JP2001207741A - 嵌め殺しサッシユニット - Google Patents
嵌め殺しサッシユニットInfo
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- JP2001207741A JP2001207741A JP2000020288A JP2000020288A JP2001207741A JP 2001207741 A JP2001207741 A JP 2001207741A JP 2000020288 A JP2000020288 A JP 2000020288A JP 2000020288 A JP2000020288 A JP 2000020288A JP 2001207741 A JP2001207741 A JP 2001207741A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サッシ枠体にパネルを1人の作業者で簡単に
装着できる嵌め殺しサッシ窓とする。 【解決手段】 サッシ枠体の上枠1、左右の方立4(縦
枠)を枠本体1a,4aと押縁1b,4bでパネル8を
装着する凹部1c,4cを有する形状とし、下枠2はパ
ネル8を装着する凹部2aを有する形状とする。前記上
枠1の枠本体1aに支持金具40をスナップ式に係合し
て取付け、この支持金具40でパネル8が倒れないよう
にする。これによって、支持金具40を簡単に取付けで
きると共に、押縁1a,4aを取付ける時にパネル8を
手で押えなくとも良いから、パネル8を1人の作業者で
簡単に取付けできる。
装着できる嵌め殺しサッシ窓とする。 【解決手段】 サッシ枠体の上枠1、左右の方立4(縦
枠)を枠本体1a,4aと押縁1b,4bでパネル8を
装着する凹部1c,4cを有する形状とし、下枠2はパ
ネル8を装着する凹部2aを有する形状とする。前記上
枠1の枠本体1aに支持金具40をスナップ式に係合し
て取付け、この支持金具40でパネル8が倒れないよう
にする。これによって、支持金具40を簡単に取付けで
きると共に、押縁1a,4aを取付ける時にパネル8を
手で押えなくとも良いから、パネル8を1人の作業者で
簡単に取付けできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、嵌め殺しサッシ
窓、サッシ障子などのサッシ枠体にパネルを装着した嵌
め殺しサッシユニットに関する。
窓、サッシ障子などのサッシ枠体にパネルを装着した嵌
め殺しサッシユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】嵌め殺しサッシ窓は種々のものが提案さ
れている。例えば、サッシ枠体を形成する上枠、左右の
縦枠を枠本体と押縁でパネル装着用の凹部を有する形状
とし、下枠をパネル装着用の凹部を有する形状とする。
各枠本体と下枠を連結して方形状のサッシ枠体とし、下
枠の凹部にパネルの下縁部を落し込むと共に、パネルの
上縁部、左右の縦縁部を各枠本体に押しつけてパネルを
サッシ枠体に仮支持する。各枠本体に押縁をそれぞれ取
付けてパネルの上縁部、左右の縦縁部を支持するように
した嵌め殺しサッシ窓が提案されている。
れている。例えば、サッシ枠体を形成する上枠、左右の
縦枠を枠本体と押縁でパネル装着用の凹部を有する形状
とし、下枠をパネル装着用の凹部を有する形状とする。
各枠本体と下枠を連結して方形状のサッシ枠体とし、下
枠の凹部にパネルの下縁部を落し込むと共に、パネルの
上縁部、左右の縦縁部を各枠本体に押しつけてパネルを
サッシ枠体に仮支持する。各枠本体に押縁をそれぞれ取
付けてパネルの上縁部、左右の縦縁部を支持するように
した嵌め殺しサッシ窓が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の嵌め殺しサッシ
窓は、サッシ枠体にパネルを仮支持した状態でパネルが
傾倒してサッシ枠体から外れる恐れがあるので、枠本体
に押縁を取付ける際にパネル体が外れないように手で押
えながら押縁を取付けている。このために、押縁の取付
け作業が面倒であるし、大きな嵌め殺しサッシ窓の場合
にはパネルを押える人と押縁を取付ける人の2人の作業
者が必要となる。
窓は、サッシ枠体にパネルを仮支持した状態でパネルが
傾倒してサッシ枠体から外れる恐れがあるので、枠本体
に押縁を取付ける際にパネル体が外れないように手で押
