JP2001208381A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JP2001208381A
JP2001208381A JP2000019842A JP2000019842A JP2001208381A JP 2001208381 A JP2001208381 A JP 2001208381A JP 2000019842 A JP2000019842 A JP 2000019842A JP 2000019842 A JP2000019842 A JP 2000019842A JP 2001208381 A JP2001208381 A JP 2001208381A
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JP
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ice
air
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circulating water
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JP2000019842A
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Yasuhei Yamaguchi
泰平 山口
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋内に熱交換器および送風機等の駆動部があ
る空調装置で問題となっていた騒音、振動を低減する空
調装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 屋外に設けられた循環水を過冷却する冷
凍機1と循環水を搬送する循環水ポンプ2と、過冷却水
吹出し口3を有する屋内の上部に設置された金属製氷蓄
熱槽4と、冷凍機1と金属製氷蓄熱槽4を結ぶ循環水流
路である過冷却水供給配管5および冷水戻り配管6を備
え、過冷却水を金属製氷蓄熱槽4内の過冷却吹出し口3
より吹出し製氷する。また、屋内空気は金属製氷蓄熱槽
4表面で冷却および除湿が行われ、空調された空気は自
然対流が発生し常時、熱交換を行い低騒音、低振動の空
調装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製氷装置により貯
蔵された氷を用いて屋内の空調を行なう空調装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の空調装置は、機械室や屋外で作ら
れた氷を機械室や屋外で貯蔵し、熱エネルギーの輸送に
水または冷媒を利用しているセントラル方式がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空調
装置は、屋内に熱交換器および送風機等の駆動部が必要
であり騒音、振動についての課題がある。
【0004】また、作られた氷を機械室や屋外で貯蔵す
る為、室内機は他の空調方式と区別が無く、氷による視
覚的な涼感を得ることが要求されている。
【0005】本発明はこのような従来の課題を解決する
もので、過冷却水の特性を利用し製氷された氷を室内に
設置された氷蓄熱槽に貯蔵し、且つ氷蓄熱槽自身を自然
対流による熱交換器として利用することで熱交換器およ
び送風機等の駆動部を排除すると共に、氷蓄熱槽を透明
な材質にし視覚的に涼感を得ることを可能とした空調装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の空調装置は上記
目的を達成するために、屋外に設けられた循環水を過冷
却する冷凍機と循環水を搬送する循環水ポンプと、屋内
の上部に設置された金属製氷蓄熱槽と、前記冷凍機と前
記金属製氷蓄熱槽を接続する循環水流路とからなる構成
としたものである。
【0007】本発明によれば、低騒音、低振動で冷房お
よび除湿をおこなう空調装置が得られる。
【0008】また、屋内の上部に設置される氷蓄熱槽を
透明な材質で作成したものである。
【0009】本発明によれば、視覚的に涼感を得ること
ができる空調装置が得られる。
【0010】また、透明氷蓄熱槽への循環水の吹出口に
スプリンクラーを設けた構成としたものである。
【0011】本発明によれば、氷蓄熱槽内の氷の分布を
均一化し製氷効率を向上させると共に視覚的に涼感を訴
える効果を高めた空調装置が得られる。
【0012】また、夜間、透明氷蓄熱槽に氷を貯め昼間
その氷を溶かして空調する蓄熱運転制御ボックスを設け
た構成としたものである。
【0013】本発明によれば、電力平準化に貢献し安価
な夜間電力を利用できる空調装置が得られる。
【0014】また、屋内の温湿度センサーと負荷制御ボ
ックスを設けた構成としたものである。
【0015】本発明によれば、透明氷蓄熱槽の周りに出
来た結露水の凍結により、視覚的に涼感を訴える効果を
高めた空調装置が得られる。
【0016】また、空調された空気を搬送するファンを
設けた構成としたものである。
