JP2001210629A - ウエハ処理システム及びウエハ処理工程を監視する方法 - Google Patents

ウエハ処理システム及びウエハ処理工程を監視する方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】選択的に監視されるウエハ処理システム及びウ
エハ処理工程を監視する方法を提供すること。 【解決手段】ウエハ処理システムは、ウエハを処理室22
の内部領域内に配置する支持体を含むウエハ処理室22
と、ウエハの露出表面136から被膜を除去するために処
理室22内にプラズマを送る手段を含むウエハ処理機構
と、ウエハの表面近くで合焦されるプラズマと被膜の反
応性生成物の濃度を監視するために処理室22に取り付け
られる受光装置140とを含む。分光計を用いたアッシン
グの終了点検出における光学検出装置110を最適化する
ために、最も光強度が強い領域からの光を集めてウエハ
表面上のプラズマと被膜の生成物の濃度を監視して、完
全な終了点を確認する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路製造での
光学的監視方法の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路の製造時に、その集積回路の所
定の層に対して所望の回路パターンが誘電体フィルムに
エッチングされる。これを達成するために、エッチング
されることを望まない誘電体フィルムの領域にフォトレ
ジストが塗布される。誘電体材料と化学的に反応しかつ
フォトレジストと化学的に反応が少ないエッチングガス
がプラズマ内に発生する。このプラズマは、エッチング
される誘電体の表面に供給され、エッチングガスが誘電
体フィルムの表面に拡散する。エッチングガスは、化学
的に誘電体フィルムと反応して、揮発性生成物を形成す
る。この生成物は、誘電体フィルムの表面から脱着さ
れ、エッチングガス中に拡散する。
【0003】誘電層内にパターンがエッチングされる
と、誘電層上の金属回路パターンを形成するのに用いら
れるフォトレジストは取り除かれる。エッチング後の残
留物は、サイドウォールにポリマーが堆積するので、こ
れを下側の層から完全に取り除かなければならない。フ
ォトレジストおよび誘電装置からフォトレジスト残留物
を取り除くのに用いられる1つのドライ処理方法は、ア
ッシングとして知られている。アッシング処理は、エッ
チング処理と同様である。しかし、アッシングのために
使用するガスは、誘電体に対してよりもフォトレジトに
対してより化学的に反応する。アッシングガスは、化学
的にフォトレジストと反応して揮発性生成物を形成す
る。この生成物は、アッシングガス中に拡散する。アッ
シング処理が完了した後、エッチングされたパターン
は、銅または他の導電材料で覆われる。
【0004】光放射分光計は、これまで、エッチングガ
ス、このガスの生成物、および誘電材料に関する情報を
与えることによってエッチング処理の終了点を決定する
ために使用されてきた。この技術は、プラズマ内の誘電
物質の生成物による光放射の放射強度特性の変化に依存
する。高エネルギー状態から低エネルギー状態に電子が
変化するとき、励起された原子または分子が光を放射す
る。異なる化合物の原子および分子は、独特な一連のス
ペクトル線を放射する。プラズマ内の各化合物の放射強
度は、プラズマ内の化合物の相対濃度による。一般的な
光放射分光計は、反応性エッチングガス、エッチングガ
スの生成物、および誘電材料の放射強度を測定すること
により作動する。生成物の放射が減少して最終的にその
放射が停止すると終了点に到達する。光放射分光計は、
生成物の放射強度が衰えるのを検出してこの終了点を決
定する。
【0005】ストリッピングおよびエッチングまたは半
導体素子としてのウエハの残留物除去処理の終了点を正
確に決めることは、非常に重要である。正確な終了点検
出は、装置の処理能力を改善し、かつ他のウエハ層への
損傷を最小化する。過多のアッシングおよび過少のアッ
シング処理は、集積回路用ウエハ内に好ましくないパタ
ーンを形成する。終了点を正確に決めることは難しい。
それは、半導体ウエハ処理用の処理室が、ほんの少しの
診断的なアクセスを提供するものであることによる。
【0006】光放射分光計(OES)は、終了点の測定値を
決めるのに用いられるが、ウエハの領域に光学的に近づ
くことが難しいので、測定が不正確である。ウエハ加熱
用放射ランプがアッシング処理を促進するのに用いられ
る場合、ウエハを加熱するためのランプ光は、ウエハ表
面で放出され終了点を決定するのに使用する光を妨げ
る。
【0007】放射状に加熱されるウエハ処理室におい
て、ウエハを加熱するのに用いる複数のランプが、広帯
域で完全黒体による光を放射する。広帯域で、黒体によ
るランプ放出における光強度は、被膜の反応生成物によ
って放出するよりも数倍大きなオーダであり、プラズマ
は、終了点を検出するために監視される。広帯域でかつ
黒体の光は、複数のランプが完全な出力であるとき、ラ
ンプ状態中最大の光強度となる。
【0008】ランプからのストレー光は、ランプ状態
中、重大な影響を与えるほど多く発生する。分光計の中
に光を導く受光装置に関連するが、分光計の外側にある
ストレー光と、分光計を通過するストレー光の両方は、
非常に難しいアッシング処理の終了点を決めるために生
成物を監視する。アッシング処理中に、汚れおよび薄い
被膜が受光装置に堆積すること、およびストレー光を分
光計に飛散させる受光装置が不完全なために、ストレー
光が光学モニタ装置に入射する。さらに、遠方壁が、ス
トレー光を反射させ、そのストレー光を受光装置の視界
内に入射させる。揮発性生成物によって放出した光は、
一部は反射し、受光装置上の被膜および受光装置の不完
全によって分光計の視界からはずれて拡散する。不要の
ランプ光は、一部は、受光装置上の被膜および汚れ、ま
た受光装置における不完全により分光計の視界から外れ
る。受光装置の被膜および汚れは、分光計の入力に到達
する生成物を減少させ、さらに、分光計の入力内に入る
ランプ光を拡散させる。分光計に入るランプ光の増加と
揮発性生成物の光の減少は、ノイズに対抗する信号また
はバックグラウンドに対抗する信号を低下させ、光学検
出装置の性能を減退させる。
【0009】分光計は、測定用の各波長に対して光を特
定の経路に導くように構成されている。これを完成する
ために、分光計は、光を反射または伝達する非常に多く
の内部表面を有する。これらの内部表面は、不完全な表
面であり、また分光計に入るランプ光のわずかな部分が
拡散して散らばることにより汚れる。複数のランプがウ
エハを放射加熱するのに用いられるとき、高い光強度の
ランプ光のわずかな部分が、適度に高レベルでランダム
に散らばった、分光計内部の光に導かれる。生成物によ
って放出した光の波長以外の波長であるランプ光のある
部分は、揮発性生成物によって放出される光を測定する
分光計の複数の波長チャネルに入る。分光計内のストレ
ー光は、分光計の不完全な内部表面から飛び散ったバッ
クグラウンド信号またはノイズ信号である。分光計内の
ストレー光は、ノイズに対抗する信号またはバックグラ
ウンドに対抗する信号を減少させる。
【0010】下流の処理室には、多数の有益なOES信
号に関する特別の問題があり、また、アッシング処理お
よびエッチング反応によって生じる最大信号からどの程
度の量がアクセスされるかが問題となる。さらに、放射
加熱ランプと、アッシング処理およびエッチング処理中
に変わるプラズマとの両方からの広帯域の光があり、こ
れらにより、ウエハによって放出される光を測定するこ
とがさらにいっそう難しくなる。アッシング速度が低い
場合、生じる信号が弱くなるので、アッシング処理の終
了点の検出をさらに難しくさせる。
【0011】標準のエッチング装置の設計は、次の2点
において、ダウンストリーム式アッシャーの設計とは区
別される。第1には、エッチング装置に関連する圧力が
低下することである。この圧力低下は、反応性生成物の
所定の分子が処理室内を自由に移動し、また、処理室の
多くの壁面に何度も跳ね返って反応室内の生成物のほぼ
均一な分散を作り出す、分子の流れを可能にする。
【0012】第2に、プラズマが処理室に満たされ、そ
