JP2001208010A - フロープライオリティバルブ内蔵型ブリードオフ油圧バルブ - Google Patents

フロープライオリティバルブ内蔵型ブリードオフ油圧バルブ

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JP2001208010A
JP2001208010A JP2000018301A JP2000018301A JP2001208010A JP 2001208010 A JP2001208010 A JP 2001208010A JP 2000018301 A JP2000018301 A JP 2000018301A JP 2000018301 A JP2000018301 A JP 2000018301A JP 2001208010 A JP2001208010 A JP 2001208010A
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hydraulic
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oil
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雅一 糸瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロープライオリティバルブから供給された
余剰油の油圧を負荷圧より所定値高い油圧にするブリー
ドオフ弁を、フロープライオリティバルブと一体化した
油圧バルブを提供する。 【解決手段】 バルブハウジング2のボア7内にブリー
ドオフ弁スプール20が摺動自在に嵌入されている。ま
た、ポンプPからの圧油をステァリング回路PFに一定
流量だけ優先的に導き、余った余剰油をリフトなどの油
圧作業機Wへ供給するためのフロープライオリティバル
ブスプール22がブリードオフ弁スプール20内に摺動
自在に嵌入されている。フロープライオリティバルブス
プール22から供給された余剰油はブリードオフ弁スプ
ール20によって負荷圧PSより所定圧だけ高い油圧に
され油圧作業機Wへ供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つの油圧源から
2つの互いに独立した第1及び第2の油圧源を構成させ
る分配弁で前記第1の油圧源へ優先的に給油し余剰分を
前記第2の油圧源に給油するフロープライオリティバル
ブと、同フロープライオリティバルブから給油された前
記第2の油圧源の油圧を負荷圧より所定値高い油圧にす
るブリードオフ弁とを具えた油圧バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】前記したフロープライオリティバルブと
ブリードオフ弁とを具えた油圧バルブは、例えば油圧作
業機を搭載した車両、一例としてフォークリフトトラッ
クや土木作業車などに用いられている。すなわち、フォ
ークリフトトラックに例をとると、フロープライオリテ
ィバルブは1つの油圧源からの圧油をステァリング用と
リフト(作業機)用の2つの油圧源に分配する働きを
し、ステァリング側に優先的に定量の圧油を流し、余剰
分をリフト側に流す働きをする。一方、ブリードオフ弁
は、前記したフロープライオリティバルブからリフト側
に流される油圧をリフトの作業負荷圧より所定値高い油
圧になるよう圧力補償回路を構成する。
【0003】このようなフロープライオリティバルブと
ブリードオフ弁とを具えた従来の油圧バルブの構成例を
図3に示してある。図3において、Aはフロープライオ
リティバルブで、Bはブリードオフ弁であり、これらの
バルブは共にバルブハウジング102に組み込まれてい
る。フロープライオリティバルブAにおけるバルブハウ
ジング102には、フロープライオリティバルブスプー
ル122を受入れるボア138が設けられている。
【0004】また、バルブハウジング102には、ボア
138に連通する圧油導入口104及び優先圧油供給口
106が設けられており、圧油導入口104は油圧源と
してのポンプPに連絡され、優先圧油供給口106はス
テァリング回路PFへ連絡される。圧油導入口104と
優先圧油供給口106の間には、余剰油排出口108が
設けられ、この余剰油排出口108は、リフトやリフト
の揺動機構などの油圧作業機Wへ連絡されるとともにブ
リードオフ弁B側と連通されている。
【0005】プライオリティバルブスプール122には
