JP2001209359A - 液晶表示装置の駆動方法および駆動装置 - Google Patents

液晶表示装置の駆動方法および駆動装置

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JP2001209359A JP2000021775A JP2000021775A JP2001209359A JP 2001209359 A JP2001209359 A JP 2001209359A JP 2000021775 A JP2000021775 A JP 2000021775A JP 2000021775 A JP2000021775 A JP 2000021775A JP 2001209359 A JP2001209359 A JP 2001209359A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶パネルが大型化して負荷が大きくなって
も液晶パネルを低消費電流で駆動できるドライバICを
提供する。 【解決手段】 駆動装置である水平ドライバICで駆動
するとき、8ビットのデジタルデータ信号D1〜D8に
基づいてROMデコーダ11で256階調の階調電圧V
1〜V256のうちの1つをROMデコーダ11からの
出力Vx1として選択し、ボルテージホロワ接続の演算
増幅器20で駆動能力を上げて駆動電圧Voとして出力
端子30からデータ線に出力する駆動方法において、駆
動電圧Voの波形の立ち上がりおよび立ち下がり時に、
デジタルデータ信号D1〜D8のうち上位2ビットのデ
ータD7,D8に基づいて、上記立ち上がりおよび立ち
下がりの傾きを急峻な方向に付勢する階調電圧を低イン
ピーダンスでROMデコーダ11からの出力Vx2とし
て演算増幅器20を介さずに演算増幅器20の出力側に
直接供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置の駆
動方法および駆動装置に関し、特に液晶表示装置を低消
費電力で駆動するのに好適な駆動方法および駆動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置において、液晶パネルのデ
ータ線を駆動装置である水平ドライバICで駆動すると
き、図8に示すように、nビット、例えば、8ビットの
デジタルデータ信号D1〜D8に基づいてROMデコー
ダ10で2の8乗階調である256階調の階調電圧V1
〜V256のうちの1つをROMデコーダ10からの出
力Vxとして選択し、ボルテージホロワ接続の演算増幅
器20で駆動能力を上げて駆動電圧Voとして出力端子
30からデータ線に出力する駆動方法が用いられてい
る。
【0003】上述の駆動電圧Voとして、液晶固有の特
性から画素ごとにコモン電極の電圧に対して正電圧と負
電圧を交互に印加しなければならない。例えば、データ
線に駆動電圧Voとして正電圧を印加するときは、図9
に示すように、8ビットのデジタルデータ信号D1〜D
8に基づいてPROMデコーダ10Pで256階調の正
極性階調電圧VP1〜VP256のうちの1つがROM
デコーダ10Pからの出力VPxとして選択されて演算
増幅器20Pを介して出力端子30から正の駆動電圧V
Poとしてデータ線に出力される。また、データ線に2
56階調の負電圧を印加するときは、図10に示すよう
に、8ビットのデジタルデータ信号D1〜D8に基づい
てNROMデコーダ10Nで256階調の負極性階調電
圧VN1〜VN256のうちの1つがROMデコーダ1
0Nからの出力VNxとして選択されて演算増幅器20
Nを介して出力端子30から負の駆動電圧VNoとして
データ線に出力される。
【0004】PROMデコーダ10Pは、図11に示す
ように、MOSトランジスタからなるP型第1トランジ
スタ1Pとソース・ドレイン間をショートさせて常時オ
ン状態としたP型第2トランジスタ2Pとを、所定位置
で256行と16列にマトリックス配置している。各行
はトランジスタ1Pとトランジスタ2Pとが直列接続さ
れたものを一対としてそれらが更に八対組み合わされト
ランジスタ直列回路3Pを構成している。各行の各対は
各対のトランジスタの一方(図面上で左側)のゲートが
列毎に共通接続されたゲート列4Paと、他方(図面上
で右側)のゲートが列毎に共通接続されたゲート列4P
bとでゲート列対4Pを構成している。各トランジスタ
直列回路3Pの一端側(図面上で左側)には図示しない
階調電圧発生回路から256階調の正極性階調電圧VP
1〜VP256がそれぞれ供給される。各ゲート列対4
PにはドライバIC内の前段回路から液晶表示パネルの
データ線に対応する8ビットのデジタルデータ信号D
8,D7,…,D1(D8が上位ビット側)がゲート列
4Paの第1列目(図面上で左側)〜第8列目に正相D
P8,DP7,…,DP1で供給され、ゲート列4Pb
の第1列目(図面上で左側)〜第8列目に逆相DP8バ
ー,DP7バー,…,DP1バーで供給される。各トラ
ンジスタ直列回路3Pの他端側(図面上で右側)は共通
接続され、演算増幅器20Pに正極性階調電圧VP1〜
VP256のうち8ビットのデジタルデータ信号D1〜
D8に対応する1つがPROMデコーダ10Pから出力
VPxとして出力される。
