JP2001202091A - エンタテインメントシステム、エンタテインメント装置、記録媒体及びプログラム - Google Patents

エンタテインメントシステム、エンタテインメント装置、記録媒体及びプログラム

Info

Publication number
JP2001202091A
JP2001202091A JP2000306773A JP2000306773A JP2001202091A JP 2001202091 A JP2001202091 A JP 2001202091A JP 2000306773 A JP2000306773 A JP 2000306773A JP 2000306773 A JP2000306773 A JP 2000306773A JP 2001202091 A JP2001202091 A JP 2001202091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio data
entertainment
sound
extracted
reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000306773A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Fujisawa
孝史 藤澤
Naoto Nakai
直人 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Interactive Entertainment Inc
Original Assignee
Sony Computer Entertainment Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Computer Entertainment Inc filed Critical Sony Computer Entertainment Inc
Priority to JP2000306773A priority Critical patent/JP2001202091A/ja
Publication of JP2001202091A publication Critical patent/JP2001202091A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】音楽用CDやネットワークを介して取り込んだ
音声データをエンタテインメント装置の音源として使用
できるようにして、ビデオゲームに音楽上の面白みを加
えるようにする。 【解決手段】音楽用CDから取り込んだ音声データのう
ち、抽出した音声データを、エンタテインメント装置の
音源の1つとして登録する音声データ処理手段200を
有して構成し、該音声データ処理手段200は、光ディ
スク装置70を通じて取り込まれた音声データのうち、
操作装置からの操作入力に基づいて、任意の音声データ
をサンプリングする音声サンプリング処理手段216
と、サンプリングされた音声データをエンタテインメン
ト装置の音源の1つとして登録するサンプルデータ登録
手段226とを有して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種プログラムを
実行するエンタテインメント装置に接続され、使用者に
よる操作要求を前記エンタテインメント装置に入力する
少なくとも1つの操作装置を有するエンタテインメント
システムと、各種プログラムを実行するエンタテインメ
ント装置と、前記エンタテインメントシステムにて使用
されるプログラムやデータが記録された記録媒体と、プ
ログラム自体に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオゲーム機を含むエンタテインメン
ト装置のような情報機器(エンタテインメントシステ
ム)として、例えばCD−ROM等の記録媒体に格納さ
れたゲーム内容をテレビジョン受像機の画面上に表示さ
せながら、操作装置で操作してゲームを進行させるもの
がある。
【0003】このエンタテインメントシステムにおける
エンタテインメント装置と操作装置との間は、通常、シ
リアルインターフェースで接続され、エンタテインメン
ト装置からクロックが送られると、そのクロックに同期
して操作装置から使用者の操作に対応したキースイッチ
情報等を送るようになっている。
【0004】また、最近では、操作装置内に外部(例え
ばエンタテインメント装置)からの要求によって使用者
に振動を与える振動発生手段を設けるようにして、例え
ばゲームの進行中において、使用者の操作に応答するよ
うに種々の振動を使用者に与えるようにしたシステムが
開発され、実用化に至っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なエンタテインメントシステムを使ってビデオゲームを
行う場合、ほとんどのビデオゲームは、予め決められた
音源を使用してBGM等を出力するようにしている。
【0006】この場合に、音楽用CD(コンパクトディ
スク)やネットワークを介して取り込んだ音声データを
音源として使用できれば、更にビデオゲームとして使用
される音楽の幅を広げることができ、面白みが増すと思
われる。
【0007】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、音楽用CDやネットワークを介して取り
込んだ音声データをエンタテインメント装置の音源とし
て使用することができ、ビデオゲームに音楽上の面白み
を加えることができるエンタテインメントシステム、エ
ンタテインメント装置、記録媒体及びプログラムを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエンタテイ
ンメントシステムは、各種プログラムを実行するエンタ
テインメント装置と、使用者による操作要求を前記エン
タテインメント装置に入力する少なくとも1つの操作装
置と、多数の音源のうち、供給された音声出力指令に基
づく必要な音源を選択して出力する音声出力手段と、前
記エンタテインメント装置から出力された画像を表示す
る表示装置とを有するエンタテインメントシステムにお
いて、外部から取り込んだ音声データのうち、抽出した
音声データを前記エンタテインメント装置の音源の1つ
として登録する音声データ処理手段を有することを特徴
とする。
【0009】また、本発明に係るエンタテインメント装
置は、少なくとも使用者による操作要求を出力する操作
装置と、画像を表示するための表示装置と、多数の音源
のうち、供給された音声出力指令に基づく必要な音源を
選択して出力する音声出力手段とが接続可能とされたエ
ンタテインメント装置において、外部から取り込んだ音
声データのうち、抽出した音声データを前記音源の1つ
として登録する音声データ処理手段を有することを特徴
とする。
【0010】また、本発明に係る記録媒体は、各種プロ
グラムを実行するエンタテインメント装置と、使用者に
よる操作要求を前記エンタテインメント装置に入力する
少なくとも1つの操作装置と、多数の音源のうち、供給
された音声出力指令に基づく必要な音源を選択して出力
する音声出力手段と、前記エンタテインメント装置から
出力された画像を表示する表示装置とを有するエンタテ
インメントシステムで使用されるプログラムやデータが
記録された記録媒体において、前記プログラムは、外部
から取り込んだ音声データのうち、抽出した音声データ
を前記エンタテインメント装置の音源の1つとして登録
する音声データ処理ステップを有することを特徴とす
る。
【0011】また、本発明に係るプログラムは、各種プ
ログラムを実行するエンタテインメント装置と、使用者
による操作要求を前記エンタテインメント装置に入力す
る少なくとも1つの操作装置と、多数の音源のうち、供
給された音声出力指令に基づく必要な音源を選択して出
力する音声出力手段と、前記エンタテインメント装置か
ら出力された画像を表示する表示装置とを有するエンタ
テインメントシステムで使用され、コンピュータにて読
み取り、実行可能なプログラムにおいて、外部から取り
込んだ音声データのうち、抽出した音声データを前記エ
ンタテインメント装置の音源の1つとして登録する音声
データ処理ステップを有することを特徴とする。
【0012】これにより、音楽用CD(コンパクトディ
スク)やネットワークを介して取り込んだ音声データを
エンタテインメント装置の音源として使用することがで
き、ビデオゲームに音楽上の面白みを加えることができ
る。
【0013】そして、前記音声データ処理手段(ステッ
プ)は、前記操作装置からの操作入力に基づいて、外部
から取り込んだ音声データのうち、任意の音声データを
抽出する音声データ抽出手段(ステップ)と、抽出され
た音声データを前記音源の1つとして登録する音声デー
タ登録手段(ステップ)とを有するようにしてもよい。
【0014】また、前記音声データ処理手段(ステッ
プ)は、前記抽出された音声データのうち、余分な部分
を切り取るトリミング手段(ステップ)を有するように
してもよい。この場合、抽出した音声データのうち、不
要な部分を取り去ることができるため、印象の残る音声
を音源として使用することが可能となる。
【0015】また、前記音声データ処理手段(ステッ
プ)は、前記抽出された音声データに任意のエフェクト
をかける効果付与手段(ステップ)を有するようにして
もよい。これにより、1つの音声データであっても、様
々な効果を付与することによって異なる音声データとす
ることができ、多彩な音源を提供することができる。
【0016】また、前記音声データ処理手段(ステッ
プ)は、前記抽出された音声データのうち、任意の音声
データを再抽出する音声データ再抽出手段(ステップ)
を有するようにしてもよい。この場合、様々な効果が付
与された音声データや不要な部分が取り去られた音声デ
ータから気に入った部分を更に抽出することができるた
め、音源として使用する音声データの品質を高めること
ができると同時に、抽出作業も容易になる。
【0017】前記音声データ再抽出手段(ステップ)
は、前記抽出された音声データを、複数の再生属性のう
ち、前記操作装置からの操作入力によって選ばれた再生
属性に従って再生する選択再生手段(ステップ)を有す
るようにしてもよい。逆再生や飛び再生など、様々な再
生によっても音声データを変化させることができ、音源
の多彩化に寄与させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るエンタテイン
メントシステム及びエンタテインメント装置をビデオゲ
ーム装置に適用した実施の形態例と、本発明に係る記録
媒体並びにプログラムを前記ビデオゲーム装置で実行さ
れるプログラムやデータが記録された記録媒体並びにプ
ログラムに適用した実施の形態例について図1〜図26
を参照しながら説明する。
【0019】まず、本実施の形態に係るエンタテインメ
ントシステム10は、基本的には、図1に示すように、
各種プログラムを実行させるエンタテインメント装置1
2と、該エンタテインメント装置12に対して着脱自在
とされるメモリカード14と、エンタテインメント装置
12に対してコネクタ62により着脱自在とされた操作
装置(コントローラ)16と、エンタテインメント装置
12からの映像・音声信号が供給されるテレビ受像機等
