JP2001201341A - 真円度測定装置及びその心出し水平出し方法 - Google Patents

真円度測定装置及びその心出し水平出し方法

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JP2001201341A JP2000010855A JP2000010855A JP2001201341A JP 2001201341 A JP2001201341 A JP 2001201341A JP 2000010855 A JP2000010855 A JP 2000010855A JP 2000010855 A JP2000010855 A JP 2000010855A JP 2001201341 A JP2001201341 A JP 2001201341A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確な心出し及び水平出しが行え、これによ
り段取り作業の時間短縮を図ることができる真円度測定
装置及びその心出し水平出し方法を提供する。 【解決手段】 ワーク4が載置される載物台11のを回
転駆動手段によって回転軸を中心として回転駆動して検
出手段でワーク4の真円度を計測する。その際に回転軸
に対するワーク4の心ずれ量を求めて心出しを行う。心
出し操作方向CXと回転駆動手段の角度基準Xとの間の
角度ずれ量θ0を求めて、この角度ずれ量と心ずれ量と
に基づいてワーク4の心出しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定物の真円度
を計測する真円度測定装置に関し、特に被測定物の心ず
れ量の補正(心出し)及び傾き量の補正(水平出し)の
精度及び操作性を向上させた真円度測定装置及びその心
出し水平出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】真円度測定装置は、載物台(テーブル)
に円柱状又は円筒状のワークを載置し、載物台を回転さ
せるか、又は検出器自体をワークの周りに回転させて検
出器でワークの周面(外面や内面)をトレースして、そ
の真円度を測定する。検出器の機械的測定範囲(ストロ
ーク)は、通常1mm前後であるが、感度(倍率)を高
くするにつれて電気的測定範囲は小さくなっていく。こ
れは主としてA/D変換器の性能(ビット幅)による制
約である。測定時にワークの中心とテーブル又は検出器
の回転中心との間に心ずれがあると、検出器はより大き
なストローク(少なくとも心ずれ量の2倍)を要求さ
れ、ストロークオーバーとなって測定不可能になるか、
或いは前述の理由から感度を上げることが出来なくな
る。従って、高い感度で測定を行う場合には、正確な心
出しが不可欠となる。更にワークの高さ方向の複数箇所
で真円度を測定する場合には、ワークの軸心が傾いてい
ると、上記と同様に心ずれ状態となるので、水平出しも
必要になる。
【0003】以上のような理由から、ワークの載物台に
は心出しと水平出しの機構が設けられる(例えば特許第
2569390号、特許第2628122号等)。心出
し機構は、ワークの軸心(垂直軸=Z軸)に直交するX
軸方向とY軸方向へ載物台を移動させる機構から構成さ
れる。以下、この心出し調整軸をCX軸、CY軸と呼
ぶ。また、水平出し機構は、ワークの載物台を球面台座
上に設置して、載物台をX軸方向とY軸方向とへ押すこ
とによって載物台を球面台座に沿って摺動させる機構か
ら構成される。以下、この水平出し調整軸をLX軸、L
Y軸と呼ぶ。
【0004】心出し及び水平出しに当たっては、まずワ
ークを載物台上に載置して、検出器でワークの周囲をト
レースし、検出器ストロークを外れない位置にワークの
位置決めを行う。このときの検出器高さをZAとする。
この状態で測定を1回行って、データを取り込み、これ
らのデータから高さZAにおけるワークの中心座標を求
める。次に検出器高さをZBに位置決めし、同様に測定
を1回行ってデータを取り込み、これらのデータから高
さZBにおけるワークの中心座標を求める。これら高さ
ZAにおけるワークの中心座標と、高さZBにおけるワ
ークの中心座標からワークのX軸方向とY軸方向の心出
し量及びX軸方向とY軸方向の水平出し量(心ずれ補正
