JP2001206427A - 懸賞用マーク入りキャップ - Google Patents

懸賞用マーク入りキャップ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂製キャップの頂部外面が金属薄板製のシ
ェルで被覆されている複合材製のキャップについて、簡
単に低コストで生産することができ、しかも、販売促進
のための懸賞用マークを、内容物の液体に印刷インキを
溶出させるようなことなく、キャップの頂部内面側に施
すことができるようにする。 【解決手段】 合成樹脂材により一体成形されたキャッ
プ2の頂部外面が金属薄板製のシェル3により被覆され
ている複合材製のキャップ1について、印刷による懸賞
用マーク35を、合成樹脂材21により透視可能に覆っ
た状態で、金属シェル3の頂板31内面に施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャップの頂部内
面側に懸賞用の印刷マークが施された懸賞用マーク入り
キャップに関し、特に、合成樹脂と金属薄板からなる複
合材製キャップによる懸賞用マーク入りキャップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ガラス瓶やプラスチック容器や金属缶等
において、内容物の取出口を大きく開口させた広口(開
口部の内径35mm以上)の容器は、従来から食品等の
容器として広く使用されており、そのような広口容器用
で嵌め込み式の樹脂製キャップについて、金属製キャッ
プと同様のガスバリヤー性(耐気体透過性)を持たせる
ために、キャップの頂部外面側を金属部材で被覆した密
閉キャップというものが、特開平6−122463号公
報により既に公知となっている。
【0003】一方、キャップで密閉される容器入りの商
品において、販売促進のための懸賞の当たり外れを示す
懸賞用の印刷マークを、キャップが冠着された状態では
外から見えず、開栓するとその場で当たり外れが判るよ
うに、キャップの頂部内面(裏面)側に施しておくとい
うことが従来から行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にキャップの頂部内面側に懸賞用の印刷マークを施す場
合、金属製のキャップでは、金属板の頂部内面となる面
に予め直接印刷しておくことができるのに対して、樹脂
製のキャップでは、頂部内面に直接印刷することが困難
なことから、別途に用意した印刷済みのシール等を貼着
することになるが、何れの場合にしても、キャップで密
閉する容器が飲料等の液体を内容物とするものである場
合には、直接印刷であるか印刷シールの貼着であるかに
関わらず、印刷インキが内容物の液体に溶出する虞があ
る。
【0005】一方、ガスバリヤー性が劣る樹脂製のキャ
ップでは、キャップが嵌め込み式であるか否かに関わら
ず、上記のように頂面の外面側を金属部材で被覆したり
することでガスバリヤー性を向上させることができ、特
に、広口容器の場合には、容器の開口面積が大きい分だ
けキャップのガスバリヤー性の影響が顕著なものとなっ
て、キャップのガスバリヤー性が劣ることで容器内に密
封された内容物の賞味期間が短くなることから、上記の
ようなガスバリヤー性を向上させる手段が必要となって
くる。
【0006】しかしながら、上記の引用公報に開示され
ているガスバリヤー性を改善した密閉キャップの構造を
検討してみると、天面(頂部)と側壁(スカート部)を
形成する軟質合成樹脂部材に対して金属部材を取り付
け、それとは別の硬質合成樹脂部材により、天面(頂
部)外周縁部から下向きに側壁(スカート部)を外側か
ら覆っていることから、軟質合成樹脂部材とは別に硬質
合成樹脂部材を製造して、それを軟質合成樹脂部材に嵌
め込む工程が必要となり、生産コストが高いものとなっ
ている。
【0007】本発明は、上記のようなそれぞれの問題の
解消を課題とするものであり、具体的には、樹脂製キャ
ップの頂部外面が金属薄板製のシェルで被覆されている
複合材製のキャップについて、簡単に低コストで生産す