【0005】NROMデコーダ10Nは図12に示すよ
うに、MOSトランジスタからなるN型第1トランジス
タ1Nとソース・ドレイン間をショートさせて常時オン
状態としたP型第2トランジスタ2Nとを所定位置で2
56行と16列にマトリックス配置している。各行はト
ランジスタ1Nとトランジスタ2Nとが直列接続された
ものを一対としてそれらが更に八対組み合わされトラン
ジスタ直列回路3Nを構成している。各行の各対は各対
のトランジスタの一方(図面上で左側)のゲートが列毎
に共通接続されたゲート列4Naと、他方(図面上で右
側)のゲートが列毎に共通接続されたゲート列4Nbと
でゲート列対4Nを構成している。各トランジスタ直列
回路4Nの一端側(図面上で左側)には図示しない階調
電圧発生回路から256階調の負極性階調電圧VN1〜
VN256がそれぞれ供給される。各ゲート列対4Nに
はドライバIC内の前段回路から液晶表示パネルのデー
タ線に対応する8ビットのデジタルデータ信号DN8,
DN7,…,DN1がゲート列4Naの第1列目(図面
上で左側)〜第8列目に正相DN8,DN7,…,DN
1で供給され、ゲート列4Nbの第1列目(図面上で左
側)〜第8列目に逆相DN8バー,DN7バー,…,D
N1バーで供給される。各トランジスタ直列回路3Nの
他端側(図面上で右側)は共通接続され、演算増幅器2
0Nに負極性階調電圧VN1〜VN256のうち8ビッ
トのデジタルデータ信号D1〜D8に対応する1つがN
ROMデコーダ10Nから出力VNxとして出力され
る。
【0006】以上の構成のPROMデコーダ10Pおよ
びNROMデコーダ10Nの動作を説明する。各トラン
ジスタ直列回路3P,3Nの一端側に256階調の階調
電圧VP1〜VP256,VN1〜VN256が与えら
れる。この状態で、”1(ハイレベル)”又は”0(ロ
ウレベル)”の所定のデータ信号DP8,DP7,…,
DP1,DN8,DN7,…,DN1が、ゲート列4P
a,4Naの第1列目〜第8列目に正相DP8,DP
7,…,DP1,DN8,DN7,…,DN1でそれぞ
れ供給され、ゲート列4Pb,4Nbの第1列目〜第8
列目に逆相DP8バー,DP7バー,…,DP1バー,
DN8バー,DN7バー,…,DN1バーでそれぞれ供
給されると各トランジスタ直列回路3P,3Nのうちの
選択された1つのトランジスタ直列回路3P,3Nのト
ランジスタ1P,1Nがすべてオン状態(トランジスタ
2P,2Nは常時オン状態)となり、そのトランジスタ
直列回路3P,3Nに与えられている階調電圧がVP
x,VNxとして取り出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、液晶パネルの駆動電圧として、画素ごとにコモン電
圧に対して正電圧と負電圧を交互に印加するとき、駆動
電圧の波形は負電圧から正電圧の立ち上がり波形と正電
圧から負電圧の立ち下がり波形となる。この立ち上がり
波形および立ち下がり波形は液晶パネルへの書き込みが
正常に行なわれるためには傾きが急峻であることが要求
される。この立ち上がり波形および立ち下がり波形は、
演算増幅器に含まれるMOSトランジスタのバイアス電
流が一定の場合、液晶パネルが大型化して負荷が大きく
なるに従い、図13に立ち上がり波形の例を示すよう
に、緩やかな傾きとなる。従って、液晶パネルへの書き
込みが正常に行なわれるには、液晶パネルの負荷が大き
くなるに従い、演算増幅器に含まれるMOSトランジス
タのバイアス電流を大きくする必要があり、消費電流が
大きくなるという問題があった。従って、本発明は上記
の問題点を解決するためになされたもので、駆動電圧の
波形の立ち上がり時および立ち下がり時に立ち上がりお
よび立ち下がりの傾きを急峻な方向に付勢する電圧をR
OMデコーダから演算増幅器を介さずに演算増幅器の出
力側に直接供給するようにした液晶表示装置の駆動方法
および駆動装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係わる液
晶表示装置の駆動方法は、駆動すべき液晶パネルのデー
タ線の駆動電圧として、nビットのデジタルデータ信号
に基づいて、2のn乗階調の階調電圧のうちの1つの階
調電圧をROMデコーダで選択し、ボルテージホロワ接
続の演算増幅器で駆動能力を上げて出力する液晶表示装
置の駆動方法において、前記駆動電圧の波形の立ち上が
りおよび立ち下がり時に、前記デジタルデータ信号に基
づいて、2のn乗階調の階調電圧のうち、前記立ち上が
りおよび立ち下がりの傾きを急峻な方向に付勢する1つ
の階調電圧を前記ROMデコーダで低インピーダンスで
選択し、前記演算増幅器の出力側に直接供給することを
特徴とする。 (2)本発明に係わる液晶表示装置の駆動方法は上記
(1)項において、前記低インピーダンスで選択される
階調電圧が前記デジタルデータ信号のうち上位mビット
のデータに基づいて選択されることを特徴とする。 (3)本発明に係わる液晶表示装置の駆動装置は、nビ
ットのデジタルデータ信号に基づいて2のn乗階調の階
調電圧のうちの1つの階調電圧を選択するROMデコー
ダと、この選択された階調電圧を駆動能力を上げて駆動
すべき液晶パネルのデータ線に出力するボルテージホロ
ワ接続の演算増幅器とを具備した液晶表示装置の駆動装
