JP2001206513A - コイルの置場管理方法 - Google Patents

コイルの置場管理方法

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JP2001206513A
JP2001206513A JP2000012937A JP2000012937A JP2001206513A JP 2001206513 A JP2001206513 A JP 2001206513A JP 2000012937 A JP2000012937 A JP 2000012937A JP 2000012937 A JP2000012937 A JP 2000012937A JP 2001206513 A JP2001206513 A JP 2001206513A
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coil
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coils
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JP2000012937A
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Shigehiko Tanaya
重彦 棚谷
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JFE Engineering Corp
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルを設定した位置の番地管理が可能で、
しかもヤードの使用効率を向上させることが可能なコイ
ルの置場管理方法を提供する。 【解決手段】 コイルを軸方向に並べて置くための溝状
の設備である置溝に複数のコイルを設定するコイルの置
場管理方法であって、(イ)コイルを板幅により複数の
板幅区分に分類し、(ロ)これらの板幅区分毎に対応す
る区画に置溝を分割して番地を付与することにより、
(ハ)同一の置溝に対して複数の板幅区分に対応する複
数の系統の区画の分割および番地の付与を重複して行
い、(ニ)コイルを設定する際は、そのコイルの属する
板幅区分に対応する系統の区画のうち設定済みの区画を
除くとともに、(ホ)他の系統の設定済みの区画と重複
する区画を除いた区画にコイルを設定することを特徴と
するコイルの置場管理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、薄鋼板等のコイ
ルの置場管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】薄鋼板等のコイル、その他コイル状の物
品を、倉庫内あるいは工場内等で保管する場合、幾つか
の方法がある。例えば、コイルを置場に詰めて設置すれ
ば、ヤードの使用効率は高くなる。その反面、コイルの
位置を管理することが困難となる。そこで、コイルの置
場に区画を設けてそれぞれに番地を付与し、番地管理に
よりコイルを保管することが行われている。一般には、
縦横の碁盤目の区画に番地を付与し、コイル置場の番地
管理が行われる。
【0003】例えば、特開平6−298316号公報に
は、コイル搬送手段の運転の効率と精度を高めるための
製鉄コイル置場番地の認識装置が提案されている。この
技術では、ヤードにおけるコイル搬送手段の制御系によ
る製鉄コイル置場位置の検出とその制御を容易にするた
め、コイル置場をXY方向に所定間隔で配置している。
【0004】位置検出手段としては、天井クレーン及び
横行トロリーの走路に沿って、コイル置場Noを記憶登録
させた特定周波数のラジオ電波応答型のトランスポンダ
を固定配置している。天井クレーン及び横行トロリーの
機体上には、上記トランスポンダに対向させて設けた特
定周波数のラジオ電波発信読取り制御部を具えて置くこ
とにより、コイル置場番地を認識するというものであ
る。
【0005】特開平7−172762号公報には、同一
スペースを使用しながらコイルの充填率が高く、また工
作機械へのコイルの供給効率をよくするためのコイル配
置方法が提案されている。この技術では、コイルヤード
を縦方向と横方向に仕切り、交差点にスキッドを配置し
ている。このスキッドの上にコイルを設置する際、コイ
ルの幅および外径サイズにより、次のようにする。
【0006】まず、空スキッドに隣接するスキッドのコ
イルのサイズより、その空スキッドに設置可能なコイル
について、幅サイズ制限値および外径サイズ制限値を算
出する。あるコイルを設置する時に、幅サイズおよび外
径サイズがそれぞれ制限値内にある空スキッドを(1以
上)選び出し、それらの設置可能な空スキッドについて
コイルの充填率(ヤード面積当たりのコイル重量)を算
出する。これにより、充填率が最も高い空スキッドを最
