JP2001204358A - 真空中での予備処理により大気圧下での気体の使用により製品の害虫駆除を実施するための方法およびシステム - Google Patents

真空中での予備処理により大気圧下での気体の使用により製品の害虫駆除を実施するための方法およびシステム

Info

Publication number
JP2001204358A
JP2001204358A JP2000389149A JP2000389149A JP2001204358A JP 2001204358 A JP2001204358 A JP 2001204358A JP 2000389149 A JP2000389149 A JP 2000389149A JP 2000389149 A JP2000389149 A JP 2000389149A JP 2001204358 A JP2001204358 A JP 2001204358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
pest control
gas
vacuum
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000389149A
Other languages
English (en)
Inventor
Maurizio Frati
マウリツィオ・フラティ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Air Liquide SA
LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
Original Assignee
Air Liquide SA
LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Air Liquide SA, LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude filed Critical Air Liquide SA
Publication of JP2001204358A publication Critical patent/JP2001204358A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/24Apparatus using programmed or automatic operation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L3/00Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
    • A23L3/34Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with chemicals
    • A23L3/3409Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with chemicals in the form of gases, e.g. fumigation; Compositions or apparatus therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/16Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
    • A61L2/20Gaseous substances, e.g. vapours
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23VINDEXING SCHEME RELATING TO FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES AND LACTIC OR PROPIONIC ACID BACTERIA USED IN FOODSTUFFS OR FOOD PREPARATION
    • A23V2002/00Food compositions, function of food ingredients or processes for food or foodstuffs

