブ
ロードキャストアドレス、もしくは独自のブロードキャ
ストアドレスを使用してもよい。情報端末11,12で
は、このデータを受信するとブロードキャスト手段21
により付加されたアドレスが、ブロードキャストアドレ
スかどうか比較され、ブロードキャストアドレスであっ
た場合、自分の個別アドレスに関係無くデータの受け取
り、その情報に従って、表示情報であれば表示部15に
表示し、音声情報であれば音声出力部7に出力する。こ
のように情報端末システムに接続されたすべての情報端
末に対してメッセージを送信することが可能となる。
【0046】(実施の形態5)図6は本発明の実施の形
態5における情報端末と情報端末システムの構成を示す
ブロック図である。図6において、実施の形態3の図4
と同一番号のものは同一機能を有するものとする。22
は、制御部3内にあって、利用者の、アイドル、外線通
話中、内線通話中、不在中、“Don’t Distu
rb”等の状態を管理する状態管理手段である。
【0047】以上のように構成された情報端末におい
て、以下にその動作について説明する。
【0048】各情報端末10,11,12の制御部3に
は、利用者の状態を管理する状態管理手段22があり、
アイドル、外線通話中、内線通話中、不在中、“Do
n’tDisturb”等といった状態を管理する。こ
れらの状態は、情報端末自身が自分の状態を判断して設
定するか、または利用者によって設定される。アイドル
状態であっても、他の情報端末からの着信に対して一定
時間応答しない場合は、一時的に不在中の状態にするこ
とも可能である。このような状態の管理を状態管理手段
22が行う。
【0049】情報端末10が外線通話中、内線通話中、
不在中、“Don’t Disturb”などといった
応答できない状態にあるときに、情報端末11から着信
があった場合、内線通話用インターフェース部2を介し
て、着信が状態管理手段22に伝えられる。状態管理手
段22は自分の状態をチェックし、応答できない状態に
あるため、あらかじめ記憶部4に保持しておいたメッセ
ージデータを、着信した情報端末11に送信する。情報
端末11は、そのメッセージデータを受信し、それを表
示部15に出力(音声データの場合は、音声出力部7に
出力)する。これにより、情報端末11の利用者は、情
報端末10の利用者が応答できない状態であることを知
ることができる。あらかじめ記憶部4に保持しておくメ
ッセージデータは、各状態ごと存在し、各状態ごとに利
用者により設定することができる。メッセージデータの
形式は、データ、音声、画像などであって限定するもの
ではない。
【0050】もし、情報端末10が、着信した情報端末
11に対し音声メッセージを送信し、その後、情報端末
11から音声メッセージが送られてきた場合、それを情
報端末10が記憶部に保持するように組み合わせれば、
ボイスメール機能を実現することが可能となる。これに
ついても、メッセージデータは音声に限定するものでは
なく、データ、画像などといったメッセージデータと組
み合わせることも可能であり、多様なボイスメール的機
能を実現することが可能となる。
【0051】(実施の形態6)図7は本発明の実施の形
態6における情報端末と情報端末システムの構成を示す
ブロック図である。図7において、実施の形態3の図4
と同一番号のものは同一機能を有するものとする。23
は、制御部3内にあって、記憶部に保持されているメッ
セージデータの、データ、音声、画像等といったメッセ
ージデータ種別を判定するデータ種別判別手段である。
【0052】図8は同実施の形態における記憶部テーブ
ル構成図を示したものである。
【0053】以上のように構成された情報端末におい
て、以下にその動作について説明する。
【0054】情報端末間データ通信において扱われるデ
ータは、音声、テキスト、画像などがあり、これらのデ
ータを他の情報端末から受信した場合は、記憶部4にお
いて図8に示すようなテーブルを設け、メッセージを区
別するための番号、メッセージを受信した日時、メッセ
ージの送信者情報、メッセージの種別などとともに保持
する。このテーブルの内容は、表示部15より外部から
参照することができ、取り出したいメッセージを入力部
16によって選択することも可能である。メッセージを
選択すると、データ種別判別手段23がメッセージの種
別を判断し、そのメッセージの出力装置として最も適し
ている出力装置に出力させる。例えば、選択されたメッ
セージが音声であった場合は、音声出力部7のマイクな
どに出力し、テキストや画像の場合は、表示部15のL
CDやモニタに出力される。これにより、利用者がメッ
セージの種別を気にすることなくメッセージ機能を、容
易に実現することが可能である。
【0055】以上の実施の形態における形態は、あくま
で一例であり、また、それぞれの実施の形態の内容を組
み合わせたシステムを構築できることは言うまでもな
い。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明は、個々の情報端末
が内線通話用インターフェースを備えたことにより、外
線通話中もしくは内線通話中などの通話状態に依存する
ことなく、音声、データ、画像といったデジタルデータ
の送受信が可能となり、融通性のあるメッセージシステ
ムを構築することができ、その実用的効果を大なるもの
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における情報端末と情報
端末システムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態におけるシステムの周波数
帯域図
【図3】本発明の実施の形態2における情報端末と情報
端末システムの構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態3における情報端末と情報
端末システムの構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態4における情報端末と情報
端末システムの構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態5における情報端末と情報
