JP2001209939A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2001209939A
JP2001209939A JP2000015612A JP2000015612A JP2001209939A JP 2001209939 A JP2001209939 A JP 2001209939A JP 2000015612 A JP2000015612 A JP 2000015612A JP 2000015612 A JP2000015612 A JP 2000015612A JP 2001209939 A JP2001209939 A JP 2001209939A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 光磁気ディスク30に設けたランドエリアお
よびグルーブエリアを含むテストエリア30aに記録レ
ーザパワーを複数段階に変更して記録/再生を繰り返
し、これにより得られる再生信号を用いて、符号誤り率
算出回路56がランドエリアおよびグルーブエリアの再
生信号の最低誤り率と、最低誤り率となるときの最適記
録レーザパワーとをそれぞれ測定し、最適記録レーザパ
ワーがより低いエリアに当該最適記録レーザパワーで映
像信号を記録する。 【効果】 映像信号記録の電力消費を低減するととも
に、より高品質に映像信号を光磁気ディスクに記録し、
また再生することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスク装置に関
し、半導体レーザから出力されたレーザ光を光ディスク
に照射して光ディスクに形成されたランドエリアおよび
グルーブエリアの一方に所望情報信号を記録する、ディ
スク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクに記録された情報の再生信号
の品質は、情報信号を記録する記録レーザパワーに左右
される。再生信号の品質とは、再生信号に誤った信号が
どれだけ含まれるかを示す。再生信号に含まれる誤り信
号の割合は、誤り率と呼ばれ、誤り率が最も低くなる記
録レーザパワーは、最適記録レーザパワーと呼ばれる。
【0003】最適記録レーザパワーの値は、ランドエリ
アとグルーブエリアとでは異なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】記録レーザのパワーは
再生レーザのパワーよりも大きく、記録レーザの電力消
費はディスク装置の電力消費の多くの部分を占めてい
る。そのため、特に充電池を電力源とする携帯型のディ
スク装置では、記録レーザの電力消費がディスク装置の
利便性に大きな影響を与えている。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、デ
ィスク装置の電力消費を抑えることができる、ディスク
装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、半導体レー
ザから出力されたレーザ光を光ディスクに照射して前記
光ディスクに形成されたランドエリアおよびグルーブエ
リアの一方に所望情報信号を記録するディスク装置にお
いて、前記ランドエリアに前記所望情報信号を記録する
ときの前記半導体レーザの第1最適記録レーザパワー値
を検出する第1検出手段、前記グルーブエリアに前記所
望情報信号を記録するときの前記半導体レーザの第2最
適記録レーザパワー値を検出する第2検出手段、前記第
1最適記録レーザパワー値および前記第2最適記録レー
ザパワー値を比較する比較手段、および前記第1最適記
録レーザパワー値が前記第2最適記録レーザパワー値よ
りも小さいとき前記ランドエリアを前記所望情報信号の
記録先として決定し、前記第2最適記録レーザパワー値
が前記第1最適記録レーザパワー値よりも小さいとき前
記グルーブエリアを前記所望情報信号の記録先として決
定する記録先決定手段を備えることを特徴とする、ディ
スク装置である。
【0007】
【作用】この発明においては、所望情報信号の記録を行
う前に、ランドエリアの最適記録レーザパワー値および
グルーブエリアの最適記録レーザパワー値に応じて所望
情報信号の記録先をランドエリアおよびグルーブエリア
のどちらかに決定する。まず第1検出手段がランドエリ
アに所望情報信号を記録するときの前記半導体レーザの
第1最適記録レーザパワー値を検出し、第2検出手段が
グルーブエリアに所望情報信号を記録するときの前記半
導体レーザの第1最適レーザパワー値を検出する。つぎ
に、比較手段が、第1最適記録レーザパワー値および第
2最適記録レーザパワー値を比較しどちらの最適記録レ
ーザパワー値がより小さいかを判断する。比較手段の判
断により、第1最適記録レーザパワー値が第2最適記録
レーザパワー値よりも小さいときに、記録先決定手段
は、ランドエリアを所望情報信号の記録先として決定
し、第2最適記録レーザパワー値が第2最適記録レーザ
パワー値よりも小さいときに、記録先決定手段は、グル