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】公知の等価の方法およびシステムの不利益を克
服することを可能とする、製品を害虫駆除する方法およ
びその実施のための適切なシステムを提供すること。 【解決手段】真空中での予備処理により大気圧下での害
虫駆除気体の使用による製品の害虫駆除を実施する方法
であって、前記製品が、真空が作り出され、続いて前記
真空が害虫駆除気体の導入により破壊される第1の容器
に導入される方法であって、前記方法は、a)真空が作
り出される前の第2の容器への第1の容器の導入、b)
両方の容器の中の真空の創出および2つの容器への害虫
駆除気体の通過による前記真空状態の続く破壊、c)気
体が第1の容器の中に残る第2の容器からの前記気体の
除去、d)続く害虫駆除のために第2の容器の使用を可
能とするための第2の容器からの第1の容器の取り出し
を具備し、害虫駆除気体は製品の害虫駆除を完了するの
に必要な時間のあいだ第1の容器の中に残る方法および
上記方法を実施するためのシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空中での前処理
により大気圧の下で害虫駆除気体を用いることにより製
品の害虫駆除を実施する方法に関する。本発明は更に、
本方法を実施するためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】公知の様に、特にCO2 およびN2 、ア
ルゴンまたは有毒気体のような適切な気体を用いること
により、食品またはその他のようなほとんどのさまざま
のタイプの製品を害虫駆除するための多くの方法が存在
する。
【0003】現在知られている全ての方法は、真空下、
大気圧下または大気圧を超える圧力下のような可変的な
圧力条件の下で作動する。さまざまの操業条件に応じ
て、さまざまの程度の複雑さとコストを有するさまざま
のタイプの装置がそれらの方法を実施するために用いら
れる。特に、上記公知の方法の1つの使用は、処理され
る製品に依存する。
【0004】上記の例として、われわれは今、キクイム
シに荒らされた製造された木材製品かまたは容器中に圧
縮された薬効のある草本などのような植物製品の害虫駆
除を考える。製造された木材製品の場合においては、キ
クイムシがリグニン構造の中にチャンネルを開け、圧縮
された植物製品の場合においては、害虫(infest
ing agent)は製品のボディの中の穴の中に存
在し得るので、昆虫が駆除気体と接触することを保証す
るために、第1の方法によれば、駆除気体を含む雰囲気
に製造された製品を導入し、駆除気体が拡散によるかま
たはもし用いられる気体が空気の比重より実質的に大き
な比重を有するならば重力によりチャンネルの内部に貫
通するまで待つことが可能である。
【0005】この公知の操作方法は、比較的単純であ
り、限られたコストですむ。しかしながらそれはまた、
その中には過剰に長い処理時間およびチャンネルまたは
穴の中の周囲空気を害虫駆除気体と完全に置換すること
の不可能性を含むさまざまの無視できない不利益も存在
する。このコンテキストにおいては、例えば、開放末端
が底部にある垂直に形成されているチャンネルを考え得
る。この場合においては、それが位置し得るいかなる位
置においてもチャンネルを完全に満たし害虫を排除する
ための例えばCO2 またはアルゴンのような空気より重
い害虫駆除気体については実質的に不可能である。従っ
て、害虫は害虫駆除気体と接触しない場所で生き残る。
【0006】この時この公知の方法は、限られたコスト
の装置を用いるシステムで実施されるけれども限られた
効率のものである。
【0007】上記の様に害虫駆除製品の公知の方法の不
利益をなくすために、他の方法がすでに記載されたもの
に対する代替物として知られている。
【0008】それらの方法の1つは、処理される製品が
位置する容器の中に、まず強い真空、ついで害虫駆除気
体で強い真空を破壊することにより得られる部分的真空
を作り出すことにより害虫駆除を実施することを含む。
これは製品が位置する同じ容器(またはセル)の中で実
施され、この容器は害虫駆除を完了させるのに必要な時
間全体にわたって真空に抵抗することが可能な方式で作
られている。
【0009】別の公知の方法によれば、対照的に、害虫
駆除は、大気圧より大きな圧力の下であらかじめ決めら
れた時間のあいだ害虫駆除気体(通常CO2 )が導入さ
れる適切なセルの中に製品を配置することにより実施さ
れる。
【0010】それらの後2者の公知の方法の両方につい
ては、害虫駆除気体または害虫駆除蒸気は、処理される
作り出された製品のすべての空洞に貫通し、このように
して有効な害虫駆除を可能とする。しかしながら、それ
らの方法は、特に、関連する装置の要求される機械的性
能の観点で極めて大きなコストのシステムを用いて実施
される(前者の場合には、セルは数日間真空を維持する
ことが可能であり、後者の場合には、セルは通常20バ
ールの操作圧力の下にある)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、公知
の等価の方法およびシステムの不利益を克服することを
可能とする製品を害虫駆除する方法およびその実施のた
めの適切なシステムを提供することである。
【0012】特に、本発明の目的は、製品の有効な害虫
駆除を可能とする言及されたタイプの方法を提供し、同
時に、等価の既に公知の方法のコストより実施について
より限られたコストですむことを提供することである。
