JP2001208343A - 弁制御装置 - Google Patents

弁制御装置

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JP2001208343A
JP2001208343A JP2000020774A JP2000020774A JP2001208343A JP 2001208343 A JP2001208343 A JP 2001208343A JP 2000020774 A JP2000020774 A JP 2000020774A JP 2000020774 A JP2000020774 A JP 2000020774A JP 2001208343 A JP2001208343 A JP 2001208343A
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pressurized fluid
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Naoki Ujiie
直樹 氏家
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隔離用ベント弁系5の各弁7〜9の弁開閉制
御シーケンスを確実かつ安全に行うことができ、しかも
簡易な構成によって実現すること。 【解決手段】 加圧空気の供給開始から停止までの間を
オン状態とする供給指令信号S0をもとに供給指令信号
S0の立ち上がり時からC弁9が全開するまでの予め設
定された所定時間分オン状態とするパルス信号を生成す
るパルス生成器21と、このパルス信号と信号S14と
の論理積と信号S19との論理和をB弁8に送出するオ
ア回路24と、供給指令信号S0と信号S16との論理
積の信号S20の立ち下がりを所定時間分遅延した信号
S12をA弁7に送出するオフディレイタイマ28と、
信号S20の立ち上がりを所定時間分遅延した信号S1
3を生成してC弁9に送出するオンディレイタイマ26
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガスタービン燃
焼器の油ノズルのパージ処理や化学プラントにおける流
体制御処理に用いられ、加圧空気等の加圧流体の流入を
制御する第1の弁と、該第1の弁を介して入力された前
記加圧流体の出力を制御する第2の弁と、前記第1の弁
と前記第2の弁との間に設けられ大気圧との間の開閉を
行う第3の弁とを有する弁系を制御する弁制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、デュアル方式のガスタービン
燃焼器では、油焚きからガス焚きに燃料を切り替えた
後、ガス焚きによる運転を行うが、燃料を油に切り替え
た後、燃料油が残留したまま、ガス燃料が燃焼し、高温
状態におかれるので、この残留油がコーキング(Cokin
g)してしまい、ノズルが閉塞されてしまう。このた
め、ガス焚きへの燃料切替後、ノズルに残留した油を適
切な方法でパージする(押し出す)必要がある。
【0003】ここで、図11は、ガスタービン燃焼器の
正面図である。図11に示すように、燃焼器150の中
心にはパイロットノズル140が配置され、パイロット
ノズル140の周囲には、8本のメインノズル130が
配置され、それぞれ油燃料とガス燃料とを切り替えて燃
焼させることができる。メインノズル130のうち、図
中斜線を付したノズルがメインAノズルであり、斜線の
ないものがメインBノズルであり、それぞれは、交互に
配置されている。このように燃焼ノズルは、メインA系
統とメインB系統とパイロット系統との3系統からな
り、それぞれ別系統で燃料が供給される。
【0004】図12は、メインノズル130の先端部分
を示す断面図である。先端133は、油溜まり138を
有し、油溜まり138が形成される壁周囲には、複数の
噴射口137が傾斜して設けられる。噴射口137は、
油溜まり138に連通し、油燃料134が噴射される。
【0005】なお、上述したガスタービン燃焼器のデュ
アル方式の燃焼ノズルには、パイロットノズル140を
中心に有し、パイロットノズル140は、周囲が8本の
メインノズル130によって囲まれ、周囲が高温となっ
ているため、残留した油は、メインノズル130に比
べ、コーキングが比較的起こりにくく、メインノズル1
30の方に、油のコーキングによる詰まりが生じやす
い。このためにガス焚きへの燃料切替後、残留した油を
パージする必要がある。
【0006】図13は、従来のガスタービンの油燃料系
統とパージの方法を示す図である。図13において、ガ
スタービン160には、燃焼器150が周囲に複数個
(20個)配設されている。各燃焼器150は、図11
に示すように、中心にパイロットノズル140、周囲に
メインAノズル130、メインBノズル130が交互に
8個配置される。図13において、パイロット系統、メ
インA系統、メインB系統では、それぞれ別の油燃料系
統から油燃料が供給される。
【0007】パイロットノズル(P)においては、パイ
ロット系統120から、メインノズル(A)において
は、メインA系統から、メインノズル(B)において
は、メインB系統から、それぞれ20個の燃焼器150
に油燃料が供給される。また、メインA系統121で
は、分配機123によって各燃焼器150に均等にそれ
ぞれ燃料を供給し、また、メインB系統では、ヘッダ1
24によってそれぞれ各燃焼器に供給される。
【0008】上述した燃料供給系統において、コンプレ
ッサで圧縮された空気を溜める空気供給器129を設
け、空気供給器129から、配管125Pおよび制御弁
26、配管125Aおよび制御弁127、配管125B
および制御弁128を接続し、これらをパイロット系統
120、メインA系統121、メインB系統122にそ
れぞれ接続している。
【0009】このような系統において、燃料をガス焚き
に切り替えた直後、弁126,127,128を開き、
空気供給器129から加圧した空気を、それぞれパイロ
ット系統120、メインA系統121、メインB系統1
22に所定期間送り込み、ノズルへの配管系統内に残留
する油を燃焼器150に押し出し、配管およびノズル内
に残留している油を排出する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のガスタービン燃焼器における油パージを行う場合、
加圧空気を供給する供給側とこの加圧空気が供給される
ノズル側とを隔離するために、供給側の第1の弁とノズ
ル側の第2の弁とをそれぞれ別個に設け、この第1およ
び第2の弁間の配管上に大気に開放するための第3の弁
をさらに設ける弁系が用いられるが、これらの弁開閉が
適切に行われない場合には、加圧空気が大気に逃げて加
圧空気源側の負荷が大きくなり、あるいは燃焼が行われ
ている場合、ノズル側の温度が高く、第3の弁近傍は温
度が低いので、油が逆流する場合が生じ、安全性が低下
するという問題点があった。
【0011】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
加圧流体源から出力される加圧流体の流入側の開閉を行
う第1の弁と、該第1の弁を介して入力された前記加圧
流体の出力側の開閉を行う第2の弁と、前記第1の弁と
前記第2の弁との間に設けられ大気圧との間の開閉を行
う第3の弁とを有した弁系における各弁の弁開閉制御シ
ーケンスを確実かつ安全に行うことができ、しかも簡易
な構成によって実現することができる弁制御装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる弁制御装置は、加圧流体源から出
力される加圧流体の流入側の開閉を行う第1の弁と、該
第1の弁を介して入力された前記加圧流体の出力側の開
閉を行う第2の弁と、前記第1の弁と前記第2の弁との
間に設けられ大気圧との間の開閉を行う第3の弁とを有
した弁系を制御する弁制御装置において、前記加圧流体
の流出開始から流出停止までの間をオン状態とする供給
指令信号の立ち下がりを少なくとも前記各弁の開閉にか
かる所定時間の2倍分遅延した第1の遅延信号を生成し
て前記第3の弁に送出し、該第1の遅延信号の立ち上が
りによって該第3の弁を閉にし、該第1の遅延信号の立
ち下がりによって該第3の弁を開にさせる第1の信号生
成回路と、前記供給指令信号の立ち上がりを少なくとも
前記所定時間分遅延し、さらに該遅延した供給指令信号
の立ち下がりを前記所定時間分遅延した第2の遅延信号
を生成して前記第1の弁に送出し、該第2の遅延信号の
立ち上がりによって該第1の弁を開にし、該第2の遅延
信号の立ち下がりによって該第1の弁を閉にさせる第2
の信号生成回路と、前記第2の信号生成回路によって所
定時間分遅延された供給指令信号の立ち上がりを前記所
定時間分遅延した第3の遅延信号を生成して前記第2の
弁に送出し、該第3の遅延信号の立ち上がりによって該
第2の弁を開にし、該第3の遅延信号の立ち下がりによ
って該第2の弁を閉にさせる第3の信号生成回路と、を