ーブエリアを所望情報信号の記録先として決定する。
【0008】この発明の好ましい実施例では、記録先決
定手段によって記録先が決定されると、所望情報記録手
段が、所望情報信号を決定された記録先に記録する。こ
のとき、所望情報記録手段は、記録先がランドエリアで
あれば第1最適記録レーザパワー値で所望情報信号を記
録し、記録先がグルーブエリアであれば第2最適記録レ
ーザパワー値で記録する。
【0009】この発明の好ましい実施例では、第1最適
記録レーザパワー値および第2最適記録レーザパワー値
をつぎのように決定する。第1最適記録レーザパワー値
を決定するときには、まず第1記録手段が所定情報信号
をランドエリアに記録する。このときに第1記録手段
は、半導体レーザに設定する記録レーザパワー値を段階
的に切り換えつつ記録する。つぎに第1再生手段が第1
記録手段によって記録された所定情報信号をランドエリ
アから再生し、ランドエリアから再生された所定情報信
号の誤り率である第1誤り率を第1誤り率検出手段が検
出する。ランドエリアから再生された所定情報信号は段
階的に異なる記録レーザパワー値によって記録されてい
るので、所定情報信号の記録状態も段階的に異なってい
る。そのために、第1誤り検出手段が検出する第1誤り
率は複数の誤り率を含んでいる。この第1誤り率の中か
ら第1特定手段が、最も誤り率が低い第1最低誤り率を
特定する。第1最低誤り率が特定されると、第1レーザ
パワー決定手段は、第1最低誤り率となった所定情報信
号を記録したときの記録レーザパワー値を求め、この記
録レーザパワー値を第1最適記録レーザパワー値とす
る。同様に、第2最適記録レーザパワー値を決定すると
きには、まず第2記録手段は、記録レーザパワー値を段
階的に切り換えつつ所定情報信号をグルーブエリアに記
録する。つぎに第2再生手段は、グルーブエリアに記録
された所定情報を再生し、第2誤り率検出手段が、グル
ーブエリアから再生された所定情報信号の第2誤り率を
検出する。さらに第2誤り検出手段は、複数の誤り率を
含む第2誤り率を検出し、第2特定手段が、この第2誤
り率の中から最も誤り率が低い第2最低誤り率を特定す
る。第2最低誤り率が特定されると、第2レーザパワー
決定手段は、第2最低誤り率となった所定情報信号を記
録したときの記録レーザパワー値を求め、この記録レー
ザパワー値を第2最適記録レーザパワーとする。
【0010】この発明の好ましい実施例では、第1記録
手段および第2記録手段によって記録される所定情報信
号には、再生された所定情報信号に含まれる誤り信号を
検出することが可能となった誤り訂正符号が付加されて
おり、第1誤り率検出手段および第2誤り率検出手段の
各々は、この誤り訂正符号を用いて第1誤り率および第
2誤り率を検出する。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、ランドエリアおよび
グルーブエリアのうち、最適記録レーザパワーがより小
さいエリアに所望の情報信号を記録するため、所望の情
報信号を記録するときに消費する電力を低減できる。
【0012】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルカ
メラ10は、被写体を撮影するイメージセンサ(固体撮
像素子)12を含む。イメージセンサ12は、受光面に
入射された被写体の光像に光電変換を施し、光像に対応
する電荷(カメラ信号)を生成する。ディジタルカメラ
10は、静止画像および動画像の記録が可能であり、記
録モード切換スイッチ34によって記録モードが切り換
えられる。
【0014】記録モード切換スイッチ34によって静止
画像記録モードが選択されているときにシャッタボタン
36が押し下げられると、システムコントローラ32
は、TG14に対して1画面分のカメラ信号の全画素読
み出し命令を与える。TG14は、1画面に相当する期
間だけ、イメージセンサ12を全画素読み出し方式で駆
動する。これによって、受光面で生成された静止画像の
カメラ信号が、イメージセンサ12から出力される。
【0015】一方、記録モード切換スイッチ34によっ
て動画像記録モードが選択されているときにシャッタボ
タン36が押し下げられると、コントローラ32は、T
G14に対してカメラ信号の間引き読み出し命令を与え
る。TG14は、再度シャッタボタン36が押し下げら
れるまでイメージセンサ12を間引き読み出し方式で駆
動し、これによってイメージセンサ12から動画像のカ
メラ信号が出力される。
【0016】イメージセンサ12から出力されたカメラ
信号は、CDS/AGC回路16に与えられる。CDS
/AGC回路16は、カメラ信号にノイズ除去およびレ
ベル調整を施し、A/D変換器18に与える。A/D変
換機18によってディジタル信号に変換されたカメラ信
号は、信号処理回路20によってYUV信号に変換さ
れ、さらにYUV信号にJPEG圧縮が施される。圧縮
されたYUV信号は、信号処理回路20によってバッフ
ァメモリ22に書き込まれる。バッファメモリ22に格
