JP2001202188A - 入力検出装置及び方法、情報処理装置及び方法、並びに媒体 - Google Patents

入力検出装置及び方法、情報処理装置及び方法、並びに媒体

Info

Publication number
JP2001202188A
JP2001202188A JP2000381005A JP2000381005A JP2001202188A JP 2001202188 A JP2001202188 A JP 2001202188A JP 2000381005 A JP2000381005 A JP 2000381005A JP 2000381005 A JP2000381005 A JP 2000381005A JP 2001202188 A JP2001202188 A JP 2001202188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
change amount
pulse
jog dial
detecting
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000381005A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4325106B2 (ja
Inventor
Sachihiro Yamaguchi
祥弘 山口
Soichi Sato
壮一 佐藤
Atsushi Suzuki
淳 鈴木
Tetsuya Kono
徹也 河野
Tota Hasegawa
踏太 長谷川
Yuichiro Ishii
裕一郎 石井
Yoshifumi Ueno
吉史 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000381005A priority Critical patent/JP4325106B2/ja
Publication of JP2001202188A publication Critical patent/JP2001202188A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4325106B2 publication Critical patent/JP4325106B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばジョグダイヤルを用いた簡単な操作に
より所望の処理を実行させることができる情報処理装置
を提供する。 【解決手段】 ジョグダイヤル4の回転型エンコーダ部
12が左右いずれかに回転されると、回転検出部85
は、信号Aと信号Bのタイミングを基に右回転である
か、左回転であるかを検出する。右回転であること検出
すると右回転パルスをエンベデットコントローラ68の
カウンタ(1)86に供給する。左回転であることを検
出すれば、左回転パルスをエンベデットコントローラ6
8のカウンタ(2)87に供給する。エンベデットコン
トローラ68は、ジョグダイヤル状態監視プログラム7
0Eを実行し、5msのポーリングによりカウンタ
(1)86、カウンタ(2)87の変化量や、それらの
差、さらにジョグダイヤル4が押されたかを監視してい
る。そして、変化量が検出されるか、あるいは押下状態
が変化したと判断すると、ホストバスを介して、現在の
ジョグダイヤル4の押下状態と変化量を、割り込みによ
りI/Oレジスタ経由で通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力検出装置及び
方法、情報処理装置及び方法、並びに媒体に関し、特
に、例えばジョグダイヤルによる入力を検出する入力検
出装置及び方法、ジョグダイヤルを用いた簡単な操作に
より所定の処理を実行することができるようにした情報
処理装置及び方法、並びに媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、マウス、キーボード及び
ビデオディスプレイ等の周辺装置と、中央処理装置(C
PU)とを備えるコンピュータのオペレーティングシス
テムとして、米国マイクロソフト社製のWindows95(商
標)やWindows98(商標)の様なものがある。このオペ
レーティングシステムは、アクティブ・ウィンドウを有
する各アプリケーション用に、タスクバーを提供し、ユ
ーザにボタンのような視覚的な手がかりをもたらすシス
テムが広く使われるようになった。このタスクバーの使
用に関する技術は特開平8−255066号公報により
詳細に開示されている。
【0003】以下に上記公報から引用して説明する。タ
スクバーは視覚的な手がかりとして、ユーザに対して現
在アクティブになっているウィンドウについての情報を
与えるとともに、当該アクティブウィンドウを表示する
ために使用することもできる。タスクバーには、プログ
ラムのランチ、ドキュメントのオープン及びシステムセ
ッティングのコントロールのためのメニューに対するユ
ーザのアクセスを可能にするスタートメニューボタンを
備えている。
【0004】コンピュータシステムにおいて、上記タス
クバー上のスタートメニューボタンを操作する例を挙げ
る。スタートメニューボタンは、ユーザがプログラム、
ドキュメント、システムのセッティング、ヘルプ情報等
にアクセスするための中心的な場所として動作するスタ
ートメニューを開くための手段として機能する。マウス
のカーソルでスタートメニューボタンをポイントし、左
マウスボタンをクリックすると、スタートメニューが表
示される。
【0005】スタートメニューには、例えば「プログラ
ム」、「検索」、「設定」、「ヘルプ」等のメニューア
イテムが備えられている。このうち、「プログラム」メ
ニューアイテムでは、スタートメニューから階層表示さ
れたプログラムメニューへのアクセスが可能となる。プ
ログラムメニューにはユーザが選択できる複数のアプリ
ケーションプログラム及びプログラムグループが表示さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記スター
トメニューボタンを備えたタスクバー上でユーザが所望
のアプリケーションプログラムを選択し、起動するまで
には煩雑な操作を繰り返すことになる。
【0007】すなわち、先ずタスクバー上のスタートメ
ニューボタンをマウスのカーソルでポイントし、左マウ
スボタンをクリックし、スタートメニューを表示させ
る。次に、スタートメニューから「プログラム」メニュ
ーアイテムをマウスのカーソルでポイントし、左マウス
ボタンをクリックし、プログラムメニューを表示させ
る。そして、プログラムメニュー上の所望のアプリケー
ションプログラムの表示をマウスのカーソルでポイント
し、左マウスボタンをクリックする。アプリケーション
プログラムグループであったときにはさらにポイントと
クリックを繰り返す必要がある。その後、CPUが所望
のアプリケーションプログラムを起動する。
【0008】このようにユーザが所望したアプリケーシ
ョンプログラムを起動するまでには、ユーザに煩雑な操
作を繰り返させることになり、ユーザインターフェース
としては使い難かった。また、スタートメニュープログ
ラムから「ヘルプ」等のメニューアイテムをクリック
し、所望の処理を行う場合にも同様である。
【0009】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、例えばジョグダイヤルによる入力を検出するこ
とができる入力検出装置及び方法、並びに媒体の提供を
目的とする。また、本発明は、例えばジョグダイヤルを
用いた簡単な操作により所望の処理を実行させることが
できる情報処理装置及び方法、並びに媒体の提供を目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る入力検出装
置は、上記課題を解決するために、第1のパルスの変化
量を得る第1の変化量検知手段と、第2のパルスの変化
量を得る第2の変化量検知手段と、上記第1の変化量検
知手段と第2の変化量検知手段の出力の差分を得る差分
演算手段と、所定のスイッチの操作を検出するスイッチ
検出手段とを有し、上記スイッチ検出手段が上記所定の
スイッチが操作されたことを検出した場合および/また
は上記差分演算手段の出力が零でない場合には所定の信
号を発生する。
【0011】本発明に係る入力検出方法は、上記課題を
解決するために、第1のパルスの変化量を得る第1の変
化量検知ステップと、第2のパルスの変化量を得る第2
の変化量検知ステップと、上記第1の変化量検知ステッ
プと第2の変化量検知ステップの出力の差分を得る差分
演算ステップと、所定のスイッチの操作を検出するスイ
ッチ検出ステップとを有し、上記スイッチ検出ステップ
が上記所定のスイッチが操作されたことを検出した場合
および/または上記差分演算ステップの出力が零でない
場合には所定の信号を発生する。
【0012】本発明に係る媒体は、上記課題を解決する
ために、第1のパルスの変化量を得る第1の変化量検知
ステップと、第2のパルスの変化量を得る第2の変化量
検知ステップと、上記第1の変化量検知ステップと第2
の変化量検知ステップの出力の差分を得る差分演算ステ
ップと、所定のスイッチの操作を検出するスイッチ検出
ステップとを有し、上記スイッチ検出ステップが上記所
定のスイッチが操作されたことを検出した場合および/
または上記差分演算ステップの出力が零でない場合には
所定の信号を発生する、コンピュータが読み取り可能な
プログラムを格納している。
【0013】本発明に係る情報処理装置は、上記課題を
解決するために、回転操作に対応する第1の操作部と一
方向への移動操作に対応する第2の操作部とを有する操
作手段に基づいた情報処理を行う情報処理装置におい
て、上記操作手段の第1の操作部の回転方向に応じて位
相が変わるパルス列を発生するパルス列発生手段と、上
記パルス列発生手段から供給される複数のパルス列の位
相の変化に基づいて上記第1の操作部の回転状態を検出
し、第1のパルス又は第2のパルスを生成する回転検出
手段と、上記第1のパルスの変化量を検知する第1の変
化量検知手段と、上記第2のパルスの変化量を検知する
第2の変化量検知手段と、上記第1の変化量検知手段と
第2の変化量検知手段の出力の差分を得る差分演算手段
と、上記操作手段の第2の操作部の一方向への移動を検
出するスイッチ検出手段と、上記スイッチ検出手段が上
記第2の操作部が一方向へ移動されたことを検出した場
合および/または上記差分演算手段の出力が零でない場
合には、上記操作手段に基づいた操作ウィンドウを、ア
プリケーションプログラムの状態に応じて少なくとも二
つのモードで切り換えて表示する制御手段とを備える。
【0014】本発明に係る情報処理方法は、上記課題を
解決するために、回転操作に対応する第1の操作部と一
方向への移動操作に対応する第2の操作部とを有する操
作手段に基づいた情報処理を行うための情報処理方法に
おいて、上記操作手段の第1の操作部の回転方向に応じ
て位相が変わるパルス列を発生するパルス列発生ステッ
プと、上記パルス列発生ステップから供給される複数の
パルス列の位相の変化に基づいて上記第1の操作部の回
転状態を検出し、第1のパルス又は第2のパルスを生成
する回転検出ステップと、上記第1のパルスの変化量を
検知する第1の変化量検知ステップと、上記第2のパル
スの変化量を検知する第2の変化量検知ステップと、上
記第1の変化量検知ステップと第2の変化量検知ステッ
プの出力の差分を得る差分演算ステップと、上記操作手
段の第2の操作部の一方向への移動を検出するスイッチ
検出ステップと、上記スイッチ検出ステップが上記第2
の操作部の一方向への移動を検出した場合および/また
は上記差分演算ステップの出力が零でない場合には、上
記操作手段に基づいた操作ウィンドウを、アプリケーシ
ョンプログラムの状態に応じて少なくとも二つのモード
で切り換えて表示する表示ステップとを備える。
【0015】本発明に係る媒体は、上記課題を解決する
ために、回転操作に対応する第1の操作部と一方向への
移動操作に対応する第2の操作部とを有する操作手段に
基づいた情報処理を行うための情報処理プログラムを格
納している媒体において、上記操作手段の第1の操作部
の回転方向に応じて位相が変わるパルス列を発生するパ
ルス列発生ステップと、上記パルス列発生ステップから
供給される複数のパルス列の位相の変化に基づいて上記
第1の操作部の回転状態を検出し、第1のパルス又は第
2のパルスを生成する回転検出ステップと、上記第1の
パルスの変化量を検知する第1の変化量検知ステップ
と、上記第2のパルスの変化量を検知する第2の変化量
検知ステップと、上記第1の変化量検知ステップと第2
の変化量検知ステップの出力の差分を得る差分演算ステ
ップと、上記操作手段の第2の操作部の一方向への移動
を検出するスイッチ検出ステップと、上記スイッチ検出
ステップが上記第2の操作部の一方向への移動を検出し
た場合および/または上記差分演算ステップの出力が零
でない場合には、上記操作手段に基づいた操作ウィンド
ウを、アプリケーションプログラムの状態に応じて少な
