JP2001205371A - プレス加工装置 - Google Patents

プレス加工装置

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JP2001205371A
JP2001205371A JP2000020749A JP2000020749A JP2001205371A JP 2001205371 A JP2001205371 A JP 2001205371A JP 2000020749 A JP2000020749 A JP 2000020749A JP 2000020749 A JP2000020749 A JP 2000020749A JP 2001205371 A JP2001205371 A JP 2001205371A
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Japan
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suction
sheet
downstream
upstream
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JP2000020749A
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English (en)
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Sadao Sakata
禎男 阪田
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NIPPON DENSAN KYORI KK
Original Assignee
NIPPON DENSAN KYORI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工域を通して間欠送りされるシート状部材
に所定張力を付与することができるプレス加工装置を提
供すること。 【解決手段】 プレス加工を施すプレス装置4と、シー
ト状部材2を巻き出す巻出し装置6と、シート状部材2
を巻き取る巻取り装置8と、巻出し装置6からのシート
ン状部材2を加工域26に送給する上流側送給機構10
と、加工済みシート状部材2を巻取り装置8に送給する
下流側送給機構12と、シート状部材2を加工域26を
通して間欠的に給送する給送装置30と、を具備するプ
レス加工装置。上流側及び下流側送給機構10,12
は、シート状部材2をニップして送給する一対の上流側
及び下流側ニップ送給ロール38,40,66,68
と、シート状部材2を吸引して張力を付与する上流側及
び下流側吸引張力付与手段52,78を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状部材にプ
レス加工を施すプレス加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレス加工装置として、例えば図5に示
す構成のものが知られている。この公知のプレス加工装
置は、加工域Pにてプレス加工を施すプレス装置102
と、加工すべきシート状部材104を巻き出す巻出し装
置106と、加工したシート状部材104を巻き取る巻
取り装置108とを備えている。巻出し装置106とプ
レス装置102との間には、巻取り装置104から巻き
出されたシートン状部材104を加工域Pに向けて送給
する上流側送給機構110が設けられ、またプレス装置
102と巻取り装置108との間には、加工域Pにて加
工されたシート状部材104を巻取り装置108に向け
て送給する下流側送給機構112が設けられている。更
に、プレス装置102には給送装置114が付設され、
この給送装置114は、上流側送給機構110を通して
送給されたシート状部材104を加工域Pを通して間欠
的に送給する。
【0003】上流側送給機構110は複数の送給ロール
及び上流側ダンサーローラ116を含み、巻取り装置1
06から巻出されたシート状部材104はこれら送給ロ
ールによって加工域Pに送給され、またかく送給される
シート状部材104に上流側ダンサーローラ116が作
用し、かかるダンサーローラ116の自重によって、加
工域Pに送給されるシート状部材104に所定の張力が
付与される。また、下流側送給機構112は複数の送給
ロール及び下流側ダンサーローラ118を含み、加工装
置102にて加工されたシート状部材104はこれら送
給ロールによって巻取り装置108に送給され、またか
く送給されるシート状部材104に下流側ダンサーロー
ラ118が作用し、このダンサーローラ118の自重に
よって、巻取り装置108に送給されるシート状部材1
04に所定の張力が付与される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、生産効率を高め
るために、プレス装置の加工の高速化が図られており、
これに伴って、加工すべきシート状部材104の巻出し
速度及び巻取り速度、また給送装置114による間欠送
り速度も高速化している。しかし、従来のプレス加工装
