JP2001210340A - 固体高分子型燃料電池の排熱回収システム - Google Patents

固体高分子型燃料電池の排熱回収システム

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JP2001210340A JP2000014719A JP2000014719A JP2001210340A JP 2001210340 A JP2001210340 A JP 2001210340A JP 2000014719 A JP2000014719 A JP 2000014719A JP 2000014719 A JP2000014719 A JP 2000014719A JP 2001210340 A JP2001210340 A JP 2001210340A
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収 田島
Kazuhiro Tajima
一弘 田島
Koji Shindo
浩二 進藤
Satoshi Yamamoto
聡史 山本
Katsuya Oda
勝也 小田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯湯タンク容量を減少し、かつ常時給湯を可
能にした固体高分子型燃料電池の排熱回収システムを提
供する。 【解決手段】 固体高分子型燃料電池6を用いて発電を
おこなう際に発生する排熱を回収する排熱回収システム
において、第一の貯湯部112Aと第二の貯湯部112
Bとを有し、第一の貯湯部112Aには、昼間の発電に
よる排熱を回収して温水を貯湯し、この貯湯した温水の
温度を、商用電源を用いた深夜電力によって昇温して、
その温水を翌日の昼間に給湯し、第二の貯湯部112B
には、第一の貯湯部112Aの温水を給湯している時、
発電による排熱を回収して温水を貯湯し、この貯湯した
温水の温度を、商用電源を用いた深夜電力によって昇温
して、その温水を翌日の昼間に給湯する構成としたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体高分子型燃料
電池を用いて発電をおこなう際に発生する排熱を回収す
る排熱回収システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、燃焼装置で常時加熱した状態で、
天然ガス、都市ガス、メタノール等の燃料ガスを化学反
応させて水素に改質する改質器と、一酸化炭素を変成す
るCO変成器と、一酸化炭素を除去するCO除去器と、
上記水素によって発電する燃料電池とを備えた固体高分
子型燃料電池発電システムが提案されている。この種の
ものでは、エネルギの有効利用を図るため、固体高分子
型燃料電池を用いて発電をおこなう際に発生する排熱を
回収した給湯システムが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
給湯システムでは、固体高分子型燃料電池の排熱回収時
間帯と給湯使用時間帯とが重なり合って、温水を必要と
するときに温水が不足して、給湯できないといった問題
が発生するおそれがある。
【0004】また、従来の構成では、固体高分子型燃料
電池の排熱回収によって貯湯した場合、温水の温度は約
60℃程度であり、この温度で貯湯するとなると、貯湯
タンクの容量がかなり大きくなるといった問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、貯湯タンク容量を減少し、
かつ常時給湯を可能にした固体高分子型燃料電池の排熱
回収システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
固体高分子型燃料電池を用いて発電をおこなう際に発生
する排熱を回収する排熱回収システムにおいて、第一の
貯湯部と第二の貯湯部とを有し、第一の貯湯部には、昼
間の発電による排熱を回収して温水を貯湯し、この貯湯
した温水の温度を、商用電源を用いた深夜電力によって
昇温して、その温水を翌日の昼間に給湯し、第二の貯湯
部には、第一の貯湯部の温水を給湯している時、発電に
よる排熱を回収して温水を貯湯し、この貯湯した温水の
温度を、商用電源を用いた深夜電力によって昇温して、
その温水を翌日の昼間に給湯する構成とした、ことを特
徴とするものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、排熱回収時の温水の温度が約55〜80℃
であって、その温水の温度が、深夜電力によって約90
〜95℃に昇温される、ことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0009】図1において、符号100は建家を示して