くとも二つのモードで切り換えて表示する表示ステップ
とを備える情報処理プログラムを格納している。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1〜図4は、本発明
の情報処理装置及び方法、並びに媒体が適用される一例
としてのノート型パーソナルコンピュータの外観を示し
ている。このノート型パーソナルコンピュータ1は、基
本的に、本体2と、この本体2に対して開閉自在とされ
る表示部3により構成されている。図1は表示部3を本
体2に対して開いた状態を示す外観斜視図である。図2
は本体2の平面図、図3は本発明の要部となる、後述の
ジョグダイヤル4付近の拡大図である。また、図4は本
体2のジョグダイヤル4側の側面図である。
【0017】本体2には、各種の文字や記号などを入力
するとき操作されるキーボード5、マウスカーソルを移
動させるときなどに操作されるポインティングデバイス
としてのタッチパット6、そして電源スイッチ8が、そ
の上面に設けられている。
【0018】また、表示部3の正面には、画像を表示す
るLCD(Liquid Crystal Display)7が設けられてい
る。さらに、表示部3の右上部には、電源ランプPL、
電池ランプBL、必要に応じてメッセージランプML、
その他のLEDよりなるランプが設けられている。
【0019】次に、ジョグダイヤル4の詳細な設定位置
を説明すると、ジョグダイヤル4は本体2上のキーボー
ド5のキーA,キーB(右端のキー)の間に組み込ま
れ、また、キーA,キーBとほぼ同じ高さになるように
取り付けられている。
【0020】ジョグダイヤル4は、図3中の矢印aに示
す回転操作に対応して所定の処理を実行し、同図中矢印
bに示す移動操作に対応して所定の処理を実行する。こ
のジョグダイヤル4の行う所定の処理については後述す
る。
【0021】先ず、このジョグダイヤル4の構成につい
て説明する。このジョグダイヤル4は、本件出願人と共
同の出願人により出願された、特開平8−203387
号公報に開示された、プッシュスイッチ付回転操作型電
子部品の具体例である。
【0022】すなわち、このジョグダイヤル4は、図5
に示すように、接点取付基板11の上に回転型エンコー
ダ部12とプッシュスイッチ部13とを配してなる。回
転型エンコーダ部12は一定の範囲で水平方向に移動で
きるようにされるが、プッシュスイッチ部13は動かな
いように固定されている。
【0023】接点取付基板11には、図6に示すよう
に、平板状の成形樹脂体に、回転型エンコーダ部12の
移動用ガイドレール部14を有する窪み15と、プッシ
ュスイッチ部13を固定するための押し止め壁16を有
する窪み17及び回転型エンコーダ部12の電気信号を
外部へ伝達するための端子18を有する接点板19が設
けられている。
【0024】回転型エンコーダ部12は、図7及び図8
に示すように、接点取付基板11の窪み15にはめ込ま
れてガイドレール14により一定の範囲で水平方向(図
5、図8に示す矢印H1方向)に動き得るように保持さ
れた成形樹脂製の箱形ケース20と、この箱型ケース2
0の底面にインサート成形により取り付けられた弾性接
点体45から上方及び下方に各々突出した弾性接点脚2
1,22と、箱形ケース20の中央に一体化された円柱
軸23により回転可能に保持され、円板状で下面に弾性
接点脚21が弾接する放射状接点板24を有する成形樹
脂製の回転体25と、この回転体25を回転操作できる
ようにその上方にネジ26により取り付けられた外周操
作タイプの円板状操作つまみ27とによって構成され、
接点取付基板11の上のピン状突起28(図6,図10
を参照)に位置決めされたネジリコイルバネ29により
箱形ケース20の側面を水平方向に押され、通常状態に
おいて、プッシュスイッチ部13から離れた位置にある
ように付勢されていると共に、箱形ケース20の底面か
ら下方に突出した弾性接点脚22が接点取付基板11の
接点板19に弾接している。
【0025】プッシュスイッチ部13は、図5及び図6
に示すように、操作ボタン30が回転型エンコーダ部1
2に対向し、後端部が押し止め壁16に当接するように
接点取付基板11の窪み17にはめ込まれて固定されて
いる。
【0026】そして、図8に示すように回転型エンコー
ダ部12の箱形ケース20に一体に設けられた駆動用突
起31がプッシュスイッチ部13の操作ボタン30の先
端に当接している。このジョグダイヤルは以上のように
構成されるものであるが、電子機器に装着される場合は
図9に示すように、接点取付基板11の下面の脚部11
A,11Bと回転型エンコーダ部12の接続用端子18
及びプッシュスイッチ部13の接続用端子32が、機器
のプリント配線基板33の取付孔34A,34B,3
5,36に挿入及び半田付けして接続され、回転型エン
コーダ部12に円板状つまみ27のプッシュスイッチ部
13の側とは反対側の端部機器の外装ケース37の隙間
から外部に突出するように取り付けられる。
【0027】次に、ジョグダイヤルの動作について説明
する。先ず図9及び図10に示すように、回転型エンコ
ーダ部12の上端に取り付けられた円板状操作つまみ2
7の外装ケース37からの突出部分27Aに接線方向の
力を加えて回転させることにより、回転体25が箱形ケ
ース20の中央の円柱軸23を中心として回転し、その
下面の放射状接点板24の上を上方弾性接点脚21が弾
接して摺動し、この接触部分で円板状操作つまみ27の
回転操作に連動したパルス信号を発生する。
【0028】そして、このパルス信号が上方弾性接点脚
21から下方弾性接点脚22に伝わり、更に弾性接点脚
22が弾接している接点取付基板11の上の接点板19
に伝わってから、外部接続用の端子18を経て電子機器
のプリント配線基板33の回路に伝達される。
【0029】また、図11に示すように、接点取付基板
11の上のネジリコイルバネ29の付勢力に逆らって、
円板状操作つまみ27の突出部分27Aに、つまみの中
心とプッシュスイッチ部13を結ぶ水平方向(矢印H2
方向)の押し力を加えて、回転型エンコーダ部12の全
体を接点取付基板11のガイドレール部14に沿って水
平方向に動かし、箱形ケース20に設けられた突起31
で操作ボタン30を押してプッシュスイッチ13を動作
させ、その信号が図9に示す接続用端子32を経て電子
機器のプリント配線基板33の回路に伝達される。
【0030】円板状操作つまみ27に加えていた押し力
を除くと、接点取付基板11のネジリコイルバネ29の
弾性復元力によって回転型エンコーダ部12が押し戻さ
れて図10に示す状態に復帰する。
【0031】なお、回転型エンコーダ部12の電気信号
を接点取付基板11の接続用端子18へ伝達する手段と
して、回転型エンコーダ部12の箱形ケース20の底面
から下方に突出した弾性接点脚22が接点取付基板11
の接点板19に弾接する構成としたが、これを接点取付
基板11から弾性接点脚を出して箱形ケース20の底面
の接点板に弾接させる構成としてもよい。以上が、本体
2の右側面部に配設されたジョグダイヤル4の構成動作
の説明である。
【0032】なお、ジョグダイヤル4を本体2の左側面
に配置してもよいのはもちろんである。また、タッチパ
ッド6を人差し指で操作しながら親指で操作可能なよう
にジョグダイヤルを前面の中央部に配置してもよい。ま
た、LCD7が設けられた表示部3の左側面又は右側面
に配置してもよい。また、タッチパッド6の左端縁又は
右端縁に沿って縦方向に配置してもよい。また、タッチ
パッド6の上端縁又は下端縁に沿って横方向に配置して
もよい。また、タッチパッド6の右ボタンと左ボタンの
間に縦方向に配置してもよい。また、キーボード部5の
GキーとHキーの間に縦方向に配置してもよい。また、
縦方向や横方向に限定せず、各指で操作し易い斜め方向
へ、所定角度を付けて配置してもよい。さらに、ポイン
ティングデバイスであるマウスの側面の親指で操作可能
な位置に配置してもよい。
【0033】次に、ノート型パーソナルコンピュータ1
の電気的構成例について図12を用いて説明する。中央
処理装置(CPU)51は、例えば、intel社製のPenti
um(商標)プロセッサ等で構成されて、ホストバス52
に接続されている。ホストバス52には、さらに、ノー
スブリッジ53が接続されており、ノースブリッジ53
は、PCIバス56にも接続されている。ノースブリッ
ジ53は、例えば、intel社製の400BXなどで構成されて
おり、CPU51やメインメモリ54周辺の制御を行う
ようになされている。なお、このノースブリッジ53と
後述するサウスブリッジ58とで、いわゆるチップセッ
トが構成されている。
【0034】ノースブリッジ53は、さらに、メインメ
モリ54及びキャッシュメモリ55とも接続されてい
る。キャッシュメモリ55は、CPU51が使用するデ
ータをキャッシュするようになされている。なお、図示
していないが、CPU51にも1次的なキャッシュメモ
リが内蔵されている。
【0035】メインメモリ54は、例えば、DRAM
(Dynamic Read Only Memory)で構成され、CPU51
が実行するプログラムや、CPU51の動作上必要なデ
ータを記憶するようになされている。具体的に、メイン
メモリ54には、起動が完了した時点において、例えば
電子メールプログラム54A、オートパイロットプログ
ラム54B、ジョグダイヤル状態監視プログラム54
C、ジョグダイヤルドライバ54D、オペレーティング
プログラム(OS)54E、その他のアプリケーション
プログラム54F1〜54FnがHDD70から転送さ
れ、記憶される。
【0036】電子メールプログラム54Aは、後述する
モデム75を介して電話回線76のような通信回線など
からネットワーク経由で通信文を授受するプログラムで
ある。電子メールプログラム54Aは、特定機能として
の着信メール取得機能を有している。この着信メール取
得機能は、プロバイダ77が備えるメールサーバ78に
対して、そのメールボックス79内に自分(利用者)宛
のメールが着信しているかどうかを確認して、自分宛の
メールがあれば取得する処理を実行する。
【0037】オートパイロットプログラム54Bは、予
め設定された複数の処理(またはプログラム)などを、
予め設定された順序で順次起動して、処理するプログラ
ムである。
【0038】OS(基本プログラムソフトウェア)54
Eは、例えばマイクロソフト社のいわゆるWindows95
や98(共に商標)、アップルコンピュータ社のいわゆ
るマックOS(商標)等に代表される、コンピュータの
基本的な動作を制御するものである。
【0039】ジョグダイヤル状態監視プログラム54C
は、上記各アプリケーションからジョグダイヤル対応で
あるか否かの通知を受け取り、例えば対応であればジョ
グダイヤル4を操作することで何が行えるかを表示する
ために動作する。通常、ジョグダイヤル4のイベント待
ちになっているし、アプリケーションからの通知を受け
取るリストも持っている。ジョグダイヤルドライバ54
Dは、ジョグダイヤル4の操作に対応して各種機能を実
行する。
【0040】ビデオコントローラ57は、PCIバス5
6に接続されており、そのPCIバス56を介して供給
されるデータに基づいて、表示部3上のLCD7の表示
を制御するようになされている。
【0041】PCIバス56には、サウンドコントロー
ラ64が接続され、マイクロホン66からの入力を取り
込み、あるいはスピーカ65に対して音声信号を供給す
る。また、PCIバス56にはモデム75も接続されて
いる。モデム75は、公衆電話回線76、インターネッ
トサービスプロバイダ77を介して、インターネット等
の通信ネットワーク80やメールサーバ78等に接続す
ることができる。
【0042】また、PCIバス56にはサウスブリッジ
58も接続されている。サウスブリッジ58は、例え
ば、intel社製のPIIX4Eなどで構成されており、各種の
I/O(Input / Output)を制御するようになされてい
る。即ち、サウスブリッジ58は、IDE(Integrated
Drive Electronics)コントローラ/コンフィギュレー
ションレジスタ59、タイマ回路60、およびIDEイ
ンタフェース61等で構成され、IDEバス62に接続
されるデバイスや、ISA/EIO(Industry Standar
d Architecture / Extended Input Output)バス63お
よびエンベディットコントローラ68を介して接続され
るデバイスの制御等を行うようになされている。
【0043】IDEコントローラ/コンフィギュレーシ
ョンレジスタ59は、いわゆるプライマリIDEコント
ローラとセカンダリIDEコントローラとの2つのID
Eコントローラ、およびコンフィギュレーションレジス
タ(configuration register)等から構成されている
(いずれも図示せず)。
【0044】プライマリIDEコントローラは、IDE
バス62を介して、コネクタ(図示は省略)に接続して
おり、コネクタには、HDD67が接続されている。ま
た、セカンダリIDEコントローラは、他のIDEバス