量と傾き補正量)を算出して表示する。心出し機構と水
平出し機構は、マイクロメータヘッドにより構成されて
いるので、表示された補正量に基づいて、心出し機構と
水平出し機構を手動で操作してマイクロメータヘッドの
表示を読み取りながら心出し及び水平出しを行うように
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の真円度
測定装置における心出し・水平出し方法では、正確な心
出し及び水平出しを行おうとしても、限界があるという
問題がある。その理由としては、計算上で想定するX
軸、Y軸方向と、心出し及び水平出し機構の操作方向
(CX軸、CY軸、LX軸、LY軸)とが一致しないこ
とが挙げられる。ここで計算上で想定するX軸方向、Y
軸方向(角度基準)とは、例えば載物台の回動機構のロ
ータリーエンコーダで検出された0度方向と、これと直
交する方向のことになるが、心出し及び水平出し機構の
CX軸、LX軸及びCY軸、LY軸を上記X軸及びY軸
に正確に一致するように載物台(求心テーブル)を組み
立てることは、多大な作業工程を必要とするため、通常
は若干の角度ずれが残る。このような理由で、従来の装
置では、目標とする心出し及び水平出し精度までなかな
か達することができず、何度も心出し及び水平出しを行
う必要があり、その分、時間がかかるという問題があっ
た。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たもので、正確な心出し及び水平出しが行え、これによ
り段取り作業の時間短縮を図ることができる真円度測定
装置及びその心出し水平出し方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る真円度測定
における心出し方法は、被測定物又は検出手段を回転駆
動手段によって回転軸を中心として回転駆動して前記検
出手段で前記被測定物の真円度を計測するに際して前記
回転軸に対する前記被測定物の心ずれ量を求めて心ずれ
を補正する真円度測定における心出し方法において、心
出し操作方向と前記回転駆動手段の角度基準との間の角
度ずれ量を求めて、この角度ずれ量と前記心ずれ量とに
基づいて前記被測定物の心出しを行うようにしたことを
特徴とする。
【0008】また、本発明に係る真円度測定における水
平出し方法は、被測定物又は検出手段を回転駆動手段に
よって回転軸を中心として回転駆動して前記検出手段で
前記被測定物の真円度を計測するに際して前記回転軸に
対する前記被測定物の傾き量を求めて傾きを補正する真
円度測定における水平出し方法において、水平出し操作
方向と前記回転駆動手段の角度基準との間の角度ずれ量
を求めて、この角度ずれ量と前記傾き量とに基づいて前
記被測定物の水平出しを行うようにしたことを特徴とす
る。
【0009】本発明に係る真円度測定装置は、被測定物
を載置する載物台と、前記被測定物の真円度を測定する
ため前記被測定物の周面の変位を検出する検出手段と、
前記載物台又は前記検出手段を回転軸を中心として回転
駆動する回転駆動手段と、前記真円度を計測するに際し
て前記回転軸に対する前記被測定物の心ずれ量を求めて
心ずれを補正する心出し手段とを備えた真円度測定装置
において、前記心出し手段が、心出し操作方向と前記回
転駆動手段の角度基準との間の角度ずれ量を求めて、こ
の角度ずれ量と前記心ずれ量とに基づいて前記被測定物
の心出しを行うものであることを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る他の真円度測定装置
は、被測定物を載置する載物台と、前記被測定物の真円
度を測定するため前記被測定物の周面の変位を検出する
検出手段と、前記載物台又は前記検出手段を回転軸を中
心として回転駆動する回転駆動手段と、前記真円度を計
測するに際して前記回転軸に対する前記被測定物の傾き
量を求めて傾きを補正する水平出し手段とを備えた真円
度測定装置において、前記水平出し手段が、水平出し操
作方向と前記回転駆動手段の角度基準との間の角度ずれ
量を求めて、この角度ずれ量と前記傾き量とに基づいて
前記被測定物の水平出しを行うものであることを特徴と
する。
【0011】本発明によれば、心出し又は水平出しに際