置において、前記ROMデコーダが、前記駆動電圧の立
ち上がりおよび立ち下がり時に、前記デジタルデータ信
号に基づいて、2のn乗階調の階調電圧のうち、前記立
ち上がりおよび立ち下がりの傾きを急峻な方向に付勢す
る1つの階調電圧を低インピーダンスで選択し、前記演
算増幅器の出力側に直接供給することを特徴とする。 (4)本発明に係わる液晶表示装置の駆動装置は上記
(3)項において、前記低インピーダンスで選択される
階調電圧が前記デジタルデータ信号のうち上位mビット
のデータに基づいて選択されることを特徴とする。 (5)本発明に係わる液晶表示装置の駆動装置は上記
(4)項において、前記ROMデコーダが、オン/オフ
制御可能な第1トランジスタと常時オンの第2トランジ
スタとの2個を1対とするn対で2n列として2のn乗
行2n列のマトリックスで両トランジスタを所定配置
し、行毎に前記両トランジスタをソースとドレインとで
接続したトランジスタ直列回路を有すると共に、前記各
対の一方のトランジスタのゲートが列毎に共通接続され
た一方のゲート列と他方のトランジスタのゲートが列毎
に共通接続された他方のゲート列とからなるゲート列対
を有し、前記各トランジスタ直列回路の一端は前記2の
n乗階調の各階調電圧がそれぞれ接続され前記各トラン
ジスタ直列回路の各他端は共通接続されて前記演算増幅
器の入力に接続されると共に、前記一方のゲート列が前
記デジタルデータ信号の正相に接続され前記他方のゲー
ト列が前記デジタルデータ信号の逆相に接続されるRO
Mデコーダからなることを特徴とする。 (6)本発明に係わる液晶表示装置の駆動装置は上記
(5)項において、前記ROMデコーダが、前記n対の
ゲート列対のうち上位mビットのデータが供給されるゲ
ート列対に、前記2のn乗行のトランジスタ直列回路の
2の(n−m)乗行ごとに、オン/オフ制御可能な第3
トランジスタと常時オンの第4トランジスタとの1対
を、第3トランジスタは前記第1トランジスタと、およ
び第4トランジスタは前記第2トランジスタとそれぞれ
同一ゲート列で配置し、この両トランジスタをソースと
ドレインとで接続した第2トランジスタ直列回路を有す
ると共に、前記各第2トランジスタ直列回路の一端は前
記2の(n−m)乗行ごとに対応する各階調電圧のうち
1つがそれぞれ接続され、前記各第2トランジスタ直列
回路の各他端は共通接続されて前記演算増幅器の出力に
接続されることを特徴とする (7)本発明に係わる液晶表示装置の駆動装置は上記
(3)項において、前記演算増幅器が立ち上がり用演算
増幅器と立ち下がり用演算増幅器とからなり、前記立ち
上がり用演算増幅器に接続される前記ROMデコーダが
PROMデコーダであり、前記立ち下がり用演算増幅器
に接続される前記ROMデコーダがNROMデコーダで
あることを特徴とする。 (8)本発明に係わる液晶表示装置の駆動装置は上記
(3)項において、前記演算増幅器が立ち上がり波形と
立ち下がり波形の両方を出力する演算増幅器であり、前
記ROMデコーダとして、PROMデコーダとNROM
デコーダとが交互に前記演算増幅器に接続されることを
特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に基づき、液晶表
示装置において、液晶パネルのデータ線を駆動する駆動
方法を説明する。図1に示すように、nビットとして、
例えば、8ビットのデジタルデータ信号D1〜D8に基
づいてROMデコーダ11で2の8乗階調である256
階調の階調電圧V1〜V256のうちの1つをROMデ
コーダ11からの出力Vx1として選択し、ボルテージ
ホロワ接続の演算増幅器20で駆動能力を上げて駆動電
圧Voとして出力端子30からデータ線に出力する駆動
方法において、駆動電圧Voとして、階調電圧Vx1を
演算増幅器20を介して出力するのに加えて、駆動電圧
Voが負電圧から正電圧に立ち上がり時および正電圧か
ら負電圧に立ち下がり時にこの立ち上がりおよび立ち下
がりの傾きを急峻な方向に付勢する電圧を低インピーダ
ンスでROMデコーダ11からの出力Vx2として演算
増幅器20を介さずに演算増幅器20の出力側に直接供
給する。
【0010】この出力Vx2は、nビットのデジタルデ
ータ信号の上位mビット、本実施例では、8ビットのデ
ジタルデータ信号D1〜D8(D8が上位ビット側)
の、例えば、上位2ビットD8,D7に基づいて、次の
ようにROMデコーダ11から出力する。8ビットのデ
ジタルデータ信号D1〜D8に基づいて階調電圧V1〜
V256のうちの1つを出力Vx1として選択すると
き、8ビットのデジタルデータ信号D1〜D8の上位2
ビットD8,D7が“00”のときは第1から第64階
調電圧V1〜V64、“01”のときは第65から第1
28階調電圧V65〜V128、“10”のときは第1
29から第192階調電圧V129〜V192、および
“11”のときは第193から第256階調電圧V19
3〜V256のそれぞれの階調電圧群が選択される。こ
れらの階調電圧群に対して、それぞれ、例えば、第64
階調電圧V64、第128階調電圧V128、第192
階調電圧V192、および第256階調電圧V256を
指定して、8ビットのデジタルデータ信号D1〜D8の
上位2ビットD8,D7に基づいて、これらの4つの階