ることができ、しかも、販売促進のための懸賞用マーク
を、内容物の液体に印刷インキを溶出させるようなこと
なく、キャップの頂部内面側に施すことができるように
することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するために、合成樹脂材により一体成形され
たキャップの頂部外面が金属薄板製のシェルにより被覆
されている複合材製のキャップについて、印刷による懸
賞用マークを、合成樹脂材により透視可能に覆った状態
で、金属シェルの頂板内面に施すことを特徴とするもの
である。
【0009】上記のような構成の懸賞用マーク入りキャ
ップによれば、キャップの樹脂部分を同じ合成樹脂材に
より一体成形していることで、金属シェルと合成樹脂材
からなる複合材製キャップを簡単に低コストで生産でき
ると共に、そのような複合材製キャップの金属シェルの
頂板内面に懸賞用マークを施していることで、直接印刷
により懸賞用マークを付与することが可能となり、しか
も、金属シェルの頂板内面に施された懸賞用マークを、
合成樹脂材により透視可能に覆っていることで、印刷イ
ンキを内容物の液体に溶出させるようなことなく、ま
た、容器の口頸部からキャップを取り外すことによっ
て、キャップの裏面側に懸賞用マークを見ることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の懸賞用マーク入り
キャップの一実施形態について、図面に基づいて詳細に
説明する。なお、本実施形態の懸賞用マーク入りキャッ
プについて、図1は、キャップの右半分を断面として側
面視で示し、図2は、キャップを下方(裏面側)から見
た状態を示し、図3は、キャップの断面の一部を拡大し
て示すものである。
【0011】本実施形態のキャップ1は、ピルファープ
ルーフ性を備えたネジキャップ(スクリューキャップ)
であり、広口で再封鎖可能な金属缶(広口リシール缶)
のネジ付き口頸部に対して螺合により冠着されるもので
あって、同じ材質の合成樹脂材により一体成形された樹
脂キャップ2と、その頂部外面を被覆する金属薄板製の
シェル3とからなる複合材製のキャップである。
【0012】キャップ1の樹脂キャップ2では、頂部2
1の周縁から下方に垂下してスカート部22が形成され
ており、スカート部22と所定の間隔を置いて同心的
に、円筒状のインナープラグ23が頂部21の内面(下
面)から垂設されていて、スカート部22の上端部内面
とインナープラグ23の外面の間に、図3に示すよう
に、缶の口頸部4の上端カール部41が挿入されること
となる。
【0013】樹脂キャップ2のスカート部22には、そ
の内面側に、缶の口頸部4に形成されたネジ42と螺合
するネジ24が形成され、その外面側に、キャップ1を
指で掴んで回す時の滑り止めとなるローレット(多数の
細かい縦溝と縦リブ)25が形成されていて、スカート
部22の下方には、不正使用を示す(開封されたかどう
かを示す)ためのピルファープルーフ(タンパーエビデ
ンス)機構が一体的に形成されている。
【0014】ピルファープルーフ機構は、スカート部2
2の下端に、破断容易な弱化部となる連結部26を介し
て、缶の口頸部4の下部に係止されるバンド部27を形
成したものであり、図3に示すように、缶の口頸部4の
下部に上側が傾斜して下側が段部となった環状の突起4
3が形成されているのに対して、バンド部27の内面に
は、下側が傾斜して上側が段部となった環状の突起27
bが形成されていて、キャップ1を缶の口頸部4に螺着
すると、バンド部27の突起27bが口頸部4の突起4
3を乗り越えて、両方の突起27b,43の段部同士が
係合できるようになっている。
【0015】また、スカート部22の下端とバンド部2
7の上端のそれぞれには、対向する凹部22aと凸部2
7aが形成されており、この凹部22aと凸部27a
は、常態では噛み合うことなく、キャップ1の螺着によ
りバンド部27の突起27bが口頸部4の突起43を乗
り越える際に、その抵抗力により連結部26が屈曲する
ように弾性変形してスカート部22とバンド部27の間