の表示装置であるモニタ(ディスプレイ)18とから構
成される。
【0020】エンタテインメント装置12は、例えば、
CD−ROM等の光ディスク20等の大容量記憶媒体に
記録されているプログラムを読み出して、ユーザ(使用
者:例えばゲームプレイヤ等)からの指示に応じてゲー
ム等を実行するためのものである。なお、ゲームの実行
とは、主として、操作装置16からの入力をコネクタ6
2を通じて受け、モニタ18上における表示や音声を制
御しながらゲームの進行を制御することをいう。
【0021】このエンタテインメント装置12は、ほぼ
扁平な直方体状の形状を有しており、その中央部には、
ビデオゲーム等のアプリケーションプログラムやデータ
が記憶された光ディスク20が装着されるディスク装着
部22と、現在実行中のプログラムを任意にリセットす
るためのリセットスイッチ24と、光ディスク20の装
着を操作するためのディスク操作スイッチ26と、電源
スイッチ28と、例えば2つのスロット部30、32と
を備えて構成されている。
【0022】なお、アプリケーションプログラムを供給
するための記録媒体は光ディスク20に限定されるもの
ではなく、通信回線を介してアプリケーションプログラ
ムが供給されるようにしてもよい。
【0023】スロット部30、32は、それぞれ上側の
スロット部30B、32Bと下側のスロット部30A、
32Aとを備えており、下側のスロット部30A、32
Aには、それぞれ操作装置16を接続することができ、
上側のスロット部30B、32Bには、それぞれゲーム
等の途中状態を示すフラグ等を記憶することの可能なメ
モリカード14や該メモリカード14としても機能する
携帯型情報端末(図示せず)を装着することができるよ
うになっている。なお、スロット部30(30A、30
B)、32(32A、32B)は、それぞれ誤挿入を回
避するために非対称の形状とされている。
【0024】操作装置16は、図1に示すように、第1
及び第2の操作部34及び36と、Lボタン38L及び
Rボタン38Rと、スタートボタン40及び選択ボタン
42とを有し、更にアナログ操作が可能な左右のジョイ
スティック44及び46と、これらジョイスティック4
4及び46の操作モードを選択するモード選択スイッチ
48と、選択された操作モードを表示するための表示部
50とを有している。表示部50は、発光ダイオード等
の発光素子によって構成される。
【0025】また、この操作装置16は、図2に示すよ
うに、上ハーフ100と下ハーフ102を互いに突き合
わせ、ネジ等の固定手段を用いて結合された操作装置本
体104を有する。
【0026】図2及び図3に示すように、操作装置本体
104の各端部の一側からは、この操作装置16をエン
タテインメント装置12に接続して例えば情報の検索や
ゲームを実行するとき、左右の手のひらで包み込むよう
に把持される左右の把持部106及び108が突設され
ている。
【0027】これら左右の把持部106及び108は、
図3に示すように、先端部側に向かって互いに離間する
とともに操作装置本体104の下方側に向かうように突
設されている。
【0028】左右の把持部106及び108は、長時間
にわたって把持できるように、図3に示すように、操作
装置本体104への連接部側から先端側に向かって先細
り状となるように形成されるとともに、周面が円弧面を
有し、更に、先端側が円弧状に形成されている。
【0029】操作装置本体104の一端部側には、図2
及び図3に示すように、操作装置本体104の上面側に
突出する4つの操作子110a〜110d(上方向の操
作子110a、右方向の操作子110b、下方向の操作
子110c及び左方向の操作子110d)を互いに直交
するように配列した前記第1の操作部34が配設されて
いる。
【0030】第1の操作部34には、4つの操作子11
0a〜110dに対応してそれぞれ信号入力素子として
のスイッチ素子が設けられる。第1の操作部34は、例
えば表示キャラクタの移動を制御する方向指示制御部と
して機能し、操作子110a〜110dを選択的に押圧
操作し、これら操作子110a〜110dに対応するス
イッチ素子をオン/オフさせることにより、画面上の例
えば表示キャラクタが押圧操作された各操作子110a
〜110dの配列方向に移動することになる。
【0031】また、操作装置本体104の他端部側に
は、図1及び図2に示すように、操作装置本体104の
上面側に突出する4つの操作子112a〜112d(△
マークの操作子112a、□マークの操作子112b、
×マークの操作子112c及び○マークの操作子112
d)を互いに直交するように配列した第2の操作部36
が配設されている。
【0032】これら4つの操作子112a〜112d
は、それぞれ独立の部材として形成され、各操作子11
2a〜112dに対応して信号入力素子としてのスイッ
チ素子が設けられる。
【0033】第2の操作部36は、例えば、4つの操作
子112a〜112dに対応したスイッチをオン操作す
ることによって、例えば各操作子112a〜112dに
割り付けられた表示キャラクタの機能を設定し、あるい
は表示キャラクタが有する機能を実行する機能設定実行
部として用いられる。
【0034】また、操作装置本体104の左右の把持部
106及び108が突設された一側面である背面側と対
向する前面側の左右の各端部側に位置してLボタン38
L及びRボタン38Rが配設されている。図2及び図4
に示すように、Lボタン38Lは、左側第1操作子(L
1ボタン)114a及び左側第2操作子(L2ボタン)
114bを備え、Rボタン38Rは、右側第1操作子
(R1ボタン)116a及び右側第2操作子(R2ボタ
ン)116bを備えている。
【0035】これらL1ボタン114a及びL2ボタン
114b並びにR1ボタン116a及びR2ボタン11
6bには、それぞれの操作子に対応してスイッチ素子が
設けられている。
【0036】Lボタン38L及びRボタン38Rは、例
えば、L1ボタン114a及びL2ボタン114b並び
にR1ボタン116a及びR2ボタン116bに対応し
たスイッチをオン操作することによって、例えばL1ボ
タン114a及びL2ボタン114b並びにR1ボタン
116a及びR2ボタン116bに割り付けられた表示
キャラクタの機能を設定し、あるいは表示キャラクタが
有する機能を実行する機能設定実行部として用いられ
る。
【0037】また、この操作装置16は、図2及び図3
に示すように、左右の把持部106及び108の基端部
側である操作装置本体104への連結部側のコーナ部の
相対向する位置に左右のアナログ操作部118及び12
0が配設されている。
【0038】これら左右のアナログ操作部118及び1
20は、操作軸を中心に360°方向に傾動及び回転可
能な左右のジョイスティック44及び46と、これら左
右のジョイスティック44及び46によって操作される
可変抵抗素子等の信号入力素子を備えている。即ち、左
右のジョイスティック44及び46は、付勢部材により
中立位置に復帰するように取り付けられた操作軸の先端
側に取り付けられ、操作軸の回動支点を中心に360°
方向に回転操作される。
【0039】これら左右のアナログ操作部118及び1
20は、左右のジョイスティック44及び46を回転操
作することにより、例えば表示キャラクタを回転させな
がら移動させ、あるいは速度を可変させながら移動さ
せ、さらには形態を変更させる等のアナログ的な動きを
行うことを可能とする指令信号を入力することが可能な
操作部として用いられる。
【0040】そして、モード選択スイッチ48の切り替
え操作によって、例えば、左右のアナログ操作部118
及び120からの指令信号の入力を可能とする操作モー
ドと、左右のアナログ操作部118及び120からの指
令信号の入力を禁止する操作モードが選択される。
【0041】また、前記モード選択スイッチ48の切り
替え操作によって、第2の操作部36の各操作子112
a〜112dの各機能や、Lボタン38L及びRボタン
38RのL1ボタン114a及びL2ボタン114b並
びにR1ボタン116a及びR2ボタン116bの各機
能も、前記切り替えに伴う操作モードに応じて変化する
こととなる。これら操作モードの状態に応じて、表示部
50が点滅され、更に表示光の切り替えが行われる。
【0042】上述したように、操作装置本体104から
左右の把持部106及び108を突設した操作装置16
は、図4に示すように、左右の把持部106及び108
を両手の手のひらで包み込むように把持することによ
り、操作装置本体104を指で支持する必要がなくな
り、両手の最大10本の指、少なくとも6本の指を自由
に動かせる状態で把持することができる。
【0043】図4に示すように、例えば、左右の把持部
106及び108を両手の手のひらで包み込むように把
持したとき、左右の手Rf及びLfの各親指Rf1及び
Lf1をそれぞれ左右のアナログ操作部118及び12
0の左右のジョイスティック44及び46上、第1の操
作部34の第1〜第4の押圧操作子110a〜110d
上及び第2の操作部36の第1〜第4の押圧操作子11
2a〜112d上に延在させ、これら各ジョイスティッ
ク44及び46、各押圧操作子110a〜110d及び
112a〜112dを選択的に押圧することができる。
【0044】特に、左右のアナログ操作部118及び1
20の各ジョイスティック44及び46は、両手の手の
ひらで包み込むように把持される左右の把持部106及
び108の操作装置本体104への連結部側である基端
部側に相対向して配置されているので、左右の把持部1
06及び108を左右の手Rf及びLfによって把持し
たとき、左右の手Rf及びLfの親指Rf1及びLf1
に最も近い位置に延在させる。従って、各ジョイスティ
ック44及び46は、左右の手Rf及びLfの親指Rf
1及びLf1により容易に回転操作することが可能とな
る。
【0045】また、図4に示すように、左右の把持部1
06及び108を、両手の手のひらで包み込むように把
持したとき、左右の手Rf及びLfの人差し指Rf2及
びLf2及び中指Rf3及びLf3をRボタン38R及
びLボタン38LのR1ボタン116a及びR2ボタン
116b並びにL1ボタン114a及びL2ボタン11
4bを選択的に押圧操作可能とする位置に延在させるこ
とができる。
【0046】また、図5に示すように、この操作装置1
6には、一層の臨場感に優れたゲームの実行を行い得る
ように使用者に振動を付与する2つの振動付与機構12
8R及び128Lが設けられている。
【0047】各振動付与機構128R及び128Lは、
図5に示すように、操作装置16を把持するとき手指に
よって把持される左右の把持部106及び108の基端
部側にそれぞれ配置されている。
【0048】代表的に右側の振動付与機構128Rは、
エンタテインメント装置12から供給される振動発生コ
マンドによって駆動される駆動モータ130Rと、この
駆動モータ130Rの駆動軸に取り付けられた偏心部材
134Rとから構成される。左側の振動付与機構128
Lも同様の構成を有する。
【0049】偏心部材134R及び134Lは、それぞ
れ重量の大きな金属部材により形成され、駆動軸に嵌合
されて回転中心となる嵌合孔に対し偏心して取り付けら
れ、半円状のおもりとして構成されている。
【0050】このように構成される振動付与機構128
R及び128Lは、駆動モータ130R及び130Lが
駆動し、偏心部材134R及び134Lが回転されるこ