して、その内部に留まる。これらの2つの理由によっ
て、エッチング装置における反応性生成物からの均一な
信号が得られる。
【0013】ダウンストリーム式のプラズマアッシャー
の圧力は増加する。本発明者は、圧力の増加によるウエ
ハ表面のわずか上方に存在する層状の粘性流れの移行領
域を監察してきた。反応性生成物の被膜が取り除かれ、
そして、層流によってプラズマがウエハ表面の近くに存
在する。モニタされる生成物は、ウエハの表面上にまた
はその近くに形成され、かつプラズマの層流によってこ
の領域内に生成物が拘束される。生成物の信号を監視す
るのに有益なダウンストリーム式プラズマアッシャーの
領域は、ウエハ表面からこの表面よりわずか上方に伸び
る領域にある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、ウエハ処理室、ウエハ処理機構、および受光装
置を含む選択的に監視されるウエハ処理システム及びウ
エハ処理工程を監視する方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は各請求項に記載の構成を有する。本発明の
ウエハ処理システムは、少なくとも1つのウエハを処理
室の内部領域内に配置するための支持体を含むウエハ処
理室と、前記少なくとも1つのウエハの露出表面から被
膜を除去するために前記処理室内にウエハ処理材料を送
るための手段を含むウエハ処理機構と、処理室に取り付
けられ、かつ前記ウエハ処理材料と前記被膜の反応性生
成物の濃度を監視するために前記少なくとも1つのウエ
ハの表面近くに焦点が合せられる受光装置とを含むこと
を特徴としている。
【0016】ウエハ処理室は、1つまたは複数のウエハ
を配置するための支持体を含む。ウエハ処理機構は、プ
ラズマ等のウエハ処理材料を処理室に導き、1つまたは
複数のウエハから被膜を除去するための手段を含む。受
光装置は、ウエハ表面およびその上方に供給されるウエ
ハ処理材料とウエハ表面上の被膜の反応性生成物の濃度
を監視するために所定の位置に取り付けられている。ま
た、他の構成によれば、受光装置は、処理室におけるウ
エハの第1端部近くに取り付けられ、前記少なくとも1
つのウエハの上方に生じる光放射スペクトル「残像」(o
ptical emission spectra)を監察することによりウエハ
処理材料と被膜の反応性生成物の濃度を監視する。
【0017】本発明の選択的に監視されるプラズマ処理
システムは、さらに、ビューイングダンプを含むことが
できる。このビューイングダンプは、ウインドウに隣接
した、ウエハ処理室の内部室またはウエハ処理室の外部
に取り付けることが可能である。本発明の一実施形態で
は、ビューイングダンプは、受光装置に対向する処理室
の壁に設けた狭いポートまたはスリット、黒色のカバ
ー、およびダンプのボックス内にダイアモンド形状のデ
フレクタを含んでいる。ブラックボックスとデフレクタ
は、プラズマ反応室内でバックグラウンド光を捕捉す
る。
【0018】ビューイングダンプは、ウエハ処理室によ
って発生したバックグラウンドに対抗する信号とノイズ
に対抗する信号を増加させる。ウエハ処理室からの不要
な光は、光学モニタ装置によって検出されるよりもビュ
ーイングダンプによって吸収される。
【0019】本発明の他の構成によれば、ウエハ処理室
に偏光板(polarizer)が取り付けられ、被膜の反応性生
成物およびウエハ処理材料によって放出される光をろ過
する。この偏光板は、バックグラウンド光を取り除き、
またより少ない程度で生成物の信号光を取り除く。偏光
板は、所望の信号を減少させるけれども、バックグラウ
ンドに対抗する信号およびノイズに対抗する信号を増加
する利点を有する。それゆえ、バックグラウンドとノイ
ズをより多く取り除くことができる。
【0020】選択的に監視されるウエハ処理システムの
受光装置は、リニア配列に構成されている。受光装置を
リニア配列に構成することにより、この配列の光ファイ
バーの各々は、ウエハの表面近くに配置することがで
き、またウエハ表面上の場所または表面近くからの光を
集めることができる。この構造において、各光ファイバ
ーの全視線は、ウエハ表面近くにある。受光装置をリニ
ア配列に構成することにより、所望の信号は最大化さ
れ、それにより、所望の信号が集中しかつバックグラウ
ンドおよびノイズが最小化される領域を各光ファイバー
の視線が貫通する。
【0021】他の好ましい構成によれば、光学モニタ装
置は、ローパスフィルタを含む。このローパスフィルタ
は、レンズの前に、あるいはレンズと光ファイバーの
間、または光ファイバーと分光計の間に配置される。ロ
ーパスフィルタは、光が、このフィルタを介してレン
ズ、光ファイバー、または分光計に入射するのを選択的
に妨げる。ローパスフィルタは、被膜の生成物によって
放出される光またはプラズマ光の波長以外の波長を有す
る光を妨げるように選択することができる。
【0022】受光装置は、ファン形状配列に構成するこ
ともできる。リニア配列と同様に、各光ファイバーは、
ウエハ表面の近くに配置され、ウエハ表面の近くの場所
から光を集める。このファン形状の配列では、受光装置
の視線は、ウエハ以上のより大きな領域をカバーする。
ウエハ上方のより大きな領域を監視することにより、よ
り満足のいく正確な信号が集られる。
【0023】受光装置は、ウエハ表面上の各位置の均一
な分散を監視するように配置される。受光装置は、オリ
フィスを有する保持ブロックによって保持され、受入れ
レンズから適当な距離と角度に各光学素子を配置し、ウ
エハの表面の回りに均一に分散された焦点を定める。ウ
エハ表面上の均一な分散点を監視することによって、ウ
エハの大きな領域が監視され、より均一な終了点検出を
確定することができる。
【0024】また、本発明のウエハ処理工程を監視する
方法によれば、露出表面上に被膜を有するウエハを設
け、前記露出表面にプラズマ形式のウエハ処理材料に供
給して、前記被膜を取り除き、前記露出表面上の代表的
な分散位置に受光装置を合焦させて、前記分散位置で反
応性生成物からの光放射を見るように、前記プラズマと
前記被膜の反応性生成物の濃度を監視する各ステップを
有することを特徴としている。本発明のこれらおよび他
の利点並びに本発明の特徴は、図面と関連して記載され
る例示的な実施形態の詳細な説明を読めばより良く理解
できるであろう。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図3および図4には、特に、参照番号2
0で概略示すマイクロ波プラズマアッシャーが示されて
いる。このプラズマアッシャー20は、フォトレジスト
および/またはエッチング後の残留物をプラズマを用い
て除去するための方法を実行するのに適している。ここ
で説明するプラズマアッシャー20は、プラズマ発生室
(ウエハ処理機構)21とプラズマ反応室(ウエハ処理
室)22を含んでいる。
【0026】プラズマ発生室は、マイクロ波用エンクロ
ージャ24を含む。このエンクロージャは、長手方向に
いくつかに区分された矩形状のボックスで、ここをプラ
ズマチューブ32が貫通する構造となっている。各区画
は、プラズマチューブが通る開口を有する。それゆえ、
各部分は、入来するマイクロ波エネルギーの方位角およ
び軸方向に均一性を有するモード形成を増進するために
比較的短いキャビティとなっている。外側チューブ34
は、キャビティ内のプラズマチューブを取り囲む。外側
チューブは、プラズマチューブからわずかに離れてお
り、正の空気圧が2つのチューブ間に供給されてプラズ
マチューブを効果的に冷却する。チューブ34は、好ま
しくはサファイアで作られている。他のプラズマチュー
ブ材料としては、水晶、またはアルミナを被覆した水晶
が用いられる。
【0027】絞り板が、マイクロ波構造体の開口側を覆
い、隣接する区画内にマイクロ波エネルギーを効果的に
供給する。この絞り板は、平坦な金属プレートで、絞り
を有し、この絞りを通してマイクロ波エネルギーが供給
される。
【0028】マイクロ波トラップ46,48が両端部に
設けられ、マイクロ波伝送を妨げる。このようなトラッ
プは、米国特許第5498308号に開示されている形
式のもので良く、この開示内容は、本明細書に参考とし
