JP2001209655A - 情報提供装置、情報更新方法、情報提供プログラムを記録した記録媒体、及び情報提供システム - Google Patents

情報提供装置、情報更新方法、情報提供プログラムを記録した記録媒体、及び情報提供システム

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JP2001209655A
JP2001209655A JP2000020911A JP2000020911A JP2001209655A JP 2001209655 A JP2001209655 A JP 2001209655A JP 2000020911 A JP2000020911 A JP 2000020911A JP 2000020911 A JP2000020911 A JP 2000020911A JP 2001209655 A JP2001209655 A JP 2001209655A
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JP2000020911A
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Inventor
Junko Honda
潤子 本田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 利用者に提供する情報に対して重要で新しい
情報を自動的に選択し優先的に提供する。 【解決手段】 指定した一つ以上の情報発信場所30か
ら発信される情報である外部情報31を、コンピュータ
ネットワーク20を介して収集する情報収集手段と、外
部情報31と提供する情報とを解析し比較する比較手段
と、各提供する情報に対し、外部情報31との一致点や
類似点の関連度の値を算出する関連度計算手段14と、
情報の新しさを示す新鮮度の値を算出する新鮮度計算手
段15と、関連度と、新鮮度を基に、情報を提供する優
先度を算出する優先度算出手段16とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワーク上のニュース等の情報提供サービスにおける情
報提供装置に関し、特に提供する情報の重要度や優先順
位を自動的に判定する情報提供装置、情報更新方法、情
報提供プログラムを記録した記録媒体、及び情報提供シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、インターネット等のコンピュ
ータネットワーク網を介して、ニュース等の情報提供が
盛んに行われるようになった。
【0003】こうしたニュース等の情報提供は、個人が
非営利で提供する小規模なサイトや、情報提供をするサ
イトを管理する情報提供業者により、情報提供業者自身
の(新聞社が自社の新聞等の)宣伝・広告を目的するも
のや、情報を表示するページ上に広告を掲載して広告主
からの広告料の徴収や、情報の受給者からの利用料金の
徴収等により運営される大規模のサイトがある。
【0004】また、情報提供業務の一例には、So−n
et(http://www.so−net.ne.j
p/)のニュースサイトや、Yahoo!(http:
//www.yahoo.co.jp/)のMy Ya
hoo!サイトや、Goo(http://www.g
oo.ne.jp/)のサイトや、各種新聞社のサイト
等のWWW(World Wide Web)上の情報
提供のページや、又各種パソコン通信における情報提供
のサービスがある。
【0005】従来の、こうしたニュース等の情報提供方
法の一例には、情報提供を行うサイトのトップページ
(つまりホームページ、インデックスページ等)におい
て、提供するニュースを分野や案件毎に分類した項目を
表示し、この各項目からのリンクを辿って表示される当
該項目のページにおいて、当該項目に係るニュースの題
名を情報がニュースが新しい順番に(又は、サイトへの
登録が新しい順番に)表示し、この各ニュースの題名か
ら当該題名のニュースを表示するページにリンクする様
にサイトを編成することにより情報提供を行うもの等が
ある。
【0006】情報提供者は、提供する情報をより多くの
利用者に対し提供することを求めており、特に情報提供
業者においては、利用者のアクセス数(利用回数)が収
益に直結している。
【0007】利用者のアクセスの促進を図るには、提供
する情報の内容をいかに魅力的な内容にするかが重要な
問題であり、情報提供サイトにおいては、多くの利用者
の要求に合致する情報を素早くリアルタイムに提供する
ことが求められている。
【0008】このためには、提供する各情報の重要度を
判定し適切に優先順位等を設定することが極めて重要で
ある。つまり、リアルタイムに重要で新しい情報を明確
に利用者に示し、適切に情報提供のページ等を更新して
いくのである。また、インターネット等のコンピュータ
ネットワーク網における情報提供サービスにおいて、こ
うしたサービスは利用者にとても好まれるものであり、
情報提供サイトに多くの利用者を引き付けることができ
る。
【0009】しかし従来では、提供する各情報の重要度
の判定や優先順位の設定等を行う場合では、多くの場合
では、サイトの編集者等により各情報のそれぞれに対し
判断を行う手作業によるものであり、この作業の全て又
は一部を自動化することは困難であった。このため、提
供する情報の量や種類が多い場合には、重要度や優先順
位を判断することなく、単純に情報の新しい順番にその
まま表示する情報提供サービスも多い。
【0010】このため、より重要度の低い情報が、単に
情報の登録が新しいというのみで優先的に示されること
もある。具体的には、各種の報道機関が発表する情報を
分類しまとめて順次表示する方式の情報提供サイトにお
いては、ある報道機関が新しく発表した情報が既に他の
報道機関により発表済みであって、又情報提供サイト内
に登録済みの情報である場合も多く、こうした内容の古
い重要度の低い情報が情報提供サイトへの登録が新しい
ために優先的に示されることは、利用者を混乱させるこ
とにもなる。
【0011】こうした問題に対応するための従来の、提
供する各情報の重要度や優先順位を自動的に判定する機
能を備える情報提供装置の一例には、特開平09−08
1099号公報や、特開平11−096164号や、特
開平11−195035号公報に開示された従来技術が
ある。
【0012】特開平09−081099号公報に開示さ
れた情報提示装置は、各利用者が設定した情報提示優先
度や、情報に対するユーザの興味に応じて設定する重要
度の設定を参照して情報の優先度・重要度を判定するシ
ステムであり、ネットワーク上の情報を自動的に収集
し、この収集した情報を重要度の高い順に並び替えて提
示する技術が提案されている。
【0013】特開平11−96164号公報に開示され
た情報配信システムでは、各利用者(ユーザ)による記
事の閲覧時に、各利用者が閲覧した記事の動向をログと
して自動的に記録し、各利用者のログを用いてその利用
者が要求するニュースの傾向を把握し、この傾向に合致
する記事を各利用者による要望(ニーズ)の高い記事と
して判定し、各利用者に対し自動的に配信する技術が提
案されている。
【0014】特開平11−195035号公報に開示さ
れた情報配信装置では、情報の配信先として登録された
利用者に対して、各利用者が送受信する情報を履歴とし
て保持し、この各利用者の送受信の履歴と配信対象の情
報のコンテンツを比較し、コンテンツが類似する場合
に、自動的に当該利用者に当該情報を配信する技術が提
案されている。これは、利用者の履歴とコンテンツが類
似することをもって、利用者が情報の配信を要望すると
予想し判断するのである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
情報提供装置では、以下に述べるような問題点があっ
た。
【0016】第1の問題点は、手作業ではなく、自動的
に提供する各情報の重要度や優先度を判定するために
は、利用者の要求する情報の設定や登録を必要とした。
これにより利用者の興味や関心等の情報がサーバ側に送
信し又蓄積記録されるため、利用者のプライバシーが損
なわれるという問題点がある。
【0017】この設定や登録の処理を、サーバ(情報配
信)側で判断し各利用者の情報を自動登録する方式で
は、自動登録のためにサーバと利用者の通信に負荷が掛
かるという問題点がさらにある。一方、この設定や登録
の処理を、各利用者が各自の端末から自己の情報を設定
する方式においても、利用者の側に設定等を実行する時
間と手間が掛かるという問題点がさらにある。
【0018】また、利用者の情報をサーバ側に送信せず
に、重要度や優先順位の判定等を全て利用者の端末にお
いて実行する方式では、各利用者に対して情報の優先度
を決定する等のためのプログラムの配布が必要となり、
更にサーバ側から利用者の端末に全ての情報を選別せず
に送信することにもなるため、通信や利用者の端末とサ
ーバの双方の側に大きな負荷が掛かることになるという
問題点がある。
【0019】第2の問題点は、従来の情報提供装置の重
要度や優先順位の自動判定方法は、提供する情報を利用
者の興味や関心の設定と比較するのみであり、つまり実
際には利用者が設定した種類の情報を単に提供する処理
であって、各情報それ自体の重要度を判定することはで
きなかった。
【0020】つまり、各情報に対し新規事項の存在のチ
ェックやこれまでに提供した情報との関連を判断する等
の、各情報それ自体の重要度の判断処理は全て人の手に
よる作業に限られていた。
【0021】本発明の第1の目的は、上記従来技術の欠
点を解決し、提供する情報のそれ自体の重要度の判定処
理を実行し、重要な情報を明確に利用者に提供する情報
提供装置を提供することである。
【0022】本発明の第2の目的は、ネットワーク上の
情報を自動的に収集し参照することにより、利用者に提
供する情報の重要度の判定を、全て自動的に処理し又は
人の手による判定処理を適切に補佐する情報提供装置を
提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の情報提供装置は、情報発信装置がコンピュータ
ネットワークを介して利用者に提供する情報を更新する
情報提供装置において、指定した一つ以上の情報発信場
所から発信される情報である外部情報を、前記コンピュ
ータネットワークを介して収集する情報収集手段と、前
記外部情報と前記提供する情報とを解析し比較する比較
手段と、前記比較手段の比較結果を基に、各前記提供す
る情報に対し、前記外部情報との一致点や類似点が多い
ものをより高い値により示す情報である関連度の値を算
出する関連度計算手段を備えることを特徴とする。
【0024】請求項2の本発明の情報提供装置は、前記
