JP2001205643A - インサート成形装置 - Google Patents
インサート成形装置Info
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- JP2001205643A JP2001205643A JP2000018917A JP2000018917A JP2001205643A JP 2001205643 A JP2001205643 A JP 2001205643A JP 2000018917 A JP2000018917 A JP 2000018917A JP 2000018917 A JP2000018917 A JP 2000018917A JP 2001205643 A JP2001205643 A JP 2001205643A
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- JP
- Japan
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- mold
- insert
- holder
- cavity
- phase plating
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- Steering Controls (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インサート成形品のインサート部材の製造上
の寸法誤差に対応して型合わせ面の調整を容易に行うこ
とができるインサート成形装置を提供する。 【解決手段】 固定支持板23の上面に第1外側ホルダ
ー25及び第1内側ホルダー26を取り付ける。このホ
ルダー25及び26の上面に下部気相めっき金型28を
支持する。昇降支持板29の下面に第2外側ホルダー3
0及び第2内側ホルダー31を取り付け、その下端面に
上部気相めっき金型33を取り付ける。下部気相めっき
金型28と上部気相めっき金型33の間にステアリング
ホイール11のスポーク13、14とリング部芯金17
を収容する。型合わせ面を両気相めっき金型28及び3
3のみに形成することにより、第1外側ホルダー25、
第1内側ホルダー26、第2外側ホルダー30、第2内
側ホルダー31の型合わせ作業を不要にする。
の寸法誤差に対応して型合わせ面の調整を容易に行うこ
とができるインサート成形装置を提供する。 【解決手段】 固定支持板23の上面に第1外側ホルダ
ー25及び第1内側ホルダー26を取り付ける。このホ
ルダー25及び26の上面に下部気相めっき金型28を
支持する。昇降支持板29の下面に第2外側ホルダー3
0及び第2内側ホルダー31を取り付け、その下端面に
上部気相めっき金型33を取り付ける。下部気相めっき
金型28と上部気相めっき金型33の間にステアリング
ホイール11のスポーク13、14とリング部芯金17
を収容する。型合わせ面を両気相めっき金型28及び3
3のみに形成することにより、第1外側ホルダー25、
第1内側ホルダー26、第2外側ホルダー30、第2内
側ホルダー31の型合わせ作業を不要にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばステアリン
グホイール、シフトレバー等のインサート成形品の真空
成形、ブロー成形、射出成形等に用いられるインサート
成形装置に関し、詳しくは、気相めっき法により製造さ
れた金型を備えたインサート成形装置に関するものであ
る。
グホイール、シフトレバー等のインサート成形品の真空
成形、ブロー成形、射出成形等に用いられるインサート
成形装置に関し、詳しくは、気相めっき法により製造さ
れた金型を備えたインサート成形装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用のステアリングホイー
ルや、シフトレバーあるいはコンソールボックス等のイ
ンサート成形品は、インサート成形装置によって成形さ
れる。インサート成形品は、インサート部材と、その一
部に型成形された型成形部とにより構成されている。例
えば、ステアリングホイールは、アルミニウム製のリン
グ部芯金と、そのリング部芯金に連結されたスポーク
と、さらに複数のスポークをステアリングホイールの中
央部において連結するボス部と、前記リング部芯金の外
周に型成形された樹脂製の被覆体とにより構成されてい
る。
ルや、シフトレバーあるいはコンソールボックス等のイ
ンサート成形品は、インサート成形装置によって成形さ
れる。インサート成形品は、インサート部材と、その一
部に型成形された型成形部とにより構成されている。例
えば、ステアリングホイールは、アルミニウム製のリン
グ部芯金と、そのリング部芯金に連結されたスポーク
と、さらに複数のスポークをステアリングホイールの中
央部において連結するボス部と、前記リング部芯金の外
周に型成形された樹脂製の被覆体とにより構成されてい
る。
【0003】上記の被覆体は、外表面に対し本皮革と同
様の外観を付与する場合には、インサート成形装置の一
部に電鋳金型を用いる。このステアリングホイールのイ
ンサート成形装置を図12に基づいて説明すると、固定
支持板61の上面には下部ホルダー62が固定され、そ
の上面に設けた嵌入溝には下部電鋳金型63が嵌入固定
されている。前記下部ホルダー62と接離可能に対応す
る上部ホルダー64は昇降支持板65によって昇降可能
に支持され、上部ホルダー64の下面に設けた嵌入溝に
は上部電鋳金型66が嵌入固定されている。
様の外観を付与する場合には、インサート成形装置の一
部に電鋳金型を用いる。このステアリングホイールのイ
ンサート成形装置を図12に基づいて説明すると、固定
支持板61の上面には下部ホルダー62が固定され、そ
の上面に設けた嵌入溝には下部電鋳金型63が嵌入固定
されている。前記下部ホルダー62と接離可能に対応す
る上部ホルダー64は昇降支持板65によって昇降可能
に支持され、上部ホルダー64の下面に設けた嵌入溝に
は上部電鋳金型66が嵌入固定されている。
【0004】前記下部ホルダー62の中央部にはボス部
支持ロッド67が支持され、その上端部にはステアリン
グホイール11のボス部16を嵌合する小径部67aが
形成されている。前記下部ホルダー62及び上部ホルダ
ー64には下部電鋳金型63及び上部電鋳金型66を所
定温度(例えば低圧でウレタン樹脂を発泡成形する際に
は60℃)に加熱するための温度調節配管68が配設さ
れている。前記ステアリングホイール11のスポーク1
3,14と対応して下部ホルダー62及び上部ホルダー
64にはシール部材69及び70が収容されている。そ
して、図示しない射出ノズルから溶融状態のポリウレタ
ン樹脂を前記両電鋳金型63,66によって形成された
キャビティ71内に注入し、リング部芯金17の周りに
被覆体18を成形するようになっている。
支持ロッド67が支持され、その上端部にはステアリン
グホイール11のボス部16を嵌合する小径部67aが
形成されている。前記下部ホルダー62及び上部ホルダ