納された圧縮YUV信号は、ディスク制御回路24によ
って読み出され、光ピックアップ26に設けられたレー
ザダイオード26aおよび磁気ヘッド28によって光磁
気ディスク30に記録される。なお、光磁気ディスク3
0としては、AS−MO(Advanced Storage Magneto O
ptical)のような着脱可能なディスクが用いられる。
【0017】光ピックアップ26およびディスク制御回
路24は、具体的には図2に示すように構成されてい
る。光磁気ディスク30の径方向における光ピックアッ
プ26の位置は、スレッドサーボ機構44によって制御
される。また、光ピックアップ26に設けられた光学レ
ンズ26cの光軸方向における位置は、フォーカスサー
ボ機構40によって制御される。さらに、光磁気ディス
ク30の径方向における光学レンズ26cの位置は、ト
ラッキングサーボ機構42によって制御される。一方、
レーザドライブ46のレーザパワーは、MPU50から
与えられる制御信号によって設定される。レーザドライ
ブ46は、設定されたレーザパワーでレーザダイオード
26aを駆動する。こうして、所望のレーザパワーのレ
ーザ光がレーザダイオード26aから発振される。
【0018】レーザダイオード26aから発振されたレ
ーザ光は、光学レンズ26cで収束されて光磁気ディス
ク30の表面に照射される。レーザ光が照射されると、
光磁気ディスク30の光磁気膜の温度がキュリー温度ま
で上昇し、レーザの照射が止むと、光磁気膜の温度が低
下する。光磁気膜の温度が一旦キュリー温度へ上昇して
から低下するまでの間に磁気ヘッド28によって磁界が
加えられることによって、光磁気膜のレーザ照射された
個所が磁気ヘッド28の磁界の方向に応じて磁化され
る。これによって、所望の信号が光磁気ディスク30に
記録される。光磁気膜をキュリー温度まで上昇させるの
で、記録レーザパワーは再生レーザパワーよりも大き
く、より多くの電力を消費する。この記録レーザによる
電力の消費が光ディスク装置の電力消費に大きく影響す
る。
【0019】光磁気膜の磁化された個所の各々はピット
と呼ばれ、各ピットの形状および磁化の程度は、ピット
形成時のレーザ光のパワーによって異なる。したがっ
て、情報信号を記録するときのレーザパワーが異なる
と、ピット列から読み取られる再生信号(RF信号)の
品質も異なる。ここでのRF信号の品質とは、RF信号
の誤りの量を指す。
【0020】磁気ヘッド28は、ECCエンコーダ62
から与えられるエンコード信号に応じて磁界を発生す
る。ECCエンコーダ62は、MPU50から与えられ
る映像信号に誤り訂正符号(ECC:Error Correcting Cod
e)を付加し、この誤り訂正符号を付加した映像信号に
対応する制御信号を磁気ヘッド28に与える。誤り訂正
符号は、所定量の映像信号に対して付加される符号であ
り、誤り訂正符号が付加された映像信号の塊は、1EC
Cブロックと呼ばれ、さらに1ECCブロックはライン
と呼ばれる信号の集合を複数含んでいる。ECCブロッ
クは、ブロック内のディジタル信号に誤りが発生したと
きに、誤った信号(以下、「誤り信号」と呼ぶ)が一定
の量以下であれば、誤り訂正符号を用いて自動的に訂正
することができる。
【0021】光磁気ディスク30に記録された映像信号
を再生するときには、レーザドライブ46がレーザダイ
オード26aを駆動してレーザ光を発振する。発振され
たレーザ光は、光学レンズ26cを介して光磁気ディス
ク30の表面に照射される。光磁気ディスク30の表面
からの反射光は、同じ光学レンズ26cを通過して光検
出器26bに入射される。光検出器26bは、受け取っ
た検出光に応じた信号(RF信号)をイコライザ38に
与える。イコライザ38はRF信号の周波数特性を補償
し、PRML48(Partial Response Maximum Likeli
hood)に与える。PRML48は、RF信号に基づいて
ディジタル信号を生成し、生成したディジタル信号をE
CCデコーダ54に与える。ECCデコーダ54は、P
RML48から与えられたディジタル信号に含まれる誤
り信号を1ECCブロック毎に誤り訂正するとともに、
ECCデコーダ54は、ECCブロックの1ライン中の
どれだけの誤り信号を訂正したかを示す訂正量情報を符
号誤り率算出回路56に与える。符号誤り率算出回路5
6は、ECCデコーダ54から与えられた訂正量情報に
基づいて誤り率を算出し、MPU50に与える。
【0022】なお、ECCデコーダ54によって誤り訂
正されたディジタル信号は、ディスク制御回路24から
出力され、バッファメモリ22を介して信号処理回路2
0に与えられる。ディジタル信号は信号処理回路20に
よってJPEG伸長され、モニタドライバ25に与えら
れる。モニタドライバ25はモニタ27を駆動してディ
ジタル信号をモニタ27に映像として表示する。
【0023】光磁気ディスク30はスピンドル(図示せ
ず)の上に搭載され、スピンドルはシャフト60を介し
てスピンドルモータ58に連結されている。スピンドル
モータ58は、MPU50から与えられる制御信号に応