等を介して、図示を省略したCD−ROMドライブや、
セカンドHDD、FDDなどといった、いわばIDEデ
バイスであるベイデバイスが装着されたときに、その装
着されたベイデバイスのコネクタが電気的に接続される
ようになされている。
【0045】なお、HDD67には、電子メールプログ
ラム67A、オートパイロットプログラム67B、ジョ
グダイヤル状態監視プログラム67C、ジョグダイヤル
ドライバ67D、OS(基本プログラムソフトウェア)
67Eの他、複数のアプリケーションプログラム67F
1〜67Fn等が記憶されている。HDD67内の上記各
プログラム67A、67B、67C、67D、67E、
67F1〜67Fn等は、起動(ブートアップ)処理の過
程で、RAM54内に順次転送され、格納される。
【0046】ISA/EIOバス63には、さらに、エ
ンベデットコントローラ68が接続されている。このエ
ンベデットコントローラ68は、マイクロコントローラ
からなりI/Oコントローラとして使われる。すなわ
ち、エンベデットコントローラ68は、I/Oインター
フェース69、ROM70、RAM71、CPU72が
相互に接続されて構成されている。
【0047】ROM70の中には、LED制御プログラ
ム70A、タッチパッド入力監視プログラム70B、キ
ー入力監視プログラム70C、ウェイクアッププログラ
ム70D、ジョグダイヤル状態監視プログラム70Eが
予め格納されている。
【0048】LED制御プログラム70Aは、電源ラン
プPL、電池ランプBL、必要に応じてメッセージラン
プML、その他のLEDよりなるランプの点灯の制御を
行うプログラムである。タッチパッド入力監視プログラ
ム70Bは、タッチパッド6からのユーザによる入力を
監視するプログラムである。キー入力監視プログラム7
0Cは、キーボード5やその他のキースイッチからの入
力を監視するプログラムである。ウェイクアッププログ
ラム70Dは、サウスブリッジ58内のタイマ回路60
から供給される現在時刻データに基づいて、予め設定さ
れた時刻になったかどうかをチェックして、設定された
時刻になると、所定の処理(またはプログラム)等を起
動するために各チップ電源の管理を行うプログラムであ
る。
【0049】ジョグダイヤル状態監視プログラム70E
は、ジョグダイヤル4の回転型エンコーダ部12が回転
されたか、或いは押されたかを常に監視するためのプロ
グラムである。このジョグダイヤル状態監視プログラム
70Eの詳細は後述する。
【0050】ROM70には、さらにBIOS70Fが
書き込まれている。BIOS(Basic Input/Output Sys
tem)とは、基本入出力システムのことをいい、OSや
アプリケーションソフトと周辺機器(ディスプレイ、キ
ーボード、HDD等)の間でのデータの受け渡し(入出
力)を制御するソフトウェアプログラムである。
【0051】RAM71は、LED制御、タッチパッド
入力ステイタス、キー入力ステイタス、設定時刻用の各
レジスタ等や、ジョグダイヤル状態監視用のI/Oレジ
スタ等を、レジスタ71A〜71Fとして有している。
例えば、LED制御レジスタ71Aは、ジョグダイヤル
4が押されて、後述する電子メールの瞬時の立ち上げ状
態を表示するメッセージランプMLの点灯を制御する。
キー入力ステイタスレジスタ71Cは、後述するワンタ
ッチ操作用にジョグダイヤル4が押されると、操作キー
フラグが格納されるようになっている。設定時刻レジス
タ71Dは、ある時刻を任意に設定することができる。
【0052】また、このエンベデットコントローラ68
には、図示を省略したコネクタを介して、ジョグダイヤ
ル4、タッチパッド6、キーボード5がそれぞれ接続さ
れており、ジョグダイヤル4、タッチパッド6、キーボ
ード5それぞれの操作に対応した信号を、ISA/EI
Oバス63に出力するようになされている。また、エン
ベデットコントローラ68には、電源ランプPL、電池
ランプBL、メッセージランプML、その他のLEDよ
りなるランプが接続されている。
【0053】エンベデットコントローラ68には、さら
に、電源制御回路73が接続されている。電源制御回路
73は、内蔵バッテリ74又はAC電源に接続されてお
り、各ブロックに、必要な電源を供給するとともに、内
蔵バッテリ74や、周辺装置のセカンドバッテリの充電
のための制御を行うようになされている。また、エンベ
デットコントローラ68は、電源をオン又はオフすると
き操作される電源スイッチ8を監視している。
【0054】エンベデットコントローラ68は、電源8
がオフ状態でも、常に内部電源により、上記各プログラ
ム70A、70B、70C、70D、70Eを実行する
ことができる。つまり、上記各プログラムは、表示部3
のLCD7上に何のウィンドウが開いて無くても、常時
働いている。つまり、エンベデットコントローラ68は
電源スイッチ8がオフでOS54EがCPU51で起動
していなくても、常時、ジョグダイヤル状態監視プログ
ラム70Eを実行し、特に、詳細は省略するが、ノート
型パーソナルコンピュータ1に、専用のキーを設けなく
とも、プログラマブルパワーキー(PPK)機能を持た
せ、例えば省電力状態、あるいは電源オフ時に、ジョグ
ダイヤル4をユーザが押すだけで好みのソフトウェアや
スクリプトファイルを起動できるようにしてある。
【0055】図13〜図15を用いてジョグダイヤル状
態監視プログラム70Eを実行したときエンベデットコ
ントローラ68の動作を説明する。図13はジョグダイ
ヤル4の回転型エンコーダ部12の状態を回転検出部8
5を経てエンベデットコントローラ68が監視している
ハード構成を示す図である。図14はエンベデットコン
トローラ68がジョグダイヤル状態監視プログラム70
Eを実行したときのフローチャートである。図15は図
13における回転検出部85の動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【0056】先ず、ジョグダイヤル4の回転型エンコー
ダ部12が左右いずれかに回転されると、回転検出部8
5は、図15に示す信号Aと信号Bのタイミングを基に
右回転であるか、左回転であるかを検出する。右回転で
あること検出すると右回転パルスをエンベデットコント
ローラ68のカウンタ(1)86に供給する。左回転で
あることを検出すれば、左回転パルスをエンベデットコ
ントローラ68のカウンタ(2)87に供給する。
【0057】エンベデットコントローラ68は、ジョグ
ダイヤル状態監視プログラム70Eを実行し、5msの
ポーリングによりカウンタ(1)86、カウンタ(2)
87の変化量や、それらの差、さらにジョグダイヤル4
が押されたかを監視している。
【0058】先ず、図14のステップS1において右回
転パルスの現在時刻Tでのカウント値Counter1(T)から
時刻T−1でのカウント値Counter1(T-1)を減算し、カ
ウンタ78のカウント値の変化量Counter1を求める。
【0059】次に、ステップS2において左回転パルス
の現在時刻Tでのカウント値Counter1(T)から時刻T−
1でのカウント値Counter1(T-1)を減算し、カウンタ8
7のカウント値の変化量Counter2を求める。そして、ス
テップS3において上記カウント値の変化量の差を求め
る。つまり、変化量Counter1と変化量Counter2との差を
求める。この変化量の差が負値であれば左回転である。
【0060】また、ステップS4ではジョグダイヤル4
の押下状態を取得する。ステップS5では上記ステップ
S3で求めた変化量を判断し、さらにステップS6では
ジョグダイヤル4の押下状態が変化したかを判断する。
ステップS5で変化量が検出されるか、あるいはステッ
プS6で押下状態が変化したと判断すると、ステップS
7に進み、ホストバス52を介して、CPU51で起動
されるジョグダイヤルドライバ54Dに現在のジョグダ
イヤル4の押下状態と変化量を、割り込みによりI/O
レジスタ71F経由で通知する。
【0061】ステップS6でジョグダイヤル4の押下状
態に変化がなければステップS8に進み、ポーリングを
終了し、再度5ms後にステップS1からの処理を繰り
返す。
【0062】また、電源スイッチ8がオンされた後に
は、CPU51がジョグダイヤル状態監視プログラム5
4Cを図16に示す手順で実行する。
【0063】すなわち、ステップS31では常時、ジョ
グダイヤル4が操作されたかどうかを監視する。また、
電子メールプログラム54Aや、その他のアプリケーシ
ョン54F1〜54Fnがアクティベートされたかを監視
する。ここでのジョグダイヤルの状態監視は、上記ジョ
グダイヤル状態監視プログラム70Eからの処理をCP
U51側でジョグダイヤルドライバ54D経由で監視す
るためのものであり、実質的には上記図13を用いて説
明した動作と同様である。
【0064】ステップS32でジョグダイヤルドライバ
54Dからジョグダイヤル4の操作通知がくると、ステ
ップS33に進む。ステップS33では、アクティブな
アプリケーションがないか有るかを判断し、無い場合は
ランチャー動作に、アクティブなアプリケーションがあ
る場合はイベント動作に進む。ここでランチャー動作と
は登録されたアプリケーションを選択させる動作をい
う。
【0065】ランチャー動作について簡単に説明する。
このランチャー動作は、上述したように現在アクティベ
ートなアプリケーションが無いことが条件となって機能
する。ジョグダイヤルメニューには、予めランチャーリ
ストに登録されているアプリケーションが表示される。
ランチャーリストには、ジョグダイヤルに対応したアプ
リケーションが登録される。
【0066】ランチャー動作が実行されると、ランチャ
ー状態を示すジョグダイヤルメニューをLCD7上に表
示する。ジョグダイヤルメニューにはジョグダイヤルの
上下への回転(スクロール)、押下(プッシュ)に応じ
てラウンチする、ジョグダイヤルに対応したアプリケー
ションのリストを表示し、起動する。
【0067】例えば、所定のOS54EがCPU51で
起動している状態において、アクティベートされたアプ
リケーションが無く、ユーザがジョグダイヤル4を図3
の矢印b方向に一度だけ押下したとする。すると、図1
3〜図15で説明したように、ジョグダイヤル4のプッ
シュ状態を、上記図13のステップS7でインタラプト
(割り込み)による、I/Oレジスタ経由からのフラグ
状態送付でジョグドライバ54Dが受け取る。これによ
り、ジョグダイヤルドライバ54Dは同じくCPU51
で実行されるジョグダイヤル監視プログラム54Cに操
作通知を送る。
【0068】すると、予めランチャーリストに登録され
た、ジョグダイヤル対応の、例えばスピーカ65の音量
の調整、LCD7の輝度の調整、そのコントラストの調
整、及びアプリケーションの選択を行うためのアプリケ
ーションプログラムがCPU51で起動され、図1に示
す表示部3のLCD7上に図17に示すようなジョグダ
イヤルメニューが表示される。このジョグダイヤルメニ
ューには上記音量の調整、表示部上の輝度の調整、その
コントラストの調整及びアプリケーションの選択という
各処理に対応したメニュー項目(「音量」、「輝度」、
「コントラスト」、「アプリケーションの選択」)が表
示されている。また、この例では、初期状態として、セ
レクタAはメニュー項目「音量」上に表示される。
【0069】次に、ユーザがセレクタAを移動させる目
的でジョグダイヤル4を図3に示した矢印a方向に回転
(スクロール)させると、エンベデットコントローラ6
8はジョグダイヤル状態監視プログラム70Eにしたが
って上記図14で説明した演算を行い、その変化量をC
PU51で実行されるジョグダイヤルドライバ54Dに
通知する。
【0070】すると、ジョグダイヤルドライバ54Dは
ジョグダイヤル状態監視プログラム54Cに操作通知を
送るのでCPU51はセレクタAをユーザの実行させた
い処理に対応するメニュー項目上に移動させる。例え
ば、図16のジョグダイヤルメニューがLCD7に表示
されている状態において(セレクタAが「音量」上に表
示されている状態において)、ユーザが、ジョグダイヤ
ル4を、上記図3の矢印aの下方に所定の距離(角度)
だけ回転(スクロール)させると、セレクタAはメニュ
ー項目「輝度」に移動する。また、さらにユーザが、ジ
ョグダイヤル4を下方に回転させると、図19に示すよ
うに、セレクタAは、メニュー項目「アプリケーション
の選択」に移動する。
【0071】ユーザのジョグダイヤル4に対する回転操
作により、セレクタAが、実行させたい処理に対応する
メニュー項目上に移動したとき、ユーザはジョグダイヤ
ル4を図3に示す矢印b方向に押下し選択操作を行う。
これにより例えば図18に示すように、メニュー項目
「輝度」上にセレクタAが表示されていた場合、図20
に示すような、メニュー項目「輝度」に対応するサブメ
ニューが表示される。この例の場合、輝度を最も明るく
するとき選択されるサブメニュー項目「5」から、輝度
を最も明るくするとき選択されるサブメニュー項目
「0」までの、6個のサブメニュー項目「5」〜「0」