備えたことを特徴とする。
【0013】この発明によれば、第1の信号生成回路
が、加圧流体の流出開始から流出停止までの間をオン状
態とする供給指令信号の立ち下がりを少なくとも弁系の
各弁の開閉にかかる所定時間の2倍分遅延した第1の遅
延信号を生成して第3の弁に送出し、該第1の遅延信号
の立ち上がりによって該第3の弁を閉にし、該第1の遅
延信号の立ち下がりによって該第3の弁を開にさせ、第
2の信号生成回路が、前記供給指令信号の立ち上がりを
少なくとも前記所定時間分遅延し、さらに該遅延した供
給指令信号の立ち下がりを前記所定時間分遅延した第2
の遅延信号を生成して前記第1の弁に送出し、該第2の
遅延信号の立ち上がりによって該第1の弁を開にし、該
第2の遅延信号の立ち下がりによって該第1の弁を閉に
させ、第3の信号生成回路が、前記第2の信号生成回路
によって所定時間分遅延された供給指令信号の立ち上が
りを前記所定時間分遅延した第3の遅延信号を生成して
前記第2の弁に送出し、該第3の遅延信号の立ち上がり
によって該第2の弁を開にし、該第3の遅延信号の立ち
下がりによって該第2の弁を閉にさせるようにし、第1
の弁と第3の弁とは逆動作、すなわち第1の弁が開のと
き第3の弁は閉で、第1の弁が閉のとき第3の弁は開で
あることと、第1の弁7および第2の弁を開にすると
き、第3の弁は閉であることと、第1の弁または第3の
弁を開閉するとき、第2の弁は閉であることを満足する
ロジックを有した弁開閉制御を行なわせる。
【0014】また、請求項2にかかる弁制御装置は、加
圧流体源から出力される加圧流体の流入側の開閉を行う
第1の弁と、該第1の弁を介して入力された前記加圧流
体の出力側の開閉を行う第2の弁と、前記第1の弁と前
記第2の弁との間に設けられ大気圧との間の開閉を行う
第3の弁とを有した弁系を制御する弁制御装置におい
て、前記第1の弁の全開および全閉を検出し、全閉時を
オンとする第1の信号を出力する第1の検出手段と、前
記第2の弁の全開および全閉を検出し、全閉時をオンと
する第2の信号を出力する第2の検出手段と、前記第3
の弁の全開および全閉を検出し、全閉時をオンとする第
3の信号を出力する第3の検出手段と、前記加圧流体の
流出開始から流出停止までの間をオン状態とする供給指
令信号をもとに該供給指令信号の立ち上がり時から前記
第2の弁が全開するまでの予め設定された所定時間分オ
ン状態とするパルス信号を生成するパルス信号生成回
路、該パルス信号と前記第2の信号との論理積をとる第
1のアンド回路、および前記第1のアンド回路の出力信
号と前記第1の信号の反転信号との論理和をとった論理
積信号を前記第3の弁に送出するオア回路を有し、該オ
ア回路が出力する論理積信号の立ち上がりによって前記
第3の弁を閉にし、該論理積信号の立ち下がりによって
該第3の弁を開にさせる第1の信号生成回路と、前記供
給指令信号と前記第3の信号との論理積をとる第2のア
ンド回路および該第2のアンド回路の出力信号の立ち下
がりを少なくとも前記各弁の開閉にかかる所定時間分遅
延した第1の遅延信号を生成して前記第1の弁に送出す
る第1の遅延回路を有し、該第1の遅延信号の立ち上が
りによって前記第1の弁を開にし、該第1の遅延信号の
立ち下がりによって前記第1の弁を閉にさせる第2の信
号生成回路と、前記第2のアンド回路の出力信号の立ち
上がりを少なくとも前記所定時間分遅延した第2の遅延
信号を生成して前記第2の弁に送出する第2の遅延回路
を有し、該第2の遅延信号の立ち上がりによって前記第
2の弁を開にし、該第2の遅延信号の立ち下がりによっ
て前記第2の弁を閉にさせる第3の信号生成回路と、を
備えたことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、第1の信号生成回路の
パルス信号生成回路が、加圧流体の流出開始から流出停
止までの間をオン状態とする供給指令信号の立ち上がり
時から第2の弁が全開するまでの予め設定された所定時
間分オン状態とするパルス信号を生成し、第1のアンド
回路がこのパルス信号と第2の弁の全閉時をオンとする
第2の信号と論理積をとり、論理積信号としてオア回路
に出力し、オア回路がこの論理積信号と第1の弁の全閉
時をオンとする第1の信号との論理和をとり、この論理
和信号の立ち上がりの立ち上がりによって第3の弁を閉
にし、該論理積信号の立ち下がりによって該第3の弁を
開にさせる。また、第2の信号生成回路の第2のアンド
回路が前記供給指令と第3の弁の全閉時をオンとする第
3の信号との論理積をとり、第1の遅延回路がこの論理
積信号の立ち下がりを少なくとも各弁の開閉にかかる所
定時間分遅延した第1の遅延信号を生成して第1の弁に
送出し、この第1の遅延信号の立ち上がりによって第1
の弁を開にし、この第1の遅延信号の立ち下がりによっ
て第1の弁を閉にさせる。さらに、第3の信号生成回路
の第2の遅延回路が、前記第2のアンド回路の論理積信
号の立ち上がりを少なくとも前記所定時間分遅延した第
2の遅延信号を生成して第2の弁に送出し、この第2の
遅延信号の立ち上がりによって第2の弁を開にし、この
第2の遅延信号の立ち下がりによって第2の弁を閉にさ
せるようにし、第1の弁と第3の弁とは逆動作、すなわ
ち第1の弁が開のとき第3の弁は閉で、第1の弁が閉の
とき第3の弁は開であることと、第1の弁7および第2
の弁を開にするとき、第3の弁は閉であることと、第1
の弁または第3の弁を開閉するとき、第2の弁は閉であ
ることを満足するロジックを有した弁開閉制御を各弁の
開閉状態をフィードバックして確実に行うようにしてい
る。
【0016】また、請求項3にかかる弁制御装置は、加
圧流体源から出力される加圧流体の流入側の開閉を行う
第1の弁と、該第1の弁を介して入力された前記加圧流
体の出力側の開閉を行う第2の弁と、前記第1の弁と前
記第2の弁との間に設けられ大気圧との間の開閉を行う
第3の弁とを有した弁系を制御する弁制御装置におい
て、前記第1の弁の全開および全閉を検出し、全閉時を
オンとする第1の信号を出力する第1の検出手段と、前
記第2の弁の全開および全閉を検出し、全閉時をオンと
する第2の信号を出力する第2の検出手段と、前記第3
の弁の全開および全閉を検出し、全閉時をオンとする第
3の信号を出力する第3の検出手段と、前記加圧流体の
流出開始から流出停止までの間をオン状態とする供給指
令信号と前記第2の信号との論理積をとった第1の論理
積信号を生成する第1のアンド回路、前記供給指令信号
の反転信号と前記第1の信号との論理積をとった第2の
論理積信号を生成する第2のアンド回路、および前記第
1の論理積信号をS入力とし、前記第2の論理積信号を
R入力とし、Q出力を前記第3の弁に送出する第1のフ
リップフロップ回路を有し、Q出力の立ち上がりによっ
て前記第3の弁を閉にし、該Q出力の立ち下がりによっ
て該第3の弁を開にさせる第1の信号生成回路と、前記
供給指令信号と前記第3の信号との論理積をとった第3
の論理積信号を生成する第3のアンド回路、前記第3の
論理積信号と前記第2の信号との論理積をとった第4の
論理積信号を生成する第4のアンド回路、前記供給指令
信号の反転信号と前記第2の信号との論理積をとった第
5の論理積信号を生成する第5のアンド回路、および前
記第4の論理積信号をS入力とし、前記第5の論理積信
号をR入力とし、Q出力を前記第1の弁に送出する第2
のフリップフロップ回路を有し、Q出力の立ち上がりに
よって前記第1の弁を開にし、該Q出力の立ち下がりに
よって該第1の弁を閉にさせる第2の信号生成回路と、
前記第3の論理積信号の立ち上がりを少なくとも前記各
弁の開閉にかかる所定時間分遅延した遅延信号を生成し
て前記第2の弁に送出する遅延回路を有し、該遅延信号
の立ち上がりによって前記第2の弁を開にし、該遅延信
号の立ち下がりによって前記第2の弁を閉にさせる第3
の信号生成回路と、を備えたことを特徴とする。
【0017】この発明によれば、第1の信号生成回路の
第1のフリップフロップ回路のS入力には、第1のアン
ド回路によって加圧流体の流出開始から流出停止までの
間をオン状態とする供給指令信号と第2の弁の全閉時を
オンとする第2の信号との論理積をとった第1の論理積
信号を入力し、R入力には、第2のアンド回路によって
前記供給指令信号の反転信号と第1の弁の全閉時をオン
とする第1の信号との論理積をとった第2の論理積信号
を入力し、第1のフリップフロップ回路は、Q出力を第
3の弁に送出し、Q出力の立ち上がりによって第3の弁
を閉にし、Q出力の立ち下がりによって第3の弁を開に
させる。また、第2の信号生成回路の第2のフリップフ
ロップ回路のS入力には、第4のアンド回路によって、
前記供給指令信号と第3の弁の全閉時をオンとする第3
の信号との論理積をとった第3の論理積信号を生成する
第3のアンド回路の第3の論理積信号と第2の弁の全閉
時をオンとする第2の信号との論理積をとった第4の論
理積信号を入力し、R入力には、第5のアンド回路によ
って前記供給指令信号の反転信号と第2の弁の全閉時を
オンとする第2の信号との論理積をとった第5の論理積