て包含される。エアシール/方向フィーダーは、冷却空
気を可能にし、これを同軸チューブ間の空間に供給する
ために設けられている。
【0029】マグネトロン56は、カプラー58を介し
てTE10モードを供給する導波管に供給されるマイクロ
波出力を与えるもので、導波管は、互いに垂直な部分6
0,62を有する。導波管部分62の長さは、移動可能
なプランジャで調整可能である。導波管部分62の底部
プレートも、絞り板であり、マイクロ波エネルギーを区
画されたマイクロ波構造体24内に結合する。こうし
て、プラズマは、プラズマチューブを通って流れるガス
内で励起される。再び図3を参照すると、端部キャップ
70がマイクロ波トラップ48に接している。また、取
り付け具74が端部キャップ内に伸びるプラズマチュー
ブにガスを送るための中央オリフィスを有する。このガ
ス供給は、外部フローボックス(図示略)によって調整
される。
【0030】プラズマチューブは、端部キャップ内のO
リングによってこの端部に支持されている。外側チュー
ブ34は、その両端部がマイクロ波トラップ46,48
に接合して支持されている。スペーサが処理室に対して
適切な間隔となるように設けられている。プラズマチュ
ーブの他端部は、端部部材78に配置され処理室内にガ
スを供給するためのオリフィスを有する。
【0031】プラズマ反応室(ウエハ処理室)22は、
ウエハ支持ピン90,92を含み、これらのピンは、処
理されるウエハ98を支持する。チャック(図示略)を代
わりに設けることもできる。加熱は、ウエハの下方に配
置されたタングステン・ハロゲンランプ144のアレイ
によって行なわれる。好ましくは、ウエハ基板は、アッ
シング中、約80℃〜350℃に加熱される。さらに、
好ましくは、基板は、温度を段階的に増加させることに
よって徐々に加熱される。加熱は、フォトレジストおよ
び/またはエッチング後の残留物と、プラズマとの反応
率を増加させる。その結果、処理能力を増加させる。
【0032】1つまたはそれ以上のバッフル板がウエハ
上に設けられ、ウエハ表面へのプラズマの分散を促進さ
せる。さらに、ウエハ処理室は、光学検出装置110を
含んでいる。この光学検出装置110は、プラズマとフ
ォトレジストとの間で作られる反応生成物に対応する特
定の波長範囲を有する放射ピークを光学的に検出するも
のである。
【0033】図3は、プラズマアッシャー20を外側か
ら見た一部分を示す。図4において、用いられた参照番
号は、他の図面において用いられるものに一致する。好
ましくは、マイクロ波エンクロージャ24は、矩形のT
110モードを支持するために寸法付けられ、このエン
クロージャ24は、四角形断面とすることもできる。こ
の断面寸法は、TM110モードが共振するようになって
いる。各断面の長さは、λg/2よりも小さい。ここで
λgはTE104モードのキャビティ内のガイド長さであ
る。
【0034】動作において、フォトレジストおよび/ま
たはエッチング後の残留物を有する半導体ウエハ98
は、ウエハ支持ピン90,92上の処理室22内に配置
される。ウエハは、フォトレジストおよび/またはエッ
チング後の残留物とプラズマとの反応を加速するように
加熱されることが望ましい。処理室内の圧力は減少され
る。好ましくは、その圧力は、約1トル〜約5トルの間
に維持される。水素含有ガスおよびフッ素含有ガスの励
起可能なガス混合物のようなウエハ処理ガスが、ガス入
口を介してプラズマ発生室21のプラズマチューブ32
内に供給される。
【0035】各区画では、プラズマチューブ内にプラズ
マを励起するためにマイクロ波エネルギーが供給され、
このプラズマは、電気的に中性な粒子および荷電粒子か
ら構成される。この荷電粒子は、プラズマが処理室に入
る前に選択的に取り除かれる。励起された、または活力
のあるフッ素原子および水素原子が処理室内に供給さ
れ、そして、フォトレジストおよび/またはエッチング
後の残留物と反応する。
【0036】反応性生成物は発展しかつ光学検出装置1
10によって光学的にモニタされる。反応性生成物ガス
は、処理室内でガスの掃引によって常に吹き払われる。
光学検出装置110(図1および図2参照)は、生成物
の放射ピークを検出する。この放射ピークが下位のスレ
ッショルド値に到達すると、フォトレジストおよび/ま
たはエッチング後の残留物の除去が完了し、プラズマは
停止される。さもなければ、プラズマを所定時間稼動さ
せることもできる。これは、エッチング後の残留物を基
板から取り除くのに特に有効であり、エッチング後の残
留するフォトレジストが最小になる。十分な量のフォト
レジストが存在していない場合、放射ピークは、容易に
検出されないことがわかっている。検出可能な放射ピー
クは、プラズマとフォトレジストとの反応から主に導か
れると考えられる。その時、真空を開放して、処理され
たウエハが処理室から取り出される。ウエハが引き出さ
れると、脱イオン化された水でウエハを洗浄して残った
残留物を除去する。
【0037】本発明の一実施形態は、プラズマアッシャ
ー等のウエハ処理システム20に向けられており、この
プラズマアッシャーは、ウエハ処理室22、プラズマ源
(ウエハ処理機構)21、および光学モニタ装置112
を有している。ウエハ処理室22は、この内部領域内に
ウエハを位置決めるためのピン90,92を有する支持
体を含む。プラズマ源21は、ウエハ処理材料を処理室
内に供給し、ウエハ98の露出した表面から被膜を取り
除く。モニタ装置112は、受光装置140を有し、こ
の受光装置は、ウエハの表面上の位置またはこの表面か
らわずかに上方に焦点を合わせるレンズ116を備えて
いる。受光装置140は、ウエハ処理室22に取り付け
られ、被膜の反応性生成物およびウエハ処理材料の濃度
(concentrations)を監視する。
【0038】この実施形態の例では、レンズ116は、
光を処理室22から光ファイバーの各々が線状に配列さ
れた光ファイバーケーブル(リニア配列)118に伝送
する。代表的なリニア配列は、直径0.010インチ(0.254
mm)ファイバーが60本で構成されている。理想的に
は、リニア配列は、ファン形状に拡散できるように、す
なわちウエハの全表面から離れた領域から生じる光を見
るように配置されている。レンズ116は、処理室の外
側または処理室内のへこんだポート126内に配置され
た二重凸レンズである。レンズ116の曲率半径は、両
側が同一で本実施形態では、直径が1.5インチ(38.1
mm)で曲率半径が29.8mmである。このレンズは、C
VIレーザコーポレーションまたはEscoプロダクツによ
って作られている。ローパスフィルタ117は、レンズ
と光ファイバー(光学素子)との間に配置され、生成物
信号の波長以外の不要な波長光をさえぎる。処理室の壁
に設けた光入射ポート126は、矩形状で、高さ方向よ
りも幅方向が広い。この光入射ポート126は、光学的
に奥まった位置にあり、受光装置が生成物により汚れた
りまたは被膜されることを防止する。
【0039】光学検出装置の好ましい光ファイバー列1
38は、水晶光ファイバーケーブル138であり、入力
スリット132を有する分光計131に結合している。
光学モニタ装置112の視野分野における光は、レンズ
116を通過し、光ファイバー列118内に入る。この
受光された光線はファイバーを通って分光計の入力スリ
ット132へ移動する。入力スリット132を通過した
後、光線は、分光計131内の回折格子133によって
波長要素に分割される。分光計は、信号を分類する電荷
結合装置を含み、光線の分割された波長要素の各々を分
析し、光学モニタ装置112の視線152からの光線の
特性を分析することができる。
【0040】図12Aを見ると、2つの適当な分光計が
あり、1つは、オーシャン オプティックス社から入手
可能な#PC2000モデルであり、他の1つはヴェリティ
インスツルメント社から入手可能な#SD1024で
ある。
【0041】処理室22の遠方側にあるビューイングダ
ンプポート127は、光学モニタ装置112の反対側に
あり、処理室内の凹部または処理室の外側のいずれかに
取り付けられるビューイングダンプ128を受入れる。
ビューイングダンプポートの大きさ,形状および位置
は、遠方壁から入射または反射して光学モニタ装置に入