適スキッドに決定し、コイルを設置するというものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これらのコイル置場管
理方法では、コイルヤードに縦横の碁盤目の区画を設け
てコイルを設置している。そのため、コイルヤードに設
置できるコイルの数は上記の区画の数と同一であり、そ
れより増加させることは不可能である。そのため、ヤー
ドの使用効率が低いという問題があった。
【0008】特開平6−298316号公報記載の技術
には、コイルヤードの区画の大きさ(寸法又は面積)に
ついては特に開示されておらず、公報添付の図面では、
全て同一となっている。この場合、個々の区画の大きさ
は、最大寸法のコイルが収納できるよう、幅方向および
直径のいずれについても、最大値に合わせる必要があ
る。このため、通常の寸法のコイルに対しては、区画が
大きすぎることになり、ヤードの無駄なスペースが多く
なる。
【0009】これと比べると、特開平7−172762
号公報記載の技術は、コイルを空スキッドに設置する
際、隣接するスキッドのコイルのサイズに基づきサイズ
の制限値を算出し、その制限値内にある空スキッドを選
び出すので、区画の大きさは必ずしも最大寸法のコイル
に対応させなくてもよい。従って、区画の大きさを縮小
することにより、区画の数を増加できる可能性がある。
【0010】しかし、区画の寸法を小さくすると、寸法
の大きいコイルが多くなった場合、互いに隣接した区画
に置くことができなくなる。そのため、このような区画
は空けて置くことになり、却ってヤードの使用効率が低
下する。これを避けるため、安全を見て区画の大きさを
大きくすると、寸法の小さいコイルが多くなった場合に
充填率(面積当たりの重量)が低下し、やはりヤードの
使用効率が低下するという問題がある。
【0011】この発明は、以上のような従来技術の問題
点を解決し、コイルを設定した位置の番地管理が可能
で、しかもヤードの使用効率を向上させることが可能な
コイルの置場管理方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題は次の発明に
より解決される。その発明は、コイルを軸方向に並べて
置くための溝状の設備である置溝に複数のコイルを設定
するコイルの置場管理方法であって、(イ)コイルを板
幅により複数の板幅区分に分類し、(ロ)これらの板幅
区分毎に対応する区画に置溝を分割して番地を付与する
ことにより、(ハ)同一の置溝に対して複数の板幅区分
に対応する複数の系統の区画の分割および番地の付与を
重複して行い、(ニ)コイルを設定する際は、そのコイ
ルの属する板幅区分に対応する系統の区画のうち設定済
みの区画を除くとともに、(ホ)他の系統の設定済みの
区画と重複する区画を除いた区画にコイルを設定するこ
と、を特徴とするコイルの置場管理方法である。
【0013】この発明は、コイルが転がらないようにす
るための溝状の設備、即ち置溝にコイルを軸方向に並べ
て設置し、コイルの板幅に応じて設置する間隔を変える
ことにより、ヤードの使用効率を向上させる。ここで仮
に、コイル間の隙間を最小限としてヤードの使用効率を
最大とすれば、設置位置が板幅により種々変化すること
になるが、これでは、番地を付与することができなくな
りヤードの番地管理による置場管理が不可能となる。
【0014】そこでこの発明では、置溝をコイルの板幅
区分に対応する寸法の区画に分割し、その区画に番地を
付与する。この区画の分割は、複数の予め決められた板
幅区分に対してそれぞれ行う。その結果、板幅の広い区
分に対しては区画の数は少なくなり、板幅の狭い区分に
対しては区画の数は多くなる。このような異なる系統の
区画と番地により、同一の置溝は板幅区分毎に重複して
区画に分割され、番地も板幅区分毎に重複して付与され
ることになる。
【0015】このように、番地を重複して付与するの
で、番地を番号で表すときは、板幅区分の情報と共に指
定する。これは、番地と共に板幅区分を表す記号等を指
定すること、あるいは番地の一部の桁を板幅区分に充て
ることにより実現できる。
【0016】コイルを設定する際は、そのコイルの属す
る板幅区分、即ち板幅により決まる板幅区分に対応する
系統の区画を用いて設定する。ここで、設定済みの区画
は、当然除くとともに、他の系統で設定済みの区画があ
れば、それと重複する区画も除くことになる。このよう
にして、同一の置溝について種々の板幅のコイルを設定
することにより、互いに重複しない区画にコイルが設定
され、その番地でコイルの設定位置を表示することがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の形態を
示す図で、板幅区分毎の区画および番地の付与の例を示
す図である。この場合、置溝の区画は、板幅区分Rでは
30個の区画、Sでは20個、(以下同様)となり、板
幅区分Lでは8個の区画、Kでは7個となっている。こ