関連度計算手段が算出する関連度の値が高い前記提供す
る情報に対し、これを重要な情報であると判断し、これ
を優先的に発信するように更新する優先処理手段を備え
ることを特徴とする。
【0025】請求項3の本発明の情報提供装置は、各前
記提供する情報の情報の新しさを示す情報である新鮮度
の値を算出する新鮮度計算手段と、前記関連度計算手段
が算出する関連度と、前記新鮮度計算手段が算出する新
鮮度を基に、情報を利用者により優先的に提供すること
が好ましい度合いである優先度の値を算出する優先度算
出手段を備え、前記優先処理手段は、前記優先度算出手
段が算出する優先度の値が高い情報に対し、これを優先
的に発信するように更新することを特徴とする。
【0026】請求項4の本発明の情報提供装置は、前記
優先度算出手段は、前記関連度と前記新鮮度のそれぞれ
に重み付けの設定を備え、設定された前記重み付けの値
を、前記関連度計算手段が算出する関連度の値と前記新
鮮度計算手段が算出する新鮮度の値のそれぞれに掛け、
得られた値の合計値を前記優先度の値として算出するこ
とを特徴とする。
【0027】請求項5の本発明の情報提供装置は、各前
記提供する情報の、前記関連度計算手段が算出する関連
度と、前記新鮮度計算手段が算出する新鮮度と、前記優
先度算出手段が算出する優先度と、前記比較手段が一致
点や類似点を検出した前記外部情報と、その一致点と類
似点の情報を前記情報発信装置による情報提供者に対し
通知する手段を備えることを特徴とする。
【0028】請求項6の本発明の情報提供装置は、前記
外部情報及び前記提供する情報を文章データとすること
を特徴とする。
【0029】請求項7の本発明の情報提供装置は、前記
比較手段は、前記外部情報及び前記提供する情報の文章
データを解析し、比較処理に使用する予め設定された部
分の文章データを抽出する情報抽出手段を備えることを
特徴とする。
【0030】請求項8の本発明の情報提供装置は、前記
比較手段は、前記外部情報及び前記提供する情報の文章
データを解析し、各前記文章データ内で使用される単語
を認識しこれを検出する形態素解析手段と、前記提供す
る情報内の単語と、前記外部情報内の単語を比較し比較
結果を出力する単語比較手段を備え、前記関連度計算手
段は、前記単語比較手段による比較結果を基に関連度を
算出することを特徴とする。
【0031】請求項9の本発明の情報提供装置は、前記
比較手段は、前記外部情報及び前記提供する情報の文章
データを解析し、予め設定された比較処理に使用する部
分の文章データを抽出する情報抽出手段と、情報抽出手
段が抽出した前記比較対象の文章データ内で使用される
単語を認識しこれを検出する形態素解析手段と、前記提
供する情報内の単語と、前記外部情報内の単語を比較し
比較結果を出力する単語比較手段を備え、前記関連度計
算手段は、前記単語比較手段による比較結果を基に関連
度を算出することを特徴とする。
【0032】請求項10の本発明の情報提供装置は、前
記単語比較手段は、各単語間の類似度を示す情報の設定
を備え、前記提供する情報内の単語と前記外部情報内の
単語との一致性の判定と、前記類似度の設定を参照する
ことにより類似性の判定を行い、判定結果を比較結果と
して出力することを特徴とする。
【0033】請求項11の本発明の情報提供装置は、前
記関連度計算手段は、関連度の算定に使用する単語毎の
重み付けの設定を備え、前記単語比較手段による比較結
果において関連が示された各単語に対し、設定された前
記単語毎の重み付けの値により関連度を算出することを
特徴とする。
【0034】請求項12の本発明の情報提供装置は、形
態素解析手段は、単語の品詞を判定する手段を備え、前
記関連度の算定に使用する単語毎の重み付けの設定は、
単語の品詞毎の重みの設定を備えることを特徴とする。
【0035】請求項13の本発明の情報提供装置は、前
記外部情報を他のページへのリンク機能を備えるハイパ
ーテキストとし、前記情報収集手段は、前記情報発信場
所のアドレスと、前記情報発信場所から更にリンクする
先の前記外部情報のリンク関係とを設定をする手段と、
前記設定されたリンク関係にある前記外部情報を、リン
クを辿り取得する手段を備えることを特徴とする。
【0036】請求項14の本発明の情報提供装置は、前
記情報提供装置の装置内部に、前記情報発信装置を内蔵
することを特徴とする。
【0037】請求項15の本発明の情報提供装置は、前
記情報発信装置に対し、ネットワークを介して接続する
ことを特徴とする。
【0038】請求項16の本発明の情報提供方法は、情
報発信装置がコンピュータネットワークを介して利用者
に提供する情報を更新する情報更新方法において、指定
した一つ以上の情報発信場所から発信される情報である
外部情報を、前記コンピュータネットワークを介して収
集する情報収集ステップと、前記外部情報と前記提供す
る情報とを解析し比較する比較ステップと、前記比較ス
テップの比較結果を基に、各前記提供する情報に対し、
前記外部情報との一致点や類似点が多いものをより高い
値により示す情報である関連度の値を算出する関連度計
算ステップと、前記関連度計算ステップが算出する関連
度の値が高い前記提供する情報に対し、これを重要な情
報であると判断し、これを優先的に発信するように更新
する優先処理ステップを備えることを特徴とする。
【0039】請求項17の本発明の情報提供方法は、各
前記提供する情報の情報の新しさを示す情報である新鮮
度の値を算出する新鮮度計算ステップと、前記関連度計
算ステップが算出する関連度と、前記新鮮度計算ステッ
プが算出する新鮮度を基に、情報を利用者により優先的
に提供することが好ましい度合いである優先度の値を算
出する優先度算出ステップを備え、前記優先処理ステッ
プは、前記優先度算出ステップが算出する優先度の値が
高い情報に対し、これを優先的に発信するように更新す
ることを特徴とする。
【0040】請求項18の本発明の情報提供方法は、前
記優先度算出ステップは、前記関連度と前記新鮮度のそ
れぞれに重み付けを設定し参照するステップを備え、設
定された前記重み付けの値を、前記関連度計算ステップ
が算出する関連度の値と前記新鮮度計算ステップが算出
する新鮮度の値のそれぞれに掛け、得られた値の合計値
を前記優先度の値として算出することを特徴とする。
【0041】請求項19の本発明の情報提供方法は、前
記外部情報及び前記提供する情報を文章データとするこ
とを特徴とする。
【0042】請求項20の本発明の情報提供方法は、前
記比較ステップは、前記外部情報及び前記提供する情報
の文章データを解析し、比較処理に使用する予め設定さ
れた部分の文章データを抽出する情報抽出ステップを備
えることを特徴とする。
【0043】請求項21の本発明の情報提供方法は、前
記比較ステップは、前記外部情報及び前記提供する情報
の文章データを解析し、各前記文章データ内で使用され
る単語を認識しこれを検出する形態素解析ステップと、
前記提供する情報内の単語と、前記外部情報内の単語を
比較し比較結果を出力する単語比較ステップを備え、前
記関連度計算ステップは、前記単語比較ステップによる
比較結果を基に関連度を算出することを特徴とする。
【0044】請求項22の本発明の情報提供方法は、前
記比較ステップは、前記外部情報及び前記提供する情報
の文章データを解析し、予め設定された比較処理に使用
する部分の文章データを抽出する情報抽出ステップと、
情報抽出ステップが抽出した前記比較対象の文章データ
内で使用される単語を認識しこれを検出する形態素解析
ステップと、前記提供する情報内の単語と、前記外部情
報内の単語を比較し比較結果を出力する単語比較ステッ
プを備え、前記関連度計算ステップは、前記単語比較ス
テップによる比較結果を基に関連度を算出することを特
徴とする。
【0045】請求項23の本発明の情報提供方法は、前
記単語比較ステップは、各単語間の類似度を示す情報を
設定し参照するステップを備え、前記提供する情報内の
単語と前記外部情報内の単語との一致性の判定と、前記
類似度の設定を参照することにより類似性の判定を行
い、判定結果を比較結果として出力することを特徴とす
る。
【0046】請求項24の本発明の情報提供方法は、前
記関連度計算ステップは、関連度の算定に使用する単語
毎の重み付けを設定し参照するステップを備え、前記単
語比較ステップによる比較結果において関連が示された
各単語に対し、設定された前記単語毎の重み付けの値に
より関連度を算出することを特徴とする。
【0047】請求項25の本発明の情報提供方法は、形
態素解析ステップは、単語の品詞を判定するステップを
備え、前記関連度の算定に使用する単語毎の重み付けを
設定し参照するステップは、単語の品詞毎の重み付けを
設定し参照するステップを備えることを特徴とする。
【0048】請求項26の本発明の情報提供方法は、前
記外部情報を他のページへのリンク機能を備えるハイパ
ーテキストとし、前記情報収集手段は、前記情報発信場
所のアドレスと、前記情報発信場所から更にリンクする
先の前記外部情報のリンク関係とを設定をする手段と、
前記設定されたリンク関係にある前記外部情報を、リン
クを辿り取得する手段を備えることを特徴とする。
【0049】請求項27の本発明の情報提供プログラム
を記録した記録媒体は、情報発信装置がコンピュータネ
ットワークを介して利用者に提供する情報を更新する情
報提供プログラムを記録した記録媒体において、指定し
た一つ以上の情報発信場所から発信される情報である外
部情報を、前記コンピュータネットワークを介して収集
する情報収集ステップと、前記外部情報と前記提供する
情報とを解析し比較する比較ステップと、前記比較ステ
ップの比較結果を基に、各前記提供する情報に対し、前
記外部情報との一致点や類似点が多いものをより高い値
により示す情報である関連度の値を算出する関連度計算
ステップと、前記関連度計算ステップが算出する関連度
の値が高い前記提供する情報に対し、これを重要な情報
であると判断し、これを優先的に発信するように更新す
る優先処理ステップを備えることを特徴とする。
【0050】請求項28の本発明の情報提供プログラム
を記録した記録媒体は、各前記提供する情報の情報の新
しさを示す情報である新鮮度の値を算出する新鮮度計算
ステップと、前記関連度計算ステップが算出する関連度
と、前記新鮮度計算ステップが算出する新鮮度を基に、
情報を利用者により優先的に提供することが好ましい度
合いである優先度の値を算出する優先度算出ステップを
備え、前記優先処理ステップは、前記優先度算出ステッ
プが算出する優先度の値が高い情報に対し、これを優先
的に発信するように更新することを特徴とする。
【0051】請求項29の本発明の情報提供プログラム
を記録した記録媒体は、前記関連度と前記新鮮度のそれ
ぞれに重み付けを設定し参照するステップを備え、設定