えながら押縁を取付けている。このために、押縁の取付
け作業が面倒であるし、大きな嵌め殺しサッシ窓の場合
にはパネルを押える人と押縁を取付ける人の2人の作業
者が必要となる。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした嵌め殺しサッシユニットを提供することを目
的とする。
ようにした嵌め殺しサッシユニットを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、サッシ枠
体にパネルを装着した嵌め殺しサッシユニットにおい
て、前記サッシ枠体を形成する上枠、左右の縦枠を、枠
本体に押縁を着脱自在に取付けてパネル装着用の凹部を
有する形状とし、前記サッシ枠体を形成する下枠を、パ
ネル装着用の凹部を有する形状とし、前記上枠の枠本体
における凹部を形成する部分に、支持金具を係止取付手
段で取付け、この支持金具はパネルが押縁方向に倒れる
ことを阻止する形状であることを特徴とする嵌め殺しサ
ッシユニットである。
体にパネルを装着した嵌め殺しサッシユニットにおい
て、前記サッシ枠体を形成する上枠、左右の縦枠を、枠
本体に押縁を着脱自在に取付けてパネル装着用の凹部を
有する形状とし、前記サッシ枠体を形成する下枠を、パ
ネル装着用の凹部を有する形状とし、前記上枠の枠本体
における凹部を形成する部分に、支持金具を係止取付手
段で取付け、この支持金具はパネルが押縁方向に倒れる
ことを阻止する形状であることを特徴とする嵌め殺しサ
ッシユニットである。
【0006】第2の発明は、第1の発明において前記押
縁は枠本体の室内側部に着脱自在に取付けられ、前記支
持金具は、パネルを仮取付した状態で室内側から係脱自
在に取付けられることを特徴とする嵌め殺しサッシユニ
ットである。
縁は枠本体の室内側部に着脱自在に取付けられ、前記支
持金具は、パネルを仮取付した状態で室内側から係脱自
在に取付けられることを特徴とする嵌め殺しサッシユニ
ットである。
【0007】
【作 用】第1の発明によれば、各押縁をそれぞれ取り
外した状態でパネルの下縁部を下枠の凹部に落し込み、
パネルの上端部、左右縦縁部を各枠本体の凹部を形成す
る部分に位置させる。この状態で上枠の枠本体に支持金
具を取付けてパネルが外れることを防止し、その後に各
押縁を取付けることでパネルを装着できる。しかも、支
持金具は上枠の枠本体に係止取付手段で取付けられるの
で、ビスなどを用いずに簡単に取付けできる。
外した状態でパネルの下縁部を下枠の凹部に落し込み、
パネルの上端部、左右縦縁部を各枠本体の凹部を形成す
る部分に位置させる。この状態で上枠の枠本体に支持金
具を取付けてパネルが外れることを防止し、その後に各
押縁を取付けることでパネルを装着できる。しかも、支
持金具は上枠の枠本体に係止取付手段で取付けられるの
で、ビスなどを用いずに簡単に取付けできる。
【0008】第2の発明によれば、パネルが破損等した
場合に室内側から押縁を外すと共に、支持金具を外すこ
とでパネルを枠本体から取り出し、新らしいパネルと交
換できるので、室内側からパネル交換できる。
場合に室内側から押縁を外すと共に、支持金具を外すこ
とでパネルを枠本体から取り出し、新らしいパネルと交
換できるので、室内側からパネル交換できる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示すように、上枠1と下枠
2と左右の縦枠3を方形状に連結すると共に、上枠1と
下枠2に亘って左右一対の方立4を連結して中間枠部5
と左右の側枠部6を有するサッシ枠体7を形成してい
る。前記中間枠部5にガラスなどのパネル8を装着する
と共に、各側枠部6に障子9を室内外側方向に回動自在
に装着して嵌め殺しサッシ窓aの左右両側に開きサッシ
窓bを有する連窓タイプのサッシ窓を形成している。
2と左右の縦枠3を方形状に連結すると共に、上枠1と
下枠2に亘って左右一対の方立4を連結して中間枠部5
と左右の側枠部6を有するサッシ枠体7を形成してい
る。前記中間枠部5にガラスなどのパネル8を装着する
と共に、各側枠部6に障子9を室内外側方向に回動自在
に装着して嵌め殺しサッシ窓aの左右両側に開きサッシ
窓bを有する連窓タイプのサッシ窓を形成している。
【0010】前記中間枠部5を形成する上枠1(嵌め殺
しサッシ窓aのサッシ枠体の上枠)は、図2に示すよう
に枠本体1aと、この枠本体1aの室内側部に着脱自在