とにより、駆動モータ130R及び130Lが振動さ
れ、その振動が左側の把持部106や右側の把持部10
8に伝達され、これら左側の把持部106や右側の把持
部108を把持する手指にその振動が伝達される。
【0051】ここで、左右の把持部106及び108に
それぞれ配設される振動付与機構128R及び128L
は、それぞれ振動特性を異にするように構成されてい
る。
【0052】例えば、左側の振動付与機構128Lにお
ける駆動モータ130Lは、右側の駆動モータ130R
よりも大きく構成され、エンタテインメント装置12か
ら送信される振動発生コマンドに含まれる振動値に応じ
て、回転速度が変化し、発生する振動の周波数が前記振
動値に応じて変化するようになっている。この例では、
振動値に比例して振動の周波数が大きくなるように設定
されている。
【0053】一方、右側の振動付与機構128Rにおけ
る駆動モータ130Rは、前記振動発生コマンドに含ま
れる振動値の論理値「1」又は「0」に応じて、「駆
動」又は「停止」するようになっており、左側の振動付
与機構128Lと異なり、ある一定の振動が付与される
か、振動が付与されないかのどちらかとなる。
【0054】上述したように、駆動モータ130R及び
130Lを駆動させて操作装置16全体を振動させるた
めには、操作装置16とエンタテインメント装置12と
の間を双方向通信機能を備えた構成とすることが必要で
あるが、この機能については後述する。
【0055】次に、エンタテインメント装置12並びに
操作装置16の回路構成について図6〜図8を参照しな
がら説明する。
【0056】まず、エンタテインメント装置12は、図
6に示すように、制御系60に、システムバス(BU
S)61を介して、グラフィック生成系64と、サウン
ド生成系66と、光ディスク制御系68とがそれぞれ接
続されている。また、前記制御系60には、システムバ
ス61を介して、操作装置16とメモリカード14に対
してのデータ等の入出力制御を行う通信制御部58が接
続されている。
【0057】ここで、操作装置16からは該操作装置1
6の通信制御部150(図7参照)及び前記通信制御部
58を介してユーザによるコマンド(操作データを含
む)が入力される。光ディスク制御系68内部の光ディ
スク装置70には、本実施の形態に係る記録媒体の1つ
具体例であるCD−ROM等の光ディスク20が装着さ
れる。
【0058】制御系60は、光ディスク20からのプロ
グラムやデータ、並びに操作装置16からのコマンドに
基づいてモニタ18に表示されている表示キャラクタの
動作を制御する。
【0059】制御系60としては、中央演算処理装置
(Central Processing Unit:CPU)72と、割り込み
制御やダイレクトメモリアクセス(DMA:Direct Mem
ory Access)転送の制御等を行う周辺装置制御部74
と、主記憶部(メインメモリ)76と、前記グラフィッ
ク生成系64やサウンド生成系66等の管理を行ういわ
ゆるオペレーティングシステム等のプログラムが格納さ
れたリードオンリーメモリ(ROM:Read Only Memor
y)78とを備えている。ここでいうメインメモリ76
は、そのメモリ上で少なくとも前記ゲームプログラムを
実行することができる。
【0060】CPU72は、ROM78に記憶されてい
るオペレーティングシステムのプログラムを実行するこ
とにより、このエンタテインメント装置12の全体を制
御するもので、例えば32ビットのRISC−CPUか
らなる。
【0061】そして、このエンタテインメント装置12
は、電源が投入されると、制御系60のCPU72がR
OM78に記憶されているオペレーティングシステムプ
ログラムを実行することにより、グラフィック生成系6
4、サウンド生成系66等の制御を行うようになってい
る。
【0062】また、オペレーティングシステムプログラ
ムが実行されると、CPU72は、動作確認等のエンタ
テインメント装置12の全体の初期化を行った後、光デ
ィスク制御系68を制御して、光ディスク20に記録さ
れているゲーム等のアプリケーションプログラムを実行
する。
【0063】このゲーム等のアプリケーションプログラ
ムの実行により、CPU72は、プレイヤからの入力に
応じてグラフィック生成系64、サウンド生成系66等
を制御して、画像の表示、効果音、楽音の発生を制御す
る。
【0064】グラフィック生成系64は、座標変換等の
処理を行うジオメトリトランスファエンジン(GTE:
Geometry Transfer Engine)80と、CPU72からの
描画指示に従って描画を行う画像処理装置(Graphic Pr
ocessing Unit:GPU)82と、このGPU82によ
り描画された画像を記憶するフレームバッファ84と、
離散コサイン変換等の直交変換により圧縮されて符号化
された画像データを復号する画像デコーダ86とを備え
ている。
【0065】前記GTE80は、例えば複数の演算を並
列に実行する並列演算機構を備え、前記CPU72から
の演算要求に応じて座標変換、光源計算、行列あるいは
ベクトル等の演算を高速に行うことができるようになっ
ている。
【0066】具体的には、このGTE80は、例えば1
つの三角形状のポリゴンに同じ色で描画するフラットシ
ェーディングを行う演算の場合では、1秒間に最大15
0万程度のポリゴンの座標演算を行うことができるよう
になっており、これによって、このエンタテインメント
装置12では、CPU72の負荷を低減すると共に、高
速な座標演算を行うことができるようになっている。
【0067】また、前記GPU82は、CPU72から
の描画命令に従って、フレームバッファ84に対して多
角形(ポリゴン)等の描画を行う。このGPU82は、
1秒間に最大36万程度のポリゴンの描画を行うことが
できるようになっている。
【0068】更に、前記フレームバッファ84は、いわ
ゆるデュアルポートRAMからなり、GPU82からの
描画あるいはメインメモリ76からの転送と、表示のた
めの読み出しとを同時に行うことができるようになって
いる。このフレームバッファ84は、例えば1Mバイト
の容量を有し、各画素が16ビットのデータであって、
横が1024画素、縦が512画素からなるマトリック
スとして扱われる。
【0069】また、このフレームバッファ84には、ビ
デオ出力として出力される表示領域の他に、GPU82
がポリゴン等の描画を行う際に参照するカラールックア
ップテーブル(CLUT:Color Look Up Table )が記
憶されるCLUT領域と、描画時に座標変換され、か
つ、GPU82によって描画されるポリゴン等の中に挿
入(マッピング)される素材(テクスチャ)が記憶され
るテクスチャ領域が設けられている。これらのCLUT
領域とテクスチャ領域は、表示領域の変更等に従って動
的に変更されるようになっている。
【0070】なお、前記GPU82は、上述のフラット
シェーディングの他にポリゴンの頂点の色から補間して
ポリゴン内の色を決めるグーローシェーディングと、前
記のテクスチャ領域に記憶されているテクスチャをポリ
ゴンに貼り付けるテクスチャマッピングを行うことがで
きるようになっている。これらのグーローシェーディン
グまたはテクスチャマッピングを行う場合には、前記G
TE80は、1秒間に最大50万程度のポリゴンの座標
演算を行うことができる。
【0071】更に、画像デコーダ86は、前記CPU7
2からの制御により、メインメモリ76に記憶されてい
る静止画あるいは動画の画像データを復号してメインメ
モリ76に記憶する。
【0072】また、この再生された画像データは、GP
U82を介してフレームバッファ84に記憶することに
より、上述のGPU82によって描画される画像の背景
として使用することができるようになっている。
【0073】サウンド生成系66は、CPU72からの
指示に基づいて、楽音、効果音等を発生する音声処理装
置(Sound Processing Unit:SPU)88と、このS
PU88により発生された楽音、効果音等を記憶してい
るサウンドバッファ90とを有する。SPU88によっ
て発生される楽音、効果音等の信号はモニタ18の音声
端子に供給され、該モニタ18のスピーカ92から楽
音、効果音等として出力(発音)するようになってい
る。
【0074】ここで、SPU88は、例えば16ビット
の音声データを4ビットの差分信号として適応予測符号
化(ADPCM:Adaptive Differential PCM)された
音声データを再生するADPCM復号機能と、サウンド
バッファ90に記憶されている波形データを再生するこ
とにより、効果音等を発生する再生機能と、サウンドバ
ッファ90に記憶されている波形データを変調させて再
生する変調機能等を備えている。
【0075】このような機能を備えることによって、こ
のサウンド生成系66は、CPU72からの指示によっ
てサウンドバッファ90に記録された波形データに基づ
いて楽音、効果音等を発生するいわゆるサンプリング音
源として使用することができるようになっている。
【0076】また、前記光ディスク制御系68は、光デ
ィスク20に記録されたプログラムやデータ等を再生す
る光ディスク装置70と、例えばエラー訂正符号(EC
C:Error Correction Code )が付加されて記録されて
いるプログラム、データ等を復号するデコーダ94と、
光ディスク装置70からのデータを一時的に記憶するこ
とにより、光ディスク20からのデータの読み出しを高
速化するバッファ96とを備えている。上述のデコーダ
94には、サブCPU98が接続されている。
【0077】また、光ディスク装置70で読み出される
光ディスク20に記録された音声データとしては、上述
のADPCMデータの他に音声信号をアナログ/デジタ
ル変換したいわゆるPCMデータがある。
【0078】ADPCMデータとして、例えば16ビッ
トのデジタルデータの差分を4ビットで表わして記録さ
れている音声データは、デコーダ94で復号された後、
上述のSPU88に供給され、該SPU88でデジタル
/アナログ変換等の処理が施された後、スピーカ92を
駆動するために使用される。
【0079】また、PCMデータとして、例えば16ビ
ットのデジタルデータとして記録されている音声データ
は、デコーダ94で復号された後、スピーカ92を駆動
するために使用される。
【0080】一方、操作装置16は、図7に示すよう
に、通信制御部150、CPU152、プログラムメモ
リ154、動作用RAM156、デジタル入力ブロック
158、アナログ入力ブロック160、左側のモータド
ライバ170L、左側の駆動モータ130L、右側のモ
ータドライバ170R、右側の駆動モータ130Rを備
えている。これら各部はバス162に接続されている。
【0081】前記デジタル入力ブロック158は、例え
ば第1の操作部34や第2の操作部36を構成する各操
作子110a〜110d並びに112a〜112dに対
する入力操作部としての機能を有して構成されており、
前記アナログ入力ブロック160は、左右のジョイステ
ィック44及び46に対する入力操作部としての機能を
有して構成されている。従って、デジタル入力ブロック
158やアナログ入力ブロック160により使用者によ
る各種情報の入力が可能になる。
【0082】通信制御部150は、外部機器とのシリア
ル通信を行う機能を有して構成されている。この通信制
御部150は、例えば、エンタテインメント装置12の