調電圧V64,V128,V192,V256のうち1
つを上記の出力Vx2として選択してROMデコーダ1
1から出力する。
【0011】上記駆動方法において、駆動電圧Voを出
力端子30からデータ線に出力するときは、コモン電極
の電圧に対して正電圧と負電圧を交互に印加する。例え
ば、データ線に256階調の正電圧を印加するときは、
図2に示すように、8ビットのデジタルデータ信号D1
〜D8に基づいてROMデコーダ11Pで256階調の
正極性階調電圧VP1〜VP256のうちの1つをRO
Mデコーダ11Pからの出力VPx1として選択し、演
算増幅器20Pを介して出力端子30に正の駆動電圧V
Poとして供給するとともに、駆動電圧VPoの波形の
立ち上がり時にラッチ信号STBのパルス期間に同期し
て、立ち上がりの傾きを急峻な方向に付勢する電圧を低
インピーダンスでPROMデコーダ11Pからの出力V
Px2として演算増幅器20Pを介さずに演算増幅器2
0Pの出力側に直接供給する。また、データ線に256
階調の負電圧を印加するときは、図3に示すように、8
ビットのデジタルデータ信号D1〜D8に基づいてRO
Mデコーダ11Nで256階調の負極性階調電圧VN1
〜VN256のうちの1つをROMデコーダ11Nから
の出力VNx1として選択し、演算増幅器20Nを介し
て出力端子30に駆動電圧VNoとして供給するととも
に、演算増幅器20Nの出力波形の立ち下がり時にラッ
チ信号STBのパルス期間に同期して、立ち下がりの傾
きを急峻な方向に付勢する電圧を低インピーダンスでN
ROMデコーダ11Nからの出力VNx2として演算増
幅器20Nを介さずに演算増幅器20Nの出力側に直接
供給する。
【0012】PROMデコーダ11PおよびNROMデ
コーダ11Nの回路構成について、図4および図5を参
照して説明する。尚、図11および図12と同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。PROMデコ
ーダ10PおよびNROMデコーダ10Nと異なる点
は、駆動電圧の波形の立ち上がり時および立ち下がり時
にラッチ信号STBのパルス期間に同期して、立ち上が
りおよび立ち下がりの傾きを急峻な方向に付勢する電圧
VPx2,VNx2を低インピーダンスで供給する回路
がそれぞれ付加されている点である。この回路は、8ビ
ットのデジタルデータ信号D1〜D8の上位2ビットD
8,D7に基づいて、駆動電圧の波形の立ち上がり時お
よび立ち下がり時に、階調電圧VP64,VP128,
VP192,VP256,および、VN64,VN12
8,VN192,VN256のうちそれぞれ1つを上記
の出力VPx2,VNx2として選択して出力する構成
としている。
【0013】PROMデコーダ11Pは、図4に示すよ
うに、従来のPROMデコーダ10Pと同一の回路構成
に加えて、8ビットのデジタルデータ信号D1〜D8の
上位2ビットD8,D7に基づいて、駆動電圧の波形の
立ち上がり時および立ち下がり時に、階調電圧VP6
4,VP128(図示せず),VP192,VP256
のうちの1つを上記の出力VPx2として選択して出力
するために、以下の回路が付加されている。この回路
は、各階調電圧VP64,VP128,VP192,V
P256に対応する4本の低インピーダンスのトランジ
スタ直列回路5Pからなり、各トランジスタ直列回路5
Pの一端側(図面上で左側)は階調電圧VP64,VP
128,VP192,VP256が供給される各トラン
ジスタ直列回路3Pの一端側にそれぞれ接続され、各ト
ランジスタ直列回路5Pの他端側は共通接続され出力V
Px2としている。各トランジスタ直列回路5Pは、8
ビットのデジタルデータ信号D1〜D8の上位2ビット
D8,D7に基づいて、階調電圧VP64,VP12
8,VP192,VP256のうちの1つを低インピー
ダンスで選択するために、上位2ビットD8,D7が供
給される第1および第2列目のゲート列対4Pにゲート
接続されたMOSトランジスタからなるP型第3トラン
ジスタ6Pとソース・ドレイン間をショートさせて常時
オン状態としたP型第4トランジスタ7Pとを有し、さ
らに、選択された階調電圧を駆動電圧の波形の立ち上が
り時および立ち下がり時に、出力VPx2として出力す
るために、ラッチ信号STBの逆相STBバーが“0
(ロウレベル)”のときオン制御されるP型第5トラン
ジスタ8Pを有している。トランジスタ6Pは、トラン
ジスタ1Pのサイズを、例えば、10倍にして構成さ
れ、階調電圧VP64,VP128,VP192,VP
256が供給される各トランジスタ直列回路3Pのトラ
ンジスタ1Pと同一配列でゲート接続され、トランジス
タ7Pは、トランジスタ2Pのサイズを、例えば、10
倍にして構成され、階調電圧VP64,VP128,V
P192,VP256が供給される各トランジスタ直列
回路3Pのトランジスタ2Pと同一配列でゲート接続さ
れている。尚、各トランジスタ直列回路5Pのうち、第
2列目のゲート列対4Pのゲート列4Pbに常時オン制
御のトランジスタ7Pが配置されるトランジスタ直列回
路5Pについては、トランジスタ7Pを配置せずに、第
2列目のゲート列対4Pのゲート列4Paのトランジス
タ6Pをトランジスタ8Pに配線で直接接続してもよ
い。
