JP2001206412A - 包装用容器の蓋 - Google Patents

包装用容器の蓋

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JP2001206412A
JP2001206412A JP2000014609A JP2000014609A JP2001206412A JP 2001206412 A JP2001206412 A JP 2001206412A JP 2000014609 A JP2000014609 A JP 2000014609A JP 2000014609 A JP2000014609 A JP 2000014609A JP 2001206412 A JP2001206412 A JP 2001206412A
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JP
Japan
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top plate
lid
peripheral wall
opening
container
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000014609A
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English (en)
Inventor
Akiji Kawahara
章治 河原
Hiroyuki Hirano
浩行 平野
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Kobayashi KK
Original Assignee
Kobayashi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天板に開口部を設けた容器において、開口部
を再閉鎖可能とすることを課題とする。 【解決手段】 容器本体Dの口部に装着される天板体A
と、この天板体Aの上側に装着される蓋体Cとをヒンジ
部Bを介して連設し、前記天板体Aは周壁2を有する帽
状とし、容器の内容物を取り出すための開口部6を設
け、前記蓋体Cは周壁8を有し、この周壁8が前記天板
体Aの周壁外側に係止するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ヨーグルトその他の
流動食品、その他の流動物の包装に適した、包装用容器
の蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、個食用以外のヨーグルトの容器
は、ヨーグルトが収容された容器本体の口部を金属箔な
どでシールし、その上に帽状の蓋を装着したものとして
ある。これを購入した消費者は、前記シールをはがして
内容物を取り出すが、シールをはがした後、容器の口部
分が汚れて、清潔感のある状態で保存できない場合があ
る。そこで、シールをはがした後にも容器の口部が汚れ
ることがないよう、取り出し用の開口部を有する天板を
設けることが好ましい。そして、取り出し用の開口部を
閉鎖するための蓋は、天板と一体化したものが好まし
い。
【0003】従来、食品容器において、ノズルとした取
り出し口にこれを閉鎖するキャップを一体化したものは
知られているが、天板に平面的に形成された開口部を閉
鎖する蓋を一体化したものは知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、第一に、
開口部を有する天板と、天板に平面的に形成された開口
部を閉鎖する蓋とを一体化することを課題とし、第二に
液だれの防止を課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の包装用容器の
蓋は、容器本体の口部に装着される天板体と、この天板
体の上側に装着される蓋体とをヒンジ部を介して連設し
て構成してある。前記天板体は周壁を有する帽状とし
て、容器口部の外側に装着できるようにしてあり、天板
には容器の内容物を取り出すための開口部が設けてあ
る。前記蓋体は周壁を有し、この周壁が前記天板体の周
壁外側に係止するようにしてある。
【0006】前記蓋体は、ヨーグルトのように気密性の
高い包装が要求されるものを包装する場合は、容器本体
の口部に金属箔などのシールを貼付した上で、この蓋体
を装着し、内容物取り出し時に一度蓋体をはずしてシー
ルをはがした後に再度蓋体を装着する必要が生じるの
で、蓋体が容器本体に着脱自在であることが必要であ
る。しかし、内容物の気密性の要求程度により前記シー
ルが不要な場合は、蓋体を容器本体に固着したり、単に
押し嵌めた上で全体をシュリンク包装するなどの態様も
考えられる。
【0007】前記開口部の位置、形状、大きさは内容物
の種類により適宜定めればよく、あらかじめ開口された
ものでも、環状の溝を設けた開口予定部とし、内容物の
取り出し時に開口するようにしたものでもよい。
【0008】請求項2の発明は、開口部を天板体の一側
に設け、開口部の周壁側に液だれ防止用の凸部を設けた
ものである。請求項3の発明は、蓋体の天板体の開口部
に対応する位置の周壁内側に凹部を設け、天板体への装
着時に蓋体の周壁が天板体の周壁に当接しないようにし
たものである。
【0009】
【作用】この発明によれば、天板に設けた開口部を天板
と一体的に設けた蓋体によって再閉鎖することができ
る。そして、請求項2の発明によれば、開口部の周囲に
設けた凸部によって液切れがなされて液だれが防止さ
れ、請求項3の発明によれば、蓋体の周壁に凹部が設け
てあるので、天板体の周壁に内容物が付着しても蓋体に
内容物が付着することがなく、また蓋体の周壁によって
内容物が押し出されて外にはみ出すこともない。
【0010】
【発明の実施の形態】図において、天板体Aの一側にヒ
ンジ部Bを介して蓋体Cが連設してあり、これらは合成
樹脂製で一体整形されている。なお、図においては開口
部が円形の容器に装着するために、天板体Aの平面形状
を円形としてあるが、この形状は容器の形状に対応させ
て適宜定めるものである。
【0011】前記天板体Aは、天板1の周縁に下方に向
けて周壁2を設けた帽状であって、前記周壁2の内側
に、装着する容器本体Dの口縁部に形成された肉厚部
