JP2001201388A - 配管内の液位測定装置及び液位測定方法 - Google Patents

配管内の液位測定装置及び液位測定方法

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JP2001201388A JP2000012302A JP2000012302A JP2001201388A JP 2001201388 A JP2001201388 A JP 2001201388A JP 2000012302 A JP2000012302 A JP 2000012302A JP 2000012302 A JP2000012302 A JP 2000012302A JP 2001201388 A JP2001201388 A JP 2001201388A
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

Abstract

(57)【要約】 【課題】 横設された配管内に存在するドレン等の液体
の水位を正確に測定する。 【解決手段】 横設された配管2の底部外側面に超音波
送受信器2を取り付ける。そして、この超音波送受信器
2から上方に向けて超音波パルスを周期的に発射すると
共に、この超音波パルスのドレン6の水面61による反
射波を受信して、その時間差からドレン6の水位Hを導
出する。この水位Hの導出は、CPU5が実行する。そ
の際、CPU5は、ドレン6の水面61が揺れている等
の動的状態にあることによる上記超音波パルスの乱反射
の影響を排除した上で、上記ドレン6の水位Hを導出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横設された配管内
に存在する液体、例えば蒸気配管やガス配管等において
滞留すると好ましくないとされるドレン(凝縮液)等、
の液位を測定する液位測定装置及び液位測定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記のように、例えば横設された蒸気配
管内にドレンが発生し滞留すると、蒸気プラント全体の
生産効率が低下したり、場合によっては、プラントが停
止(所謂ストール)したりする恐れがある。従って、蒸
気配管内にドレンが発生し滞留したとき、これを何らか
の手段により検出し、その液位を測定できれば、蒸気プ
ラントを管理運営する上で、非常に有効である。
【0003】そこで、従来、上記のように横設された蒸
気配管内のドレンの有無を検出し、その液位を測定する
技術として、例えば超音波を利用するものが知られてい
る。これは、横設された蒸気配管の底部外側面に超音波
送受信器を取り付け、この超音波送受信器から上方(即
ち配管の内部)に向けて超音波を発射し、この超音波が
配管内のドレン液面で反射して超音波送受信器に戻って
来るまでの時間を計測することにより、上記ドレンの液
位を導出するものである。なお、配管内にドレンが滞留
していない場合には、上記ドレン液面による超音波の反
射が無いので、この反射の有無により、配管内のドレン
の有無を検出できる。この技術によれば、測定対象とな
る蒸気配管の運転を停止させることなく、当該配管内の
ドレンの有無を検出し、その液位を測定できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
は、飽くまで配管内のドレン液面が静止している所謂静
的状態にあることを前提とするものであって、ドレン液
面が揺れていたり或いは波立っているような所謂動的状
態にある場合には、ドレンの液位を正確に測定できな
い、という問題がある。即ち、上記揺れている等の動的
状態にあるドレン液面に超音波が入射すると、この超音
波は、ドレン液面において乱反射を起こす。これによ
り、この乱反射を受信して得た超音波送受信器の出力信
号(波形)が、大きく乱れて、配管内におけるドレンの
液面位置を正確に特定できなくなり、ひいてはドレン液
位を正確に測定できなくなる、という上記問題を生じ
る。
【0005】ところで、実際の蒸気プラントにおいて
は、配管内のドレンに対して、当該配管内を流通する蒸
気の流れや圧力、或いは配管自体に発生する振動等の、
様々な機械的外力が作用する。従って、実際の配管内の
ドレン液面は、一般に、常に揺れていたり或いは波立っ
ていたりする等、上記動的状態にある。このような蒸気
プラントの実状を鑑みると、上記従来技術は、蒸気配管
内のドレンの液位を測定するには、極めて致命的な欠点
を有していることになり、現にこのような用途では実用
性を欠いていた。