ー64には下部電鋳金型63及び上部電鋳金型66を所
定温度(例えば低圧でウレタン樹脂を発泡成形する際に
は60℃)に加熱するための温度調節配管68が配設さ
れている。前記ステアリングホイール11のスポーク1
3,14と対応して下部ホルダー62及び上部ホルダー
64にはシール部材69及び70が収容されている。そ
して、図示しない射出ノズルから溶融状態のポリウレタ
ン樹脂を前記両電鋳金型63,66によって形成された
キャビティ71内に注入し、リング部芯金17の周りに
被覆体18を成形するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したイ
ンサート成形装置は、スポーク13,14の製造上の寸
法誤差が生じた場合、それに応じて、両ホルダー62,
64のシール部材69,70付近における型合わせ部の
接触面62a,64aのレベル調整作業と、両電鋳金型
63,66の型合わせ部の接触面63a,66aのレベ
ル調整作業をそれぞれ行う必要がある。このため、ステ
アリングホイール11のスポーク13,14に対する型
合わせ作業が非常に面倒であるという問題があった。
ンサート成形装置は、スポーク13,14の製造上の寸
法誤差が生じた場合、それに応じて、両ホルダー62,
64のシール部材69,70付近における型合わせ部の
接触面62a,64aのレベル調整作業と、両電鋳金型
63,66の型合わせ部の接触面63a,66aのレベ
ル調整作業をそれぞれ行う必要がある。このため、ステ
アリングホイール11のスポーク13,14に対する型
合わせ作業が非常に面倒であるという問題があった。
【0006】又、被覆体18はウレタン樹脂を発泡させ
て低圧で成形されるが、この時60℃に両電鋳金型6
3,66を加熱保持するための温度調節配管68が下部
ホルダー62及び上部ホルダー64に埋設されていたの
で、温度調節配管68の熱エネルギーが両電鋳金型6
3,66に伝達されることなく、下部ホルダー62及び
上部ホルダー64に奪われて熱損失が増大するという問
題もあった。
て低圧で成形されるが、この時60℃に両電鋳金型6
3,66を加熱保持するための温度調節配管68が下部
ホルダー62及び上部ホルダー64に埋設されていたの
で、温度調節配管68の熱エネルギーが両電鋳金型6
3,66に伝達されることなく、下部ホルダー62及び
上部ホルダー64に奪われて熱損失が増大するという問
題もあった。
【0007】さらに、前記両ホルダー62,64が電鋳
金型63,66及びスポーク13,14のほぼ全体を保
持するように構成されていたので、両ホルダー62,6
4が大型、大重量化し、材料費が高くなり、製造及び組
み付け作業が面倒で、インサート成形品の変更作業を行
う際のいわゆる段替え作業が非常に煩わしいという問題
もあった。
金型63,66及びスポーク13,14のほぼ全体を保
持するように構成されていたので、両ホルダー62,6
4が大型、大重量化し、材料費が高くなり、製造及び組
み付け作業が面倒で、インサート成形品の変更作業を行
う際のいわゆる段替え作業が非常に煩わしいという問題
もあった。
【0008】ところで、前記電鋳金型63、66は例え
ば特開平7−173668号公報に示された電鋳金型の
製造方法の技術が用いられる。すなわち、インサート成
型品の型成形部の形状を模した導電性基体の表面に導電
層を設け、次いで、スルファミン酸ニッケルを主成分と
し、塩化ニッケル、硼酸を少量含有する電解液を使用し
て前記基体上に電気鋳造により金属を析出させて電着金
属層を形成することにより行われる。
ば特開平7−173668号公報に示された電鋳金型の
製造方法の技術が用いられる。すなわち、インサート成
型品の型成形部の形状を模した導電性基体の表面に導電
層を設け、次いで、スルファミン酸ニッケルを主成分と
し、塩化ニッケル、硼酸を少量含有する電解液を使用し
て前記基体上に電気鋳造により金属を析出させて電着金
属層を形成することにより行われる。
【0009】従って、製造方法の特性から金型としての
所要強度が得られるまで肉厚を大きくすることが難く、
かつ、形状の変化する部位の肉厚を連続的に均一に形成
することは、電気抵抗の相違により技術上難しく、形状
の変化点において肉厚がより薄くなる。このような制約
により前述したように被覆体18のみを模した比較的薄
い肉厚(例えば2〜3mm)の電着金属層(電鋳金型6
3,66)を使用せざるを得なかった。
所要強度が得られるまで肉厚を大きくすることが難く、
かつ、形状の変化する部位の肉厚を連続的に均一に形成
することは、電気抵抗の相違により技術上難しく、形状
の変化点において肉厚がより薄くなる。このような制約
により前述したように被覆体18のみを模した比較的薄
い肉厚(例えば2〜3mm)の電着金属層(電鋳金型6
3,66)を使用せざるを得なかった。
【0010】なお、本願発明者等は両ホルダー62,6
4の型合わせ面全体に対し薄い電着金属層を設けたイン
サート成形装置を試作したが、この場合には型合わせ面
のレベル調整作業時に電着金属層を切削する量が大きい
場合にホルダーの一部が露出し、電着金属層が剥離する
という問題が生じた。
4の型合わせ面全体に対し薄い電着金属層を設けたイン
サート成形装置を試作したが、この場合には型合わせ面
のレベル調整作業時に電着金属層を切削する量が大きい
場合にホルダーの一部が露出し、電着金属層が剥離する
という問題が生じた。
【0011】ところで、最近、電鋳金型を製造する際に
用いるニッケルを主材料として、気相めっきの一種であ
る例えばCVD(Chemical Vapour Deposition )法
により形状の変化する金型を厚肉に、かつどの部位も均
一に製造でき、このCVD金型によりインサート成形品
の型成形部の表面を本皮革に模したものとすることがで
きる技術が開発された。
用いるニッケルを主材料として、気相めっきの一種であ
る例えばCVD(Chemical Vapour Deposition )法
により形状の変化する金型を厚肉に、かつどの部位も均
一に製造でき、このCVD金型によりインサート成形品
の型成形部の表面を本皮革に模したものとすることがで
きる技術が開発された。
【0012】本発明は上記の技術に着目してなされたも
のであつて、その第1の目的は前述した従来の技術に存
する問題点を解消して、インサート成形品のインサート
部材に製造上の寸法誤差があっても、型合わせ部の調整
作業を容易に行うことができる気相めっき金型を用いた
インサート成形装置を提供することにある。
のであつて、その第1の目的は前述した従来の技術に存
する問題点を解消して、インサート成形品のインサート
部材に製造上の寸法誤差があっても、型合わせ部の調整
作業を容易に行うことができる気相めっき金型を用いた
インサート成形装置を提供することにある。
【0013】本発明の第2の目的は上記第1の目的に加
えて金型把持手段を軽量化することができる気相めっき
金型を用いたインサート成形装置を提供することにあ
る。本発明の第3の目的は上記第2の目的に加えて成形
時の熱効率を向上することができる気相めっき金型を用
いたインサート成形装置を提供することにある。