通信制御部58(図6参照)に電気的に接続可能とされ
ており、これにより、当該エンタテインメント装置12
とのデータの通信処理を行うことができる。
【0083】一方、エンタテインメント装置12と操作
装置16との間の双方向通信機能は、図8に示すよう
に、操作装置16と双方向のシリアル通信を行うコネク
タ62をエンタテインメント装置12と接続して行うこ
とができる。
【0084】操作装置16側の双方向通信機能を行う構
成は、エンタテインメント装置12とシリアル通信を行
うシリアルI/OインターフェースSIOと、複数の操
作ボタンからの操作データを入力するパラレルI/Oイ
ンターフェースPIOと、CPU、RAM及びROMで
あるワンチップマイクロコンピュータ(以下、マイコン
と記す)と、振動付与機構128R及び128Lの各駆
動モータ130R及び130Lを回転駆動させるモータ
ドライバ170R及び170Lとから構成され、各駆動
モータ130R及び130Lは対応するモータドライバ
170R及び170Lからの供給電圧及び電流により回
転駆動する。
【0085】エンタテインメント装置12は、操作装置
16との間でシリアル通信を行うシリアルI/Oインタ
ーフェースSIOを設けた構造となっており、操作装置
16のコネクタ62を接続すると、このコネクタ62を
介して操作装置16側のシリアルI/Oインターフェー
スSIOと接続され、双方向の通信手段、即ち、双方向
のシリアル通信を行うことができる構成となっている。
なお、エンタテインメント装置12のその他の詳細な構
成は省略してある。
【0086】双方向のシリアル通信を行う信号線及び制
御線は、エンタテインメント装置12から操作装置16
に対してデータを送るデータ伝送用の信号線TXD(Tr
ansmit X' for Data)と、操作装置16側からエンタテ
インメント装置12側にデータを送るデータ伝送用の信
号線RXD(Received X' for Data)と、各データ伝送
用の信号線TXD、RXDからデータを抜き出すシリア
ル同期クロック用の信号線SCK(Serial Clock)と、
ターミナル側である操作装置16の通信の確立及び中断
等を行うための制御線DTR(Data Terminal Ready )
と、大量のデータ転送を行うためのフロー制御用の制御
線DSR(Data Set Ready)とから構成されている。
【0087】また、この双方向のシリアル通信を行う信
号線及び制御線からなるケーブルには、図8に示すよう
に、信号線及び制御線の他にエンタテインメント装置1
2側の電源から直接に取り出した電源用ケーブル172
が含まれており、この電源用ケーブル172は操作装置
16側のモータドライバ170R及び170Lに接続さ
れ、各駆動モータ130R及び130Lを回転させる電
源を供給する。
【0088】このような構成からなる双方向のシリアル
通信手順は、例えばエンタテインメント装置12が操作
装置16と通信をして、デジタル入力ブロック158及
びアナログ入力ブロック160からの操作データを取り
込むために、まず、エンタテインメント装置12は制御
線DTRに選択データを出力する。この結果、操作装置
16は制御線DTRによって選択されたことを確認し
て、それに続く信号線TXDの受信待ち状態になる。続
いてエンタテインメント装置12は、データ伝送用の信
号線TXDに操作装置16を示す識別コードを送出す
る。これにより操作装置16が信号線TXDよりこの識
別コードを受け取る。
【0089】操作装置16が識別コードを認識すること
により、これ以降、エンタテインメント装置12との通
信を開始する。即ち、エンタテインメント装置12から
は制御データ等がデータ伝送用の信号線TXDを介して
操作装置16側に送信され、逆に操作装置16からはデ
ジタル入力ブロック158やアナログ入力ブロック16
0で操作された操作データ等がデータ伝送用の信号線R
XDを介してエンタテインメント装置12に送信され
る。このようにしてエンタテインメント装置12と操作
装置16との間で双方向のシリアル通信が行われ、この
通信はエンタテインメント装置12が制御線DTRを通
じて選択中止データを出力することにより終了する。
【0090】このように双方向のシリアル通信機能を備
えていれば、操作装置16側からの主としてデジタル入
力ブロック158やアナログ入力ブロック160の操作
データをエンタテインメント装置12側に送信すること
ができると共に、エンタテインメント装置12側から
は、データ伝送用信号線TXDを介して各振動付与機構
128R及び128Lの駆動モータ130R及び130
Lを回転させるための振動発生コマンドを操作装置16
側に送出することができる。
【0091】各駆動モータ130R及び130Lを回転
させるための振動発生コマンドは、エンタテインメント
装置12にセットされた光ディスク20によって予め設
定されたものや、エンタテインメント装置12にて新た
に作成されたものがあり、例えばゲームを行う利用者の
動作ターゲットに応じて、エンタテインメント装置12
から操作装置16自体に一定時間の振動伝達によるフィ
ードバックが行われるようになっている。
【0092】次に、この実施の形態に係るエンタテイン
メントシステム10が有する特徴的な機能について図9
〜図26を参照しながら説明する。
【0093】この機能は、外部から取り込んだ音声デー
タのうち、抽出した音声データをエンタテインメント装
置12の音源の1つとして登録するというものである。
【0094】具体的には、エンタテインメント装置12
の光ディスク装置70に装着した光ディスク20やエン
タテインメント装置12に接続したネットワークからの
音声データを取り込み、その取り込まれた音声データか
ら任意の音声データを抽出して、エンタテインメント装
置12の音源とするものである。この実施の形態では、
光ディスク装置70に装着された音楽用のCD(コンパ
クトディスク)から音声データを取り込むようにしてい
る。
【0095】次に、上述の機能を実現するためのソフト
ウエア(音声データ処理手段200)の一例について図
9〜図26を参照しながら説明する。
【0096】この音声データ処理手段200は、例えば
CD−ROMやメモリカード14のようなランダムアク
セス可能な記録媒体、さらにはネットワークによって前
記エンタテインメントシステム10に提供されるように
なっている。ここでは、CD−ROMのような光ディス
ク20からエンタテインメント装置12に読み込まれて
動作する場合を想定して説明を進める。
【0097】即ち、この音声データ処理手段200は、
例えば予めエンタテインメント装置12にて再生される
特定の光ディスク20から所定の処理を経てエンタテイ
ンメント装置12の制御系60内のメインメモリ76に
ダウンロードされることによって該制御系60のCPU
72上で動作されるようになっている。
【0098】そして、この音声データ処理手段200
は、図9に示すように、光ディスク装置70に装着され
た光ディスク20が音楽用CDであるか否かをチェック
するCDチェック手段202と、音楽用CDを再生する
ことによって取り込まれた音楽データから任意の音楽デ
ータをサンプリングするサンプリング処理手段204と
を有する。
【0099】サンプリング処理手段204は、操作装置
16からの操作入力に応じて光ディスク装置70に対し
て音楽用CDの再生や停止、トラック送り(戻し)など
を行うCD操作手段210と、再生される音楽データに
対し操作装置16からの操作入力に応じた種々のエフェ
クトを付与するエフェクト付与手段212と、音声デー
タに対するエフェクトのかかり具合や音量等のパラメー
タを操作装置16からの操作入力に応じて変更するパラ
メータ変更手段214と、再生された音声データのう
ち、操作装置16からの操作入力によって決定される部
分の音声データをサンプリングして所定の録音用のタイ
ムスロット(録音スロット)に登録する音声サンプリン
グ処理手段216と、サンプリングされた音声データを
登録すべき録音スロットを選択するスロット選択手段2
18と、サンプリング後において種々のコマンドを選択
する第1のコマンド選択手段220とを有する。
【0100】前記エフェクト付与手段212は、光ディ
スク装置70を制御することによって、再生データ(音
声データ)に対して必要なエフェクトを付与するように
構成されている。
【0101】また、第1のコマンド選択手段220は、
サンプリングされた音声データから余分な部分を切り取
る波形編集処理手段222と、サンプリングされた音声
データから更に任意の音声データを再サンプリングする
再サンプリング処理手段224と、サンプリングされた
音声データをサウンドバッファ90に展開されている音
声データファイルに登録するサンプルデータ登録手段2
26とを有する。
【0102】音声データファイルに登録されている多数
の音声データは、このエンタテインメント装置12で使
用される音源のデータであって、前記サンプルデータ登
録手段226での処理によって前記サンプリングされた
音声データが前記音声データファイルに登録されること
により、前記サンプリングされた音声データは、エンタ
テインメント装置12の音源として使用されることにな
る。
【0103】また、前記音声サンプリング処理手段21
6では、録音スロットファイル228が使用される。こ
の録音スロットファイル228は、この音声サンプリン
グ処理手段216にて取り扱われる例えば6つの録音ス
ロットに対応して6つのレコードを有し、各レコードに
それぞれサンプリングされた音声データが格納されるよ
うになっている。
【0104】次に、再サンプリング処理手段224は、
図10に示すように、再サンプリングのための再生用の
タイムスロット(再生スロット)にいずれの録音スロッ
トを割り付けるかを選択するスロット割付手段240
と、再生スロットに割り付けられた音声データを再生す
る再生処理手段242と、再生すべき再生スロットを選
択するスロット選択手段244と、再生される音声デー
タに対し操作装置16からの操作入力に応じた種々のエ
フェクトを付与するエフェクト付与手段246と、音声
データに対するエフェクトのかかり具合や音量等のパラ
メータを操作装置16からの操作入力に応じて変更する
パラメータ変更手段248と、操作入力に従って再生属
性を選択する選択再生手段250と、再生された音声デ
ータのうち、操作装置16からの操作入力によって決定
される部分の音声データを再サンプリングして所定の再
生スロットに登録する音声再サンプリング処理手段25
2と、再サンプリング後において種々のコマンドを選択
する第2のコマンド選択手段254とを有する。
【0105】第2のコマンド選択手段254は、選択さ
れた再生スロットに割り付けられた音声データから余分
な部分を切り取る波形編集処理手段222(図9参照)
と、再サンプリングされた音声データをサウンドバッフ
ァ90に展開されている音声データファイルに登録する
再サンプルデータ登録手段256とを有する。
【0106】また、前記音声再サンプリング処理手段2
52では、再生スロットファイル258が使用される。
この再生スロットファイル258は、この音声再サンプ
リング処理手段252にて取り扱われる例えば4つの再
生スロットに対応して4つのレコードを有し、各レコー
ドには、それぞれ選択された録音スロットの音声データ
が格納されるようになっている。特に、第4の再生スロ