【0006】そこで、本発明は、上記のように横設され
た配管内に存在するドレン等の液体の液面が動的状態に
ある場合でも、その液面位置を正確に特定し、ひいては
その液体の液位を正確に測定できる液位測定装置及び液
位測定方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明は、概略横設された配管の底部外側面に
取り付けられ、上方に向けて略周期的に、一様な超音波
を発射する超音波送信部と、この超音波送信部の近傍ま
たはこの超音波送信部と一体に設けられ、該超音波送信
部から上記略周期的に発射される各超音波の各反射波を
順次受信する超音波受信部と、この超音波受信部が上記
各反射波をそれぞれ受信する各周期毎に、それぞれ、所
定の時点を基準として、この基準時点からの各経過時点
における上記超音波受信部による上記反射波の受信レベ
ルを監視する受信レベル監視手段と、この受信レベル監
視手段によって監視して得た上記各経過時点における各
受信レベルを、それぞれ、上記各周期間で比較して、こ
れら各周期間での上記各経過時点における各受信レベル
の変化の度合いを検出するレベル変化検出手段と、上記
各経過時点のうち上記レベル変化検出手段によって検出
して得た上記受信レベルの変化の度合いが所定の値を超
える時点が概ね連続する時間領域と、それ以外の時点、
即ち上記受信レベルの変化の度合いが上記所定の値以下
の時点、が連続する時間領域と、の境界を検出する境界
検出手段と、この境界検出手段によって検出して得た上
記境界の位置する時点と、上記基準時点と、の時間差に
基づいて、上記配管内に存在する液体の液位を導出する
液位導出手段と、を具備するものである。
【0008】なお、ここで言う上記超音波とは、パルス
状に形成された所謂超音波パルスであって、比較的にパ
ルス幅の狭い例えばインパルス状のもの、を言う。ま
た、上記一様な超音波とは、当該超音波パルスの形態が
上記各周期間で一定であることを意味し、具体的には、
例えばこの超音波パルスを構成する超音波自体の周波数
や、パルスの幅及び振幅等が、一定であることを意味す
る。
【0009】そして、上記超音波送信部は、例えば超音
波送信専用の所謂電気−超音波変換素子により構成で
き、超音波受信部は、例えば超音波受信専用の所謂超音
波−電気変換素子により構成できる。そして、これら超
音波送信部と超音波受信部とを上記一体に設けるとは、
例えば、これら両者をそれぞれに共通の1つの筐体内に
収容することにより、外観的に一体化することを意味す
る。また、これら超音波送信部と超音波受信部とは、送
受信兼用の変換素子によっても構成できる。この1つの
変換素子により超音波送信部と超音波受信部との両方を
兼用することも、ここで言う上記一体の意味に含む。
【0010】本発明において、例えば、今、配管内に何
らかの液体が存在しており、その液体の液面が揺れてい
たり或いは波立っている等の動的状態にあるとする。こ
の状態において、超音波送信部から超音波パルスが発射
されると、この超音波パルスは、上方(配管の内側)に
向かって配管の底部側壁内を伝播し、配管の底部内側面
に到達する。この配管と液体との境界である底部内側面
においては、これら配管(材料)と液体との各物理的性
質の違いにより、上記超音波パルスの伝播作用に対する
音響インピーダンスが、大きく急変する。従って、この
配管の底部内側面に到達した超音波パルスは、その大部
分が、ここで反射して超音波送信部側に戻り、最終的に
超音波受信部により受信される。なお、反射しない残り
の一部の超音波パルスは、引き続き上方に向かって液体
内を伝播する。
【0011】上記液体内を伝播する超音波パルスは、液
体と配管内の気体(空気)との境界である液面に到達す
る。この液面においても、液体と上記気体との各物理的
性質の違いにより、超音波パルスの伝搬作用に対する音
響インピーダンスが、大きく急変する。従って、この液
面に到達した超音波パルスは、この液面において略完全
反射して、それまでの伝播経路を戻り、最終的に超音波
受信部により受信される。
【0012】このように、超音波送信部から発射された
超音波パルスが、配管の底部内側面及び液体の液面にお
いてそれぞれ反射して、超音波受信部により受信される
までの一連の動作は、超音波送信部から各超音波パルス
が発射される度に、繰り返される。これにより、超音波
受信部の出力信号には、上記配管の底部内側面による超
音波パルスの反射像と、液体の液面による超音波パルス
の反射像とが、繰り返し現れる。
【0013】ところで、上記各反射像のうち、配管の底