して、予め回転駆動手段の角度基準と心出し操作方向又
は水平出し操作方向との間の角度ずれ量を求め、この角
度ずれ量を考慮した心出し又は水平出しを行うようにし
ているので、少ない操作で正確に心出し又は水平出しを
行うことができる。
【0012】なお、前記角度ずれ量は、例えば前記被測
定物を心出し操作方向に所定量だけ移動させてその移動
の前後における前記被測定物の中心座標から求めること
ができる。心出し又は水平出しは、例えば前記回転駆動
手段の角度基準を前記角度ずれ量だけシフトさせた状態
で前記心出し操作方向又は水平出し操作方向に行えば良
い。また、心出し又は水平出しは、前記被測定物の心ず
れ量又は傾き量を前記角度ずれ量に基づいて前記心出し
操作方向又は水平出し操作方向を基準とする座標系に座
標変換して行うようにしても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照してこの
発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、
この発明の一実施例に係る真円度測定装置の外観を示す
斜視図である。この真円度測定装置は、測定機本体1
と、演算処理装置2とから構成される。測定機本体1
は、基台3と、この基台3上に設けられて円柱状又は円
筒状のワーク4を載置すると共に回転させる求心テーブ
ル5と、この求心テーブル5に載置されたワーク4の周
面の径方向変位を検出する変位検出装置6と、これらを
操作するための操作部7とを備えて構成されている。
【0014】求心テーブル5は、円板状の載物台11
を、その下側に配置された回転駆動装置12により回転
駆動して、載物台11の上に載置されたワーク4を回転
させるものである。回転駆動装置12の側面には、心ず
れ調節用の心出しつまみ13,14及び傾斜調節用の水
平出しつまみ15,16が周方向にほぼ90度の間隔で
配置されており、これらのつまみ13〜16を操作する
ことにより、手動操作で載物台11の心出し及び水平出
しが行えるようになっている。
【0015】変位検出装置6は次のように構成されてい
る。即ち、基台3には上方に延びるコラム21が立設さ
れており、このコラム21にスライダ22が上下動可能
に装着されている。スライダ22にはアーム23が装着
されている。アーム23は水平方向に駆動され、その先
端に設けられた測定子24がワーク4の外周面と接触
し、且つワーク4が回転することによって、ワーク4の
外周面の径方向変位が測定データとして得られるように
なっている。
【0016】変位検出装置6で得られた測定データは、
演算処理装置2に取り込まれ、ここでワーク4の測定断
面の中心座標や真円度等が求められる。また、演算処理
装置2は、本測定に先立つ予備測定時には、操作部31
への操作に基づいて補正すべき心ずれ量や傾き量を求め
てこれを表示画面32に表示する演算手段である他、求
められた心ずれ量及び傾き量に基づいて、後述する心ず
れ調節手段及び傾き調節手段を駆動制御する心ずれ・傾
き補正手段である。
【0017】次に、求心テーブル5のより詳細な構成に
ついて説明する。図2は求心テーブル5の縦断面図、図
3は図2におけるA−A線で矢印方向に見た断面図であ
る。求心テーブル5は、ワーク4を載置する載物台11
と、この載物台11を回転駆動する回転駆動装置12
と、回転駆動装置12の内部に構成された心ずれ調節手
段17及び傾き調節手段18とにより構成される。回転
駆動装置12は、上端が載物台11によって塞がれる円
筒状の側壁41と、その下端を塞ぐ可動ベース42と、
これらを回転駆動する回転ベース43とを備えて構成さ
れている。可動ベース42は、リテーナ44で保持され
た硬球45を介して回転ベース43上に支持されてお
り、これにより求心テーブル5ほぼ全体が水平面内の任
意の方向に移動可能になっている。
【0018】また、可動ベース42の中央には中心孔4
6が形成され、この中心孔46を回転ベース43の中心
から上方に突設された回転軸47が一定の隙間をもって
貫通している。回転軸47の上端には、矩形状の駒48
が設けられている。可動ベース42の回転軸47の周囲
の位置に4本の連結柱49が突設され、この連結柱49
の上端に円板状の傾斜ベース50が支持されている。傾