信号を入力し、第2のフリップフロップ回路は、Q出力
を第1の弁に送出し、Q出力の立ち上がりによって第1
の弁を開にし、Q出力の立ち下がりによって第1の弁を
閉にさせる。さらに、第3の信号生成回路の遅延回路
が、前記第3の論理積信号の立ち上がりを少なくとも各
弁の開閉にかかる所定時間分遅延した遅延信号を生成し
て第2の弁に送出し、この遅延信号の立ち上がりによっ
て第2の弁を開にし、この遅延信号の立ち下がりによっ
て第2の弁を閉にさせるようにし、第1の弁と第3の弁
とは逆動作、すなわち第1の弁が開のとき第3の弁は閉
で、第1の弁が閉のとき第3の弁は開であることと、第
1の弁7および第2の弁を開にするとき、第3の弁は閉
であることと、第1の弁または第3の弁を開閉すると
き、第2の弁は閉であることを満足するロジックを有し
た弁開閉制御を各弁の開閉状態をフィードバックして確
実に行うようにしている。
【0018】また、請求項4にかかる弁制御装置は、上
記の発明において、前記第1の検出手段は、さらに全開
時をオンとする第4の信号を出力し、前記第3の信号生
成回路は、前記第3の論理信号と前記第4の信号との論
理積をとった第6の論理積信号を生成する第6のアンド
回路を有し、該第6の論理積信号の立ち上がりによって
前記第2の弁を開にし、該第6の論理積信号の立ち下が
りによって該第2の弁を閉にさせることを特徴とする。
【0019】この発明によれば、遅延回路に代わり、第
6のアンド回路が第3の論理信号と第の弁の全開時をオ
ンとする第4の信号との論理積をとった第6の論理積信
号を第2の弁に送出し、この第6の論理積信号の立ち上
がりによって第2の弁を開にし、この第6の論理積信号
の立ち下がりによって第2の弁を閉にさせるようにし、
第1の弁と第3の弁とは逆動作、すなわち第1の弁が開
のとき第3の弁は閉で、第1の弁が閉のとき第3の弁は
開であることと、第1の弁7および第2の弁を開にする
とき、第3の弁は閉であることと、第1の弁または第3
の弁を開閉するとき、第2の弁は閉であることを満足す
るロジックを有した弁開閉制御を各弁の開閉状態をフィ
ードバックして確実に行うようにしている。
【0020】また、請求項5にかかる弁制御装置は、加
圧流体源から出力される加圧流体の流入側の開閉を行う
第1の弁と、該第1の弁を介して入力された前記加圧流
体の出力側の開閉を行う第2の弁と、前記第1の弁と前
記第2の弁との間に設けられ大気圧との間の開閉を行う
第3の弁とを有した弁系を制御する弁制御装置におい
て、前記第1の弁の全開および全閉を検出し、全閉時を
オンとする第1の信号と全開時をオンとする第2の信号
を出力する第1の検出手段と、前記第2の弁の全開およ
び全閉を検出し、全開時をオンとする第3の信号を出力
する第2の検出手段と、前記第3の弁の全開および全閉
を検出し、全閉時をオンとする第4の信号を出力する第
3の検出手段と、前記加圧流体の流出開始から流出停止
までの間をオン状態とする供給指令信号と前記第1の信
号の反転信号と前記第3の信号の反転信号との論理和を
とった第1の論理和信号を生成して前記第3の弁に送出
する第1のオア回路を有し、該第1の論理和信号の立ち
上がりによって前記第3の弁を閉にし、該第1の論理和
信号によって前記第3の弁を開にさせる第1の信号生成
回路と、前記供給指令信号と前記第4の信号との論理積
をとった第1の論理積信号を生成する第1のアンド回路
および該第1の論理積信号と前記第3の信号の反転信号
との論理和をとった第2の論理和信号を生成して前記第
1の弁に送出する第2のオア回路とを有し、該第2の論
理和信号の立ち上がりによって前記第1の弁を開にし、
該第2の論理和信号の立ち下がりによって前記第1の弁
を閉にさせる第2の信号生成回路と、前記供給指令信号
と前記第2の信号と前記第4の信号との論理積をとった
第2の論理積信号を生成して前記第2の弁に送出する第
2のアンド回路を有し、該第2の論理積信号の立ち上が
りによって前記第2の弁を開にし、該第2の論理積信号
の立ち下がりによって前記第2の弁を閉にさせる第3の
信号生成回路と、を備えたことを特徴とする。
【0021】この発明によれば、第1の信号生成回路の
第1のオア回路が、加圧流体の流出開始から流出停止ま
での間をオン状態とする供給指令信号と、第1の弁の全
閉時をオンとする第1の信号の反転信号と、第2の弁の
全開時をオンとする第3の信号の反転信号との論理和を
とった第1の論理和信号を生成して第3の弁に送出し、
この第1の論理和信号の立ち上がりによって第3の弁を
閉にし、この第1の論理和信号によって第3の弁を開に
させる。また、第2の信号生成回路の第2のオア回路
が、第1のアンド回路によって前記供給指令信号と第3
の弁の全閉時をオンとする第4の信号との論理積をとっ
た第1の論理積信号と、第2の弁の全開時をオンとする
第3の信号の反転信号との論理和をとった第2の論理和
信号を生成して第1の弁に送出し、この第2の論理和信
号の立ち上がりによって第1の弁を開にし、この第2の
論理和信号の立ち下がりによって第1の弁を閉にさせ
る。さらに、第3の信号生成回路の第2のアンド回路
が、前記供給指令信号と第1の弁の全開時をオンとする
第2の信号と第3の弁の全閉時をオンとする第4の信号
との論理積をとった第2の論理積信号を生成して第2の
弁に送出し、この第2の論理積信号の立ち上がりによっ
て第2の弁を開にし、この第2の論理積信号の立ち下が
りによって第2の弁を閉にさせるようにし、第1の弁と
第3の弁とは逆動作、すなわち第1の弁が開のとき第3
の弁は閉で、第1の弁が閉のとき第3の弁は開であるこ
とと、第1の弁7および第2の弁を開にするとき、第3
の弁は閉であることと、第1の弁または第3の弁を開閉
するとき、第2の弁は閉であることを満足するロジック
を有した弁開閉制御を各弁の開閉状態をフィードバック
して確実に行うようにしている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明に弁制御装置の好適な実施の形態を詳細に説明す
る。なお、この実施の形態によりこの発明が限定される
ものではない。
【0023】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態1である弁制御装置をガスタービンの燃焼ノズル
に適用した場合の構成を示す図である。この弁制御装置
は、隔離用ベント弁系5,5aと、これを制御する弁ロ
ジック回路10,10aとによって構成される。燃焼ノ
ズル群3Aは、図12で示したデュアル方式のガスター
ビン燃焼器150における複数のノズルに対応する。
【0024】したがって、油燃料供給系1Aとガス燃料
供給系2Aとによる燃焼ノズル群3Aへの燃料供給は切
替によって行われる。たとえば、ガスタービン起動当
初、油燃料供給系1Aによる燃焼ノズル群3Aへの油燃
料が供給された後、ガス燃料供給系2Aによるガス燃料
に切り替えられ、ガス燃料供給系2Aによる燃焼ノズル
群3Aへのガス燃料供給が行われる。
【0025】油燃料供給系1Aおよびガス燃料供給系2
Aは、それぞれ隔離用ベント弁系5,5aおよび弁ロジ
ック回路10,10aを有し、燃料供給時以外のとき
に、空気供給器4,4aから供給される加圧空気を対応
する燃焼ノズルに供給する。特に、燃料系の切替を行う
場合には、パルス状の加圧空気によるパージを行い、そ
の後連続的に加圧空気を加えるスイープを行う。パージ
は、たとえば油燃料供給系1Aによる油燃料供給からガ
ス燃料供給系2Aによるガス燃料供給に切り替えた際
に、燃焼ノズルに残留した油を押し出し、コーキングを
防止する。また、スイープは、連続的な加圧空気の供給
によって燃料の逆流を防止する。
【0026】油燃料供給器1およびガス燃料供給器1a
から供給される油燃料およびガス燃料は、配管C1,C
1a、弁2,2aおよび配管C2,C2aを順次介して
燃焼ノズル群3Aに供給される。これら油燃料およびガ
ス燃料の供給制御は、弁2,2aの開閉制御によって行
われる。
【0027】隔離用ベント弁系5,5aは、空気供給器
4,4aから配管C3,C3aを介して供給される加圧
空気の流入の開閉を行うA弁7,7aと、燃焼ノズル群
3Aに接続される配管C2,C2aと配管C4,C4a
との間の開閉を行って加圧空気の供給を行うC弁9,9
aと、配管C4,C4aを介してA弁7,7aおよびC
弁9,9aの間に接続され、大気との間の開閉を行うB
弁8,8aとを有する。
【0028】隔離用ベント弁系5,5a内のA弁7,7
a、B弁8,8aおよびC弁9,9aに対する弁制御
は、空気供給指令S0,S0aをもとに弁ロジック回路
10,10aが生成する信号S1〜S3,S1a〜S3
aによって制御される。以下、油燃料供給系1Aにおけ
る空気供給器4、隔離用ベント弁系5および弁ロジック
回路10は、ガス燃料供給系2Aにおける空気供給4
a、隔離用ベント弁系5aおよび弁ロジック回路10a
と同じ構成であるため、油燃料供給系1Aについて説明
する。
【0029】隔離用ベント弁系5内のA弁7、B弁8お
よびC弁9は、つぎに示す関係をもつことが要求され
る。すなわち、(1)A弁7とB弁8とは逆動作、すな