【0013】もう1つの目的は、より少ないコストを伴
い、同様の公知のシステムより複雑でない上記方法の実
施のためのシステムを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の理解をより容易
にするために、純粋に例示として効果の限定なく図面が
添付される。
【0015】図面を参照すると、第1の容器2が「処理
される」本発明による方法の実施のためにシステム1が
そこに示され、この容器は、CO2 、N2 、またはアル
ゴンのような害虫駆除気体の使用による害虫駆除に供さ
れる製品3を含むことが可能である。この気体は、もし
適切であれば(場合によっては)、害虫駆除処理のあい
だに製品3が適切な相対湿度に供されることを可能とす
るように湿度を持たせ得る。
【0016】
【発明の実施の形態】容器2は最適の気密性を所有する
がしかし、真空または高圧に対する抵抗のような機械的
強度の観点で特定の要求に合致する必要はない。例とし
て、その目的にとって適切な容器は、例としてでありよ
り一般的な事例を限定しないが、1層以上のポリエチレ
ンから作られるバッグなどのような硬質もしくはさらに
可撓性のポリマー製または金属材料から作られる容器で
あり得る。言及された様に、この容器は(図2における
ように)バッグまたは(図1および2におけるように)
平行六面体の形態で存在し得る。
【0017】明らかに、容器2は、害虫駆除に供される
製造された物品または製品(食品など)をその中に導入
するための開孔4を備える。この容器はまた、(先にい
って記載される様に、容器に導入される)害虫駆除気体
に対する良好な密封性を保証する前記開孔(図示せず)
のための適切で公知の閉鎖手段5をも備える。
【0018】図1において示されるように、システム1
は、第1の容器2(もしくは複数の容器2)に適合する
ことが可能であり、閉鎖ポートもしくは部材8が付着す
る開孔7を備える第2の容器10を含む。
【0019】この場合においてもまた、公知のシーリン
グ手段は閉鎖部材8と結びついて与えられる。
【0020】第2の容器10は、真空に抵抗するのに必
要な機械的強度の要求を有する。この容器またはセル
は、例えば、鉄鋼もしくは別の金属材料から作られる。
それはまた、先にいって記載されるであろうその中に導
入される害虫駆除気体に対する最適密封性をも所有す
る。
【0021】システム1は更に、大気にまたは適切な気
体収集部分に開いている空気または気体の排気のための
パイプもしくはライン12に接続されている真空ポンプ
11を含む。ポンプは更に、バルブ部分14を備えるパ
イプまたはライン13に接続されている。ライン13
は、フラッシュ気体または害虫駆除気体(例えば、CO
2 )の(それ自体知られている)タンクまたは供給源1
6に接続されるライン15に接続される。特に、ライン
13は、2つのバルブ部分18と19とのあいだの位置
に(接続ポイントPで)ライン15に接続されている。
接続ポイントPとバルブ部分19とのあいだのライン1
5に接続されているものは、容器10に接続され、20
Aで容器に開いている(それ自体のバルブ部分21を備
える)ライン20である。
【0022】ラインまたはパイプ15は、(公知の方法
によりおよび密封方式で)その壁10Aを通って第2の
容器10に貫通し、第1の容器2に接続されその開口2
4Aを通って容器に開いているラインまたはパイプ24
に開放可能な接続部材23(例えばフランジ)により接
続される。バルブ部分25はライン24上に与えられ
る。また、容器2に接続されているのは、その開口26
Aを通って容器2に開いているパイプ26である。バル
ブ部分28はパイプ26上に備えられている。パイプ2
6は部分26Aの下流に開き、容器2の手動の汚染除去
にために働く。
【0023】同様のパイプ30は第2の容器10と結合
している。それはバルブ部分31を備え、30Aで容器
10に開き、部材31の下流で遮断されている。
【0024】最後に、圧力計40が容器10に接続さ
れ、その中の内部圧力を測定する。
【0025】この場合は容器2の中にすでに配置されて
いる製品3を害虫駆除することが必要であり、容器の閉
鎖手段5は閉じられている。バルブ部分28の閉鎖とバ
ルブ部分25の開放の後、容器2は接続部材23に接続
されている容器またはセル10の中に配置され、閉鎖ポ
ートまたは部材8は閉じられる。次いでバルブ部分31
は閉じられ、部分14、19および21は開かれる。
【0026】この時点で、真空ポンプ11は、作動し、
容器10の中の圧力を示す圧力形40が、限定を示すわ
けではないけれども、一般的に0.01〜0.03バー
ル絶対圧力である所望の値を示すまで活動したままにさ
せられる。作り出される接続の効果は、容器10の中に
ある真空の程度が容器2の中にある真空の程度と同じで
あるようなものであり、それゆえ製造される物品または
製品3に対して作用する。
【0027】ここでバルブ部分14は閉じられ、真空は
バルブ部分18の漸進的開放による容器2および10へ
の害虫駆除気体の導入により破壊される。この様に、真
空は容器10の中の圧力が外部圧力と等しくなるまで破
壊され、この時点で、バルブ部分18および19は閉じ
られる。
【0028】プロセスのこの段階で、作り出される真空
のために、製品は製造された物品の中のすべての空洞に
達する害虫駆除気体雰囲気の中にひたされ、従って、害
虫がどこにいても害虫を害虫駆除気体との接触にもたら
す。
【0029】次の段階は、部分8の開放を可能とし、そ
うして容器またはセル10から関連する製品3を有する