隔が狭まったときに、凹部22aと凸部27aが噛み合
って、スカート部22とバンド部27がキャップの円周
方向で連係するようになっている。
【0016】このようなピルファープルーフ機構によれ
ば、キャップ1を装着する際には、バンド部27の突起
27bが口頸部4の突起43を乗り越えるときに、凹部
22aと凸部27aを介してスカート部22とバンド部
27がキャップの円周方向で連係するため、キャップ1
の回動が連結部26の切断力として働くことはなく、そ
のため、弱化部となる連結部26を切断され易いものに
しても、キャップ1の装着時に連結部26が切断される
ことはない。
【0017】一方、キャップ1を開封する際には、バン
ド部27が口頸部4の突起43に係合している状態で、
スカート部22が上方に移動することから、凹部22a
と凸部27aは噛み合わず、スカート部22とバンド部
27が凹部22aと凸部27aを介して連係することは
ないため、キャップ1の回動が連結部26の切断力とし
て働き、弱化部となる連結部26を切断され易いものと
しておくことで、その分だけキャップ1の開封時に弱い
力で連結部26を切断することができるようになる。
【0018】上記のようなピルファープルーフ機構が一
体成形された樹脂キャップ2に対して、円形の頂板31
の周縁から下方に短い円筒部32を垂下させた金属薄板
製のシェル3が、樹脂キャップ2の頂部21の外面側を
被覆するように一体的に設けられており、金属シェル3
の内面と樹脂キャップ2の外面は一体的に接着され、金
属シェル3の円筒部32の下部は、樹脂キャップ2のス
カート部22の上端部分に埋設されている。
【0019】なお、本実施形態では、樹脂キャップ2に
埋設された金属シェル3の円筒部32の下端は、図3に
示すように、キャップ1を缶の口頸部4に螺着した状態
において、該口頸部4の上端位置(カール部41の上
端)よりも下方にまで垂下されており、この円筒部32
の下端は、外方に突出する鍔部33として、円筒部32
の外径よりも外方向に0.2〜0.8mm突出するよう
に曲げられている。(なお、この鍔部33は、円筒部3
2の内径よりも内方向に0.2〜0.8mm突出するよ
うに曲げても良い。)
【0020】この樹脂キャップ2と金属シェル3は、溶
融樹脂が注入される金型内に金属シェル3を予めセット
(インサート)した状態で、樹脂キャップ2を金型内で
一体成形する、所謂インサート成型により一体的に結合
されているものであって、樹脂キャップ2と一体的に結
合された金属シェル3の頂板31には、その中央部分の
裏面(内面)側に、懸賞の当たり外れを示すための懸賞
用マーク35が印刷されており、この懸賞用マーク35
の印刷インキ層を樹脂キャップ2の頂部21が薄く覆っ
ていて、該頂部21の合成樹脂材を透して懸賞用マーク
35が見えるようになっている。
【0021】上記のような本実施形態のキャップ1につ
いて、更に具体例によって詳しく説明すると、例えば、
頂板31の内面側に懸賞用マーク35が印刷された金属
シェル3を金型内にセットし、合成樹脂としてポリプロ
ピレンを樹脂温度230℃、射出圧60〜65kg/c
2 、成形サイクル28秒でインジェクション成形する
ことにより、金属シェル3の頂板31の内面側では合成
樹脂材が懸賞用マーク35を薄く覆うように、金属シェ
ル3と樹脂キャップ2が一体成形されている。なお、上
記のような樹脂キャップ2の成形法については、インジ
ェクション成形に限らず、コンプレッション成形によっ
ても成形可能である。
【0022】金型内にセットされる金属シェル3につい
ては、例えば、厚さ0.20mmの3004材アルミニ
ウム合金板に対し、外面塗装として、ポリエステル系樹
脂〔大日本インキ工業(P−926−2)〕を60mg
/dm2 塗装して170℃×10分焼き付け、また、こ
の内面側となる面にアルキッド樹脂を主成分とする印刷
インキにより懸賞用マーク35を印刷して、190℃×
10分焼き付けてから、更に、内面塗装として、ポリプ
ロピレン(PP)分散エポキシ−フェノール〔大東ペイ