【0014】NROMデコーダ11Nは、図5に示すよ
うに、従来のNROMデコーダ10Nと同一の回路構成
に加えて、8ビットのデジタルデータ信号D1〜D8の
上位2ビットD8,D7に基づいて、駆動電圧の波形の
立ち上がり時および立ち下がり時に、階調電圧VN6
4,VN128(図示せず),VN192,VN256
のうちの1つを上記の出力VNx2として選択して出力
するために、以下の回路が付加されている。この回路
は、各階調電圧VN64,VN128,VN192,V
N256に対応する4本の低インピーダンスのトランジ
スタ直列回路5Nからなり、各トランジスタ直列回路5
Nの一端側(図面上で左側)は階調電圧VN64,VN
128,VN192,VN256が供給される各トラン
ジスタ直列回路3Nの一端側にそれぞれ接続され、各ト
ランジスタ直列回路5Nの他端側は共通接続され出力V
Nx2としている。各トランジスタ直列回路5Nは、8
ビットのデジタルデータ信号D1〜D8の上位2ビット
D8,D7に基づいて、階調電圧VN64,VN12
8,VN192,VN256のうちの1つを低インピー
ダンスで選択するために、上位2ビットD8,D7が供
給される第1および第2列目のゲート列対4Pにゲート
接続されたMOSトランジスタからなるN型第3トラン
ジスタ6Nとソース・ドレイン間をショートさせて常時
オン状態としたN型第4トランジスタ7Nとを有し、さ
らに、選択された階調電圧を駆動電圧の波形の立ち上が
り時および立ち下がり時に、出力VNx2として出力す
るために、ラッチ信号STBが“1(ハイレベル)”の
ときオン制御されるN型第5トランジスタ8Nを有して
いる。トランジスタ6Nは、トランジスタ1Pのサイズ
を、例えば、10倍にして構成され、階調電圧VN6
4,VN128,VN192,VN256が供給される
各トランジスタ直列回路3Nのトランジスタ1Nと同一
配列でゲート接続され、トランジスタ7Nは、トランジ
スタ2Nのサイズを、例えば、10倍にして構成され、
階調電圧VN64,VN128,VN192,VN25
6が供給される各トランジスタ直列回路3Nのトランジ
スタ2Nと同一配列でゲート接続されている。尚、各ト
ランジスタ直列回路5Nのうち、第2列目のゲート列対
4Nのゲート列4Nbに常時オン制御のトランジスタ7
Nが配置されるトランジスタ直列回路5Nについては、
トランジスタ7Nを配置せずに、第2列目のゲート列対
4Nのゲート列4Naのトランジスタ6Nをトランジス
タ8Nに配線で直接接続してもよい。
【0015】以上の構成のPROMデコーダ11Pおよ
びNROMデコーダ11Nの動作を説明する。各トラン
ジスタ直列回路3P,3Nの一端側に256階調の階調
電圧VP1〜VP256,VN1〜VN256が与えら
れ、各トランジスタ直列回路5P,5Nの一端側に階調
電圧VP64,VP128,VP192,VP256,
VN64,VN128,VN192,VN256が与え
られる。この状態で、”H(ハイレベル)”又は”L”
の所定のデータ信号D8,D7,…,D1が、ゲート列
4Pa,4Naの第1列目〜第8列目に正相D8,D
7,…,D1でそれぞれ供給され、ゲート列4Pb,4
Nbの第1列目〜第8列目に逆相D8バー,D7バー,
…,D1バーでそれぞれ供給されると各トランジスタ直
列回路3P,3Nの内選択された1つのトランジスタ直
列回路3P,3Nのトランジスタ1P,1Nがすべてオ
ン状態(トランジスタ2P,2Nは常時オン状態)とな
り、そのトランジスタ直列回路3P,3Nに与えられて
いる階調電圧が出力VPx1として取り出されるととも
に、各トランジスタ直列回路5P,5Nのうちの選択さ
れた1つのトランジスタ直列回路5P,5Nのトランジ
スタ6P,6Nがすべてオン状態(トランジスタ7P,
7Nは常時オン状態)となり、そのトランジスタ直列回
路5P,5Nに与えられている階調電圧が出力VPx2
として低インピーダンスで取り出される。
【0016】以下に、本発明に基づき、液晶表示装置に
おいて、液晶パネルを駆動する第1実施例の駆動装置で
ある水平ドライバICを、液晶パネルのデータ線384
本分を駆動する能力を有するものとして図6および図1
3を参照して説明する。尚、図2および図3と同一部分
には同一符号を付してその説明を省略する。図6におい
て、水平ドライバIC100は、データ線384本のN
番目(N=1,3,…,383)と(N+1)番目を1
組として、192組のデータ線対に対応して、演算増幅
器20Pとして配置されるボルテージホロワ接続の19
2個の立ち上がり専用演算増幅器21と、演算増幅器2
0Nとして配置されるボルテージホロワ接続の192個
の立ち下がり専用演算増幅器22と、各演算増幅器21
(演算増幅器20P)に図2に示す接続関係で接続され
る192個のPROMデコーダ11Pと、各演算増幅器
22(演算増幅器20N)に図3に示す接続関係で接続
される192個のNROMデコーダ11Nと、奇数番目
のデータ線に接続される奇数番目の192個の出力端子
30oと、偶数番目のデータ線に接続される偶数番目の
192個の出力端子30eと、8ビットのデジタルデー
タ信号を、各奇数番目と偶数番目のデータ線に対応して
各ROMデコーダ11P,11Nに交互に供給するため
の第1切り換えスイッチ40と、各出力端子30o,3