る不要な光線の全てをビューイングダンプポートに入射
するように構成されている。このビューイングダンプ1
28は、光学モニタ装置112に入射できるどのような
光線も妨げないように寸法つけられている。
【0042】揮発性生成物によって放射される信号の測
定は、光学モニタ装置112の焦点130を注意深く選
択することによって最適化される。プラズマ114は、
揮発性生成物を形成するために被膜の表面136と反応
して信号を発する。揮発性生成物のプロフィールは、ウ
エハ98上にあり、アッシングが完了した時を決定する
ために光放射分光計(OES)によって測定することが
できる。揮発性生成物の放射プロフィールは、ウエハ表
面136の近くに集中する。モニタされた揮発性生成物
の信号は、ウエハ表面近くの点で光学モニタ装置112
を焦点合せすることにより最大化される。ウエハの遠方
端124の近くに光学モニタ装置が配置され、その結
果、視線154の全体が集中した揮発性生成物のプロフ
ィール上にある。焦点近くの領域を監視することに加え
て、生じた統合ラインまたは視線を平均化する方法は、
ウエハ上のレンズ116から焦点130に、さらに、焦
点からビューイングダンプポート127に伸びている線
で示す。
【0043】図10は、プラズマと被膜による揮発性生
成物によって放出した信号による309nmラインの放
射強度を示す。この強度は、ウエハ98から0.1イン
チ(2.54mm)において最大ピークとなる。図11に示
すプラズマ流の粘性層流特性が、表面近くにピークがあ
るウエハ表面136上の層に限定した被膜とプラズマに
よる生成物を保持する滑らかな流れ形状を導く。生成物
のプロフィールは、表面上に直接ピークを有することな
く、ウエハ表面から約0.1インチ上方にある。それ
は、ビューイング光の視線がウエハ上の経路に沿って集
合するからである。光学モニタ装置を配置しかつ焦点合
せさせることにより、焦点近くに生じた生成物は、光学
モニタ装置の全視線に沿った生成物とともに監視され
る。
【0044】この信号強度は、ウエハ98上に位置する
焦点130に従うのみならず、ウエハ上の経路長さにも
関係する。分光計は、いくつかの経路長さに沿って統合
的に測定されるので、信号強度は、経路長さ156が増
加すれば増加する。
【0045】図12B〜図12Dは、本来的に焦点が合
わない光学モニタ装置112がどのようにしてレンズ1
16に対して光ファイバー138を適切に配置すること
によって最適化できるかを示している。図12Bは、光
ファイバー138のビューイング端160が合焦しない
位置に配置された、光学モニタ装置112を示してい
る。焦点130は、図12Cに示すように、レンズと光
ファイバー端160との間の水平距離dhを調整するこ
とによって形成される。焦点130からレンズ116の
距離は、水平距離dhを変更することにより調整され
る。図12Dにおいて、焦点130は、光ファイバー端
部160をレンズ116のビューイングビーム軸152
からの垂直距離dvだけ移動することにより、ウエハ表
面136に密接して配置することができる。最適な焦点
は、ウエハの遠方端でウエハの真上に位置している。光
学モニタ装置の焦点130を最適化することによって、
放射信号はほぼ2倍になる。
【0046】光ファイバーケーブル内の光ファイバー1
38のリニア配列118により、ウエハ98のより完全
なサンプリングが可能になる。本発明は、ウエハの領域
を見るために光ファイバーのリニア配列を用いる。例え
ば、単一層のリニア配列は、通常直径が9〜10ミクロ
ンの光ファイバーを60本用いて、円形の束からなる光
ファイバーによって作られる。他のリニア配列は、N行
M列の光ファイバーを用いて構成することもでき、この
場合矩形状の束に形成される。矩形状の束は、最大放射
強度が生じるウエハ上の位置に受信用光ファイバーを集
中させる。
【0047】円形配列の光ファイバーは、処理室22内
の大きな円形パターンを見ることになる。この丸い束に
形成された光ファイバーの場合、ビューイング光は、ウ
エハ98およびウエハ上の領域を見るのみならず、図1
1に示したバッフル板の下部側を見る。円形束の光ファ
イバーを用いると、生成物信号が最も強い処理室22内
の領域を見ないので、信号の強さを弱める結果となる。
円形束は、また電源からのノイズ等を拾うので、信号処
理がより難しくなる。
【0048】光ファイバーのリニア配列118を用いる
ことの利点は、さらに、所望の生成物信号を集中させて
見ることができることである。光ファイバーのリニア配
列は、ウエハのより大きな領域をサンプリングでき、そ
れゆえ、被膜の除去を完全にすることを高める。エッチ
ングおよびアッシングが完了したことの判断をより確実
にする。光ファイバーのリニア配列における視野範囲
は、ビューイングダンプ128と両立できる。
【0049】光ファイバーのリニア配列における更なる
特徴は、光学モニタ装置のポート126のために必要と
される垂直方向長さを減少できることである。ビューイ
ングダンプ128がリニア配列の光ファイバーと共同し
て用いられるとき、ビューイングダンプポート127の
垂直長さも減少する。このポートの寸法を減少させるこ
とにより、処理室22の内部形状についての制約を少な
くする。また、処理室22からのプラズマの動的な流れ
に関する影響が減少する。この結果、ウエハ表面136
のアッシング処理が均一になるように改善される。細長
いポートは、プラズマ流に対して垂直である。プラズマ
流の流れ方向のポートの長さが小さいので、ポートの長
手方向寸法を短くなり、より対称のプラズマ流を生じ
る。
【0050】この例示的な実施形態において、光ファイ
バー138のファン形状(扇形状)の分散を、リニア配
列の代わりに使用して、ウエハのサンプリングをさらに
向上させることができる。光ファイバーの並列構造の代
わりにファン形状配列に広げると、生成物信号の集中
(濃度)領域をより多くサンプリングすることができ
る。この配列が正しく広がり、かつ光ファイバーの適切
な数を有すると、ウエハ表面136の二次元的な全面積
をサンプリングすることができる。
【0051】ウエハ表面136の大部分をサンプリング
することにより完全な被膜の除去が達成される。さら
に、ウエハ98は、軸方向に対称な形でアッシングされ
るので、光ファイバーのファン形状配列は、ウエハ98
の外周端124が最後にアッシングされる状況に対して
影響を受ける。処理室を光学的に見るための通常の方法
は、ウエハの端部を最後にアッシングする状況に対して
敏感でない。
【0052】被膜を完全に除去するために、より多くの
ウエハ表面をサンプリングすることが必要である。ファ
ン形状配列の視野の範囲は、ビューイングダンプと両立
できる。
【0053】本発明の他の実施形態では、ウエハを個別
にサンプリングする光ファイバーの配列を形作ることに
より、ウエハ表面の二次元的サンプリングを達成するこ
とができる。光ファイバーの配列118は、ウエハ上の
異なるコードを探査するライン統合または視線平均方法
用いるよりも、ウエハ98上に焦点を合わせかつこのウ
エハ上の個別の位置をサンプリングできるように配置す
ることができる。
【0054】ウエハの二次元的な表面をカバーする均一
に分散された配列点をサンプリングするために各光ファ
イバーの受光端に必要とされる正確な位置を決定するこ
とにより、真の二次元的なサンプリングを達成すること
ができる。各光ファイバーの正しい位置は、保持ブロッ
クによって維持することができる。この保持ブロック
は、ドリルで小さな孔が機械加工されて光ファイバーを
受入れるようになっており、各光ファイバーを、レンズ
116からの光ファイバーにおける適切な角度および距
離に対応して位置決める。
【0055】真の二次元的なサンプリングを使用して、
光ファイバーがウエハのより大きな面積をサンプリング
する。それにより、被膜のより完全な除去が行なわれ、
アッシングおよびエッチング処理の終了をより確実に識
別できるようになる。二次元的なサンプリングのために
配置された光ファイバー配列の視野範囲の形状は、ビュ
ーイングダンプの使用と両立できる。
【0056】この実施形態では、ローパスフィルタ11
7は、望ましくない波長の光が光ファイバーに入るのを
防止する。プラズマと被膜の生成物によって放出された