えて金型把持手段を軽量化することができる気相めっき
金型を用いたインサート成形装置を提供することにあ
る。本発明の第3の目的は上記第2の目的に加えて成形
時の熱効率を向上することができる気相めっき金型を用
いたインサート成形装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、インサート成形品のイ
ンサート部材の一部を複数の気相めっき金型の本体部に
より形成されるキャビティ内に収容し、インサート部材
をキャビティから型合わせ面に形成した保持通路から外
部に導出し、前記キャビティに合成樹脂又は合成ゴムを
注入してインサート部材の一部に型成形部を成形するよ
うにしたインサート成形装置において、前記各気相めっ
き金型の本体部の外周に型合わせ部をそれぞれ一体に形
成し、前記型合わせ部の外表面を複数の金型把持手段に
より把持したことを要旨とする。
めに、請求項1に記載の発明は、インサート成形品のイ
ンサート部材の一部を複数の気相めっき金型の本体部に
より形成されるキャビティ内に収容し、インサート部材
をキャビティから型合わせ面に形成した保持通路から外
部に導出し、前記キャビティに合成樹脂又は合成ゴムを
注入してインサート部材の一部に型成形部を成形するよ
うにしたインサート成形装置において、前記各気相めっ
き金型の本体部の外周に型合わせ部をそれぞれ一体に形
成し、前記型合わせ部の外表面を複数の金型把持手段に
より把持したことを要旨とする。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記金型把持手段は固定支持板に取り付けられ、か
つ一対の気相めっき金型のうち一方を把持するホルダー
と、昇降支持板に取り付けられ、かつ他方の気相めっき
金型を把持するホルダーとにより構成され、前記各ホル
ダーには前記気相めっき金型の本体部の外表面に接触さ
れない空洞部が形成されていることを要旨とする。
て、前記金型把持手段は固定支持板に取り付けられ、か
つ一対の気相めっき金型のうち一方を把持するホルダー
と、昇降支持板に取り付けられ、かつ他方の気相めっき
金型を把持するホルダーとにより構成され、前記各ホル
ダーには前記気相めっき金型の本体部の外表面に接触さ
れない空洞部が形成されていることを要旨とする。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項2におい
て、前記各空洞部に位置するように気相めっき金型の本
体部の外表面には前記キャビティ内の成形時の温度を調
節する温度調節配管が取り付けられていることを要旨と
する。
て、前記各空洞部に位置するように気相めっき金型の本
体部の外表面には前記キャビティ内の成形時の温度を調
節する温度調節配管が取り付けられていることを要旨と
する。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項2におい
て、前記気相めっき金型の型合わせ部の外表面には断熱
材を介してホルダーが接合されていることを要旨とす
る。請求項5に記載の発明は、請求項2において、前記
インサート成形品は、リング部芯金と、この芯金に連結
された複数のスポークと、各スポークをリング部芯金の
中心部において連結するボス部とを備えたステアリング
ホイールであって、下部及び上部気相めっき金型のキャ
ビティ内に前記リング部芯金及びスポークの一部をイン
サートした状態で、前記キャビティ内に合成樹脂又は合
成ゴムが注入されてリング部芯金に型成形部としての被
覆体が成形されるように構成されていることを要旨とす
る。
て、前記気相めっき金型の型合わせ部の外表面には断熱
材を介してホルダーが接合されていることを要旨とす
る。請求項5に記載の発明は、請求項2において、前記
インサート成形品は、リング部芯金と、この芯金に連結
された複数のスポークと、各スポークをリング部芯金の
中心部において連結するボス部とを備えたステアリング
ホイールであって、下部及び上部気相めっき金型のキャ
ビティ内に前記リング部芯金及びスポークの一部をイン
サートした状態で、前記キャビティ内に合成樹脂又は合
成ゴムが注入されてリング部芯金に型成形部としての被
覆体が成形されるように構成されていることを要旨とす
る。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項5におい
て、前記スポークをインサート位置に保持する保持通路
を備えた一対の型合わせ部には、該スポークの外周面に
接触してシールを行うためのシール部材が嵌入されてい
ることを要旨とする。
て、前記スポークをインサート位置に保持する保持通路
を備えた一対の型合わせ部には、該スポークの外周面に
接触してシールを行うためのシール部材が嵌入されてい
ることを要旨とする。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項5におい
て、前記一対の型合わせ部には、スポークのインサート
位置を設定する設定通路を形成するスポーク支持部が形
成されていることを要旨とする。
て、前記一対の型合わせ部には、スポークのインサート
位置を設定する設定通路を形成するスポーク支持部が形
成されていることを要旨とする。
【0020】請求項8に記載の発明は、請求項5におい
て、前記キャビティの外側の型合わせ部を把持する外側
のホルダーは、キャビティの内側の型合わせ部を把持す
る内側のホルダーと分離して設けられていることを要旨
とする。
て、前記キャビティの外側の型合わせ部を把持する外側
のホルダーは、キャビティの内側の型合わせ部を把持す
る内側のホルダーと分離して設けられていることを要旨
とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明をステアリングホ
イールのインサート成形装置に具体化した一実施形態を
図1〜図9に基づいて説明する。
イールのインサート成形装置に具体化した一実施形態を
図1〜図9に基づいて説明する。
【0022】最初に、インサート成型品としてのステア
リングホイール11を、図9により説明する。このステ
アリングホイール11は、リング部12とその内周側に
連結された複数(この実施形態では3本)のスポーク1
3〜15と、各スポーク13〜15を連結するボス部1
6とにより構成されている。前記リング部12はリング
部芯金17と、該リング部芯金17の外周に型成形され
た発泡ウレタン樹脂又は合成ゴム製の被覆体18とによ
り構成されている。
リングホイール11を、図9により説明する。このステ
アリングホイール11は、リング部12とその内周側に
連結された複数(この実施形態では3本)のスポーク1
3〜15と、各スポーク13〜15を連結するボス部1
6とにより構成されている。前記リング部12はリング
部芯金17と、該リング部芯金17の外周に型成形され
た発泡ウレタン樹脂又は合成ゴム製の被覆体18とによ
り構成されている。
【0023】次に、前記ステアリングホイール11のイ
ンサート成形装置20について図1〜図8により説明す
る。図1に示すようにインサート成形装置20は、下部