内部孔140が設けられており、この内部孔140をス
プール122の後端面(図の右端)のパイロット室11
0へ連絡する油路112、圧油導入口104へ連絡する
圧油導入口136及びスプール122の先端面(図の左
端)へ連絡するオリフィス114がそれぞれ設けられて
いる。また、プライオリティバルブスプール122の先
端のスプリング室116にはスプリング118が介在さ
れている。
【0006】一方、ブリードオフ弁Bにおけるバルブハ
ウジング102には、ブリードオフ弁スプール120を
受入れるボア142が設けられている。ボア142は、
前記した余剰油排出口108を介してフロープライオリ
ティバルブAのボア138と連通されている。また、ボ
ア142には負荷圧導入口124、及びアタッチメント
又はタンク(ATT or T)連絡口126が連絡されて
いる。ブリードオフ弁スプール120には、余剰油排出
口108の圧油をスプール120の後端面(図の右端)
へ導く油路128が設けられている。また、ブリードオ
フ弁スプール120の後端部は切り欠かれてパイロット
室130が形成されている。また、ブリードオフ弁スプ
ール120の先端側のスプリング室132内にはスプリ
ング134が介在されている。
【0007】以上のように構成されたフロープライオリ
ティバルブAとブリードオフ弁Bを有する油圧バルブの
作動について以下説明する。図3の油圧バルブにおい
て、ポンプPから供給された油は、バルブハウジング1
02の圧油導入口104からフロープライオリティバル
ブスプール122の圧油導入口136を経てスプール1
22内に矢印(イ)の方向に流れ、オリフィス114と
スプリング室116を経て優先圧油供給口106からス
テァリング回路PFに矢印(ロ)のように導かれる。一
方、スプール122内に流入した油は、油路112を通
ってスプールの後端のパイロット室110に導かれる。
【0008】オリフィス114を油が通過するときにオ
リフィス前後に差圧が発生し、パイロット室110内の
油圧がスプリング室116側でスプール122に与えら
れる力(スプリング室116の油圧+スプリング118
の力)に打ち勝ち、スプール122を図3の左側へ変位
させる。これによってバルブハウジング102における
圧油導入口104と余剰油排出口108との間(ハ)が
開き、スプリング室116と優先圧油供給口106の間
(ニ)が絞られる。
【0009】以上のスプール122の動きによって、ポ
ンプPから供給される油を優先圧油供給口106を経て
ステァリング回路PFに一定流量だけ優先的に導き、余
った油(余剰流量)を余剰油排出口108側へ供給する
こととなる。こうして、余剰油排出口108からブリー
ドオフ弁Bへ圧油が供給され、その圧油はブリードオフ
弁スプール120内の油路128を通ってパイロット室
130へ導かれる。パイロット室130における力がス
プリング室132側でスプール120に作用する力(ス
プリング室132内の油圧+スプリング134の力)に
打ち勝つと、ブリードオフ弁スプール120は図の左方
向へ移動し始める。
【0010】余剰油排出口108内の油圧がスプリング
室132内の圧力PSより一定圧だけ高くなると、余剰
油排出口108側とアタッチメント又はタンク連絡口1
26側との間(ホ)が開き、アタッチメントやタンクに
油が供給されるので、油圧はそれ以上に上昇しなくな
る。この状態が図4に示してある。
【0011】以上説明したフロープライオリティバルブ
Aとブリードオフ弁Bとを具えた油圧バルブは油圧作業
機を搭載した車両に用いられるのであるが、フロープラ
イオリティバルブAとブリードオフ弁Bはバルブハウジ
ング102に別々に配置されている。従って、従来の構
造ではスペースをとりバルブハウジング102が大きく
なるため、バルブハウジングを車体に配置する上で制限
を受けるばかりか粗形材重量が大となりコストアップの
要因となる。
【0012】また、従来は、フロープライオリティバル
ブとブリードオフ弁を別々に配置するためプラグ類など
の部品点数が増え、誤組による不具合が発生し易くなる
とともに組立時間増加によるコストアップを招く。更に
また、従来は、バルブハウジングに対し高精度加工を要
するスプール孔の加工を両スプールの為に行うことが必
要であり、加工時間が増してコストアップになっている
ばかりでなく、バルブハウジングへのスプール孔の加工
精度不良によるスプールスティック等の不具合が生ずる