じてシャフト60を駆動する。シャフト60の回転に伴
ってスピンドル、つまり光磁気ディスク30が回転す
る。また、スピンドルモータ58は回転数に関連するF
G信号を発生し、このFG信号はMPU50に与えられ
る。FG信号に基づいてシャフト60に連結されたスピ
ンドル、つまり光磁気ディスク30の回転数が適切に制
御される。これによって、レーザダイオード26aから
出力されたレーザ光が光磁気ディスク30の所望の位置
に照射され、信号が適切に記録/再生される。
【0024】光磁気ディスク30の所望の位置にレーザ
光を照射して信号を記録/再生した場合にも、RF信号
には誤り信号が含まれる。上述したように、誤り信号の
量は光磁気ディスク30の光磁化膜にピットを形成する
ときのレーザパワーによっても左右される。光磁気ディ
スク30は、情報を記録するエリアとしてランドエリア
およびグルーブエリアを備えており、同じレーザパワー
で記録した場合でもランドエリアとグルーブエリアと
で、再生される信号(RF信号)に含まれる誤り信号の
量が異なってくる。さらに、同じ記録エリアに等しいレ
ーザパワーで記録した場合にも、再生時に光磁気ディス
ク30に照射する再生レーザパワーが異なると、再生信
号に含まれる誤り信号の量が異なる。
【0025】通常、1ECCブロック内に含まれる誤り
信号は、ECCデコーダ54において誤り訂正符号を用
いて正しい信号に訂正される。しかし、光磁気ディスク
30に記録する記録装置と再生する再生装置とが異なる
ときや、記録時と再生時とで温度および湿度などの外的
要因が大きく異なるときなどには、誤り信号の量が増大
し、誤り訂正符号による訂正能力を超える可能性があ
る。この場合には、誤り信号がそのまま出力されると、
再生信号が静止画像であればその再生画像にノイズを生
じる。
【0026】そこで、極力誤り信号の量が少なくなるよ
うにランドエリアとグルーブエリアとのそれぞれについ
て最も誤り率が低くなる記録時および再生時のレーザパ
ワーを決定する。さらに、電力消費を低減するためにラ
ンドエリアおよびグルーブエリアのうち、より記録レー
ザパワーが小さいエリアに優先的に情報を記録する。記
録する情報が光磁気ディスクの半分の記憶容量で済む場
合には、電力消費が小さい記録エリアにのみ情報を記録
できるので、再生信号の品質を保ちつつ、ディスク装置
の電力消費を低減することができる。
【0027】具体的には、まず、光磁気ディスク30に
ランドエリアおよびグルーブエリアを含むテストエリア
30aを設定する。つぎに、初期値の記録レーザパワー
でテストエリア30aのランドエリアおよびグルーブエ
リアのそれぞれに誤り訂正符号を含む所定の信号(以
下、「テスト信号」と呼ぶ)を記録する。つづいて、再
生レーザパワーを数段階に変化させて、テストエリア3
0aの両エリアからテスト信号を再生し、誤り率が最も
低くなる再生レーザパワー(以下、「最適再生レーザパ
ワー」と呼ぶ)を両エリアについてそれぞれ決定する。
さらに、記録レーザパワーを数段階に変化させて、テス
トエリア30aの両エリアにテスト信号を記録する。先
に求めたそれぞれの最適再生レーザパワーで両エリアに
記録したテスト信号を再生し、最も低い誤り率およびそ
のときの記録レーザパワー(以下、「最適記録レーザパ
ワー」と呼ぶ)を両エリアについてそれぞれ決定する。
なお、ここでいう誤り率とは、再生されたテスト信号に
含まれる誤り信号の割合をさす。
【0028】ディジタルカメラ10に設けられたディス
ク装着部のスピンドル(図示せず)に光磁気ディスク3
0が装着され、電源ボタン37が押し下げられると、シ
ステムコントローラ32が起動信号をMPU50に与え
る。すると、MPU50は、図3から図12に示すフロ
ー図を処理する。
【0029】ステップS1で、MPU50は、制御信号
を送ってスピンドルモータ58を駆動させる。これによ
って、シャフト60を介してスピンドルに回転が伝わ
り、光磁気ディスク30が回転する。ステップS3で、
MPU50が制御信号を送りレーザドライブ46をオン
にする。ステップS5で、ランドエリアおよびグルーブ
エリアのそれぞれの最低誤り率を求める。ステップS5
の詳細を図4のフロー図を用いて説明する。
【0030】まず、ステップS31およびステップS3
3で、ランドエリアおよびブルーブエリアにおける最適
再生レーザパワーを決定する。つぎに、ステップS35
およびステップS37で、ランドエリアおよびグルーブ
エリアにおける最適記録レーザパワーをそれぞれ決定す
る。
【0031】MPU50は、最適再生レーザパワーの決
定の処理に使用するワークエリアとしてエリア51
RP、51LRE、51GRP、51GRE、ならびに最適記
録レーザパワーの決定の処理に使用するワークエリアと
してエリア51LWP、51LWE、51GWP、51GRE
備えている。エリア51LRP、51GRPはランドエリア
およびグルーブエリアの最適再生レーザパワーの値を格
納するエリアであり、エリア51LRE、51GREは、そ
れぞれの最適再生レーザパワーに対応する最低誤り率の