に位置する下部成形型21と、その上部に位置する上部
成形型22とにより構成されている。
ンサート成形装置20について図1〜図8により説明す
る。図1に示すようにインサート成形装置20は、下部
に位置する下部成形型21と、その上部に位置する上部
成形型22とにより構成されている。
【0024】前記下部成形型21を構成する固定支持板
23の中央部上面にはボス部支持ロッド24が立設さ
れ、その上端部にはステアリングホイール11のボス部
16を嵌合支持するための小径部24aが形成されてい
る。
23の中央部上面にはボス部支持ロッド24が立設さ
れ、その上端部にはステアリングホイール11のボス部
16を嵌合支持するための小径部24aが形成されてい
る。
【0025】前記固定支持板23の外周より上面にはリ
ング状をなす第1外側ホルダー25が載置され、その内
周側には所定の間隔をおいてリング状をなす第1内側ホ
ルダー26が載置され、両ホルダー25,26はボルト
27によって固定支持板23に固定されている。前記第
1外側ホルダー25及び第1内側ホルダー26の上端面
には下部気相めっき金型28(以下単に下部金型又は金
型という)が支持されている。この実施形態では前記固
定支持板23、第1外側ホルダー25及び第1内側ホル
ダー26によって下部金型28を支持するための下部金
型把持手段M1が構成されている。
ング状をなす第1外側ホルダー25が載置され、その内
周側には所定の間隔をおいてリング状をなす第1内側ホ
ルダー26が載置され、両ホルダー25,26はボルト
27によって固定支持板23に固定されている。前記第
1外側ホルダー25及び第1内側ホルダー26の上端面
には下部気相めっき金型28(以下単に下部金型又は金
型という)が支持されている。この実施形態では前記固
定支持板23、第1外側ホルダー25及び第1内側ホル
ダー26によって下部金型28を支持するための下部金
型把持手段M1が構成されている。
【0026】前記上部成形型22を構成する昇降支持板
29は、図示しない昇降駆動機構により支持されてい
る。この昇降支持板29の下面にはリング状をなす第2
外側ホルダー30がボルト32によって連結され、第2
外側ホルダー30の内側には所定の間隔をおいてリング
状をなす第2内側ホルダー31がボルト32によって連
結されている。又、前記第2外側ホルダー30及び第2
内側ホルダー31の下端面には上部気相めっき金型33
(以下単に上部金型又は金型という)が取り付けられて
いる。この実施形態では前記昇降支持板29、第2外側
ホルダー30及び第2内側ホルダー31によって上部金
型把持手段M2が構成されている。
29は、図示しない昇降駆動機構により支持されてい
る。この昇降支持板29の下面にはリング状をなす第2
外側ホルダー30がボルト32によって連結され、第2
外側ホルダー30の内側には所定の間隔をおいてリング
状をなす第2内側ホルダー31がボルト32によって連
結されている。又、前記第2外側ホルダー30及び第2
内側ホルダー31の下端面には上部気相めっき金型33
(以下単に上部金型又は金型という)が取り付けられて
いる。この実施形態では前記昇降支持板29、第2外側
ホルダー30及び第2内側ホルダー31によって上部金
型把持手段M2が構成されている。
【0027】前記下部金型28は前記被覆体18の下半
分を成形するためのリング状をなす本体部28aと、そ
の外周側に一体形成された外側の型合わせ部28bと、
前記本体部28aの内周側に一体形成された内側の型合
わせ部28cとを備えている。前記外側の型合わせ部2
8b及び本体部28aの一部は前記第1外側ホルダー2
5の上端部に形成された段差部25aに係合され、内側
の型合わせ部28cは、第1内側ホルダー26の上端面
26aに支持されている。さらに、下部金型28はスポ
ーク13〜15をそれぞれ位置決め保持し、かつ金型自
体の強度を高めるためのスポーク支持部28dを備えて
いる。前記内側の型合わせ部28c及びスポーク支持部
28dの上面、つまり型合わせ面28eには図5に示す
ように、スポーク13〜15の下半分を収容してインサ
ート位置を設定するための収容溝28fが形成されてい
る。
分を成形するためのリング状をなす本体部28aと、そ
の外周側に一体形成された外側の型合わせ部28bと、
前記本体部28aの内周側に一体形成された内側の型合
わせ部28cとを備えている。前記外側の型合わせ部2
8b及び本体部28aの一部は前記第1外側ホルダー2
5の上端部に形成された段差部25aに係合され、内側
の型合わせ部28cは、第1内側ホルダー26の上端面
26aに支持されている。さらに、下部金型28はスポ
ーク13〜15をそれぞれ位置決め保持し、かつ金型自
体の強度を高めるためのスポーク支持部28dを備えて
いる。前記内側の型合わせ部28c及びスポーク支持部
28dの上面、つまり型合わせ面28eには図5に示す
ように、スポーク13〜15の下半分を収容してインサ
ート位置を設定するための収容溝28fが形成されてい
る。
【0028】前記上部金型33は被覆体18の上半分を
成形するためのリング状をなす本体部33aと、その外
周側に一体形成された外側の型合わせ部33bと、内周
側に一体形成された内側の型合わせ部33cとを備えて
いる。前記外側の型合わせ部33b及び本体部38aの
一部は前記第2外側ホルダー30の下端部に形成された
段差部30aに係合され、内側の型合わせ部33cは、
第2内側ホルダー31の下端面31aに接合されてい
る。さらに、上部金型33はスポーク13〜15をそれ
ぞれ位置決め保持し、かつ金型自体の強度を高めるため
のスポーク支持部33dを備えている。前記内側の型合
わせ部33c及びスポーク支持部33dの下面、つまり
型合わせ面33eには、スポーク13〜15の上半分を
収容してインサート位置を設定するための収容溝33f
が形成されている。
成形するためのリング状をなす本体部33aと、その外
周側に一体形成された外側の型合わせ部33bと、内周
側に一体形成された内側の型合わせ部33cとを備えて
いる。前記外側の型合わせ部33b及び本体部38aの
一部は前記第2外側ホルダー30の下端部に形成された
段差部30aに係合され、内側の型合わせ部33cは、
第2内側ホルダー31の下端面31aに接合されてい
る。さらに、上部金型33はスポーク13〜15をそれ
ぞれ位置決め保持し、かつ金型自体の強度を高めるため
のスポーク支持部33dを備えている。前記内側の型合
わせ部33c及びスポーク支持部33dの下面、つまり
型合わせ面33eには、スポーク13〜15の上半分を
収容してインサート位置を設定するための収容溝33f
が形成されている。
【0029】図1に示すように下部金型28と上部金型
33を型合わせした状態においては、前記両本体部28
a、33aによってステアリングホイール11の被覆体
18を成形するキャビティ34が形成される。又、前記
収容溝28fと収容溝33fによってスポーク13〜1
5をそれぞれインサート位置に設定するための設定通路
35が形成される。
33を型合わせした状態においては、前記両本体部28
a、33aによってステアリングホイール11の被覆体