わちA弁7が開のときB弁8は閉で、A弁7が閉のとき
B弁8は開であること、(2)A弁7およびC弁9を開
にするとき、B弁8は閉であること、(3)A弁7また
はB弁8を開閉するとき、C弁9は閉であること、が要
求される。これによって、空気供給器4側と燃焼ノズル
群3A側とが確実かつ安全に隔離される。
【0030】このような関係を満足させつつ、空気供給
器4からの加圧空気を燃焼ノズル群3A側に供給させる
弁制御を行うのが弁ロジック回路10である。弁ロジッ
ク回路10は、図示しない制御装置から入力される空気
供給指令S0のパルスの立ち下がりを遅延させるオフデ
ィレイタイマ14を有し、オフディレイタイマ14から
出力される信号S1をB弁8に送出する。
【0031】また、弁ロジック回路10は、空気供給指
令S0のパルスの立ち上がりを遅延させるオンディレイ
タイマ11およりオンディレイタイマ11によって遅延
されたパルスの立ち下がりを遅延させるオフディレイタ
イマ13を有し、オフディレイタイマ13から出力され
る信号S2をA弁7に送出する。
【0032】さらに、弁ロジック回路10は、オンディ
レイタイマ11によって遅延されたパルスの立ち上がり
をさらに遅延するオンディレイタイマ12を有し、オン
ディレイタイマ12から出力される信号S3をC弁9に
送出する。
【0033】ここで、図2に示すタイミングチャートを
参照して弁ロジック回路10による隔離用ベント弁系5
の弁制御動作について説明する。空気供給指令S0は、
パルスの立ち上がりによって空気供給開始を指示し、パ
ルスの立ち下がりによって空気供給停止を指示する。空
気供給指令S0がオフディレイタイマ14に入力される
と、空気供給指令S0の立ち下がりが所定時間Tの2倍
の時間分遅延される。
【0034】この所定時間Tは、A弁7、B弁8および
C弁9の各弁の開閉動作にかかる時間であり、少なくと
も開閉動作にかかる時間を超える時間であることが必要
である。オフディレイタイマ14によって立ち下がりが
遅延された信号S1は、その立ち上がりのタイミングt
11によってB弁8を閉にし、その立ち下がりのタイミ
ングt16によってB弁8を開にさせる。
【0035】オンディレイタイマ11によって空気供給
指令S0の立ち上がりが遅延されたパルスは、オフディ
レイタイマ13によって立ち下がりが遅延され、信号S
2を生成する。信号S2は、その立ち上がりのタイミン
グt22によってA弁7を開にし、その立ち下がりのタ
イミングt25によってA弁7を閉にさせる。
【0036】また、オンディレイタイマ11によって空
気供給指令S0の立ち上がりが遅延されたパルスは、さ
らにオンディレイタイマ12によって立ち上がりが遅延
され、信号S3を生成する。信号S3は、その立ち上が
りのタイミングt13によってC弁9を開にし、その立
ち下がりのタイミングt24によってC弁9を閉にさせ
る。
【0037】したがって、加圧空気の供給開始時では、
まずB弁8が全開状態から閉状態に移行し、全閉状態に
移行が完了した後にA弁7が全閉状態から開状態に移行
し、さらにA弁7が全開状態に移行した後にC弁9が全
閉状態から閉状態に移行し、加圧空気が燃焼ノズル群3
A側に供給され、加圧空気の供給停止時では、まずC弁
9が全開状態から閉状態に移行し、このC弁9が全閉状
態に移行した後にA弁7が全開状態から閉状態に移行
し、A弁7が全閉状態に移行した後にB弁8が全閉状態
から開状態に移行し、加圧空気の供給が停止される。
【0038】なお、単に開状態という場合には、移行状
態を含み、全開状態という場合は、移行状態を過ぎて完
全に弁が開いて状態をいう。同様に、単に閉状態という
場合には、移行状態を含み、全閉状態という場合は、移
行状態を過ぎて完全に弁が閉じた状態をいう(以下、同
様である)。これによって、上述した隔離用ベント弁系
5の弁制御に要求される要件1)〜3)を満足させつ
つ、加圧流体の供給およびその停止を行うことができ、
加圧空気の大気への流出あるいは燃焼ノズル群3A側か
らの逆流等を防止できる。
【0039】この実施の形態1によれば、弁ロジック回
路10によって要件1)〜3)を満足させた各弁7〜9
の弁開閉シーケンスを行うようにしているので、加圧流
体の供給およびその停止を安全に行うことができる。
【0040】(実施の形態2)つぎに、この発明の実施
の形態2について説明する。上述した実施の形態1で
は、隔離用ベント弁系5の弁制御を弁ロジック回路10
によってフィードフォワード的に行っていたが、この実
施の形態2では、各弁7〜9の開閉状態をフィードバッ
クし、隔離用ベント弁系5の弁制御を行うようにしてい
る。
【0041】図3は、この発明の実施の形態2である弁
制御装置の構成を示す図である。図3に示した弁制御装
置は、図1に示した弁制御装置における油燃料供給系1
Aに相当するものである。図3に示した弁制御装置は、
図1に示した弁ロジック回路10に対応する弁インター
ロックロジック回路20の構成と、隔離用ベント弁5内
の各弁7〜9がそれぞれリミットスイッチを有し、この
リミットスイッチの検出結果を弁インターロックロジッ
ク回路20に送出する構成とが異なるのみで、その他の
構成は、図1に示した弁制御装置の構成と同一であり、
同一構成部分には同一符号を付している。
【0042】A弁7は、弁の全開および全閉を検出する
リミットスイッチを有し、全閉時をオンとする信号S1
5を検出部7dから弁インターロックロジック回路20
に送出する。B弁8は、弁の全開および全閉を検出する
リミットスイッチを有し、全閉時をオンとする信号S1
6を検出部8dから弁インターロックロジック回路20
に送出する。C弁9は、弁の全開および全閉を検出する
リミットスイッチを有し、全閉時をオンとする信号S1
4を検出部9dから弁インターロックロジック回路20
に送出する。
【0043】ここで、図4に示すタイミングチャートを
も参照して、弁インターロックロジック回路20の構成
および動作について説明する。弁インターロックロジッ
ク回路20は、パルス生成器21を有し、パルス生成器
21は、空気供給指令S0をもとに、空気供給指令S0
の立ち上がり、すなわち加圧流体供給開始の弁制御開始
から弁制御完了までの間を指示するパルスである信号S
17を生成する。
【0044】アンド回路22は、パルス生成器21から
出力される信号S17と、C弁9の全閉をオンとする信
号S14との論理積をとり、その結果である信号S18
をオア回路24に出力する。インバータ23は、A弁7
の全閉をオンとする信号S15を反転し、この反転した
信号S19をオア回路24に出力する。オア回路24
は、信号S18と信号S19との論理和をとり、この結
果である信号S11をB弁8に出力する。この信号S1
1は、その立ち上がりのタイミングt21によってB弁
8を閉にし、その立ち下がりのタイミングt26によっ
てB弁8を開にさせる。
【0045】一方、アンド回路25は、空気供給指令S
0とB弁8の全閉をオンとする信号S16との論理積を
とり、その結果である信号S20を生成する。オフディ
レイタイマ28は、アンド回路25から出力された信号
S20の立ち下がりを所定時間T分遅延させた信号S1
2をA弁7に送出する。信号S12は、その立ち上がり
のタイミングt22でA弁7を開にし、その立ち下がり
のタイミングt25でA弁7を閉にさせる。
【0046】また、オンディレイタイマ26は、アンド
回路25から出力された信号S20の立ち上がりを所定
時間T分遅延させた信号S13をC弁9に送出する。信
号S13は、その立ち上がりのタイミングt23でC弁
9を開にし、その立ち下がりのタイミングt24でC弁
9を閉にさせる。
【0047】したがって、加圧空気の供給開始時では、
まずB弁8が全開状態から閉状態に移行し、この移行が
完了して全閉状態になった後にA弁7が全閉状態から開
状態に移行し、さらにA弁7が全開状態に移行した後に
C弁9が全閉状態から開状態に移行し、加圧空気が燃焼
ノズル群3A側に供給され、加圧空気の供給停止時で
は、まずC弁9が全開状態から閉状態に移行し、このC
弁9が全閉状態に移行した後にA弁7が全開状態から閉
状態に移行し、A弁7が全閉状態に移行した後にB弁8
が全閉状態から開状態に移行し、加圧空気の供給が停止
される。
【0048】しかも、弁インターロックロジック回路2
0は、各弁7〜9の開閉状態をフィードバックして弁制
御しているので、確実に上述した隔離用ベント弁系5の
弁制御に要求される要件1)〜3)を満足させつつ、加
圧流体の供給およびその停止を行うことができ、加圧空
気の大気への流出あるいは燃焼ノズル群3A側からの逆
流等を防止できる。
【0049】この実施の形態2によれば、弁インターロ
ックロジック回路20は、各弁7〜9の開閉状態をフィ
ードバックして要件1)〜3)を満足させた弁開閉シー
ケンスを行うようにしているので、加圧流体の供給およ
びその停止を安全かつ確実に行うことができる。
【0050】(実施の形態3)つぎに、この発明の実施
の形態3について説明する。上述した実施の形態2で