端末システムの構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態6における情報端末と情報
端末システムの構成を示すブロック図
【図8】同実施の形態における記憶部テーブル構成図
【図9】従来の内線電話システムの構成図
【図10】従来の内線電話システムの音声信号用周波数
帯域図
【符号の説明】
1 回線インターフェース部 2 内線通話用インターフェース部 3 制御部 4 記憶部 5 電話線インターフェース部 6 音声入力部 7 音声出力部 8 構内電話線 9 加入者線路 10,11,12 情報端末 13 音声周波数帯域 14 データの信号周波数 15 表示部 16 入力部 17 主装置 18 電話の信号周波数 19,20 データの信号周波数 21 ブロードキャスト手段 22 状態管理手段 23 データ種別判別手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八尋 一夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 辻川 卓司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 宮崎 富弥 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5K027 BB01 CC01 CC08 FF22 FF25 HH21 HH23 5K032 AA01 BA16 CA08 CC10 CD01 DB14 5K049 AA15 AA18 BB04 BB23 CC11 DD04 5K101 KK02 LL01 LL02 LL05 LL11 NN03 NN06 NN07 NN15 NN18 NN21 PP03 SS07 SS08 UU03 UU08 UU19 UU20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一つの回線インターフェース部
    と、メッセージとして送受信するデータであるメッセー
    ジデータを記憶するための記憶部と、全体を制御する制
    御部を備えた情報端末で、該情報端末ごとに該情報端末
    を認識するための個別アドレスを付与して、該個別アド
    レスによって、他の該情報端末との通信を可能とし、該
    メッセージデータの送受信を行うことを特徴とする情報
    端末と情報端末システム。
  2. 【請求項2】前記回線インターフェース部としてアナロ
    グデータ通信インターフェースを備え、内線通話用イン
    ターフェース部としてパケット化されたデジタルデータ
    を扱うデジタルデータ通信インターフェースを備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報端末と情報端末シス
    テム。
  3. 【請求項3】前記回線インターフェース部と、前記内線
    通話用インターフェース部共に、パケット化されたデジ
    タルデータを扱うデジタルデータ通信インターフェース
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の情報端末と情
    報端末システム。
  4. 【請求項4】前記デジタルデータ通信インターフェース
    として、少なくとも電話線、無線、Ethernet、
    電灯線等を利用したことを特徴とする請求項1及び3記
    載の情報端末と情報端末システム。
  5. 【請求項5】前記メッセージデータが、データ・音声・
    画像等であることを特徴とした請求項1から4記載の情
    報端末と情報端末システム。
  6. 【請求項6】前記情報端末にあって、前記メッセージデ
    ータを表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項
    1から5記載の情報端末と情報端末システム。
  7. 【請求項7】前記情報端末にあって、前記メッセージデ
    ータを入力する入力部を備えたことを特徴とする請求項
    1から6記載の情報端末と情報端末システム。
  8. 【請求項8】前記情報端末システムに接続されているす
    べての前記情報端末に一斉に前記メッセージデータを送
    信することができることを特徴とする請求項1から7記
    載の情報端末と情報端末システム。
  9. 【請求項9】前記情報端末が、利用者の状態を管理し、
    応答できない状態のときに、他の情報端末から着信があ
    った場合、あらかじめ前記記憶部に保持しておいた前記
    メッセージデータを、該着信した他の情報端末に対し自
    動的に送信することを特徴とした請求項1から7記載の
    情報端末と情報端末システム。
  10. 【請求項10】前記情報端末が、前記記憶部に保持され
    た前記メッセージデータを出力する際に、データ、音
    声、画像等といったメッセージデータの種別を判断し、
    メッセージデータの種別に応じた出力装置に出力するこ
    とを特徴とした情報端末と情報端末システム。
JP2000018459A 1999-12-07 2000-01-27 情報端末と情報端末システム Pending JP2001211263A (ja)

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US09/731,495 US7054303B2 (en) 1999-12-07 2000-12-07 Information terminal and information terminal system
US11/282,493 US7664060B2 (en) 1999-12-07 2005-01-18 Information terminal and information terminal system

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014212568A (ja) * 2006-06-13 2014-11-13 アウェア, インコーポレイテッド ポイントツーポイント通信およびポイントツーマルチポイント通信

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