が表示されている。そして、ユーザによるジョグダイヤ
ル4の回転操作に対応するジョグダイヤル4の変化量が
上記図14に示したエンベデットコントローラ68の処
理により求められ、ジョグダイヤルドライバ54Dに送
られ、さらにジョグダイヤル状態監視プログラム54C
により監視されて、セレクタBが移動する。
【0072】また、例えば、図19に示すようにメニュ
ー項目「アプリケーションの選択」上にセレクタAが表
示されていた場合、ユーザの選択操作により、図21に
示すように、メニュー項目「アプリケーションの選択」
に対応するサブメニューが表示されている。この例の場
合、ワープロアプリケーションを起動させるとき選択さ
れるサブメニュー項目「ワープロ」、電子メールプログ
ラムを起動させるとき選択されるサブメニュー項目「電
子メール」、表計算プログラムを起動させるとき選択さ
れるサブメニュー項目「表計算」、インターネットプロ
グラムを起動させるとき選択されるサブメニュー項目
「インターネット」、及び電卓プログラムを起動させる
とき選択されるサブメニュー項目「電卓」が表示されて
いる。なお、この例では、サブメニュー上のセレクタB
は、初期状態において、最上部のサブメニュー項目に表
示されるものとする。
【0073】次に、ユーザがジョグダイヤル4に対して
回転操作を行い、選択したいサブメニュー項目上にセレ
クタBを移動させ、ジョグダイヤル4を押下して選択操
作を行う。これにより、セレクタBが表示されているサ
ブメニュー項目が選択され、それに対応する処理が実行
される。例えば、図20の例において、サブメニュー項
目「3」が選択された場合、サブメニュー項目「3」に
対応した輝度がLCD7に設定される。また、図21の
例において、サブメニュー項目「インターネット」が選
択された場合、インターネットプログラムが起動され
る。
【0074】次に、電源スイッチ8がオンされた後に、
CPU51がジョグダイヤル監視状態プログラム54C
を実行し、図16のステップS33でアクティブなアプ
リケーションがあった場合について説明する。上述した
イベント動作である。アプリケーションとしては、ジョ
グダイヤル対応であることが条件であり、具体的には、
画像表示機能を有する所定のアプリケーションプログラ
ムとする。この例の場合、アプリケーションプログラム
により、図22に示す日本地図がLCD7に表示されて
いるものとする。このとき、ユーザによりジョグダイヤ
ル4に対して回転操作が行われると、図23に示すよう
にポインタが示す地点を中心に、画像が拡大される。
【0075】また、ジョグダイヤル4が、画像が拡大さ
れたときの回転方向と逆方向に回転操作されると、画像
は縮小される(元に戻る)。このように、このジョグダ
イヤル対応とされた画像表示機能を有する所定のアプリ
ケーションプログラムではLCD7に表示されている画
像をジョグダイヤル4の回転操作に対応して縮小または
拡大できる。
【0076】次に、ジョグダイヤルに対応した動画編集
機能を有するアプリケーションが起動された場合のジョ
グダイヤル4の操作について説明する。この例において
は、アプリケーションプログラムにより、図24に示す
ような編集画面がLCD7に表示されているものとす
る。
【0077】この編集画面は、表示部88(画面左側)
及び表示部89(画面右側)により構成されている。表
示部88には、動画を構成する静止画像、いわゆる、画
像コマのうち、時間的に連続する4個の画像コマS−1
〜S−4(以下、画像コマS−1〜S−4を個々に区別
する必要がない場合、単に、画像コマSと記述する)が
表示される。その右側の表示部89には、ジョグダイヤ
ル4に対する選択操作(押下)により選択された、表示
部88に表示されている画像コマSのうちの一つの画像
コマSが表示される。この例では、このように、画像コ
マSが表示部89に表示されることにより、その画像コ
マSに対する所定の編集処理が可能となる。
【0078】このような編集画像がLCD7に表示され
ている状態において、ユーザは、ジョグダイヤル4に対
して回転操作を行い、画像コマSをコマ送り又はコマ戻
しし、所望の画像コマSを表示部88に表示させる。所
望の画像コマSが表示部88に表示されたとき(この例
の場合、表示部88の最上部に表示されたとき)、ユー
ザはジョグダイヤル4に対して選択操作を行う。これに
より、表示部88の最上部に表示されている画像コマS
が選択され、表示部89に表示される。ユーザは、その
後、表示部89に表示された画像コマSに対して編集処
理を実行する。
【0079】上記具体例としてのアプリケーションは、
共にジョグダイヤル対応のソフトウェアであった。しか
し、HDD67に格納され、OS54Eの起動処理が完
了した後にRAM54に記憶されるアプリケーションは
全てジョグダイヤル対応型ではなく、例えば、アプリケ
ーション54F3のように非対応のものもある。対応型
のアプリケーションと非対応型のアプリケーションに対
してCPUが割り当てるジョグダイヤルについての処理
は異なる。このため、ジョグダイヤル対応型のアプリケ
ーションは図25に示すような手順でCPU51で実行
されるジョグダイヤル状態監視プログラム54Cに通知
処理を行っておく。
【0080】先ず、ステップS61でジョグダイヤル監
視プログラム54Cに対して、自分(アプリケーショ
ン)がジョグダイヤル対応であることを宣言する。する
と、ステップS62でジョグダイヤル監視プログラム5
4Cはジョグダイヤル対応ソフトウェアのリストにその
アプリケーションソフトウェアを加える。
【0081】その後、上記例では特に説明を省略した
が、ジョグダイヤルメニューの表示をアプリケーション
固有の表示にしてジョグダイヤルガイドという形でユー
ザに知らせるようにしてもよい。
【0082】すなわち、ステップS63でジョグダイヤ
ル対応のアプリケーションはジョグダイヤル状態監視プ
ログラム54Cに今の状態におけるジョグダイヤル操作
の説明を文字列で通知する。すると、ステップS64で
図26に示すようなジョグダイヤルウィンドウ90を表
示し、例えばジョグダイヤルガイド、ズーム、イン、フ
ィット、アウトのような文字列を表示する。
【0083】ジョグダイヤル対応のアプリケーション
は、ステップS65に示すように、アクティベートした
ウィンドウの状態に応じて文字列を変更してジョグダイ
ヤル監視プログラム54Cのリストを書き換える。
【0084】このため、ジョグダイヤル対応アプリケー
ションがアクティブであるときには、ジョグダイヤルウ
ィンドウ90の表示はアプリケーションがジョグダイヤ
ルの操作でどのような動作を行うかの説明を文字列で示
す。
【0085】ジョグダイヤル対応アプリケーションソフ
トの具体例を以下に挙げる。
【0086】先ず、第1の具体例としては、画像ビュー
ア&画像整形ツールであるピクチャーギア(PictureGea
r)(商標)がある。このピクチャーギア(PictureGea
r)の詳細については、URLがhttp://vaio.sony.co.j
p/software/PictureGear/index.htmlのインターネット
ホームページ上に記載されている。以下、抜粋すると、
このピクチャーギアは、ハードディスクやフロッピー
(登録商標)ディスク、MO、PCカード、その他カー
ド型メモリ媒体など様々なリムーバブルメディア内の静
止画・動画を集中管理することができるソフトである。
各画像は所定の操作により一覧表示でき、ユーザに一目
で目的の画像を視認させることができる。画像整形とし
ては360度のパノラマや写真入りのラベルも作れる。
さらに、WWWブラウザで画像を見られるHTMLアル
バム作成などにも対応できる。図27にピクチャーギア
ウィンドウ101を示す。画像表示部104には多数の
画像を任意のズーム状態で一覧表示(シートビュー表
示)している。また、多数の画像を全て見るには、縮小
度を高めた他の画像表示部105を用いればよい。ま
た、シートビュー表示から選択された1枚の画像だけを
画像表示部104に表示することもできる。それぞれの
画像表示部104及び105はズームイン/アウト用の
ゲージ付スライド操作部102及び103により拡大/
縮小操作される。ゲージ付スライド操作部102により
シートビュー表示又は1枚表示された一覧画像を、例え
ば12.5〜800%まで高速にズームイン/アウトで
きる。そして、本発明を適用することにより、このズー
ムイン/アウトをジョグダイヤル4の回転(スクロー
ル)、押下(プッシュ)により行う。手順としては、ジ
ョグダイヤルウィンドウ90をピクチャーギアが起動さ
れたときにウィンドウ101の所定の場所、例えば右下
に表示する。その際、ユーザに現在ジョグダイヤルを操
作することで何が起きるかを上記図25のステップS6
3,ステップS64の処理を通して表示する。シートビ
ュー表示のとき、ジョグダイヤルウィンドウ90にはス
クロールによりズームイン/アウト操作が行えること
と、プッシュによりウィンドウに合わせて一覧表示画像
を整列させる操作が行えることを表示する。また、1枚
表示のとき、ジョグダイヤルウィンドウ90にはスクロ
ールによりズームイン/アウト操作が行えることと、プ
ッシュによりウィンドウサイズにフィットさせる操作が
行えることを表示する。
【0087】次に、第2の具体例としては、GPSによ
る現在位置の地図表示ツールであるナビン・ユー(Navi
n'You)(商標)がある。このナビン・ユーの詳細につ
いても、URLがhttp://vaio.sony.co.jp/software/Na
vinYou/top.htmlのインターネットホームページ上に記
載されている。以下、抜粋すると、このナビン・ユー
は、従来の平面的な地図表示に加え、上空から眺めるよ
うに進行に合わせて交差点や表示が近づいてくる、遠近
感のあるリアルな視覚で地図を操作できるソフトであ
る。所定の操作によりフライトの高さを自由に調節で
き、さらに、ポインタを進行したい方向に進めるだけで
高速にスクロールできる。飛行機を操縦しているような
感覚で操作することができる。図28にナビン・ユーウ
ィンドウ110を示す。三次元表示部111と二次元表
示部112がウィンドウ内に表示される。また、ジョグ
ダイヤルウィンドウ90も例えばウインドウ110内の
右下に表示される。このジョグダイヤルウィンドウ90
には上述したようにユーザに現在ジョグダイヤルを操作
することで何が起きるかを上記図25のステップS6
3,ステップS64の処理を通して表示する。この場合
には、ジョグダイヤル4のスクロールにより地図のズー
ムイン/アウト操作が行えることと、プッシュにより操
作に影響するような設定画面の表示が行えることを、ま
た設定画面の表示時に、上記ステップS65の処理を通
して再プッシュにより非表示となることを表示する。
【0088】次に、第3の具体例としては、テレビ番組
やビデオの映像を高画質かつ快適な操作で録画・再生・
管理が行えるソフトであるギガ・ポケット(GigaPocke
t)(商標)がある。このギガ・ポケットの詳細につい
ても、URLがhttp://vaio.sony.co.jp/Gigapocket/re
corder.htmlのインターネットホームページ上に記載さ
れている。以下、抜粋すると、このギガ・ポケットの
「Gigaビデオレコーダ」により、パーソナルコンピュー
タ例えば「バイオ(vaio)」(商標)のMPEG2リアルタ
イムエンコーダボードが搭載するTVチューナが受信し
たテレビ番組や外部入力端子から入力されたビデオの映
像を、MPEG2方式の高画質で録画/再生できる。映像は
パーソナルコンピュータのハードディスク上に記録さ
れ、ランダムアクセスで再生できるため、録画を続けな
がら録画済みのシーンを再生したり、既に録画済みの別
のファイルを再生することができる。また、「Gigaビデ
オレコーダ」は、録画中に画面の大きな変わり目を自動
的に検出してサムネイル画面を保存する。再生時にはサ
ムネイル画面を再生に同期して水平にスクロール表示す
る「フィルムロール機能」を装備している。フィルム部
分を先送りして、任意のポイントを指定すればその地点
から再生を開始できる。このため、見たいシーンを素早
くジャンプして、効率よく映像を楽しめる。このギガ・
ポケットは本件出願人が特願平11−117267号の
明細書及び図面により開示したAVコンテンツ録画再生
処理に関する技術の具体例である。図29に、その具体
例となるギガ・ポケットウィンドウ115を示す。ギガ
・ポケットが起動され、AVコンテンツを再生し、複数
の静止画像データファイルに記憶されている静止画像を
表示させた状態を示している。静止画像表示ウインドウ
171は、複数の静止画像データファイルに記憶されて
いる静止画像(シーンの変わり目の静止画像)を所定の
大きさのサムネイル画像として表示する。静止画像表示
ウィンドウ171の図中の横方向の位置は、再生する画
像の時間軸に対応している。現在位置指示ゲージ172
が示す位置は、現在、すなわち、再生している画像の時
点に対応する。図中の左側は、現在位置指示ゲージ17
2の位置からの距離に対応した所定の時間経過後、所定