された前記重み付けの値を、前記関連度計算ステップが
算出する関連度の値と前記新鮮度計算ステップが算出す
る新鮮度の値のそれぞれに掛け、得られた値の合計値を
前記優先度の値として算出することを特徴とする。
【0052】請求項30の情報提供プログラムを記録し
た記録媒体は、前記外部情報及び前記提供する情報を文
章データとすることを特徴とする。
【0053】請求項31の本発明の情報提供プログラム
を記録した記録媒体は、前記比較ステップは、前記外部
情報及び前記提供する情報の文章データを解析し、比較
処理に使用する予め設定された部分の文章データを抽出
する情報抽出ステップを備えることを特徴とする。
【0054】請求項32の本発明の情報提供プログラム
を記録した記録媒体は、前記比較ステップは、前記外部
情報及び前記提供する情報の文章データを解析し、各前
記文章データ内で使用される単語を認識しこれを検出す
る形態素解析ステップと、前記提供する情報内の単語
と、前記外部情報内の単語を比較し比較結果を出力する
単語比較ステップを備え、前記関連度計算ステップは、
前記単語比較ステップによる比較結果を基に関連度を算
出することを特徴とする。
【0055】請求項33の本発明の情報提供プログラム
を記録した記録媒体は、前記比較ステップは、前記外部
情報及び前記提供する情報の文章データを解析し、予め
設定された比較処理に使用する部分の文章データを抽出
する情報抽出ステップと、情報抽出ステップが抽出した
前記比較対象の文章データ内で使用される単語を認識し
これを検出する形態素解析ステップと、前記提供する情
報内の単語と、前記外部情報内の単語を比較し比較結果
を出力する単語比較ステップを備え、前記関連度計算ス
テップは、前記単語比較ステップによる比較結果を基に
関連度を算出することを特徴とする。
【0056】請求項34の本発明の情報提供プログラム
を記録した記録媒体は、前記単語比較ステップは、各単
語間の類似度を示す情報を設定し参照するステップを備
え、前記提供する情報内の単語と前記外部情報内の単語
との一致性の判定と、前記類似度の設定を参照すること
により類似性の判定を行い、判定結果を比較結果として
出力することを特徴とする。
【0057】請求項35の本発明の情報提供プログラム
を記録した記録媒体は、前記関連度計算ステップは、関
連度の算定に使用する単語毎の重み付けを設定し参照す
るステップを備え、前記単語比較ステップによる比較結
果において関連が示された各単語に対し、設定された前
記単語毎の重み付けの値により関連度を算出することを
特徴とする。
【0058】請求項36の本発明の情報提供プログラム
を記録した記録媒体は、形態素解析ステップは、単語の
品詞を判定するステップを備え、前記関連度の算定に使
用する単語毎の重み付けを設定し参照するステップは、
単語の品詞毎の重み付けを設定し参照するステップを備
えることを特徴とする。
【0059】請求項37の本発明の情報提供プログラム
を記録した記録媒体は、前記外部情報を他のページへの
リンク機能を備えるハイパーテキストとし、前記情報収
集手段は、前記情報発信場所のアドレスと、前記情報発
信場所から更にリンクする先の前記外部情報のリンク関
係とを設定をする手段と、前記設定されたリンク関係に
ある前記外部情報を、リンクを辿り取得する手段を備え
ることを特徴とする。
【0060】請求項38の本発明の情報提供システム
は、コンピュータネットワークを介して利用者に情報を
提供する情報提供システムにおいて、指定した一つ以上
の情報発信場所から発信される情報である外部情報を、
前記コンピュータネットワークを介して収集する情報収
集ステップと、前記外部情報と前記提供する情報とを解
析し比較する比較ステップと、前記比較ステップの比較
結果を基に、各前記提供する情報に対し、前記外部情報
との一致点や類似点が多いものをより高い値により示す
情報である関連度の値を算出する関連度計算ステップ
と、前記関連度計算ステップが算出する関連度の値が高
い前記提供する情報に対し、これを重要な情報であると
判断し、これを優先的に発信するように更新する優先処
理ステップを備えることを特徴とする。
【0061】請求項39の本発明の情報提供システム
は、各前記提供する情報の情報の新しさを示す情報であ
る新鮮度の値を算出する新鮮度計算ステップと、前記関
連度計算ステップが算出する関連度と、前記新鮮度計算
ステップが算出する新鮮度を基に、情報を利用者により
優先的に提供することが好ましい度合いである優先度の
値を算出する優先度算出ステップを備え、前記優先処理
ステップは、前記優先度算出ステップが算出する優先度
の値が高い情報に対し、これを優先的に発信するように
更新することを特徴とする。
【0062】請求項40の本発明の情報提供システム
は、前記優先度算出ステップは、前記関連度と前記新鮮
度のそれぞれに重み付けを設定し参照するステップを備
え、設定された前記重み付けの値を、前記関連度計算ス
テップが算出する関連度の値と前記新鮮度計算ステップ
が算出する新鮮度の値のそれぞれに掛け、得られた値の
合計値を前記優先度の値として算出することを特徴とす
る。
【0063】請求項41の本発明の情報提供システム
は、前記外部情報及び前記提供する情報を文章データと
することを特徴とする。
【0064】請求項42の本発明の情報提供システム
は、前記比較ステップは、前記外部情報及び前記提供す
る情報の文章データを解析し、比較処理に使用する予め
設定された部分の文章データを抽出する情報抽出ステッ
プを備えることを特徴とする。
【0065】請求項43の本発明の情報提供システム
は、前記比較ステップは、前記外部情報及び前記提供す
る情報の文章データを解析し、各前記文章データ内で使
用される単語を認識しこれを検出する形態素解析ステッ
プと、前記提供する情報内の単語と、前記外部情報内の
単語を比較し比較結果を出力する単語比較ステップを備
え、前記関連度計算ステップは、前記単語比較ステップ
による比較結果を基に関連度を算出することを特徴とす
る。
【0066】請求項44の本発明の情報提供システム
は、前記比較ステップは、前記外部情報及び前記提供す
る情報の文章データを解析し、予め設定された比較処理
に使用する部分の文章データを抽出する情報抽出ステッ
プと、情報抽出ステップが抽出した前記比較対象の文章
データ内で使用される単語を認識しこれを検出する形態
素解析ステップと、前記提供する情報内の単語と、前記
外部情報内の単語を比較し比較結果を出力する単語比較
ステップを備え、前記関連度計算ステップは、前記単語
比較ステップによる比較結果を基に関連度を算出するこ
とを特徴とする。
【0067】請求項45の本発明の情報提供システム
は、前記単語比較ステップは、各単語間の類似度を示す
情報を設定し参照するステップを備え、前記提供する情
報内の単語と前記外部情報内の単語との一致性の判定
と、前記類似度の設定を参照することにより類似性の判
定を行い、判定結果を比較結果として出力することを特
徴とする。
【0068】請求項46の本発明の情報提供システム
は、前記関連度計算ステップは、関連度の算定に使用す
る単語毎の重み付けを設定し参照するステップを備え、
前記単語比較ステップによる比較結果において関連が示
された各単語に対し、設定された前記単語毎の重み付け
の値により関連度を算出することを特徴とする。
【0069】請求項47の本発明の情報提供システム
は、形態素解析ステップは、単語の品詞を判定するステ
ップを備え、前記関連度の算定に使用する単語毎の重み
付けを設定し参照するステップは、単語の品詞毎の重み
付けを設定し参照するステップを備えることを特徴とす
る。
【0070】請求項48の本発明の情報提供システム
は、前記外部情報を他のページへのリンク機能を備える
ハイパーテキストとし、前記情報収集ステップは、前記
情報発信場所のアドレスと、前記情報発信場所から更に
リンクする先の前記外部情報のリンク関係とを設定をす
るステップと、前記設定されたリンク関係にある前記外
部情報を、リンクを辿り取得するステップを備えること
を特徴とする。
【0071】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0072】本発明の情報提供装置は、インターネット
やパソコン通信等における情報提供サイトにおいて、提
供する各情報のそれ自身の重要度を、コンピュータネッ
トワーク上で収集可能な情報を自動的に収集し解析し比
較を行うことによって、適切に判定することを特徴とす
る。
【0073】これにより、重要な情報を利用者に明確に
示し、これを優先的に利用者に提供することで利用者が
望む情報を適切に提供するものであり、又情報提供サイ
トの編集者等が行う提供する情報の重要度や優先順位の
判定作業を適切に補佐し又は判定処理を全て自動処理す
る。
【0074】図1は、本発明の第1の実施の形態による
情報提供装置の構成を示すブロック図である。
【0075】図1を参照すると、本実施の形態の情報提
供装置10は、インターネットやパソコン通信や各企業
内のイーサーネットやLAN等のコンピュータネットワ
ーク20上に対し、情報を提供する情報提供サイトの機
能を備えるものであり、又コンピュータネットワーク2
0上に情報を発信する他の同様の又は各種の情報提供サ
イト30等と、このコンピュータネットワーク20を介
して接続している。情報提供装置10が、コンピュータ
ネットワーク20上に発信する情報は、情報記憶部13
に記憶している。
【0076】情報提供装置10は、コンピュータネット
ワーク20上の情報を自動的に収集し解析し、これを情
報提供装置10が提供する情報記憶部13の情報と比較
して新しさや関連性を自動的に判定することにより提供
する情報の重要度の判定を行う。
【0077】情報提供装置10が参照するコンピュータ
ネットワーク20上の情報は、インターネットのウェブ
ページでの情報や、メーリングリスト等における電子メ
ールでの情報や、ネットニュースでの情報等であり、リ
アルタイムに新しい情報が文章の電子データ等の形式で
発信される参照可能な情報である。また、情報提供装置
10の管理者は、予めこうした参照可能な情報の内で判
定処理に使用する対象を選択し初期設定しておく。
【0078】図1においては、本実施の形態の情報提供
装置10が、インターネットのウェブページである他の
情報提供サイト30が公開するトップページ31の情報
を参照する例を示している。ここで、トップページと
は、各サイトや各サイト内の特定のテーマの、表紙を成
したり全体の項目を示す主要なページのことであり、ホ
ームページやインデックスページとも言う。
【0079】情報提供装置10は、情報抽出部11、形
態素解析部12、情報記憶部13、関連度計算部14、
新鮮度計算部15、トータルスコア計算部16、情報選
択部17を備える。