おり、この建家100には低圧電灯線101、電力量計
102、および分電盤103を経て、商用電源が供給さ
れている。この商用電源は、細線で示した第1のケーブ
ル104を経て、エアコン105、テレビジョン106
等に供給されている。
【0010】一方、本実施形態では、家庭用小型電源シ
ステムを構成する固体高分子型燃料電池発電システム
(ポリマ・エレクトロライト・フューエル・セル:PE
FC装置)Sが、建家100の外に設置されている。
【0011】この家庭用小型電源システムSは、図2に
示すように、PEFC装置のほかに熱回収装置を含んで
いる。この熱回収装置は、貯湯タンク112とイオン交
換樹脂125とを有し、このイオン交換樹脂125には
水道管を通じて市水が供給される。この市水はイオン交
換樹脂125で純水にされて、後述する水タンク21
(図3)に供給される。PEFC装置は、燃料供給装置
(改質器、CO変成器、CO除去器)121を有してい
る。
【0012】この燃料供給装置121には天然ガス、都
市ガス、メタノール、LPG、ブタン等の燃料ガスが供
給され、ここにはさらに後述する水タンク21(図3)
からの水が供給されて、水素が生成される。この水素は
燃料電池6に供給されて、ここで水素と空気中の酸素と
を化学反応させて発電が行われる。123は発電制御を
司る制御装置である。
【0013】この電力はDC/DCコンバータ124を
経て、180Vにまで昇圧され、系統連系インバータ1
11に送られ、ここから、図1に太線で示した第2のケ
ーブル107を通じて、パソコン108、照明109、
冷蔵庫110等に供給されている。この燃料電池発電シ
ステムSは、系統連系インバータ111を介して商用電
源に接続されている。
【0014】この小型電源システムSでは、発電の過程
で熱が発生するので、この熱を利用して市水から温水を
生成し、この温水を、図2に示すように、貯湯槽112
に蓄える。この温水は、図1に示すように、風呂11
3、キッチン114等に供給される。この貯湯槽112
は、建家100の外に設置される。
【0015】つぎに、本実施形態に係る固体高分子型燃
料電池発電システム(家庭用小型電源システム)Sにつ
いて、図3を参照して説明する。
【0016】この家庭用小型電源システムSでは、天然
ガス、都市ガス、メタノール、LPG、ブタン等の燃料
ガス1が脱硫器2に供給され、ここで燃料ガスから硫黄
成分が除去される。この脱硫器2を経た燃料ガスは、昇
圧ポンプ10で昇圧されて改質器3に供給される。この
改質器3では、水素、二酸化炭素、および一酸化炭素を
含む改質ガスが生成される。この改質器3を経たガス
は、CO変成器4に供給され、ここでは改質ガスに含ま
れる一酸化炭素が二酸化炭素に変成される。
【0017】このCO変成器4を経たガスは、CO除去
器5に供給され、ここではCO変成器4を経たガス中の
未変成の一酸化炭素が酸化されて二酸化炭素になる。
【0018】このCO除去器5を経て、一酸化炭素濃度
が10ppm以下に低減された水素リッチガスが、固体
高分子型の燃料電池6に供給される。この燃料電池6
は、燃料極(アノード)6aと空気極(カソード)6b
と冷却部6cとを備え、上記水素リッチガスは、アノー
ド6aに供給される。この水素リッチガス中の水素と、
上記ファン11を経て、カソード6bに供給された空気
中に含まれる酸素とが反応し、電力が発生する。
【0019】上記改質器3は、バーナ12を有し、ここ
にはパイプ13を介して燃料が供給され、ファン14を
介して空気が供給され、パイプ15を介して、アノード
6aを経た未反応水素が供給される。
【0020】システム起動時には、バーナ12に、パイ
プ13を介して燃料が供給されると共に、ファン14を
介して空気が供給され、起動後、システムが安定した場
合には、燃料の供給が断たれて、バーナ12に、パイプ
15を介して、アノード6aを経た未反応水素が供給さ
れる。
【0021】上記した改質器3、CO変成器4、CO除
去器5、燃料電池6では、所定の反応温度を有する化学
反応が行われる。改質器3における化学反応は吸熱反応
であるので、バーナ12によって常時加熱しながら化学
反応を行う。
【0022】また、CO変成器4、CO除去器5で行わ
れる化学反応は発熱反応であるので、例えばCO除去器
5では、システム起動時のみバーナ(図示せず)を燃焼
させて、燃焼ガスを発生させ、このとき発生した燃焼ガ
スの熱でCO除去器5の温度を反応温度まで昇温し、こ
の反応温度まで昇温した後には、発熱反応の熱により反
応温度以上に昇温しないように冷却が行われる。
【0023】燃料電池6では、電気化学反応が行われ、
この電気化学反応時の活性化過電圧、濃度過電圧、抵抗
過電圧により熱が発生する。
【0024】上記した改質器3とCO変成器4間、CO
変成器4とCO除去器5間、CO除去器5と燃料電池6