【0017】本発明によれば、空調負荷変動を吸収する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、屋外に設けられた循環
水を過冷却する冷凍機と循環水を搬送する循環水ポンプ
と、屋内の上部に設置された金属製氷蓄熱槽と、前記冷
凍機と前記氷金属製蓄熱槽を接続する循環水流路を備え
たものであり、低騒音、低振動で室内の空気を冷房およ
び除湿することができる。
【0019】また、屋内の上部に設置される氷蓄熱槽を
透明な材質にしたものであり、視覚的に涼感を得ること
ができる。
【0020】また、他の手段は、透明氷蓄熱槽への循環
水の吹出口にスプリンクラーを設けたものであり、透明
氷蓄熱槽内の氷の分布を均一化し製氷効率を向上させる
と共に視覚的に涼感を訴える効果を高めることができ
る。
【0021】また、他の手段は、夜間、透明氷蓄熱槽に
氷を貯め昼間その氷を溶かして空調する蓄熱運転制御ボ
ックスを設けたものであり、電力平準化に貢献し安価な
夜間電力を利用できる。
【0022】また、他の手段は、屋内の温湿度センサー
と負荷制御ボックスを設けたものであり、透明氷蓄熱槽
の周りに出来た結露水の凍結により、視覚的に涼感を訴
える効果を高めることができる。
【0023】また、他の手段は、空調された空気を搬送
するファンを設けたものであり、空調負荷変動を吸収す
ることができる。
【0024】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0025】
【実施例】(実施例1)図1に示すように、屋外に設け
られた循環水を過冷却する冷凍機1と循環水を搬送する
循環水ポンプ2と、過冷却水吹出し口3を有する屋内の
上部に設置された金属製氷蓄熱槽4と、冷凍機1と金属
製氷蓄熱槽4は循環水流路である過冷却水供給配管5お
よび冷水戻り配管6で接続されている。金属製氷蓄熱槽
4の下部に氷蓄熱槽4の表面に付く結露水を排出する
為、ドレン配管7を設けている。
【0026】上記構成において、屋外の冷凍機1と循環
水ポンプ2を運転すると、冷水戻り配管6からの冷水を
冷却して過冷却水にして過冷却水供給配管5へ送出す
る。送水された過冷却水は屋内に運ばれ金属製氷蓄熱槽
4内の過冷却吹出し口3より吹出され、水面に衝突する
ことにより製氷する。屋内空気と熱交換した金属製氷蓄
熱槽4内の氷は溶けて冷水となり冷水戻り配管へ送出す
る。また、屋内空気は金属製氷蓄熱槽4表面で冷却およ
び除湿が行われ、空調された空気は温度変化により屋内
の下方へ逆に屋内下部の空気は上方へ自然対流が発生し
金属製氷蓄熱槽4表面は温度の高い空気と常時、熱交換
を行い低騒音・低振動の空調を得ることができる。
【0027】(実施例2)図2に示すように、実施例1
に示す空調システムの金属製氷蓄熱槽4を透明氷蓄熱槽
21で、例えばガラスやアクリル樹脂等で設けたもので
あり、実施例1と同一箇所には同一符号を付しその説明
は省略する。
【0028】上記構成において、透明氷蓄熱槽21内の
過冷却吹出し口3より吹出された過冷却水が、水面に衝
突することにより製氷する状況および氷塊が外部より確
認でき、屋内で活動する人達に視覚的涼感を訴えること
ができる。
【0029】(実施例3)図3に示すように、実施例2
に示す空調システムの透明氷蓄熱槽21の過冷却吹出し
口3にスプリンクラー31を設けたものであり、実施例
2と同一箇所には同一符号を付しその説明は省略する。
【0030】上記構成において、透明氷蓄熱槽21内の
過冷却吹出し口3に備えられたスプリンクラー31より
吹出された過冷却水が透明氷蓄熱槽21内の水面に均一
に降り注がれ、生成される氷の分布を均一化し製氷効率
を向上させる機能が得られると共に視覚的に涼感を訴え
る効果を高めることができる。
【0031】(実施例4)図4に示すように、実施例3
に示す空調システムに蓄熱運転制御ボックス41を設け
たものであり、実施例3と同一箇所には同一符号を付し
その説明は省略する。
【0032】上記構成において、夜間、屋内の負荷が発
生しない時間帯にシステムの運転を行ない透明氷蓄熱槽
21に氷を貯めて蓄熱する。その蓄熱を利用して、24
時間の空調負荷変動に伴う電力消費を平準化すると共に
安価な夜間電力を利用できる機能が得られる。
【0033】(実施例5)図5に示すように、実施例3
に示す空調システムに屋内の温湿度センサー51と負荷
制御ボックス52を設けたものであり、実施例3と同一
箇所には同一符号を付しその説明は省略する。
【0034】上記構成において、透明氷蓄熱槽21に氷
を生成し透明氷蓄熱槽21表面に付いた結露水をも凍結
させる、そして屋内の温湿度を温湿度センサー51にて
計測し負荷を予測することで透明氷蓄熱槽21表面の氷
層を維持し、視覚的に涼感を訴える効果を高める機能が
得られる。
【0035】(実施例6)図6に示すように、実施例5
に示す空調システムに、空調された空気を搬送するファ
ン61を透明氷蓄熱槽21上部に設けたものであり、実
施例5と同一箇所には同一符号を付しその説明は省略す
る。
【0036】上記構成において、屋内の温湿度を温湿度