光の波長は、おおよそ300nm〜450nmの範囲に
ある。放射加熱ランプ144は、出力レベルに従って、
300nmよりわずかに下の波長から1000nm以上
の範囲の波長を生じることができる。この好適なローパ
スフィルタは、300nm〜450nmの範囲の光のみ
を通過させる。ローパスフィルタ117は、広帯域のロ
ーパスフィルタでよい。300nm以下の放射はほとん
どないので、ローパスフィルタは、450nm以上の波
長の光を通過させるものを使用することができる。
【0057】このローパスフィルタは、不要なランプ光
が分光計に入らないようにし、かつ分光計131の出力
において、その光が検出器内に電位レベルで飛散する。
ローパスフィルタにより、生成物の波長光を有する低い
出力レベルの光が分光計に入りかつ処理されることが可
能となる。
【0058】このローパスフィルタ117は、薄いもの
であり、厚さが約3インチ(76.2mm)のガラスディス
クで約1インチの直径を有する。ローパスフィルタは、
光ファイバーが分光計131に導く前の光経路内に設け
られる。また、ローパスフィルタは、分光計の直前にま
たはレンズ116の直前に配置することもできる。
【0059】ローパスフィルタ117は、ガラスディス
クの表面上に多数の薄いフィルム層を蒸着して作られ、
所望の伝達特性および反射特性を得ている。例えば、B
G3ガラス基板は、誘電体と金属フィルムの約70の層
によって覆われ、所望のバンド幅を達成することができ
る。
【0060】この実施形態において、ビューイングダン
プ128は、バックグラウンドおよび信号ノイズを減少
するのに使用される。ビューイングダンプ128は、ウ
エハ処理室22の遠方壁142から放出および反射した
光が光学モニタ装置に入らないようにする。光学モニタ
装置112がウエハ表面上に合焦させたとしても、光線
は、遠方壁142から発生し、焦点130を通過し、さ
らに、光ファイバー138に終端することができる。壁
が以前のあるいは現在のエッチングおよびアッシング処
理から生じる被膜および被膜の生成物によりわずかに覆
われている場合に、その壁から不要な光が発生する。不
必要な光は、壁に反射されかつ光学モニタ装置の視野範
囲に入る。不要の反射した光は、ウエハ98を加熱する
ためにランプを用いる放射加熱装置においては特に多
い。
【0061】光学モニタ装置112の対向する処理室の
壁によって放出および反射された光は、バックグラウン
ドに対抗する信号を減少させ、これにより、信号のより
大きなダイナミックレンジを高い出力レベルの解像度で
処理するために、ハードウエアおよびソフトウエアの処
理装置の要求が高まっている。図14には、第1処理室
および本発明の処理室に対する全処理中における309
nmの時間的経過を示している。第1室で監視される信
号の作図は、参照番号162で示され、改良された室内
で監視された信号は、参照番号166で示されている。
第1の高い放射信号レベルは、高ランプ出力ランプ状態
中のランプ光によるものであり、第2の(第1より高く
ない)高い放射信号レベルは、マイクロ波動作状態中の
アッシングによるものでものである。残留した不要の光
信号は、約100秒後に見ることができる。ランプ14
4による残留物信号は、壁142から放出するアッシン
グ信号か、プラズマ光による信号のいずれかである。図
14は、ウエハの遠方端近くに合焦した点に、アッシン
グ処理が完了した後に、処理室の遠方壁142から放出
する信号による残留物信号があることを示している。
【0062】実質的なランプ光の量は、処理室22の遠
方壁142から拡散しながら飛散する。視野範囲内に飛
散される遠方壁142の入射光の割合は、小さいけれど
も、ランプ光は、それほど強くないので、ランプ光の大
部分は、受光装置によって見ることができ、また分光計
により測定することができる。アッシングの動作中、ウ
エハ98に生じた被膜が遠方壁142上に堆積する。ア
ッシング工程に従って遠方壁から放出される生成物信号
を生じながら、ウエハ上の被膜と同様に壁上の堆積物が
取り除かれる。壁上の被膜とプラズマとの反応により、
壁の反射率が時間と共に変化する。ビューイングダンプ
は、遠方壁142から放出されかつ反射した光の大部分
が視野範囲155に入るのを妨げる。さもなければ、光
学モニタ装置によってこれらの光がすべて集められてし
まうことになる。
【0063】ビューイングダンプ128は、遠方壁14
2に散らばった光が受光装置140の視界155に入ら
ないようにする。このビューイングダンプは、光学モニ
タ装置によって見ることができる領域において、遠方壁
上に被膜が付着しないようにし、、また光学モニタ装置
112によって見ることができない光をビューイングダ
ンプに入射させる。ビューイングダンプ128の他の部
分の構成によれば、ポートまたはスロット127は、遠
方壁から取り除くことができる。即ち、ポートが処理室
の外側に通じなくても良い。好ましくは、ビューイング
ポート127は、汚れ及び被膜が蓄積しない形状がよ
い。
【0064】ビューイングダンプ128を用いることに
より、光学モニタ装置は、ランプ光の入射を元の値より
1.6%程度減少させる。ダンプ128は、ランプ光お
よびプラズマ光を削減してバックグラウンドに対する信
号を向上させるために検出器または他の分光計を用いた
広帯域の装置である。ビューイングダンプ128は、関
連する信号をより容易に引き出すためにハードウエアお
よびソフトウエアの要求を減少させる。また、ビューイ
ングダンプ128は、別の意味で光学モニタ装置のため
の「ブラックホール」として作用する。
【0065】ビューイングダンプ128は、遠方壁14
2から放射される光を妨げることができる材料によって
作ることができる。1つのビューイングダンプは、複数
の剃刀を重ねて溶接したものである。入射光に対して有
効な広角のビューイングダンプ128を生じるように、
ステンレス鋼で作られた標準規格の剃刀が用いられる。
これらの刃は、未使用のもので、刃に被膜やペイントが
付着していないものである。ビューイングダンプ128
は、光吸収表面を有する剃刀から作られる。また、ビュ
ーイングダンプ128は、その前部に対して垂直な位置
から60°を越える角度に及ぶ範囲の角度から見ると
き、黒く見える。ビューイングダンプ128によって吸
収されないで残る不要の光信号は、ウインドウとレンズ
116を保持するポート126から拡散した光、または
ウエハ98の表面から拡散して散らばった光によるもの
である。
【0066】本実施形態では、ビューイングダンプ12
8は、処理室22の遠方壁に設けたスロットまたはポー
ト、ブラックボックス176、およびダイアモンド形状
で反射可能な反射光捕捉装置170を含んでいる。ま
た、1つまたは複数のビューイングダンプ要素が陽極化
されている。好ましくは、ビューイングダンプ要素は、
黒色等の暗い色に陽極処理されている。光学モニタ装置
112の視線を受入れる光は、ポートまたはスリットを
通過し、ブラックボックス176内に入る。
【0067】一旦ビューイングダンプに入った光は、光
捕捉装置170によって処理室22に再突入するのを妨
げられる。例示するビューイングダンプは、ビューイン
グダンプポート127およびブラックカバー180の前
にブラックウインドウを有することもできる。このウイ
ンドウとカバーは、被膜が他のビューイングダンプ要素
に付着するのを防止する。ビューイングダンプは、ブラ
ックカバーを有するウインドウ、ブラックカバー、ブラ
ックダンプボックス、光捕捉装置を有するブラックダン
プボックス、剃刀ダンプを有するウインドウ、および剃
刀ダンプレーのいかなる組合せであっても良い。
【0068】ビューイングダンプ128を設けるための
選択肢が多数あることは、当業者には明らかであろう。
1つの好ましい方法は、ビューイングダンプポート12
7またはポート延長部の領域内で処理室の内側にビュー
イングダンプ128を設けることである。他の選択肢
は、ビューイングダンプと処理室22の間にウインドウ
を設けて処理室の外側にビューイングダンプ128を設
けることである。処理室の外側にダンプ128を取り付
けることは、ダンプをきれいに保つ利点を有するが、ダ
ンプをいかなる反応に対して参加させることはできな