に取付けた押縁1bでパネル装着用の凹部1cを有する
形状である。前記中間枠部5を形成する下枠2(嵌め殺
しサッシ窓aのサッシ枠体の下枠)は、図2に示すよう
にパネル装着用の凹部2aを有する形状である。前記中
間枠部5を形成する左右の方立4(嵌め殺しサッシ窓a
のサッシ枠体の縦枠)は、図3に示すように枠本体4a
と、この枠本体4aの室内側部に着脱自在に取付けた押
縁4bでパネル装着用の凹部4cを有する形状である。
しサッシ窓aのサッシ枠体の上枠)は、図2に示すよう
に枠本体1aと、この枠本体1aの室内側部に着脱自在
に取付けた押縁1bでパネル装着用の凹部1cを有する
形状である。前記中間枠部5を形成する下枠2(嵌め殺
しサッシ窓aのサッシ枠体の下枠)は、図2に示すよう
にパネル装着用の凹部2aを有する形状である。前記中
間枠部5を形成する左右の方立4(嵌め殺しサッシ窓a
のサッシ枠体の縦枠)は、図3に示すように枠本体4a
と、この枠本体4aの室内側部に着脱自在に取付けた押
縁4bでパネル装着用の凹部4cを有する形状である。
【0011】前記パネル8は図2と図3に示すように網
入りガラス8aとガラス8aを備えた複層ガラスで、そ
の上縁部を上枠1の凹部1cに嵌め込みガスケットで支
持し、下縁部を下枠2の凹部2aに嵌め込みガスケット
で支持し、左右の縦縁部を方立4の凹部4cに嵌め込み
ガスケットで支持することで中間枠部5(サッシ枠体)
に取付けてある。
入りガラス8aとガラス8aを備えた複層ガラスで、そ
の上縁部を上枠1の凹部1cに嵌め込みガスケットで支
持し、下縁部を下枠2の凹部2aに嵌め込みガスケット
で支持し、左右の縦縁部を方立4の凹部4cに嵌め込み
ガスケットで支持することで中間枠部5(サッシ枠体)
に取付けてある。
【0012】前記上枠1の枠本体1aは図2に示すよう
に、建物躯体に取付けられる面内方向外側の外側形材1
0と、この外側形材10の面内方向内側部における面外
方向室外側寄りに取付けた内側形材11から成る室外側
部材12及び、この室外側部材12の室内側内面に取付
けた室内側部材13で形成される。前記外側形材10、
内側形材11はアルミニウムや鉄などの金属製で、前記
室内側部材12は樹脂製である。これによって、上枠1
の枠本体1aは金属製の室外側部材12の室内側内面を
樹脂製の室内側部材13で被覆した形状である。この枠
本体1aはアルミ、鉄などの金属一体形状でも良い。
に、建物躯体に取付けられる面内方向外側の外側形材1
0と、この外側形材10の面内方向内側部における面外
方向室外側寄りに取付けた内側形材11から成る室外側
部材12及び、この室外側部材12の室内側内面に取付
けた室内側部材13で形成される。前記外側形材10、
内側形材11はアルミニウムや鉄などの金属製で、前記
室内側部材12は樹脂製である。これによって、上枠1
の枠本体1aは金属製の室外側部材12の室内側内面を
樹脂製の室内側部材13で被覆した形状である。この枠
本体1aはアルミ、鉄などの金属一体形状でも良い。
【0013】前記内側形材11の内面には、凹部1cを
形成する室外側の内向片14、後述する支持金具を取付
ける室内外側方向中間の内向突片15、押縁1bを取付
ける室内側の係止凹部16がそれぞれ形成してある。こ
の内向片14と内面室外側寄り部分が凹部1cを形成す
る部分である。前記上枠1の押縁1bは樹脂製で、前記
係止凹部16にスナップ式に係合する取付片17をす
る。押縁1bは金属製でも良い。
形成する室外側の内向片14、後述する支持金具を取付
ける室内外側方向中間の内向突片15、押縁1bを取付
ける室内側の係止凹部16がそれぞれ形成してある。こ
の内向片14と内面室外側寄り部分が凹部1cを形成す
る部分である。前記上枠1の押縁1bは樹脂製で、前記
係止凹部16にスナップ式に係合する取付片17をす
る。押縁1bは金属製でも良い。
【0014】前記下枠2は図2に示すように、建物躯体
に取付けられる面内方向外側の外側形材20と、この外
側形材20の面内方向内側部に取付けた内側形材21か
ら成る。前記外側形材20は金属製室外側部材20aと
金属製室内側部材20bを断熱材20cで連結した断熱
形材で、その金属製室内側部材20bの内面及び室内側
面は樹脂部材20dで被覆してある。前記内側形材21
は金属製室外側部材21aと、その室内側部に取付けら
れて室内側面を被覆した樹脂製室内側部材21bを有す
る。この金属製室外側部材21aが外側形材20の金属
