JP2001203990A - 番組伝送方法、受信装置及びプログラム記録媒体 - Google Patents
番組伝送方法、受信装置及びプログラム記録媒体Info
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Abstract
送されるが加工に関する制御情報は伝送されない。 【解決手段】 送信装置31が複数のディジタル映像情
報を含む番組を受信側32に送信する番組送信方式にお
いて、受信側32において上記番組の加工の許諾に関す
る加工制御情報を上記番組とともに送信側31から受信
側32へ送信する番組伝送方法である。
Description
受信側に送信する番組伝送方法、送られてきた番組を受
信する受信装置、及びプログラム記録媒体に関するもの
である。
を図9に示す。図9において、1は番組データ、2は第
1の圧縮手段、3は番組仕様情報作成手段、4は多重化
手段、5は送信手段、6は放送電波、7は受信手段、8
は多重化分離手段、9は第1の復号手段、10は表示手
段、11は番組仕様情報蓄積手段である。
ル情報として蓄積されたものである。 第1の圧縮手段
2は、番組データ1をMPEG−2ビデオ(ISO/I
EC13818−2)等の方法によって圧縮する。
に伴う各番組毎の放送時間、タイトル、内容等の番組仕
様情報を作成する。そして、多重化手段4は、作成され
た番組仕様情報と、第1の圧縮手段2によって圧縮され
た番組データとを多重化する。そして、多重化された情
報は、送信手段5によって、放送電波6として放送され
る。
電波6を受信する。多重化分離手段8は、番組データを
分離し、第1の復号手段9は、分離した番組データを復
号する。そして、表示手段10は、復号した番組データ
を表示する。
によって分離され、番組仕様情報蓄積手段11は、分離
された番組仕様情報を蓄積する。
おいて、ディジタル番組データを編集することや、映像
情報という属性からグラフィック情報等の他の属性へ変
更すること等、ディジタル番組データの改変、加工につ
いては何ら考慮されておらず、パーソナルコンピュータ
によるディジタル放送受信においては番組の不正な加工
を防ぐことが困難であった。
を改変または加工する機能を受信装置が持っている場
合、番組の不正な加工を防ぐことが困難であるという課
題がある。
デジタル番組データを改変または加工する機能を持って
いる場合でも、受信装置がデータを加工する場合に、不
正にデータを改変することを抑止できる番組伝送方法、
受信装置及びプログラム記録媒体を提供することを目的
とするものである。
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、送信装置
がディジタル映像情報を含む番組を受信装置に送信する
番組伝送方法において、前記番組を前記受信装置が加工
することの可否を示す加工制御情報を、前記番組ととも
に前記送信装置から前記受信装置へ送信することを特徴
とする番組伝送方法である。
は、第1の本発明に加えて、前記加工制御情報は、前記
番組の編集を制御する編集制御情報を含むことを特徴と
する番組伝送方法である。
は、第2の本発明に加えて、前記編集制御情報は、前記
番組を時間的に編集する時間軸方向編集情報を含むこと
を特徴とする番組伝送方法である。
は、第2または第3の本発明に加えて、前記編集制御情
報は、前記番組を空間的に編集する1フレーム面内編集
情報を含むことを特徴とする番組伝送方法である。
は、第2〜4のいずれかの本発明に加えて、前記編集制
御情報は、前記番組から静止画を取り出す静止画取り出
し情報を含むことを特徴とする番組伝送方法である。
は、第1〜5のいずれかの本発明に加えて、前記加工制
御情報は、前記番組の属性を変更する属性変更情報を含
むことを特徴とする番組伝送方法である。
は、第1〜6のいずれかの本発明に加えて、前記送信装
置は、前記番組の加工の履歴を示す加工履歴情報をも送
信することを特徴とする番組伝送方法である。
は、第1〜7のいずれかの本発明に加えて、前記送信装
置は、前記番組の加工が行われた後の処理を示す加工後
処理情報をも送信することを特徴とする番組伝送方法で
ある。
は、第1〜8のいずれかの本発明に加えて、前記加工制
御情報は、前記番組のデータに電子透かしとして埋め込
まれていることを特徴とする番組伝送方法である。
応)は、第9の本発明に加えて、前記番組のデータに電
子透かしとして埋め込まれているとは、前記データが圧
縮される過程において、前記加工制御情報が前記データ
に埋め込まれたものであることを特徴とする番組伝送方
法である。
応)は、第9の本発明に加えて、前記番組のデータに電
子透かしとして埋め込まれているとは、前記データが圧
縮される前に、前記加工制御情報が前記データに埋め込