【0080】情報抽出部11は、コンピュータネットワ
ーク20を介して他の情報提供サイト30に接続し、こ
の他の情報提供サイト30のトップページ31の情報を
取得し、更に必要な情報を抽出する。
【0081】この抽出処理は、例えばトップページ31
はHTML文で記載されたウェブページであって、本文
のデータのみが必要で他のヘッダ部やタイトルの情報が
不要である場合や文字の色や画像の位置等のHTML文
のタグが示す情報が不要な場合も多く、こうした場合に
本文のデータのみを抽出したりHTML文のタグを削除
する等の処理を行うものである。また、トップページ3
1内のタイトルや広告等ではない本文記事のデータの表
示位置は、通常各サイトのトップページ31毎に所定の
形式があり頻繁には変更されないことから、適切に設定
することで、トップページ31の本文から更に広告等の
不要なデータを除いた記事のみのデータを自動的に抽出
することも可能である。
【0082】形態素解析部12は、情報抽出部11が抽
出した他の情報提供サイト30のトップページ31の情
報と、情報提供装置10の情報記憶部13の情報の双方
を、比較のためそれぞれ単語毎に分解する。
【0083】関連度計算部14は、他の情報提供サイト
30が提供する情報と本実施の形態の情報提供装置10
が提供する情報の関連性を示す情報を関連度として算出
する。ここで、関連度とは、本実施の形態においては双
方の情報における単語同士が合致する度合いを意味する
ものとする。つまり、関連度計算部14の算出処理は、
形態素解析部12が分解して得られた他の情報提供サイ
ト30の情報と情報記憶部13の情報の双方の単語のデ
ータを用いて、それぞれに一致する単語の種類や個数を
累計し、各単語毎に予め指定した重みを掛ける等の所定
の処理を実行することにより、双方の単語同士の合致し
ている度合いを関連度として算出する。
【0084】新鮮度計算部15は、情報提供装置10が
提供する情報記憶部13の情報の新鮮度を算出する。こ
こで、新鮮度とは、本実施の形では情報生成日時から現
在時刻までの時間間隔を示すものであり、この時間間隔
が短いほど新しい情報であることを意味する。また、こ
こで情報生成日時とは、情報記憶部13の各情報に対応
する日時を示すものでありであり、例えば情報が最初に
発表された日時や、情報が示す内容の案件が発生した日
時や、情報を情報記憶部13に登録した日時や、情報提
供装置10の管理者が情報を知った日時等である。
【0085】トータルスコア計算部16は、情報提供装
置10が提供する情報記憶部13の各情報の優先度を算
出する。ここで、優先度とは、情報を利用者により優先
的に提供することが好ましい度合いを示す値である。ト
ータルスコア計算部16は、関連度計算部14が算出し
た関連度の情報と、新鮮度計算部15が算出した新鮮度
の情報を参照して、情報記憶部13の各情報の優先度の
値を(優先度のスコアを)各情報毎に計算する。
【0086】情報選択部17は、トータルスコア計算部
16で求めた各情報毎の優先度を高いものから降順に並
べ替え、上位から順に情報を選択する。つまり、各情報
を利用者に提供する優先順位を優先度が高い順に定め、
優先度が高い順に利用者に提供するように情報記憶部1
3の登録を更新するのである。この情報記憶部13の登
録の更新では、ページ中で表示する順番を並べ変える処
理や、直接に一般の利用者に対しこの優先順位等のデー
タを表示する(提供する)等の処理を行うのである。
【0087】次に、本実施の形態の情報提供装置の動作
について詳細に説明する。
【0088】図2は、本実施の形態の情報提供装置の処
理を説明するためのフローチャートである。
【0089】図2を参照すると、まず情報提供装置10
は、他の情報提供サイト30からトップページ31を取
り込み、これを情報抽出部11に送る(ステップ20
1)。
【0090】情報抽出部11は、各トップページ31か
ら、必要な情報(例えば、各トップページ31の記事の
みの情報が必要な場合には、記事そのもの)を抽出する
(ステップ202)。形態素解析部12は、情報抽出部
11が抽出した各トップページ31の必要な情報を単語
単位に分解する(ステップ203)。
【0091】また、情報抽出部11と形態素解析部12
は、情報提供装置10の情報記憶部13の情報に対して
も同様に、必要な情報を抽出し単語単位に分解する。こ
の情報記憶部13の情報に対する処理は、予め情報の登
録毎にこの抽出・分解の処理を実行して処理結果を記録
しておく方式や、又ステップ202・203における他
の情報提供サイト30のトップページ31の抽出・分解
処理を行う時に同時に実行する方式等により実行する。
【0092】図3は、本実施の形態の情報抽出部11と
形態素解析部12による、他の情報提供サイト30の情
報の抽出と分解の処理の一具体例を示す図である。すな
わち、図3の例に示されるように、例えば他の情報提供
サイト30の一つ“情報提供サイトβ”に、「キルギ
ス」「株価暴落」に関する記事を含んだトップページ3
1があった場合には、ステップ201でトップページ3
1のデータを情報提供装置10に取り込み、情報抽出部
11により記事部分を抽出し(ステップ202)、形態
素解析部12により「キルギス」「株価」「暴落」のよ
うに単語に分割する(ステップ203)。また、以後の
説明でこの分解したデータを“ファイルα”として参照
する。
【0093】また図4は、本実施の形態の情報抽出部1
1と形態素解析部12による、情報記憶部13の情報の
抽出と分解の処理の一具体例を示す図である。情報記憶
部13により提供する情報に対しても同様に、図4の例
のように、「キルギス邦人解放」「中日、快勝」などの
記事があった場合、情報抽出部11と形態素解析部12
により同様にして、「キルギス」「邦人」「解放」と、
「中日」「快勝」のように各単語に分割する(分割結果
を格納したファイルを、それぞれ、“ファイルa”、
“ファイルb”とする)。
【0094】関連度計算部14は、提供するニュースの
一記事のようなひとまとまりの情報に対する関連度の値
を算出するのであり、情報記憶部13により提供する各
情報に対して、取得した情報提供サイト30における全
情報との間で、単語同士を比較し合致の度合いを算出す
る(ステップ204)。関連度は、単語同士の合致数が
多いほど高い値になる。
【0095】図5は、本実施の形態の関連度計算部の動
作の一具体例を示す図であり、図3の他の情報提供サイ
ト30のトップページ31の情報を各単語に分解したフ
ァイルαと、図4の情報記憶部13の各記事を各単語に
分割したファイルaとファイルbに対する処理を説明す
るものである。図5の例で言えば、ファイルa、bのそ
れぞれをファイルαと比較した場合、ファイルαの「キ
ルギス」「株価」「暴落」に対して、ファイルaの方
は、「キルギス」が合致するが、ファイルbの方は、ど
の単語とも合致しない。この結果、関連度は、ファイル
bよりファイルaの方が高くなる。
【0096】新鮮度計算部15は、提供する情報の新鮮
度を求める。新鮮度とは、各情報の時間(情報内容の事
件の発生時や、各情報の登録時や、管理者が各情報を知
った時や、情報を表示するページの作成時等の、各情報
に対応する固有の時間)から現在までの時間間隔であ
る。つまり、各情報の作成時間が新しいほど、新鮮度が
高くなる。図4の例においてはファイルbよりもファイ
ルaが新しいため新鮮度の値が高い。
【0097】この新鮮度を求める処理は、予め情報の登
録毎にその情報の作成時間等を別途記録しておき、この
作成時間の記録を参照し現在時刻と比較して新鮮度を算
出する方式や、新鮮度計算部15が新鮮度を算出する度
に各情報にアクセスし作成時間の情報を取得する方式等
により実行する。
【0098】最後に、トータルスコア計算部16は、提
供する各情報に対し、求められた関連度と新鮮度の値に
重み付けを行い総和を取ることにより優先度を算出する
(ステップ205)。そして、情報選択部17は、各情
報に対して求められ優先度の値を基に、必要な分だけ優
先度の高いものから順に情報を選択するように更新処理
を行う(ステップ206)。
【0099】つまり、情報記憶部13における情報を提
供するウェブページのデータを、優先度の高い記事が先
頭や上位に示されるように表示位置の順番を更新するの
である。他にも、各記事の題名の一覧等を表示する索引
ページにおいて、優先度の高い記事を上位に表示するよ
うに更新したり、優先度や関連度の値が高い記事の題名
を強調表示したりその旨を表示するように更新するもの
や、新鮮度の値が高い記事に対しても強調表示したりそ
の旨を表示するように更新する等の処理を実行する。
【0100】ここで、新鮮度の算出には、関連度と同様
に他の情報提供サイト30の情報も参照して算出する形
態も可能である。つまり、提供する情報と関連度の高い
他の情報提供サイト30の情報の時間は、当然に提供す
る情報の時間と関連することを用いるのであり、もし関
連度の高い情報が古ければ提供する情報も古く、関連度
の高い情報が新しければ提供する情報も新しいと判定す
るのである。このように、新鮮度の算出を、提供する情
報の作成時間のみではなく、他の情報提供サイト30の
関連する情報の作成時刻の情報も参照しておこなうこと
で、より正確な新鮮度の算出ができる。また、他の情報
提供サイト30の情報の作成時間の情報を入手する方法
は、例えばその記事の登録日等を記事の始めや末尾の所
定の位置に記載する形式の情報提供サイトも多く、こう
した場合では情報抽出部11等により係る記事の登録日
のデータを抽出し認識することができる。また、これ以
外の場合においては、例えば取り込みを行った他の情報
提供サイト30の情報を情報提供装置10に記録し、情
報の取り込みを行う毎に当該アドレスから前に取り込ん
だ記事と比較し、もし異なる場合には当該アドレスの情
報の記録を更新するという方法がある。つまりこれによ
り、もし異なる場合は新しく記事が更新されたためであ
り今回取り込んだ記事の作成時間が新しいことが判定で
き、もし同一の場合は今回取り込んだ記事の作成時間は
その同じ記事を情報提供装置10に始めに取り込んだ時
(又は、それよりも少し以前)であることが判定でき
る。
【0101】また、関連度の算出においては、形態素解
析部12により情報を単語毎に分割し比較する方式に限
らず、完全に一致する情報のみを関連するものと判定す
る方式も同様に可能である。これには、情報提供者が、
他の情報提供サイト30が提供する情報と同一の情報を
提供するいわゆるミラーサーバ等の場合や、他の情報提
供サイト30が提供する情報を集積し複数の情報を各ま
とまり毎に一本のファイルにまとめて保管し提供するア
ーカイブのサービス等において用いることができる。つ
まり、提供する情報の内容が、その情報の発信元の情報
提供サイト30において修正や変更が行われた場合、自