センサー51にて計測し屋内の負荷に対応してファン6
1をON/OFF制御またはインバータ制御を行ない空
調負荷変動に対応する空調ができる機能が得られる。
【0037】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、屋内に氷蓄熱槽を設置し、自然対流により熱
交換を行ない、冷房および除湿するようにしたもので、
従来の屋内に熱交換器および送風機等の駆動部がある空
調装置で問題となっていた騒音、振動を低減する効果の
ある空調装置を提供できる。
【0038】また、氷蓄熱槽を透明な材質、または屋内
の温湿度センサーと負荷制御ボックスを設け氷蓄熱槽に
氷を生成し氷蓄熱槽表面に付いた結露水をも凍結させ
る、そして屋内の温湿度を温湿度センサーにて計測し負
荷を予測することで氷蓄熱槽表面の氷層を維持し、視覚
的に涼感を得ることを可能とした空調装置を提供でき
る。
【0039】また、夜間、氷蓄熱槽に氷を貯め昼間その
氷を溶かして空調する蓄熱運転制御ボックスを設置し、
その蓄熱を利用して、24時間の空調負荷変動に伴う電
力消費を平準化すると共に安価な夜間電力を利用できる
効果のある空調装置を提供できる。
【0040】また、空調された空気を搬送するファンを
氷蓄熱槽上部に設け、屋内の温湿度を温湿度センサーに
て計測し屋内の負荷に対応してファンをON/OFF制
御またはインバータ制御を行ない空調負荷変動に対応す
る空調ができるという効果のある空調装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の構成を示す概要図
【図2】同実施例2の構成を示す概要図
【図3】同実施例3の構成を示す概要図
【図4】同実施例4の構成を示す概要図
【図5】同実施例5の構成を示す概要図
【図6】同実施例6の構成を示す概要図
【符号の説明】
1 冷凍機 2 循環水ポンプ 3 過冷却水吹出し口 4 金属製氷蓄熱槽 5 過冷却水供給配管 6 冷水戻り配管 7 ドレン配管 21 透明氷蓄熱槽 31 スプリンクラー 41 蓄熱運転制御ボックス 51 温湿度センサー 52 負荷制御ボックス 61 ファン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外に設けられた循環水を過冷却する冷
    凍機と循環水を搬送する循環水ポンプと、屋内の上部に
    設置された金属製氷蓄熱槽と、前記冷凍機と前記金属製
    氷蓄熱槽を接続する循環水流路とからなる空調装置。
  2. 【請求項2】 屋内の上部に設置される氷蓄熱槽を透明
    な材質で作成した請求項1記載の空調装置。
  3. 【請求項3】 透明氷蓄熱槽への循環水の吹出口にスプ
    リンクラーを設けた請求項1または2記載の空調装置。
  4. 【請求項4】 夜間、透明氷蓄熱槽に氷を貯め昼間その
    氷を溶かして空調する蓄熱運転制御ボックスを設けた請
    求項1,2または3記載の空調装置。
  5. 【請求項5】 屋内の温湿度センサーと負荷制御ボック
    スを設けた請求項1,2または3記載の空調装置。
  6. 【請求項6】 空調された空気を搬送するファンを設け
    た請求項1,2,3または5記載の空調装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7824725B2 (en) 2007-03-30 2010-11-02 The Coca-Cola Company Methods for extending the shelf life of partially solidified flowable compositions
KR20150121906A (ko) * 2014-04-22 2015-10-30 엘지전자 주식회사 공기조화기의 제어방법
CN105222447A (zh) * 2015-10-27 2016-01-06 合肥美的电冰箱有限公司 制冷设备
JP2020106154A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 ダイキン工業株式会社 空気調和装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20150121906A (ko) * 2014-04-22 2015-10-30 엘지전자 주식회사 공기조화기의 제어방법
KR102243860B1 (ko) 2014-04-22 2021-04-23 엘지전자 주식회사 공기조화기의 제어방법
CN105222447A (zh) * 2015-10-27 2016-01-06 合肥美的电冰箱有限公司 制冷设备
JP2020106154A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 ダイキン工業株式会社 空気調和装置
JP7197782B2 (ja) 2018-12-26 2022-12-28 ダイキン工業株式会社 空気調和装置

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