まれたものであることを特徴とする番組伝送方法であ
る。
応)は、第1〜11のいずれかの本発明に加えて、前記
加工制御情報は、暗号化して伝送されることを特徴とす
る番組伝送方法である。
応)は、第1の本発明の番組伝送方法によって伝送され
た番組とその番組についての加工制御情報とを受信する
受信手段と、前記加工制御情報を抽出する加工制御情報
抽出手段と、前記加工制御情報に従って前記番組を加工
する加工手段とを備えたことを特徴とする受信装置であ
る。
応)は、第13の本発明に加えて、前記加工制御情報
は、前記番組の編集を制御する編集制御情報を含み、前
記加工手段は、前記編集制御情報に従って、前記番組を
編集することを特徴とする受信装置である。
応)は、第14の本発明に加えて、前記編集制御情報
は、前記番組を時間的に編集する時間軸方向編集情報を
含み、前記加工手段は、前記時間軸方向編集情報に従っ
て、前記番組に対して前記時間軸方向編集を行うことを
特徴とする受信装置である。
応)は、第14または15の本発明に加えて、前記編集
制御情報は、前記番組を空間的に編集する1フレーム面
内編集情報を含み、前記加工手段は、前記1フレーム面
内編集情報に従って、前記番組に対して前記1フレーム
面内編集を行うことを特徴とする受信装置である。
応)は、第13〜16のいずれかの本発明に加えて、前
記編集制御情報は、前記番組から静止画を取り出す静止
画取り出し情報を含み、前記加工手段は、前記静止画取
り出し情報に従って、前記番組から静止画を取り出すこ
とを特徴とする受信装置である。
応)は、第13〜17のいずれかの本発明に加えて、前
記加工制御情報は、前記番組の属性を変更する属性変更
情報を含み、前記加工手段は、前記属性変更情報に従っ
て、前記番組の属性を変更することを特徴とする受信装
置である。
応)は、第13〜18のいずれかの本発明に加えて、前
記受信手段は、前記番組の加工の履歴を示す加工履歴情
報をも受信し、加工制御情報抽出手段は、前記加工履歴
情報をも抽出し、前記加工手段は、前記加工制御情報に
従って、前記抽出された加工履歴情報を更新することを
特徴とする受信装置である。
応)は、第19の本発明に加えて、前記加工履歴情報
は、前記番組の属性を変更したかどうかを示す情報を含
むことを特徴とする受信装置である。
応)は、第19または20の本発明に加えて、前記加工
履歴情報は、前記番組の著作権者の世代を管理する世代
管理情報を含むことを特徴とする受信装置である。
応)は、第13〜21のいずれかの本発明に加えて、前
記受信手段は、前記番組の加工が行われた後の処理を示
す加工後処理情報をも受信し、前記加工制御情報抽出手
段は、前記加工後処理情報をも抽出し、前記加工手段
は、前記加工後処理情報に従って、前記加工後の番組を
後処理することを特徴とする受信装置である。
応)は、第13〜22のいずれかの本発明に加えて、前
記加工後処理情報は、前記加工後の番組の記録を許可す
るかどうかを示す記録許可情報を含むことを特徴とする
受信装置である。
応)は、第13〜23のいずれかの本発明に加えて、前
記加工制御情報は、前記番組のデータに電子透かしとし
て埋め込まれていることを特徴とする受信装置である。
応)は、第24の本発明に加えて、前記番組のデータに
電子透かしとして埋め込まれているとは、前記データが
圧縮される過程において、前記加工制御情報が前記デー
タに埋め込まれたものであることを特徴とする受信装置
である。
応)は、第24の本発明に加えて、前記番組のデータに
電子透かしとして埋め込まれているとは、前記データが
圧縮される前に、前記加工制御情報が前記データに埋め
込まれたものであることを特徴とする受信装置である。
応)は、第13〜26のいずれかの本発明に加えて、前
記加工制御情報は、暗号化して伝送されることを特徴と
する受信装置である。
応)は、第1〜12のいずれかの本発明の番組伝送方法
の全部または一部のステップの全部または一部の動作を
コンピュータにより実行させるためのプログラムおよび
/またはデータを記録したプログラム記録媒体であっ
て、コンピュータにより読み取り可能であることを特徴
とするプログラム記録媒体である。
応)は、第13〜27のいずれかの本発明の受信装置の
全部または一部の手段の全部または一部の機能をコンピ
ュータにより実行させるためのプログラムおよび/また
はデータを記録したプログラム記録媒体であって、コン
ピュータにより読み取り可能であることを特徴とするプ
ログラム記録媒体である。
て、図1〜図8を用いて説明する。
1の実施の形態における番組伝送方法及び受信装置を示
すブロック図である。
例の構成と同様であり、20は加工制御情報作成手段、
21は加工制御情報抽出手段、22は加工制御手段、2