部内側面による反射像は、超音波送信部から超音波パル
スが発射されたあと、配管の底部側壁の厚さ寸法に応じ
た或る時間が経過した時点で、上記超音波パルスの発射
周期と同じ周期で周期的に現れる。また、この反射像の
形態、例えばこの反射像の振幅や位相、形状等は、上記
各周期間で略一定である。これは、配管の底部内側面
が、物理的に不動であり、所謂完全な静的状態にあるか
らである。
【0014】これに対して、上記液面による反射像は、
その形態(振幅や位相、形状等)が上記各周期によって
それぞれ異なり、各周期毎に大きく乱れる。これは、液
面が上記動的状態にあるため、この液面に入射する超音
波パルスが、乱反射を起こすからである。
【0015】従って、上記各反射像を含む超音波受信部
の出力信号(波形)を上記各周期毎に見ると、少なくと
も上記配管の底部内側面による反射像が現れる時点から
上記液面による反射像が現れる時点の直前までの時間領
域においては、超音波受信部の出力信号は、上記配管の
底部内側面による反射像を含み、基本的に(例えば電気
的雑音等の影響はあるものの)、上記各周期間で略一定
(不変)である。一方、上記液面による反射像を含む当
該反射像が現れる時点以降の時間領域においては、超音
波受信部の出力信号は、上記液面での乱反射の影響によ
り、上記各周期間で変化する。このことから、超音波受
信部の出力信号が上記各周期間で一定ある時間領域とそ
うでない時間領域との境界を捉えれば、その境界の位置
する時点が、配管内における液体の液面位置に対応す
る、と言える。そこで、本発明では、これら各時間領域
の境界を捉えることにより、上記液面位置を特定する。
【0016】即ち、受信レベル監視手段により、超音波
受信部の出力信号のレベル、所謂受信レベルを監視す
る。そして、レベル変化検出手段により、所定の時点、
例えば超音波受信部により上記配管の底部内側面による
反射波を受信した時点、を基準として、この基準時点か
らの各経過時点(ここで言う各経過時点とは、上記各周
期よりも遥かに時間間隔の短い離散時間(時刻)のこと
を言う。)における各受信レベルを、上記各周期間、例
えば隣接する周期間で比較して、これら各周期間におけ
る受信レベルの変化の度合い、例えば変化量を、上記各
経過時点毎に検出する。そして、この検出して得た各経
過時点毎の受信レベルの変化量と、所定の値とを、境界
検出手段により比較する。ここで言う所定の値とは、上
記各経過時点毎の各受信レベルが上記各周期間で変化す
るか否かを判断するための基準となる値(所謂しきい
値)である。即ち、境界検出手段は、上記受信レベルの
変化量が上記所定の値を超える時点については、当該時
点において受信レベルが変化しているものと判断し、受
信レベルの変化量が上記所定の値以下である時点につい
ては、当該時点において受信レベルが概ね一定であると
判断する。そして、境界検出手段は、上記受信レベルが
上記各周期間で一定であると判断した時点が連続する時
間領域と、そうでない時点(即ち受信レベルが各周期間
で変化する時点)が連続する時間領域と、の境界を検出
し、この検出して得た境界の位置する時点を、上記液面
位置に対応する時点として特定する。
【0017】このように液面位置を特定できれば、これ
に対応する上記境界の時点と、超音波受信部により配管
の底部内側面による反射波を受信した上記基準時点と、
の時間差から、配管内における液体の液位を導出でき
る。この液位の導出は、液位導出手段により実行する。
なお、ここでは、超音波受信部が配管の底部内側面によ
る反射波を受信した時点を、上記基準時点としたが、超
音波送信部が超音波パルスを発射した時点を、上記基準
時点としてもよい。
【0018】また、本発明では、上記受信レベル監視手
段により監視して得た上記各経過時点における各受信レ
ベルを平滑化する平滑化手段を設けてもよい。この場
合、レベル変化検出手段は、上記平滑化手段によって平
滑化した後の各受信レベルを比較することにより、上記
受信レベルの変化の度合いを検出するよう構成する。こ
のようにすれば、上述した電気的雑音等の影響を軽減で
き、より正確な液面位置の特定を実現し、ひいてはより
正確な液位測定を実現できる。
【0019】なお、ここで言う上記平滑化手段は、例え
ば、一般に知られている移動平均処理等のように、上記
各受信レベルを或る時間領域(経過時点)にわたって平
均化する等、上記各受信レベルを時間の経過に沿って平
滑化する手段により構成できる。また、上記各経過時点
毎の各受信レベルを、それぞれ上記各周期間で平滑化す
る手段により、上記平滑化手段を構成してもよい。