斜ベース50の上には、球面状凹部を形成した傾斜リン
グ51が固定されており、この傾斜リング51の上に載
物台11が載置されている。載物台11の下側には傾斜
リング51の球面状凹部に適合する球面状凸部52が設
けられ、載物台11の下面中央と傾斜ベース50の中央
との間にバネ53によって予圧が付与されている。載物
台11が球面に沿ってその位置を変えることで載物台1
1の傾きが調整できるようになっている。
【0019】心出し調節手段17は、次のように構成さ
れている。即ち図3に示すように、心出しつまみ13,
14は、心ずれ調整軸であるCX軸、及びCY軸方向
(但し、CX軸とCY軸とは互いに直交する方向)の心
ずれ調整量を手動調整するためのつまみとして設けられ
ている。心出しつまみ13の先端にはスピンドル61が
設けられ、このスピンドル61がCX軸方向に延びて支
持部材62に回転可能に支持されて、マイクロメータヘ
ッドと同様、心出しつまみ13の回転によって進退する
ようになっている。スピンドル61の先端はリニアガイ
ド63の可動部64に当接し、可動部64の先端側が回
転軸47の上端の駒48に当接している。スピンドル6
1には、ノンバックラッシュギヤ81,82を介してス
テッピングモータ83の回転軸が連結されており、ステ
ッピングモータ83によりスピンドル61を回転制御す
ることができる。心出しつまみ14側もこれと同様の構
成となっている。
【0020】傾き調節手段18は、次のように構成され
ている。即ち図3に示すように、水平出しつまみ15,
16は、傾き調整軸であるLX軸及びLY軸方向(但
し、LX軸とLY軸とは互いに直交する方向)の傾き調
整量を手動調整するためのつまみである。この水平出し
つまみ15の先端にも、上記と同様にスピンドル65が
設けられ、そのスピンドル65がLX軸方向に延びて支
持部材66に回転可能に支持されている。これによりス
ピンドル65はマイクロメータヘッドと同様、水平出し
つまみ15の回転によって進退するようになっている。
スピンドル65の先端は、載物台11の下面から下側に
延びる傾斜操作バー67を挟んでリニアガイド68の可
動部69と対向している。可動部69はバネ70によっ
て延びる方向に付勢された二重円筒構造体であり、その
先端は駒48を押圧している。また、載物台11の傾斜
操作バー67と反対側は、バネ71によって下向きの予
圧が与えられている。スピンドル65には、ノンバック
ラッシュギヤ84,85を介してステッピングモータ8
6の回転軸が連結されており、ステッピングモータ86
によりスピンドル65を回転制御することができる。水
平出しつまみ16側もこれと同様の構成となっている。
【0021】リニアガイド63の可動部64の上面には
メインスケール72が固定されており、これと上部で対
向するようにインデックススケール73が可動ベース4
2に固定されている。これらスケール72,73で心ず
れ量を検出する検出手段であるリニアエンコーダ74が
構成されている。また、リニアガイド68の可動部69
の上面にもメインスケール75が固定され、これと上部
に対向するようにインデックススケール76が可動ベー
ス42に固定されて、これらで傾き量を検出する検出手
段であるリニアエンコーダ77が構成されている。そし
て、これらリニアエンコーダ74,77によって、C
X,CY軸方向及びLX,LY軸方向の調整量が検出で
きるようになっている。なお、心出しつまみ14側及び
水平出しつまみ16側も、心出しつまみ13側及び水平
出しつまみ15側と同様な構成となっている。
【0022】回転ベース43の下側には、回転駆動手段
であるモータ91の回転軸が連結されており、このモー
タ91によって求心テーブル5全体が回転駆動される。
回転角は、モータ91の回転軸に連結されたロータリー
エンコーダ92によって検出されるようになっている。
【0023】図4は、この真円度測定装置の信号及び情
報の流れを示すブロック図である。演算処理装置2は、
内部の機能として、中心座標演算手段101、真円度演
算手段102、傾き演算手段103、心ずれ演算手段1
04、心ずれ補正手段105、傾き補正手段106、角
度ずれ演算手段107及び角度ずれ量記憶手段108を
備える。また、変位検出装置6には、測定子24でワー