の過去の時点(既に画像を再生した)を示す。図中の右
側は、現在位置指示ゲージ172の位置からの距離に対
応した所定の時間の未来の時点(これから画像が再生さ
れる)を示す。サムネイル画像は、そのシーンの変わり
目の時点に対応する位置に配置され、静止画像表示ウィ
ンドウ171に表示される。シーン変わり目が短時間で
発生する場合、サムネイル画像は、重ね合わせて表示さ
れる。再生される画像の表示が進むにつれて(時間が経
過するにしたがって)、サムネイル画像の表示位置は、
図中の右側から左側に移動する。
【0089】サムネイル画像のドラックなどにより、再
生されている画像と切り離して、静止画像表示ウィンド
ウ171に表示されるサムネイル画像のみをスクロール
する。サムネイル画像同士の距離は、シーンの変わり目
の時点の間の時間を常に反映し、変化しない。そして、
利用者は、静止画像表示ウィンドウ171に表示される
サムネイル画像により、所定の範囲のシーンの変わり目
を迅速に知ることができ、希望するシーンを直ぐにみる
ことができる。そこで、上述した「フィルムロール機
能」をジョグダイヤル4のスクロール、プッシュに対応
させ、スクロールによりフィルム部分を先送りしたり、
後戻しし、プッシュにより決定させる。このため、フィ
ルム部分を先送りしたり、後戻しして任意のポイントを
素早く決定でき、その地点から再生を開始でき、見たい
シーンを素早くジャンプして、効率よく映像を楽しめ
る。
【0090】次に、第4の具体例として、本件出願人が
先に出願した特願平11−108535号(特願平10
−321772号の国内優先出願)にかかる明細書及び
図面で開示した、デスクトップ上に付箋を表示し、時間
移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーショ
ンソフトに関する技術に適用してもよい。図30には、
時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケー
ションと、画像ブラウザのアプリケーションとの間で、
時刻による連携を行った場合の、表示画面例を示してい
る。この図30において、先に例えば上記時間移動可能
なデスクトップ環境を実現するアプリケーションによ
り、デスクトップ上で検索を行い、ある文字列やアイコ
ンがデスクトップ上に出現するまで時間移動していると
する。この例では、例えば「wearable」という文字列を
検索文字入力スペース125に入力し、時間移動可能な
デスクトップ環境を実現するアプリケーションによって
当該「wearable」という文字列を検索し、この「wearab
le」の文字列に関連した会議の時刻で使用していたアイ
コンや文字列等が時間移動可能デスクトップウィンドウ
200上に表示されたとする。なお、この例では、日時
表示部127の表示内容から判るように、1998年1
1月20日の金曜日(Fri)の15時に行われた会議
の際のデスクトップ環境がウィンドウ200上に表示さ
れている。
【0091】このように上記時間移動可能なデスクトッ
プ環境を実現するアプリケーションにより、「アプリケ
ーションの時刻」が決定すると、その時刻情報が画像ブ
ラウザに通知されることになる。
【0092】当該時刻情報を受け取った画像ブラウザ
は、当該時刻(会議の途中)の近傍で撮影された写真画
像をウィンドウ201上に表示する。なお、この例で
は、画像ファイルの作成時刻表示部203の表示内容か
ら判るように、1998年11月20日の16時に撮影
された写真画像がウィンドウ201に表示されている。
【0093】逆に、画像ブラウザを操作すると、その写
真画像が撮影された時点でのデスクトップの状態が再現
されることになる。したがって、当該写真画像に特別な
キャプション(説明)がついていなくても、どのような
状況でその写真が撮影されたのかが理解できることにな
る。
【0094】この技術に、本発明を適用することで、時
間移動可能デスクトップ200の時間移動操作をジョグ
ダイヤル4で操作することができる。ジョグダイヤルウ
ィンドウ90を時間移動可能デスクトップ200の右下
に表示し、スクロールに対応して過去、未来への時間移
動操作を行わせる。
【0095】その他のジョグダイヤル対応アプリケーシ
ョンの具体例(第5〜第11具体例)とその動作につい
て以下に簡単に説明する。第5の具体例としは、簡易ワ
ードプロセッサである、スマート・ライト(SmartWrit
e)(商標)がある。このスマート・ライトにおいて
は、ジョグダイヤル4をスクロール(回転)することに
よりスクロールアップ/ダウンしたり、プッシュするこ
とにより文書頭にジャンプすることをジョグダイヤルウ
ィンドウに表示する。
【0096】第6の具体例としては、スクリプトによ
る、アプリケーション自動実行ツールである、スマート
スクリプト(SmartScripu)エディタ(商標)がある。
このスマートスクリプトエディタにおいては、ジョグダ
イヤル4をスクロールすることによりステップ実行を進
め、再生時記録時にプッシュすると一時停止することを
ジョグダイヤルウィンドウに表示する。
【0097】第7の具体例としては、デジタルビデオ再
生・編集ツールである、DVゲート・モーション(gate
motion)(商標)がある。このDVゲート・モーショ
ンにおいては、ジョグダイヤル4をスクロールすること
により一時停止中のコマ送り、コマ戻しをし、プッシュ
することによりマークを行うことをジョグダイヤルウィ
ンドウに表示する。
【0098】第8の具体例としては、デジタルビデオ・
カメラの静止画・動画取り込みツールである、スマート
・キャプチャー(Smart Capture)(商標)がある。こ
のスマート・キャプチャーにおいては、ファインダー画
面上、スチルビューワー上、ムービープレーヤー上でス
クロール、プッシュ時の機能を異ならせる。上記図25
に示したステップS65での処理を通してアクティブベ
ートしたウィンドウの状態に応じて文字列を変更・表示
できるためである。ファインダー画面上では、スクロー
ルにより各エフェクトレベルの設定を行える。例えばホ
ワイトノイズを加える等のようなエフェクト時のレベル
の設定である。スチルビューワー上では、スクロールに
より表示される静止画の選択を行わせ、プッシュにより
メール用ソフト(メーラー)を起動させる。ここでのメ
ーラーは添付ファイルとして静止画像を用いるときに有
効である。ムービープレーヤー上では、スクロールによ
り表示される動画フレームの選択を行わせ、プッシュに
より前記したのと同じメーラーを起動させる。
【0099】第9の具体例としては、音楽関係再生ツー
ルであるメディアバー(MediaBar)(商標)がある。こ
のメディアバーではジョグダイヤルのスクロールによ
り、次曲・前曲の再生を選択させ、プッシュにより一時
停止させる。
【0100】第10の具体例としては、ジョグダイヤル
を使ってフォルダをブラウンジングするためのツールで
ある、ジョグダイヤルブラウザ(Jog Dial Browser)が
ある。ジョグダイヤルのスクロールによりリストを上下
させ、プッシュにより、選択したものがフォルダである
場合はフォルダの下のファイルリストを表示させ、デー
タ/プログラムである場合は実行させる。また、キャン
セルである場合は終了させる。さらにリターンである場
合には一つ上のフォルダのファイルリストを表示させ
る。
【0101】第11の具体例としては、ホットキー機能
として、輝度調節、音量調節、消音調節、LCD/VGA出力
設定、LCD/TV出力設定の、レベル変化、決定のために割
り当てられる。
【0102】上述した各具体例においては、ジョグダイ
ヤルのスクロール(回転)、プッシュ(押下)に、所定
の処理を対応させて実行させることができる。
【0103】ところで、既に、エンベデットコントロー
ラ68は電源スイッチ8がオフでOS54EがCPU5
1で起動していなくても、常時、ジョグダイヤル状態監
視プログラム70Eを実行し、ノート型パーソナルコン
ピュータ1に、専用のキーを設けなくとも、プログラマ
ブルパワーキー(PPK)機能を持たせ、例えば省電力
状態、あるいは電源オフ時に、ジョグダイヤル4をユー
ザが押すだけで好みのソフトウェアやスクリプトファイ
ルを起動できることについて簡単に触れたが以下、詳細
に説明する。
【0104】これはノート型パーソナルコンピュータの
ような電子機器が備える機能を、利用者のワンタッチ操
作により自動的に起動するための技術である。例えば、
ユーザがノート型パーソナルコンピュータにおいて電子
メールを即座に見たいという希望や、所望のアプリケー
ションを即座に起動したいという希望に沿うために有効
である。
【0105】従来は、ノート型パーソナルコンピュータ
の本体の側面部にプログラマブルパワーキー(PPK)
を設け、このPPKをユーザに操作させることで、所望
のアプリケーションを例えば省電力状態、あるいは電源
オフ時からいきなり起動させてきた。
【0106】本発明では、図31に示すような処理手順
によりパーソナルコンピュータが省電力状態、又は電源
オフ状態でも、ジョグダイヤルがプッシュされることに
より、所望のアプリケーションを即座に起動させること
ができる。
【0107】先ず、ステップS21において、図12の
ジョグダイヤル状態監視プログラム70Eが常時、ジョ
グダイヤル4が押されたかどうかを監視している。ここ
での処理は上記図13〜図15に示した処理と同様であ
る。そして、ステップS22でジョグダイヤルが押され
たと判断すると、RAM71の所定のレジスタにジョグ
ダイヤル押下フラグを立てておいて、電源管理プログラ
ムであるウェイクアッププログラム70Dに対し、ウェ
イクアップもしくはレジューム処理の実行を指示する。
すると、電源がオンとされ、ステップS23でOS54
Eが起動、もしくはレジュームされる。
【0108】次に、ステップS24でジョグダイヤルド
ライバ54Dがウェイクアップ要因をチェックし、ステ
ップS25でウェイクアップ要因がジョグダイヤル4の
押下によるものであった場合、ジョグダイヤル監視プロ
グラム54Cに対してジョグダイヤルウェイクアップが
起きたことを指示する。
【0109】これにより、ステップS26でジョグダイ
ヤル状態監視プログラム54Cがオートパイロットプロ
グラム54Bを起動し、例えば電子メールプログラム5
4Aにより電子メールを自動取り込みする。
【0110】そして、ステップS27で、図32に示す
処理のステップS94以降の処理に移る。図32のフロ
ーチャートのステップS91〜ステップS94までは上
記図31のステップS21〜ステップS26までの処理
を適宜まとめたものである。
【0111】そして、ステップS95で図12に示すC
PU51がメールサーバ78に対して、自分宛の着信メ
ールの有無を確認する。着信メールがあればステップS
96に進んで着信メール有りのフラグを立てて、ステッ
プS97で電子メールプログラムを終了させる。着信メ
ールがあった場合、LED制御プログラム70AがLE
D制御レジスタにメッセージランプMLを点灯するため
の点灯フラグを書き込み、これによりメッセージランプ
MLをステップS98において点灯する。次に、ステッ
プS99においてOS54Eを終了する。一方、ステッ
プS95において着信メールが無かった場合には、ステ
ップS97に進み、電子メールプログラム54A等を終
了させて、さらにステップS99に進み、OS54Eを
終了する。
【0112】次に、図33を参照して、さらにエンベデ
ットコントローラ68による処理及びCPU51による
処理について詳しく説明する。
【0113】図33において、ステップS100は、ウ
ェイクアッププログラム70Dにより実行され、ステッ
プS101,102,103,104,105は、ジョ
グダイヤル状態監視プログラム70Eが実行する。ま
た、ステップS112,S113は、LED制御プログ
ラム70Aが実行し、ステップS107〜ステップS1
16は、オートパイロットプログラム54Bが実行す
る。
【0114】また、ステップS100,101,10
2,103,104,105、112,113は、エン
ベデットコントローラ68の指令による処理であり、ス
テップS106〜ステップS116は、CPU51の指
令による処理である。
【0115】先ず、ステップS100において、エンベ
デットコントローラ68がウェイクアッププログラム7
0Dに基づいて設定時刻レジスタに設定された設定時刻
になったか否かを判断し、設定時刻になっている場合に
はステップS102に進む。そうではなく、設定時刻に
なっていない場合であって、ステップS101において
ジョグダイヤル4をユーザが押した場合には、ステップ
S102に移る。また、ステップS101においてジョ
グダイヤル4が押下されていない場合にはステップS1
05に移る。
【0116】ステップS102ではジョグダイヤル入力
ステイタスレジスタに対して操作フラグを“1”として
書き込む。次に、ステップS103において、省電力状
態かどうかをエンベデットコントローラ68が判断す
る。すなわち、CPU51等が省電力状態に保持されて