18を成形するキャビティ34が形成される。又、前記
収容溝28fと収容溝33fによってスポーク13〜1
5をそれぞれインサート位置に設定するための設定通路
35が形成される。
【0030】前記設定通路35を形成する前記一方の収
容溝28fの内端部は、図5に示すように該収容溝28
fの深さ及び幅よりも短く設定されてスポーク13〜1
5の下面及び左右両側面に接触する保持溝28gとなっ
ている。前記型合わせ部28cに対し前記保持溝28g
の近傍に形成された嵌入孔28hにはシール部材36が
嵌入され、その上側の水平シール36a及び左右両側の
垂立シール面36bにスポーク13〜15の下面及び左
右両側面の下半分が接触されることにより型成形時にシ
ールを行うようにしている。
容溝28fの内端部は、図5に示すように該収容溝28
fの深さ及び幅よりも短く設定されてスポーク13〜1
5の下面及び左右両側面に接触する保持溝28gとなっ
ている。前記型合わせ部28cに対し前記保持溝28g
の近傍に形成された嵌入孔28hにはシール部材36が
嵌入され、その上側の水平シール36a及び左右両側の
垂立シール面36bにスポーク13〜15の下面及び左
右両側面の下半分が接触されることにより型成形時にシ
ールを行うようにしている。
【0031】前記設定通路35を形成する前記他方の収
容溝33fの内端部には、図6に示すように前記収容溝
33fの深さ及び幅よりも短く設定されてスポーク13
〜15の上面及び左右両側面に接触する保持溝33gと
なっている。前記型合わせ部33cに対し前記保持溝3
3gの近傍に形成された嵌入孔33hには、図7に示す
ようにシール部材37が嵌入され、その下側の水平シー
ル37a及び左右両側の垂立シール面37bにスポーク
13〜15の上面及び左右両側面の上半分が接触される
ことにより型成形時にシールを行うようにしている。
容溝33fの内端部には、図6に示すように前記収容溝
33fの深さ及び幅よりも短く設定されてスポーク13
〜15の上面及び左右両側面に接触する保持溝33gと
なっている。前記型合わせ部33cに対し前記保持溝3
3gの近傍に形成された嵌入孔33hには、図7に示す
ようにシール部材37が嵌入され、その下側の水平シー
ル37a及び左右両側の垂立シール面37bにスポーク
13〜15の上面及び左右両側面の上半分が接触される
ことにより型成形時にシールを行うようにしている。
【0032】以上の構成から明らかなように、型合わせ
状態においては、前記設定通路35にはスポーク13が
微小の隙間Gをもって非接触で貫通されている。前述し
た一対の保持溝28g,33g及びシール部材36,3
7により型合わせ状態において、設定通路35内に位置
するスポーク13〜15をインサート位置に実質的に設
定して保持する保持通路38が形成されている。
状態においては、前記設定通路35にはスポーク13が
微小の隙間Gをもって非接触で貫通されている。前述し
た一対の保持溝28g,33g及びシール部材36,3
7により型合わせ状態において、設定通路35内に位置
するスポーク13〜15をインサート位置に実質的に設
定して保持する保持通路38が形成されている。
【0033】前記本体部28a,33aには第1及び第
2の温度調節配管41,42が溶接部43によって連結
されている。両温度調節配管41,42は前記第1外側
ホルダー25と第1内側ホルダー26の間に形成される
空洞部R1及び第2外側ホルダー30と第2内側ホルダ
ー31の間に形成される空洞部R2に配置されている。
2の温度調節配管41,42が溶接部43によって連結
されている。両温度調節配管41,42は前記第1外側
ホルダー25と第1内側ホルダー26の間に形成される
空洞部R1及び第2外側ホルダー30と第2内側ホルダ
ー31の間に形成される空洞部R2に配置されている。
【0034】前記両金型28,33の外側の型合わせ部
28b,33bの一部には射出ノズル44が接続される
ようになっている。そして、型合わせ状態において、型
合わせ部28b,33bの型合わせ面に形成されるゲー
ト45から前記キャビティ34に溶融樹脂を注入するよ
うになっている。前記本体部33aにはエア抜き孔33
iが形成されている。
28b,33bの一部には射出ノズル44が接続される
ようになっている。そして、型合わせ状態において、型
合わせ部28b,33bの型合わせ面に形成されるゲー
ト45から前記キャビティ34に溶融樹脂を注入するよ
うになっている。前記本体部33aにはエア抜き孔33
iが形成されている。
【0035】ここで、下部金型28及び上部金型33の
製造方法について説明する。ステアリングホイール11
のリング部12とスポーク13〜15の下面側及び上面
側の原形を模した形状を有する導電材料よりなる一対の
基体を用意する。
製造方法について説明する。ステアリングホイール11
のリング部12とスポーク13〜15の下面側及び上面
側の原形を模した形状を有する導電材料よりなる一対の
基体を用意する。
【0036】次に、一対の基体の表面に対しニッケルを
気相めっき法の一種であるCVD(Chemical Vapour
Deposition )法によりそれぞれ付着させる。このとき
ニッケルの付着量は適宜に変化させることができるの
で、図1に示すような形状の下部金型28及び上部金型
33を製造することができる。この下部金型28及び上
部金型33の肉厚も例えば10〜20mmに設定するこ
とができる。
気相めっき法の一種であるCVD(Chemical Vapour
Deposition )法によりそれぞれ付着させる。このとき
ニッケルの付着量は適宜に変化させることができるの
で、図1に示すような形状の下部金型28及び上部金型
33を製造することができる。この下部金型28及び上
部金型33の肉厚も例えば10〜20mmに設定するこ
とができる。
【0037】次に、前記のように構成したインサート成
形装置20を用いてステアリングホイール11のリング
部芯金17に被覆体18を型成形する動作を説明する。
図2に示すように上部成形型22を下部成形型21から
上方に離隔した状態で、ボス部支持ロッド24の小径部
24aにステアリングホイール11のボス部16を嵌合
する。そして、スポーク13〜15を前記下部金型28
の収容溝28f及び保持溝28gに収容するとともに、
シール部材36の水平シール36aと垂立シール面36
bに接触させ、リング部芯金17を本体部28aに対応
させる。
形装置20を用いてステアリングホイール11のリング
部芯金17に被覆体18を型成形する動作を説明する。
図2に示すように上部成形型22を下部成形型21から
上方に離隔した状態で、ボス部支持ロッド24の小径部
24aにステアリングホイール11のボス部16を嵌合
する。そして、スポーク13〜15を前記下部金型28
の収容溝28f及び保持溝28gに収容するとともに、
シール部材36の水平シール36aと垂立シール面36
bに接触させ、リング部芯金17を本体部28aに対応
させる。
【0038】次に、上部成形型22を下降動作させて上
部金型33を下部金型28に型合わせする。このとき、