ことがあった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、1つの油圧
源から2つの互いに独立した第1及び第2の油圧源を構
成させる分配弁であって前記第1の油圧源へ優先的に給
油し余剰分を前記第2の油圧源に給油するフロープライ
オリティバルブと、同フロープライオリティバルブから
給油された前記第2の油圧源の油圧を負荷圧より所定値
高い油圧にするブリードオフ弁とを一体化した油圧バル
ブを提供することを課題としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、1つの油圧源から2つの互いに独立した第
1及び第2の油圧源を構成させる分配弁であって前記第
1の油圧源へ優先的に給油し余剰分を前記第2の油圧源
に給油するフロープライオリティバルブと、同フロープ
ライオリティバルブから供給された前記第2の油圧源の
油圧を負荷圧より所定値高い油圧にするブリードオフ弁
とを具えた油圧バルブにおいて、前記1つの油圧源に連
通する油圧導入口と、前記第1の油圧源に連通される優
先圧油供給口と、前記第2の油圧源に連通される余剰油
排出口とを設けられ、先端面に圧縮ばね圧と負荷圧とが
作用されるように構成された中空のブリードオフ弁スプ
ール、及び前記ブリードオフ弁スプールの中空内に配置
され、前記ブリードオフ弁スプールの圧油導入口に連通
される圧油導入口と、同圧油導入口から導入された圧油
を後端面へ作用させる油路と、先端に前記優先圧油供給
口に連通されるオリフィスとが設けられるとともに、先
端に圧縮ばね圧が作用され、先端方向への移動により前
記第2の油圧源を前記圧油導入口に連通させるように構
成されたフロープライオリティバルブスプールを有する
フロープライオリティバルブ内蔵型ブリードオフ油圧バ
ルブを提供する。
【0015】本発明によれば、前記したようにブリード
オフ弁スプールの中にフロープライオリティバルブスプ
ールが内蔵されてフロープライオリティバルブとブリー
ドオフ弁は一体化されているので、バルブハウジングの
小型化が達成される。従って、本発明の油圧バルブは油
圧作業機搭載車両へのレイアウトが容易になるととも
に、粗形材重量が小さくなり、コストダウンに貢献でき
る。また、本発明の油圧バルブは、フロープライオリテ
ィバルブとブリードオフ弁が一体化されていてプラグ類
などの部品点数が減少するので誤組による不具合が発生
し難くなるとともに、組立時間減少によるコストダウン
をもたらすことができる。
【0016】また、本発明によれば、バルブハウジング
に1つのスプール孔を加工すればよく、従来のもののよ
うにフロープライオリティバルブ、ブリードオフ弁の各
々のためのスプール孔をバルブハウジングに加工しなく
て済むので加工時間の減少によるコストダウンをはかる
ことができる。また、バルブハウジングに対する精度の
高いスプール孔加工はスプールの加工に比べて困難であ
るが、本発明によればバルブハウジングに対するスプー
ル孔加工が減少する分、加工精度不良によるスプールス
ティック等の不具合の発生が減少する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明をフォークリフト車
両に適用した実施形態を示す図1,図2を用いて具体的
に説明する。図1において、2はバルブハウジングで、
後記するスプールを受入れる1本のボア7が横方向に設
けられており、このボア7にポンプPから圧油が導入さ
れる圧油導入口4とこのボア7から優先回路であるステ
ァリング回路PFに油圧を供給する優先圧油供給口6、
及びリフトやリフトの揺動機構等の油圧作業機Wへ連絡
される余剰油排出口8が形成されている。また、優先圧
油供給口6と余剰油排出口8との間のボア7には、アタ
ッチメント又はタンク連絡口26が設けられている。
【0018】ボア7の後端(右端)部にはパイロット室
30、先端(左端)部にはスプリング室32が設けられ
ており、パイロット室30と余剰油排出口8との間は油
路28によって連通され、スプリング室32には負荷圧
導入口24が設けられている。バルブハウジング2のボ
ア7内には中空円筒状のブリードオフ弁スプール20が
摺動自在に収納されており、ブリードオフ弁スプール2
0には圧油導入口201、優先圧油供給口202、余剰
油排出口203が設けられている。
【0019】ブリードオフ弁スプール20の左端のスプ
リング室32にはスプリング34が配置されている。ブ