0eに各演算増幅器21,22の出力側の正電圧および
負電圧を駆動電圧Voとして交互に供給するための第2
切り換えスイッチ41と、を出力段に備え、第1切り換
えスイッチ40の入力は水平ドライバIC100内の図
示しないシフトレジスタ、データレジスタ、ラッチ、レ
ベルシフタを順次段接続した前段回路のレベルシフタの
出力に接続されている。このドライバIC100はドッ
ト反転駆動方式に用いることができる。
【0017】次に水平ドライバIC100を液晶パネル
のデータ線に接続したときの動作を説明する。ある1水
平期間において、水平ドライバIC100内の前段回路
のラッチにラッチ信号STBが供給されると、出力段の
256階調の正極性および負極性階調電圧VP1〜VP
256,VN1〜VN256が供給されている各ROM
デコーダ11P,11Nに第1切り換えスイッチ40を
介して奇数番目と偶数番目のデータ線にそれぞれ対応す
る8ビットのデジタルデータ信号D8o,D7o,…,
D1o,D8e,D7e,…,D1eが供給されるとと
もに、ラッチ信号STBが供給される。各ROMデコー
ダ11P,11Nで、デジタルデータ信号D8o,D7
o,…,D1o,D8e,D7e,…,D1eに基づ
き、256階調の正極性および負極性階調電圧VP1〜
VP256,VN1〜VN256のうちのそれぞれ1つ
がROMデコーダ11P,11Nからの出力VPx1,
VNx1として選択され、演算増幅器21,22に供給
される。また、このとき、各ROMデコーダ11P,1
1Nで、デジタルデータ信号D8o,D7o,D8e,
D7eに基づき、正極性および負極性階調電圧VP6
4,VP128,VP192,VP256,VN64,
VN128,VN192,VN256のうちのそれぞれ
1つが選択され、ラッチ信号STBのパルスが供給され
ている期間にのみ、ROMデコーダ11P,11Nから
の低インピーダンスの出力VPx2,VNx2として、
演算増幅器21,22の出力側に直接供給される。演算
増幅器21の出力側電圧は、正の駆動電圧VPoとして
第2切り換えスイッチ41および各出力端子30oを介
して奇数番目のデータ線に波形の立ち上がりの傾きが急
峻な方向に付勢された正の駆動電圧VPoとして供給さ
れ、演算増幅器22の出力側電圧は、負の駆動電圧VN
oとして第2切り換えスイッチ41および各出力端子3
0eを介して偶数番目のデータ線に波形の立ち下がりの
傾きが急峻な方向に付勢された負の駆動電圧VNoとし
て供給される。
【0018】次の1水平期間において、水平ドライバI
C100内の前段回路のラッチにラッチ信号STBが供
給されると、出力段の256階調の正極性および負極性
階調電圧VP1〜VP256,VN1〜VN256が供
給されている各ROMデコーダ11P,11Nに第1切
り換えスイッチ40を介して偶数番目と奇数番目のデー
タ線にそれぞれ対応する8ビットのデジタルデータ信号
D8e,D7e,…,D1e,D8o,D7o,…,D
1oが供給されるとともに、ラッチ信号STBが供給さ
れる。各ROMデコーダ11P,11Nで、デジタルデ
ータ信号D8e,D7e,…,D1e,D8o,D7
o,…,D1oに基づき、256階調の正極性および負
極性階調電圧VP1〜VP256,VN1〜VN256
のうちのそれぞれ1つがROMデコーダ11P,11N
からの出力VPx1,VNx1として選択され、演算増
幅器21,22に供給される。また、このとき、各RO
Mデコーダ11P,11Nで、デジタルデータ信号D8
e,D7e,D8o,D7oに基づき、正極性および負
極性階調電圧VP64,VP128,VP192,VP
256,VN64,VN128,VN192,VN25
6のうちのそれぞれ1つが選択され、ラッチ信号STB
のパルスが供給されている期間にのみ、ROMデコーダ
11P,11Nからの低インピーダンスの出力VPx
2,VNx2として、演算増幅器21,22の出力側に
直接供給される。演算増幅器21の出力側電圧は、正の
駆動電圧VPoとして第2切り換えスイッチ41および
各出力端子30eを介して偶数番目のデータ線に波形の
立ち上がりの傾きが急峻な方向に付勢された正の駆動電
圧VPoとして供給され、演算増幅器22の出力側電圧
は、負の駆動電圧VNoとして第2切り換えスイッチ4
1および各出力端子30oを介して奇数番目のデータ線
に波形の立ち下がりの傾きが急峻な方向に付勢された負
の駆動電圧VNoとして供給される。
【0019】以上で説明したように、駆動電圧VPo,
VNoとして、演算増幅器21,22を介した出力に加
えて、駆動電圧VPo,VNoの波形の立ち上がり時お
よび立ち下がり時に立ち上がりおよび立ち下がりの傾き
を急峻な方向に付勢する電圧を低インピーダンスでRO
Mデコーダ11P,11Nから演算増幅器21,22を
介さずに演算増幅器21,22の出力側に直接供給する
ことにより、液晶パネルの大型化により負荷が大きくな
っても、演算増幅器21,22のバイアス電流を従来ほ
ど増加させることなく駆動電圧VPo,VNoの波形の
立ち上がりおよび立ち下がりの傾きを、図13に立ち上
がり波形の例を示すように、急峻にでき、水平ドライバ
ICを低消費電流で駆動することができる。
【0020】次に、本発明に基づき、液晶パネルを駆動