容器2を取出すことを可能とするために容器2と10と
のあいだの空間の中に存在する害虫駆除気体を除去する
ことである。
【0030】汚染除去のために、バルブ部分14と31
は開かれ(バルブ部分21は方法の既に実施している段
階から開いたままである)、真空ポンプ11が作動し、
従って、容器2と10とのあいだの介在空間はバルブ部
分31を介して容器10に入る周囲空気でフラッシュさ
れる。
【0031】好ましくは、汚染除去操作のあいだに、容
器10の中の圧力がほぼ0.0005バールに等しい値
で外部の圧力より小さくなってはならないことに注意す
べきである。これは容器2に対する過剰な機械的圧迫を
避けるためである。
【0032】完了したとき、汚染除去は、ライン12か
ら流出する空気の公知の方法を用いての適切な分析によ
り確認され得る。完了の際に、セルまたは容器10を開
き、そこから容器2を取出すことが可能であり、容器2
は、気体がその害虫駆除作用を完了させるために必要と
みなされる時間閉じられつづけなければならない。
【0033】容器10からの容器2の取り出しは上記容
器10を自由にし、従って容器10は、要求され、必要
である(長い)時間を掛けて完了する容器2における操
作のために待つ必要なしに他の続く害虫駆除操作のため
に再使用され得る。従って、本発明による方法は、完了
する害虫駆除の手順のために必要な長い待機時間の終わ
りを待つ必要なしに製品の害虫駆除が実施される複数の
容器2の調製を可能とする。更に、いずれの害虫駆除操
作も常に、害虫駆除される製品を収容する1以上の容器
2が配置される同じ容器またはセル10の使用を要求す
る。(容器が真空または大気圧を超える圧力に対するい
ずれか特定の機械的抵抗を有するように作られている必
要がないので、)本発明による方法の実施が公知の方法
を実施することのコストと比較して(複数の容器2のた
めの単一のセル10を含むシステムおよび装置のコスト
に言及する)より限られたコストを成り立たせることの
結果として、言及された容器は、容器10よりはるかに
小さなコストの容器である。
【0034】上記方法に戻ると、バルブ要素25は閉じ
られ、部分23は接続を絶たれ、容器2は容器またはセ
ル10から取出され、害虫駆除の貯蔵が継続する完了状
態に単純に配置され得るかまたは、(図1におけるもの
に対応する部分が同じ参照番号により示される)図2に
おいて示されるシステム部分1Aに接続され得る。貯蔵
は、もし容器が害虫駆除気体に対して完全な密封を提供
するタイプのものであれば起こる。逆に、もしその密封
性が保証され得ないならば、容器2は、適切なライン4
3Aとの接続により(大気圧力より0.0001ないし
0.0005バール大きい)わずかな内部圧力に供され
るようにシステム1の部分1Aに接続される。この接続
は、漏れが存在すると、周囲空気が容器に入らないがし
かし、最大でも害虫駆除気体が環境に出て行くことを保
証する。
【0035】システムの部分1Aは、害虫駆除気体タン
ク16に接続されるラインまたはパイプ41を含む。こ
のラインの上に備えられているのは、所望の圧力の下に
ラインを維持する役割を有する真空装置42である。
【0036】ライン41に接続されているのは、容器1
0から取出された容器2が接続され得る1以上のライン
またはパイプ43A、43Bなど(2本のパイプ43A
および43Bのみが図2において示されている)であ
る。それぞれのライン43A、43Bなどは、基本的す
なわち主要バルブ44およびバルブ部分46が備えられ
ている排気分岐管またはライン45を具備する。更に、
それぞれのラインは、容器2と結合するラインまたはパ
イプ24に対する接続部材50(例えば、フランジ、保
持リングなど)を介して接続され得る。
【0037】容器2のわずかな加圧を得るために、容器
2はライン43A、43Bに(部材またはフランジ50
により)接続される。次いで、それぞれの適切な基本バ
ルブ44が開かれ、次いで、関連するバルブ46が開か
れる。関連するバルブは数秒間開かれたままであり、次
いで再び閉じられる。この方式で、それぞれのライン4
3A、43Bなどに存在するいずれの空気も取出され、
ラインは害虫駆除気体でフラッシュされ、従って、いず
れの空気も容器2に入ることを防がれる。
【0038】次いで、それぞれのライン24は対応する
ライン43Aなどに接続され、バルブ部分25は開かれ
ている。この方式で、気体は、僅かに過剰な圧力の下で
ライン41から容器2に通っていく。
【0039】それぞれの容器は、その中に位置する製品
の害虫駆除のために必要な時間の終わりまでライン41
に接続されつづけている。続いて、その期間が終了した
後、バルブ部分44および25は閉じられ、容器2はラ
イン43A、43Bなどから取り外される。次いで、害
虫駆除気体はそれぞれの容器2から排気され、バルブ部
分25および28は単に開かれ、または容器2は公知の
方法を用いて空気流により汚染除去される。
【0040】
【発明の効果】本発明により、公知の方法を用いて達成
され得るより実質的に短い時間で、公知の方法より小さ
なコストで複数の製品の最適な害虫駆除が達成される。
【0041】システム1は、完全に自動化され、マイク
ロプロセッサーの制御ユニットにより制御され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシステムの模式図である。
【図2】図1においては示されていない図1によるシス
テムの部分を示す図である。
【符号の説明】
1…システム、2,10…容器、3…製品、11…真空
ポンプ、16…タンク、42…真空装置、50…フラン