【0020】そして、本発明は、上述した蒸気配管やガ
ス配管等のように、蒸気やガス等の気体を流通対象とす
る配管において、この配管内に発生し滞留するドレンの
液位を測定するのに、応用できる。勿論、水や油等の各
種液体を流通対象とする配管において、当該流通対象で
ある液体自体の液位を測定する場合にも、本発明を応用
できる。
【0021】また、本発明は、上記ドレン等の液体の液
位を測定する液位測定装置のみならず、これと同様の原
理に基づいて液位を測定する液位測定方法にも、供す
る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明を、例えば上述した蒸気配
管内のドレンの液位を測定する装置及び方法に応用する
場合の一実施の形態について、図1から図3を参照して
説明する。
【0023】本実施の形態に係る液位測定装置の概略構
成を、図1に示す。同図に示すように、この装置は、横
設された蒸気配管1の底部外側面に取り付けられる超音
波送受信器2を有している。この超音波送受信器2は、
超音波送受信兼用の電気−超音波(または超音波−電
気)変換素子構成のもので、その超音波送受信面(同図
において上方側の面)を、配管1の底部外側面に密着さ
せている。なお、この超音波送受信器2の上記超音波送
受信面側の周囲には、図示しない磁石が内蔵されてお
り、配管1が金属製(厳密には強磁性体材料製)の場合
には、この磁石の磁力により、当該超音波送受信器2を
配管1に接着できるよう構成されている。
【0024】そして、上記超音波送受信器2は、これに
接続された駆動制御部3から与えられる駆動制御信号に
基づいて、超音波送信器として機能し、例えば図2
(a)に誇張して示すような概略インパルス状の超音波
パルス4、4、・・・を、上方(配管の内側)に向け
て、周期的に発射する。この超音波送受信器2による各
超音波パルス4、4、・・・の繰り返し発射周期Tは、
主に配管1の径寸法により決定されるが、概ねT=数十
msec乃至数百msecの範囲内の値に決定される。
【0025】超音波送受信器2は、上記各超音波パルス
4、4、・・・をそれぞれ発射したあと、次の超音波パ
ルス4、4、・・・を発射するまでの間、超音波受信器
として機能する。即ち、超音波送受信器2は、上記各超
音波パルス4、4、・・・を発射したあと、これら各超
音波パルス4、4、・・・の各反射波(エコー)を、順
次受信し、これを電気信号V(t)(tは、時間を表わす
所謂タイムインデックスである。)に変換して出力す
る。この超音波送受信器2の出力信号V(t)は、上記駆
動制御部3に入力される。
【0026】駆動制御部3は、上記超音波送受信器の出
力信号V(t)の信号レベル、換言すれば超音波送受信器
2による上記各反射波の受信レベルを、監視して、この
監視して得たデータVk(kは、時間tを離散時間で表
わす所謂離散時間(サンプリング)インデックスであっ
て、この離散時間kの時間間隔(サンプリング時間)
は、上記発射周期Tよりも遥かに短い。)を、CPU
(中央演算処理装置)5に供給する。CPU5は、この
供給されたデータVkから、配管1内におけるドレン6
の有無及びその液面61の位置を検出し、ひいてはドレ
ン6の液位を導出する。このCPU5の一連の動作は、
例えば半導体メモリ構成の記憶部7に記憶されている制
御プログラムに従って、次のように制御される。
【0027】即ち、例えば、今、配管1内にドレン6が
発生しており、このドレン6の液面61が、図1に誇張
して示すように動的状態(揺れや波が生じている状態)
にあるとする。この状態において、例えば図2に示すよ
うに、或る時刻t0において、超音波送受信器2から超
音波パルス4が発射されると、この超音波パルス4は、
配管1の内側に向かって配管1の底部側壁11内を伝播
し、配管1の底部内側面12に到達する。この底部内側
面12においては、配管1の底部側壁11を構成する材
料自体の物理的性質とドレン6自体の物理的性質との違
いにより、上記超音波パルス4の伝播作用に対する音響
インピーダンスが、大きく急変する。従って、この配管
1の底部内側面12に到達した超音波パルス4は、その
大部分が、ここで反射して、それまでの伝播経路を逆行
し、最終的に超音波送受信部2により受信される。これ
により、超音波送受信部2の出力信号Vk(またはV
(t))には、図2(b)に示すように、超音波送受信部
2が超音波パルス4を発射した時点t0から、配管1の
底部側壁11の厚さ寸法に応じた或る時間Taが経過し
た時点t1で、上記配管1の底部内側面12による超音