い。ビューイングダンプに剃刀形式を用いることの1つ
の利点は、ダンプ刃の表面状態がダンプ128の性能に
影響されないことである。ダンプが、汚れ、あるいは被
膜または被膜残留物で覆われる場合でも、ダンプの光吸
収特性が低下することがない。反射性の真のステンレス
鋼で作られたビューイングダンプ128は、汚れや腐食
でその反射率が減少しても、より効果的である。
【0069】好ましいビューイングダンプポート127
またはスロットは、プラズマの流れを乱すことを最小に
するために小さくなっている。スロットは、光ファイバ
ーのリニア配列118と両立できるもので、例えば、ス
ロット遠方壁142でのビューイングビーム148の高
さが2倍となる高さを有するスロットを用いることがで
きる。
【0070】遠方壁142でビューイングビーム148
が2倍程度高いスロットは、誤差の許容範囲内である。
例えば、3インチの高さを有するビューイングダンプポ
ート127は、遠方壁で1/8インチ高さ幅を有する光
ファイバー配列を用いることができる。より大きなスリ
ットは、光学的に限界にある結果を生じ、プラズマの付
加的な乱れを調整することはできない。スロットを有す
るポートを用いるビューイングダンプにより、このダン
プの光学的要素を、より長い時間にわたり、堆積物のな
い表面に維持することができる。
【0071】本実施形態では、二重の凸レンズが処理室
からの光を光ファイバーまたは直接分光計に入る光を結
合しかつ合焦させるために用いられる。受光装置の最も
外側の表面には、保護用ウインドウを用いない場合、レ
ンズの前方に、またはレンズ自体にウインドウが設けら
れる。レンズ116またはレンズの背後に置かれたウイ
ンドウ150は、処理室22の内側から奥に引っ込んで
いる。受光装置140の外側表面が汚れると、生成物に
よって放出される光は、受光装置に入るのが妨げられ、
不要なランプ光が、汚れまたは被膜に反射して受光装置
内に入射する。
【0072】その結果、バックグラウンドに対抗する減
少した信号またはノイズに対抗する信号を生じる。凹レ
ンズまたはウインドウは、汚れや被膜を覆うことをより
少なくする。さらに、狭いポートは、このポートを介し
て受光装置140が処理室を見ることになるが、光学モ
ニタ装置112の最外側光学表面が被膜や他の汚染物質
により覆われるのを減少させることができる。受光装置
140の最外側表面をへこませると、実質的にウインド
ウまたはレンズに付着する被膜の量を減少させる。受光
装置140を凹部に配置することによって、所望の生成
物の光が受光装置に入射することができるようになり、
一方、不要なランプ光は反射されないので、ノイズに対
抗する信号およびバックグラウンド比率に対抗する信号
が増加する。さらに、受光装置を凹部に配置することに
より、外側レンズまたはウインドウを洗浄するのに必要
な時間が実際に減少する。
【0073】二重凸レンズの代わりに円筒レンズを用い
ると、ウエハ98を水平に横切る視線を広げて、ウエハ
上の集中領域のより多くでサンプリングすることができ
る。この円筒レンズを用いると、終了点決定の再現性が
増加する。円筒レンズは、円形束の光ファイバーまたは
リニア配列の光ファイバーのいずれかを使用できる。
【0074】本発明の具体例では、バックグラウンド信
号およびノイズ信号を減少させるためにレンズ116と
共同する偏光板(polarizer)122を用いる。エッチン
グおよびアッシング処理に対して関連する波長(例、3
09nm)では、薄いフィルムの偏光板は、減少した信
号強度により生じる比較的大きな吸収を有する。しか
し、十分な信号があっても信号の一部が犠牲になるの
で、薄いフィルムの偏光板が用いられる。偏光板122
が薄いフィルムの偏光板である場合、この偏光板をレン
ズとウインドウの間に挿入することができる。信号強度
が犠牲にされない場合、信号の減少が重大になることが
ないので、光軸に沿ってより多くの空間を必要とする異
なる形式の偏光板を用いることができる。例えば、広帯
域で偏光するビームスプリッターキューブまたは他のブ
ロックを用いる部品を用いることができる。偏光板12
2が大きいと、レンズ116と光ファイバー配列118
の間に配置できなくなる。
【0075】本実施形態では、ビューイング受光装置
は、ウエハ表面に合焦する。この受光装置により、ある
角度でウエハ表面に合焦させると、視線154の全体が
生成物の集中領域にあり、信号強度が改善される。受光
装置の視線とウエハ表面との間の距離は、焦点130の
最小スポット寸法、ウエハ表面の平面に対する視角、焦
点130とウエハの周縁124との間の距離、処理室を
通るガスの流速、および実行される特定の処理方法な等
の多数のパラメータにより受入れ可能である。
【0076】図14において、分光計によって測定され
た信号強度のグラフは、アッシャ装置の動作時間にわた
ってプロットされている。従来の信号は、参照番号16
2で示され、本発明の信号は、参照番号166で示され
ている。このグラフは、ランプ中に最も一般的に存在し
ている不要なストレー光が、本発明の実行によって大い
に減少することを示している。また、グラフは、本発明
を実行することにより、所望の生成物信号が大いに増加
することを示している。
【0077】図10において、0.1インチ(2.54m
m)直径の一般的な焦点スポットに対して、焦点がウエ
ハ表面の0.4インチ(10.16mm)以内であると、強
い生成物信号を達成できる。このピーク強度は、ウエハ
表面の0.2インチ(5.08mm)以内に得られる。表面
近くの信号強度における減少は、ビューイング受光装置
がウエハ表面に対してほぼ接線方向に視線があること、
および受光装置が視線の接線方向に沿って統合している
という事実によっている。生成物は、ウエハの表面上方
に沿って半径方向外側に層状のプラズマ流によって吹き
払われる。生成物の統合ラインの濃度(concentration)
は、ウエハ表面での層流の粘性引きずりによる。
【0078】光学モニタ装置112は、好ましくは、ウ
エハが作られた材料に対するブルースター(Brewster)角
度に相当する角度でウエハ98を見る。シリコン等の一
般的なウエハ材料に対して、ビューイング受光装置とウ
エハ表面上の焦点領域との間の角度は、16.2°とな
る。光学モニタ装置は、理想的には、この装置に対する
ウエハ98の遠方端124でのウエハ表面に合焦する。
ブルースター角度でウエハを見ることの可能性は、処理
室22のアスペクト比に従う。ある室では、例えば、処
理室22の垂直寸法は、あまりに小さすぎるので、ブル
ースター角度でウエハの遠方端上にレンズ116によっ
て合焦させることができない。
【0079】好ましい実施形態では、光学モニタ装置1
12に入射する光は、偏光してノイズに対抗する信号お
よびバックグラウンド比率に対抗する信号を増加させ
る。半導体処理ツールに用いられるウエハ98は、シリ
コン等の誘電体材料で一般的に作られる。誘電体材料の
特性は、入射光が反射する角度を決定する。この反射特
性は入射光の偏光による。この現象は、光学検出装置1
10のバックグラウンドに対抗する信号を改善するため
に利用される。
【0080】終了点が近づくと、残留被膜の薄い層は比
較的早く取り除かれる。それゆえ、反射特性に関連して
モニタされるべき材料は、誘電体材料のウエハ98自体
である。種々の被膜材料の誘電率を考慮する必要がな
い。
【0081】一般的なシリコンウエハに対する反射率は
かなり高い。しかし、反射光は、ブルースター角度θB
に対するビューイング角度を調整することによって偏光
することができる。与えられた材料に対して、ブルース
ター角度θBは、次式で定義される。 θB=tan-1(n2/n1) ここで、θBは、ウエハ表面に直交する入射光であり、
2は、光が、特に真空の処理室に入射する材料の屈折
指数である。n1は、光がシリコンまたは他のウエハ材
料に入射する材料の屈折指数である。
【0082】ブルースター角度θBにおいて、入射平面
内にある電界の偏向を受ける全ての光は、反射要素なし
で第2材料に伝達される。入射平面は、入射光線および
反射光線の両方を含む平面として定義される。
【0083】第1の実施形態では、光学モニタ装置は、
ウエハをブルースター角度θBで見る。光学モニタ装置