いる場合には、ステップS103−1に移り、レジュー
ム処理を実行する。そうでなく、省電力状態でないとき
には、ステップS104において、CPU51に対して
OS54Eへのブートアップ(立ち上げ)の指示を行
う。
【0117】上述したステップS101において、ジョ
グダイヤル4をユーザが押して、かつステップS105
において電源スイッチ8が押された場合にはやはりステ
ップS104において同様の指示を行う。
【0118】ステップS104又はステップS103−
1からステップS106に移ると、CPU51による処
理が始まる。ここで、上述したようにジョグダイヤル操
作フラグが立って“1”の状態において、ステップS1
06において、必要に応じてOS54Eのブートアップ
又はレジューム処理と、オートパイロットプログラム5
4Bのブートアップを行う。このブートアップとは起動
又は立ち上げ処理のことを言っている。
【0119】ステップS107において利用者が予め設
定したインターネットサービスプロバイダ77のアクセ
スポイントへのオートダイヤル処理をCPU51が指示
して、図12のモデム75、電話回線76を介して、プ
ロバイダ77のアクセスポイントへオートダイヤルを行
い、回線接続する。
【0120】ステップS108において、プロバイダ7
7側から要求されるタイミングでユーザ名(ユーザI
D)とパスワード等のアカウント送信を行う。CPU5
1がPPPによるダイヤルアップ接続確認をステップS
109において行うと、図12に示した電子メールプロ
グラム54AがステップS110において起動し、メー
ルサーバ78からクライアント側のパーソナルコンピュ
ータ1に対して電子メールの取得処理を実行する。自分
宛の着信メールが有る場合には、ステップS112に移
り、RAM71のLED制御レジスタに対してLED制
御プログラム70Aが点灯フラグの書き込みを行い、メ
ッセージランプMLの点灯表示を行う。
【0121】一方、ステップS111において自分宛の
着信メールがない場合においては、電子メールプログラ
ム54Aを、ステップS114において終了し、ステッ
プS115でプロバイダ77とのPPP接続を切断して
ステップS116でOS54Eの終了処理を実行する。
【0122】このようにジョグダイヤル状態監視プログ
ラム70Eを備えたエンベデットコントローラ68は、
ユーザによりジョグダイヤル4が押されるかどうかを常
時監視しており、ユーザはジョグダイヤル4を押すだけ
で、自動的に電子メールの取得のための操作を行うこと
ができる。すなわち、ユーザはジョグダイヤル4を押す
ことにより、電子メールの着信メール取得機能を自動的
に立ち上げることができる。
【0123】ところで、ジョグダイヤルの押下によるワ
ンタッチ操作に対応させて即座に立ち上がる機能として
は以下の具体的機能も考えられる。
【0124】先ず、第1の具体的機能としてはBGM起
動機能がある。ジョグダイヤルの押下により、電源が入
り、OS54Eが立ち上がった後、即座にオーディオプ
レーヤアプリケーションを立ち上げ、予めHDD内に格
納した数曲〜数千曲分のMIDIファイルを順次ランダ
ムに再生することにより、BGMを自動再生する機能で
ある。
【0125】第2の具体的機能としては手書きメモ起動
機能がある。ジョグダイヤルの押下により、電源が入
り、OS54Eが立ち上がった後、即座にポインティン
グデバイスとしてのタッチパッド6を絶対座標検出モー
ドに設定した後、描画アプリケーションを立ち上げて、
手書きメモの入力可能状態とする機能である。
【0126】第3の具体的機能としてはスケジューラ機
能がある。ジョグダイヤルの押下により、電源が入り、
OS54Eが立ち上がった後、スケジュールソフトウェ
アを起動し、例えば今週の週間一覧ページを開く機能で
ある。
【0127】第4の具体的機能としてはディジタルスチ
ルカメラ(DSC)連動機能がある。DSCの電源をオ
ンしIrDA(赤外線データ)通信が可能な状態にして側に
置く。ジョグダイヤルの押下により、電源が入り、OS
54Eが立ち上がった後、通信ソフトウェアを起動し、
DSCと接続し、DSC内部に保存されている画像デー
タをHDDに取り込む機能である。
【0128】第5の具体的機能としては2台以上のコン
ピュータを同期して立ち上げる機能がある。他のコンピ
ュータとのデータ交換を目的とする。2台のコンピュー
タをパラレルケーブル等で相互に接続し、双方のジョグ
ダイヤルを押すことにより、電源が入り、OS54Eが
立ち上がった後、ケーブル接続機能により接続し、指定
のフォルダ内のファイルをタイムスタンプを見て、新し
い方から古い方へのファイルシンクロナイズを行う機能
である。
【0129】第6の具体的機能としてはIrDAシンクロ機
能がある。他のコンピュータとのデータ交換を目的とす
る。2台のコンピュータをIrDA送受信部が相互に向き合
うように配置し、双方のジョグダイヤルを押すことによ
り、電源が入り、OS54Eが立ち上がった後、ケーブ
ル接続機能により接続し、指定のフォルダ内のファイル
をタイムスタンプを見て、新しい方から古い方へのファ
イルシンクロナイズを行う機能である。
【0130】第7の具体的機能としてはパニック対応機
能がある。ジョグダイヤルの押下により、現在表示中の
画面とは異なる画面を表示させる機能である。異なる画
像とは例えば「表計算ソフトウェアで、原価計算をして
いる際のスクリーンショット」などの画像である。
【0131】第8の具体的機能としてはセキュリティ対
応機能がある。ジョグダイヤルの押下により、パスワー
ドロックをかけて不在時等に他人に端末を不正操作され
ないようガードする機能である。正規の利用者は、あら
かじめ登録したパスワードを入力することでアンロック
できる。
【0132】第9の具体的機能としてはインターネット
対応機能がある。ジョグダイヤルの押下により、電源が
入り、OS54Eが立ち上がった後、PPPでダイヤル
アップ接続し、WWWブラウザを起動し、指定URLペ
ージを表示する機能である。
【0133】第10の具体的機能としては店頭デモンス
トレーション機能がある。店頭での展示品に使用した場
合の応用例である。ジョグダイヤルの押下により、電源
が入り、OS54Eが立ち上がった後、店頭デモンスト
レーション用のソフトウェアを起動し、商品の特徴など
を説明する機能である。
【0134】第11の具体的機能としたはインクワード
プロセッサ対応機能がある。ジョグダイヤルの押下によ
り、電源が入り、OS54Eが立ち上がった後、インク
ワードプロセッサソフトウェアを起動し、タッチパッド
を絶対値モードに切り替え、直ちにペン入力できる状態
にする機能である。
【0135】第12の具体的機能としては手書き文字認
識対応機能がある。通常はキーボードを用いて入力を行
う装置に置いて有効である。ジョグダイヤルの押下によ
り、電源が入り、OS54Eが立ち上がった後、文字認
識ソフトウェアを起動し、タッチパッドを絶対値モード
に切り替えて、手書き文字を入力できるようにする機能
である。
【0136】第13の具体的機能としてはFAXメモ対
応機能がある。ジョグダイヤルの押下により、電源が入
り、OS54Eが立ち上がった後、ファクシミリソフト
ウェアを起動し、キーボードあるいは手書き入力により
入力した文字・イラスト等をFAX送信する機能であ
る。
【0137】第14の具体的機能としてはサイレント対
応機能がある。ジョグダイヤルの押下により、電源が入
り、サウンド機能をオフにしてOS54Eを立ち上げる
機能である。会議中等、音を発すると迷惑となる状況に
おいて使用する。
【0138】このように、ジョグダイヤルにワンタッチ
操作機能を備えることにより、本発明では特にPPK等
を設けなくても、本体電源オフ又は省電力モード時の状
態から予め設定されたアプリケーションの起動や、予め
設定された動作に至る一連の動作開始の指示を可能とし
た。
【0139】ところで、上記図16を用いて、現在アク
ティベートなアプリケーションが無いときにはランチャ
ー動作状態になり、現在アクティベートなアプリケーシ
ョンが有るときにはイベント動作状態になることを既に
簡単に説明したが、以下図34、図36、図37を用い
て詳細に説明する。
【0140】上記図16のステップS33では、アクテ
ィブなアプリケーションがないか有るかを判断し、無い
場合はランチャー動作に、アクティブなアプリケーショ
ンがある場合はイベント動作に進んだ。このランチャー
動作のフローチャートを図34に示す。また、ジョグダ
イヤルのランチャー動作時のウィンドウ(ユーザインタ
ーフェースUI)の具体例を図35の(b)に示す。図
34のステップS41では、ランチャー状態UIをウィ
ンドウ上に表示する。ステップS42ではジョグダイヤ
ルの操作(上下へのスクロール、押下)に応じてラウン
チするアプリケーションのリストを表示し、起動を行
う。図36にはOSが起動された直後のウィンドウ10
0上に、ランチャー動作となったときのジョグダイヤル
ウィンドウ90を表示した様子を示す。
【0141】ここで、図35の(b)に示す表示で電子
メールが選択されたときにはステップS43で図32の
ステップS94以降の処理を行う。
【0142】上記図16のステップS33でアクティブ
なアプリケーションが有る場合には、図37に示すイベ
ント動作が行われる。既にアプリケーションにはジョグ
ダイヤル対応のものと非対応のものがあり、対応アプリ
ケーションについては詳細に説明した。対応/非対応の
区別はステップS52及び53で行う。先ず、ステップ
S51では、イベント動作を行うUIをウィンドウ上に
表示する。
【0143】そして、ステップS52でアクティブなア
プリケーションが予め登録されてあった、ジョグダイヤ
ル対応アプリケーションかどうかをチェックし、ステッ
プS53で判断を下す。ステップS53でジョグダイヤ
ル対応アプリケーションであると判断すればステップS
54に進みジョグダイヤル固有なメッセージ通知を、上
記図14に示した手順で行い、上記図26や図35の
(a)に示すようなジョグダイヤルウィンドウ90を表
示する。一方、ジョグダイヤル非対応アプリケーション
であるとステップS53で判断すると、ステップS55
に進み標準メッセージ通知を行い、例えば図35の
(c)に示すようなジョグダイヤルウィンドウ90を表
示する。
【0144】図38には上記ステップS55での標準メ
ッセージ通知、すなわち、ジョグダイヤル非対応アプリ
ケーションのイベント通知手順を示す。
【0145】ステップS71でジョグダイヤルが回転さ
れたか否かを判断し、回転されたのであれば、ステップ
S72に進んで、設定がスクロール機能であるのか否か
を判断する。スクロール機能であれば、ステップS73
に進んで、スクロールイベントを送出する。つまり、図
35の(c)に示すようにジョグダイヤルウィンドウ9
0にスクロール機能と表示し、スクロール上方向、スク
ロール下方向を案内する。ジョグダイヤルを回転するこ
とで、アクティブウィンドウのスクロールバーを上下に
スクロールしたのと同じ動作を行う。ステップS72で
設定がスクロールでないとなれば、ステップS74に進
んで、ジョグダイヤルを回転することで、←→キーを押
下したことをエミュートする。これらステップS73及
びステップS74では、それぞれ後述するジョグダイヤ
ル設定画面で、矢印キー機能とすること、スクロール機
能に割り当てることが可能である。
【0146】ステップS74でジョグダイヤルが回転さ
れたのではなく、押下されたと判断するとステップS7
5に進み、コントロールキー(Ctrl Key)も押下された
のか否かを判断する。ここでコントロールキーも押下さ
れたと判断すれば、ステップS76に進み、アクティブ
ウィンドウのアクティブをキャンセルし、既に説明した
ランチャー状態に遷移する。一方、ステップS75でコ
ントロールキーは押下されていない判断すると、ステッ
プS78に進み、ジョグダイヤルの押下と共に、オルト
キー(Alt Key)が押下されたかを判断する。ここで、
オルトキーが押下されたのであれば、ステップS77に
進んで、ウィンドウを最小化する。
【0147】ステップS78でオルトキーが押下されて
いないと判断すると、ステップS79に進んで、ジョグ
ダイヤルと共にシフトキー(Shift Key)が押下された
のかを判断する。ここでシフトキーが押下されたと判断
すればステップS80に進んで、アクティブウィンドウ
を終了する。一方、ステップS79でシフトキーが押下
されていないと判断すれば、ステップS81に進んで、
ウィンドウを最大化する。
【0148】以上がジョグダイヤル非対応アプリケーシ
ョンがアクティブとされたときのジョグダイヤルのイベ
ント通知処理である。
【0149】次に、ジョグダイヤルの設定について説明
する。ジョグダイヤルウィンドウ90の「set up」ボタ
ンの操作により図39に示すジョグダイヤル設定画面3
00に移行できる。そして、例えば、ランチャー機能か
ら起動するアプリケーションリストに、アプリケーショ
ンを登録できる。ソフトウェアの登録領域301を選択
し、所望のアプリケーションにジョグダイヤルマークを
付すことで設定登録となる。その後、OKボタンをクリ