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空中での前処理により大気圧の下で害
    虫駆除気体を用いることにより製品の害虫駆除を実施す
    るための方法にして、前記製品を、真空が作り出され、
    続いて前記真空が害虫駆除気体の導入により破壊される
    すくなくとも1つの第1の容器に導入するところの方法
    であって、前記方法は、 a)真空が作り出される前に第2の容器に前記少なくと
    も1つの第1の容器を導入すること、 b)すべての容器の中に真空を同時に作り出し、続い
    て、害虫駆除気体を容器に通過させることにより前記真
    空状態を同時に破壊すること、 c)前記第2の容器の中に存在するそれぞれの容器の中
    に保持されている前記気体を第2の容器から除去するこ
    と、および d)すくなくとも1つの他の容器の中に包含される製品
    の続く害虫駆除のために第2の容器の使用を可能とする
    ように第2の容器からそれぞれの容器を取出すことを特
    徴とする方法。
  2. 【請求項2】 第2の容器から取出した後に第1の容器
    が貯蔵されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 第2の容器から取出した後に第1の容器
    が、大気圧に比較して僅かに過剰な圧力の下で害虫駆除
    気体が存在するラインまたはパイプに接続されることを
    特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 過剰な圧力の下にある気体が0.000
    1ないし0.0005バールの値だけ大気圧より大きな
    圧力で存在することを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 第2の容器の汚染除去のあいだに、第2
    の容器の中の圧力と外部の大気圧との差が0.0005
    バール以下であることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 第2の容器から除去される空気がその汚
    染除去が起こっていることを確認するためにモニターさ
    れ、第1の容器がそれが確認された後にのみ第2の容器
    から取出されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6による方法を実施し、
    少なくとも1つの第1の容器の中に配置される製品を害
    虫駆除するためのシステムにして、害虫駆除が真空中で
    の製品の予備処理により大気圧の下での害虫駆除気体に
    よる製品の処理により実施されるところのシステムであ
    って、前記システムは、害虫駆除される製品が配置され
    る前記少なくとも1つの第1の容器を収容することが可
    能な第2の容器、真空状態を作り出すことが可能なポン
    プ手段および害虫駆除気体タンクに選択的に接続可能で
    あるラインに取り出し可能に接続可能である前記第1の
    容器、第2の容器に独立にもまた接続される前記ライ
    ン、ラインがポンプ手段に接続されるとき両方の容器の
    中に真空状態の同時創出を可能とし、ラインが気体を含
    むタンクに接続されるとき害虫駆除気体の両方の容器へ
    の同時導入を可能とする上記ラインに対する接続部材、
    第1の容器から独立に上記気体を汚染除去することを可
    能とする手段を備える第2の容器を具備することを特徴
    とするシステム。
  8. 【請求項8】 第2の容器を汚染除去するための手段は
    ポンプ手段に接続することが可能なバルブ部分を備える
    第1のラインであり、ポンプ手段は外部大気に開かれ得
    るかまたは開かれ得ないパイプと結びつき、第2のパイ
    プは前記大気に開かれたそれ自体のバルブ部分を備える
    ことを特徴とする請求項7記載のシステム。
  9. 【請求項9】 第1の容器が前記容器の外側の大気に開
    かれたそれ自体のバルブ部分を備えるパイプに接続され
    ていることを特徴とする請求項7記載のシステム。
  10. 【請求項10】 第1の容器が、それ自体のバルブ部分
    を備えるパイプに接続され、別のパイプ、特にポンプ手
    段への接続が可能なラインおよび害虫駆除気体を含むタ
    ンクに接続するための手段を所有することを特徴とする
    請求項7記載のシステム。
  11. 【請求項11】 第1の容器が気密性であり、真空また
    は大気圧を超える圧力に耐えるための機械的要求を与え
    ることを必要としないことを特徴とする請求項7記載の
    システム。
  12. 【請求項12】 第2の容器が気密であり、真空に対し
    て機械的に抵抗性であるタイプのものであることを特徴
    とする請求項7記載のシステム。
  13. 【請求項13】 第1の容器および第2の容器が、両方
    の容器の気密性および第2の容器のみについての真空抵
    抗性を保証することが可能な要素を備える閉鎖部材を備
    えるそれぞれの開孔を備えることを特徴とする請求項7
    記載のシステム。
  14. 【請求項14】 第2の容器からの取り出しの後に第1
    の容器の中に最小限の重複を発生させるための部分を備
    えることを特徴とする請求項7記載のシステム。
  15. 【請求項15】 システムの一部がラインの中の気体の
    圧力を変化させる部材を備える気体タンクに接続される
    ラインを具備し、第1の容器が除去可能に接続可能であ
    るすくなくとも1本のパイプが前記ラインに接続される
    ことを特徴とする請求項14記載のシステム。
  16. 【請求項16】 第1の容器が害虫駆除に供される1以
    上の製品を含むことを特徴とする請求項7記載のシステ
    ム。
JP2000389149A 1999-12-22 2000-12-21 真空中での予備処理により大気圧下での気体の使用により製品の害虫駆除を実施するための方法およびシステム Withdrawn JP2001204358A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT99A002686 1999-12-22
IT1999MI002686A IT1314311B1 (it) 1999-12-22 1999-12-22 Metodo ed impianto per ottenere la disinfestazione di prodottimediante l'utilizzo di gas a pressione atmosferica con pretrattamento