波パルス4の反射像41が現れる。なお、上記配管1の
底部内側面12において反射しない残りの一部の超音波
パルス4は、図1に矢印21で示すように、引き続き上
方に向かってドレン6内を伝播する。
【0028】上記ドレン6内を伝播する超音波パルス4
は、ドレン6と配管1内の蒸気8との境界であるドレン
液面61に到達する。このドレン液面61においても、
ドレン6と蒸気8との各物理的性質の違いにより、超音
波パルス4の伝搬作用に対する音響インピーダンスが、
大きく急変する。従って、このドレン液面61に到達し
た超音波パルス4は、この液面61において略完全反射
して、図1に矢印22で示すように、それまでの伝播経
路を逆行し、最終的に超音波送受信器2で受信される。
これにより、超音波送受信部2の出力信号Vkには、図
2(b)に示すように、上記配管1の底部内側面12に
よる超音波パルス4の反射像41が現れた時点t1
ら、更に配管1内のドレン6の液位に応じた時間Tbが
経過した時点t2で、上記ドレン液面61による超音波
パルス4の反射像42が現れる。
【0029】ところで、上記各反射像41、42は、そ
れぞれ超音波送受信器2から各超音波パルス4、4、・
・・が発射される度に繰り返し現れるが、このうち、配
管1の底部内側面12による反射像41については、そ
の形態、例えば振幅や位相(超音波パルス4の発射時点
から当該反射像41が現れるまでの時間Ta)、或いは
形状等が、各超音波パルス4、4、・・・の各発射周期
T間で、常に一定である。これは、配管1の底部内側面
12が、物理的に不動であり、即ち完全な静的状態にあ
るからである。
【0030】これに対して、上記ドレン液面61による
反射像42については、その形態、即ち振幅や位相(上
記配管1の底部内側面12による反射像41が現れた時
点から当該反射像42が現れるまでの時間Tbまたは超
音波パルス4の発射時点から当該反射像42が現れるま
での時点Ta+Tb)、或いは形状等が、上記各周期Tに
よってそれぞれ異なる。これは、ドレン液面61が上記
動的状態にあるため、このドレン液面61に入射する超
音波パルス4が、乱反射を起こすからである。
【0031】従って、例えば図3に示すように、超音波
送受信器2の出力信号(波形)Vkを上記各周期T毎に
見ると、少なくとも配管1の底部内側面12による反射
像41が現れる時点からドレン液面61による反射像4
2が現れる時点の直前までの時間領域Tb'においては、
超音波送受信器2の出力信号Vkは、上記配管1の底部
内側面12による反射像41を含み、各周期T間で略一
定(不変)である。一方、上記ドレン液面61による反
射像42を含む当該反射像42が現れる時点以降の時間
領域Tcにおいては、同図に実線、点線及び一点鎖線で
示すように、超音波送受信器2の出力信号Vkは、上記
ドレン液面61での乱反射の影響により、各周期T間で
変化し、乱れを生じる。このことから、超音波送受信器
2の出力信号Vkが、上記各周期T間で一定ある時間領
域Tb'とそうでない時間領域Tcとの境界t2'が、配管
1内におけるドレン液面61に対応する、と言える。
【0032】そこで、CPU5によって、超音波送受信
器2の出力信号(厳密には、この出力信号のレベルを駆
動制御部3により監視して得たデータ)Vkについて、
次の数1で表わされる演算を施す。
【0033】
【数1】
【0034】この数1において、nは、上記各周期Tの
番号を表わす所謂周期番号インデックスであって、n=
0、1、2、・・・である。
【0035】この数1によれば、CPU5は、或る周期
[n]における超音波送受信器2の出力信号(Vk)n
と、その前の周期[n−1]における超音波送受信器2
の出力信号(Vk)n-1とを、比較することによって、超
音波送受信器2の出力信号Vkの各周期n間における変
化量を、各時点(時刻)k毎に導出する。そして、この
導出して得た変化量(厳密にはその絶対値)が、所定の
基準値Aよりも大きいか否かを、各時点k毎に、判断す
る。
【0036】ここで言う上記所定の基準値Aとは、超音
波送受信器2の出力信号Vkが各周期n間で変化するか
否かを判断するための基準となる値、所謂しきい値、を
指す。従って、CPU5は、上記変化量がこの基準値A
以下である時点(数1を満足する時点)kについては、
その時点kにおいて超音波送受信器2の出力信号Vkが
概ね一定であると判断する。一方、上記変化量が基準値
Aよりも大きくなる時点(数1を満足しない時点)につ
いては、CPU5は、その時点kにおいて超音波送受信
器2の出力信号Vkが変化するものと判断する。