ク4の表面をトレースすることによりワーク4の表面の
変位を検出する変位検出手段111と、測定子24を昇
降駆動する測定子昇降手段112と、測定子24を進退
動作させる測定子進退手段113とを有する。中心座標
演算手段101及び真円度演算手段102は、変位検出
装置6の測定子昇降手段112、測定子進退手段113
及び求心テーブル5の回転駆動用のモータ91を駆動制
御して、変位検出手段111から測定データを取り込む
と共に、この測定データと対応させて求心テーブル5の
回転角度を示すロータリーエンコーダ92からの出力を
取り込む。中心座標演算手段101は、これらのデータ
からワーク4の中心座標を算出し、真円度演算手段10
2、傾き演算手段103、心ずれ演算手段104及び角
度ずれ演算手段107に出力する。真円度演算手段10
2は、入力されたデータに基づいてワーク4の真円度を
算出する。角度ずれ演算手段107は、ロータリーエン
コーダ92の角度基準(0°)とCX軸との間の角度ず
れ量を算出する。角度ずれ量記憶手段は、EEPROM
等の不揮発性メモリからなるもので、求められた角度ず
れ量を記憶する。傾き演算手段103及び心ずれ演算手
段104は、中心座標演算手段101で求められた中心
座標及び角度ずれ量記憶手段108に記憶された角度ず
れ量に基づいてワーク4の傾き量及び心ずれ量をそれぞ
れ算出する。
【0024】心ずれ補正手段105は、心ずれ演算手段
104からの心ずれ量に基づいてステッピングモータ8
3(CX軸),83(CY軸)をそれぞれ駆動すると共
に、リニアエンコーダ74(CX軸),74(CY軸)
からの移動量のデータを入力してステッピングモータ8
3を駆動制御する。 傾き補正手段106は、傾き演算
手段103からの傾き量に基づいてステッピングモータ
86(LX軸),86(LY軸)をそれぞれ駆動すると
共に、リニアエンコーダ77(LX軸),77(LY
軸)からの移動量のデータを入力してステッピングモー
タ86を駆動制御する。
【0025】次にこのように構成された真円度測定装置
を用いた真円度測定方法について説明する。図5は、ロ
ータリーエンコーダ92の角度基準をベースとした測定
座標系X,Yに対する求心テーブル5の座標系(CX,
CY,LX,LY)の角度ずれ量を説明するための図で
ある。なお、厳密には心出し操作方向CX,CY及び水
平出し操作方向LX,LYは、測定座標系X,Yに対す
るそれぞれ個別の角度ずれを有するが、ここでは説明を
簡単にするため、CX軸及びLX軸、CY軸及びLY軸
のずれがなく、CX軸及びLX軸と、CY軸及びLY軸
とが測定座標系の原点で完全に直交しているものと仮定
している。このため、角度ずれ量θ0は、測定座標系の
X軸と求心テーブル5のCX軸との間のなす角度として
示されている。
【0026】図6は、この角度ずれ量θ0を求める方法
を説明するための図である。図示のように、ワーク4を
CX軸方向に偏位させて、その前後における測定座標系
XYに対するワーク4の中心の偏心量(Dx1,Dy1),
(Dx2,Dy2)を求めれば、角度ずれ量θ0は、次の式
により求めることができる。
【0027】
【数1】 θ0=tan-1{(Dy2−Dy1)/(Dx2−Dx1)}
【0028】図7は、この角度ずれ量を求めて記憶する
手順を示すフローチャートである。まず、ワーク4を求
心テーブル5の載物台11に設置して(S1)、目視に
より心出しつまみ13,14を操作してワーク4の中心
を求心テーブル5の回転中心付近に設定する(S2)。
次に、変位測定装置6の測定子24の先端をワーク4の
測定すべき周面に接触させて、モータ91によって求心
テーブル5を1回転させて変位検出装置6からの変位デ
ータを測定データとして演算処理装置2の中心座標演算
手段101に取り込み、中心座標演算手段101でワー
ク4の中心のXY座標を偏心量(Dx1,Dy1)として算
出する(S3)。次に求心テーブル5を一方の軸、例え
ばCX軸方向に任意の量だけ偏位させて(S4)、上記
と同様の真円度測定を行い、中心座標演算手段101で
ワーク4の中心のXY座標を偏心量(Dx2,Dy2)とし
て算出する(S5)。求めた偏心量(Dx1,Dy1),
(Dx2,Dy2)から数1に基づいて角度ずれ量θ0を算