は、弁インターロックロジック回路としてパルス発生器
21、オンディレイタイマ26、オフディレイタイマ2
8等を用いて弁制御のロジックを構成していたが、この
実施の形態3では、一つのオンディレイタイマを用いて
弁制御のロジックを構成するようにしている。
【0051】図5は、この発明の実施の形態3である弁
制御装置の構成を示す図である。図5に示した弁制御装
置は、図3に示した弁制御装置における弁インターロッ
クロジック回路20に対応する弁インターロックロジッ
ク回路30の構成が異なるのみでその他の構成は同じで
あり、同一構成部分には同一符号を付している。
【0052】なお、実施の形態2と同様に、A弁7は、
弁の全開および全閉を検出するリミットスイッチを有
し、全閉時をオンとする信号S25を検出部7dから弁
インターロックロジック回路30に送出する。B弁8
は、弁の全開および全閉を検出するリミットスイッチを
有し、全閉時をオンとする信号S26を検出部8dから
弁インターロックロジック回路30に送出する。C弁9
は、弁の全開および全閉を検出するリミットスイッチを
有し、全閉時をオンとする信号S24を検出部9dから
弁インターロックロジック回路30に送出する。
【0053】ここで、図6に示すタイミングチャートを
も参照して、弁インターロックロジック回路30の構成
および動作について説明する。弁インターロックロジッ
ク回路30のアンド回路31は、空気供給指令S0と、
C弁9の全閉時をオン状態とする信号S24との論理積
をとり、その結果を信号S31としてフリップフロップ
回路34のS端子に入力する。一方、アンド回路33
は、空気供給指令S0をインバータ32によって反転し
た信号S32と、A弁7を全閉時をオン状態とする信号
S25との論理積をとり、その結果を信号S33として
フリップフロップ回路34のR端子に入力する。
【0054】フリップフロップ回路34は、S端子また
はR端子に入力された状態を保持するため、信号S31
の立ち上がりから信号S33の立ち上がりまでの間をオ
ン状態とする信号S21を生成してB弁8に送出する。
信号S21は、その立ち上がりのタイミングt31でB
弁8を閉にし、その立ち下がりのタイミングt36でB
弁8を開にさせる。
【0055】一方、アンド回路35は、空気供給指令S
0と、B弁8の全開時をオン状態とする信号S26との
論理積をとり、その結果を信号S34として出力する。
アンド回路36は、アンド回路35から出力された信号
S34と、C弁9の全閉時をオン状態とする信号S24
との論理積をとり、その結果を信号S35としてフリッ
プフロップ回路34のS端子に入力する。一方、アンド
回路38は、空気供給指令S0をインバータ37によっ
て反転した信号S36と、C弁9の全閉時をオンとする
信号S24との論理積をとり、その結果を信号S37と
してフリップフロップ回路39のR端子に入力する。
【0056】フリップフロップ回路39は、S端子また
はR端子に入力された状態を保持するため、信号S35
の立ち上がりから信号S37の立ち上がりまでの間をオ
ン状態とする信号S22を生成してA弁7に送出する。
信号S22は、その立ち上がりのタイミングt32でA
弁7を開にし、その立ち下がりのタイミングt35でA
弁7を閉にさせる。
【0057】また、オンディレイタイマ40は、アンド
回路35から出力された信号S34を所定時間T分遅延
した信号S23をC弁9に送出する。信号S23は、そ
の立ち上がりのタイミングt33でC弁9を開にし、そ
の立ち下がりのタイミングt34でC弁9を閉にさせ
る。
【0058】したがって、加圧空気の供給開始時では、
まずB弁8が全開状態から閉状態に移行し、この移行が
完了して全閉状態になった後にA弁7が全閉状態から開
状態に移行し、さらにA弁7が全開状態に移行した後に
C弁9が全閉状態から開状態に移行し、加圧空気が燃焼
ノズル群3A側に供給され、加圧空気の供給停止時で
は、まずC弁9が全開状態から閉状態に移行し、このC
弁9が全閉状態に移行した後にA弁7が全開状態から閉
状態に移行し、A弁7が全閉状態に移行した後にB弁8
が全閉状態から開状態に移行し、加圧空気の供給が停止
される。
【0059】しかも、弁インターロックロジック回路3
0は、各弁7〜9の開閉状態をフィードバックして弁制
御しているので、確実に上述した隔離用ベント弁系5の
弁制御に要求される要件1)〜3)を満足させつつ、加
圧流体の供給およびその停止を行うことができ、加圧空
気の大気への流出あるいは燃焼ノズル群3A側からの逆
流等を防止できる。
【0060】この実施の形態3によれば、弁インターロ
ックロジック回路30は、一つのオンディレイタイマ4
0を除き、全て簡単な論理回路で形成することができる
とともに、各弁7〜9の開閉状態をフィードバックして
要件1)〜3)を満足させた弁開閉シーケンスを行うよ
うにしているので、加圧流体の供給およびその停止を安
全かつ確実に行うことができる。
【0061】(実施の形態4)つぎに、この発明の実施
の形態4について説明する。上述した実施の形態3で
は、一つのオンディレイタイマ40を用いた弁インター
ロックロジック回路30を形成するようにしていたが、
この実施の形態4では、弁インターロックロジック回路
の全てを単純な論理回路で行うようにしている。なお、
A弁7は、弁の全閉時をオンとする信号S25のみなら
ず、弁の全開時をオンとする信号S51を検出部7dか
ら弁インターロックロジック回路50に送出する。
【0062】図7は、この発明の実施の形態4である弁
制御装置の構成を示す図である。図7に示した弁制御装
置は、図5に示した弁制御装置における弁インターロッ
クロジック回路30に対応する弁インターロックロジッ
ク回路50の構成が異なるのみでその他の構成は同じで
あり、同一構成部分には同一符号を付している。弁イン
ターロックロジック回路50と弁インターロックロジッ
ク回路30との構成の違いは、オンディレイタイマ40
に代えてアンド回路51を用いた点である。
【0063】ここで、図8に示すタイミングチャートを
も参照して、弁インターロックロジック回路50の構成
および動作について説明する。なお、信号S21と信号
S22の生成は、実施の形態3と同じである。すなわ
ち、弁インターロックロジック回路50のアンド回路3
1は、空気供給指令S0と、C弁9の全閉時をオン状態
とする信号S24との論理積をとり、その結果を信号S
31としてフリップフロップ回路34のS端子に入力す
る。一方、アンド回路33は、空気供給指令S0をイン
バータ32によって反転した信号S32と、A弁7を全
閉時をオン状態とする信号S25との論理積をとり、そ
の結果を信号S33としてフリップフロップ回路34の
R端子に入力する。
【0064】フリップフロップ回路34は、S端子また
はR端子に入力された状態を保持するため、信号S31
の立ち上がりから信号S33の立ち上がりまでの間をオ
ン状態とする信号S21を生成してB弁8に送出する。
信号S21は、その立ち上がりのタイミングt31でB
弁8を閉にし、その立ち下がりのタイミングt36でB
弁8を開にさせる。
【0065】また、アンド回路35は、空気供給指令S
0と、B弁8の全開時をオン状態とする信号S26との
論理積をとり、その結果を信号S34として出力する。
アンド回路36は、アンド回路35から出力された信号
S34と、C弁9の全閉時をオン状態とする信号S24
との論理積をとり、その結果を信号S35としてフリッ
プフロップ回路34のS端子に入力する。一方、アンド
回路38は、空気供給指令S0をインバータ37によっ
て反転した信号S36と、C弁9の全閉時をオンとする
信号S24との論理積をとり、その結果を信号S37と
してフリップフロップ回路39のR端子に入力する。
【0066】フリップフロップ回路39は、S端子また
はR端子に入力された状態を保持するため、信号S35
の立ち上がりから信号S37の立ち上がりまでの間をオ
ン状態とする信号S22を生成してA弁7に送出する。
信号S22は、その立ち上がりのタイミングt32でA
弁7を開にし、その立ち下がりのタイミングt35でA
弁7を閉にさせる。
【0067】一方、実施の形態4の特徴であるアンド回
路51は、アンド回路35から出力された信号S34
と、A弁7の全開時をオン状態とする信号S51との論
理積をとり、その結果を信号S23としてC弁9に送出
する。信号S23は、その立ち上がりのタイミングt3
3でC弁9を開にし、その立ち下がりのタイミングt3
4でC弁9を閉にさせる。
【0068】したがって、加圧空気の供給開始時では、
まずB弁8が全開状態から閉状態に移行し、この移行が
完了して全閉状態になった後にA弁7が全閉状態から開
状態に移行し、さらにA弁7が全開状態に移行した後に
C弁9が全閉状態から開状態に移行し、加圧空気が燃焼
ノズル群3A側に供給され、加圧空気の供給停止時で
は、まずC弁9が全開状態から閉状態に移行し、このC
弁9が全閉状態に移行した後にA弁7が全開状態から閉
状態に移行し、A弁7が全閉状態に移行した後にB弁8
が全閉状態から開状態に移行し、加圧空気の供給が停止