【0037】そして、CPU5は、上記数1を満足する
時点kが連続する時間領域Tb'と、上記数1を満足しな
い時点kが連続する時間領域Tcと、の境界t2'を導出
し、この導出して得た境界t2'を、ドレン液面61とし
て特定する。そして、CPU5は、このドレン61の液
面として特定して得た境界t2'と、所定の基準時点、例
えば配管1の底部内側面12による反射像41が現れる
時点t1との、時間差Tb'から、配管1内におけるドレ
ン6の液位Hを導出する。具体的には、上記時間差Tb'
にドレン6内における超音波パルス4の音速cを乗ずれ
ば、ドレン6の液位Hを導出できる(H=Tb'×c)。
【0038】なお、CPU5には、例えばキーボード構
成の操作部9と、例えば液晶パネル構成またはCRT構
成の表示部10が、接続されている。そして、CPU5
は、上記操作部9から配管1の寸法に係るデータ、例え
ば配管1の内径寸法を入力すると、配管1内における単
位長さ当たりのドレン6の容積を導出し、その導出結果
を上記表示部10に表示するようにも、構成されている
(厳密には、このドレン6の容積の導出及び表示を実現
するためのプログラムが記憶部7内に記憶されており、
CPU5は、このプログラムに従って上記ドレン6の容
積を導出し表示する)。
【0039】更に、記憶部7内には、一般に知られてい
る蒸気表に係るデータが記憶されている。この蒸気表
は、蒸気温度または蒸気圧力を基準とし、これら各蒸気
温度または蒸気圧力に対する蒸気の比容積や密度、比エ
ンタルピ及び比エントロピ等の各値を、一覧表に纏めた
ものである。そして、CPU5は、上記操作部9から任
意の条件、例えば配管2内の蒸気圧力を入力すると、こ
の入力された蒸気圧力とこの蒸気圧力に基づいて上記蒸
気表を参照して得た各値とにより、例えば配管内の蒸気
の乾き度(蒸気とドレンとの重量比)や仕事量(エンタ
ルピ)等の各物理量を導出し、その導出結果を表示部1
0に表示するようにも、構成されている。
【0040】上記のように、本実施の形態によれば、横
設された配管1内のドレン6の液面61が揺れていたり
或いは波立っていたりする等の動的状態にある場合で
も、その液面61の位置を正確に特定し、ひいてはその
液位Hを正確に測定できる。このことは、ドレン液面6
1が常に動的状態にあることの多い実際の蒸気プラント
において、真に実用性のある液位測定装置及び液位測定
方法を実現するのに、非常に有効である。
【0041】なお、上記ドレン6の液面61の位置を特
定するのに、本実施の形態による上記特定方法(手順)
とは別に、例えば超音波送受信器2の出力信号Vkを平
均化することにより上記液面61による乱反射の影響を
排除して、当該液面61による反射像42が現れる時点
を検出し、ひいては当該液面61の位置を特定する方法
も考えられる。しかし、上記乱反射の影響を排除し得る
程度にまで超音波送受信器2の出力信号Vkを平均化す
るには、この平均化処理にかなりの長時間を要する。ま
た、余り長時間にわたって上記出力信号Vkを平均化処
理すると、上記液面61による反射像42が潰れて、結
果的に当該反射像42を特定できなくなる。これに対し
て、本実施の形態(上記数1)によれば、究極には、上
記周期Tの2周期分(2T)という短時間で、上記超音
波送受信器2の出力信号Vkの変化を捉え、ひいてはド
レン6の液面61を特定することができる。この点にお
いても、本実施の形態の実用性を窺える。
【0042】本実施の形態においては、ドレン6の液位
Hを導出する上で、CPU5により上記数1の演算を実
行するよう構成したが、これに限らない。例えば、超音
波送受信器2の出力信号Vkに対して、次の数2に示す
ような一般に知られている移動平均処理を施し、上記数
1におけるVkに代えて、この数2による移動平均処理
後のデータUkを代入してもよい。
【0043】
【数2】
【0044】このように超音波送受信器2の出力信号V
kに対して移動平均処理等の信号平滑化処理を施すこと
により、当該出力信号Vkに対する上述した電気的雑音
等の影響を軽減できる。従って、より正確にドレン6の
液面61を導出することができ、ひいてはより正確な液
位Hの測定を実現できる。なお、この数2に基づく移動
平均処理は、飽くまで上記電気的雑音等の影響を排除す
るために行うものであって、上記のようなドレン液面6
1による乱反射そのものの影響を排除するために行うも
のではない。従って、この数2に基づく移動平均処理の
対象時間は、比較的に短い時間に設定する(即ち、タッ
プ数Mを比較的に小さい値とする)。