置では、上流側及び下流側ダンサーローラ116,11
8の自重を利用して加工すべきシート状部材104に張
力を付与しており、それ故に、特に給送装置114によ
る間欠送り速度が高速になる、換言するとシート状部材
104の送り、送り停止が高速で繰り返されると、上流
側及び下流側ダンサーローラ116,118が上下方向
に踊るようになり、このことに起因して、加工域Pを通
して送給されるシート状部材104に所定張力を付与す
ることが困難となる。このように張力が変動すると、加
工域Pを通して送給されるシート状部材104が波打つ
ようになり、シート状部材104を給送装置114によ
って加工域Pを通して所要の通りに間欠送りすることが
できなくなる。
【0005】また、このようなプレス加工装置では、巻
出し装置106に巻かれているシート状部材104aの
大きさによって、巻出し装置106から加工域Pに送給
されるシート状部材104に付与される張力が変わり、
また巻取り装置108に巻き取られたシート状部材10
4bの大きさによって、加工域Pから巻取り装置108
に送給されるシート状部材104に付与される張力が変
わる。従って、シート状部材104の加工が進むにつれ
てシート状部材104に付与される張力が変動し、この
ことに起因しても、シート状部材104の間欠高速送り
が困難である。
【0006】本発明の目的は、加工域を通して間欠送り
されるシート状部材に所定張力を付与することができる
プレス加工装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、加工域にてプ
レス加工を施すプレス装置と、加工すべきシート状部材
を巻き出す巻出し装置と、加工したシート状部材を巻き
取る巻取り装置と、前記巻出し装置から巻き出されたシ
ート状部材を前記プレス装置の前記加工域に向けて送給
する上流側送給機構と、前記プレス装置の前記加工域に
て加工されたシート状部材を前記巻取り装置に向けて送
給する下流側送給機構と、前記プレス装置に付設され、
前記上流側送給機構を通して送給されたシート状部材を
前記加工域を通して間欠的に給送するための給送装置
と、を具備するプレス加工装置において、前記上流側送
給機構は、前記巻出し装置から巻き出されたシート状部
材をニップして送給する一対の上流側ニップ送給ロール
と、前記一対の上流側ニップ送給ロールと前記加工域と
の間に配設された上流側吸引張力付与手段とを含み、前
記下流側送給機構は、前記加工域にて加工されたシート
状部材をニップして送給する一対の下流側ニップ送給ロ
ールと、前記加工域と前記一対の下流側ニップ送給ロー
ルとの間に配設された下流側吸引張力付与手段とを含
み、前記一対の上流側及び下流側ニップ送給ロールは、
前記一対の上流側ニップ送給ロールより上流側の巻出し
域及び前記一対の下流側ニップ送給ロールより下流側の
巻取り域においてシート状部材に作用する張力と、前記
一対の上流側及び下流側ニップ送給ロール間の加工送給
域にてシート状部材に作用する張力とを実質上遮断し、
前記上流側及び下流側吸引張力付与手段による吸引作用
によって、前記加工送給域に位置するシート状部材に所
定の張力が付与されることを特徴とする。
【0008】本発明に従えば、巻出し装置からプレス装
置の加工域にシート状部材を送給する上流側送給機構は
一対の上流側ニップ送給ロール及び上流側吸引張力付与
手段を含み、加工域から巻取り装置にシート部材を送給
する下流側送給機構は一対の下流側ニップ送給ロール及
び下流側吸引張力付与手段を含み、一対の上流側及び下
流側ニップ送給ロールが巻出し装置から巻取り装置まで
延びるシート部材をニップすることによって、巻出し域
におけるシート状部材の張力及び巻取り域におけるシー
ト状部材の張力と、加工送給域におけるシート状部材の
張力とが実質上遮断される。従って、加工送給域のシー
ト状部材には巻出し域の張力及び巻取り域の張力が実質
上作用せず、巻取り装置及び巻取り装置におけるシート
状部材の大きさの影響を受けることなく、上流側及び下
流側吸引張力付与手段によって加工送給域におけるシー
ト状部材に所定の張力を付与することができる。また、
上流側及び下流側吸引張力付与手段はシート状部材を吸
引して張力を付与するので、加工送給域のシート状部材
には常に所定の張力が作用し、高速で送給するときにも
シート状部材が波打つことがなく、シート状部材を加工
域を通して間欠的に高速に送給してプレス加工を施すこ
とができる。
【0009】また、本発明では、前記下流側吸引張力付
与手段による吸引力は、前記上流側吸引付与手段による
吸引力よりも大きいことを特徴とする。本発明に従え
ば、下流側張力付与手段による吸引力は上流側吸引付与
手段による吸引力より大きくなるように構成される。プ
レス装置の加工域に送給されるシート状部材にはプレス
加工が施されていないが、加工域から巻取り装置に送給
されるシート状部材にはプレス加工が施され、シート状
部材には複数のプレス加工穴が形成されている。従っ
て、上流側吸引張力付与手段による吸引力はシート状部
材に比較的大きく作用するのに対し、下流側吸引張力付
与手段による吸引力は、加工穴を通る空気の流れによっ
てシート状部材に比較的小さく作用し、これらの吸引力