によってモニタされる、ウエハ材料によって反射したい
ずれの光も1つの偏光として構成される。偏光板122
は、光学モニタ装置112内に含まれており、反射光の
残留する偏光された成分を取り除く。ウエハ材料は、ウ
エハ上に入射する光の一成分が取り除かれ、偏光板12
2は、残りの成分を取り除く。すべての被膜が取り除か
れる終了点では、分光計によって測定される光はない。
その理由は、ブルースター角度θBで見られるウエハ
は、そのウエハから反射した光の一成分を取り除き、さ
らに、偏光板は、残りの成分を取り除く。偏光装置は、
生成物から所望の信号を減少する間、バックグラウンド
比率に対抗する信号が増加して、バックグラウンド信号
は大きな振幅で減少される。
【0084】シリコンウエハに対する計算された最適角
度は、概略、θB=73.8°であり、それは、受光装
置とウエハ表面との間の16.2°の角度に変換され
る。焦点130と光学モニタ装置112との間の水平お
よび垂直間の距離の比は、3.44対1となる。3.4
4対1のアスペクト比は、一般的な処理室22の構造と
両立できる。
【0085】図13A〜図13Cは、選択されたレンズ
の焦点距離Lが、光学モニタ装置112のビューイング
光線148にどのように影響するかを示す。短い焦点距
離のレンズを選択することによって、ビューイング光線
は、放射信号が最大である経路に沿ってのみ光を通過さ
せるように狭まる。短い焦点距離を有するレンズを用い
ると、ビューイング光線148がより狭いことから信号
強さが減少する。しかし、より狭い光線によってモニタ
されるバックグラウンドの量が減少するので、信号対バ
ックグラウンド信号は増加する。図13Cは、短い焦点
距離を有する場合の結果を示す。
【0086】図13Aは、ウエハが図の底部に配置され
かつ左側にレンズ116と光ファイバー118を有する
元の構造を示している。このウエハは、ビューイング光
線148を示す光線のわずか下側に示されている。図1
3Aにおいて、ウエハの周縁124の近くでビューイン
グ光線をカットオフしないように、ビューイング光線の
軸線がウエハよりも上方に位置しなければならないこと
を示している。
【0087】図13Bおよび図13Cには、より短い焦
点距離が示されている。短い焦点距離を有するレンズ
は、ビューイング光線が大きく広がる前に、光線のリダ
イレクション(redirection)を可能にする。そして、ビ
ューイング光線148は、ビームらしい特性を維持す
る。狭いビューイング光線は、ウエハ表面136により
近づいて表面上を低く進み、それにより、生成物の信号
が最大であるウエハ表面上の領域から光を受け取ること
ができる。
【0088】上述したこれらの記載は、単に例示のため
になされたものであり、本発明は、ここに記載した実施
形態に限定されるものではなく、添付された特許請求の
範囲またはその技術的思想から逸脱しない範囲で種々の
変更及び修正を含むものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る終了点検出のための受光装置を示
す概略平面図である。
【図2】本発明に係る終了点検出のための受光装置を示
す概略正面図である。
【図3】マイクロ波プラズマアッシャーの斜視図であ
る。
【図4】マイクロ波プラズマアッシャーの前断面図であ
る。
【図5】マイクロ波プラズマアッシャーの処理室の概略
斜視図である。
【図6】マイクロ波プラズマアッシャーの処理室の平面
図である。
【図7】処理室に取り付けられた光学ポートを含む処理
室の一部分を示す拡大断面図である。
【図8】処理室に取り付けられた光学ポートを含む処理
室を示す断面図である。
【図9】光学ポートとビューイングダンプを有する処理
室の前断面図である。
【図10】ウエハ上の距離と特定の波長光の信号強度と
の関係を示すチャート図である。
【図11】処理室内のプラズマの流れを示す、マイクロ
波プラズマアッシャーの概略図である。
【図12】12Aは、ウエハ上に伸びる動作ラインを有
する光学系の概略図であり、12Bは、焦点を結ばない
光学系とウエハの概略図であり、12Cは、ウエハの表
面上の領域を見るために焦点を合わせた光学系の概略図
であり、12Dは、ウエハの表面に焦点を合わせた光学
系の概略図である。
【図13】13Aは、ウエハの表面上に焦点を合わせた
光学系の概略図であり、13Bと13Cは、12Cと1
2Dの場合よりも短い焦点距離でウエハの表面上に焦点
を合わせた概略図である。
【図14】2つの異なる反応室に対する309nmの光
強度と時間との関係を示すグラフ図である。
【図15】ビューイングダンプの拡大部分断面図であ
る。
【符号の説明】
20 プラズマアッシャー 21 プラズマ発生室 22 ウエハ処理室 90,92 支持体 98 ウエハ 110 光学検出装置 112 光学モニタ装置 114 プラズマ(ウエハ処理材料) 116 レンズ 118 リニア配列 122 偏光板 127 ポート 128 ビューイングダンプ 130 焦点 131 分光計 136 表面 138 光ファイバー 140 受光装置 144 ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレ ギル カルドソ アメリカ合衆国 メリーランド 20723 ローレル ステッビング ウエイ−アパー トメント E 9190 (72)発明者 ダニエル ブリアン リチャードソン アメリカ合衆国 メリーランド 21158 ウエストミンスター ハルター ロード 3316

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 少なくとも1つのウエハ(98)を処
    理室(22)の内部領域内に配置するための支持体(90、
    92)を含むウエハ処理室(22)と、 (b) 前記少なくとも1つのウエハ(98)の露出表面(1
    36)から被膜を除去するために前記処理室(22)内にウ
    エハ処理材料(114)を送るための手段を含むウエハ処
    理機構(21)と、 (c) 前記処理室に取り付けられ、かつ前記ウエハ処理
    材料と前記被膜の反応性生成物の濃度を監視するために
    前記少なくとも1つのウエハの表面近くに焦点が合せら
    れる受光装置(140)とを含むことを特徴とするウエハ
    処理システム。
  2. 【請求項2】前記処理室(22)に取り付けられてこの処
    理室内で光を吸収するためのビューイングダンプ(12
    8)をさらに含むことを特徴とする請求項1記載のウエ
    ハ処理システム。
  3. 【請求項3】前記ビューイングダンプ(128)は、前記
    受光装置の視野フィールド内で前記ウエハ処理室(22)
    の内部に取り付けられていることを特徴とする請求項2
    記載のウエハ処理システム。
  4. 【請求項4】前記ウエハ処理室(22)は、その側壁内に
    伸びるスロットを有し、前記ビューイングダンプ(12
    8)は、前記スロットに近い前記ウエハ処理室に取り付
    けられていることを特徴とする請求項2記載のウエハ処
    理システム。
  5. 【請求項5】ビューイングダンプ(128)は、ボックス
    (176)と反射光の捕捉装置(170)を含むことを特徴と
    する請求項2記載のウエハ処理システム。
  6. 【請求項6】前記ウエハ処理室の内部領域から放出され
    た信号をろ過するために取り付けられたフィルタ(11
    7)をさらに含むことを特徴とする請求項1記載のウエ
    ハ処理システム。
  7. 【請求項7】(a) 少なくとも1つのウエハ(98)を処
    理室(22)の内部領域内に配置するための支持体(90、
    92)を含むウエハ処理室(22)と、(b) 前記少なくと
    も1つのウエハ(98)の露出表面(136)から被膜を除
    去するために前記処理室(22)内にウエハ処理材料(11
    4)を送るための手段を含むウエハ処理機構(21)と、
    (c) 前記処理室(22)における前記ウエハの第1端部
    近くに取り付けられ、前記少なくとも1つのウエハ(9
    8)の上方に生じる光放射スペクトルを監察することに
    より前記ウエハ処理材料と前記被膜の反応性生成物の濃