ットに対応する第4レコードには再サンプリングされた
音声データが格納される。
【0107】次に、音声データ処理手段200の処理動
作を図9及び図10の機能ブロック図、図11〜図23
のフローチャート並びに図24〜図26の説明図を参照
しながら説明する。
【0108】この音声データ処理手段200は、まず、
図11のステップS1において、CDチェック手段20
2を通じて、光ディスク装置70に音楽用CDを装着す
べき旨のメッセージをモニタ18に表示する。
【0109】次に、ステップS2において、光ディスク
20の装着を待つ。光ディスク20が装着された段階
で、次のステップS3に進み、光ディスク装置70に装
着された光ディスク20をチェックする。
【0110】次に、ステップS4において、装着された
光ディスク20が音楽用CDであるか否かが判別され、
音楽用CDでなければ、再度ステップS1に戻り、光デ
ィスク装置70に音楽用CDを装着すべき旨のメッセー
ジをモニタ18に表示する。音楽用CDであれば、次の
ステップS5に進み、サンプリング処理手段204での
処理に入る。
【0111】このサンプリング処理手段204での処理
は、まず、図12のステップS101において、図24
に示すように、モニタ18にサンプリング画面300を
表示する。このサンプリング画面300は、音楽用CD
の再生状態(再生トラックや時間)を示す再生状態表示
領域302と、エフェクトの付与やパラメータの変更並
びに音楽用CDの操作を行うためのオペレーティング表
示領域304と、サンプリングされる音声データの登録
先(録音スロット)が表示されると共に、そのサンプリ
ング時の音声データの波形が表示される波形表示領域3
06と、音声データのサンプリングタイムをバー表示で
表示するタイム表示領域308とを有する。
【0112】オペレーティング表示領域304は、各種
エフェクトの選択を行うためのエフェクト選択領域31
0と、各種パラメータの変更を行うためのパラメータ変
更領域312と、CDの操作を行うためのCD操作領域
314とを有する。
【0113】エフェクタとしては、音声データにエフェ
クトをかけず、そのまま再生するタイプ(THRU)
や、音声データに対してエコー効果をかけるタイプ(E
CHO)や、音声データに対してスプリングを用いたリ
バーブをかけるタイプ(SPRING)や、音声データ
に対してフランジャをかけるタイプ(FLANGER)
等がある。このエフェクトの選択は、左方向キー110
d及び右方向キー110bへの操作によって行われる。
【0114】パラメータとしては、例えばエフェクトの
かかり具合(深さ:EFX)、音の高さ(PIT)及び
音量(VOL)がある。そして、上方向キー110a及
び下方向キー110cでパラメータの選択が行われ、左
方向キー110d及び右方向キー110bで現在選択さ
れているパラメータの数値が変更できるようになってい
る。
【0115】CD操作領域314には、CDの再生、停
止、トラック送り(早送り)、トラック戻し(巻戻し)
を行うためのアイコンがそれぞれ表示されている。これ
らは、上方向キー110a及び下方向キー110c並び
に左方向キー110d及び右方向キー110bで選択で
きるようになっている。
【0116】次に、図12のステップS102におい
て、操作装置16からの操作入力を待つ。操作入力があ
った段階で次のステップS103に進み、CD操作に関
する操作入力であるか否かが判別される。CD操作に関
する操作入力であれば、次のステップS104に進み、
CD操作手段210での処理が行われ、操作入力に応じ
てCDが操作されることになる。即ち、操作入力に応じ
て、CDの再生、停止、トラック送り(早送り)、トラ
ック戻し(巻戻し)が行われる。
【0117】前記ステップS103において、CD操作
に関する操作入力でないと判別された場合は、ステップ
S105に進み、サンプリングに関する操作入力(例え
ばスタートボタン40の操作入力)であるか否かが判別
される。サンプリングに関する操作入力であれば、次の
ステップS106に進み、音声サンプリング処理手段2
16での処理に入る。
【0118】この音声サンプリング処理手段216での
処理は、まず、図14のステップS201において、現
在、音楽用CDの再生中であるか否かが判別される。再
生中であれば、次のステップS202に進み、サンプリ
ングの準備に入る。この場合、波形表示領域306の枠
表示が例えば黄色表示に変化し、サンプリングの準備に
入ったことをユーザに知らせる。
【0119】次に、ステップS203において、決定ボ
タン112dの操作入力を待つ。決定ボタン112dの
操作入力があった時点で、次のステップS204に進
み、再生中の音声データのサンプリングが開始される。
【0120】次いで、ステップS205において、決定
ボタン112dの操作入力を待つ。決定ボタン112d
の操作入力があった時点で、次のステップS206に進
み、サンプリングが終了する。
【0121】その後、ステップS207において、今回
サンプリングされた音声データを選択中の録音スロット
に登録する。この場合、録音スロットファイル228の
各レコードのうち、選択中の録音スロットに対応するレ
コードにサンプリングされた音声データを登録する。
【0122】前記ステップS207での処理が終了した
段階、あるいは前記ステップS201において、再生中
でないと判別された場合に、この音声サンプリング処理
手段216での処理が終了する。
【0123】図12のルーチンに戻り、前記ステップS
105において、サンプリングに関する操作入力でない
と判別された場合は、ステップS107に進み、エフェ
クトに関する操作入力であるか否かが判別される。エフ
ェクトに関する操作入力であれば、エフェクト付与手段
212での処理が行われる。まず、次のステップS10
8において、操作入力によるエフェクトの選択が行わ
れ、次いで、ステップS109において、前記選択され
たエフェクトを光ディスク装置70を通じて再生中の音
声データに付与する。
【0124】前記ステップS107において、エフェク
トに関する操作入力でないと判別された場合は、ステッ
プS110に進み、パラメータの変更に関する操作入力
であるか否かが判別される。パラメータの変更に関する
操作入力であれば、パラメータ変更手段214での処理
に入り、まず、ステップS111において、操作入力に
よるパラメータの選択が行われ、次いで、ステップS1
12において、前記選択されたパラメータの数値の変更
が行われる。その後、ステップS113において、変更
されたパラメータに従って音声データの再生が行われ
る。
【0125】前記ステップS110において、パラメー
タの変更に関する操作入力でないと判別された場合は、
図13のステップS114に進み、スロットの選択に関
する操作入力(例えばR2ボタン116bの操作入力)
であるか否かが判別される。
【0126】スロットの選択に関する操作入力であれ
ば、次のステップS115において、スロット選択手段
218での処理に入る。このスロット選択手段218で
の処理は、まず、図15のステップS301において、
モニタ18上に図示しないスロット選択画面(ウィンド
ウ画面)を表示する。
【0127】次に、ステップS302において、サンプ
リングされた音声データを登録するための録音スロット
を選択する。録音スロットの選択は、操作装置16の上
方向キー110a、下方向キー110c及び決定ボタン
112dを操作することによって行われる。即ち、操作
装置16の上方向キー110a及び下方向キー110c
を操作することでカーソルが移動し、決定ボタン112
dを操作することによって、カーソルが位置している録
音スロットが選択され、次いで、×ボタン112cを操
作することによってその選択が決定されることになる。
【0128】次に、ステップS303において、録音ス
ロットの選択が決定されているか否かが判別され、決定
されていない場合は、前記ステップS302に戻り、再
度、録音スロットの選択が行われる。録音スロットの選
択が決定された場合、次のステップS304に進み、ス
ロット選択画面を消去して、このスロット選択手段21
8での処理が終了する。
【0129】図13のルーチンに戻り、前記ステップS
114において、スロット選択に関する操作入力でない
と判別された場合は、ステップS116に進み、コマン
ド選択に関する操作入力(例えば選択ボタン42の操作
入力)であるか否かが判別される。
【0130】コマンド選択に関する操作入力であれば、
次のステップS117に進み、第1のコマンド選択手段
220での処理に入る。この第1のコマンド選択手段2
20での処理は、まず、図16のステップS401にお
いて、モニタ18上に図示しないコマンド要求画面を表
示する。このコマンド要求画面は、3つのコマンドが配
列されたウィンドウ画面となっている。コマンドは、モ
ード切替(MODECHANGE)、波形編集(WAV
E EDIT)、終了(EXIT)となっている。
【0131】次に、ステップS402において、コマン
ドを選択する。コマンドの選択は、操作装置16の左方
向キー110d、右方向キー110c及び決定ボタン1
12dを操作することによって行われる。
【0132】次に、ステップS403において、コマン
ドの選択が決定されたか否かが判別される。決定されて
いなければ、前記ステップS402に戻り、再度、コマ
ンドの選択が行われる。コマンドが決定された段階で、
次のステップS404に進み、選択されたコマンドが波
形編集であるか否かが判別される。波形編集であれば、
次のステップS405に進み、波形編集処理手段222
での処理に入る。
【0133】この波形編集処理手段222での処理は、
まず、図17のステップS501において、図25に示
すように、波形編集画面320を表示する。この波形編
集画面320は、サンプリングされた音声データが波形
表示される波形表示領域322を有するウィンドウ画面
となっている。
【0134】この波形編集画面320では、時間軸上、
先頭の部分と後ろの部分のトリミングが行えるようにな
っている。具体的には、下方向キー110cを操作する
ことによって、カーソル324を波形の先頭の部分か後
ろの部分に配置し、その後、左方向キー110d及び右
方向キー110bを操作することによって、トリミング
する部分(時間幅)を決める。トリミングする部分が決
まった段階で決定ボタン112dを操作することによっ
て、前記トリミングが実行される。
【0135】そして、図17のステップS502におい
て、選択中の録音スロットに登録されている音声データ
の波形を波形表示領域322に表示する。
【0136】次いで、ステップS503において、上述
した操作に従ってトリミングする部分を決める。その
後、ステップS504において、トリミングする部分が
決定されたか否かが判別される。決定されていなけれ
ば、前記ステップS503に戻り、再度、トリミングす
る部分を決める。
【0137】決定された段階で、次のステップS505
に進み、サンプリングされた音声データのうち、選択さ
れたトリミング部分を削除する。即ち、トリミングを実
行する。
【0138】次に、ステップS506において、トリミ
ング後の音声データを選択中の録音スロットに再登録す
る。この場合、録音スロットファイルの各レコードのう
ち、選択中の録音スロットに対応するレコードに前記音
声データを再登録する。
【0139】次に、ステップS507において、トリミ