出する(S6)。この角度ずれ量θ0は、EEPROM
等の不揮発性メモリか又はハードディスク、フロッピー
ディスク等の外部記憶手段等に格納する(S7)。
【0029】次に心出し作業について説明する。この心
出し作業としては、求めた角度ずれ量θ0を予め角度方
向にシフトしておいて心出しを行う位相シフト法と、角
度ずれ量θ0によって傾いた測定座標系で偏心量を算出
する座標変換法とが考えられる。図8は、位相シフト法
による心出し方法を示すフローチャートである。まず、
ワーク4を求心テーブル5に設置し(S11)、測定座
標系を角度ずれ量θ0だけ位相シフトして、求心テーブ
ル5の座標系に変換してからワーク4の中心座標の測定
を行う(S12)。求心テーブル5の極座標系P(R,
Q)と、測定座標系P(r,q)との関係式は、次のよ
うに表される。
【0030】
【数2】R=r Q=q+θ0
【0031】次に、求心テーブル座標系に変換された偏
心量(Dx,Dy)を算出する(S13)。そして、求め
た偏心量(Dx,Dy)だけ求心テーブル5を移動させる
(S14)。この移動は、心出しつまみ13,14を手
動で操作して移動させても良いし、演算処理装置2の心
ずれ補正手段105によってステッピングモータ83を
駆動することにより、自動で行うようにしても良い。
【0032】図9は、座標変換法による心出し方法を示
すフローチャートである。まず、ワーク4を求心テーブ
ル5に設置し(S21)、ワーク4の真円度測定を行い
(S22)、得られた測定結果からワーク4の中心座標
を測定座標系における偏心量(dx,dy)として算出す
る(S23)。この偏心量(dx,dy)から、図10
(a),(b)に示すように、下記の座標変換演算によ
って求心テーブル座標系における偏心量(Dx,Dy)を
算出する(S24)。そして、求めた偏心量(Dx,D
y)だけ求心テーブル5を移動させる(S25)。
【0033】
【数3】Dx= dx*cosθ0+dy*sinθ0 Dy=−dx*sinθ0+dy*cosθ0
【0034】次に、水平出し操作について説明する。C
X軸−LX軸、CY軸−LY軸は直線上に存在し、CX
軸−CY軸、LX軸−LY軸は直交しているので、CX
軸及びCY軸を角度補正すれば、必然的にLX,LY軸
も角度補正されることになる。傾き量は、ワーク4の高
さ方向(Z軸方向)の異なる2箇所の点でワーク4の中
心座標A(XA,YA),B(XB,YB)を求めるこ
とにより算出することができる。即ち、いま図2に示す
球面状凸部52及び傾斜リング51の球面状凹部の球面
中心をKとし、図11に示すように、そのXY座標値を
(XK,YK)、Z軸高さをZ0とすると、モータ91
の回転軸上の高さZ0の点Oがレベリング中心となる。
このレベリング中心OのXY座標値を(0,0)とする
と、傾き量θX,θYは次のように求められる。
【0035】
【数4】 θX=tan-1{(XB−XA)/(ZB−ZA)} θY=tan-1{(YB−YA)/(ZB−ZA)}
【0036】水平出し操作についても上記と同様に位相
シフトによる方法と座標変換による方法とが適用でき
る。図12は、位相シフトによる水平出し方法を示すフ
ローチャートである。まず、ワーク4を求心テーブル5
に設置し(S31)、測定座標系を角度ずれ量θ0だけ
位相シフトして、求心テーブル5の座標系に変換してか
ら、測定子昇降手段112によってスライダ22を駆動
して測定子24の先端のZ軸方向位置を図11のZAの
位置にセットすると共に、測定子進退手段113によっ
て測定子24の先端をワーク4の測定すべき周面に接触
させ、モータ91によって求心テーブル5を1回転させ
て真円度測定を行う(S32)。変位検出装置6からの
変位データを測定データとして演算処理装置2の中心座
標演算手段101に取り込み、中心座標演算手段101
で高さZAにおけるワーク4の中心AのXY座標(X
A,YA)を偏心量として算出する(S33)。続いて
測定子昇降手段112によってスライダ22をL=ZB
−ZAだけ駆動して測定子24の先端のZ軸方向位置を
図11のZBの位置にセットする(S34)と共に、測
定子進退手段113によって測定子24の先端をワーク
4の測定すべき周面に接触させ、モータ91により求心
テーブル5を1回転させて真円度測定を行う(S3