ント(ダイトロン#5378PP−2)〕を60mg/
dm2 塗装し、焼き付けた後、所定の形状にプレス成形
したものである。
【0023】なお、樹脂キャップ2の材料となる合成樹
脂については、容器の用途に応じてポリプロピレン(P
P)よりも耐熱性の劣るポリエチレン(PE)を使用す
ることも可能であり、また、金属シェル3の材料となる
金属薄板についても、アルミニウム合金板に限らず、錫
メッキ鋼板,亜鉛メッキ鋼板,ニッケルメッキ鋼板等の
表面処理鋼板を使用することも可能である。
【0024】金属シェル3の内面塗装については、エポ
キシ樹脂成分と、フェノール樹脂,尿素樹脂,メラミン
樹脂及び熱硬化型アクリル樹脂からなる群より選ばれた
少なくとも1種の熱硬化性樹脂との組み合わせからなる
合成樹脂を主成分として、それに樹脂キャップ2の合成
樹脂と同種の合成樹脂を分散させた塗料を使用すること
により、金属シェル3の内面側と樹脂キャップ2との接
着性を良くすることができる。
【0025】すなわち、樹脂キャップ2の材料がポリプ
ロピレンである場合には、主成分となる樹脂の中にポリ
プロピレン又はカルボキシル変性ポリプロピレンの粉末
を分散させた塗料を使用するのが好ましく、また、樹脂
キャップ2の材料がポリエチレンである場合には、主成
分となる樹脂の中にポリエチレン又はカルボキシル変性
ポリエチレンの粉末を分散させた塗料を使用することが
好ましい。
【0026】以上に述べたような本実施形態の懸賞用マ
ーク入りキャップ1によれば、キャップ1の頂部外面を
金属シェル3により被覆していることで、充分なガスバ
リヤー性(耐気体透過性)を確保することができると共
に、金属薄板製のシェル3とのインサート成型により同
じ合成樹脂材で樹脂キャップ2を一体成形していること
によって、金属部材と合成樹脂の複合材によるキャップ
を、通常の樹脂製キャップと同様に簡単に製造すること
ができて、生産コストを低く抑えることができる。
【0027】また、懸賞用マーク35を金属シェル3の
頂板31の内面側に直接印刷していることで、別途の印
刷シール等を必要とすることなく、キャップ1の頂部内
面(裏面)側に懸賞用マーク35を簡単に付与すること
ができ、しかも、この懸賞用マーク35を、合成樹脂材
(樹脂キャップ2の頂部21の中央薄肉部)により透視
可能に覆っていることで、懸賞用マーク35の印刷イン
キを容器内の液体に溶出させるようなことなく、また、
キャップ1がピルファープルーフ機構を具備しているの
で、キャップ1を開封して初めて消費者はキャップ1の
裏面側に懸賞用マーク35を見ることができる。
【0028】さらに、本実施形態では、樹脂キャップ2
のスカート部の上端部分に埋設されている金属シェル3
の円筒部32の下端を、キャップ1を容器(広口リシー
ル缶)の口頸部4に螺着させた状態において、該口頸部
4の上端位置よりも下方にまで垂下させていることによ
り、キャップ1においてガスバリヤー性が必要な部分を
金属シェル3により略完全にカバーすることができて、
キャップ1のガスバリヤー性が一層向上されたものとな
っている。
【0029】また、本実施形態では、樹脂キャップ2に
埋設されている金属シェル3の円筒部32の下端部分
を、樹脂キャップ2の一部と充分に噛み合い、且つ、ス
カート部22の外面より突出しないように、該円筒部3
2の外径から外方向に0.2〜0.8mm突出する(或
いは、内径から内方向に0.2〜0.8mm突出する)
ような鍔部33として曲げていることにより、鍔部33
と樹脂キャップ2の一部とが噛み合った状態となるの
で、キャップ1が落下衝撃等を受けた場合でも、金属シ
ェル3が樹脂キャップ2から抜け落ちて分離するような
ことはない。
【0030】以上、本発明の懸賞用マーク入りキャップ
の一実施形態について説明したが、本発明は、上記の実
施形態に示した具体例に限定されるものではなく、その
具体的な構造については、例えば、金属シェルが薄肉で
あれば、金属シェルの円筒部にシワを付けることによ
り、樹脂キャップとの接触面積を増して、金属シェルが
樹脂キャップから分離し難いようにしても良く、また、