図1に示すように下部金型28の型合わせ部28b,2
8cに対し上部金型33の型合わせ部33b,33cが
押圧接触される。
部金型33を下部金型28に型合わせする。このとき、
図1に示すように下部金型28の型合わせ部28b,2
8cに対し上部金型33の型合わせ部33b,33cが
押圧接触される。
【0039】型合わせ状態では、図4,図6に示すよう
に、両型合わせ面28e,33eが接触されるととも
に、スポーク13〜15は保持溝28g,33gにより
形成される保持通路38により保持される。又、図7に
示すようにシール部材37の水平シール37a及び垂立
シール面37bがスポーク13〜14の上面及び左右両
側面に接触されてシールされる。
に、両型合わせ面28e,33eが接触されるととも
に、スポーク13〜15は保持溝28g,33gにより
形成される保持通路38により保持される。又、図7に
示すようにシール部材37の水平シール37a及び垂立
シール面37bがスポーク13〜14の上面及び左右両
側面に接触されてシールされる。
【0040】図1に示すように、ボス部16とシール部
材36,37との間に位置するスポーク13〜15は、
収容溝28f,33fにより形成される設定通路35に
非接触で貫通され、インサート位置を設定するが固定す
る機能はない。
材36,37との間に位置するスポーク13〜15は、
収容溝28f,33fにより形成される設定通路35に
非接触で貫通され、インサート位置を設定するが固定す
る機能はない。
【0041】この型合わせ状態において、射出ノズル4
4からゲート45を通してキャビティ34内に発泡ポリ
ウレタン樹脂を注入するとともに、第1及び第2の温度
調節配管41,42に加熱流体を流通させることにより
所定温度に加熱する。すると、リング部芯金17の周囲
に被覆体18が型成形される。この型成形動作中におい
てキャビティ34内のエアはエア抜き孔33iから外部
に排出される。
4からゲート45を通してキャビティ34内に発泡ポリ
ウレタン樹脂を注入するとともに、第1及び第2の温度
調節配管41,42に加熱流体を流通させることにより
所定温度に加熱する。すると、リング部芯金17の周囲
に被覆体18が型成形される。この型成形動作中におい
てキャビティ34内のエアはエア抜き孔33iから外部
に排出される。
【0042】前記樹脂の注入が終了し被覆体18が硬化
された後、上部成形型22を下部成形型21から離隔さ
せると、ステアリングホイール11のインサート成形が
終了する。
された後、上部成形型22を下部成形型21から離隔さ
せると、ステアリングホイール11のインサート成形が
終了する。
【0043】次に、前記のように構成したインサート成
形装置20についてその効果を構成とともに列記する。 (1)前記実施形態では、下部金型28と上部金型33
を、気相めっき法の一種であるCVD法により製造し
た。このため、ステアリングホイール11の被覆体18
の表面を本皮革に模したものとすることができる。
形装置20についてその効果を構成とともに列記する。 (1)前記実施形態では、下部金型28と上部金型33
を、気相めっき法の一種であるCVD法により製造し
た。このため、ステアリングホイール11の被覆体18
の表面を本皮革に模したものとすることができる。
【0044】(2)前記実施形態では、下部金型28と
上部金型33の型合わせ部28b,33b及び28c,
33cを接離可能に対応し、第1及び第2の外側ホルダ
ー25,30と、第1及び第2の内側ホルダー26,3
1は単に下部及び上部の金型28,33を保持するよう
に構成した。このため、両金型28,33の型合わせ部
の修正作業のみによってステアリングホイール11のス
ポーク13〜15の製造上の寸法誤差に対応することが
できる。従って、切削や肉盛りによる型合わせ面の修正
作業を容易に行うことができる。
上部金型33の型合わせ部28b,33b及び28c,
33cを接離可能に対応し、第1及び第2の外側ホルダ
ー25,30と、第1及び第2の内側ホルダー26,3
1は単に下部及び上部の金型28,33を保持するよう
に構成した。このため、両金型28,33の型合わせ部
の修正作業のみによってステアリングホイール11のス
ポーク13〜15の製造上の寸法誤差に対応することが
できる。従って、切削や肉盛りによる型合わせ面の修正
作業を容易に行うことができる。
【0045】(3)前記実施形態では、第1外側ホルダ
ー25と第1内側ホルダー26との間に空洞部R1を設
けるとともに、第2外側ホルダー30と第2内側ホルダ
ー31との間に空洞部R2を設けた。このため、両金型
28,33のホルダーを軽量化することができ、材料費
を節減して、製造及び組み付け作業を容易に行うことが
でき、異種のインサート成形作業への段替えを容易に行
うことができる。
ー25と第1内側ホルダー26との間に空洞部R1を設
けるとともに、第2外側ホルダー30と第2内側ホルダ
ー31との間に空洞部R2を設けた。このため、両金型
28,33のホルダーを軽量化することができ、材料費
を節減して、製造及び組み付け作業を容易に行うことが
でき、異種のインサート成形作業への段替えを容易に行
うことができる。
【0046】(4)前記実施形態では、空洞部R1,R
2に位置するように本体部28aの外表面に第1温度調
節配管41を、本体部33aの外表面に第2温度調節配
管42を取り付けたので、型成形作業時に熱損失を抑制
してキャビティ34の加熱を適正に行うことができ、被
覆体18の品質を向上することができる。
2に位置するように本体部28aの外表面に第1温度調
節配管41を、本体部33aの外表面に第2温度調節配
管42を取り付けたので、型成形作業時に熱損失を抑制
してキャビティ34の加熱を適正に行うことができ、被
覆体18の品質を向上することができる。
【0047】(5)前記実施形態では、両金型28,3
3の内側の型合わせ部28c,33cに芯金13〜15
の保持通路38をシールするシール部材36,37を設
けたので、キャビティ34からのウレタン樹脂の漏出を
確実に防止することができる。
3の内側の型合わせ部28c,33cに芯金13〜15
の保持通路38をシールするシール部材36,37を設
けたので、キャビティ34からのウレタン樹脂の漏出を
確実に防止することができる。
【0048】(6)前記実施形態では、両金型28,3
3の内側の型合わせ部28c,33cに支持部28d,
33dを設け、この支持部にスポーク13〜15の位置
を設定する収容溝28f,33fを設けた。このため、
芯金13〜15のインサート位置の設定を容易に行い、
両金型28,33の型合わせを容易に行うことができ、
さらに芯金を安定して保持することができる。
3の内側の型合わせ部28c,33cに支持部28d,
33dを設け、この支持部にスポーク13〜15の位置
を設定する収容溝28f,33fを設けた。このため、
芯金13〜15のインサート位置の設定を容易に行い、
両金型28,33の型合わせを容易に行うことができ、
さらに芯金を安定して保持することができる。
【0049】(7)前記実施形態では、第1(第2)外
側ホルダー25(30)と、第1(第2)内側ホルダー