を上述するようにすることによって、上流側吸引張力付
与手段によりシート状部材に付与される張力と下流側吸
引張力付与手段によりシート状部材に付与される張力と
を実質上等しくすることができる。
【0010】また、本発明では、前記上流側及び下流側
吸引張力付与手段は、吸引口及び空気導入口を有する吸
引ハウジングと、前記空気導入口の大きさを調整するた
めの開口調整機構とを備え、前記上流側及び下流側吸引
張力付与手段の前記吸引口が吸引源に連通され、前記開
口調整機構により前記空気導入口の大きさを調整するこ
とによって、前記上流側及び下流側吸引張力付与手段の
吸引力が調整されることを特徴とする。
【0011】本発明に従えば、上流側及び下流側吸引張
力付与手段は吸引ハウジングを有し、各吸引ハウジング
の空気導入口に開口調整機構が設けられ、各吸引ハウジ
ングの吸引口が吸引源に連通されている。従って、吸引
源は上流側及び下流側吸引張力付与手段の吸引ハウジン
グ内の空気を吸引口を通して吸引し、かかる吸引作用に
よって加工送給域のシート状部材に所定の張力を付与す
ることができる。また、各開口調整機構により空気導入
口の大きさを調整することによって、空気導入口を通し
て吸引ハウジングに導入される空気量を調整し、これに
よって、上流側及び下流側吸引張力付与手段による吸引
力、換言するとシート状部材に付与する張力を調整する
ことができる。
【0012】また、本発明では、前記上流側及び下流側
吸引張力付与手段は、吸引口を有する吸引ハウジングを
備え、前記上流側吸引張力付与手段の前記吸引口が第1
吸引源に連通され、前記下流側吸引張力付与手段の前記
吸引口が第2吸引源に連通され、前記第1及び第2吸引
源の作動を制御することによって、前記上流側及び下流
側吸引張力付与手段の吸引力が調整されることを特徴と
する。本発明に従えば、上流側及び下流側吸引張力付与
手段は吸引ハウジングを有し、上流側吸引張力付与手段
の吸引ハウジングの吸引口が第1吸引源に連通され、下
流側吸引張力付与手段の吸引ハウジングの吸引口が第2
吸引源に連通されている。従って、第1吸引源は上流側
吸引張力付与手段の吸引ハウジング内の空気を吸引口を
通して吸引し、また第2吸引源は下流側吸引張力付与手
段の吸引ハウジング内の空気を吸引口を通して吸引し、
これらの吸引作用によって加工送給域のシート状部材に
所定の張力を付与することができる。また、第1及び第
2吸引源の作動を制御する、例えば吸引源が吸引モータ
から構成される場合にそれらの回転数を制御することに
よって、上流側及び下流側吸引張力付与手段による吸引
力、換言するとシート状部材に付与する張力を調整する
ことができる。
【0013】更に、本発明では、前記上流側及び下流側
吸引張力付与手段は、吸引口を有する吸引ハウジングを
備え、前記上流側及び下流側吸引張力付与手段の前記吸
引口が吸引源に連通され、前記上流側送給機構によって
送給されるシート状部材の一部が前記上流側吸引張力付
与手段の前記吸引ハウジング内に略U字状に収容され、
前記下流側送給機構によって送給されるシート状部材の
一部が前記下流側吸引張力付与手段の前記吸引ハウジン
グ内に略U字状に収容され、前記下流側吸引張力付与手
段に収容されたシート状部材の略U字状部に、加工穴を
塞ぐように無端状シートが配設されていることを特徴と
する。
【0014】本発明に従えば、加工域に送給されるシー
ト状部材の一部が上流側吸引張力付与手段の吸引ハウジ
ング内に略U字状に収容され、また巻取り装置に送給さ
れるシート状部材の一部が下流側吸引張力付与手段の吸
引ハウジング内に略U字状に収容され、この下流側吸引
張力付与手段に収容されたシート状部材の略U字状部に
無端状シートが配設されている。下流側送給機構によっ
て送給されるシート状部材には加工域においてプレス加
工が施され、その一部に加工穴が形成されているが、こ
のように無端状シートを配設することによって、シート
状部材に形成された加工穴を塞ぎ、シート状部材の加工
穴を通して外部から空気が流入するのを防止し、上流側
吸引張力付与手段によりシート状部材に付与される張力
と下流側吸引張力付与手段によりシート状部材に付与さ
れる張力とを実質上等しくすることができる。また、加
工穴を塞ぐシートは無端状であるので、巻取り装置に向
けて移動するシート状部材とともに移動しながら加工穴
を塞ぐことができる。尚、無端状シートは、例えば合成
樹脂製シート、紙製シートから構成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2を参照して、
本発明に従うプレス加工装置の一実施形態について説明
する。図1は、本発明に従うプレス加工装置の一実施形
態を簡略的に示す正面図であり、図2は、図1のプレス
加工装置における上流側吸引張力付与手段の要部を示す
部分斜視図である。図1において、図示のプレス加工装
置は、シート状部材2にプレス加工を施すプレス装置4
と、加工すべきシート状部材2を巻出す巻出し装置6
と、加工済みシート状部材2を巻き取る巻取り装置8と
を備え、巻だし装置6とプレス装置4との間に上流側送
給機構10が設けられ、プレス装置4と巻取り装置8と
の間に下流側送給機構12が設けられている。この実施