される。
【0069】ここで、弁インターロックロジック回路5
0は、全て論理回路によって構成しているため、回路内
に時間的要素が含まれず、弁制御の信頼性を高めること
ができるとともに、各弁7〜9の開閉状態をフィードバ
ックして弁制御しているので、確実に隔離用ベント弁系
5の弁制御に要求される要件1)〜3)を満足させつ
つ、加圧流体の供給およびその停止を行うことができ、
加圧空気の大気への流出あるいは燃焼ノズル群3A側か
らの逆流等を防止できる。
【0070】なお、アンド回路51の出力側にオンディ
レイタイマを付加し、加圧空気供給開始時におけるC弁
9の開を遅延させて、一層安全な弁開閉制御を行うよう
にしてもよい。
【0071】この実施の形態4によれば、弁インターロ
ックロジック回路50は、全て簡単な論理回路で構成し
ているので構成が容易であるとともに時間的要素が加わ
らないため、信頼性の高い弁制御が可能である。また、
各弁7〜9の開閉状態をフィードバックして要件1)〜
3)を満足させた弁開閉シーケンスを行うようにしてい
るので、加圧流体の供給およびその停止を安全かつ確実
に行うことができる。
【0072】(実施の形態5)つぎに、この発明の実施
の形態5について説明する。上述した実施の形態4では
フリップフロップ回路34,39を用いた弁インターロ
ックロジック回路50を構成するようにしていたが、こ
の実施の形態5では、さらに簡単な基本的論理回路を用
いて弁インターロックロジック回路を構成するようにし
ている。
【0073】図9は、この発明の実施の形態5である弁
制御装置の構成を示す図である。図9に示した弁制御装
置は、図5に示した弁制御装置における弁インターロッ
クロジック回路50に対応する弁インターロックロジッ
ク回路60の構成が異なるのみでその他の構成は同じで
あり、同一構成部分には同一符号を付している。
【0074】ここで、図10に示すタイミングチャート
をも参照して、弁インターロックロジック回路60の構
成および動作について説明する。弁インターロックロジ
ック回路60のオア回路61は、空気供給指令S0と、
C弁9の全閉時をオン状態とする信号S64をインバー
タ62によって反転した信号S68と、A弁7の全閉時
をオン状態とする信号S65をインバータ63によって
反転した信号S69との論理和をとり、この結果を信号
S61としてB弁8に送出する。信号S61は、その立
ち上がりのタイミングt61でB弁8を閉にし、その立
ち下がりのタイミングt66でB弁8を開にさせる。
【0075】また、アンド回路64は、空気供給指令S
0と、B弁8の全開時をオン状態とする信号S66との
論理積をとり、その結果を信号S74として出力する。
オア回路66は、アンド回路64から出力された信号S
72と、C弁9の全閉時をオン状態とする信号S64を
インバータ65によって反転した信号S73との論理和
をとり、この結果を信号S62としてA弁7に送出す
る。信号S62は、その立ち上がりのタイミングt62
でA弁7を開にし、その立ち下がりのタイミングt65
でA弁7を閉にさせる。
【0076】また、アンド回路67は、空気供給指令S
0と、B弁8の全閉時をオン状態とする信号S66と、
A弁7の全開時をオン状態とする信号S67との論理積
をとり、この結果を信号S63としてC弁9に送出す
る。信号S63は、その立ち上がりのタイミングt63
でC弁9を開にし、その立ち下がりのタイミングt64
でC弁9を閉にさせる。
【0077】したがって、加圧空気の供給開始時では、
まずB弁8が全開状態から閉状態に移行し、この移行が
完了して全閉状態になった後にA弁7が全閉状態から開
状態に移行し、さらにA弁7が全開状態に移行した後に
C弁9が全閉状態から開状態に移行し、加圧空気が燃焼
ノズル群3A側に供給され、加圧空気の供給停止時で
は、まずC弁9が全開状態から閉状態に移行し、このC
弁9が全閉状態に移行した後にA弁7が全開状態から閉
状態に移行し、A弁7が全閉状態に移行した後にB弁8
が全閉状態から開状態に移行し、加圧空気の供給が停止
される。
【0078】ここで、弁インターロックロジック回路6
0は、全て論理回路によって構成しているため、回路内
に時間的要素が含まれず、弁制御の信頼性を高めること
ができるとともに、弁インターロックロジック回路50
に比して簡易な論理素子によって構成されているため、
一層、回路規模を小さくできる。また。各弁7〜9の開
閉状態をフィードバックして弁制御しているので、確実
に隔離用ベント弁系5の弁制御に要求される要件1)〜
3)を満足させつつ、加圧流体の供給およびその停止を
行うことができ、加圧空気の大気への流出あるいは燃焼
ノズル群3A側からの逆流等を防止できる。
【0079】なお、アンド回路67の出力側にオンディ
レイタイマを付加し、加圧空気供給開始時におけるC弁
9の開を遅延させて、一層安全な弁開閉制御を行うよう
にしてもよい。
【0080】この実施の形態5によれば、弁インターロ
ックロジック回路60は、実施の形態4に比して一層、
簡単な論理回路によって構成されているため、構成が容
易であるとともに、時間的要素が加わらないため、信頼
性の高い弁制御が可能である。また、各弁7〜9の開閉
状態をフィードバックして要件1)〜3)を満足させた
弁開閉シーケンスを行うようにしているので、加圧流体
の供給およびその停止を安全かつ確実に行うことができ
る。
【0081】なお、上述した実施の形態2〜5の弁制御
の論理は一例を示したものであり、各論理は、必要に応
じて逆の論理を用いるようにしてもよい。たとえば、空
気供給指令S0の論理を逆転する場合、全ての論理を逆
転すればよい。
【0082】また、上述した実施の形態1〜5では、ガ
スタービン燃焼器のノズルに対するパージ等の加圧空気
の供給を行う場合の弁系とその弁制御について説明した
が、これに限らず、たとえば化学プラントにおいて用い
られる弁系についても適用できるものである。また、加
圧空気に限らず、一般に加圧流体であっても適用できる
のは明らかである。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
弁制御装置(請求項1)によれば、第1の信号生成回路
が、加圧流体の流出開始から流出停止までの間をオン状
態とする供給指令信号の立ち下がりを少なくとも弁系の
各弁の開閉にかかる所定時間の2倍分遅延した第1の遅
延信号を生成して第3の弁に送出し、該第1の遅延信号
の立ち上がりによって該第3の弁を閉にし、該第1の遅
延信号の立ち下がりによって該第3の弁を開にさせ、第
2の信号生成回路が、前記供給指令信号の立ち上がりを
少なくとも前記所定時間分遅延し、さらに該遅延した供
給指令信号の立ち下がりを前記所定時間分遅延した第2
の遅延信号を生成して前記第1の弁に送出し、該第2の
遅延信号の立ち上がりによって該第1の弁を開にし、該
第2の遅延信号の立ち下がりによって該第1の弁を閉に
させ、第3の信号生成回路が、前記第2の信号生成回路
によって所定時間分遅延された供給指令信号の立ち上が
りを前記所定時間分遅延した第3の遅延信号を生成して
前記第2の弁に送出し、該第3の遅延信号の立ち上がり
によって該第2の弁を開にし、該第3の遅延信号の立ち
下がりによって該第2の弁を閉にさせるようにし、第1
の弁と第3の弁とは逆動作、すなわち第1の弁が開のと
き第3の弁は閉で、第1の弁が閉のとき第3の弁は開で
あることと、第1の弁7および第2の弁を開にすると
き、第3の弁は閉であることと、第1の弁または第3の
弁を開閉するとき、第2の弁は閉であることを満足する
ロジックを有した弁開閉制御を行なわせるようにしてい
るので、加圧流体の大気への流出あるいは出力先からの
逆流等を防止し、確実かつ安全な弁開閉制御を行うこと
ができるという効果を奏する。
【0084】また、この発明にかかる弁制御装置(請求
項2)によれば、第1の信号生成回路のパルス信号生成
回路が、加圧流体の流出開始から流出停止までの間をオ
ン状態とする供給指令信号の立ち上がり時から第2の弁
が全開するまでの予め設定された所定時間分オン状態と
するパルス信号を生成し、第1のアンド回路がこのパル
ス信号と第2の弁の全閉時をオンとする第2の信号と論
理積をとり、論理積信号としてオア回路に出力し、オア
回路がこの論理積信号と第1の弁の全閉時をオンとする
第1の信号との論理和をとり、この論理和信号の立ち上
がりの立ち上がりによって第3の弁を閉にし、該論理積
信号の立ち下がりによって該第3の弁を開にさせる。ま
た、第2の信号生成回路の第2のアンド回路が前記供給
指令と第3の弁の全閉時をオンとする第3の信号との論
理積をとり、第1の遅延回路がこの論理積信号の立ち下
がりを少なくとも各弁の開閉にかかる所定時間分遅延し
た第1の遅延信号を生成して第1の弁に送出し、この第
1の遅延信号の立ち上がりによって第1の弁を開にし、
この第1の遅延信号の立ち下がりによって第1の弁を閉
にさせる。さらに、第3の信号生成回路の第2の遅延回
路が、前記第2のアンド回路の論理積信号の立ち上がり
を少なくとも前記所定時間分遅延した第2の遅延信号を