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001204358A true JP2001204358A (ja) 2001-07-31

Family

ID=11384175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000389149A Withdrawn JP2001204358A (ja) 1999-12-22 2000-12-21 真空中での予備処理により大気圧下での気体の使用により製品の害虫駆除を実施するための方法およびシステム

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6514550B1 (ja)
EP (1) EP1110559B1 (ja)
JP (1) JP2001204358A (ja)
CN (1) CN1301486A (ja)
AT (1) ATE295188T1 (ja)
DE (1) DE60020059T2 (ja)
ES (1) ES2242589T3 (ja)
IT (1) IT1314311B1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6495100B1 (en) 1996-04-04 2002-12-17 Ethicon, Inc. Method for sterilizing devices in a container
US7300637B2 (en) 2002-09-30 2007-11-27 Ethicon, Inc. Sterilization container kit
EP1510248B1 (en) 2003-08-14 2005-06-08 3M Espe Ag Mixer element for a mixer for multi-component pastes, and mixer using the same
US20070059414A1 (en) * 2005-09-13 2007-03-15 Novak John S Method and Process of Using Controlled Gas Environments to Inhibit Microbial Growth
US8132357B2 (en) * 2008-04-30 2012-03-13 Fred Rogacki Fumigation of containerized cargo
CN102523997A (zh) * 2012-02-07 2012-07-04 胡胜强 一种新型的无氧除虫害种植方法
CN103823031B (zh) * 2014-02-26 2016-01-06 昆明菌苑食品有限公司 一种从野生食用菌菌体中驱出活虫的方法
CN103843751B (zh) * 2014-02-28 2016-04-13 中华全国供销合作总社昆明食用菌研究所 一种食用菌驱虫方法
CN104336001A (zh) * 2014-11-06 2015-02-11 吴焕松 一种土壤无公害除虫方法及装置
US10349648B2 (en) * 2015-09-07 2019-07-16 Scrubbing Fumigants Pty Ltd Fumigation system and method
FR3068204B1 (fr) * 2017-06-28 2020-08-28 Xeda International Ensemble et procede de traitement, ensemble de stockage et de culture de produits vegetaux comportant l'ensemble de traitement
US11351282B2 (en) 2018-02-13 2022-06-07 Plasmapp Co., Ltd. Sterilizer and sterilization method thereof
CN114311195B (zh) * 2021-12-28 2023-05-30 日照新博木业有限公司 一种板材防潮工艺及配套设备