形態では、プレス装置4はプレスユニット14として構
成され、巻出し装置6及び上流側送給機構10の大部分
が巻出し送給ユニット16として構成され、また巻取り
装置8及び下流側送給機構12の大部分が巻取り送給ユ
ニット18として構成され、これら3つのユニット1
4,16,18が工場等の床面に設置される。加工すべ
きシート状部材2は、例えば、薄くて細長い鋼板、合成
樹脂フィルム等である。尚、上流側及び下流側送給機構
10,12の一部はプレスユニット14に設けられてい
る。
【0016】図示のプレス装置4はプレス装置本体20
を備え、このプレス装置本体20に静止金型22及び可
動金型24が装着されている。これら金型22,24の
間にはプレス加工を施す加工域26が存在し、加工すべ
きシート状部材2は静止金型22及び可動金型24の間
を通り、加工域26を通して後述する如く送給される。
静止金型22はプレス装置本体20の上部に取り付けら
れ、また可動金型24は静止金型22の上方に上下方向
に往復移動自在に装着され、静止金型22及び可動金型
24が加工域26に位置するシート状部材2に作用する
ことによって、このシート状部材2にプレス加工が施さ
れる。
【0017】この形態では、矢印28で示すシート状部
材2の搬送方向に見てプレス装置4の下流側に、シート
状部材2を加工域26を通して間欠的に送給するための
給送装置30が付設されている。給送装置30は、図示
していないが、一対の静止グリップと、かかる一対の静
止グリップに対してシート状部材2の搬送方向に往復動
自在である一対の可動グリップとを有し、プレス装置4
の可動金型24の上下動と関連して一対の可動グリップ
が移動してシート状部材2を送給する。即ち、プレス装
置4の可動金型24が上死点から下死点に向けて移動す
るとき、給送装置30の一対の可動グリップはシート状
部材2を挟持して矢印28で示す搬送方向に送給し、可
動金型22及び静止金型24が加工域26にてシート状
部材2に作用する(可動金型22が下死点及びその近傍
に位置する)とき、給送装置30の可動グリップ及び静
止部リップはシート状部材2の挟持を解除し、また可動
金型22が下死点から上死点に向けて移動するとき、一
対の静止グリップがシート状部材2を挟持した状態にて
一対の可動グリップが矢印28で示す搬送方向と反対方
向に移動し、このようにしてシート状部材2が加工域2
6を通して間欠的に送給される。この形態では、給送装
置30をプレス装置24の下流側に設けているが、これ
とは反対に、プレス装置24の上流側に配設するように
してもよい。
【0018】巻出し装置6は一対の支持フレーム32
(図1において一方のみ示す)を備え、かかる支持フレ
ーム32に巻出し軸34が回転自在に支持され、加工す
べきシート状部材2は、この巻出し軸34にロール状に
巻かれている。また、上流側送給機構10は、一対の側
壁フレーム36(図1において一方のみ示す)を備え、
これら側壁フレーム36間に一対の上流側ニップ送給ロ
ール38,40及び第1〜第3上流側ガイドロール4
2,44,46が回転自在に支持されている。また、上
流側送給機構10は、矢印28で示す搬送方向に間隔を
おいて配設された複数の補助ガイドロール48を含み、
これらガイド補助ロール48がプレス装置本体20に取
り付けられた補助ユニット50に回転自在に支持されて
いる。尚、この補助ユニット50及び補助ガイドロール
48を一対の側壁フレーム36に取り付けるようにして
もよい。
【0019】上流側送給機構10は、更に、上流側吸引
張力付与手段52を含んでいる。この形態では、上流側
吸引張力付与手段52は第2及び第3上流側ガイドロー
ル44,46の間に配設され、これらガイドロール4
4,46間に位置するシート状部材2を吸引して所定の
張力を付与する。この上流側吸引張力付与手段52につ
いては、後述する。巻出し装置6の巻出し軸34に巻か
れたロール状のシート状部材2aは、図1に示すよう
に、ガイドロール54に案内されて上流側送給機構10
に送給される。この上流側送給機構10では、巻き出さ
れたシート状部材2は第1ガイドロール42に案内さ
れ、一対の上流側ニップ送給ロール38,40にニップ
され、更に第2及び第3ガイドロール44,46に案内
された後に複数の補助ガイドロール48に案内されてプ
レス装置4の加工域26に送給される。
【0020】このプレス加工装置では、加工域26に送
給されるシート状部材2に所定の張力を付与するために
は、一対の上流側ニップ送給ロール38,40がシート
状部材2をニップ状態に保持して搬送方向に送給するこ
とが重要であり、このように構成することによって、巻
出し装置4から一対の上流側ニップ送給ロール38,4
0までの巻出し域においてシート状部材2に作用する張
力と一対の上流側ニップ送給ロール38,40の下流側
においてシート状部材2に作用する張力とを実質上遮断
することができる。この形態では、下側のニップ送給ロ
ール40が矢印56で示す方向に回転駆動され、これに
よってシート状部材2が巻だし装置4から連続的に巻き
出される。尚、下側のニップ送給ロール40に代えて、
上側のニップ送給ロール38を搬送方向に回転駆動する
ようにしてもよい。
【0021】このプレス加工装置では、巻取り装置8及