生成して第2の弁に送出し、この第2の遅延信号の立ち
上がりによって第2の弁を開にし、この第2の遅延信号
の立ち下がりによって第2の弁を閉にさせるようにし、
第1の弁と第3の弁とは逆動作、すなわち第1の弁が開
のとき第3の弁は閉で、第1の弁が閉のとき第3の弁は
開であることと、第1の弁7および第2の弁を開にする
とき、第3の弁は閉であることと、第1の弁または第3
の弁を開閉するとき、第2の弁は閉であることを満足す
るロジックを有した弁開閉制御を各弁の開閉状態をフィ
ードバックして確実に行うようにしているので、加圧流
体の大気への流出あるいは出力先からの逆流等を防止
し、一層、確実かつ安全な弁制御を行うことができると
いう効果を奏する。
【0085】また、この発明にかかる弁制御装置(請求
項3)によれば、第1の信号生成回路の第1のフリップ
フロップ回路のS入力には、第1のアンド回路によって
加圧流体の流出開始から流出停止までの間をオン状態と
する供給指令信号と第2の弁の全閉時をオンとする第2
の信号との論理積をとった第1の論理積信号を入力し、
R入力には、第2のアンド回路によって前記供給指令信
号の反転信号と第1の弁の全閉時をオンとする第1の信
号との論理積をとった第2の論理積信号を入力し、第1
のフリップフロップ回路は、Q出力を第3の弁に送出
し、Q出力の立ち上がりによって第3の弁を閉にし、Q
出力の立ち下がりによって第3の弁を開にさせる。ま
た、第2の信号生成回路の第2のフリップフロップ回路
のS入力には、第4のアンド回路によって、前記供給指
令信号と第3の弁の全閉時をオンとする第3の信号との
論理積をとった第3の論理積信号を生成する第3のアン
ド回路の第3の論理積信号と第2の弁の全閉時をオンと
する第2の信号との論理積をとった第4の論理積信号を
入力し、R入力には、第5のアンド回路によって前記供
給指令信号の反転信号と第2の弁の全閉時をオンとする
第2の信号との論理積をとった第5の論理積信号を入力
し、第2のフリップフロップ回路は、Q出力を第1の弁
に送出し、Q出力の立ち上がりによって第1の弁を開に
し、Q出力の立ち下がりによって第1の弁を閉にさせ
る。さらに、第3の信号生成回路の遅延回路が、前記第
3の論理積信号の立ち上がりを少なくとも各弁の開閉に
かかる所定時間分遅延した遅延信号を生成して第2の弁
に送出し、この遅延信号の立ち上がりによって第2の弁
を開にし、この遅延信号の立ち下がりによって第2の弁
を閉にさせるようにし、第1の弁と第3の弁とは逆動
作、すなわち第1の弁が開のとき第3の弁は閉で、第1
の弁が閉のとき第3の弁は開であることと、第1の弁7
および第2の弁を開にするとき、第3の弁は閉であるこ
とと、第1の弁または第3の弁を開閉するとき、第2の
弁は閉であることを満足するロジックを有した弁開閉制
御を各弁の開閉状態をフィードバックして確実に行うよ
うにしているので、加圧流体の大気への流出あるいは出
力先からの逆流等を防止し、一層、確実かつ安全な弁制
御を行うことができるとともに、遅延回路が一つのみで
よいので、弁開閉制御のロジックを簡単な回路によって
構成することができるという効果を奏する。
【0086】また、この発明にかかる弁制御装置(請求
項4)によれば、遅延回路に代わり、第6のアンド回路
が第3の論理信号と第の弁の全開時をオンとする第4の
信号との論理積をとった第6の論理積信号を第2の弁に
送出し、この第6の論理積信号の立ち上がりによって第
2の弁を開にし、この第6の論理積信号の立ち下がりに
よって第2の弁を閉にさせるようにし、第1の弁と第3
の弁とは逆動作、すなわち第1の弁が開のとき第3の弁
は閉で、第1の弁が閉のとき第3の弁は開であること
と、第1の弁7および第2の弁を開にするとき、第3の
弁は閉であることと、第1の弁または第3の弁を開閉す
るとき、第2の弁は閉であることを満足するロジックを
有した弁開閉制御を各弁の開閉状態をフィードバックし
て確実に行うようにしているので、加圧流体の大気への
流出あるいは出力先からの逆流等を防止し、一層、確実
かつ安全な弁制御を行うことができるとともに、全て論
理回路によって構成しているので、信頼度の高いロジッ
クを簡単な回路によって構成することができるという効
果を奏する。
【0087】また、この発明にかかる弁制御装置(請求
項5)によれば、第1の信号生成回路の第1のオア回路
が、加圧流体の流出開始から流出停止までの間をオン状
態とする供給指令信号と、第1の弁の全閉時をオンとす
る第1の信号の反転信号と、第2の弁の全開時をオンと
する第3の信号の反転信号との論理和をとった第1の論
理和信号を生成して第3の弁に送出し、この第1の論理
和信号の立ち上がりによって第3の弁を閉にし、この第
1の論理和信号によって第3の弁を開にさせる。また、
第2の信号生成回路の第2のオア回路が、第1のアンド
回路によって前記供給指令信号と第3の弁の全閉時をオ
ンとする第4の信号との論理積をとった第1の論理積信
号と、第2の弁の全開時をオンとする第3の信号の反転
信号との論理和をとった第2の論理和信号を生成して第
1の弁に送出し、この第2の論理和信号の立ち上がりに
よって第1の弁を開にし、この第2の論理和信号の立ち
下がりによって第1の弁を閉にさせる。さらに、第3の
信号生成回路の第2のアンド回路が、前記供給指令信号
と第1の弁の全開時をオンとする第2の信号と第3の弁
の全閉時をオンとする第4の信号との論理積をとった第
2の論理積信号を生成して第2の弁に送出し、この第2
の論理積信号の立ち上がりによって第2の弁を開にし、
この第2の論理積信号の立ち下がりによって第2の弁を
閉にさせるようにし、第1の弁と第3の弁とは逆動作、
すなわち第1の弁が開のとき第3の弁は閉で、第1の弁
が閉のとき第3の弁は開であることと、第1の弁7およ
び第2の弁を開にするとき、第3の弁は閉であること
と、第1の弁または第3の弁を開閉するとき、第2の弁
は閉であることを満足するロジックを有した弁開閉制御
を各弁の開閉状態をフィードバックして確実に行うよう
にしているので、加圧流体の大気への流出あるいは出力
先からの逆流等を防止し、一層、確実かつ安全な弁制御
を行うことができるとともに、全て簡単な論理回路によ
って構成しているので、信頼度の高いロジックを簡単な
回路によって構成することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である弁制御装置をガ
スタービンの燃焼ノズルに適用した場合の構成を示す図
である。
【図2】この発明の実施の形態1である弁制御装置によ
る弁開閉制御を示すタイミングチャートである。
【図3】この発明の実施の形態2である弁制御装置の構
成を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態2である弁制御装置によ
る弁開閉制御を示すタイミングチャートである。
【図5】この発明の実施の形態3である弁制御装置の構
成を示す図である。
【図6】この発明の実施の形態3である弁制御装置によ
る弁開閉制御を示すタイミングチャートである。
【図7】この発明の実施の形態4である弁制御装置の構
成を示す図である。
【図8】この発明の実施の形態4である弁制御装置によ
る弁開閉制御を示すタイミングチャートである。
【図9】この発明の実施の形態5である弁制御装置の構
成を示す図である。
【図10】この発明の実施の形態5である弁制御装置に
よる弁開閉制御を示すタイミングチャートである。
【図11】ガスタービン燃焼器の構成を示す正面図であ
る。
【図12】メインノズルの先端部分を示す断面図であ
る。
【図13】従来におけるガスタービンの油燃料系統とパ
ージの方法を示す図である。
【符号の説明】
1 油燃料供給器 1a ガス燃料供給器 2 弁 3 燃焼ノズル 4 空気供給器 5 隔離用ベント弁系 7 A弁 7d,8d,9d 検出部 8 B弁 9 C弁 10 弁ロジック回路 11,12,26,40 オンディレイタイマ 13,14,28 オフディレイタイマ 20,30,50,60 弁インターロックロジック回
路 21 パルス生成器 22,25,31,33,35,36,38,51,6
4,67 アンド回路 23,32,37,62,63,65 インバータ 24,61,66 オア回路 34,39 フリップフロップ回路 S0 空気供給指令 S1〜S3,S14〜S16,S21〜S26,S5
1,S61〜S67信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧流体源から出力される加圧流体の流
    入側の開閉を行う第1の弁と、該第1の弁を介して入力
    された前記加圧流体の出力側の開閉を行う第2の弁と、
    前記第1の弁と前記第2の弁との間に設けられ大気圧と
    の間の開閉を行う第3の弁とを有した弁系を制御する弁
    制御装置において、 前記加圧流体の流出開始から流出停止までの間をオン状
    態とする供給指令信号の立ち下がりを少なくとも前記各
    弁の開閉にかかる所定時間の2倍分遅延した第1の遅延