ング処理が完了したか否かが判別される。この判別は、
例えば×ボタン112cの操作入力があったかどうかで
行われる。
【0140】トリミング処理が完了していなければ、前
記ステップS503に戻り、再度、トリミング部分の選
択を行い、完了した段階で、次のステップS508に進
み、波形編集画面320を消去し、この波形編集処理手
段222での処理が終了する。
【0141】図16のルーチンに戻り、前記ステップS
404において、波形編集でないと判別された場合は、
ステップS406に進み、再サンプリングに関する操作
入力であるか否かが判別される。再サンプリングに関す
る操作入力であれば、次のステップS407に進み、再
サンプリング処理手段224での処理に入る。この再サ
ンプリング処理手段224での処理は後述する。
【0142】前記ステップS406において、再サンプ
リングでないと判別された場合は、ステップS408に
進み、サンプルデータ登録手段226を通じて、前記選
択中の録音スロットに登録された音声データ(サンプリ
ングされた音声データ)をサウンドバッファ90に展開
されている音声データファイル(例えばユーザ用の音声
データファイル)に登録する。この段階で、前記音声デ
ータがエンタテインメント装置12の音源の1つとして
使用可能となる。そして、前記ステップS408での処
理が終了した段階で、サンプリング処理手段204での
処理が終了する。
【0143】図13のルーチンに戻り、前記ステップS
116において、コマンド選択でないと判別された場合
は、ステップS118に進み、CDの交換に関する操作
入力(例えばR1ボタン116aの操作入力)であるか
否かが判別される。
【0144】CDの交換に関する操作入力であれば、図
11のステップS1に戻り、CDの交換を促すメッセー
ジを表示し、CDの交換を待つ。なお、この待機状態を
抜けるには、×ボタン112cを操作すればよい。
【0145】図13の前記ステップS118において、
CDの交換でないと判別された場合は、ステップS11
9に進み、操作入力に応じた処理を行う。
【0146】次に、再サンプリング処理手段224の処
理動作について説明する。この再サンプリング処理手段
224は、まず、図18のステップS601において、
図26に示すように、再サンプリング画面330を表示
する。この再サンプリング画面330は、選択された3
つの録音スロットが表示される第1のスロット表示領域
332と、再サンプリングされた音声データの録音スロ
ットが表示される第2のスロット表示領域334と、エ
フェクトの付与やパラメータの設定並びに再生属性の選
択を行うための再生属性表示領域336と、音声データ
の再サンプリングタイムをバー表示で表示するタイム表
示領域350を有する。
【0147】再生属性表示領域336は、各種エフェク
トの選択を行うためのエフェクト選択領域338と、各
種パラメータの変更を行うためのパラメータ変更領域3
40、再生属性の選択を行うための再生属性選択領域3
42とを有する。
【0148】エフェクト選択領域338とパラメータ変
更領域340は、図24に示すサンプリング画面300
と同じであるため、その詳細説明は省略するが、再生属
性選択領域342は、再生方向の選択と、再生属性の選
択が行えるようになっている。再生属性の選択は、操作
装置16の左方向キー110d及び右方向キー110b
を操作することによって行われ、再生属性としては、例
えば逆再生(REVERSE)、飛び再生(SKIP)
及びスクラッチ再生(SCRACH)等がある。
【0149】次に、図18のステップS602におい
て、操作装置16からの操作入力を待つ。操作入力があ
った段階で次のステップS603に進み、スロットの割
り付けに関する操作入力(例えばR2ボタン116bの
操作入力)であるか否かが判別される。スロットの割り
付けに関する操作入力であれば、次のステップS604
に進み、スロット割付手段240での処理に入る。
【0150】スロット割付手段240での処理は、ま
ず、図20のステップS701において、スロット割付
画面を表示する。このスロット割付画面は、図示しない
が、4つの再生スロットが表示される再生スロット表示
領域と、6つの録音スロットが表示される録音スロット
表示領域とを有するウィンドウ画面となっている。
【0151】次に、ステップS702において、再生ス
ロットの選択が行われる。この選択は、L1ボタン11
4aとL2ボタン114bの操作入力によって行われ
る。次いで、ステップS703において、録音スロット
の選択が行われる。この選択は、上方向キー110a及
び下方向キー110cの操作入力によって行われる。
【0152】次に、ステップS704において、前記選
択が決定されたか否かが判別される。この判別は、決定
ボタン112dの操作入力があったかどうかで行われ
る。決定されていない場合は、前記ステップS702に
戻り、再度、再生スロットと録音スロットの選択が行わ
れる。
【0153】選択の決定がなされた段階で、次のステッ
プS705に進み、選択された録音スロットに登録され
ている音声データを選択された再生スロットに割り付け
る。例えば第1の再生スロットに第2の録音スロットが
割り付けられ、第2の再生スロットに第3の録音スロッ
トが割り付けられ、第3の再生スロットに第4の録音ス
ロットが割り付けられ、第4の再生スロットに第6の録
音スロットが割り付けられることになる。
【0154】次に、ステップS706において、スロッ
トの割り付けが完了したか否かが判別される。この判別
は、×ボタン112cの操作入力があったかどうかで行
われる。スロットの割り付けが完了していない場合は、
前記ステップS702に進み、再度、スロットの割付処
理に入る。そして、スロットの割り付けが完了した段階
で次のステップS707に進み、スロット割付画面を消
去し、このスロット割付手段240での処理が終了す
る。
【0155】図18のルーチンに戻り、前記ステップS
603においてスロット割付でないと判別された場合
は、ステップS605に進み、再生処理に関する操作入
力であるか否かが判別される。この判別は、△ボタン1
12a、□ボタン112b、×ボタン112c、決定ボ
タン112dの操作入力であるかどうかで行われる。
【0156】再生処理に関する操作入力であれば、次の
ステップS606に進み、再生処理手段242での処理
に入る。この再生処理手段242での処理は、まず、図
21のステップS801において、操作入力に応じた再
生スロットの音声データを再生する。即ち、△ボタン1
12aであれば第1の再生スロット、□ボタン112b
であれば第2の再生スロット、×ボタン112cであれ
ば第3の再生スロット、決定ボタン112dであれば第
4の再生スロットに割り付けられている音声データを再
生する。
【0157】次に、ステップS802において、再生保
持を示す操作入力(例えばR1ボタン116aの操作入
力)があるか否かが判別される。再生保持を示す操作入
力であれば、次のステップS803に進み、現在選択中
の再生スロットに割り付けられた音声データの再生を保
持する。
【0158】前記ステップS802において、再生保持
でないと判別された場合は、ステップS804に進み、
操作入力の終了を待つ。操作入力が終了した段階で次の
ステップS805に進み、再生を終了する。
【0159】前記ステップS803あるいはステップS
805での処理が終了した段階で、この再生処理手段2
42での処理が終了する。
【0160】図18のルーチンに戻り、前記ステップS
605において、再生処理でないと判別された場合は、
ステップS607に進み、再サンプリングに関する操作
入力であるか否かが判別される。再サンプリングに関す
る操作入力であれば、ステップS608に進み、音声再
サンプリング処理手段252での処理に入る。この音声
再サンプリング処理手段252での処理は後述する。
【0161】前記ステップS607において、再サンプ
リングでないと判別された場合は、ステップS609に
進み、エフェクトに関する操作入力であるか否かが判別
される。エフェクトに関する操作入力であれば、エフェ
クト付与手段246での処理が行われる。まず、次のス
テップS610において、操作入力によるエフェクトの
選択が行われ、次いで、ステップS611において、前
記選択されたエフェクトを再生中の音声データに付与す
る。
【0162】前記ステップS609において、エフェク
トに関する操作入力でないと判別された場合は、図19
のステップS612に進み、パラメータの変更に関する
操作入力であるか否かが判別される。パラメータの変更
に関する操作入力であれば、パラメータ変更手段248
での処理に入り、まず、ステップS613において、操
作入力によるパラメータの選択が行われ、次いで、ステ
ップS614において、前記選択されたパラメータの数
値の変更が行われる。その後、ステップS615におい
て、変更されたパラメータに従って音声データの再生が
行われる。
【0163】前記ステップS612において、パラメー
タの変更に関する操作入力でないと判別された場合は、
ステップS616に進み、再生属性の選択に関する操作
入力か否かが判別される。再生属性の選択に関する操作
入力であれば、選択再生手段250での処理が行われ
る。まず、次のステップS617において、操作入力に
よる再生属性の選択が行われ、次いで、ステップS61
8において、前記選択された再生属性に従って音声デー
タの再生が行われる。
【0164】前記ステップS616において、再生属性
の選択でないと判別された場合は、ステップS619に
進み、スロットの選択に関する操作入力であるか否かが
判別される。スロットの選択は、例えばL1ボタン11
4a及びL2ボタン114bによって行われる。
【0165】スロットに関する操作入力であれば、次の
ステップS620に進み、スロット選択手段244を通
じて、再生すべき再生スロットが操作入力に応じて選択
される。
【0166】ここで、前記ステップS608における音
声再サンプリング処理手段252での処理を説明する。
この音声再サンプリング処理手段252は、まず、図2
2のステップS901において、現在、音声データの再
生中であるか否かが判別される。再生中であれば、次の
ステップS902に進み、再サンプリングの準備に入
る。この場合、第2のスロット表示領域334の枠表示
が例えば黄色表示に変化し、再サンプリングの準備に入
ったことをユーザに知らせる。
【0167】次に、ステップS903において、決定ボ
タン112dの操作入力を待つ。決定ボタン112dの
操作入力があった時点で、次のステップS904に進
み、再生中の音声データの再サンプリングが開始され
る。
【0168】次いで、ステップS905において、決定
ボタン112dの操作入力を待つ。決定ボタン112d
の操作入力があった時点で、次のステップS906に進
み、再サンプリングが終了する。
【0169】その後、ステップS907において、今
回、再サンプリングされた音声データを第4の再生スロ
ットに登録する。この場合、再生スロットファイルの各
レコードのうち、第4の再生スロットに対応する第4レ
コードに再サンプリングされた音声データを登録する。
【0170】前記ステップS907での処理が終了した
段階あるいは前記ステップS901において、再生中で
ないと判別された場合に、この音声再サンプリング処理
手段252での処理が終了する。
【0171】図19のルーチンに戻り、前記ステップS