3は加工手段、31は送信装置、32は受信装置であ
る。
ける番組情報伝送方法について、以下に、その動作を述
べる。
報作成手段20は、番組の加工に関する制御情報、例え
ば、表1に示すような番組毎に加工制御を示す加工制御
情報を作成して番組仕様情報作成手段3に供給する。表
1において、加工制御情報は8ビットで表され、ビット
7〜ビット0で表されるものとする。
の順序を入れ替えたり、一部を削除したり、複数のビデ
オをつなぎあわせたりするものや、1フレーム面内編集
すなわち、1フレーム面内において一部の映像を入れ替
えたり、切り取ったりするものや、静止画を取り出すも
のを含んでいる。
報が送られるものとする。
制御情報抽出手段21が加工制御情報を抽出し加工制御
手段22に供給し、加工制御手段22は、加工手段23
の加工内容を制御する。表2の場合では、ニュースで
は、加工制御情報は0001×××0であるため、編集
例えば時間軸方向の順序の入れ替えが可能であり、属性
変更例えば映像を切り出してグラフィックアイコン化す
ることが可能であるが再配信は許可されない。ドラマに
おいては、加工制御情報が0011×××0であるた
め、編集例えば時間軸方向の順序の入れ替えが可能であ
るが、属性変更例えば映像を切り出してグラフィックア
イコン化することや再配信は許可されない。映画では、
加工制御情報は1××1×××0であるため、編集、属
性変更、再配信いずれも許可されない。有料番組では、
加工、再配信、表示が禁止となっている。視聴者創作ビ
デオでは、加工制御情報は0000×××0であるた
め、編集、属性変更、再配信いずれも許可される。
基づいて加工手段23に対して加工方法例えば、編集等
を指示する。
は、加工制御情報を番組仕様情報に含ませているがこれ
に限ることはない。
としているが、8ビットに限ることはない。
再配信をとりあげているが、これらに限ることはない。
によれば、送信装置31が放送する番組おのおのに対し
て付加する加工制御情報によって番組が受信装置32に
勝手に加工されることを防ぐことができるという利点が
あり、一方、受信装置32においては、送信装置31が
許諾する範囲で自由に番組を加工することができるの
で、放送の利用機会が増加するという利点がある。
明の受信装置の例であり、本実施の形態の加工制御手段
22と加工手段23は本発明の加工手段の例である。ま
た、本実施の形態の加工制御情報は本発明の加工制御情
報の例であり、本実施の形態の加工制御情報は本発明の
加工後処理情報、加工履歴情報も兼ねている。すなわ
ち、本実施の形態の編集禁止及び編集許可は本発明の編
集制御情報の例であり、本実施の形態の加工禁止及び加
工許可は本発明の加工制御情報の例であり、本実施の形
態の属性変更禁止及び属性変更許可は本発明の属性変更
情報の例であり、本実施の形態の再配禁止及び再配信許
可は本発明の加工後処理情報の例であり、本実施の形態
の表示禁止及び表示許可は本発明の加工後処理情報の例
である。
2の実施の形態による番組伝送方法及び受信装置を示す
ブロック図であり、世代管理情報を伝送する場合であ
る。図2にて、1〜8、11は図9に示す従来の構成と
同一であり、20〜23、31、32は図1に示す本発
明の第1の実施の形態と同一であり、42は世代管理情
報作成手段、43は配信手段、44は世代管理情報変更
手段、45は属性情報変更手段、46は加工制御情報変
更手段、47はネットワーク例えばインタネットであ
る。
1において、世代管理情報作成手段42は、例えば表3
に示す世代管理情報(加工制御情報のビット3)を作成
して加工制御情報作成手段20に供給する。表3の世代
管理情報(ビット3)において、0は第1次著作権者、
1は第2次著作権者を表すものとする。また、属性情報
は加工制御情報のビット2とし、属性0は映像、属性1
がグラフィック情報とする。
向に編集するすなわちビデオの一部を抜き取るものと
し、更に、映像からアイコンを作成する。加工制御情報
抽出手段21で抽出された加工情報のうちで世代管理情
報は0となっている。ここで、受信装置32の世代管理
情報変更手段44は、視聴者創作ビデオを加工すること
によって世代管理情報を1に書き換える。これによって
第2次加工者であることが示される。また、更に、ビデ
オからグラフィックアイコンを作成するので、属性情報
変更手段45は属性変更したことを加工制御情報変更手
段46に通知する。受信側32で書き換え後の加工制御
情報を表4に示す。
り変更し、配信手段43は加工後の番組と変更後の加工
制御情報とをインターネット47によって配信する。そ
の他の動作は図1に示す本発明の第1の実施の形態と同
様である。尚、本発明の実施の形態2においては、加工
制御情報を番組仕様情報に含ませているがこれに限るこ
とはない。