び下流側送給機構12は、共通の側壁フレーム62(図
1において一方のみ示す)を備え、かかる側壁フレーム
32に巻取り装置8の巻取り軸64が回転自在に支持さ
れている。加工域26にてプレス加工が施されたシート
状部材2は、この巻取り軸64にロール状に巻かれる。
また、下流側送給機構12は、一対の側壁フレーム62
間に回転自在に支持された一対の下流側ニップ送給ロー
ル66,68及び第1〜第3下流側ガイドロール70,
72,74を備え、第3下流側ガイドロール74は、一
対の下流側ニップ送給ロール66,68の下流側にてシ
ート状部材2に張力を付与するためのテンションロール
として機能する。また、下流側送給機構12は補助ガイ
ドロール76を含み、この補助ガイドロール76が給送
装置30の下流側部に回転自在に支持されている。尚、
この補助ガイドロール76を一対の側壁フレーム62に
取り付けるようにしてもよい。
【0022】下流側送給機構12は、更に、下流側吸引
張力付与手段78を含んでいる。この形態では、下流側
吸引張力付与手段78は第1及び第2下流側ガイドロー
ル70,72の間に配設され、これらガイドロール7
0,72間に位置するシート状部材2を吸引して所定の
張力を付与する。この下流側吸引張力付与手段12につ
いては、後述する。加工域26にて加工されたシート状
部材2は、図1に示すように、給送装置30に送給され
た後に下流側送給機構12に送給される。下流側送給機
構12では、給送装置30からのシート状部材2が補助
ガイドロール76に案内され、第1及び第2下流側ガイ
ドロール70,72に案内された後に一対の下流側ニッ
プ送給ロール66,68にニップされ、更に第3下流側
ガイドロール74に案内された後にガイドロール80に
案内されて巻取り軸64に巻き取られる。
【0023】このプレス加工装置では、加工域26から
下流側に送給されるシート状部材2に所定の張力を付与
するためには、一対の下流側ニップ送給ロール66,6
8がシート状部材2をニップ状態に保持して搬送方向に
送給することが重要であり、このように構成することに
よって、一対の上流側ニップ送給ロール66,68から
巻取り装置8までの巻取り域においてシート状部材2に
作用する張力と一対の下流側ニップ送給ロール66,6
8の上流側においてシート状部材2に作用する張力とを
実質上遮断することができる。この形態では、下側のニ
ップ送給ロール68が矢印82で示す方向に回転駆動さ
れ、これによってシート状部材2が巻取り装置8に連続
的に巻き取られる。尚、下側のニップ送給ロール68に
代えて、上側のニップ送給ロール66を搬送方向に回転
駆動するようにしてもよい。
【0024】次に、図1ととも図2を参照して、上流側
及び下流側吸引張力付与手段52,78について説明す
ると、上流側及び下流側吸引張力付与手段52,78は
実質上同一の構成であり、以下、上流側(下流側)吸引
張力付与手段52(78)について説明する。図示の上
流側(下流側)吸引張力付与手段52(78)は、上面
が開口した吸引ハウジング84を備え、この吸引ハウジ
ング84の上端開口の上流側端上方に第2上流側ガイド
ロール44(第1下流側ガイドロール70)が配設さ
れ、その上端開口の下流側端上方に第3上流側ガイドロ
ール46(第2下流側ガイドロール72)が配設されて
いる。吸引ハウジング84の下部には仕切りプレート8
6が設けられ、この仕切りプレート86によって、吸引
ハウジング84の内部が下部の吸引室88とその上部の
収容室90とに仕切られ、仕切りプレート86に形成さ
れた開口91を通して吸引室88と収容室90とが相互
に連通されている。尚、このような仕切りプレート86
を省略して吸引室88と収容室90を1つの室にしても
よい。
【0025】吸引ハウジング84の下部の一側面には吸
引口92が設けられ、また上記下部の他側面(この形態
では、上記一側面に対向する側面)には空気導入口93
が設けられ、これら吸引口92及び空気導入口93が吸
引室88に開口している。空気導入口93には、更に、
開口調整機構94が設けられ、この開口調整機構94が
空気導入口93を開閉するための開閉プレート95から
構成されている。開閉プレート95は吸引ハウジング8
4にスライド自在に装着され、この開閉プレート95を
開方向にスライドさせることによって、空気導入口93
の開口が大きくなり、これによって空気導入口93を通
して吸引される空気の流入量を多くすることができ、一
方開閉プレート95を閉方向にスライドさせることによ
って、空気導入口93の開口が小さくなり、これによっ
て空気導入口93を通して吸入される空気の流入量を少
なくすることができる。
【0026】シート状部材2は、第2上流側ガイドロー
ル44(第1下流側ガイドロール70)と第3上流側ガ
イドロール46(第2下流側ガイドロール72)の間の
部分が吸引ハウジング84の収容室90内に略U字状に
垂れるように収容され、このようにU字状に垂らしてシ
ート状部材2の長さの変化によって例えば図1に一点鎖
線で示す状態と例えば二点鎖線で示す状態との間を垂れ
状態が変化することによって、一対の上流側ニップ送給
ロール38,40(下流側ニップ送給ロール66,6
8)による連続送りと給送装置30による間欠的送りに
よる送給状態の相違を所要の通りに吸収することができ
る。
【0027】上流側及び下流側吸引張力付与手段52
(78)の吸引ハウジング84の吸引口92は、吸引パ
イプ96を介して共通の吸引源(図示せず)に接続され
ている。吸引源は例えば吸引モータ、真空モータ等から
構成され、吸引源の吸引作用によって、上流側及び下流
側吸引張力付与手段52(78)の吸引ハウジング84
の収容室90内の空気がその吸引室88及び吸引パイプ
96を通して矢印97で示すように吸引され、この吸引
力によって吸引ハウジング84内のシート状部材2が仕
切りプレート86の開口91に吸引され、かかる吸引に
よってシート状部材2に張力が付与される。
【0028】このようなプレス加工装置では、下流側吸
引張力付与手段78による吸引力が上流側吸引張力付与
手段52による吸引力よりも大きくなるようにするのが
望ましい。この形態では、上流側及び下流側吸引張力付
与手段52,78の開口調整機構94によって各空気導
入口93の開口の大きさが調整され、下流側吸引張力付
与手段78の空気導入口93の開口の大きさが上流側吸
引張力付与手段52の空気導入口93の開口の大きさよ
りも小さくなるように設定される。このように設定する
ことによって、上流側吸引張力付与手段52にて空気導
入口93を通して吸引室88に吸入される空気流入量が
下流側吸引張力付与手段78にて空気導入口93を通し
て吸引室88に吸入される空気流入量よりも多くなり、
従って、上流側吸引張力付与手段52によるシート状部
材2への吸引作用が下流側吸引張力付与手段78による
シート状部材2への吸引作用よりも小さくなる。
【0029】プレス加工においては、加工域26に送給
される加工前のシート状部材2と加工域26にてプレス
加工が施されたシート状部材2とでは、加工後のシート
状部材2の方が多くのプレス加工穴が形成されており、
それ故に、下流側吸引張力付与手段78においては、吸
引ハウジング84の上面開口から吸引された空気がかか
るプレス加工穴を通して吸引室88に多く吸引され、上
流側吸引張力付与手段52に比して吸引効率がより低下
する傾向にあるが、上述したように吸引力を調整するこ
とによって、上流側吸引張力付与手段52によるシート
状部材2の吸引力と下流側吸引張力付与手段79による
シート状部材2の吸引力とを実質上等しくすることがで
きる。
【0030】このプレス加工装置は、上述したことに関
連して、次の通りの特徴を有する。即ち、巻出し装置6
から巻取り装置8まで延びるシート状部材2は、上流側
送給機構10の一対の上流側ニップ送給ロール38,4
0と下流側送給機構12の一対の下流側ニップ送給ロー
ル66,68によってニップ状態に保持されるので、一
対の上流側ニップ送給ロール38,40よりも上流側の
巻出し域にてシート状部材2に作用する張力及び一対の
下流側ニップ送給ロール66,68よりも下流側の巻取
り域にてシート状部材2に作用する張力と、一対の上流
側及び下流側ニップ送給ロール38,40,66,68
間の加工送給域にてシート状部材2に作用する張力と
が、実質上遮断された状態となり、加工送給域において
は、上流側及び下流側吸引張力付与手段52,78の吸
引作用によってシート状部材2に張力が付与される。そ
して、上流側及び下流側吸引張力付与手段52,78に
おいては、それらの吸引ハウジング84内に位置するシ
ート状部材2に吸引源(図示せず)からの吸引力が作用
し、かかる吸引力によってシート状部材2に所定の張力
を付与することができる。従って、加工送給域において
給送装置30によってシート状部材2を高速で間欠的に
送給してもこのシート状部材2が波状になることが回避
され、シート状部材2を高速でプレス加工することがで
きる。
【0031】以上、本発明に従うプレス加工装置の一実
施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱すること
なく種々の変形乃至修正が可能である。例えば、図示の
実施形態では、上流側及び下流側吸引張力付与手段5
2,78の吸引ハウジング84内を共通の吸引源(図示
せず)によって吸引しているが、これに代えて、次のよ
うに構成するようにしてもよい。上流側及び下流側吸引
張力付与手段52,78の各々に対応して、例えば吸引
モータから構成される専用の吸引源を設け、第1吸引源
を上流側吸引張力付与手段52の吸引ハウジング84の
吸引口93に接続し、第2吸引源を下流側吸引張力付与
手段78の吸引ハウジング84の吸引口93に接続する
ようにしてもよい。このように構成した場合、第1及び
第2吸引源の作動を制御する、例えば吸引モータから構
成した場合にそれらの回転数を制御することによって、
シート状部材2を吸引する吸引力、換言するとシート状
部材2に付与される張力を調整することができる。尚、
この場合、吸引ハウジング84の空気導入口93及びこ
の開口を調整するための開口調整機構94を省略するこ
とができる。
【0032】また、上述した実施形態では、プレス加工
後に加工穴が形成されることに関連して下流側吸引張力
付与手段78の吸引力を上流側吸引張力付与手段52の
張力よりも大きくしているが、例えば図3及び図4に示
すように構成してもよい。即ち、上流側及び下流側吸引
張力付与手段52,72を図1及び図2に示す実施形態
と同様に構成し、上流側吸引張力付与手段52において
はシート状部材2の一部が略U字状に吸引ハウジング8
4の上面開口を通して収容され、また下流側吸引張力付
与手段78においてはシート状部材2の一部が略U字状
に吸引ハウジング84の上面開口を通して収容される。
そして、下流側吸引張力付与手段78において、略U字
状に収容されたシート状部材2の撓んだ凹部内に無端状
シート98を配設する。この無端状シート98は、その
幅が加工されるシート状部材2とほぼ等しくなるよう
に、またその大きさが図3に示すようにシート状部材2
が下方に大きく撓んだときにそのU字状部にほぼ完全に
収容されるように形成される。このように構成すること
によって、無端状シート98はシート状部材2の吸引ハ
ウジング84内に位置する部分に形成された加工穴を実
質上塞ぎ、下流側吸引張力付与手段78の吸引作用によ
って吸引ハウジング84の外部からシート状部材2の加
工穴を通して収容室90内に空気が流入するのを防止す
る。従って、このように構成した場合、上流側及び下流
側吸引張力付与手段52,72による吸引力が実質上等
しくてよく、このように等しくすることによって、上流
側及び下流側張力付与手段52,72により実質上等し
い張力をシート状部材2に付与することができる。無端
状シート98は、例えば合成樹脂製シート、紙製シート
等から構成され、加工すべきシート状部材2の材質に適
合するものが選択され、例えば合成樹脂製のシート状部
材(又は紙製のシート状部材)をプレス加工する場合に
合成樹脂製(又は紙製)のものが用いられる。尚、この
無端状シート98は、吸引ハウジング84内において
は、巻取り装置8に向けて移動するシート状部材2に吸
着された状態でこれとともに移動する。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1のプレス加工装置によ
れば、巻出し装置からプレス装置の加工域にシート状部
材を送給する上流側送給機構は一対の上流側ニップ送給
ロールを含み、加工域から巻取り装置にシート部材を送
給する下流側送給機構は一対の下流側ニップ送給ロール
を含んでいるので、巻出し域におけるシート状部材の張
力及び巻取り域におけるシート状部材の張力と、加工送
給域におけるシート状部材の張力とを実質上遮断するこ
とができる。また、上流側及び下流側送給機構の上流側
及び下流側吸引張力付与手段はシート状部材を吸引して
張力を付与するので、加工送給域のシート状部材には常
に所定の張力が作用し、高速で送給するときにもシート
状部材が波打つことがなく、シート状部材を加工域を通
して間欠的に高速に送給してプレス加工を施すことがで
きる。
【0034】また、本発明の請求項2のプレス加工装置
によれば、加工域に送給されるシート状部材にはプレス
加工が施されていないが、加工域から巻取り装置に送給
されるシート状部材にはプレス加工が施されおり、従っ
て、下流側吸引張力付与手段による吸引力を上流側吸引
張力付与手段による吸引力よりも大きくすることによっ
て、上流側吸引張力付与手段によりシート状部材に付与
される張力と下流側吸引張力付与手段によりシート状部
材に付与される張力とを実質上等しくすることができ
る。また、本発明の請求項3のプレス加工装置によれ
ば、上流側及び下流側吸引張力付与手段は吸引ハウジン
グを有し、各吸引ハウジングの空気導入口に開口調整機
構が設けられているので、各開口調整機構により空気導
入口の大きさを調整することによって、上流側及び下流
側吸引張力付与手段による吸引力、換言するとシート状
部材に付与する張力を調整することができる。
【0035】また、本発明の請求項4のプレス加工装置
によれば、上流側及び下流側吸引張力付与手段は吸引ハ
ウジングを有し、上流側吸引張力付与手段の吸引ハウジ
ングの吸引口が第1吸引源に連通され、下流側吸引張力
付与手段の吸引ハウジングの吸引口が第2吸引源に連通
されているので、第1及び第2吸引源の作動を制御する
ことによって、上流側及び下流側吸引張力付与手段によ
る吸引力、換言するとシート状部材に付与する張力を調
整することができる。
【0036】更に、本発明の請求項5のプレス加工装置
によれば、下流側吸引張力付与手段に収容されたシート
状部材の略U字状部に無端状シートが配設されているの
で、この無端状シートによってシート状部材の加工穴が
塞がれ、シート状部材の加工穴を通しての外部から空気
の流入が防止され、上流側及び下流側吸引張力付与手段
による吸引力を等しくすることによって、これによりシ
ート状部材に付与される張力を実質上等しくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うプレス加工装置の一実施形態を簡
略的に示す正面図である。
【図2】図1のプレス加工装置における上流側吸引張力
付与手段の要部を示す部分斜視図である。
【図3】下流側吸引張力付与手段の変形例を簡略的に示
す断面図である。
【図4】図3の下流側吸引張力付与手段において無端状
シートを取り出した状態で示す斜視図である。
【図5】従来のプレス加工装置の一例を簡略的に示す正
面図である。
【符号の説明】
2 シート状部材 4 プレス装置 6 巻出し装置 8 巻取り装置 10 上流側送給機構 12 下流側送給機構 26 加工域 30 給送装置 38,40 上流側ニップ送給ロール 52 上流側吸引張力付与手段 66,68 下流側ニップ送給ロール 78 下流側張力付与手段 84 吸引ハウジング 92 吸引口 93 吸気導入口 94 開口調整機構 98 無端状シート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工域にてプレス加工を施すプレス装置
    と、加工すべきシート状部材を巻き出す巻出し装置と、
    加工したシート状部材を巻き取る巻取り装置と、前記巻
    出し装置から巻き出されたシート状部材を前記プレス装
    置の前記加工域に向けて送給する上流側送給機構と、前
    記プレス装置の前記加工域にて加工されたシート状部材
    を前記巻取り装置に向けて送給する下流側送給機構と、
    前記プレス装置に付設され、前記上流側送給機構を通し
    て送給されたシート状部材を前記加工域を通して間欠的
    に給送するための給送装置と、を具備するプレス加工装
    置において、 前記上流側送給機構は、前記巻出し装置から巻き出され
    たシート状部材をニップして送給する一対の上流側ニッ
    プ送給ロールと、前記一対の上流側ニップ送給ロールと
    前記加工域との間に配設された上流側吸引張力付与手段
    とを含み、 前記下流側送給機構は、前記加工域にて加工されたシー
    ト状部材をニップして送給する一対の下流側ニップ送給
    ロールと、前記加工域と前記一対の下流側ニップ送給ロ
    ールとの間に配設された下流側吸引張力付与手段とを含
    み、 前記一対の上流側及び下流側ニップ送給ロールは、前記
    一対の上流側ニップ送給ロールより上流側の巻出し域及
    び前記一対の下流側ニップ送給ロールより下流側の巻取
    り域においてシート状部材に作用する張力と、前記一対
    の上流側及び下流側ニップ送給ロール間の加工送給域に
    てシート状部材に作用する張力とを実質上遮断し、 前記上流側及び下流側吸引張力付与手段による吸引作用
    によって、前記加工送給域に位置するシート状部材に所
    定の張力が付与されることを特徴とするプレス加工装
    置。
  2. 【請求項2】 前記下流側吸引張力付与手段による吸引
    力は、前記上流側吸引付与手段による吸引力よりも大き
    いことを特徴とする請求項1記載のプレス加工装置。
  3. 【請求項3】 前記上流側及び下流側吸引張力付与手段
    は、吸引口及び空気導入口を有する吸引ハウジングと、
    前記空気導入口の大きさを調整するための開口調整機構
    とを備え、前記上流側及び下流側吸引張力付与手段の前
    記吸引口が吸引源に連通され、前記開口調整機構により
    前記空気導入口の大きさを調整することによって、前記
    上流側及び下流側吸引張力付与手段の吸引力が調整され
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のプレス加工装
    置。
  4. 【請求項4】 前記上流側及び下流側吸引張力付与手段
    は、吸引口を有する吸引ハウジングを備え、前記上流側
    吸引張力付与手段の前記吸引口が第1吸引源に連通さ
    れ、前記下流側吸引張力付与手段の前記吸引口が第2吸
    引源に連通され、前記第1及び第2吸引源の作動を制御
    することによって、前記上流側及び下流側吸引張力付与
    手段の吸引力が調整されることを特徴とする請求項1又
    は2記載のプレス加工装置。
  5. 【請求項5】 前記上流側及び下流側吸引張力付与手段
    は、吸引口を有する吸引ハウジングを備え、前記上流側
    及び下流側吸引張力付与手段の前記吸引口が吸引源に連
    通され、前記上流側送給機構によって送給されるシート
    状部材の一部が前記上流側吸引張力付与手段の前記吸引
    ハウジング内に略U字状に収容され、前記下流側送給機
    構によって送給されるシート状部材の一部が前記下流側
    吸引張力付与手段の前記吸引ハウジング内に略U字状に
    収容され、前記下流側吸引張力付与手段に収容されたシ
    ート状部材の略U字状部に、加工穴を塞ぐように無端状
    シートが配設されていることを特徴とする請求項1記載
    のプレス加工装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012136342A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Toshiba Corp 非水電解質二次電池の製造装置および製造方法
CN103723568A (zh) * 2013-12-13 2014-04-16 盐城市华森机械有限公司 弹性材料自动排版成型机

Cited By (3)

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