619においてスロット選択でないと判別された場合
は、ステップS621に進み、コマンド選択に関する操
作入力(例えば選択ボタン42の操作入力)であるか否
かが判別される。
【0172】コマンド選択に関する操作入力であれば、
次のステップS622に進み、第2のコマンド選択手段
254での処理に入る。この第2のコマンド選択手段2
54での処理は、まず、図23のステップS1001に
おいて、モニタ18上に図示しないコマンド要求画面を
表示する。このコマンド要求画面は、3つのコマンドが
配列されたウィンドウ画面となっている。コマンドは、
モード切替(MODE_CHANGE)、波形編集(W
AVE_EDIT)、終了(EXIT)となっている。
【0173】次に、ステップS1002において、コマ
ンドを選択する。コマンドの選択は、操作装置16の左
方向キー110d、右方向キー110c及び決定ボタン
112dを操作することによって行われる。
【0174】次に、ステップS1003において、コマ
ンドの選択が決定されたか否かが判別される。決定され
ていなければ、前記ステップS1002に戻り、再度、
コマンドの選択が行われる。コマンドが決定された段階
で、次のステップS1004に進み、選択されたコマン
ドが波形編集であるか否かが判別される。波形編集であ
れば、次のステップS1005に進み、波形編集処理手
段222での処理に入る。
【0175】この波形編集処理手段222での処理は、
図17に示す処理とほぼ同じであるため、ここではその
詳細説明を省略するが、この波形編集処理手段222で
は、現在選択中の再生スロットに割り付けられている音
声データに対して波形編集(この場合、トリミング)が
行われる。
【0176】前記ステップS1004において、波形編
集でないと判別された場合は、ステップS1006に進
み、サンプリングに関する操作入力であるか否かが判別
される。サンプリングに関する操作入力であれば、次の
ステップS1007に進み、サンプリング処理手段20
4での処理に入る。このサンプリング処理手段204で
の処理はすでに説明したので、ここではその詳細説明を
省略する。
【0177】前記ステップS1006において、サンプ
リングでないと判別された場合は、ステップS1008
に進み、再サンプルデータ登録手段256を通じて、第
4の再生スロットに登録されている再サンプリングされ
た音声データをサウンドバッファ90に展開されている
音声データファイル(例えばユーザ用の音声データファ
イル)に登録する。この段階で、前記音声データがエン
タテインメント装置12の音源の1つとして使用可能と
なる。そして、前記ステップS1008での処理が終了
した段階で、再サンプリング処理手段224での処理が
終了する。
【0178】図19のルーチンに戻り、前記ステップS
621において、コマンド選択でないと判別された場合
は、ステップS623に進み、操作入力に応じた処理を
行う。
【0179】このように、本実施の形態に係るエンタテ
インメントシステム10においては、外部から取り込ん
だ音声データのうち、抽出した音声データをエンタテイ
ンメント装置12の音源の1つとして登録するようにし
たので、音楽用CD(コンパクトディスク)やネットワ
ークを介して取り込んだ音声データをエンタテインメン
ト装置12の音源として使用することができ、ビデオゲ
ームに音楽上の面白みを加えることができる。
【0180】特に、本実施の形態においては、前記抽出
された音声データのうち、余分な部分を切り取る波形編
集処理手段222を設けるようにしたので、抽出した音
声データのうち、不要な部分を取り去ることができ、印
象の残る音声を音源として使用することが可能となる。
【0181】また、本実施の形態においては、前記抽出
された音声データに任意のエフェクトをかけるエフェク
ト付与手段212及び246を設けるようにしたので、
1つの音声データであっても、様々な効果を付与するこ
とによって異なる音声データとすることができ、多彩な
音源を提供することができる。
【0182】また、本実施の形態においては、前記抽出
された音声データのうち、任意の音声データを再抽出す
る再サンプリング処理手段224を設けるようにしたの
で、様々な効果が付与された音声データや不要な部分が
取り去られた音声データから気に入った部分を更に抽出
することができ、音源として使用する音声データの品質
を高めることができると同時に、抽出作業も容易にな
る。
【0183】また、本実施の形態においては、前記抽出
された音声データを、複数の再生属性のうち、操作装置
16からの操作入力によって選ばれた再生属性に従って
再生する選択再生手段250を設けるようにしたので、
逆再生や飛び再生など、様々な再生によっても音声デー
タを変化させることができ、音源の多彩化に寄与させる
ことができる。
【0184】前記実施の形態では、エンタテインメント
装置12内の光ディスク装置70に装着された音楽用C
Dから音声データを取り込んだ例を示したが、その他、
エンタテインメント装置12の外部インターフェース、
例えばPIO(パラレルI/Oインターフェース)に、
別の光ディスク装置やDAT(デジタル・オーディオ・
テープレコーダー)等の音楽再生装置を接続し、CPU
72側から該音楽再生装置に対して制御するようにして
もよい。
【0185】この場合、音声データ処理手段や各種デー
タが記録された光ディスクを音楽用CDに交換しなくて
も前記音声データ処理手段を実行することが可能であ
り、操作性の向上、種々の音楽用CDへの交換の迅速性
を図ることができる。
【0186】なお、この発明に係るエンタテインメント
システム、エンタテインメント装置、記録媒体及びプロ
グラムは、上述の実施の形態に限らず、この発明の要旨
を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもち
ろんである。
【0187】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエン
タテインメントシステム、エンタテインメント装置、記
録媒体及びプログラムによれば、音楽用CD(コンパク
トディスク)やネットワークを介して取り込んだ音声デ
ータをエンタテインメント装置の音源として使用するこ
とができ、ビデオゲームに音楽上の面白みを加えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るエンタテインメントシステ
ムを示す構成図である。
【図2】操作装置を示す斜視図である。
【図3】操作装置を示す平面図である。
【図4】操作装置の使用状態を示す斜視図である。
【図5】左右の把持部内に振動付与機構を配設した状態
を示す一部破断底面図である。
【図6】エンタテインメント装置の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図7】操作装置の回路構成を示すブロック図である。
【図8】操作装置とエンタテインメント装置との双方向
のシリアル通信を行う要部を示すブロック図である。
【図9】音声データ処理手段におけるサンプリング処理
手段の構成を示す機能ブロック図である。
【図10】音声データ処理手段における再サンプリング
処理手段の構成を示す機能ブロック図である。
【図11】音声データ処理手段の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図12】サンプリング処理手段の処理動作を示すフロ
ーチャート(その1)である。
【図13】サンプリング処理手段の処理動作を示すフロ
ーチャート(その2)である。
【図14】音声サンプリング処理手段の処理動作を示す
フローチャートである。
【図15】スロット選択手段の処理動作を示すフローチ
ャートである。
【図16】第1のコマンド選択手段の処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図17】波形編集処理手段の処理動作を示すフローチ
ャートである。
【図18】再サンプリング処理手段の処理動作を示すフ
ローチャート(その1)である。
【図19】再サンプリング処理手段の処理動作を示すフ
ローチャート(その2)である。
【図20】スロット割付手段の処理動作を示すフローチ
ャートである。
【図21】再生処理手段の処理動作を示すフローチャー
トである。
【図22】音声再サンプリング処理手段の処理動作を示
すフローチャートである。
【図23】第2のコマンド選択手段の処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図24】サンプリング画面を示す説明図である。
【図25】波形編集画面を示す説明図である。
【図26】再サンプリング画面を示す説明図である。
【符号の説明】
10…エンタテインメントシステム 12…エンタテイ
ンメント装置 16…操作装置(コントローラ) 18…モニタ(デ
ィスプレイ) 20…光ディスク 88…SPU 90…サウンドバッファ 92…スピーカ 200…音声データ処理手段 204…サンプリ
ング処理手段 212…エフェクト付与手段 214…パラメー
タ変更手段 216…音声サンプリング処理手段 222…波形編集
処理手段 224…再サンプリング処理手段 226…サンプル
データ登録手段 246…エフェクト付与手段 248…パラメー
タ変更手段 250…選択再生手段 252…音声再サ
ンプリング処理手段 256…再サンプルデータ登録手段

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種プログラムを実行するエンタテインメ
    ント装置と、 使用者による操作要求を前記エンタテインメント装置に
    入力する少なくとも1つの操作装置と、 多数の音源のうち、供給された音声出力指令に基づく必
    要な音源を選択して出力する音声出力手段と、 前記エンタテインメント装置から出力された画像を表示
    する表示装置とを有するエンタテインメントシステムに
    おいて、 外部から取り込んだ音声データのうち、抽出した音声デ
    ータを前記エンタテインメント装置の音源の1つとして
    登録する音声データ処理手段を有することを特徴とする
    エンタテインメントシステム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のエンタテインメントシステ
    ムにおいて、 前記音声データ処理手段は、 前記操作装置からの操作入力に基づいて、外部から取り
    込んだ音声データのうち、任意の音声データを抽出する
    音声データ抽出手段と、 抽出された音声データを前記音源の1つとして登録する
    音声データ登録手段とを有することを特徴とするエンタ
    テインメントシステム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のエンタテインメント
    システムにおいて、 前記音声データ処理手段は、 前記抽出された音声データのうち、余分な部分を切り取
    るトリミング手段を有することを特徴とするエンタテイ
    ンメントシステム。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載のエン
    タテインメントシステムにおいて、 前記音声データ処理手段は、 前記抽出された音声データに任意のエフェクトをかける