によれば、送信側31が放送する番組おのおのに対して
付加する番組仕様情報によって番組が受信側3に勝手に
加工されることを防ぐことができるのみでなく、著作権
者の世代を示すことができるとともに、属性が変更され
たことも示すことができ著作権者の世代、属性変更を管
理することができるという利点がある。
明の受信装置の例であり、本実施の形態の加工制御手段
22、加工手段23、加工制御情報変更手段46、属性
情報変更手段45、世代管理情報変更手段44は本発明
の加工手段の例である。また、本実施の形態の加工制御
情報は本発明の加工制御情報の例であり、本実施の形態
の加工制御情報は本発明の加工後処理情報、加工履歴情
報も兼ねている。すなわち、本実施の形態の編集禁止及
び編集許可は本発明の編集制御情報の例であり、本実施
の形態の加工禁止及び加工許可は本発明の加工制御情報
の例であり、本実施の形態の属性変更禁止及び属性変更
許可は本発明の属性変更情報の例であり、本実施の形態
の再配信禁止及び再配信許可は本発明の加工後処理情報
の例であり、本実施の形態の表示禁止及び表示許可は本
発明の加工後処理情報の例であり、本実施の形態の属性
情報は本発明の属性を変更したかどうかを示す情報の例
であり、本実施の形態の世代管理情報と属性情報は本発
明の加工履歴情報の例である。
3の実施の形態による番組伝送方法及び受信装置を示す
ブロック図であり、番組を加工して記録を行う場合であ
る。図3にて、1〜11は図9に示す従来の構成と同一
であり、20〜23、31、32は図1に示す本発明の
第1の実施の形態と同一であり、46は図2に示す本発
明の第2の実施の形態と同一であり、51は記録手段で
ある。
において、加工手段23によって加工された番組は記録
手段51に記録される。一方、加工制御情報抽出手段2
1によって抽出された番組の加工制御情報を表5に示
す。表5において、記録可否を加工制御情報のビット1
によって示し、0は記録可、1は記録不可を示す。
なっているので、記録手段51によって記録する。その
他の動作は図1に示す本発明の第1の実施の形態と同様
である。
工制御情報を番組仕様情報に含ませているがこれに限る
ことはない。
によれば、送信装置31が放送する番組おのおのに対し
て付加する加工制御情報において、記録可能となってい
る場合には、加工した番組を受信側32の記録手段に記
録することができるという利点がある。
明の受信装置の例であり、本実施の形態の加工制御手段
22、加工手段23、加工制御情報変更手段46は本発
明の加工手段の例である。また、本実施の形態の加工制
御情報は本発明の加工制御情報の例であり、本実施の形
態の加工制御情報は本発明の加工後処理情報、加工履歴
情報も兼ねている。また、、本実施の形態の記録不可及
び記録可は本発明の加工後処理情報の例である。
4の実施の形態による番組伝送方法及び受信装置を示す
ブロック図であり、加工制御情報を透かし情報として伝
送する場合で、加工制御情報が番組仕様情報でなく圧縮
ビデオ情報に透かし情報として埋め込まれる点が図1に
示す本発明の実施の形態1とは異なる。図4にて、1、
3〜5、7〜8、10、11は図9に示す従来の構成と
同一であり、22、23、31〜32は図1に示す本発
明の第1の実施の形態と同一であり、55は透かし情報
作成手段、56は第2の圧縮手段、57は第2の復号手
段、58は第1の加工制御情報分離手段である。
であり、60は番組データ1から入力される番組情報、
61は透かし情報作成手段55から入力される透かし情
報、62は透かし情報埋め込みDCT手段、63は量子
化手段、64は逆量子化手段、65は透かし情報除去逆
DCT(Discrete Cosin Trasnf
orm)手段、66は第1の動き補償手段、67はVL
C(Variablelength Coding)手
段、68は合成手段、69は符号化制御手段である。
であり、70は多重化情報分離手段8から出力される分
離された圧縮ビデオ情報、71はVLD(Variab
leLength Decoding)手段、72は逆
量子化手段、73は透かし情報分離逆DCT手段、74
は透かし情報を含むデータ、75は第2の動き補償手
段、76は復号ビデオ情報である。
装置31では、加工制御情報作成手段20によって加工
制御情報が作成され、透かし情報作成手段55に供給さ
れる。透かし情報作成手段55で作成された透かし情報
61は第2の圧縮手段56の透かし情報埋め込みDCT
手段62に供給される。透かし情報埋め込みDCT手段
62では、透かし情報作成手段55によって作成された
透かし情報61に従って、DCT係数が変更される。す
なわち、8×8画素のDCT変換された結果をR(u,
v)(u,v=0〜7の正整数)とすると、例えば、加
工制御情報として、(u,v)=(7,7)の1ビット