動的に提供中の未修正の情報の提供する優先度を低くす
るのである。
【0102】また、関連度の算出において、形態素解析
部が分解した単語の比較は、その情報自体に深く関連す
る単語が一致することが重要であって、そうでない単語
は比較処理を実行する意味はあまりない。このため、予
め各単語毎に重み付けの設定を行い関連度の算出におい
て重要な単語の一致をより重く関連度を高く算出するこ
とが好ましい。また、重要でない単語は比較処理自体を
実行しないことが好ましい。例えば、図4の例では、フ
ァイルaの「キルギス邦人拉致事件」では、“キルギ
ス”、“解放”、“交渉”、“武装グループ”等の語句
が重要であり、ファイルbの「中日リーグ優勝」では、
“中日”、“ドラゴンズ”、“優勝”、“マジック”等
の語句が重要である。これは、各記事や各記事の分類毎
に、予めその情報を代表する重要なキーワードを抜き出
し比較処理に使用する単語として(あるいは、比較処理
において他の単語よりも高い重み付けを設定して)情報
提供者等が登録をしておき、比較処理においては、設定
された重要なキーワードを取り込んだ外部情報から抽出
し、この重要なキーワードによる比較を実行する(又、
重要なキーワードの一致を高く評価する比較を実行す
る)のである。つまり、関連度を、単に単語同士の合致
数が多いほど高い値とするのみではなく、こうした重み
付けや比較に用いるキーワードを指定することでより適
切な関連度の算出を実行するのである。
【0103】また、この単語毎の重み付けの設定では、
各単語の品詞毎の重み付けを設定することも好ましい。
つまり、ニュース等の記事を単語に分割した場合、「名
詞」は特に重要な意味を持ち、逆に“が”、“の”、
“に”、“は”、“を”等の助動詞等は記事の内容との
関連が無い。これは、例えば形態素解析部12が各単語
の品詞を判定し、関連度計算部14が品詞毎の(又単語
毎の)重み付けの設定を備える等の方式により自動処理
を行うことができる。
【0104】また、単語の比較処理においては、単語の
一致のみを検出するのではなく、類似する単語の情報を
検出するものとしても良い。このためには、予め類似す
る単語の設定を記録しこの記録を参照することで検出を
行う。また、こうした単語間の類似の度合いを示す情報
も設定すれば、類似の度合いによっては単語が一致する
場合よりも低く関連度を算出することもできる。例え
ば、図4のファイルbの例では、“中日”と“ドラゴン
ズ”の単語間では単語が一致する場合と同等の関連度を
算出し、“優勝”と“勝利”の単語間では単語が一致す
る場合よりも低く関連度を算出する等の設定をすること
が考えられる。
【0105】また、この関連度や新鮮度や優先度の値
や、比較した情報の一致等が検出された個所等の情報等
を情報提供者に対し通知する機能を更に備える形態も考
えられる。つまり、この情報提供装置10を操作する情
報提供者に対し、ディスプレイ等により各情報を表示す
る等の方法で通知するのである。これにより、これらの
有用な情報を自動的に算出し情報提供者に提供できるこ
とにより、情報提供装置10は、自動処理を実行するの
みではなく情報提供者による優先順位の設定等の作業を
補佐することが可能となる。
【0106】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0107】本実施の形態では、情報そのものの新鮮度
と他の情報提供サイトの情報との関連度を考慮すること
により、新鮮かつ有益な情報をユーザ個人の情報を使用
せず、自動的に提供することができる。具体的に言え
ば、図3、図4、及び図5において、新鮮度だけの場
合、ファイルb、ファイルaの順に優先度を付けられる
が、関連度を考慮すると、関連度の重みにより、ファイ
ルa、ファイルbの順に優先度を付けることができる。
このため、時間に依存しない重要度の高い情報を優先的
に提供することが可能となる。
【0108】また、ユーザの興味等を各々で考慮する必
要もないため、ユーザ側の端末に負荷をかけ、情報の優
先度を決定するプログラムを各ユーザに配布する必要も
ない。更に、ネットワーク負荷を過度に掛けることもな
く、ユーザのプライバシーも守られる。
【0109】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0110】図6は、本発明の第2の実施の形態による
情報提供装置の構成を示すブロック図である。
【0111】図1に示された第1の実施の形態の情報処
理装置10では、情報の取得対象として予め設定された
他の情報提供サイト30のトップページ31の情報を取
得するものであったが、図6を参照すると、本実施の形
態による情報提供装置は、こうした他の情報提供サイト
30がリンクするページである被リンクページ32の情
報をも取得し重要度の判定に使用することを特徴とす
る。
【0112】これは、特にインターネットのニュース等
の情報提供サイトにおいては、トップページ31には一
般に、ニュース記事の題名や分類等の項目が表示され記
事を表示するページにリンクするものであることがほと
んどであり、さらにこの場合ではリンク先のアドレスは
記事毎に独自のアドレスを使用する事が多い。よって、
こうしたサイトのニュース記事の情報を取得すること
は、(一般にアドレスの固定されたページである)トッ
プページ31のデータを取得し、リンク先の記事のペー
ジアドレスの情報を抽出し、このリンク先のページであ
る被リンクページ32の情報をトップページ31と同様
に取得し抽出し分解することで取得することができる。
【0113】また、この被リンクページ32は、トップ
ページ31から直接リンクされるページに限らず、リン
ク先の更にリンク先のページ等の2回以上のリンクを辿
った先のページに記事が記載される場合も多いため、こ
うしたページの情報も取得するものとする。こうした記
事を掲載するページのトップページ31とのリンク関係
は、各情報提供サイト30において定められた方式によ
るものであり、又頻繁に変更されることもないので、予
め各情報提供サイト30毎に記事のページとトップペー
ジ31とのリンク関係を設定しておくことで、自動的に
記事のデータを取得することができる。
【0114】本実施の形態の動作を図面を参照して詳細
に説明する。
【0115】図2のステップ202からステップ206
で示される本実施の形態における形態素解析部12、関
連度計算部14、新鮮度計算部15、トータルスコア計
算部16及び情報選択部17の動作は、第1の実施の形
態の形態素解析部12、関連度計算部14、新鮮度計算
部15、トータルスコア計算部16及び情報選択部17
の動作と同様であり説明を省略する。
【0116】本実施の形態の情報処理装置10は、予め
インターネットアドレス等の指定されたトップページ3
1の情報を取得するのみではなく、トップページ31か
らリンクされる被リンクページ32の情報も自動的に取
得する。
【0117】図7は、本実施の形態の他の情報提供サイ
ト30の情報の取得処理を説明するためのフローチャー
トである。これは、第1の実施の形態のステップ201
の処理に該当するものであり、又本実施の形態のその他
の処理は、第1の実施の形態のステップ202以降の処
理と同様である。
【0118】図7を参照すると、本実施の形態の他の情
報提供サイト30の情報の取得処理は、まず設定された
アドレスのトップページ31の情報を取得し(ステップ
701)、このトップページ31からリンクするページ
の情報も更に取得するように設定されている場合には
(ステップ702)、この被リンクページ32のアドレ
スをトップページ31の情報からHTML文のタグを解
析する等により取得する(ステップ703)。そしてこ
の取得したアドレスを参照することにより被リンクペー
ジ32の情報を取得し(ステップ704)、これを繰り
返し取得した全てのアドレスの被リンクページ32の情
報を取得する(ステップ705)。取得した全てのアド
レスに対する被リンクページ32の情報の取得が終了す
ると再びステップ702に戻り(ステップ704)、こ
れまでに取得した被リンクページ32から更にリンクす
るページの情報を取得するように設定されているかどう
かをチェックし(ステップ702)、この設定がある場
合には同様にして当該被リンクページ32を解析しリン
ク先のアドレスを取得し当該リンク先のページの情報を
取得する(ステップ703)。以後、上述の処理を繰り
返すことにより情報の取得が設定された全ての被リンク
ページ32の情報を取得し、情報の取得処理を終了す
る。
【0119】図8は、本実施の形態の被リンクページ3
2の情報の取得処理の一具体例を示す図である。図8を
参照すると、被リンクページ32の情報の取得処理は、
トップページ31の「キルギス」「株価暴落」という記
事の見出しからそれぞれ、「キルギスで邦人を解放…」
「東証平均株価、前場終値は…」から始まる記事を記録
した被リンクページ32にリンクしているサイトに対し
ては、この2つのファイルの内容を記事として取得する
ように予め設定し、コンピュータネットワーク20を介
して情報抽出部11に取り込む。これは、トップページ
31のデータを解析しHTML文のタグ等を用いて示さ
れるリンク先のアドレスを取得することで、このアドレ
スの被リンクページ32の情報を取得することができ
る。
【0120】また、この被リンクページ32は、トップ
ページ31が記事の見出しで被リンクページ32が記事
の内容とする関係に限らず、トップページ31の情報に
関連のある情報を掲載するリンク先のページの情報を取
得するのであり、例えばトップページ31と被リンクペ
ージ32が異なるサイトにある場合も、上記の方法によ
り被リンクページ32の情報を取り込むことができる。
【0121】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0122】本実施の形態では、トップページ31にあ
る情報だけではなく、トップページ31からリンクで辿
れる被リンクページ32をも関連度を求める際の対象と
する。これにより第1の実施の形態で得られる効果に加
えて、他の情報提供サイト31の情報をより効率良く取
得でき、提供する情報の関連度をより高い精度で判定で
きる。
【0123】また、ここで説明したインターネットのウ
ェブページのように、他のページへのリンク機能を備え
るハイパーテキストの情報を自動的に取得する処理に適
しており、記事毎に異なるアドレスを用いて情報を登録
する方式のサイトの情報も、アドレスの定められている
トップページ31(記事の目次のページ等)からリンク
を辿り情報を取得することが可能となる。
【0124】次に、本発明の第3と第4の実施の形態を
説明する。
【0125】上記の第1と第2の実施の形態では、コン
ピュータネットワーク20上に情報を発信するウェブサ