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3897210A (en) * 1971-05-07 1975-07-29 Bacfree Ind Inc Method and apparatus for sterilizing particulate material
GB2105591B (en) * 1981-09-08 1985-04-24 American Sterilizer Co Combined gaseous hydrogen peroxide sterilizing chamber and storage unit for sterilized goods
US5227132A (en) * 1988-01-26 1993-07-13 H. W. Andersen Products, Inc. Sterilization method
US5266275A (en) * 1992-09-04 1993-11-30 Faddis Chris G Ozone sterilization system secondary safety chamber
DE4410116A1 (de) * 1994-03-24 1995-09-28 Binker Materialschutz Gmbh Verfahren zum Begasen einer Kammer
SI0806356T1 (en) * 1996-05-07 2001-08-31 Nestle Sa Method and apparatus for deoxygenating food packages
US6066294A (en) * 1997-08-21 2000-05-23 Ethicon, Inc. Multi-compartment sterilization system

Also Published As

Publication number Publication date
EP1110559A3 (en) 2003-11-12
EP1110559B1 (en) 2005-05-11
ITMI992686A1 (it) 2001-06-22
ES2242589T3 (es) 2005-11-16
EP1110559A2 (en) 2001-06-27
IT1314311B1 (it) 2002-12-09
ATE295188T1 (de) 2005-05-15
DE60020059D1 (de) 2005-06-16
CN1301486A (zh) 2001-07-04
ITMI992686A0 (it) 1999-12-22
US6514550B1 (en) 2003-02-04
DE60020059T2 (de) 2006-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001204358A (ja) 真空中での予備処理により大気圧下での気体の使用により製品の害虫駆除を実施するための方法およびシステム
US5118471A (en) Sterilization system
US4690180A (en) Cylinder rupture vessel
US4937046A (en) Sterilization system and method
US5227132A (en) Sterilization method
US20070048177A1 (en) Method for sterilizing lumen devices
CA1282682C (en) Packaging method and apparatus
EP0645576A1 (en) Method for filling and packing insulating powder in the walls of a cabinet body
US5715583A (en) Apparatus for preserving a cadaver and method therefor
USRE33799E (en) Cylinder rupture vessel
GB1569479A (en) Sterile artifical kidney dialyzer package
WO2005026603A1 (ja) 既設配管、既設タンク内ガスの真空パージ方法及びそのためのシステム
US5791151A (en) Method of preserving tissues and organs
KR102297335B1 (ko) 멸균제 보관 장치 및 멸균 장치
CA2080912C (en) Method and apparatus to promote gas exchange from a sealed receptacle
NZ203045A (en) Vacuum packaging:expandable bag reduces vacuum chamber volume
JP2893588B2 (ja) 真空炉の蓋の固定方法
JPH03247266A (ja) 非外気性雰囲気試験器
US6585008B2 (en) Method and apparatus for breaching and venting sealed inner containers within a drum
JPS6147677B2 (ja)
JP3968794B2 (ja) 密閉容器の使用方法
CA2182164A1 (en) Method of preserving tissues and organs
DE2434473A1 (de) Verfahren und vorrichtung zur desinfektion von zu desinfizierendem gut in gasfoermigem desinfektionsmittel
JPH0834412A (ja) 急速減圧装置
JPS63258634A (ja) 薬液加圧装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071022

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090403