【0045】また、上記数2のように、超音波送受信器
2の出力信号Vk自体を時刻kの経過に沿って平均化処
理するのではなく、例えば次の数3または数4に示すよ
うに、上記数1に基づく演算処理を複数周期nにわたっ
て平均化し、この平均化して得た値と所定の基準値Bま
たはC(これら各基準値B、Cは、状況に応じて任意に
定める。)とを比較してもよい。
【0046】
【数3】
【0047】
【数4】
【0048】これら数3または数4に基づいて処理する
ことによっても、上記電気的雑音等の影響を軽減でき、
より正確な液位Hの測定を実現できる。ただし、これら
数3及び数4に基づく処理おいても、処理速度(液位H
の測定速度)等の観点から、上記数2における処理の対
象時間(タップ数Mの値)と同様、処理の対象周期(即
ち遡及周期pの値)を、比較的に小さ目に設定する。な
お、これらの数式は、飽くまで一例であって、これら以
外の数式に基づいて、上記超音波送受信器2の出力信号
Vkの変化の度合いを導出してもよい。
【0049】本実施の形態では、蒸気配管1内のドレン
6の液位を測定するのに本発明を応用する場合について
説明したが、これに限らず、ガス配管等の他の配管にお
けるドレンの液位を測定するのにも本発明を応用でき
る。また、ドレン以外にも、例えば水や油等の各種液体
を流通対象とする配管において、当該流通対象である液
体自体の液位を測定する場合等にも、本発明を応用でき
る。
【0050】なお、本実施の形態における超音波送受信
器2が、特許請求の範囲に記載の超音波送信部及び超音
波受信部に対応し、この超音波送受信器2により超音波
パルス4を送受信することが、特許請求の範囲に記載の
超音波送信過程及び超音波受信過程に対応する。また、
この超音波送受信兼用の超音波送受信器2に代えて、超
音波送信専用の所謂超音波送信器と超音波受信専用の所
謂超音波受信器とを、用いてもよい。この場合、これら
超音波送信器と超音波受信器とは、それぞれ、配管1の
底部外側面に、互いに近接して設ける。
【0051】また、本実施の形態において、駆動制御部
3により上記超音波送受信器2の出力信号V(t)の信号
レベルを監視する過程が、特許請求の範囲に記載の受信
レベル監視過程に対応し、上記駆動制御部3が、特許請
求の範囲に記載の受信レベル監視手段に対応する。これ
ら超音波送受信器2と駆動制御部3とから成る部分は、
例えば一般に知られている超音波探傷装置により構成で
きる。
【0052】そして、上記駆動制御部3により超音波送
受信器2の出力信号V(t)の信号レベルを監視して得た
データVkを、CPU5により上記数1等の数式に基づ
いて処理することによって、当該データVkの変化量を
導出し、この導出して得た変化量からドレン液面61を
特定し、ひいてはドレン6の液位Hを導出する過程が、
それぞれ、特許請求の範囲に記載のレベル変化検出過
程、境界検出過程及び液位導出過程に対応する。そし
て、これら各過程をそれぞれ実行する上記CPU5が、
特許請求の範囲に記載のレベル変化検出手段、境界検出
手段及び液位導出手段に対応する。なお、このCPU
5、記憶部7、操作部9及び表示部10から成る部分
は、例えば一般に知られているパーソナルコンピュータ
により構成できる。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、横設さ
れた配管内の液体の液面が揺れていたり或いは波立って
いたりする等の動的状態にある場合でも、その液体の液
面位置を正確に特定し、ひいてはその液体の液位を正確
に測定できる。従って、例えば上述した蒸気配管等のよ
うに、測定対象であるドレン等の液体の液面が常に動的
状態にあることの多い実際の配管において、真に実用性
のある液位測定を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る測定装置の概略構
成を示す図である。
【図2】同実施の形態における超音波送受信器に係る信
号を示す図で、(a)は、この超音波送受信器から発射
される超音波パルスを示し、(b)は、この超音波パル
スの反射波を受信して得た超音波送受信器の出力電気信
号を示す図である。
【図3】同実施の形態の原理を説明するための図で、超
音波送受信器による超音波パルスの発射周期毎の当該超
音波送受信器の出力電気信号を示す図である。
【符号の説明】
1 配管 2 超音波送受信器 3 駆動制御部 5 CPU 6 ドレン 7 記憶部