製室外側部材20aにビスで固着され、樹脂製室内側部
材21bが外側形材20の樹脂部材20dと接してい
る。この下枠2は金属一体形状でも良い。
に取付けられる面内方向外側の外側形材20と、この外
側形材20の面内方向内側部に取付けた内側形材21か
ら成る。前記外側形材20は金属製室外側部材20aと
金属製室内側部材20bを断熱材20cで連結した断熱
形材で、その金属製室内側部材20bの内面及び室内側
面は樹脂部材20dで被覆してある。前記内側形材21
は金属製室外側部材21aと、その室内側部に取付けら
れて室内側面を被覆した樹脂製室内側部材21bを有す
る。この金属製室外側部材21aが外側形材20の金属
製室外側部材20aにビスで固着され、樹脂製室内側部
材21bが外側形材20の樹脂部材20dと接してい
る。この下枠2は金属一体形状でも良い。
【0015】前記内側形材21の金属製室外側部材21
aは凹部2aを形成する内面22と、この内面22より
も内方に突出した室外側の内向片23を有する。前記内
側形材21の樹脂製室内側部材21bは前記内向片23
と略同一高さで、金属製室外側部材21aと金属製室内
側部材21bで凹部2aを形成している。
aは凹部2aを形成する内面22と、この内面22より
も内方に突出した室外側の内向片23を有する。前記内
側形材21の樹脂製室内側部材21bは前記内向片23
と略同一高さで、金属製室外側部材21aと金属製室内
側部材21bで凹部2aを形成している。
【0016】前記方立4の枠本体4aは図3に示すよう
に、金属製室外側部材30と、その室内側部に固着した
樹脂製室内側部材31を有する。その金属製室外側部材
30の室内側部を樹脂製室内側部材31で被覆してい
る。前記金属製室外側部材30の凹部4cを形成する内
面32の室外側に内向片33が一体的に設けてある。こ
の内面32と内向片33が凹部4cを形成する部分であ
る。前記樹脂製室内側部材31の内面34室外寄りに係
止凹部35が形成してある。この枠本体4aは金属一体
形状で良い。前記方立4の押縁4bは樹脂製で、前記係
止凹部35にスナップ式に係合する取付片36を有す
る。この押縁4bは金属製でも良い。前記左右の樹脂製
室内側部材31の内面34間の寸法はパネル8の左右寸
法よりも大きい。
に、金属製室外側部材30と、その室内側部に固着した
樹脂製室内側部材31を有する。その金属製室外側部材
30の室内側部を樹脂製室内側部材31で被覆してい
る。前記金属製室外側部材30の凹部4cを形成する内
面32の室外側に内向片33が一体的に設けてある。こ
の内面32と内向片33が凹部4cを形成する部分であ
る。前記樹脂製室内側部材31の内面34室外寄りに係
止凹部35が形成してある。この枠本体4aは金属一体
形状で良い。前記方立4の押縁4bは樹脂製で、前記係
止凹部35にスナップ式に係合する取付片36を有す
る。この押縁4bは金属製でも良い。前記左右の樹脂製
室内側部材31の内面34間の寸法はパネル8の左右寸
法よりも大きい。
【0017】図2に示すように、前記上枠1の内側形材
11の内面の内向突片15に支持金具40が着脱自在に
取付けてある。この支持金具40は図4に示すように、
取付片41と支持片42で鉤形状で、その取付片41の
一部分を打ち出し加工して係止片43としてある。この
係止片43は別体としてビス、溶接、リベットなどで取
付片41に固着しても良い。前記上枠1の内側形材11
の内向突片15は縦片15aと横片15bで室外側に向
いた鉤形状で、その縦片15aに取付片41が挿入する
挿入口18が形成してある。支持金具40の取付片41
を内向突片15の挿入口18に挿入することで係止片4
3が取付片41に向けて弾性変形し、挿入口18を通過
すると元の形状に復元して内向突片15の縦片15a室
外側面と横片15b上面に接して支持金具40が取付け
られる。つまり、挿入口18を有する内向突片15と係
止片43で支持金具40を取付ける係止取付手段を形成
している。
11の内面の内向突片15に支持金具40が着脱自在に
取付けてある。この支持金具40は図4に示すように、
取付片41と支持片42で鉤形状で、その取付片41の
一部分を打ち出し加工して係止片43としてある。この
係止片43は別体としてビス、溶接、リベットなどで取
付片41に固着しても良い。前記上枠1の内側形材11
の内向突片15は縦片15aと横片15bで室外側に向
いた鉤形状で、その縦片15aに取付片41が挿入する