する第2実施例の半導体集積回路装置である水平ドライ
バICを液晶パネルのデータ線384本分の駆動能力を
有するものとして図7を参照して説明する。尚、図6と
同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。図
7において、水平ドライバIC200は、データ線38
4本に対応して、演算増幅器20Pおよび演算増幅器2
0Nとして立ち上がりおよび立ち下がり用の両方を兼ね
て配置されるボルテージホロワ接続の384個の1アン
プ方式の演算増幅器23と、各演算増幅器23(演算増
幅器20Pとして)に図2に示す接続関係で接続される
192個のPROMデコーダ11Pと、各演算増幅器2
3(演算増幅器20Nとして)に図3に示す接続関係で
接続される192個のNROMデコーダ11Nと、奇数
番目のデータ線に接続される奇数番目の192個の出力
端子30oと、偶数番目のデータ線に接続される偶数番
目の192個の出力端子30eと、8ビットのデジタル
データ信号を、各奇数番目と偶数番目のデータ線に対応
して各ROMデコーダ11P,11Nに交互に供給する
ための第1切り換えスイッチ40と、各ROMデコーダ
11P,11Nの出力VPx1,VNx1を、各奇数番
目の演算増幅器23と各偶数番目の演算増幅器23との
入力側に交互に供給するための第3スイッチ42と、各
ROMデコーダ11P,11Nの出力VPx2,VNx
2を、各奇数番目の演算増幅器23と各偶数番目の演算
増幅器23との出力側に交互に直接供給するための第4
スイッチ43と、を出力段に備え、第1切り換えスイッ
チ40の入力は水平ドライバIC100内の図示しない
シフトレジスタ、データレジスタ、ラッチ、レベルシフ
タを順次段接続した前段回路のレベルシフタの出力に接
続されている。このドライバIC200はドット反転駆
動方式にでもライン反転駆動方式にでも用いることがで
きる。尚、水平ドライバIC200を液晶パネルに接続
したときの動作は水平ドライバIC100に準じるので
説明を省略する。
【0021】以上で説明したように、駆動電圧VPo,
VNoとして、演算増幅器23を介した出力に加えて、
演算増幅器23の出力波形の立ち上がり時および立ち下
がり時に立ち上がりおよび立ち下がりの傾きを急峻な方
向に付勢する電圧を低インピーダンスでROMデコーダ
11P,11Nから演算増幅器23を介さずに演算増幅
器23の出力に直接供給することにより、液晶パネルの
大型化により負荷が大きくなっても、演算増幅器23の
バイアス電流を従来ほど増加させることなく演算増幅器
の出力波形の立ち上がりおよび立ち下がりの傾きを急峻
にでき、水平ドライバICを低消費電流で駆動すること
ができる。
【0022】
【発明の効果】本発明に係わる液晶表示装置の駆動方法
および駆動装置によれば、駆動電圧として、演算増幅器
を介した出力に加えて、駆動電圧の波形の立ち上がり時
および立ち下がり時に立ち上がりおよび立ち下がりの傾
きを急峻な方向に付勢する電圧を低インピーダンスでR
OMデコーダから演算増幅器を介さずに演算増幅器出力
に直接供給することにより、低消費電流の駆動で液晶パ
ネルの大型化に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の液晶表示装置の駆動方法を説明する
ためのROMデコーダと演算増幅器の接続図。
【図2】 図1において正の駆動電圧による駆動方法を
説明するためのPROMデコーダと演算増幅器の接続
図。
【図3】 図1において負の駆動電圧による駆動方法を
説明するためのNROMデコーダと演算増幅器の接続
図。
【図4】 図2に示すPROMデコーダの要部回路図。
【図5】 図3に示すNROMデコーダの要部回路図。
【図6】 本発明の第1実施例である水平ドライバIC
の要部回路図。
【図7】 本発明の第2実施例である水平ドライバIC
の要部回路図。
【図8】 従来の液晶表示装置の駆動方法を説明するた
めのROMデコーダと演算増幅器の接続図。
【図9】 図8において正の駆動電圧による駆動方法を
説明するためのPROMデコーダと演算増幅器の接続
図。
【図10】 図8において負の駆動電圧による駆動方法
を説明するためのNROMデコーダと演算増幅器の接続
図。
【図11】 図9に示すPROMデコーダの要部回路
図。
【図12】 図10に示すNROMデコーダの要部回路
図。
【図13】 駆動電圧の立ち上がり波形図。
【符号の説明】
1P P型第1トランジスタ 1N N型第1トランジスタ 2P P型第2トランジスタ(常時オン制御) 2N N型第2トランジスタ(常時オン制御) 3P、3N トランジスタ直列回路 4P、4N ゲート列対 4Pa、4Pb、4Na、4Nb ゲート列 5P、5N トランジスタ直列回路 6P P型第3トランジスタ 6N N型第3トランジスタ 7P P型第4トランジスタ(常時オン制御) 7N N型第4トランジスタ(常時オン制御) 8P P型第5トランジスタ 8N N型第5トランジスタ 11 ROMデコーダ 11P PROMデコーダ 11N NROMデコーダ 20、21、22,23:演算増幅器 30 出力端子 30o 奇数番目出力端子 30e 偶数番目出力端子 40 第1切り換えスイッチ 41 第2切り換えスイッチ 42 第3切り換えスイッチ 43 第4切り換えスイッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動すべき液晶パネルのデータ線の駆動電
    圧として、nビットのデジタルデータ信号に基づいて、
    2のn乗階調の階調電圧のうちの1つの階調電圧をRO
    Mデコーダで選択し、ボルテージホロワ接続の演算増幅
    器で駆動能力を上げて出力する液晶表示装置の駆動方法
    において、 前記駆動電圧の波形の立ち上がりおよび立ち下がり時
    に、前記デジタルデータ信号に基づいて、2のn乗階調
    の階調電圧のうち、前記立ち上がりおよび立ち下がりの
    傾きを急峻な方向に付勢する1つの階調電圧を前記RO
    Mデコーダで低インピーダンスで選択し、前記演算増幅
    器の出力側に直接供給することを特徴とする液晶表示装
    置の駆動方法。
  2. 【請求項2】前記低インピーダンスで選択される階調電
    圧が前記デジタルデータ信号のうち上位mビットのデー
    タに基づいて選択されることを特徴とする請求項1記載
    の液晶表示装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】nビットのデジタルデータ信号に基づいて
    2のn乗階調の階調電圧のうちの1つの階調電圧を選択
    するROMデコーダと、この選択された階調電圧を駆動
    能力を上げて駆動すべき液晶パネルのデータ線に出力す
    るボルテージホロワ接続の演算増幅器とを具備した液晶
    表示装置の駆動装置において、 前記ROMデコーダが、前記駆動電圧の立ち上がりおよ
    び立ち下がり時に、前記デジタルデータ信号に基づい
    て、2のn乗階調の階調電圧のうち、前記立ち上がりお
    よび立ち下がりの傾きを急峻な方向に付勢する1つの階
    調電圧を低インピーダンスで選択し、前記演算増幅器の
    出力側に直接供給することを特徴とする液晶表示装置の
    駆動装置。
  4. 【請求項4】前記低インピーダンスで選択される階調電
    圧が前記デジタルデータ信号のうち上位mビットのデー
    タに基づいて選択されることを特徴とする請求項3記載
    の液晶表示装置の駆動装置。
  5. 【請求項5】前記ROMデコーダが、オン/オフ制御可
    能な第1トランジスタと常時オンの第2トランジスタと
    の2個を1対とするn対で2n列として2のn乗行2n
    列のマトリックスで両トランジスタを所定配置し、行毎
    に前記両トランジスタをソースとドレインとで接続した
    トランジスタ直列回路を有すると共に、前記各対の一方
    のトランジスタのゲートが列毎に共通接続された一方の
    ゲート列と他方のトランジスタのゲートが列毎に共通接
    続された他方のゲート列とからなるゲート列対を有し、
    前記各トランジスタ直列回路の一端は前記2のn乗階調
    の各階調電圧がそれぞれ接続され前記各トランジスタ直
    列回路の各他端は共通接続されて前記演算増幅器の入力
    に接続されると共に、前記一方のゲート列が前記デジタ
    ルデータ信号の正相に接続され前記他方のゲート列が前
    記デジタルデータ信号の逆相に接続されるROMデコー
    ダからなることを特徴とする請求項4記載の液晶表示装
    置の駆動装置。
  6. 【請求項6】前記ROMデコーダが、前記n対のゲート
    列対のうち上位mビットのデータが供給されるゲート列
    対に、前記2のn乗行のトランジスタ直列回路の2の
    (n−m)乗行ごとに、オン/オフ制御可能な第3トラ
    ンジスタと常時オンの第4トランジスタとの1対を、第
    3トランジスタは前記第1トランジスタと、および第4
    トランジスタは前記第2トランジスタとそれぞれ同一ゲ
    ート列で配置し、この両トランジスタをソースとドレイ
    ンとで接続した第2トランジスタ直列回路を有すると共
    に、前記各第2トランジスタ直列回路の一端は前記2の
    (n−m)乗行ごとに対応する各階調電圧のうち1つが
    それぞれ接続され、前記各第2トランジスタ直列回路の
    各他端は共通接続されて前記演算増幅器の出力に接続さ
    れることを特徴とする請求項5記載の液晶表示装置の駆
    動装置。
  7. 【請求項7】前記演算増幅器が立ち上がり用演算増幅器
    と立ち下がり用演算増幅器とからなり、前記立ち上がり
    用演算増幅器に接続される前記ROMデコーダがPRO
    Mデコーダであり、前記立ち下がり用演算増幅器に接続
    される前記ROMデコーダがNROMデコーダであるこ
    とを特徴とする請求項3記載の液晶表示装置の駆動装
    置。
  8. 【請求項8】前記演算増幅器が立ち上がり波形と立ち下
    がり波形の両方を出力する演算増幅器であり、前記RO
    Mデコーダとして、PROMデコーダとNROMデコー
    ダとが交互に前記演算増幅器に接続されることを特徴と
    する請求項3記載の液晶表示装置の駆動装置。
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