    度を監視するための受光装置(140)と含むことを特徴
    とするウエハ処理システム。
  8. 【請求項8】前記受光装置(140)は、リニア配列(11
    8)に構成される光ファイバー(138)を含むことを特徴
    とする請求項7記載のウエハ処理システム。
  9. 【請求項9】前記ウエハ処理室(22)に取り付けられた
    ビューイングダンプ(128)をさらに含むことを特徴と
    する請求項7記載のウエハ処理システム。
  10. 【請求項10】前記受光装置(140)は、前記ウエハ処
    理室(22)の内部領域から凹んだ位置にあることを特徴
    とする請求項7記載のウエハ処理システム。
  11. 【請求項11】前記ウエハ処理室(22)は、この処理室
    のサイドウォール内に伸びるスロットを有し、また、前
    記ビューイングダンプ(128)は、前記スロットの近く
    の前記ウエハ処理室に取り付けられていることを特徴と
    する請求項9記載のウエハ処理システム。
  12. 【請求項12】前記ビューイングダンプ(128)は、ボ
    ックス(176)と光捕捉装置(170)を含むことを特徴と
    する請求項9記載のウエハ処理システム。
  13. 【請求項13】前記ウエハ処理室(22)の内部領域から
    放射された信号をろ過するために、前記ウエハ処理室
    (22)に取り付けられるフィルタ(117)をさらに含む
    ことを特徴とする請求項7記載のウエハ処理システム。
  14. 【請求項14】前記受光装置(140)は、ファン形状配
    列に構成された複数の入力端を有する多数の光ファイバ
    ー(138)を含むことを特徴とする請求項7記載のウエ
    ハ処理システム。
  15. 【請求項15】(a) 少なくとも1つのウエハ(98)を
    位置決めるための支持体(90、92)を含むウエハ処理室
    (22)と、(b) 前記少なくとも1つのウエハ(98)か
    ら被膜を除去するために前記ウエハ処理室(22)内にウ
    エハ処理材料(114)を送るための手段を含むウエハ処
    理装置(21)と、(c) 前記処理室(22)に取り付けら
    れるとともに、各光学素子が前記少なくとも1つのウエ
    ハ表面上にある前記被膜の反応性生成物とウエハ処理材
    料の局所的な濃度を監察するために配置され、かつ前記
    ウエハ表面上の代表的な分散個所を監視するための受光
    装置(140)とを含むことを特徴とするウエハ処理シス
    テム。
  16. 【請求項16】前記ウエハ処理室(22)に取り付けられ
    たビューイングダンプ(128)をさらに含むことを特徴
    とする請求項15記載のウエハ処理システム。
  17. 【請求項17】(a) 少なくとも1つのウエハ(98)を
    位置決めるための支持体(90、92)を含むウエハ処理室
    (22)と、(b) 前記少なくとも1つのウエハ(98)か
    ら被膜を除去するために前記ウエハ処理室(22)内にウ
    エハ処理材料(114)を送るための手段を含むウエハ処
    理機構(21)と、(c) 前記ウエハ処理室のウエハの第
    1端部近くに取り付けられて平面状の配列(118)に構
    成されかつ二重の凸レンズを有し、前記少なくとも1つ
    のウエハ(98)の表面(136)から生じる光放射スペク
    トルを監察することにより前記ウエハ処理材料と前記被
    膜の反応性生成物の濃度を監視するための受光装置(14
    0)と(d) 不要な信号が前記受光装置(140)に入るの
    を防止するために、前記ウエハ処理室に取り付けられる
    ボックス(176)とダイアモンド形状の反射部材とを含
    むビューイングダンプ(128)と、(e)前記ウエハ処理材
    料と前記被膜の反応性生成物の濃度によって放出される
    複数の信号をろ過するために前記処理室内に取り付けた
    ローパスフィルタ(117)とを含むことを特徴とするウ
    エハ処理システム。
  18. 【請求項18】(a) 露出表面(136)上に被膜を有する
    ウエハを設け、(b) 前記露出表面にプラズマ(114)を
    供給して、前記被膜を取り除き、(c) 受光装置(140)
    を用いて、前記露出表面から伸びている合焦領域におい
    て、前記プラズマと前記被膜の反応性生成物の濃度を監
    視し、前記合焦領域における光放射分光計からの信号を
    用いて前記濃度を測定する、各ステップを有することを
    特徴とするウエハ処理工程を監視する方法。
  19. 【請求項19】不要な信号が前記受光装置によって監視
    されないように、ビューイングダンプ(128)を用いて
    不要な信号を吸収するステップをさらに含むことを特徴
    とする請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】前記露出表面から反射される信号を偏光
    させるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1
    8記載の方法。
  21. 【請求項21】前記プラズマと前記被膜の反応性生成物
    の濃度によって放出される信号をろ過するステップをさ
    らに含むことを特徴とする請求項18記載の方法。
  22. 【請求項22】(a) 露出表面(136)上に被膜を有する
    ウエハを設け、(b) 前記露出表面にウエハ処理材料(1
    14)に供給して、前記被膜を取り除き、(c) 前記ウエ
    ハ上方の領域にある反応性生成物から生じる光放射スペ
    クトルを監察することにより、前記ウエハ処理材料と前
    記被膜の反応性生成物の濃度を監視する、各ステップを
    有することを特徴とするウエハ処理工程を監視する方
    法。
  23. 【請求項23】受光装置は、ほぼ平坦な配列に構成され
    た光ファイバー(138)を含むことを特徴とする請求項
    22記載の方法。
  24. 【請求項24】受光装置は、リニア配列(118)に構成
    された光ファイバー(138)を含むことを特徴とする請
    求項22記載の方法。
  25. 【請求項25】受光装置は、ファン形状配列に構成され
    た光ファイバー(138)を含むことを特徴とする請求項
    22記載の方法。
  26. 【請求項26】前記受光装置によって不要な信号を監視
    しないように、ビューイングダンプ(128)を用いて不
    要な信号を吸収するステップをさらに含むことを特徴と
    する請求項22記載の方法。
  27. 【請求項27】前記ウエハ処理材料と前記被膜の反応性
    生成物の濃度によって放出される信号を偏光するステッ
    プをさらに含むことを特徴とする請求項22記載の方
    法。
  28. 【請求項28】前記ウエハ処理材料と前記被膜の反応性
    生成物の濃度によって放出される信号をろ過するステッ
    プをさらに含むことを特徴とする請求項22記載の方
    法。
  29. 【請求項29】(a) 露出表面(136)上に被膜を有する
    ウエハを設け、(b) 前記露出表面にプラズマ形式のウ
    エハ処理材料(114)に供給して、前記被膜を取り除
    き、(c) 前記露出表面(136)上の代表的な分散位置に
    受光装置を合焦させて、前記分散位置で反応性生成物か
    らの光放射を見るように、前記プラズマと前記被膜の反
    応性生成物の濃度を監視する、各ステップを有すること
    を特徴とするウエハ処理工程を監視する方法。
  30. 【請求項30】前記受光装置によって不要な信号を監視
    しないように、ビューイングダンプ(128)を用いて不
    要な信号を吸収するステップをさらに含むことを特徴と
    する請求項28記載の方法。
  31. 【請求項31】受光装置は、凹部に設けられていること
    を特徴とする請求項28記載の方法。
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