ーバの機能を、情報提供装置10の内部に備えるもので
あったが、本発明の情報提供装置10はこの形態に限定
されるものではなく、発信する情報を登録した外部のウ
ェブサーバ等に接続しその情報を更新する形態も同様に
可能である。
【0126】図9は、本発明の第3の実施の形態による
情報提供装置の構成を示すブロック図であり、図10
は、本発明の第4の実施の形態による情報提供装置の構
成を示すブロック図である。
【0127】図9と図10を参照すると、第3と第4の
実施の形態による情報提供装置10a、10bは、情報
提供装置10a、10bとは別の、提供する情報を登録
した情報発信装置13aから情報を利用者に提供する。
情報発信装置13aは、利用者にコンピュータネットワ
ーク20を介して情報を提供するサーバ装置であり、情
報提供装置10a、10bは、この情報発信装置13a
に接続し、提供する情報の更新を行う。つまり、この第
3と第4の実施の形態においては、第1と第2の実施の
形態における情報記憶部13を内蔵するのではなく、独
立の装置である情報発信装置13aとする形態である。
【0128】図9を参照すると、第3の実施の形態によ
る情報提供装置10aは、情報発信装置13aに対しコ
ンピュータネットワーク20を介して接続する形態であ
り、又図10を参照すると、第4の実施の形態による情
報提供装置10aは、情報発信装置13aに対し直接
(又LAN等により)接続し、又この情報発信装置13
aを経由してコンピュータネットワーク20に接続する
形態である。
【0129】この第3と第4の実施の形態による情報提
供装置10a、10bの動作の、第1や第2の実施の形
態と異なる点は、提供する情報の更新処理のために情報
発信装置13aに接続することであり、又コンピュータ
ネットワーク20を介して他の情報提供サイト30のト
ップページ31や被リンクページ32の情報を取得し、
関連度や優先度を判定する処理は、第1や第2の実施の
形態と同じである。
【0130】この第3と第4の実施の形態による効果
は、第1と第2の実施の形態の効果に加えて、情報提供
者が情報の提供に用いる任意のインターネットのウェブ
サーバの情報に対し、優先度に基づく更新処理を行い重
要な情報を優先的に提供することができる。このため、
情報提供者が現在使用する既存のサイトを用いて、重要
な情報を自動的に優先的に提供する情報提供ができる。
例えば第3の実施の形態では、情報発信装置13aが情
報提供者自身が管理運営するサイトに限られないため、
情報提供者が契約したインターネットプロバイダのサイ
トを用いることができ、又第4の実施の形態では、情報
提供者が自宅や会社内等で開設するパソコンのウェブサ
ーバソフト等を用いたウェブサーバを用いることができ
る。
【0131】上記各実施の形態の情報提供装置の情報提
供方法は、情報提供装置10、10a、10bの情報抽
出部11、形態素解析部12、関連度計算部14、新鮮
度計算部15、トータルスコア計算部16、情報選択部
17、その他の機能をハードウェア的に実現することは
勿論として、各機能を備えるコンピュータプログラム
を、コンピュータ処理装置のメモリにロードされること
で実現することができる。このコンピュータプログラム
は、磁気ディスク、半導体メモリ、CD−ROMその他
の記録媒体50に格納される。そして、その記録媒体5
0からコンピュータ処理装置にロードされ、コンピュー
タ処理装置の動作を制御することにより、上述した各機
能を実現する。
【0132】上記第2の実施の形態においては、収集対
象の情報としてインターネットのウェブページ等のハイ
パーテキストを対象としているが、本発明の情報提供装
置10は、第1の実施の形態で説明したように収集対象
の情報として、メーリングリスト等における電子メール
での情報や、ネットニュースでの情報等、コンピュータ
ネットワーク20上の様々な種類の文章の電子データを
対象とすることができる。更に、これらの例のように一
般のコンピュータネットワーク20の利用者に参照可能
な情報に限定されるものでもなく、情報提供装置10の
管理者が他の情報提供機関と契約しコンピュータネット
ワーク20を介して情報の供給を受ける場合等において
は、こうした情報も優先度等の自動判定処理に使用する
対象とできる。
【0133】また更に、収集対象の情報は、比較処理の
可能なコンピュータネットワーク20上の情報であれば
よく、文章の電子データに限らず他に画像データ等も対
象とできる。画像データは、文章データのように情報を
各単語に分割することはできないが、形態素解析部12
の処理に相当するものとして、画像データの各座標位置
における色彩の情報を比較する等の方法を実行すること
により比較が可能である。また、情報抽出部11の処理
に相当するものとして、画像データから比較対象として
用いる指定された部分の(画像上の座標等で指定された
範囲の)データを抽出する処理が実現可能である。他の
関連度計算部14や、新鮮度計算部15や、トータルス
コア計算部16や、情報選択部17の処理は文章データ
の場合と同様である。これにより、インターネット等の
コンピュータネットワーク20で公開される天気図や日
食や月食の画像データ等も、提供する情報の優先度を判
定する対象とできる。
【0134】また、これと同様にして、文章データに限
らない様々なバイナリーデータに対する比較処理が実現
できる。これにより、例えば、情報提供者のサーバ内
に、外部のソフトウエアの提供機関や企業や個人のプロ
グラマーにより既にコンピュータネットワーク20を介
して提供されているコンピュータソフトウエア等のバイ
ナリーデータを、当該提供元の承諾や依頼を受けて一括
して登録し、利用者にソフトウエア等を提供する情報提
供サイト等で利用できる。つまり、こうしたソフトウエ
アの提供サイトの運営者は、提供しているソフトウエア
のバイナリーデータを、その提供元のサイトの当該ソフ
トウエアと比較し、提供元において当該ソフトウエアが
バージョンアップ等により更新されていることを検知し
た場合には、当該ソフトウエアの提供する優先順位を低
くする(又、提供元から再びこの新しいバージョンのソ
フトウエアを受け取るまで、当該ソフトウエアの提供を
中止する)等の処理を自動的に実行することができる。
【0135】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげ
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
【0136】
【発明の効果】以上説明したように本発明の情報提供装
置によれば、以下のような効果が達成される。
【0137】第1に、時間に関係なく重要度の高い情報
を自動的に、かつ優先的に提供できる。その理由は、情
報の新鮮度だけではなく、他の情報提供サイトの情報と
比較することによって得られる関連度を用いるためであ
る。
【0138】第2に、ユーザ側の端末に負荷をかけ、情
報の優先度を決定するプログラムを各ユーザに配布する
必要がない。更に、ネットワーク負荷を過度に掛けるこ
ともなく、ユーザのプライバシーも守られる。その理由
は、ユーザ情報を持たせユーザ各々に対する優先度付け
をする必要がないためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による情報提供装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態による情報提供装
置の処理を説明するためのフローチャートである。
【図3】 本発明の第1の実施の形態の情報抽出部と形
態素解析部の動作の一具体例を示す図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の情報抽出部と形
態素解析部の動作の一具体例を示す図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態の関連度計算部の
動作の一具体例を示す図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態による情報提供装
置の構成を示すブロック図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態の他の情報提供サ
イトの情報の取得処理を説明するためのフローチャート
である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態による情報提供装
置の被リンクページの情報の取得処理の一具体例を示す
図である。
【図9】 本発明の第3の実施の形態による情報提供装
置の構成を示すブロック図である。
【図10】 本発明の第4の実施の形態による情報提供
装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】 10、10a、10b 情報提供装置 11 情報抽出部 12 形態素解析部 13 情報記憶部 13a 情報発信装置 14 関連度計算部 15 新鮮度計算部 16 トータルスコア計算部 17 情報選択部 20 コンピュータネットワーク 30 情報提供サイト 31 トップページ 32 被リンクページ 50 記録媒体

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報発信装置がコンピュータネットワーク
    を介して利用者に提供する情報を更新する情報提供装置
    において、 指定した一つ以上の情報発信場所から発信される情報で
    ある外部情報を、前記コンピュータネットワークを介し
    て収集する情報収集手段と、 前記外部情報と前記提供する情報とを解析し比較する比
    較手段と、 前記比較手段の比較結果を基に、各前記提供する情報に
    対し、前記外部情報との一致点や類似点が多いものをよ
    り高い値により示す情報である関連度の値を算出する関
    連度計算手段を備えることを特徴とする情報提供装置。
  2. 【請求項2】 前記関連度計算手段が算出する関連度の
    値が高い前記提供する情報に対し、これを重要な情報で
    あると判断し、これを優先的に発信するように更新する
    優先処理手段を備えることを特徴とする請求項1に記載
    の情報提供装置。
  3. 【請求項3】 各前記提供する情報の情報の新しさを示
    す情報である新鮮度の値を算出する新鮮度計算手段と、 前記関連度計算手段が算出する関連度と、前記新鮮度計
    算手段が算出する新鮮度を基に、情報を利用者により優
    先的に提供することが好ましい度合いである優先度の値
    を算出する優先度算出手段を備え、 前記優先処理手段は、 前記優先度算出手段が算出する優先度の値が高い情報に
    対し、これを優先的に発信するように更新することを特