ピルファープルーフバンドについては、容器口頸部の突
起に係合させるために、内面側に突起を設けるのではな
く、実開平5−95862号公報に記載されているよう
なバンド部の下端を内側に折り曲げて係合させるように
しても良い。
【0031】また、上記の実施形態に示したような広口
リシール缶用のネジキャップに限らず、他の容器(広口
容器に限らない)に使用されるその他のキャップ(ネジ
式のキャップに限らず、嵌め込み式のキャップであって
も良い)としても実施可能であって、嵌め込み式のキャ
ップの場合には、ピルファープルーフ機構として、ピル
ファープルーフバンドの一部に摘み部を形成し、この摘
み部を利用してピルファープルーフバンドを引き裂くよ
うにしても良い。さらに、金属シェルの頂板内面に施さ
れる懸賞用マークについても、上記の実施形態に示した
ような直接印刷に限らず、印刷シールの貼着等によって
実施することも可能である等、適宜設計変更可能なもの
であることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したような本発明の懸賞用マー
ク入りキャップによれば、樹脂製キャップの頂部外面を
金属薄板製のシェルで被覆することにより、キャップの
ガスバリヤー性を充分に確保することができ、しかも、
そのような複合材製のキャップを簡単に低コストで生産
することができると共に、販売促進のための懸賞用マー
クを、内容物の液体に印刷インキを溶出させるようなこ
となく、キャップの頂部内面側に施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の懸賞用マーク入りキャップの一実施形
態に係る広口容器(広口リシール缶)用キャップについ
て、右半分を断面として示す部分断面側面図。
【図2】図1に示したキャップの下面図。
【図3】図1に示したキャップの一部の断面を拡大して
示す断面図。
【符号の説明】
1 キャップ 2 樹脂キャップ(合成樹脂材) 3 金属シェル(金属薄板製のシェル) 4 広口リシール缶(広口容器)の口頸部 22 (キャップの)スカート部 31 (金属シェルの)頂板 32 (金属シェルの)円筒部 33 鍔(金属シェルの円筒部の下端) 35 懸賞用マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AA22 AB01 BA01 CA01 CC01 CC02 CC03 CC04 CC05 CC08 DA01 DB05 DB12 DC04 DC05 FA09 FB01 GA04 GB04 GB08 JA19 KA13 KB01 LA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材により一体成形されたキャッ
    プの頂部外面が金属薄板製のシェルにより被覆されてい
    る複合材製のキャップであって、印刷による懸賞用マー
    クが、合成樹脂材により透視可能に覆われた状態で、金
    属シェルの頂板内面に施されていることを特徴とする懸
    賞用マーク入りキャップ。
  2. 【請求項2】 キャップの頂部外面を被覆する金属シェ
    ルが、円形の頂板の周縁から下方に垂下する短い円筒部
    を有するものであり、金属シェルの円筒部の下部はキャ
    ップのスカート部上端部分で合成樹脂に埋設されてい
    て、キャップのスカート部下端には、容器の口頸部に形
    成された環状の突起に係合する係合部を下部内面側に備
    えたピルファープルーフバンドが、破断容易な弱化部を
    介して連結されていることを特徴とする請求項1に記載
    の懸賞用マーク入りキャップ。
  3. 【請求項3】 金属シェルの円筒部の下端部分が、その
    円筒面から内方向又は外方向に0.2〜0.8mm突出
    するように曲げられていることを特徴とする請求項2に
    記載の懸賞用マーク入りキャップ。
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