26(31)を分離して設けたので、第1(第2)内側
ホルダー26(31)の高さを調整することにより、内
側の型合わせ部28c及び33cの型合わせ面28e,
33eの高さ調整が可能となり、型合わせ面の調整作業
を切削や肉盛りを施すことなく容易に行うこともでき
る。
側ホルダー25(30)と、第1(第2)内側ホルダー
26(31)を分離して設けたので、第1(第2)内側
ホルダー26(31)の高さを調整することにより、内
側の型合わせ部28c及び33cの型合わせ面28e,
33eの高さ調整が可能となり、型合わせ面の調整作業
を切削や肉盛りを施すことなく容易に行うこともでき
る。
【0050】なお、前記実施形態は、以下のように変更
して具体化することができる。 ○ 図10に示す実施形態は、ホルダー25,26及び
両ホルダー30,31を一体的に形成し、その空洞部に
第1温度調節配管41、第2温度調節配管42が位置す
るように構成したものである。
して具体化することができる。 ○ 図10に示す実施形態は、ホルダー25,26及び
両ホルダー30,31を一体的に形成し、その空洞部に
第1温度調節配管41、第2温度調節配管42が位置す
るように構成したものである。
【0051】○ 図11に示す実施形態は、各ホルダー
25,26及び30,31の端面に断熱材51を設けた
ものである。この実施形態では、両金型28,33から
各ホルダー25,26、30,31に伝達される熱エネ
ルギーを抑制して、キャビティ34の加熱をより適正に
行うことができる。
25,26及び30,31の端面に断熱材51を設けた
ものである。この実施形態では、両金型28,33から
各ホルダー25,26、30,31に伝達される熱エネ
ルギーを抑制して、キャビティ34の加熱をより適正に
行うことができる。
【0052】○ 図示しないが、ホルダー25,26及
びホルダー30,31を金型28,33と同様にCVD
法により構成してもよい。 ○ スポーク支持部28d,33dを内側の型合わせ部
28c,33cの内周面全域に一体的に形成してもよ
い。
びホルダー30,31を金型28,33と同様にCVD
法により構成してもよい。 ○ スポーク支持部28d,33dを内側の型合わせ部
28c,33cの内周面全域に一体的に形成してもよ
い。
【0053】この場合には金型28,33の剛性を高め
ることができる。 ○ 前記隙間Gを無くしてもよい。この場合にはスポー
ク13〜15のインサート位置の設定をより確実に行う
ことができる。
ることができる。 ○ 前記隙間Gを無くしてもよい。この場合にはスポー
ク13〜15のインサート位置の設定をより確実に行う
ことができる。
【0054】○ 気相めっき金型を三つ以上に分割形成
してもよい。 ○ スポーク支持部28d,33dを省略してもよい。 ○ 気相めっきの一種である真空蒸着、スパッタリング
等のPVD(Physical Vapour Deposition )法を用
いて金型28、33を形成してもよい。
してもよい。 ○ スポーク支持部28d,33dを省略してもよい。 ○ 気相めっきの一種である真空蒸着、スパッタリング
等のPVD(Physical Vapour Deposition )法を用
いて金型28、33を形成してもよい。
【0055】○ インサート成形品として、シフトレバ
ーやコンソールボックスあるいはその他のものを成形す
る形成装置に具体化してもよい。 ○ 金型28、33の材料としてニッケル以外に、例え
ばアルミニウム、銅、錫等の金属やそれらの合金を用い
てもよい。
ーやコンソールボックスあるいはその他のものを成形す
る形成装置に具体化してもよい。 ○ 金型28、33の材料としてニッケル以外に、例え
ばアルミニウム、銅、錫等の金属やそれらの合金を用い
てもよい。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜8記載
の発明は、インサート成形品のインサート部材の製造上
の寸法誤差に対応して、型合わせ面の修正作業を容易に
行うことができる。
の発明は、インサート成形品のインサート部材の製造上
の寸法誤差に対応して、型合わせ面の修正作業を容易に
行うことができる。
【0057】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、ホルダーを軽量化して材料費を節減
でき製造及び組み付けを容易に行うことができる。請求
項3記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加え
て、温度調節配管による熱エネルギーの損失を抑制し、
型成形を適正に行うことができる。
明の効果に加えて、ホルダーを軽量化して材料費を節減
でき製造及び組み付けを容易に行うことができる。請求
項3記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加え
て、温度調節配管による熱エネルギーの損失を抑制し、
型成形を適正に行うことができる。
【0058】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明の効果に加えて、気相めっき金型からホルダーへの熱
エネルギーの伝達を抑制し、熱効率を高めることができ
る。請求項5記載の発明は、請求項2記載の発明の効果
に加えて、ステアリングホイールのリング部芯金の被覆
体を成形することができる。
明の効果に加えて、気相めっき金型からホルダーへの熱
エネルギーの伝達を抑制し、熱効率を高めることができ
る。請求項5記載の発明は、請求項2記載の発明の効果
に加えて、ステアリングホイールのリング部芯金の被覆
体を成形することができる。
【0059】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明の効果に加えて、スポーク側への樹脂の漏出を防止し
て、被覆体を適正に成形することができる。請求項7記
載の発明は、請求項5記載の発明の効果に加えて、スポ
ークのインサート位置を容易に設定することができると
ともに、金型の強度を向上することができる。
明の効果に加えて、スポーク側への樹脂の漏出を防止し
て、被覆体を適正に成形することができる。請求項7記
載の発明は、請求項5記載の発明の効果に加えて、スポ
ークのインサート位置を容易に設定することができると
ともに、金型の強度を向上することができる。
【0060】請求項8記載の発明は、請求項5記載の発
明の効果に加えて、スポークに対する気相めっき金型の
型合わせ面の調整を容易に行うことができる。
明の効果に加えて、スポークに対する気相めっき金型の
型合わせ面の調整を容易に行うことができる。
【図1】 この発明をステアリングホイールのインサー
ト成形装置に具体化した縦断面図。
ト成形装置に具体化した縦断面図。
【図2】 インサート成形装置の離型状態を示す縦断面
図。
図。
【図3】 下部成形型の上面にステアリングホイールを
配置した平面図。
配置した平面図。
【図4】 内側の型合わせ部の拡大断面図。
【図5】 スポーク支持部の拡大斜視図。
【図6】 図4の1−1線断面図。