リードオフ弁スプール20内には中空円筒状のフロープ
ライオリティバルブスプール22が摺動自在に収納され
ており、フロープライオリティバルブスプール22には
圧油導入口36が設けられ、また、この圧油導入口36
から導入された圧油を後端面(右端面)へ作用させるパ
イロット室10に至る油路12が設けられている。フロ
ープライオリティバルブスプール22の先端(左端)に
はオリフィス14が設けられ、かつ、その先端とブリー
ドオフ弁20の先端(左端)内面との間にスプリング1
8が介在されている。
【0020】図1,図2の油圧バルブは以上の構成を有
しており、ポンプPから供給された油は、バルブハウジ
ング2の圧油導入口4からブリードオフ弁スプール20
の圧油導入口201とフロープライオリティバルブスプ
ール22の圧油導入口36を経てフロープライオリティ
バルブスプール22内に矢印(ヘ)のように流入し、先
端(左側端)のオリフィス14を通ってステァリング回
路PFに導かれる。一方、フロープライオリティバルブ
スプール22の後端(右端)のパイロット室10には油
路12を通してその油圧が導かれる。
【0021】フロープライオリティバルブスプール22
内を優先圧油供給口6に向けて流れる圧油がオリフィス
14を通るときにオリフィス14の前後に差圧が発生
し、パイロット室10の油圧は、(スプリング室32の
油圧+スプリング34の力)に打ち勝つ。従って、フロ
ープライオリティバルブスプール22は、図の左側のス
プリング室32に向け移動され、スプール22の圧油導
入口36は、ブリードオフ弁20の余剰油排出口8に開
き(図の(ト)の所)、一方、優先圧油供給口202は
スプールの先端部で絞られる(図の(チ)の所)。
【0022】以上のフロープライオリティバルブスプー
ル22の動きによって、ポンプPから供給される油の一
定の流量をステァリング回路PFに優先的に導き、余っ
た油(余剰流量)を余剰油排出口8側へ供給することと
なる。余剰油排出口8に出た圧油は、油路28を通りパ
イロット室30へ導かれるので、余剰油排出口8側の油
圧が(スプリング室32内の圧力PS+スプリング34
の力)に打ち勝つと、ブリードオフ弁スプール20は図
の左側(先端側)へ移動し始める。
【0023】余剰油排出口8側の油圧が、(スプリング
室32内の圧力PS+一定の圧力)より大になると、ア
タッチメント又はタンク(ATT or T)連絡口26と
余剰油排出口8が(リ)の所で連通し、アタッチメント
やタンク(ATT or T)等に油が供給され、それ以上
に油圧は上らなくなる。この状態を図2に示してある。
以上のように、図1,図2の油圧バルブは、図3,図4
に示したフロープライオリティバルブとブリードオフ弁
とを一体に組合せた構造になっていてフロープライオリ
ティバルブとブリードオフ弁とを別に組み込んだものと
同一の作動を行わせることができる。
【0024】以上、本発明を図示した実施形態に基づい
て具体的に説明したが、本発明がこれらの実施形態に限
定されず特許請求の範囲に示す本発明の範囲内で、その
具体的構造、構成に種々の変更を加えてよいことはいう
までもない。例えば、上記実施形態では、フォークリフ
トトラックに本発明による油圧バルブを適用した場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限らず、フロープラ
イオリティバルブとブリードオフ弁とを備えた油圧バル
ブとして他にも広く使用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1つの油圧源から2つの互いに独立した第1及び第2の
油圧源を構成させる分配弁であって前記第1の油圧源へ
優先的に給油し余剰分を前記第2の油圧源に給油するフ
ロープライオリティバルブと、同フロープライオリティ
バルブから供給された前記第2の油圧源の油圧を負荷圧
より所定値高い油圧にするブリードオフ弁とを具えた油
圧バルブにおいて、前記1つの油圧源に連通する油圧導
入口と、前記第1の油圧源に連通される優先圧油供給口
と、前記第2の油圧源に連通される余剰油排出口とを設
けられ、先端面に圧縮ばね圧と負荷圧とが作用されるよ
うに構成された中空のブリードオフ弁スプール、及び前
記ブリードオフ弁スプールの中空内に配置され、前記ブ
リードオフ弁スプールの圧油導入口に連通される圧油導
入口と、同圧油導入口から導入された圧油を後端面へ作
用させる油路と、先端に前記優先圧油供給口に連通され
るオリフィスとが設けられるとともに、先端に圧縮ばね