値を格納するエリアである。また、エリア51LWP、5
1GWPはランドエリアおよびグルーブエリアの最適記録
レーザパワーの値を格納するエリアであり、エリア51
WE、51GWEは、それぞれの最適記録レーザパワーに
対応する最低誤り率の値を格納するエリアである。
【0032】ステップS31の詳細を図5および図6の
フロー図を用いて説明する。まず、ステップS41で、
記録レーザパワーを初期化する。ステップS43で、ラ
ンドエリアへシークしてテスト信号を記録する。ステッ
プS45で、エリア51LRE、51LRPを初期化する。
エリア51LREには、ランドエリアの最低誤り率の値が
格納され、エリア51LRPには最低誤り率となる再生レ
ーザパワー(最適再生レーザパワー)の値が格納され
る。なお、エリア51REには、測定され得る最も高い誤
り率以上の値を初期値として設定する。ステップS47
で、再生レーザパワーの初期値をレーザドライブ46に
設定する。ステップS49で、再生レーザパワーの値が
上限を超えるかどうかを判断する。上限を超えない場合
は、ステップS51に進み、テストエリア30aのラン
ドエリアにシークして、現再生レーザパワーでテスト信
号を再生する。つぎに、ステップS53で、再生したテ
スト信号の誤り率を符号誤り率算出回路56から取り込
む。符号誤り率算出回路56から取り込んだ誤り率を、
「測定誤り率」と呼ぶ。ステップS55で、測定誤り率
の値と現在の最低誤り率であるエリア51LREの値とを
比較する。測定誤り率の値がエリア51LREの値より小
さい場合にはステップS57に進み、エリア51REに測
定誤り率の値を格納して更新し、エリア51LRPに現在
の再生レーザパワーの値を格納して、ステップS59に
進む。ステップS55で、測定誤り率の値がエリア51
REの値以上の場合は、ステップS59に進む。ステッ
プS59では、再生レーザパワーの値を所定レベル上昇
させて、ステップS49に戻る。再生レーザパワーの値
が予め設定した上限を超えるまで、ステップS49から
ステップS59までの処理を繰り返す。これによって、
初期値以上の再生レーザパワーの値において最も低い誤
り率とそのときの再生レーザパワーの値が求まる。ステ
ップS49で、再生レーザパワーが上限を超えると判断
されると、ステップS61(図6)に進む。
【0033】ステップS61では、再生レーザパワーの
初期値をレーザドライブ46に設定する。ステップS6
3で、再生レーザパワーの値が下限を超えるかどうかを
判断する。下限を超えない場合は、ステップS65に進
み、テストエリア30aのランドエリアにシークして、
現再生レーザパワーをもってテスト信号を再生する。つ
ぎに、ステップS67で、ランドエリアから再生したテ
スト信号の誤り率を取り込む。ステップS69で、測定
誤り率の値とエリア51LREの値とを比較する。測定誤
り率の値がエリア51LREの値より小さい場合にはステ
ップS71に進み、測定誤り率と現在の再生レーザパワ
ーの値とをエリア51LRE、エリア51LRPのそれぞれ
に格納する。測定誤り率の値がエリア51LREの値以上
のときは、エリア51LRE、エリア51LRPに値を格納
せず、ステップS73に進む。ステップS73で、再生
レーザパワーの値を所定レベル降下させて、ステップS
63に戻る。再生レーザパワーの値が予め設定した下限
を超えるまで、ステップS63からステップS73まで
の処理を繰り返し、下限を超えるとステップS31(図
4)を終了する。
【0034】これによって、ランドエリアに初期値の記
録レーザパワーで記録したテスト信号を最も低い誤り率
で再生できるレーザパワー(最適再生レーザパワー)が
求まる。なお、エリア51LRE(最低誤り率)の値は、
エリア51LRP(最適再生レーザパワー)の値を求める
上で必要であったにすぎず、以降の処理では使用しな
い。
【0035】つぎに、ステップS33で、グルーブエリ
アの再生レーザパワーを決定する。ステップS33の詳
細を図7および図8のフロー図に示す。処理手順は、テ
スト信号を再生する対象がグルーブエリアになった点を
除いて、図5および図6のフロー図に示したランドエリ
アの最適再生レーザパワーを決定する処理手順と同じで
あるため、詳細の説明を省略する。ステップS81から
ステップS113の処理によって、グルーブエリアに初
期値の記録レーザパワーで記録したテスト信号を最も低
い誤り率で再生できるレーザパワー(最適再生レーザパ
ワー)がエリア51GRPに、そのときの最低誤り率がエ
リア51GREにそれぞれ求まる。また、エリア51GRE
(最低誤り率)の値も、エリア51GRP(最適再生レー
ザパワー)の値を求める上で必要であったにすぎず、以
降の処理では使用しない。
【0036】ランドエリアおよびグルーブエリアのそれ
ぞれの最適再生レーザパワーが求まると、つぎにステッ
プS35で、ランドエリアの最適記録レーザパワーを求
める。
【0037】初期値の記録レーザパワーで記録したテス
ト信号を再生することによって、再生レーザパワーを決