れらの板幅区分に対応する区画およびその番地は互いに
重複しており、例えば、区画M6(板幅区分Mの6番地
の区画、以下同様)は、別の板幅区分Rの区画R13〜
R15、区画K4と、一部ないし全部が重複している。
【0018】コイルの設定方法について、図2により説
明する。例えば、既に板幅区分Rのコイルが10本、R
1〜R10番地(先頭に板幅区分を示す英文字を付けて
表示、以下同様)に設定されているとする。これに続け
て板幅区分Bのコイルを3本、さらに板幅区分Sのコイ
ルを6本、それぞれ設定する場合については、次のよう
になる。
【0019】まず、板幅区分Rのコイルが設定されてい
る最終区画であるR10番地に対して、板幅区分Bで重
複する区画を探す。これは、B4番地(図中網掛け)で
あり、これよりR1〜R10番地がB1〜B4と重複す
ることがわかり、板幅区分BのコイルはB1〜B4番地
(の区画)には設定できない。
【0020】そこで、板幅区分Bのコイル3本は、B5
番地から設定して、B5〜B7番地に設定する。同様
に、このB7番地の区画と重複する板幅区分Sの区画は
S13〜S14番地であり、従って、板幅区分Sのコイ
ルはS15〜S20番地に設定する。このようにして、
これら3種類の板幅区分のコイルは、R1〜R10番
地、B5〜B7番地、およびS15〜S20番地に設定
される。
【0021】なお、R10番地とB5番地の区画の間に
ある空地(図中網掛け)には、R11〜12番地、S8
番地、あるいはH6番地の区画がそれぞれ含まれる。そ
こでさらに、板幅区分R,S,Hのコイルをこれらの番
地の区画に設定することも可能であり、ヤードの使用効
率を向上させることができる。
【0022】また、置溝が複数ある場合は、このような
空地が最小となる置溝を選択し、コイルを設定してもよ
い。なお、隣接する2つの置溝の間隔は、コイル直径に
より決まるので、扱うコイルを直径区分に分類すること
により、間隔を幾つかの段階に変えておくこともでき
る。但し、置溝の間隔にあまり多くの段階があると、コ
イル直径により設定できる置溝に制限が出やすくなるの
で、数段階程度に抑えておいた方がよい。
【0023】以上のようにこの発明により、置溝に殆ど
スペースを空けることなく、種々の板幅区分のコイルを
設定できる。また、コイルが設定された番地から、それ
ぞれの番地で表示される区画の位置が決定できる。この
発明を自動倉庫に適用する場合、コイルの板幅区分に対
応する番地に対してコイルを設定・解除することによ
り、その番地の付与された実際の区画においてコイルを
搬入・搬出することができる。
【0024】
【発明の効果】この発明は、複数の予め決められた板幅
区分に対して、置溝を対応する寸法の区画にそれぞれ分
割し、複数の異なる系統の区画に対して番地を重複して
付与する。コイルを設定する際は、他の系統で設定済み
の区画と重複する区画を除いて設定することにより、同
一の置溝に種々の板幅区分のコイルを殆どスペースを空
けることなく設定することが可能となり、ヤードの使用
効率が向上する。また、番地から区画の位置が決定でき
るので、自動倉庫等の置き場管理に適用する上でも効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による区画の分割および番地の付与方
法をを示す図である。
【図2】発明の実施の形態の1例を示す説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを軸方向に並べて置くための溝状
    の設備である置溝に複数のコイルを設定するコイルの置
    場管理方法であって、(イ)コイルを板幅により複数の
    板幅区分に分類し、(ロ)これらの板幅区分毎に対応す
    る区画に置溝を分割して番地を付与することにより、
    (ハ)同一の置溝に対して複数の板幅区分に対応する複
    数の系統の区画の分割および番地の付与を重複して行
    い、(ニ)コイルを設定する際は、そのコイルの属する
    板幅区分に対応する系統の区画のうち設定済みの区画を
    除くとともに、(ホ)他の系統の設定済みの区画と重複
    する区画を除いた区画にコイルを設定すること、を特徴
    とするコイルの置場管理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007246278A (ja) * 2006-03-20 2007-09-27 Jfe Steel Kk コイルの置場管理方法
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CN114955355A (zh) * 2022-07-07 2022-08-30 中轻长泰(长沙)智能科技股份有限公司 堆垛机认址方法、装置、设备及存储介质

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