    効果付与手段を有することを特徴とするエンタテインメ
    ントシステム。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項に記載のエン
    タテインメントシステムにおいて、 前記音声データ処理手段は、 前記抽出された音声データのうち、任意の音声データを
    再抽出する音声データ再抽出手段を有することを特徴と
    するエンタテインメントシステム。
  6. 【請求項6】請求項5記載のエンタテインメントシステ
    ムにおいて、 前記音声データ再抽出手段は、 前記抽出された音声データを、複数の再生属性のうち、
    前記操作装置からの操作入力によって選ばれた再生属性
    に従って再生する選択再生手段を有することを特徴とす
    るエンタテインメントシステム。
  7. 【請求項7】少なくとも使用者による操作要求を出力す
    る操作装置と、画像を表示するための表示装置と、多数
    の音源のうち、供給された音声出力指令に基づく必要な
    音源を選択して出力する音声出力手段とが接続可能とさ
    れたエンタテインメント装置において、 外部から取り込んだ音声データのうち、抽出した音声デ
    ータを前記音源の1つとして登録する音声データ処理手
    段を有することを特徴とするエンタテインメント装置。
  8. 【請求項8】各種プログラムを実行するエンタテインメ
    ント装置と、 使用者による操作要求を前記エンタテインメント装置に
    入力する少なくとも1つの操作装置と、 多数の音源のうち、供給された音声出力指令に基づく必
    要な音源を選択して出力する音声出力手段と、 前記エンタテインメント装置から出力された画像を表示
    する表示装置とを有するエンタテインメントシステムで
    使用されるプログラムやデータが記録された記録媒体に
    おいて、 前記プログラムは、 外部から取り込んだ音声データのうち、抽出した音声デ
    ータを前記エンタテインメント装置の音源の1つとして
    登録する音声データ処理ステップを有することを特徴と
    する記録媒体。
  9. 【請求項9】請求項8記載の記録媒体において、 前記音声データ処理ステップは、 前記操作装置からの操作入力に基づいて、外部から取り
    込んだ音声データのうち、任意の音声データを抽出する
    音声データ抽出ステップと、 抽出された音声データを前記音源の1つとして登録する
    音声データ登録ステップとを有することを特徴とする記
    録媒体。
  10. 【請求項10】請求項8又は9記載の記録媒体におい
    て、 前記音声データ処理ステップは、 前記抽出された音声データのうち、余分な部分を切り取
    るトリミングステップを有することを特徴とする記録媒
    体。
  11. 【請求項11】請求項8〜10のいずれか1項に記載の
    記録媒体において前記音声データ処理ステップは、 前記抽出された音声データに任意のエフェクトをかける
    効果付与ステップを有することを特徴とする記録媒体。
  12. 【請求項12】請求項8〜11のいずれか1項に記載の
    記録媒体において、 前記音声データ処理ステップは、 前記抽出された音声データのうち、任意の音声データを
    再抽出する音声データ再抽出ステップを有することを特
    徴とする記録媒体。
  13. 【請求項13】請求項12記載の記録媒体において、 前記音声データ再抽出ステップは、 前記抽出された音声データを、複数の再生属性のうち、
    前記操作装置からの操作入力によって選ばれた再生属性
    に従って再生する選択再生ステップを有することを特徴
    とする記録媒体。
  14. 【請求項14】各種プログラムを実行するエンタテイン
    メント装置と、使用者による操作要求を前記エンタテイ
    ンメント装置に入力する少なくとも1つの操作装置と、
    多数の音源のうち、供給された音声出力指令に基づく必
    要な音源を選択して出力する音声出力手段と、前記エン
    タテインメント装置から出力された画像を表示する表示
    装置とを有するエンタテインメントシステムで使用さ
    れ、コンピュータにて読み取り、実行可能なプログラム
    において、 外部から取り込んだ音声データのうち、抽出した音声デ
    ータを前記エンタテインメント装置の音源の1つとして
    登録する音声データ処理ステップを有することを特徴と
    するプログラム。
JP2000306773A 1999-10-14 2000-10-05 エンタテインメントシステム、エンタテインメント装置、記録媒体及びプログラム Pending JP2001202091A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000306773A JP2001202091A (ja) 1999-10-14 2000-10-05 エンタテインメントシステム、エンタテインメント装置、記録媒体及びプログラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-293060 1999-10-14
JP29306099 1999-10-14
JP2000306773A JP2001202091A (ja) 1999-10-14 2000-10-05 エンタテインメントシステム、エンタテインメント装置、記録媒体及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001202091A true JP2001202091A (ja) 2001-07-27

Family

ID=26559249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000306773A Pending JP2001202091A (ja) 1999-10-14 2000-10-05 エンタテインメントシステム、エンタテインメント装置、記録媒体及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001202091A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003085942A1 (fr) * 2002-04-08 2003-10-16 Kabushiki Kaisha Eighting Procede de jeu sur reseau, terminal de jeu sur reseau et serveur
US7999167B2 (en) 2004-04-19 2011-08-16 Sony Computer Entertainment Inc. Music composition reproduction device and composite device including the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003085942A1 (fr) * 2002-04-08 2003-10-16 Kabushiki Kaisha Eighting Procede de jeu sur reseau, terminal de jeu sur reseau et serveur
US7999167B2 (en) 2004-04-19 2011-08-16 Sony Computer Entertainment Inc. Music composition reproduction device and composite device including the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100458242B1 (ko) 게임 장치, 게임 장치의 제어 방법, 정보 기록 매체, 게임 배포 장치 및 게임 배포 방법
US7019205B1 (en) Entertainment system, entertainment apparatus, recording medium, and program
EP1225565A2 (en) Sound controller that generates sound responsive to a situation
KR100643066B1 (ko) 데이터를 처리하기 위한 시스템과 방법 및 오락 시스템
JP3171575B2 (ja) エンタテインメントシステム及びプログラム供給媒体
JP5346001B2 (ja) 記録媒体、プログラム実行システム、プログラム実行装置及び画像表示方法
JP2000102674A (ja) エンタテインメントシステム及び供給媒体、並びに入力操作装置
JP2003000951A (ja) ゲーム進行プログラム、ゲーム進行方法及びビデオゲーム装置
US20020082063A1 (en) Information branching control method
WO2000011565A2 (en) Installing and loading device drivers on an entertainment system
EP1260939A2 (en) Data processing method
JP4587243B2 (ja) エンタテインメント装置、エンタテインメントシステム、記録媒体及び振動設定方法
JP2001202091A (ja) エンタテインメントシステム、エンタテインメント装置、記録媒体及びプログラム
EP1097735A2 (en) Entertainment system, entertainment apparatus, recording medium, and program
US6702677B1 (en) Entertainment system, entertainment apparatus, recording medium, and program
US6390919B1 (en) Entertainment system, entertainment apparatus, recording medium, and program
JP2002263360A (ja) 演奏指揮ゲーム装置、ゲーム機の制御方法、情報記憶媒体及びプログラム
JP3437776B2 (ja) エンタテインメントシステム、エンタテインメント装置及び記録媒体
EP1080757A2 (en) Entertainment system, entertainment apparatus, recording medium, and program
JP3472544B2 (ja) エンタテインメントシステム、エンタテインメント装置、記録媒体および方法
JP3583983B2 (ja) エンタテインメントシステム、エンタテインメント装置及び記録媒体
JP2001184066A (ja) エンタテインメントシステム、エンタテインメント装置、記録媒体及びプログラム
JP2001195593A (ja) エンタテインメントシステム、エンタテインメント装置、記録媒体及びプログラム
JP2001178964A (ja) エンタテインメントシステム、エンタテインメント装置、記録媒体及びプログラム
EP1094441B1 (en) Entertainment system