定した。つぎに、記録レーザパワーを複数段階に変更し
てテスト信号を記録し、先に決定した最適再生レーザパ
ワーでテスト信号を再生する。このときの再生信号の誤
り率が最も低くなる記録レーザパワーを求める。これが
最適記録レーザパワーである。ステップS49の詳細を
図9および図10のフロー図を用いて説明する。
【0038】まず、ステップS121で、エリア51L
WEとエリア51LWEとを初期化する。エリア51LWP
は、ランドエリアにテスト信号を記録する記録レーザパ
ワーの値が格納され、エリア51LWEには、エリア51
WPの値のレーザパワーで記録したテスト信号を再生し
たときの誤り率が格納される。なお、エリア51L
WEは、測定され得る最も高い誤り率以上の値で初期化す
る。ステップS123で、再生レーザパワーの値として
エリア51LRPの値を設定する。ステップS125で、
記録レーザパワーを初期化する。ステップS127で、
記録レーザパワーの値が、予め設定した上限の値を超え
るかどうかを判断する。上限を超えないときは、ステッ
プS129に進む。ステップ129では、ランドエリア
にシークし、現在設定されている記録レーザパワーでテ
スト信号を記録する。ステップS131で、再びテスト
エリア30aのランドエリアにシークし、記録したテス
ト信号を最適再生レーザパワーで再生する。ステップS
133で、再生したテスト信号から算出された誤り率を
取り込み、ステップS135で、測定誤り率の値がエリ
ア51LWEの値よりも小さいかどうかを判断する。測定
誤り率の値がエリア5L WEの値よりも小さいときには、
ステップS137に進み、測定誤り率の値をエリア51
WEに、現在の記録レーザパワーの値をエリア51LWP
にそれぞれ格納してステップS139に進む。測定誤り
率の値がエリア51LWEの値以上のときには、ステップ
S137をスキップしてステップS139に進む。ステ
ップS139で、現在の記録レーザパワーの値を所定の
レベル上昇して、ステップS127に戻る。ステップS
127で、記録レーザパワーの値が上限を超えるまで、
ステップS127からステップS139までの処理を繰
り返し、上限を超えるとステップS127からステップ
S141(図10)に進む。ステップS127からステ
ップS139の処理を繰り返すことによって、初期値以
上のパワーにおける最適記録レーザパワーおよび最低誤
り率が求まる。
【0039】ステップS141以降では、初期値以下の
レーザパワーにおける最適記録レーザパワーを求める
が、測定誤り率の値がエリア51LWEにすでに格納され
ている値よりも小さいときのみエリア51LWEおよびエ
リア51LWPを更新する。したがって、初期値以下のレ
ーザパワーにおける最適記録レーザパワーを求める処理
が終了すると、記録レーザパワーの上限から下限の間に
おける最適記録レーザパワーおよび最低誤り率が求ま
る。
【0040】ステップS141で、記録レーザパワーを
再び初期化する。つぎに、ステップS143で、記録レ
ーザパワーの値が予め設定した下限を超えるかどうかを
判断する。下限を超えない場合には、テストエリア30
aのランドエリアにシークして、現在の記録レーザパワ
ーでテスト信号を記録する。ステップS147で再びラ
ンドエリアにシークしてテスト信号を再生する。ステッ
プS149で、再生したテスト信号から算出した誤り率
を取り込む。ステップS151で、測定誤り率の値とエ
リア51LWEの値とを比較し、測定誤り率の値がエリア
51LWEの値より小さいときに、ステップS153に進
み、測定誤り率の値がエリア5LWEの値以上のときに、
ステップS155に進む。ステップS153では、測定
誤り率の値をエリア51LWEに、現在の記録レーザパワ
ーの値をエリア51LWPにそれぞれ格納する。ステップ
S155では、記録レーザパワーの値を所定のレベル降
下してステップS143に戻る。ステップS143の判
断で記録レーザパワーの値が下限を超えるまでステップ
S143からステップS155の間の処理を繰り返す。
記録レーザパワーの値が下限を超えると、ステップS3
5(図4)を終了する。
【0041】ステップS35が終了してランドエリアの
最適記録レーザパワーが決定すると、ステップS37
で、グルーブエリアの最適記録レーザパワーを決定す
る。
【0042】ステップS37の詳細を図11および図1
2のフロー図に示す。誤り測定率の値と最適記録レーザ
パワーの値とを求める対象がランドエリアからグルーブ
エリアに変わった点を除いて図9および図10に示した
フロー図に示した処理手順と同じであるため、詳細な説
明を省略する。なお、ステップS37の処理の結果、エ
リア51GWEにグルーブエリアにおける最低誤り率の値
が格納され、エリア51GWPに最適記録レーザパワーが
格納される。
【0043】ステップS37(図4)が終了すると、ス
テップS5(図3)が終了する。ステップS5が終了す
ると、ランドエリアの最低誤り率がエリア51LWEに、
最適記録レーザパワーがエリア51LWPにそれぞれ格納
されている。また、グルーブエリアの最低誤り率がエリ