挿入口18が形成してある。支持金具40の取付片41
を内向突片15の挿入口18に挿入することで係止片4
3が取付片41に向けて弾性変形し、挿入口18を通過
すると元の形状に復元して内向突片15の縦片15a室
外側面と横片15b上面に接して支持金具40が取付け
られる。つまり、挿入口18を有する内向突片15と係
止片43で支持金具40を取付ける係止取付手段を形成
している。
【0018】このようであるから、支持金具40を内側
形材11の内面(上枠1の枠本体における凹部1cを形
成する内面)の室内側部にスナップ式にワンタッチで容
易に取付けできる。前記支持金具40を取付けると、そ
の支持片42がパネル8の上端面よりも下方に突出す
る。
形材11の内面(上枠1の枠本体における凹部1cを形
成する内面)の室内側部にスナップ式にワンタッチで容
易に取付けできる。前記支持金具40を取付けると、そ
の支持片42がパネル8の上端面よりも下方に突出す
る。
【0019】次にパネル8の取付け手順を説明する。パ
ネル8を垂直に対して上縁部が下縁部よりも室内側とな
るように斜めとし、そのパネル8の下端部を下枠2の凹
部2a内に落し込む。この時、各押縁1b,3bは外し
た状態とする。図5(a)に示すように、パネル8を垂
直姿勢としてその上縁部を上枠1の内側形材11の内向
片14に接すると共に、パネル8の左右の縦縁部を左右
の方立4の枠本体4aにおける内向片33に接してパネ
ル8を仮取付けする。
ネル8を垂直に対して上縁部が下縁部よりも室内側とな
るように斜めとし、そのパネル8の下端部を下枠2の凹
部2a内に落し込む。この時、各押縁1b,3bは外し
た状態とする。図5(a)に示すように、パネル8を垂
直姿勢としてその上縁部を上枠1の内側形材11の内向
片14に接すると共に、パネル8の左右の縦縁部を左右
の方立4の枠本体4aにおける内向片33に接してパネ
ル8を仮取付けする。
【0020】一方の手でパネル8が外れないように押え
ながら、図5(b)に示すように他方の手で支持金具4
0を持って前述のように取付ける。支持金具40を取付
けると図5(c)に示すように、支持金具40の支持片
41がパネル8の上端部室内側に垂下するので、パネル
8が室内側に倒れると支持片42に当接し、パネル8が
外れることが防止される。
ながら、図5(b)に示すように他方の手で支持金具4
0を持って前述のように取付ける。支持金具40を取付
けると図5(c)に示すように、支持金具40の支持片
41がパネル8の上端部室内側に垂下するので、パネル
8が室内側に倒れると支持片42に当接し、パネル8が
外れることが防止される。
【0021】パネル8を手で押さえることなしに、各押
縁1b、4bを枠本体1a,4aにそれぞれ取付けるこ
とで図2,図3に示すようにパネル8を取付ける。
縁1b、4bを枠本体1a,4aにそれぞれ取付けるこ
とで図2,図3に示すようにパネル8を取付ける。
【0022】前述のように、上枠1、方立4の凹部1
c,4cは金属製の内向片14,33、内面と樹脂製の
押縁1b,4bで形成してあるので、火災などで押縁1
b,4bが焼失することがある。しかしながら、前述の
ように上枠1の枠本体1aの金属製の内面に取付金具4
0が取付けてあるので、押縁1b,4bが焼失してもパ
ネル8が外れることがない。
c,4cは金属製の内向片14,33、内面と樹脂製の
押縁1b,4bで形成してあるので、火災などで押縁1
b,4bが焼失することがある。しかしながら、前述の
ように上枠1の枠本体1aの金属製の内面に取付金具4
0が取付けてあるので、押縁1b,4bが焼失してもパ
ネル8が外れることがない。
【0023】また、下枠2の凹部2aは金属製の内向片
23、内面22、樹脂製の室内側部材21bで形成さ
れ、火災なとで室内側部材21bが消失することがある
ので、図2に示すように内面22にL字形状の支持金具
50をビス止めし、この支持金具50でパネル8の下縁
部が下枠2から外れることを防止している。
23、内面22、樹脂製の室内側部材21bで形成さ
れ、火災なとで室内側部材21bが消失することがある
ので、図2に示すように内面22にL字形状の支持金具
50をビス止めし、この支持金具50でパネル8の下縁
部が下枠2から外れることを防止している。
【0024】前記上枠1の外側形材10、下枠2の外側
形材20は側枠部6まで延長し、その外側形材10,2
0が開きサッシ窓bの上枠、下枠を形成する。つまり、