    徴とする請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 【請求項4】 前記優先度算出手段は、 前記関連度と前記新鮮度のそれぞれに重み付けの設定を
    備え、 設定された前記重み付けの値を、前記関連度計算手段が
    算出する関連度の値と前記新鮮度計算手段が算出する新
    鮮度の値のそれぞれに掛け、得られた値の合計値を前記
    優先度の値として算出することを特徴とする請求項3に
    記載の情報提供装置。
  5. 【請求項5】 各前記提供する情報の、前記関連度計算
    手段が算出する関連度と、前記新鮮度計算手段が算出す
    る新鮮度と、前記優先度算出手段が算出する優先度と、
    前記比較手段が一致点や類似点を検出した前記外部情報
    と、その一致点と類似点の情報を前記情報発信装置によ
    る情報提供者に対し通知する手段を備えることを特徴と
    する請求項3又は請求項4に記載の情報提供装置。
  6. 【請求項6】 前記外部情報及び前記提供する情報を文
    章データとすることを特徴とする請求項1から請求項5
    のいずれか一つに記載の情報提供装置。
  7. 【請求項7】 前記比較手段は、 前記外部情報及び前記提供する情報の文章データを解析
    し、比較処理に使用する予め設定された部分の文章デー
    タを抽出する情報抽出手段を備えることを特徴とする請
    求項6に記載の情報提供装置。
  8. 【請求項8】 前記比較手段は、 前記外部情報及び前記提供する情報の文章データを解析
    し、各前記文章データ内で使用される単語を認識しこれ
    を検出する形態素解析手段と、 前記提供する情報内の単語と、前記外部情報内の単語を
    比較し比較結果を出力する単語比較手段を備え、 前記関連度計算手段は、 前記単語比較手段による比較結果を基に関連度を算出す
    ることを特徴とする請求項6に記載の情報提供装置。
  9. 【請求項9】 前記比較手段は、 前記外部情報及び前記提供する情報の文章データを解析
    し、予め設定された比較処理に使用する部分の文章デー
    タを抽出する情報抽出手段と、 情報抽出手段が抽出した前記比較対象の文章データ内で
    使用される単語を認識しこれを検出する形態素解析手段
    と、 前記提供する情報内の単語と、前記外部情報内の単語を
    比較し比較結果を出力する単語比較手段を備え、 前記関連度計算手段は、 前記単語比較手段による比較結果を基に関連度を算出す
    ることを特徴とする請求項6に記載の情報提供装置。
  10. 【請求項10】 前記単語比較手段は、 各単語間の類似度を示す情報の設定を備え、 前記提供する情報内の単語と前記外部情報内の単語との
    一致性の判定と、前記類似度の設定を参照することによ
    り類似性の判定を行い、判定結果を比較結果として出力
    することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の情
    報提供装置。
  11. 【請求項11】 前記関連度計算手段は、 関連度の算定に使用する単語毎の重み付けの設定を備
    え、 前記単語比較手段による比較結果において関連が示され
    た各単語に対し、設定された前記単語毎の重み付けの値
    により関連度を算出することを特徴とする請求項8から
    請求項10のいずれか一つに記載の情報提供装置。
  12. 【請求項12】 形態素解析手段は、 単語の品詞を判定する手段を備え、 前記関連度の算定に使用する単語毎の重み付けの設定
    は、 単語の品詞毎の重みの設定を備えることを特徴とする請
    求項11に記載の情報提供装置。
  13. 【請求項13】 前記外部情報を他のページへのリンク
    機能を備えるハイパーテキストとし、 前記情報収集手段は、 前記情報発信場所のアドレスと、前記情報発信場所から
    更にリンクする先の前記外部情報のリンク関係とを設定
    をする手段と、 前記設定されたリンク関係にある前記外部情報を、リン
    クを辿り取得する手段を備えることを特徴とする請求項
    1から請求項12のいずれか一つに記載の情報提供装
    置。
  14. 【請求項14】 前記情報提供装置の装置内部に、前記
    情報発信装置を内蔵することを特徴とする請求項1から
    請求項13のいずれか一つに記載の情報提供装置。
  15. 【請求項15】 前記情報発信装置に対し、ネットワー
    クを介して接続することを特徴とする請求項1から請求
    項13のいずれか一つに記載の情報提供装置。
  16. 【請求項16】 情報発信装置がコンピュータネットワ
    ークを介して利用者に提供する情報を更新する情報更新
    方法において、 指定した一つ以上の情報発信場所から発信される情報で
    ある外部情報を、前記コンピュータネットワークを介し
    て収集する情報収集ステップと、 前記外部情報と前記提供する情報とを解析し比較する比
    較ステップと、 前記比較ステップの比較結果を基に、各前記提供する情
    報に対し、前記外部情報との一致点や類似点が多いもの
    をより高い値により示す情報である関連度の値を算出す
    る関連度計算ステップと、 前記関連度計算ステップが算出する関連度の値が高い前
    記提供する情報に対し、これを重要な情報であると判断
    し、これを優先的に発信するように更新する優先処理ス
    テップを備えることを特徴とする情報更新方法。
  17. 【請求項17】 各前記提供する情報の情報の新しさを
    示す情報である新鮮度の値を算出する新鮮度計算ステッ
    プと、 前記関連度計算ステップが算出する関連度と、前記新鮮
    度計算ステップが算出する新鮮度を基に、情報を利用者
    により優先的に提供することが好ましい度合いである優
    先度の値を算出する優先度算出ステップを備え、 前記優先処理ステップは、 前記優先度算出ステップが算出する優先度の値が高い情
    報に対し、これを優先的に発信するように更新すること
    を特徴とする請求項16に記載の情報更新方法。
  18. 【請求項18】 前記優先度算出ステップは、 前記関連度と前記新鮮度のそれぞれに重み付けを設定し
    参照するステップを備え、 設定された前記重み付けの値を、前記関連度計算ステッ
    プが算出する関連度の値と前記新鮮度計算ステップが算
    出する新鮮度の値のそれぞれに掛け、得られた値の合計
    値を前記優先度の値として算出することを特徴とする請
    求項17に記載の情報更新方法。
  19. 【請求項19】 前記外部情報及び前記提供する情報を
    文章データとすることを特徴とする請求項16から請求
    項18のいずれか一つに記載の情報更新方法。
  20. 【請求項20】 前記比較ステップは、 前記外部情報及び前記提供する情報の文章データを解析
    し、比較処理に使用する予め設定された部分の文章デー
    タを抽出する情報抽出ステップを備えることを特徴とす
    る請求項19に記載の情報更新方法。
  21. 【請求項21】 前記比較ステップは、 前記外部情報及び前記提供する情報の文章データを解析
    し、各前記文章データ内で使用される単語を認識しこれ
    を検出する形態素解析ステップと、 前記提供する情報内の単語と、前記外部情報内の単語を
    比較し比較結果を出力する単語比較ステップを備え、 前記関連度計算ステップは、 前記単語比較ステップによる比較結果を基に関連度を算
    出することを特徴とする請求項19に記載の情報更新方
    法。
  22. 【請求項22】 前記比較ステップは、 前記外部情報及び前記提供する情報の文章データを解析
    し、予め設定された比較処理に使用する部分の文章デー
    タを抽出する情報抽出ステップと、 情報抽出ステップが抽出した前記比較対象の文章データ
    内で使用される単語を認識しこれを検出する形態素解析
    ステップと、 前記提供する情報内の単語と、前記外部情報内の単語を
    比較し比較結果を出力する単語比較ステップを備え、 前記関連度計算ステップは、 前記単語比較ステップによる比較結果を基に関連度を算
    出することを特徴とする請求項19に記載の情報更新方
    法。
  23. 【請求項23】 前記単語比較ステップは、 各単語間の類似度を示す情報を設定し参照するステップ
    を備え、 前記提供する情報内の単語と前記外部情報内の単語との
    一致性の判定と、前記類似度の設定を参照することによ
    り類似性の判定を行い、判定結果を比較結果として出力
    することを特徴とする請求項21又は請求項22に記載
    の情報更新方法。
  24. 【請求項24】 前記関連度計算ステップは、 関連度の算定に使用する単語毎の重み付けを設定し参照
    するステップを備え、 前記単語比較ステップによる比較結果において関連が示
    された各単語に対し、設定された前記単語毎の重み付け
    の値により関連度を算出することを特徴とする請求項2
    1から請求項23のいずれか一つに記載の情報更新方
    法。
  25. 【請求項25】 形態素解析ステップは、 単語の品詞を判定するステップを備え、 前記関連度の算定に使用する単語毎の重み付けを設定し
    参照するステップは、 単語の品詞毎の重み付けを設定し参照するステップを備
    えることを特徴とする請求項24に記載の情報更新方
    法。
  26. 【請求項26】 前記外部情報を他のページへのリンク
    機能を備えるハイパーテキストとし、 前記情報収集手段は、 前記情報発信場所のアドレスと、前記情報発信場所から
    更にリンクする先の前記外部情報のリンク関係とを設定
    をする手段と、 前記設定されたリンク関係にある前記外部情報を、リン
    クを辿り取得する手段を備えることを特徴とする請求項
    16から請求項25のいずれか一つに記載の情報提供方
    法。
  27. 【請求項27】 情報発信装置がコンピュータネットワ
    ークを介して利用者に提供する情報を更新する情報提供
    プログラムを記録した記録媒体において、 指定した一つ以上の情報発信場所から発信される情報で
    ある外部情報を、前記コンピュータネットワークを介し
    て収集する情報収集ステップと、 前記外部情報と前記提供する情報とを解析し比較する比
    較ステップと、 前記比較ステップの比較結果を基に、各前記提供する情
    報に対し、前記外部情報との一致点や類似点が多いもの
    をより高い値により示す情報である関連度の値を算出す
    る関連度計算ステップと、 前記関連度計算ステップが算出する関連度の値が高い前
    記提供する情報に対し、これを重要な情報であると判断
    し、これを優先的に発信するように更新する優先処理ス
    テップを備えることを特徴とする情報提供プログラムを
    記録した記録媒体。
  28. 【請求項28】 各前記提供する情報の情報の新しさを
    示す情報である新鮮度の値を算出する新鮮度計算ステッ
    プと、 前記関連度計算ステップが算出する関連度と、前記新鮮
    度計算ステップが算出する新鮮度を基に、情報を利用者
    により優先的に提供することが好ましい度合いである優
    先度の値を算出する優先度算出ステップを備え、 前記優先処理ステップは、 前記優先度算出ステップが算出する優先度の値が高い情
    報に対し、これを優先的に発信するように更新すること
    を特徴とする請求項27に記載の情報提供プログラムを
    記録した記録媒体。
  29. 【請求項29】 前記優先度算出ステップは、 前記関連度と前記新鮮度のそれぞれに重み付けを設定し
    参照するステップを備え、 設定された前記重み付けの値を、前記関連度計算ステッ
    プが算出する関連度の値と前記新鮮度計算ステップが算
    出する新鮮度の値のそれぞれに掛け、得られた値の合計
    値を前記優先度の値として算出することを特徴とする請
    求項28に記載の情報提供プログラムを記録した記録媒
    体。
  30. 【請求項30】 前記外部情報及び前記提供する情報を
    文章データとすることを特徴とする請求項27から請求
    項29のいずれか一つに記載の情報提供プログラムを記
    録した記録媒体。
  31. 【請求項31】 前記比較ステップは、 前記外部情報及び前記提供する情報の文章データを解析
    し、比較処理に使用する予め設定された部分の文章デー
    タを抽出する情報抽出ステップを備えることを特徴とす
    る請求項30に記載の情報提供プログラムを記録した記
    録媒体。
  32. 【請求項32】 前記比較ステップは、 前記外部情報及び前記提供する情報の文章データを解析
    し、各前記文章データ内で使用される単語を認識しこれ
    を検出する形態素解析ステップと、 前記提供する情報内の単語と、前記外部情報内の単語を
    比較し比較結果を出力する単語比較ステップを備え、 前記関連度計算ステップは、 前記単語比較ステップによる比較結果を基に関連度を算
    出することを特徴とする請求項30に記載の情報提供プ
    ログラムを記録した記録媒体。
  33. 【請求項33】 前記比較ステップは、 前記外部情報及び前記提供する情報の文章データを解析
    し、予め設定された比較処理に使用する部分の文章デー
    タを抽出する情報抽出ステップと、 情報抽出ステップが抽出した前記比較対象の文章データ
    内で使用される単語を認識しこれを検出する形態素解析
    ステップと、 前記提供する情報内の単語と、前記外部情報内の単語を
    比較し比較結果を出力する単語比較ステップを備え、 前記関連度計算ステップは、 前記単語比較ステップによる比較結果を基に関連度を算
    出することを特徴とする請求項30に記載の情報提供プ
    ログラムを記録した記録媒体。
  34. 【請求項34】 前記単語比較ステップは、 各単語間の類似度を示す情報を設定し参照するステップ
    を備え、 前記提供する情報内の単語と前記外部情報内の単語との
    一致性の判定と、前記類似度の設定を参照することによ
    り類似性の判定を行い、判定結果を比較結果として出力
    することを特徴とする請求項32又は請求項33に記載
    の情報提供プログラムを記録した記録媒体。
  35. 【請求項35】 前記関連度計算ステップは、 関連度の算定に使用する単語毎の重み付けを設定し参照
    するステップを備え、 前記単語比較ステップによる比較結果において関連が示
    された各単語に対し、設定された前記単語毎の重み付け
    の値により関連度を算出することを特徴とする請求項3
    2から請求項34のいずれか一つに記載の情報提供プロ
    グラムを記録した記録媒体。
  36. 【請求項36】 形態素解析ステップは、 単語の品詞を判定するステップを備え、 前記関連度の算定に使用する単語毎の重み付けを設定し
    参照するステップは、 単語の品詞毎の重み付けを設定し参照するステップを備
    えることを特徴とする請求項35に記載の情報提供プロ
    グラムを記録した記録媒体。
  37. 【請求項37】 前記外部情報を他のページへのリンク
    機能を備えるハイパーテキストとし、 前記情報収集手段は、 前記情報発信場所のアドレスと、前記情報発信場所から
    更にリンクする先の前記外部情報のリンク関係とを設定
    をする手段と、 前記設定されたリンク関係にある前記外部情報を、リン
    クを辿り取得する手段を備えることを特徴とする請求項
    27から請求項36のいずれか一つに記載の情報提供プ
    ログラムを記録した記録媒体。
  38. 【請求項38】 コンピュータネットワークを介して利
    用者に情報を提供する情報提供システムにおいて、 指定した一つ以上の情報発信場所から発信される情報で
    ある外部情報を、前記コンピュータネットワークを介し
    て収集する情報収集ステップと、 前記外部情報と前記提供する情報とを解析し比較する比
    較ステップと、 前記比較ステップの比較結果を基に、各前記提供する情
    報に対し、前記外部情報との一致点や類似点が多いもの
    をより高い値により示す情報である関連度の値を算出す
    る関連度計算ステップと、 前記関連度計算ステップが算出する関連度の値が高い前
    記提供する情報に対し、これを重要な情報であると判断
    し、これを優先的に発信するように更新する優先処理ス
    テップを備えることを特徴とする情報提供システム。
  39. 【請求項39】 各前記提供する情報の情報の新しさを
    示す情報である新鮮度の値を算出する新鮮度計算ステッ
    プと、 前記関連度計算ステップが算出する関連度と、前記新鮮
    度計算ステップが算出する新鮮度を基に、情報を利用者
    により優先的に提供することが好ましい度合いである優
    先度の値を算出する優先度算出ステップを備え、 前記優先処理ステップは、 前記優先度算出ステップが算出する優先度の値が高い情
    報に対し、これを優先的に発信するように更新すること
    を特徴とする請求項38に記載の情報提供システム。
  40. 【請求項40】 前記優先度算出ステップは、 前記関連度と前記新鮮度のそれぞれに重み付けを設定し
    参照するステップを備え、 設定された前記重み付けの値を、前記関連度計算ステッ
    プが算出する関連度の値と前記新鮮度計算ステップが算
    出する新鮮度の値のそれぞれに掛け、得られた値の合計
    値を前記優先度の値として算出することを特徴とする請
    求項39に記載の情報提供システム。
  41. 【請求項41】 前記外部情報及び前記提供する情報を
    文章データとすることを特徴とする請求項38から請求
    項40のいずれか一つに記載の情報提供システム。
  42. 【請求項42】 前記比較ステップは、 前記外部情報及び前記提供する情報の文章データを解析
    し、比較処理に使用する予め設定された部分の文章デー
    タを抽出する情報抽出ステップを備えることを特徴とす
    る請求項41に記載の情報提供システム。
  43. 【請求項43】 前記比較ステップは、 前記外部情報及び前記提供する情報の文章データを解析
    し、各前記文章データ内で使用される単語を認識しこれ
    を検出する形態素解析ステップと、 前記提供する情報内の単語と、前記外部情報内の単語を
    比較し比較結果を出力する単語比較ステップを備え、 前記関連度計算ステップは、 前記単語比較ステップによる比較結果を基に関連度を算
    出することを特徴とする請求項41に記載の情報提供シ
    ステム。
  44. 【請求項44】 前記比較ステップは、 前記外部情報及び前記提供する情報の文章データを解析
    し、予め設定された比較処理に使用する部分の文章デー
    タを抽出する情報抽出ステップと、 情報抽出ステップが抽出した前記比較対象の文章データ
    内で使用される単語を認識しこれを検出する形態素解析
    ステップと、 前記提供する情報内の単語と、前記外部情報内の単語を
    比較し比較結果を出力する単語比較ステップを備え、 前記関連度計算ステップは、 前記単語比較ステップによる比較結果を基に関連度を算
    出することを特徴とする請求項41に記載の情報提供シ
    ステム。
  45. 【請求項45】 前記単語比較ステップは、 各単語間の類似度を示す情報を設定し参照するステップ
    を備え、 前記提供する情報内の単語と前記外部情報内の単語との
    一致性の判定と、前記類似度の設定を参照することによ
    り類似性の判定を行い、判定結果を比較結果として出力
    することを特徴とする請求項43又は請求項44に記載
    の情報提供システム。
  46. 【請求項46】 前記関連度計算ステップは、 関連度の算定に使用する単語毎の重み付けを設定し参照
    するステップを備え、 前記単語比較ステップによる比較結果において関連が示
    された各単語に対し、設定された前記単語毎の重み付け
    の値により関連度を算出することを特徴とする請求項4
    3から請求項45のいずれか一つに記載の情報提供シス
    テム。
  47. 【請求項47】 形態素解析ステップは、 単語の品詞を判定するステップを備え、 前記関連度の算定に使用する単語毎の重み付けを設定し
    参照するステップは、 単語の品詞毎の重み付けを設定し参照するステップを備
    えることを特徴とする請求項46に記載の情報提供シス
    テム。
  48. 【請求項48】 前記外部情報を他のページへのリンク
    機能を備えるハイパーテキストとし、 前記情報収集ステップは、 前記情報発信場所のアドレスと、前記情報発信場所から
    更にリンクする先の前記外部情報のリンク関係とを設定
    をするステップと、 前記設定されたリンク関係にある前記外部情報を、リン
    クを辿り取得するステップを備えることを特徴とする請
    求項38から請求項47のいずれか一つに記載の情報提
    供システム。
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