を用いるとする。画像サイズを720×480、30フ
レーム/秒とすると、1秒あたり162,000ビット
(90×60×30ビット)の情報量を確保することが
できるので、表1に示すような加工制御情報を埋め込む
ことは十分可能である。
て透かし情報を埋め込まれたDCT係数は量子化手段6
3で量子化され、VLC手段67に供給されるととも
に、逆量子化手段64を経て、透かし情報除去逆DCT
手段65によって(u,v)=(7,7)をもとの値に
戻して第1の動き補償手段66へ加えられる。VLC手
段67の出力は、合成手段68に加えられる。合成手段
68の出力は符号化制御手段69を経て量子化手段63
に戻される。第2の圧縮手段56の出力は多重化手段4
で番組仕様情報と多重化され送信手段5から送信され
る。
信号は多重化分離手段8で番組仕様情報と番組データと
しての圧縮ビデオ情報が分離され、圧縮ビデオ情報70
は第2の復号手段57に加えられ、VLD手段71で可
変長復号され、逆量子化手段72で逆量子化され、透か
し情報分離逆DCT手段73で逆DCT変換が行われる
とともに、上記R(u,v)のうちの加工制御情報とし
て、(u,v)=(7,7)の1ビットを分離して透か
し情報74として出力する。透かし情報分離逆DCT手
段73の出力は第2の動き補償手段75を経て復号ビデ
オ情報76として出力され、加工手段23に加えられ
る。
報分離手段58へ加えられ、加工制御情報が分離され加
工手段23へ加えられ、番組データが加工制御情報に従
って加工される。その場合、例えば表1に示す有料番組
では表示も禁止となっているので加工のみならず表示も
行われない。その他の動作は図1に示す本発明の第1の
実施の形態と同様である。
おける透かし情報の埋め込み方法は本実施の形態に示す
ような(u,v)=(7,7)を変更する方法に限らな
い。
の埋め込み方法は本実施の形態に示すようなDCT係数
によるものに限らず、量子化への埋め込みによるものや
動き補償への埋め込みによる方法でもよい。
では、加工制御情報を透かし情報として圧縮ビデオ情報
の中に埋め込むことができるので安全性が増すという利
点を有している。
明の受信装置の例であり、本実施の形態の加工制御手段
22、加工手段23、は本発明の加工手段の例であり、
本実施の形態の第2の復号手段57、第1の加工制御情
報分離手段58は本発明の加工制御情報抽出手段の例で
ある。
5の実施の形態による番組伝送方法及び受信装置を示す
ブロック図であり、加工制御情報を透かし情報として非
圧縮のビデオ情報に埋め込み伝送する場合で、加工制御
情報が番組仕様情報でなく非圧縮ビデオ情報に透かし情
報として埋め込まれる点が図1に示す本発明の実施の形
態と異なる。図7にて、1〜2、4〜5、7〜10は図
9に示す従来の構成と同一であり、20、22、23、
31〜32は図1に示す本発明の第1の実施の形態と同
一であり、55は図4に示す本発明の第4の実施の形態
と同一であり、81は透かし情報埋め込み手段、82は
第2の加工制御情報抽出手段である。
では、加工制御情報作成手段20によって加工制御情報
が作成され、透かし情報作成手段55に供給される。透
かし情報作成手段55で作成された透かし情報61は透
かし情報埋め込み手段81によって、番組データ1から
供給される非圧縮ビデオ情報に例えば非圧縮ビデオ情報
を1画素当たり8ビットとするとそのうちの最下位ビッ
トに埋め込まれる。また、受信側では、第1の復号手段
9の出力信号から第2の加工制御情報抽出手段82によ
って加工制御情報が抽出され加工手段23に加えられ
る。その他の動作は、本発明の実施の形態1と同一であ
る。
ものであるが、表示不可となっている場合には、加工手
段23で表示を停止することができる。
施の形態のようにビデオ情報の最下位ビットに埋め込む
方法に限らないのは言うまでもない。
では、加工制御情報を透かし情報として非圧縮ビデオ情
報の中に埋め込むことができるので復号後のビデオ信号
に対する安全性も維持することができるという利点を有
している。
明の受信装置の例であり、本実施の形態の加工制御手段
22、加工手段23、は本発明の加工手段の例であり、
本実施の形態の第2の加工制御情報抽出手段82、第1
の加工制御情報抽出手段82は本発明の加工制御情報抽
出手段の例である。
6実施の形態による番組情報伝送方法を示すブロック図
であり、受信側からの要求に応じて有料で加工制御情報
を送信側が受信側に提供する点が図1に示す本発明の実
施の形態と異なる。図8にて、1〜5、7〜11は図9
に示す従来の構成と同一であり、22〜23、31〜3
2は図1に示す本発明の第1の実施の形態と同一であ
り、89は暗号化加工制御情報作成手段、90は鍵作成
手段、91は通信手段、92は通信制御手段、93は鍵