開きサッシ窓bの上枠は金属製の外側形材10と樹脂製
の室内側部材13で形成され、下枠は外側形材20で形
成される。
形材20は側枠部6まで延長し、その外側形材10,2
0が開きサッシ窓bの上枠、下枠を形成する。つまり、
開きサッシ窓bの上枠は金属製の外側形材10と樹脂製
の室内側部材13で形成され、下枠は外側形材20で形
成される。
【0025】次に第2の実施の形態を説明する。図6に
示すように、上枠1の枠本体1aは金属製室外側部材5
1の室内側部に樹脂製室内側部材52をビス53で固着
した形状である。樹脂製の押縁1bは樹脂製室内側部材
52の内面にスナップ式に取付けてある。前記金属製室
外側部材51の室外側の内向片54と内面及び押縁1b
で凹部1cを形成している。前記内向片54に突片55
が設けてあり、この突片55に支持金具40が取付けて
ある。
示すように、上枠1の枠本体1aは金属製室外側部材5
1の室内側部に樹脂製室内側部材52をビス53で固着
した形状である。樹脂製の押縁1bは樹脂製室内側部材
52の内面にスナップ式に取付けてある。前記金属製室
外側部材51の室外側の内向片54と内面及び押縁1b
で凹部1cを形成している。前記内向片54に突片55
が設けてあり、この突片55に支持金具40が取付けて
ある。
【0026】前記支持金具40は図7に示すように、取
付片41と支持片42で鉤形状で、その取付片41に波
形状の係止片44が上向きに一体的に設けてある。この
係止片44の上下方向中間両側部分が切欠きされて幅狭
部44aを有する。前記突片55にはL字形状の溝56
が形成してある。この溝56に係止片44の幅狭部44
aを面外方向に挿入して面内方向に移動することで、図
6に示すように係止片44が突片55に係止すると共
に、金属製室外側部材51の凹部1cを形成する内面に
接し、支持金具40が金属製室外側部材51に取付けら
れる。つまり、溝56を有する突片55と係止片44で
支持金具40を取付ける係止取付手段を形成している。
付片41と支持片42で鉤形状で、その取付片41に波
形状の係止片44が上向きに一体的に設けてある。この
係止片44の上下方向中間両側部分が切欠きされて幅狭
部44aを有する。前記突片55にはL字形状の溝56
が形成してある。この溝56に係止片44の幅狭部44
aを面外方向に挿入して面内方向に移動することで、図
6に示すように係止片44が突片55に係止すると共
に、金属製室外側部材51の凹部1cを形成する内面に
接し、支持金具40が金属製室外側部材51に取付けら
れる。つまり、溝56を有する突片55と係止片44で
支持金具40を取付ける係止取付手段を形成している。
【0027】このようであるから、支持金具40を面外
方向、面内方向に移動することで取付けでき、その取付
け作業が容易である。支持金具40を取付けることで、
支持片42がパネル8の上端部室内側に垂下し、パネル
8が外れることを防止する。
方向、面内方向に移動することで取付けでき、その取付
け作業が容易である。支持金具40を取付けることで、
支持片42がパネル8の上端部室内側に垂下し、パネル
8が外れることを防止する。
【0028】以上の説明では連窓タイプのサッシ窓を示
したが、嵌め殺しサッシ窓のみでも良く、その場合には
縦枠を方立4と同様な形状とする。また、サッシ障子に
適用できることは勿論である。
したが、嵌め殺しサッシ窓のみでも良く、その場合には
縦枠を方立4と同様な形状とする。また、サッシ障子に
適用できることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、各押縁を
それぞれ取り外した状態でパネルの下縁部を下枠の凹部
に落し込み、パネルの上端部、左右縦縁部を各枠本体の
凹部を形成する部分に位置させる。この状態で上枠の枠
本体に支持金具を取付けてパネルが外れることを防止
し、その後に各押縁を取付けることでパネルを装着でき
る。しかも、支持金具は上枠の枠本体に係止取付手段で
取付けられるので、ビスなどを用いずに簡単に取付けで
きる。
それぞれ取り外した状態でパネルの下縁部を下枠の凹部
に落し込み、パネルの上端部、左右縦縁部を各枠本体の
凹部を形成する部分に位置させる。この状態で上枠の枠
本体に支持金具を取付けてパネルが外れることを防止
し、その後に各押縁を取付けることでパネルを装着でき
る。しかも、支持金具は上枠の枠本体に係止取付手段で
取付けられるので、ビスなどを用いずに簡単に取付けで