ア51GWEに、最適記録レーザパワーがエリア51G WP
にそれぞれ格納されている。
【0044】ステップS7で、ディジタルカメラ10の
電源がオン状態と判断されると、ステップS9でシャッ
タボタン36(図1)がオンされたかどうかを判断す
る。シャッタボタン36がオフの間は、ステップS7お
よびステップS9を繰り返す。シャッタボタン36がオ
ンであると判断されるとステップS11に進む。
【0045】ステップS11では、エリア51LWPの値
とエリア51GWPの値とを比較して、ランドエリアの最
適記録レーザパワーおよびグルーブエリアの最適記録レ
ーザパワーのどちらが小さいかを判断する。ランドエリ
アの最適記録レーザパワーの方が小さいときは、ステッ
プS13でランドエリアを記録エリアに決定し、ステッ
プS14で記録レーザパワーをエリア51LWPの値に設
定する。また、グルーブエリアの最適記録レーザパワー
の方が小さいときは、ステップS15でグルーブエリア
を記録エリアに決定し、ステップS16で記録レーザパ
ワーをエリア51GWPの値に設定する。ステップS14
またはステップS16で、記録レーザパワーが設定され
ると、ステップS17に進む。
【0046】ステップS17で、記録モード切換スイッ
チ34(図1)の状態から記録モードが静止画像記録モ
ードであるか動画像記録モードであるか確認する。ステ
ップS19で、記録モードが静止画像記録モードである
と判断されたときは、ステップS21に進み、動画像記
録モードであると判断されたときは、ステップS25に
進む。ステップS21では、全画素読み出し方式でイメ
ージセンサ12から出力されたカメラ信号に対応する圧
縮YUV信号を決定済みの記録エリアに、設定されてい
る最適記録レーザパワーで記録する。ステップS23で
記録を停止して、ステップS7に戻る。
【0047】ステップS25では、シャッタボタン36
がオフであるかどうかを判断し、オフでないときは、ス
テップS27に進む。ステップS27では、決定済みの
記録エリアに、間引き読み出し方式でイメージセンサ1
2から出力された圧縮YUV信号を最適記録レーザパワ
ーで記録し、ステップS25に戻る。こうして、シャッ
タボタン36がオフになるまでステップS25およびス
テップS27を繰り返す。ステップS25の判断で、シ
ャッタボタン36がオフにされたと判断されるとステッ
プS23に進み、動画像の記録を停止して、ステップS
7に戻る。ステップS7で、電源スイッチがオフである
と判断されると処理を終了する。
【0048】この実施例によれば、ランドエリアおよび
グルーブエリアのうち最適記録レーザパワーが小さい方
のエリアに静止画像信号および動画像信号の映像信号が
記録される。また、記録するときの記録レーザパワー
は、再生信号の誤り率が最も低くなる最適記録レーザパ
ワーである。したがって、映像信号を高品質で記録する
だけでなく、記録時の電力消費を低減でき、特に携帯型
のディスク装置の利便性を向上できる。
【0049】なお、より記録レーザパワーが小さい記録
エリアに空き領域が十分残っていない場合には、他方の
記録エリアに映像信号を記録する。ただし、この場合に
も、記録エリアにおける最適記録レーザパワーで記録す
る。
【0050】この発明は、上述の実施例に限らず種々に
変更して実施してもよい。たとえば、静止画像信号もし
くは静止画像信号を記録することしたが、これらの映像
信号に限らずテキスト、プログラムなどあらゆる情報信
号を記録信号とすることができる。
【0051】また、上述の実施例においては、ディジタ
ルカメラの電源がオンとなったときにランドエリアおよ
びグルーブエリアの誤り率および最適記録レーザパワー
を測定したが、光磁気ディスクを交換したとき、前回測
定したときと比べて温度および湿度などの外的要因が大
きく変化したとき、記録エリアの記録されるトラック位
置が大きく変化したとき、および記録エリアから再生さ
れる映像信号の誤り率が増加したときなどにも、誤り率
および最適再生/記録レーザパワーの測定を行うように
してもよい。この場合には、記録条件が変化しても最高
の記録品質の映像信号を低い消費電力で光磁気ディスク
に記録保存することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用したディジタルカメラの概要を
示すブロック図である。
【図2】図1のディスク制御回路およびピックアップの
詳細を示すブロック図である。
【図3】この発明を適用したディジタルカメラのデータ
を記録する処理手順の一実施例を示すフロー図である。
【図4】図3のフロー図におけるステップS5の詳細な
処理手順を示すフロー図である。
【図5】図4のフロー図におけるステップS31の詳細
な処理手順を示すフロー図である。
【図6】図5のフロー図に続く処理手順を示すフロー図
である。
【図7】図4のフロー図におけるステップS33の詳細
な処理手順を示すフロー図である。
【図8】図7のフロー図に続く処理手順を示すフロー図
である。
【図9】図4のフロー図におけるステップS35の詳細
な処理手順を示すフロー図である。
【図10】図9のフロー図に続く処理手順を示すフロー
図である。
【図11】図4のフロー図におけるステップS37の詳
細な処理手順を示すフロー図である。
【図12】図11のフロー図に続く処理手順を示すフロ
ー図である。
【符号の説明】
10 …ディジタルカメラ 26 …ピックアップ 26a …レーザダイオード 26b …光検出器 26c …光学レンズ 28 …磁気ヘッド 30 …光磁気ディスク 30a …テストエリア 50 …MPU 54 …ECCデコーダ 56 …符号誤り率算出回路 62 …ECCエンコーダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザから出力されたレーザ光を光
    ディスクに照射して前記光ディスクに形成されたランド
    エリアおよびグルーブエリアの一方に所望情報信号を記
    録するディスク装置において、 前記ランドエリアに前記所望情報信号を記録するときの
    前記半導体レーザの第1最適記録レーザパワー値を検出
    する第1検出手段、 前記グルーブエリアに前記所望情報信号を記録するとき
    の前記半導体レーザの第2最適記録レーザパワー値を検
    出する第2検出手段、 前記第1最適記録レーザパワー値および前記第2最適記
    録レーザパワー値を比較する比較手段、および前記第1
    最適記録レーザパワー値が前記第2最適記録レーザパワ
    ー値よりも小さいとき前記ランドエリアを前記所望情報
    信号の記録先として決定し、前記第2最適記録レーザパ
    ワー値が前記第1最適記録レーザパワー値よりも小さい
    とき前記グルーブエリアを前記所望情報信号の記録先と
    して決定する記録先決定手段を備えることを特徴とす
    る、ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記ランドエリアが前記記録先として決定
    されたとき前記第1最適記録レーザパワー値で前記所望
    情報信号を記録し、前記ランドエリアが前記記録先とし
    て決定されたとき前記第2最適記録レーザパワー値で前
    記所望情報信号を記録する所望情報記録手段をさらに備
    える、請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】前記第1検出手段は、前記半導体レーザに
    設定する記録レーザパワー値を段階的に切り換えながら
    所定情報信号を前記ランドエリアに記録する第1記録手
    段、前記第1記録手段によって記録された前記所定情報
    信号を前記ランドエリアから再生する第1再生手段、前
    記第1再生手段によって再生された前記所定情報信号の
    第1誤り率を検出する第1誤り率検出手段、前記第1誤
    り率検出手段によって検出された前記第1誤り率の中か
    ら第1最低誤り率を特定する第1特定手段、および前記
    第1最低誤り率に対応する記録レーザパワー値を前記第
    1最適記録レーザパワー値として決定する第1レーザパ
    ワー値決定手段を含み、 前記第2検出手段は、前記半導体レーザに設定する記録
    レーザパワー値を段階的に切り換えながら所定情報信号
    を前記グルーブエリアに記録する第2記録手段、前記第
    2記録手段によって記録された前記所定情報信号を前記
    グルーブエリアから再生する第2再生手段、前記第2再
    生手段によって再生された前記所定情報信号の第2誤り
    率を検出する第2誤り率検出手段、前記第2誤り率検出
    手段によって検出された前記第2誤り率の中から第2最
    低誤り率を特定する第2特定手段、および前記第2最低
    誤り率に対応する記録レーザパワー値を前記第2最適記
    録レーザパワー値として決定する第2レーザパワー値決
    定手段を含む、請求項1または2記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】前記所定情報信号には誤り訂正符号が付加
    され、 前記第1誤り率検出手段および前記第2誤り率検出手段
    の各々は前記誤り訂正符号に基づいて前記第1誤り率お
    よび前記第2誤り率を検出する、請求項3記載のディス
    ク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1308928C (zh) * 2004-03-24 2007-04-04 太阳诱电株式会社 光记录装置
CN100405470C (zh) * 2004-05-07 2008-07-23 太阳诱电株式会社 光信息记录装置
CN115833941A (zh) * 2023-01-10 2023-03-21 中天通信技术有限公司 Dwdm光模块apd调试方法、电子设备及计算机可读存储介质

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