抽出手段、94は暗号化加工制御情報抽出手段、95は
インターネットである。
では通信制御手段92から有料による番組加工情報提供
の要求をインターネット90を通じて送ると、送信側3
1では通信手段91が要求を受け取り鍵作成手段90が
暗号化鍵を作成し、暗号化加工情報作成手段89は暗号
化された加工情報を作成して番組仕様情報作成手段3に
送り、番組仕様情報と多重化する。受信側では、鍵抽出
手段93が上記暗号化鍵を抽出し、暗号化加工制御情報
抽出手段94に送って暗号化された加工情報を解読して
加工制御手段22に送る。その他の動作は、本発明の実
施の形態1と同一である。
号化加工制御情報抽出手段94は本発明の加工制御情報
抽出手段の例であり、本実施の形態の加工制御手段2
2、加工手段23は本発明の加工手段の例である。
4の実施の形態、図7に示す本発明の第5の実施の形態
の場合でも同様であり、正しい鍵が送信側から配信され
ている場合にのみ透かし情報を取り出すことあるいは番
組のビデオ情報を取り出すことを可能とすることができ
るのは言うまでもない。
すものであるが、表示不可となっている場合には、加工
手段23で表示を停止することができる。
は、加工制御情報を暗号化して送り、課金によって加工
を許諾することができるので安全性を維持することがで
きるとともに加工を有料化して有料番組提供を行うこと
ができるという利点を有している。
いて、コピー禁止、1回コピー許可、これ以上コピー不
可、コピー自由等のコピー制御情報を加工制御情報に含
めてもよいことは言うまでもない。なお、この場合、コ
ピー制御情報は、本発明の加工後処理情報に対応する。
一部のステップの全部または一部の動作をハードウェア
で実現しても構わないし、コンピュータのプログラムに
よってソフトウェア的に実現しても構わない。
の手段の全部または一部の機能をハードウェアで実現し
ても構わないし、コンピュータのプログラムによってソ
フトウェア的に実現しても構わない。
一部のステップの全部または一部の動作をコンピュータ
により実行させるためのプログラムおよび/またはデー
タを記録したプログラム記録媒体であって、コンピュー
タにより読み取り可能であり、読み取られた前記プログ
ラムおよび/またはデータが前記コンピュータと協動し
て前記機能を実行することを特徴とするプログラム記録
媒体も本発明に属する。
の手段の全部または一部の機能をコンピュータにより実
行させるためのプログラムおよび/またはデータを記録
したプログラム記録媒体であって、コンピュータにより
読み取り可能であり、読み取られた前記プログラムおよ
び/またはデータが前記コンピュータと協同して前記機
能を実行することを特徴とするプログラム記録媒体も本
発明に属する。
に、本発明は、送信側が放送する番組おのおのに対して
番組が受信側に勝手に加工されることを防ぐことができ
るという利点があり、一方、送信側が許諾する範囲で自
由に番組を加工することができるので、放送の利用機会
が増加するという利点がある番組伝送方法、受信装置及
びプログラム記録媒体を提供することが出来る。
側が放送する番組おのおのに対して属性の変更の履歴を
保存することができるという利点がある番組伝送方法、
受信装置及びプログラム記録媒体を提供することが出来
る。
権者の世代を示すことができるという利点がある番組伝
送方法、受信装置及びプログラム記録媒体を提供するこ
とが出来る。
のおのに対して付加する加工制御情報において、記録可
能となっている場合には、加工した番組を受信側で記録
することができるという利便性がある番組伝送方法、受
信装置及びプログラム記録媒体を提供することが出来
る。
報として圧縮ビデオ情報の中に埋め込むことができるの
で安全性が増すという利点を有する番組伝送方法、受信
装置及びプログラム記録媒体を提供することが出来る。
報として非圧縮ビデオ情報の中に埋め込むことができる
ので復号後のビデオ信号に対する安全性も維持すること
ができるという利点を有する番組伝送方法、受信装置及
びプログラム記録媒体を提供することが出来る。
て送るので、安全性を維持することができるという利点
を有する番組伝送方法、受信装置及びプログラム記録媒
体を提供することが出来る。
法及び受信装置の概略構成を示すブロック図である。
法及び受信装置の概略構成を示す図である。
法及び受信装置の概略構成を示すブロック図である。
法及び受信装置の概略構成を示すブロック図である。
手段の概略構成を示すブロック図である。
手段の概略構成を示すブロック図である。
法及び受信装置の概略構成を示すブロック図である。
法及び受信装置の概略構成を示すブロック図である。
Claims (29)
- 【請求項1】 送信装置がディジタル映像情報を含む番
組を受信装置に送信する番組伝送方法において、 前記番組を前記受信装置が加工することの可否を示す加
工制御情報を、前記番組とともに前記送信装置から前記
受信装置へ送信することを特徴とする番組伝送方法。 - 【請求項2】 前記加工制御情報は、前記番組の編集を
制御する編集制御情報を含むことを特徴とする請求項1
記載の番組伝送方法。 - 【請求項3】 前記編集制御情報は、前記番組を時間的
に編集する時間軸方向編集情報を含むことを特徴とする
請求項2記載の番組伝送方法。 - 【請求項4】 前記編集制御情報は、前記番組を空間的
に編集する1フレーム面内編集情報を含むことを特徴と
する請求項2または3に記載の番組伝送方法。 - 【請求項5】 前記編集制御情報は、前記番組から静止
画を取り出す静止画取り出し情報を含むことを特徴とす
る請求項2〜4のいずれかに記載の番組伝送方法。 - 【請求項6】 前記加工制御情報は、前記番組の属性を
変更する属性変更情報を含むことを特徴とする請求項1
〜5のいずれかに記載の番組伝送方法。 - 【請求項7】 前記送信装置は、前記番組の加工の履歴
を示す加工履歴情報をも送信することを特徴とする請求
項1〜6のいずれかに記載の番組伝送方法。 - 【請求項8】 前記送信装置は、前記番組の加工が行わ
れた後の処理を示す加工後処理情報をも送信することを
特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の番組伝送方
法。 - 【請求項9】 前記加工制御情報は、前記番組のデータ
に電子透かしとして埋め込まれていることを特徴とする
請求項1〜8のいずれかに記載の番組伝送方法。 - 【請求項10】 前記番組のデータに電子透かしとして
埋め込まれているとは、前記データが圧縮される過程に
おいて、前記加工制御情報が前記データに埋め込まれた
ものであることを特徴とする請求項9記載の番組伝送方
法。 - 【請求項11】 前記番組のデータに電子透かしとして
埋め込まれているとは、前記データが圧縮される前に、
前記加工制御情報が前記データに埋め込まれたものであ
ることを特徴とする請求項9記載の番組伝送方法。 - 【請求項12】 前記加工制御情報は、暗号化して伝送
されることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記
載の番組伝送方法。 - 【請求項13】 請求項1記載の番組伝送方法によって
伝送された番組とその番組についての加工制御情報とを
受信する受信手段と、 前記加工制御情報を抽出する加工制御情報抽出手段と、 前記加工制御情報に従って前記番組を加工する加工手段
とを備えたことを特徴とする受信装置。 - 【請求項14】 前記加工制御情報は、前記番組の編集
を制御する編集制御情報を含み、 前記加工手段は、前記編集制御情報に従って、前記番組
を編集することを特徴とする請求項13記載の受信装
置。 - 【請求項15】 前記編集制御情報は、前記番組を時間
的に編集する時間軸方向編集情報を含み、 前記加工手段は、前記時間軸方向編集情報に従って、前
記番組に対して前記時間軸方向編集を行うことを特徴と
する請求項14記載の受信装置。 - 【請求項16】 前記編集制御情報は、前記番組を空間
的に編集する1フレーム面内編集情報を含み、 前記加工手段は、前記1フレーム面内編集情報に従っ
て、前記番組に対して前記1フレーム面内編集を行うこ
とを特徴とする請求項14または15に記載の受信装
置。 - 【請求項17】 前記編集制御情報は、前記番組から静
止画を取り出す静止画取り出し情報を含み、 前記加工手段は、前記静止画取り出し情報に従って、前
記番組から静止画を取り出すことを特徴とする請求項1
3〜16のいずれかに記載の受信装置。 - 【請求項18】 前記加工制御情報は、前記番組の属性
を変更する属性変更情報を含み、 前記加工手段は、前記属性変更情報に従って、前記番組
の属性を変更することを特徴とする請求項13〜17の
いずれかに記載の受信装置。 - 【請求項19】 前記受信手段は、前記番組の加工の履
歴を示す加工履歴情報をも受信し、 加工制御情報抽出手段は、前記加工履歴情報をも抽出
し、 前記加工手段は、前記加工制御情報に従って、前記抽出
された加工履歴情報を更新することを特徴とする請求項
13〜18のいずれかに記載の受信装置。 - 【請求項20】 前記加工履歴情報は、前記番組の属性
を変更したかどうかを示す情報を含むことを特徴とする
請求項19記載の受信装置。 - 【請求項21】 前記加工履歴情報は、前記番組の著作
権者の世代を管理する世代管理情報を含むことを特徴と
する請求項19または20に記載の受信装置。 - 【請求項22】 前記受信手段は、前記番組の加工が行
われた後の処理を示す加工後処理情報をも受信し、 前記加工制御情報抽出手段は、前記加工後処理情報をも
抽出し、 前記加工手段は、前記加工後処理情報に従って、前記加
工後の番組を後処理することを特徴とする請求項13〜
21のいずれかに記載の受信装置。 - 【請求項23】 前記加工後処理情報は、前記加工後の
番組の記録を許可するかどうかを示す記録許可情報を含
むことを特徴とする請求項13〜22のいずれかに記載
の受信装置。 - 【請求項24】 前記加工制御情報は、前記番組のデー
タに電子透かしとして埋め込まれていることを特徴とす
る請求項13〜23のいずれかに記載の受信装置。 - 【請求項25】 前記番組のデータに電子透かしとして
埋め込まれているとは、前記データが圧縮される過程に
おいて、前記加工制御情報が前記データに埋め込まれた
ものであることを特徴とする請求項24記載の受信装
置。 - 【請求項26】 前記番組のデータに電子透かしとして
埋め込まれているとは、前記データが圧縮される前に、
前記加工制御情報が前記データに埋め込まれたものであ
ることを特徴とする請求項24記載の受信装置。 - 【請求項27】 前記加工制御情報は、暗号化して伝送
されることを特徴とする請求項13〜26のいずれかに
記載の受信装置。 - 【請求項28】 請求項1〜12のいずれかに記載の番
組伝送方法の全部または一部のステップの全部または一
部の動作をコンピュータにより実行させるためのプログ
ラムおよび/またはデータを記録したプログラム記録媒
体であって、 コンピュータにより読み取り可能であることを特徴とす
るプログラム記録媒体。 - 【請求項29】 請求項13〜27のいずれかに記載の
受信装置の全部または一部の手段の全部または一部の機
能をコンピュータにより実行させるためのプログラムお
よび/またはデータを記録したプログラム記録媒体であ
って、 コンピュータにより読み取り可能であることを特徴とす
るプログラム記録媒体。
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JP2000010817A JP3768760B2 (ja) | 2000-01-19 | 2000-01-19 | 番組伝送方法、受信装置及びプログラム記録媒体 |
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Publications (2)
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JP3768760B2 JP3768760B2 (ja) | 2006-04-19 |
Family
ID=18538784
Family Applications (1)
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JP2000010817A Expired - Lifetime JP3768760B2 (ja) | 2000-01-19 | 2000-01-19 | 番組伝送方法、受信装置及びプログラム記録媒体 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3768760B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004139646A (ja) * | 2002-10-16 | 2004-05-13 | Kenwood Corp | データ記録装置、データ再生装置、データ出力装置及び配信システム |
JP2005102126A (ja) * | 2003-08-21 | 2005-04-14 | Casio Comput Co Ltd | 通信機能付撮像装置および表示処理方法 |
JP2005267147A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報管理システム |
Families Citing this family (1)
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KR101164858B1 (ko) | 2008-10-22 | 2012-07-11 | 한국전자통신연구원 | 프로그램 보호신호에 따른 프로그램 변환 제어 장치 및 방법 |
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2000
- 2000-01-19 JP JP2000010817A patent/JP3768760B2/ja not_active Expired - Lifetime
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