きる。
【0030】したがって、支持金具を簡単に取付けでき
ると共に、パネルを手で押えずに押縁を簡単に取付けで
きるので、1人の作業者でパネルを簡単に装着すること
ができる。
ると共に、パネルを手で押えずに押縁を簡単に取付けで
きるので、1人の作業者でパネルを簡単に装着すること
ができる。
【0031】請求項2に係る発明によれば、パネルが破
損等した場合に室内側から押縁を外すと共に、支持金具
を外すことでパネルを枠本体から取り出し、新らしいパ
ネルと交換できるので、室内側からパネル交換できる。
損等した場合に室内側から押縁を外すと共に、支持金具
を外すことでパネルを枠本体から取り出し、新らしいパ
ネルと交換できるので、室内側からパネル交換できる。
【図1】サッシ窓の外観図である。
【図2】図1のA−A拡大断面図である。
【図3】図1のB−B拡大断面図である。
【図4】支持金具と支持金具取付部の分解斜視図であ
る。
る。
【図5】パネルの装着手順の説明図である。
【図6】第2の実施形態を示す上枠部分の断面図であ
る。
る。
【図7】支持金具と支持金具取付部の分解斜視図であ
る。
る。
1…上枠 1a…枠本体 1b…押縁 1c…凹部 2…下枠 2a…凹部 4…方立(縦枠) 4a…枠本体 4b…押縁 4c…凹部 5…中間枠部(サッシ枠体) 8…パネル 18…挿入口 40…支持金具 41…取付片 42…支持片 43…係止片 44…係止片 56…溝
Claims (2)
- 【請求項1】 サッシ枠体にパネルを装着した嵌め殺し
サッシユニットにおいて、 前記サッシ枠体を形成する上枠、左右の縦枠を、枠本体
に押縁を着脱自在に取付けてパネル装着用の凹部を有す
る形状とし、 前記サッシ枠体を形成する下枠を、パネル装着用の凹部
を有する形状とし、 前記上枠の枠本体における凹部を形成する部分に、支持
金具を係止取付手段で取付け、 この支持金具はパネルが押縁方向に倒れることを阻止す
る形状であることを特徴とする嵌め殺しサッシユニッ
ト。 - 【請求項2】 前記押縁は枠本体の室内側部に着脱自在
に取付けられ、 前記支持金具は、パネルを仮取付した状態で室内側から
係脱自在に取付けられることを特徴とする請求項1記載
の嵌め殺しサッシユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000020288A JP2001207741A (ja) | 2000-01-28 | 2000-01-28 | 嵌め殺しサッシユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000020288A JP2001207741A (ja) | 2000-01-28 | 2000-01-28 | 嵌め殺しサッシユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001207741A true JP2001207741A (ja) | 2001-08-03 |
Family
ID=18546871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000020288A Pending JP2001207741A (ja) | 2000-01-28 | 2000-01-28 | 嵌め殺しサッシユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001207741A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103547761A (zh) * | 2011-03-18 | 2014-01-29 | Ahc系统窗户有限公司 | 气密窗 |
-
2000
- 2000-01-28 JP JP2000020288A patent/JP2001207741A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103547761A (zh) * | 2011-03-18 | 2014-01-29 | Ahc系统窗户有限公司 | 气密窗 |
CN103547761B (zh) * | 2011-03-18 | 2015-06-17 | Ahc系统窗户有限公司 | 气密窗 |
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