(フランジ)3と係止する係止凸条4が環状に形成して
ある。そして、周壁2の外側は、前記係止凸条4部分が
蓋体Cと係止する凹溝5となっている。前記天板1の前
記ヒンジ部Bの対向側に、開口部6が設けてある。この
開口部6は内容物を取り出すのに適した大きさとし、そ
の周壁側に液だれ防止用の凸部となる凸条7が設けてあ
る。
【0012】前記凸条7は、開口部6の周縁のうち、容
器Dを傾けて内容物を注出するときに内容物が触れる部
分を囲うように設けてあり、開口部6が天板1の周縁に
最も接近した位置では、凸条7が天板の周縁に接してい
る。また凸条の高さは、天板1の外側に向けて次第に高
くしてあり、最も高い部分で2ないし3ミリ程度が適当
である。また、前記開口部6と凸条7との間の天板1a
もまた、天板1の外側に向けて次第に高くなる傾斜面と
してある。
【0013】この凸条7が存在することにより、内容物
の注出を終えて容器の傾きを緩めたとき、未だ天板の開
口部付近に残る内容物のうち凸条7より開口部側にある
ものは、周壁2に流れることがない。そして、開口部6
と凸条7との間の天板1aも傾斜面としてあるので、凸
条7の内側に残った内容物は傾斜した天板1aに沿って
流れ、開口部6を経て容器内に戻る。したがって、開口
部付近に残る内容物が流出して周壁を汚すことを可及的
に防止でき、天板上も清潔に保持される。
【0014】前記蓋体Cは、周壁8を有し、ヒンジ部B
を介して天板体A側へ折り返すことによって天板体Aの
外側に嵌まるようになっている。前記周壁8の内側に
は、前記天板体Aの周壁に設けた凹溝5に係止する係止
凸条9が設けてある。
【0015】蓋体Cの周壁内側は、蓋体Cを天板体Aに
被せたときに天板体の開口部6に対応する部分(図にお
いてはヒンジ部Bの対向側)において、凹部10が形成
してある。この凹部10は、天板体Aの周壁外側との当
接を避けるためのもので、天板体に被せたときに天板体
の周壁に当接しない高さ、深さ(1ないし3ミリ程
度)、そして前記天板体の開口部に設けた液だれ防止用
の凸条7に対応した幅として形成する。
【0016】前記凹部10が存在することにより、蓋体
を天板体に被せたとき、開口部6側においては天板体の
周壁外側と蓋体の周壁内側との間に間隙11が得られ
る。したがって、天板体Aの周壁外側に内容物が付着し
ていても、これが蓋体の集壁に付着することがなく、し
かも蓋体の周壁によって押し出されて、容器の外側に露
出することもない。
【0017】上記実施形態においては、液だれ防止用凸
部を凸条として構成したが、凸部は開口部6の近傍の天
板を周壁側に向けてせり上げた傾斜面とすることにより
構成する、すなわち上記実施形態における天板1aを凸
条7に連続させる態様とすることもできる。この態様に
おいては、注出終了後に凸部に残る内容物は、傾斜面を
たどって開口部7を経て容器内へ戻る。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、開口部を有する天板
体にヒンジ部を介して前記天板体に被さる蓋体を連設し
たので、蓋体によって開口部を再閉鎖することができ
る。請求項2の発明によれば、開口部に液だれ防止用の
凸部を設けたので、ヨーグルトのように流動性の低い内
容物を注出する場合であっても、注出後に内容物が開口
部近傍に残留することを防止でき、天板を清潔な状態に
保持することができる。請求項3の発明によれば、蓋体
周壁に凹部を設けて蓋体の周壁と天板体の周壁とが当接
しないようにしたので、天板体の周壁に内容物が残存し
ていても、これが蓋体に付着したり、蓋体に押し出され
て容器外側に露出することがなく、清潔な状態を保持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明実施形態の斜視図である。
【図2】 同じく天板体の平面図である。
【図3】 同じく蓋体の平面図である。
【図4】 同じく容器本体に装着した状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
A 天板体 B ヒンジ体 C 蓋体 D 容器本体 1 天板 2 周壁 3 肉厚部 4 係止凸条 5 凹溝 6 開口部 7 液だれ防止用凸条 8 周壁 9 係止凸条 10 凹部 11 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AB06 BA03 CA01 CB02 DA01 DB13 FA02 FA09 FC06 FC07 FC08 FC09 GA06 GB06 KB01 LA18 LB02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の口部に装着される天板体と、
    この天板体の上側に着脱自在に装着される蓋体とをヒン
    ジ部を介して連設してなり、前記天板体は周壁を有する
    帽状とし、容器の内容物を取り出すための開口部が設け
    てあり、前記蓋体は周壁を有し、この周壁が前記天板体
    の周壁外側に係止するようにした、包装用容器の蓋
  2. 【請求項2】 開口部は天板体の一側に設け、開口部の
    周壁側に液だれ防止用の凸部を設けた、請求項1記載の
    包装用容器の蓋
  3. 【請求項3】 蓋体は、天板体の開口部に対応する位置
    の周壁内側に凹部を設け、天板体への装着時に蓋体の周
    壁が天板体の周壁に当接しないようにした、請求項1又
    は2記載の包装用容器の蓋
JP2000014609A 2000-01-24 2000-01-24 包装用容器の蓋 Withdrawn JP2001206412A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD774900S1 (en) 2010-07-30 2016-12-27 Apple Inc. Container

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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USD774900S1 (en) 2010-07-30 2016-12-27 Apple Inc. Container

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070403