圧が作用され、先端方向への移動により前記第2の油圧
源を前記圧油導入口に連通させるように構成されたフロ
ープライオリティバルブスプールを有するフロープライ
オリティバルブ内蔵型ブリードオフ油圧バルブが提供さ
れる。
【0026】本発明のフロープライオリティバルブ内蔵
型ブリードオフ油圧バルブによれば、前記したようにブ
リードオフ弁スプールの中にフロープライオリティバル
ブスプールが内蔵されてフロープライオリティバルブと
ブリードオフ弁は一体化されているので、バルブハウジ
ングの小型化が達成される。従って、本発明の油圧バル
ブは油圧作業機搭載車両へのレイアウトが容易になると
ともに、粗形材重量が小さくなり、コストダウンが達成
されるとともに、フロープライオリティバルブとブリー
ドオフ弁が一体化されていてプラグ類などの部品点数が
減少するので誤組による不具合が発生し難くなるととも
に、組立時間減少によるコストダウンをもたらすことが
できる。
【0027】また、本発明によれば、バルブハウジング
に1つのスプール孔を加工すればよく、従来のもののよ
うにフロープライオリティバルブ、ブリードオフ弁の各
々のためのスプール孔をバルブハウジングに加工しなく
て済むので加工時間の減少によるコストダウンをはかる
ことができる。また、本発明によればバルブハウジング
に対するスプール孔加工が減少し、加工精度不良による
スプールスティック等の不具合の発生が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるフロープライオリ
ティバルブ内蔵型ブリードオフ油圧バルブの構成を示す
縦断面図。
【図2】図1と同様の図面であるが、図1と異なる作動
状態を示す縦断面図。
【図3】従来の油圧バルブの構成を示す縦断面図。
【図4】図3と同様の図面であるが図3と異なる作動状
態を示す縦断面図。
【符号の説明】
2 バルブハウジング 4 圧油導入口 6 優先圧油供給口 7 ボア 8 余剰油排出口 10 パイロット室 12 油路 14 オリフィス 16 スプリング室 18 スプリング 20 ブリードオフ弁スプール 22 フロープライオリティバルブスプール 24 負荷圧導入口 26 アタッチメント又はタンク連絡口 28 油路 30 パイロット室 32 スプリング室 34 スプリング 36 圧油導入口 201 圧油導入口 202 優先圧油供給口 203 余剰油排出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの油圧源から2つの互いに独立した
    第1及び第2の油圧源を構成させる分配弁であって、前
    記第1の油圧源へ優先的に給油し余剰分を前記第2の油
    圧源に給油するフロープライオリティバルブと、同フロ
    ープライオリティバルブから給油された前記第2の油圧
    源の油圧を負荷圧より所定値高い油圧にするブリードオ
    フ弁とを具えた油圧バルブにおいて、前記1つの油圧源
    に連通される圧油導入口と、前記第1の油圧源に連通さ
    れる優先圧油供給口と、前記第2の油圧源に連通される
    余剰油排出口とを設けられ、先端面に圧縮ばね圧と負荷
    圧とが作用されるように構成された中空のブリードオフ
    弁スプール、及び前記ブリードオフ弁スプールの中空内
    に配置され、前記ブリードオフ弁スプールの圧油導入口
    に連通される圧油導入口と、同圧油導入口から導入され
    た圧油を後端面へ作用させる油路と、先端に前記優先圧
    油供給口に連通されるオリフィスとが設けられるととも
    に、先端に圧縮ばね圧が作用され、先端方向への移動に
    より前記第2の油圧源を前記圧油導入口に連通させるよ
    うに構成されたフロープライオリティバルブスプールを
    有することを特徴とするフロープライオリティバルブ内
    蔵型ブリードオフ油圧バルブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108591594A (zh) * 2018-05-24 2018-09-28 星光农机股份有限公司 液压阀空挡定位装置、液压阀及空挡定位设备
JP2019093822A (ja) * 2017-11-21 2019-06-20 Kyb株式会社 サスペンション装置

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