フロントページの続き Fターム(参考) 2F014 AA02 AC03 FB01 GA01 2F068 AA06 BB27 DD09 FF03 FF12 FF14 QQ42 2G047 AB01 BA03 BC00 BC18 EA10 GF06 GG33 3J071 AA11 BB11 CC11 DD36 EE07 EE18 EE23 FF16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 概略横設された配管の底部外側面に取り
    付けられ、上方に向けて略周期的に一様な超音波を発射
    する超音波送信部と、 この超音波送信部の近傍またはこの超音波送信部と一体
    に設けられ、該超音波送信部から上記略周期的に発射さ
    れる各超音波の各反射波を順次受信する超音波受信部
    と、 この超音波受信部が上記各反射波をそれぞれ受信する各
    周期毎に、それぞれ、所定の時点を基準として、この基
    準時点からの各経過時点における上記超音波受信部によ
    る上記反射波の受信レベルを監視する受信レベル監視手
    段と、 この受信レベル監視手段によって監視して得た上記各経
    過時点における各受信レベルを、それぞれ、上記各周期
    間で比較して、これら各周期間での上記各経過時点にお
    ける各受信レベルの変化の度合いを検出するレベル変化
    検出手段と、 上記各経過時点のうち上記レベル変化検出手段によって
    検出して得た上記受信レベルの変化の度合いが所定の値
    を超える時点が連続する時間領域と、それ以外の時点が
    連続する時間領域と、の境界を検出する境界検出手段
    と、 この境界検出手段によって検出して得た上記境界の位置
    する時点と、上記基準時点と、の時間差に基づいて、上
    記配管内に存在する液体の液位を導出する液位導出手段
    と、を具備する配管内の液位測定装置。
  2. 【請求項2】 上記受信レベル監視手段により監視して
    得た上記各経過時点における各受信レベルを平滑化する
    平滑化手段を設け、 上記レベル変化検出手段が、上記平滑化手段によって平
    滑化した後の各受信レベルを比較して、上記受信レベル
    の変化の度合いを検出する状態に構成された、請求項1
    に記載の配管内の液位測定装置。
  3. 【請求項3】 概略横設された配管の底部外側面に超音
    波送信部を取り付けて、上方に向けて略周期的に一様な
    超音波を発射する超音波送信過程と、 上記超音波送信部の近傍またはこの超音波送信部と一体
    に設けられた超音波受信部によって、上記超音波送信部
    から上記略周期的に発射される各超音波の各反射波を順
    次受信する超音波受信過程と、 この超音波受信過程で上記各反射波をそれぞれ受信する
    各周期毎に、それぞれ、所定の時点を基準として、この
    基準時点からの各経過時点における上記超音波受信部に
    よる上記反射波の受信レベルを監視する受信レベル監視
    過程と、 この受信レベル監視過程において監視して得た上記各経
    過時点における各受信レベルを、それぞれ、上記各周期
    間で比較して、これら各周期間での上記各経過時点にお
    ける各受信レベルの変化の度合いを検出するレベル変化
    検出過程と、 上記各経過時点のうち上記レベル変化検出過程で検出し
    て得た上記受信レベルの変化の度合いが所定の値を超え
    る時点が連続する時間領域と、それ以外の時点が連続す
    る時間領域と、の境界を検出する境界検出過程と、 この境界検出過程において検出して得た上記境界の位置
    する時点と、上記基準時点と、の時間差に基づいて、上
    記配管内に存在する液体の液位を導出する液位導出過程
    と、を具備する配管内の液位測定方法。
  4. 【請求項4】 上記受信レベル監視過程において監視し
    て得た上記各経過時点における各受信レベルを平滑化す
    る平滑化過程を設け、 上記レベル変化検出過程において、上記平滑化過程で平
    滑化した後の各受信レベルを比較して、上記受信レベル
    の変化の度合いを検出するようにした、請求項3に記載
    の配管内の液位測定方法。
  5. 【請求項5】 上記配管が、気体を流通対象とするもの
    であって、この配管内に存在する上記液体が、上記気体
    の凝縮液である、請求項1または2に記載の配管内の液
    位測定装置、または、請求項3または4に記載の配管内
    の液位測定方法。
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