【図7】 図4の2−2線断面図。
【図8】 図4の3−3線断面図。
【図9】 ステアリングホイールの一部省略斜視図。
【図10】 この発明の別の実施形態を示す縦断面図。
【図11】 この発明の別の実施形態を示す縦断面図。
【図12】 従来のインサート成形装置を示す縦断面
図。
図。
【符号の説明】 11…インサート成形品としてのステアリングホイー
ル、20…インサート成形装置、21…下部成形型、2
2…上部成形型、25…第1外側ホルダー、26…第1
内側ホルダー、28…下部気相めっき金型、28a…本
体部、28b…外側型合わせ部、28c…内側型合わせ
部、28d…スポーク支持部、28e…収容溝、28g
…保持溝、30…第2外側ホルダー、31…第2内側ホ
ルダー、33…上部気相めっき金型、33a…本体部、
33b…外側型合わせ部、33c…内側型合わせ部、3
3d…スポーク支持部、33f…収容溝、33g…保持
溝、34…キャビティー、35…設定通路、36、37
…シール部材、38…保持通路、41…第1温度調節配
管、42…第2温度調節配管、44…射出ノズル。
ル、20…インサート成形装置、21…下部成形型、2
2…上部成形型、25…第1外側ホルダー、26…第1
内側ホルダー、28…下部気相めっき金型、28a…本
体部、28b…外側型合わせ部、28c…内側型合わせ
部、28d…スポーク支持部、28e…収容溝、28g
…保持溝、30…第2外側ホルダー、31…第2内側ホ
ルダー、33…上部気相めっき金型、33a…本体部、
33b…外側型合わせ部、33c…内側型合わせ部、3
3d…スポーク支持部、33f…収容溝、33g…保持
溝、34…キャビティー、35…設定通路、36、37
…シール部材、38…保持通路、41…第1温度調節配
管、42…第2温度調節配管、44…射出ノズル。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29C 51/12 B29C 51/12 51/46 51/46 B62D 1/04 B62D 1/04 // B29C 45/14 B29C 45/14 49/20 49/20 B29K 21:00 B29K 21:00 105:22 105:22 B29L 31:30 B29L 31:30 Fターム(参考) 3D030 DA34 DA35 DB81 4F202 AA45 AD03 AG13 AH19 AJ02 CA03 CA11 CA15 CB01 CB12 CK11 CK83 CL42 CN27 CQ03 CQ05 4F206 AA45 AD03 AG13 AH19 AJ02 JA07 JB12 JL02 JM02 JN43 JQ81 4F208 AA45 AD03 AG13 AH19 AJ02 LA09 LB01 LB12
Claims (8)
- 【請求項1】 インサート成形品のインサート部材の一
部を複数の気相めっき金型の本体部により形成されるキ
ャビティ内に収容し、インサート部材をキャビティから
型合わせ面に形成した保持通路から外部に導出し、前記
キャビティに合成樹脂又は合成ゴムを注入してインサー
ト部材の一部に型成形部を成形するようにしたインサー
ト成形装置において、 前記各気相めっき金型の本体部の外周に型合わせ部をそ
れぞれ一体に形成し、前記型合わせ部の外表面を複数の
金型把持手段により把持したことを特徴とするインサー
ト成形装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記金型把持手段は
固定支持板に取り付けられ、かつ一対の気相めっき金型
のうち一方を把持するホルダーと、昇降支持板に取り付
けられ、かつ他方の気相めっき金型を把持するホルダー
とにより構成され、前記各ホルダーには前記気相めっき
金型の本体部の外表面に接触されない空洞部が形成され
ているインサート成形装置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記各空洞部に位置
するように気相めっき金型の本体部の外表面には前記キ
ャビティ内の成形時の温度を調節する温度調節配管が取
り付けられているインサート成形装置。 - 【請求項4】 請求項2において、前記気相めっき金型
の型合わせ部の外表面には断熱材を介してホルダーが接
合されているインサート成形装置。 - 【請求項5】 請求項2において、前記インサート成形
品は、リング部芯金と、この芯金に連結された複数のス
ポークと、各スポークをリング部芯金の中心部において
連結するボス部とを備えたステアリングホイールであっ
て、下部及び上部気相めっき金型のキャビティ内に前記
リング部芯金及びスポークの一部をインサートした状態
で、前記キャビティ内に合成樹脂又は合成ゴムが注入さ
れてリング部芯金に型成形部としての被覆体が成形され
るように構成されているインサート成形装置。 - 【請求項6】 請求項5において、前記スポークをイン
サート位置に保持する保持通路を備えた一対の型合わせ
部には、該スポークの外周面に接触してシールを行うた
めのシール部材が嵌入されているインサート成形装置。 - 【請求項7】 請求項5において、前記一対の型合わせ
部には、スポークのインサート位置を設定する設定通路
を形成するスポーク支持部が形成されているインサート
成形装置。 - 【請求項8】 請求項5において、前記キャビティの外
側の型合わせ部を把持する外側のホルダーは、キャビテ
ィの内側の型合わせ部を把持する内側のホルダーと分離
して設けられているインサート成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000018917A JP2001205643A (ja) | 2000-01-27 | 2000-01-27 | インサート成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000018917A JP2001205643A (ja) | 2000-01-27 | 2000-01-27 | インサート成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001205643A true JP2001205643A (ja) | 2001-07-31 |
Family
ID=18545700
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000018917A Withdrawn JP2001205643A (ja) | 2000-01-27 | 2000-01-27 | インサート成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2001205643A (ja) |
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A621 | Written request for application examination |
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