ックすれば設定登録完了となる。また、このソフトウェ
アの登録領域301でジョグダイヤルによる上記PPK
機能における、起動アプリケーションもジョグダイヤル
マークにPを付すことで登録できる。また、同様にタイ
マー自動起動における、起動アプリケーションも時計マ
ークを付すことで登録できる。その際、以下の項目を設
定できる。時刻設定を一回だけ起動するか、毎週単位で
起動し、起動後、サスペンド・ハイバネーション状態に
遷移する。
【0150】また、ジョグダイヤル設定画面300での
設定操作により、ジョグダイヤルの操作に対応する機能
割当を自在にカスタマイズ可能としている。図40を用
いて説明する。
【0151】先ず、ジョグダイヤルの回転方向に対する
イベント種類を設定する。ジョグダイヤル設定画面30
0のジョグダイヤル詳細設定領域303を選択し、ジョ
グダイヤル回転方向設定部304にてジョグダイヤルが
回転したときに上方向に動作するか下方向に動作するか
を設定する。
【0152】次に、ジョグダイヤル非対応アプリケーシ
ョンに対するスクロール機能、矢印キー機能を設定す
る。ジョグダイヤル設定画面300のジョグダイヤル詳
細設定領域303を選択し、ジョグダイヤル非対応ソフ
トへの対応部305にて、ジョグダイヤルに非対応のソ
フトウェアがアクティブになったときのジョグダイヤル
の動作を設定する。ここでは、「スクロール機能に切り
替える。」「矢印キー機能に切り替える。」を選択でき
る。
【0153】次に、ジョグダイヤルを操作したときの効
果音、ジョグダイヤルサウンドのWave fileを設定す
る。ジョグダイヤル設定画面300のジョグダイヤル詳
細設定領域303を選択し、効果音の設定部306に
て、ジョグダイヤルの回転時に効果音を使用するか否か
を選択し、使用する場合にはWave fileを設定する。登
録されている各ファイルの名称については参照ボタンを
クリックすれば参照できる。同様に、ジョグダイヤルを
押したときに効果音を使用するか否かを選択し、使用す
る場合にはWave fileを設定する。ここでも登録されて
いる各ファイルの名称については参照ボタンをクリック
すれば参照できる。
【0154】なお、ジョグダイヤルに上述したような処
理を行うためのプログラムをユーザに提供する提供媒体
としては、磁気ディスク、CD−ROM、固体メモリな
どの記録媒体の他、ネットワーク、衛星などの通信媒
体、及びこれらの通信媒体を介して提供されるプログラ
ムを転送もしくは受信するルーターやモデム等の各種イ
ンターフェースで実現してもよく、本願明細書における
媒体とは、これら全ての媒体を含め広義の概念を意味す
るものである。
【0155】
【発明の効果】本発明に係る入力検出装置及び方法、並
びに媒体によれば、例えばジョグダイヤルによる入力を
簡単に検出することができる。
【0156】また、本発明に係る情報処理装置及び方
法、並びに媒体によれば、例えばジョグダイヤル等の簡
単な操作により複数のメニューの中から所望の処理を実
行させることができる他、ユーザに現在ジョグダイヤル
を操作することで何を行えるかを知らせることができ、
ユーザインターフェースを向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したノート型パーソナルコンピュ
ータの外観斜視図である。
【図2】上記図1に示したノート型パーソナルコンピュ
ータの本体の平面図である。
【図3】本発明の要部となるジョグダイヤル付近の拡大
図である。
【図4】上記本体のジョグダイヤル側の側面図である。
【図5】上記ジョグダイヤルの外観斜視図である。
【図6】上記図5に示したジョグダイヤルの要部となる
接点取付基板の斜視図である。
【図7】上記ジョグダイヤルの正面断面図である。
【図8】上記ジョグダイヤルの側面断面図である。
【図9】上記ジョグダイヤルの使用機器への装着状態を
示す使用機器の側面図である。
【図10】上記ジョグダイヤルを構成する回転型エンコ
ーダ部を説明するための一部破断の上面図である。
【図11】上記ジョグダイヤルのプッシュスイッチ部を
説明するための上面図である。
【図12】上記図1に外観を示したノート型パーソナル
コンピュータの電気的回路図である。
【図13】上記ジョグダイヤルの回転型エンコーダ部の
状態を回転検出部を経てエンベデットコントローラが監
視しているハード構成を示す図である。
【図14】エンベデットコントローラがジョグダイヤル
状態監視プログラムを実行したときのフローチャートで
ある。
【図15】上記図13における回転検出部の動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図16】電源スイッチがオンされた後に、ノート型コ
ンピュータのCPUが実行するジョグダイヤル状態監視
プログラムを説明するためのフローチャートである。
【図17】ジョグダイヤルメニューの表示例を示す図で
ある。
【図18】ジョグダイヤルメニューの他の表示例を示す
図である。
【図19】ジョグダイヤルメニューの他の表示例を示す
図である。
【図20】サブメニューの表示例を示す図である。
【図21】サブメニューの他の表示例を示す図である。
【図22】地図を表示するアプリケーションプログラム
による表示例を示す図である。
【図23】上記地図を表示するアプリケーションプログ
ラムによる他の表示例を示す図である。
【図24】編集画面を表示するアプリケーションプログ
ラムによる表示例を示す図である。
【図25】ジョグダイヤル対応型のアプリケーションが
CPUで実行されるジョグダイヤル状態監視プログラム
に対して行う通知処理を説明するためのフローチャート
である。
【図26】ジョグダイヤルメニューの表示をアプリケー
ション固有の表示にした具体例を示す図である。
【図27】ジョグダイヤル対応アプリケーションの第1
の具体例のウィンドウ表示例を示す図である。
【図28】ジョグダイヤル対応アプリケーションの第2
の具体例のウィンドウ表示例を示す図である。
【図29】ジョグダイヤル対応アプリケーションの第3
の具体例のウィンドウ表示例を示す図である。
【図30】ジョグダイヤル対応アプリケーションの第4
の具体例のウィンドウ表示例を示す図である。
【図31】ノート型パーソナルコンピュータが省電力状
態、又は電源オフ状態でも、ジョグダイヤルがプッシュ
されることにより、所望のアプリケーションを即座に起
動させる処理手順を示すフローチャートである。
【図32】ノート型パーソナルコンピュータが省電力状
態、又は電源オフ状態でも、ジョグダイヤルがプッシュ
されることにより、電子メールアプリケーションを即座
に起動させる処理手順を示すフローチャートである。
【図33】上記図32のフローチャートの処理をさらに
詳細に説明するためのフローチャートである。
【図34】ランチャー動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図35】ジョグダイヤルウィンドウのガイド状態、ラ
ンチャー状態の具体例を示す図である。
【図36】OSが起動された直後のウィンドウ上に、ラ
ンチャー状態を示すジョグダイヤルウィンドウの具体例
の図である。
【図37】イベント動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図38】ジョグダイヤル非対応アプリケーションのイ
ベント通知手順を示すフローチャートである。
【図39】ジョグダイヤルの設定について、特にランチ
ャー機能から起動するアプリケーションリストに、アプ
リケーションを登録する様子を示す図である。
【図40】ジョグダイヤルの設定について、特にジョグ
ダイヤルの操作に対応する機能割当を自在にカスタマイ
ズ可能としている様子を示す図である。
【符号の説明】
1 ノート型パーソナルコンピュータ、2 本体、3
表示部、4 ジョグダイヤル、5 キーボード、6 タ
ッチパッド、7 LCD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 淳 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 河野 徹也 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 長谷川 踏太 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 石井 裕一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 上野 吉史 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のパルスの変化量を得る第1の変化
    量検知手段と、 第2のパルスの変化量を得る第2の変化量検知手段と、 上記第1の変化量検知手段と第2の変化量検知手段の出
    力の差分を得る差分演算手段と、 所定のスイッチの操作を検出するスイッチ検出手段とを
    有し、 上記スイッチ検出手段が上記所定のスイッチが操作され
    たことを検出した場合および/または上記差分演算手段
    の出力が零でない場合には所定の信号を発生することを
    特徴とする入力検出装置。
  2. 【請求項2】 第1の状態及び第2の状態に基づいた第
    1のパルス及び第2のパルスを上記第1の変化量検知手
    段及び第2の変化量検知手段に入力する入力手段を備え
    ることを特徴とする請求項1記載の入力検出装置。
  3. 【請求項3】 回転方向に応じて位相が変わる複数のパ
    ルス列を発生するパルス列発生手段を備え、上記入力手
    段は上記パルス列発生手段から供給される複数のパルス
    列の位相の変化に基づいて上記第1のパルス又は第2の
    パルスを生成することを特徴とする請求項2記載の入力
    検出装置。
  4. 【請求項4】 上記スイッチ検出手段が操作を検出する
    上記所定のスイッチは、上記パルス列発生手段の一方向
    への移動を検出することを特徴とする請求項3記載の入
    力検出装置。
  5. 【請求項5】 第1のパルスの変化量を得る第1の変化
    量検知ステップと、 第2のパルスの変化量を得る第2の変化量検知ステップ
    と、 上記第1の変化量検知ステップと第2の変化量検知ステ
    ップの出力の差分を得る差分演算ステップと、 所定のスイッチの操作を検出するスイッチ検出ステップ
    とを有し、 上記スイッチ検出ステップが上記所定のスイッチが操作
    されたことを検出した場合および/または上記差分演算
    ステップの出力が零でない場合には所定の信号を発生す
    ることを特徴とする入力検出方法。
  6. 【請求項6】 上記第1の変化量検知ステップ及び第2
    の変化量検知ステップは、第1の状態及び第2の状態に
    基づいた第1のパルス及び第2のパルスを入力すること
    を特徴とする請求項5記載の入力検出方法。
  7. 【請求項7】 上記第1のパルス又は第2のパルスは、
    回転方向に応じて位相が変わる複数のパルス列の位相の
    変化に基づいて生成されることを特徴とする請求項6記
    載の入力検出方法。
  8. 【請求項8】 上記スイッチ検出ステップが操作を検出
    する上記所定のスイッチは、上記複数のパルス列を発生
    するパルス列発生手段の一方向への移動を検出すること
    を特徴とする請求項7記載の入力検出方法。
  9. 【請求項9】 第1のパルスの変化量を得る第1の変化
    量検知ステップと、 第2のパルスの変化量を得る第2の変化量検知ステップ
    と、 上記第1の変化量検知ステップと第2の変化量検知ステ
    ップの出力の差分を得る差分演算ステップと、 所定のスイッチの操作を検出するスイッチ検出ステップ
    とを有し、 上記スイッチ検出ステップが上記所定のスイッチが操作
    されたことを検出した場合および/または上記差分演算
    ステップの出力が零でない場合には所定の信号を発生す
    る、コンピュータが読み取り可能なプログラムを格納し
    ていることを特徴とする媒体。
  10. 【請求項10】 回転操作に対応する第1の操作部と一
    方向への移動操作に対応する第2の操作部とを有する操
    作手段に基づいた情報処理を行う情報処理装置におい
    て、 上記操作手段の第1の操作部の回転方向に応じて位相が
    変わるパルス列を発生するパルス列発生手段と、 上記パルス列発生手段から供給される複数のパルス列の
    位相の変化に基づいて上記第1の操作部の回転状態を検
    出し、第1のパルス又は第2のパルスを生成する回転検
    出手段と、 上記第1のパルスの変化量を検知する第1の変化量検知
    手段と、 上記第2のパルスの変化量を検知する第2の変化量検知
    手段と、 上記第1の変化量検知手段と第2の変化量検知手段の出
    力の差分を得る差分演算手段と、 上記操作手段の第2の操作部の一方向への移動を検出す