    信号を生成して前記第3の弁に送出し、該第1の遅延信
    号の立ち上がりによって該第3の弁を閉にし、該第1の
    遅延信号の立ち下がりによって該第3の弁を開にさせる
    第1の信号生成回路と、 前記供給指令信号の立ち上がりを少なくとも前記所定時
    間分遅延し、さらに該遅延した供給指令信号の立ち下が
    りを前記所定時間分遅延した第2の遅延信号を生成して
    前記第1の弁に送出し、該第2の遅延信号の立ち上がり
    によって該第1の弁を開にし、該第2の遅延信号の立ち
    下がりによって該第1の弁を閉にさせる第2の信号生成
    回路と、 前記第2の信号生成回路によって所定時間分遅延された
    供給指令信号の立ち上がりを前記所定時間分遅延した第
    3の遅延信号を生成して前記第2の弁に送出し、該第3
    の遅延信号の立ち上がりによって該第2の弁を開にし、
    該第3の遅延信号の立ち下がりによって該第2の弁を閉
    にさせる第3の信号生成回路と、 を備えたことを特徴とする弁制御装置。
  2. 【請求項2】 加圧流体源から出力される加圧流体の流
    入側の開閉を行う第1の弁と、該第1の弁を介して入力
    された前記加圧流体の出力側の開閉を行う第2の弁と、
    前記第1の弁と前記第2の弁との間に設けられ大気圧と
    の間の開閉を行う第3の弁とを有した弁系を制御する弁
    制御装置において、 前記第1の弁の全開および全閉を検出し、全閉時をオン
    とする第1の信号を出力する第1の検出手段と、 前記第2の弁の全開および全閉を検出し、全閉時をオン
    とする第2の信号を出力する第2の検出手段と、 前記第3の弁の全開および全閉を検出し、全閉時をオン
    とする第3の信号を出力する第3の検出手段と、 前記加圧流体の流出開始から流出停止までの間をオン状
    態とする供給指令信号をもとに該供給指令信号の立ち上
    がり時から前記第2の弁が全開するまでの予め設定され
    た所定時間分オン状態とするパルス信号を生成するパル
    ス信号生成回路、該パルス信号と前記第2の信号との論
    理積をとる第1のアンド回路、および前記第1のアンド
    回路の出力信号と前記第1の信号の反転信号との論理和
    をとった論理積信号を前記第3の弁に送出するオア回路
    を有し、該オア回路が出力する論理積信号の立ち上がり
    によって前記第3の弁を閉にし、該論理積信号の立ち下
    がりによって該第3の弁を開にさせる第1の信号生成回
    路と、 前記供給指令信号と前記第3の信号との論理積をとる第
    2のアンド回路および該第2のアンド回路の出力信号の
    立ち下がりを少なくとも前記各弁の開閉にかかる所定時
    間分遅延した第1の遅延信号を生成して前記第1の弁に
    送出する第1の遅延回路を有し、該第1の遅延信号の立
    ち上がりによって前記第1の弁を開にし、該第1の遅延
    信号の立ち下がりによって前記第1の弁を閉にさせる第
    2の信号生成回路と、 前記第2のアンド回路の出力信号の立ち上がりを少なく
    とも前記所定時間分遅延した第2の遅延信号を生成して
    前記第2の弁に送出する第2の遅延回路を有し、該第2
    の遅延信号の立ち上がりによって前記第2の弁を開に
    し、該第2の遅延信号の立ち下がりによって前記第2の
    弁を閉にさせる第3の信号生成回路と、 を備えたことを特徴とする弁制御装置。
  3. 【請求項3】 加圧流体源から出力される加圧流体の流
    入側の開閉を行う第1の弁と、該第1の弁を介して入力
    された前記加圧流体の出力側の開閉を行う第2の弁と、
    前記第1の弁と前記第2の弁との間に設けられ大気圧と
    の間の開閉を行う第3の弁とを有した弁系を制御する弁
    制御装置において、前記第1の弁の全開および全閉を検
    出し、全閉時をオンとする第1の信号を出力する第1の
    検出手段と、 前記第2の弁の全開および全閉を検出し、全閉時をオン
    とする第2の信号を出力する第2の検出手段と、 前記第3の弁の全開および全閉を検出し、全閉時をオン
    とする第3の信号を出力する第3の検出手段と、 前記加圧流体の流出開始から流出停止までの間をオン状
    態とする供給指令信号と前記第2の信号との論理積をと
    った第1の論理積信号を生成する第1のアンド回路、前
    記供給指令信号の反転信号と前記第1の信号との論理積
    をとった第2の論理積信号を生成する第2のアンド回
    路、および前記第1の論理積信号をS入力とし、前記第
    2の論理積信号をR入力とし、Q出力を前記第3の弁に
    送出する第1のフリップフロップ回路を有し、Q出力の
    立ち上がりによって前記第3の弁を閉にし、該Q出力の
    立ち下がりによって該第3の弁を開にさせる第1の信号
    生成回路と、 前記供給指令信号と前記第3の信号との論理積をとった
    第3の論理積信号を生成する第3のアンド回路、前記第
    3の論理積信号と前記第2の信号との論理積をとった第
    4の論理積信号を生成する第4のアンド回路、前記供給
    指令信号の反転信号と前記第2の信号との論理積をとっ
    た第5の論理積信号を生成する第5のアンド回路、およ
    び前記第4の論理積信号をS入力とし、前記第5の論理
    積信号をR入力とし、Q出力を前記第1の弁に送出する
    第2のフリップフロップ回路を有し、Q出力の立ち上が
    りによって前記第1の弁を開にし、該Q出力の立ち下が
    りによって該第1の弁を閉にさせる第2の信号生成回路
    と、 前記第3の論理積信号の立ち上がりを少なくとも前記各
    弁の開閉にかかる所定時間分遅延した遅延信号を生成し
    て前記第2の弁に送出する遅延回路を有し、該遅延信号
    の立ち上がりによって前記第2の弁を開にし、該遅延信
    号の立ち下がりによって前記第2の弁を閉にさせる第3
    の信号生成回路と、 を備えたことを特徴とする弁制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の検出手段は、さらに全開時を
    オンとする第4の信号を出力し、 前記第3の信号生成回路は、前記第3の論理信号と前記
    第4の信号との論理積をとった第6の論理積信号を生成
    する第6のアンド回路を有し、該第6の論理積信号の立
    ち上がりによって前記第2の弁を開にし、該第6の論理
    積信号の立ち下がりによって該第2の弁を閉にさせるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の弁制御装置。
  5. 【請求項5】 加圧流体源から出力される加圧流体の流
    入側の開閉を行う第1の弁と、該第1の弁を介して入力
    された前記加圧流体の出力側の開閉を行う第2の弁と、
    前記第1の弁と前記第2の弁との間に設けられ大気圧と
    の間の開閉を行う第3の弁とを有した弁系を制御する弁
    制御装置において、 前記第1の弁の全開および全閉を検出し、全閉時をオン
    とする第1の信号と全開時をオンとする第2の信号を出
    力する第1の検出手段と、 前記第2の弁の全開および全閉を検出し、全開時をオン
    とする第3の信号を出力する第2の検出手段と、 前記第3の弁の全開および全閉を検出し、全閉時をオン
    とする第4の信号を出力する第3の検出手段と、 前記加圧流体の流出開始から流出停止までの間をオン状
    態とする供給指令信号と前記第1の信号の反転信号と前
    記第3の信号の反転信号との論理和をとった第1の論理
    和信号を生成して前記第3の弁に送出する第1のオア回
    路を有し、該第1の論理和信号の立ち上がりによって前
    記第3の弁を閉にし、該第1の論理和信号によって前記
    第3の弁を開にさせる第1の信号生成回路と、 前記供給指令信号と前記第4の信号との論理積をとった
    第1の論理積信号を生成する第1のアンド回路および該
    第1の論理積信号と前記第3の信号の反転信号との論理
    和をとった第2の論理和信号を生成して前記第1の弁に
    送出する第2のオア回路とを有し、該第2の論理和信号
    の立ち上がりによって前記第1の弁を開にし、該第2の
    論理和信号の立ち下がりによって前記第1の弁を閉にさ
    せる第2の信号生成回路と、 前記供給指令信号と前記第2の信号と前記第4の信号と
    の論理積をとった第2の論理積信号を生成して前記第2
    の弁に送出する第2のアンド回路を有し、該第2の論理
    積信号の立ち上がりによって前記第2の弁を開にし、該
    第2の論理積信号の立ち下がりによって前記第2の弁を
    閉にさせる第3の信号生成回路と、 を備えたことを特徴とする弁制御装置。
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