間および燃料電池6の排気系26には、それぞれ熱交換
器18,19,20,27が接続されている。
【0025】そして、各熱交換器18,19,20には
水タンク21の水が、ポンプ23,24,25を介して
循環し、これらの水で、改質器3、CO変成器4、CO
除去器5を経たガスがそれぞれ冷却される。熱交換器2
7には上記貯湯タンク112(図2)の水が、ポンプ2
8を介して循環する。
【0026】燃料電池6の冷却部6cには、ポンプ48
を介して、水タンク21の水が循環し、この水で、燃料
電池6が冷却される。
【0027】上記改質器3の排気系31には、熱交換器
17が接続され、水タンク21の水が、ポンプ22を介
して供給されると、この熱交換器17で水蒸気化し、こ
の水蒸気が、脱硫器2、ポンプ10を通った原燃料と混
合して改質器3に供給される。
【0028】上記の排気系31には、熱交換器17の他
に、さらに別の熱交換器32が接続され、この熱交換器
32には、上記貯湯タンク112の水が、ポンプ33を
介して循環し、排熱回収が行われる。
【0029】本システムでは、プロセスガス(PG)バ
ーナ34を備える。
【0030】本システムの起動時には、改質器3、CO
変成器4、CO除去器5を経た改質ガスの組成が安定し
ていないので、それが安定するまでは、このガスを燃料
電池6に供給することができない。そこで、各反応器の
温度が安定するまでは、不安定なガス組成状態にあるガ
スを、このPGバーナ34に導いて燃焼させる。そし
て、各反応器が安定した後、燃料電池6に導入して発電
を行う。燃料電池6での発電に使用できなかった未反応
ガスは、当初PGバーナ34に導いて燃焼し、燃料電池
6の温度が安定した後は、この未反応ガスをパイプ15
を通じて、改質器3のバーナ12に導入して燃焼させ
る。
【0031】PGバーナ34の制御系を説明すると、本
システムの起動後、各反応器が温度的に安定するまで
は、開閉弁91が閉じられ、開閉弁36が開かれる。こ
れによって、改質ガスは管路35および開閉弁36を通
じてPGバーナ34に供給される。各反応器が温度的に
安定した場合、今度は、燃料電池6の温度が安定するま
で、開閉弁91、39が開かれ、開閉弁36、92が閉
じられて、改質ガスが管路38および開閉弁39を通じ
てPGバーナ34に供給され、そこで燃焼される。燃料
電池6の温度が安定し、連続して発電が行われる場合、
開閉弁91,92が開かれ、開閉弁36,39が閉じら
れて、燃料電池6を経た未反応ガスは管路15を経てバ
ーナ12に供給される。
【0032】PGバーナ34の排気系45には、熱交換
器46が接続され、この熱交換器46には、ポンプ47
を介して、貯湯タンク112の水が循環する。
【0033】水タンク21と貯湯タンク112間には、
熱交換器41が接続され、この熱交換器41には、ポン
プ42を介して水タンク21の水が循環し、ポンプ43
を介して貯湯タンク112の水が循環する。
【0034】この熱交換器41での熱交換によって、貯
湯タンク112の水の温度が上昇し、水タンク21の水
の温度が低下する。
【0035】以上の構成では、家庭用小型電源システム
Sが、コージェネレーションシステムの形態をとるの
で、エネルギの有効活用が図られる。
【0036】従って、高い総合熱効率が得られるので、
原燃料の消費量が減少し、二酸化炭素の排出量が低減さ
れる。
【0037】本実施形態では、図4に示すように、貯湯
タンク112が第一の貯湯部112Aと第二の貯湯部1
12Bとに区別されている。
【0038】第一の貯湯部112Aには、図5のタイム
チャートに示すように、例えば第一日目の昼間の発電に
よる排熱を回収して、約60℃(55〜80℃の範囲で
変化する。)の温水が貯湯される。この場合、図4に示
す開閉弁A,Cが開かれ、ポンプP(例えば、図3のポ
ンプ28,33,42,43,47)を介して第一の貯
湯部112Aに温水が循環し、燃料電池システムSの排
熱回収がおこなわれる。
【0039】そして、貯湯した温水の温度が、商用電源
を用いた深夜電力によって約90〜95℃に昇温され
る。
【0040】この場合、深夜電力を利用してコイルE1
に通電し、このコイルE1の熱によって第一の貯湯部1
12Aの温水の温度が昇温される。第一の貯湯部112
Aに貯湯された温水は、開閉弁Gを開くことによって、
管路Fを介して、第二日目(翌日)の昼間に使用され
る。
【0041】第一の貯湯部112Aに貯湯された温水を
使用している時、第二の貯湯部112Bには、図5のタ
イムチャートに示すように、発電による排熱を回収し
て、約60℃(55〜80℃の範囲で変化する。)の温
水が貯湯される。この場合、図4に示す開閉弁B,Dが
開かれ、ポンプP(例えば、図3のポンプ28,33,
42,43,47)を介して第二の貯湯部112Bに温
水が循環し、燃料電池システムSの排熱回収がおこなわ
れる。
【0042】そして、貯湯した温水の温度が、商用電源
を用いた深夜電力によって約90〜95℃に昇温され
る。この場合、深夜電力を利用してコイルE2に通電
し、このコイルE2の熱によって第二の貯湯部112B
の温水の温度が昇温される。この第二の貯湯部112B
に貯湯された温水は、開閉弁Hを開くことによって、管
路Fを介して、第三日目(翌日)の昼間に使用される。
上記制御は、図示を省略したコントローラが司る。
【0043】本実施形態では、第一の貯湯部112Aに
貯湯された温水を使用するときに、第二の貯湯部112
Bで排熱回収により貯湯し、第二の貯湯部112Bに貯
湯された温水を使用するときに、第一の貯湯部112A
で排熱回収により貯湯するので、その時間帯が重なり合
うことがなく、温水を必要とするときに温水が不足する
ことがなく、安定した給湯が可能になる。また、従来の
構成では、燃料電池6の排熱回収によって貯湯した場
合、温水の温度は約60℃程度であったが、本実施形態
では、深夜電力を利用してこの温度を約90〜95℃に
昇温して貯湯するので、約60℃のまま貯湯する場合に
比べ、第一の貯湯部112Aと第二の貯湯部112Bの
容量を約50%削減することができる。
【0044】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものでないことは明
らかである。
【0045】例えば、貯湯タンク112を、第一の貯湯
部112Aと第二の貯湯部112Bに区別したが、これ
に限定されず、三つ以上の貯湯部に区別してもよいこと
は明らかである。また、第一の貯湯部112Aと第二の
貯湯部112Bとを別々のタンクとしてもよいことは明
らかである。
【0046】
【発明の効果】本発明では、第一の貯湯部に貯湯された
温水を使用するときに、第二の貯湯部で排熱回収により
貯湯し、第二の貯湯部に貯湯された温水を使用するとき
に、第一の貯湯部で排熱回収により貯湯するので、温水
を必要とするときに温水が不足することがなく、安定し
た給湯が可能になる。
【0047】また、本発明では、深夜電力を利用して温
水の温度を約90〜95℃に昇温して貯湯するので、約
55〜80℃のまま貯湯する場合に比べ、第一の貯湯部
と第二の貯湯部の容量を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による固体高分子型燃料電池発電システ
ムを家庭に設置した場合の系統図である。
【図2】図1の屋外部分を示す図である。
【図3】固体高分子型燃料電池発電システムの一実施形
態を示す回路図である。
【図4】第一の貯湯部と第二の貯湯部を示す回路図であ
る。
【図5】本発明の制御例を示すタイムチャートである。
【符号の説明】 6 燃料電池 112 貯湯タンク 112A 第一の貯湯部 112B 第二の貯湯部 A,B,C,D 開閉弁 E1,E2 コイル F 管路 P ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 進藤 浩二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 山本 聡史 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小田 勝也 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H026 AA06 5H027 AA06 DD06 KK41

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体高分子型燃料電池を用いて発電をお
    こなう際に発生する排熱を回収する排熱回収システムに
    おいて、 第一の貯湯部と第二の貯湯部とを有し、 第一の貯湯部には、昼間の発電による排熱を回収して温
    水を貯湯し、この貯湯した温水の温度を、商用電源を用
    いた深夜電力によって昇温して、その温水を翌日の昼間
    に給湯し、第二の貯湯部には、第一の貯湯部の温水を給
    湯している時、発電による排熱を回収して温水を貯湯
    し、この貯湯した温水の温度を、商用電源を用いた深夜
    電力によって昇温して、その温水を翌日の昼間に給湯す
    る構成とした、 ことを特徴とする固体高分子型燃料電池の排熱回収シス
    テム。
  2. 【請求項2】 排熱回収時の温水の温度が約55〜80
    ℃であって、その温水の温度が、深夜電力によって約9
    0〜95℃に昇温される、ことを特徴とする請求項1記
    載の固体高分子型燃料電池の排熱回収システム。
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