    るスイッチ検出手段と、 上記スイッチ検出手段が上記第2の操作部が一方向へ移
    動されたことを検出した場合および/または上記差分演
    算手段の出力が零でない場合には、上記操作手段に基づ
    いた操作ウィンドウを、アプリケーションプログラムの
    状態に応じて少なくとも二つのモードで切り換えて表示
    する制御手段と を備えることを特徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】 上記二つのモードは、アクティブとさ
    れたアプリケーションプログラムの操作をガイドするガ
    イド状態と、アクティブとされたアプリケーションプロ
    グラムがないときに被選択アプリケーションプログラム
    をランチャーするランチャー状態を示すモードであるこ
    とを特徴とする請求項10記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 上記制御手段は、アクティブとされた
    アプリケーションプログラムが上記操作手段に対応して
    いるときに、そのアプリケーションプログラムからの通
    知によりアプリケーション固有の操作ガイドを上記操作
    ウィンドウに表示することを特徴とする請求項11記載
    の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 上記制御手段は、アクティブとされた
    アプリケーションプログラムが上記操作手段に対応して
    いないとき、予め設定された所定の動作を上記操作ウィ
    ンドウに表示し、その表示に応じた動作を行うことを特
    徴とする請求項11記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 回転操作に対応する第1の操作部と一
    方向への移動操作に対応する第2の操作部とを有する操
    作手段に基づいた情報処理を行うための情報処理方法に
    おいて、 上記操作手段の第1の操作部の回転方向に応じて位相が
    変わるパルス列を発生するパルス列発生ステップと、 上記パルス列発生ステップから供給される複数のパルス
    列の位相の変化に基づいて上記第1の操作部の回転状態
    を検出し、第1のパルス又は第2のパルスを生成する回
    転検出ステップと、 上記第1のパルスの変化量を検知する第1の変化量検知
    ステップと、 上記第2のパルスの変化量を検知する第2の変化量検知
    ステップと、 上記第1の変化量検知ステップと第2の変化量検知ステ
    ップの出力の差分を得る差分演算ステップと、 上記操作手段の第2の操作部の一方向への移動を検出す
    るスイッチ検出ステップと、 上記スイッチ検出ステップが上記第2の操作部の一方向
    への移動を検出した場合および/または上記差分演算ス
    テップの出力が零でない場合には、上記操作手段に基づ
    いた操作ウィンドウを、アプリケーションプログラムの
    状態に応じて少なくとも二つのモードで切り換えて表示
    する表示ステップとを備えることを特徴とする情報処理
    方法。
  15. 【請求項15】 上記二つのモードは、アクティブとさ
    れたアプリケーションプログラムの操作をガイドするガ
    イド状態と、アクティブとされたアプリケーションプロ
    グラムがないときに被選択アプリケーションプログラム
    をランチャーするランチャー状態を示すモードであるこ
    とを特徴とする請求項14記載の情報処理方法。
  16. 【請求項16】 上記表示ステップは、アクティブとさ
    れたアプリケーションプログラムが上記操作手段に対応
    しているときに、そのアプリケーションプログラムから
    の通知によりアプリケーション固有の操作ガイドを上記
    操作ウィンドウに表示することを特徴とする請求項15
    記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 上記表示ステップは、アクティブとさ
    れたアプリケーションプログラムが上記操作手段に対応
    していないとき、予め設定された所定の項目を上記操作
    ウィンドウに表示することを特徴とする請求項15記載
    の情報処理方法。
  18. 【請求項18】 回転操作に対応する第1の操作部と一
    方向への移動操作に対応する第2の操作部とを有する操
    作手段に基づいた情報処理を行うための情報処理プログ
    ラムを格納している媒体において、 上記操作手段の第1の操作部の回転方向に応じて位相が
    変わるパルス列を発生するパルス列発生ステップと、 上記パルス列発生ステップから供給される複数のパルス
    列の位相の変化に基づいて上記第1の操作部の回転状態
    を検出し、第1のパルス又は第2のパルスを生成する回
    転検出ステップと、 上記第1のパルスの変化量を検知する第1の変化量検知
    ステップと、 上記第2のパルスの変化量を検知する第2の変化量検知
    ステップと、 上記第1の変化量検知ステップと第2の変化量検知ステ
    ップの出力の差分を得る差分演算ステップと、 上記操作手段の第2の操作部の一方向への移動を検出す
    るスイッチ検出ステップと、 上記スイッチ検出ステップが上記第2の操作部の一方向
    への移動を検出した場合および/または上記差分演算ス
    テップの出力が零でない場合には、上記操作手段に基づ
    いた操作ウィンドウを、アプリケーションプログラムの
    状態に応じて少なくとも二つのモードで切り換えて表示
    する表示ステップとを備える情報処理プログラムを格納
    していることを特徴とする媒体。
JP2000381005A 2000-12-14 2000-12-14 情報処理装置及び方法、並びに記録媒体 Expired - Fee Related JP4325106B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000381005A JP4325106B2 (ja) 2000-12-14 2000-12-14 情報処理装置及び方法、並びに記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000381005A JP4325106B2 (ja) 2000-12-14 2000-12-14 情報処理装置及び方法、並びに記録媒体

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13336799A Division JP4325015B2 (ja) 1999-05-13 1999-05-13 情報処理装置及び方法、並びに記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001202188A true JP2001202188A (ja) 2001-07-27
JP4325106B2 JP4325106B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=18849094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000381005A Expired - Fee Related JP4325106B2 (ja) 2000-12-14 2000-12-14 情報処理装置及び方法、並びに記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4325106B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7420544B2 (en) 2001-09-07 2008-09-02 Sony Corporation Information processing apparatus and information processing method
JP2010277319A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Tokai Rika Co Ltd 操作方法提示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7420544B2 (en) 2001-09-07 2008-09-02 Sony Corporation Information processing apparatus and information processing method
JP2010277319A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Tokai Rika Co Ltd 操作方法提示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4325106B2 (ja) 2009-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100726693B1 (ko) 정보 처리 방법 및 장치
KR100709904B1 (ko) 정보 처리 장치, 정보 처리 방법 및 정보 제공 매체
US7296242B2 (en) Information processing apparatus and method and program and program storage medium
US7320112B2 (en) Information processing apparatus and method, and information processing program
JP2003248544A (ja) グラフィカルユーザインターフェース、情報処理装置の操作方法、情報処理装置、並びにプログラム
US7007246B2 (en) Information input device, operation method for information processing device, information processing device, recording medium and program
US20030153992A1 (en) Information processing device, information processing system, information processing method, and information processing program
JP2001056741A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム格納媒体
JP4395919B2 (ja) 情報記録装置及び方法、並びに記録媒体
JP2001075995A (ja) 情報処理装置及び方法、媒体
JP4325106B2 (ja) 情報処理装置及び方法、並びに記録媒体
JP2000322183A (ja) 情報処理装置及び方法、並びに媒体
JP4389382B2 (ja) 情報記録装置及び方法、並びに記録媒体
JP4325015B2 (ja) 情報処理装置及び方法、並びに記録媒体
JP4284775B2 (ja) 情報処理装置及び方法、媒体
JP2001075699A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム格納媒体
JP2002123361A (ja) 遠隔操作装置、情報処理システム及び情報処理方法、並びにプログラムを記録した媒体
JP2001092584A (ja) 入力装置、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム格納媒体
JP2001075703A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム格納媒体
JP2001075711A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム格納媒体
KR100871296B1 (ko) 단말기 인터페이스 최적화 방법 및 시스템
JP2001075702A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム格納媒体
JP2003248537A (ja) グラフィカルユーザインターフェース、情報処理装置の操作方法、情報処理装置、並びにプログラム
JP2003248547A (ja) 情報処理装置の入力デバイス、情報処理装置の操作方法、情報処理装置、並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090519

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090601

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees