JP2001204789A - 用便時お尻自動洗浄、乾燥装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベッドの上に寝たまま、おむつをした状態で
用便する時、お尻やおむつ内を洗浄し、乾燥する装置を
得る。 【解決手段】 寝たきりの人の体１７に底部をコーン状
にした防水おむつ１を履かせ、温風を吹き込んでお尻や
防水おむつ１内を乾燥するための温風フアン５、ヒータ
ー６、温水を噴射してお尻や防水おむつ１内を洗浄する
ための温水槽７、ポンプ８、排気、排水し、用便を分離
して溜めるための便槽３、排気フアン４をホース１０、
１１、９で接続する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、寝たきりの人の用
便時のお尻の洗浄、乾燥装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、ベッドの上に寝たまま、おむつを
した状態で用便する時、お尻やおむつ内を洗浄し、乾燥
するようにしたものはない。

【０００３】

【発明が解決しょうとする課題】本発明は、ベッドの上
に寝たまま、おむつをした状態で用便する時、お尻やお
むつ内を洗浄し、乾燥することを目的としている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の用便時自動洗浄、乾燥装置においては、寝
たきりの人の体に底部をコーン状にした防水おむつを履
かせ、温風を吹き込んでお尻や防水おむつ内を乾燥する
ための温風フアン、ヒーター、温水を噴射してお尻や防
水おむつ内を洗浄するための温水糟、ポンプ、排気、排
水し、用便を分離して溜めるための便糟、排気フアンを
それぞれホースで接続したものである。

【０００５】

【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき、図面を参照して説明する。図１において、マット
レス１８の上に寝かせた寝たきりの人の体１７に、マジ
ックテープ（登録商標）２でお尻を包むようにした防水
おむつ１を履かせ、温風を吹き込んでお尻や防水おむつ
１内を乾燥するための温風フアン５、ヒーター６、温水
を噴射してお尻や防水おむつ１内を洗浄するための温水
糟７、ポンプ８、排気、排水し、用便を分離して溜める
ための廃棄ポンプ１３、液面センサー、廃棄ホース１
５、バルブ１６を付けた便糟３、排気フアン４をホース
１０、１１、９で継ぎ手１２を使って防水おむつ１に接
続している。防水おむつ１近くの温水ホース１１には、
噴射休止中のポンプ８や温水ホース１１内の温水の温度
降下を回復するための温水ヒーター１８を取り付けてい
る。図２は足の方から見た防水おむつ１を示したもので
ある。

【０００６】

【発明の効果】寝たきりの人がベッドの上に寝たまま、
おむつをした状態で用便する時、お尻や防水おむつ内を
洗浄し、乾燥することが出来るようになるので、寝たき
りの人の精神面の負担が楽になり、介護の人の負担も軽
減される。

【図面の簡単な説明】

【図１】用便時お尻自動洗浄、乾燥装置の全体図であ
る。

【図２】Ａ−Ａ矢視図である。

【符号の説明】

１ 防水おむつ ２ マジックテープ ３ 便糟 ４ 排気フアン ５ 温風フアン ６ ヒーター ７ 温水糟 ８ ポンプ ９ 排気ホース １０ 温風ホース １１ 温水ホース １２ 継ぎ手 １３ 廃棄ポンプ １４ 液面センサー １５ 廃棄ホース １６ バルブ １７ 体 １８ マットレス １９ 温水ヒーター

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 マットレス（１８）の上に寝かせた寝た
   きりの人の体（１７）に、底部をコーン状にした防水お
   むつ（１）を履かせ、温風を吹き込んでお尻や防水おむ
   つ（１）内を乾燥するための温風フアン（５）、ヒータ
   ー（６）、温水を噴射してお尻や防水おむつ（１）内を
   洗浄するための温水糟（７）、ポンプ（８）、排気、排
   水し、用便を分離して溜めるための便糟（３）、排気フ
   アン（４）をホース（１０）（１１）（９）で接続した
   用便時お尻自動洗浄、乾燥装置。