5)。変位検出装置6からの変位データを測定データと
して演算処理装置2の中心座標演算手段101に取り込
み、中心座標演算手段101で高さZBにおけるワーク
4の中心BのXY座標(XB,YB)を算出する(S3
6)。
【0037】高さZA,ZBにおけるワーク4の中心点
A,BのXY座標値が求まったら、演算処理装置2の傾
き演算手段103は、数4に従って傾き量(θX,θ
Y)を算出する(S37)。傾き量(θX,θY)が求
められたら、演算処理装置2の傾き補正手段106は、
上記傾き量を最小値にするべく、手動操作又はステッピ
ングモータ86を駆動して、傾きを補正する(S3
8)。
【0038】図13は、座標変換法による水平出し方法
を示すフローチャートである。まず、ワーク4を求心テ
ーブル5に設置し(S41)、ワーク4の高さZAにお
ける真円度測定を行い(S42)、得られた測定結果か
らワーク4のZAにおける中心座標を測定座標系におけ
る偏心量(xa,ya)として算出する(S43)。次に
測定子24をL=ZB−ZAだけ移動して(S44)、
ワーク4の高さZBにおける真円度測定を行い(S4
5)、得られた測定結果からワーク4のZBにおける中
心座標を測定座標系における偏心量(xb,yb)として
算出する(S46)。これら偏心量(xa,ya),(x
b,yb)から、下記の座標変換演算によって求心テーブ
ル座標系における偏心量(XA,YA),(XB,Y
B)を算出する(S47)。そして、求めた偏心量(X
A,YA),(XB,YB)に基づいてワーク4の傾き
量(θX,θY)を算出し(S48)、求心テーブル5
の傾きを補正する(S49)。
【0039】
【数5】XA= xa*cosθ0+ya*sinθ0 YA=−xa*sinθ0+ya*cosθ0 XB= xb*cosθ0+yb*sinθ0 YB=−xb*sinθ0+yb*cosθ0
【0040】なお、以上では、説明の簡単のため、CX
軸とX軸の角度ずれθ0のみを求めて、例えばCY軸と
Y軸の角度ずれについてはCX軸とX軸の角度ずれと等
しいと仮定したが、これらを各軸毎に個別に求めること
により、より正確な角度ずれ補正が可能になる。この場
合、図7のフローチャートを2回繰り返すことになる
が、その際のステップS4の「片軸を偏心」は1回目は
CX軸を、2回目はCY軸を偏心させるようにすればよ
い。
【0041】また、LX軸、LY軸の角度ずれを個別に
求める場合にも、これらLX軸及びLY軸を個別に偏心
させればよい。LX軸又はLY軸を操作して角度ずれを
求める場合の測定子24の高さについては、若干の制限
がある。即ち、測定子24の高さがレベリング点Kに近
いと、十分な偏心が得られないので、レベリング点Kか
ら離れた高さを選択する必要がある。なお、この操作に
よって機構的には偏心が与えられる訳ではないが、傾き
が変わることによって、見かけ上、偏心が与えられたの
と同様の効果を生じる。このようにして求めた心出し方
向角度ずれ(θ0X,θ0Y)と、水平だし方向角度ず
れ(θ1X,θ1Y)を不揮発性メモリに格納する。
【0042】上述した位相シフト法ではCX軸とCY軸
とが直交していることが前提となるが、座標変換法はC
X軸とCY軸とが直交しない場合にも、適用することが
できる。この場合、X軸に対するCX軸、及びY軸に対
するCY軸の角度ずれを各々θ0X,θ0Yとしたと
き、偏心量(Dx,Dy)は、次のように算出される。
【0043】
【数6】 Dx= dx*cosθ0X+dy*sinθ0X Dy=−dx*sinθ0Y+dy*cosθ0Y
【0044】また、角度ずれが角度成分とオフセット成
分とを持つ場合についても、前述の式を適用することが
できる。即ち、図14に示すように、数3によって補正
目評点Pまでの補正量Dxが与えられるが、この点はX
軸とY軸の交点からCX軸へ垂線を下ろした点になる。
従って、CX軸上において最も回転中心に近い位置とな
る。CY軸についても同様である。
【0045】なお、以上の実施例では、載物台11を回
転させると共に、載物台の心出し及び水平だしを行う場
合について説明したが、重量物のためワークを固定と
し、変位検出装置6を回転させて測定を行う真円度測定
装置の場合には、検出装置側の回転機構に心出し機構と
水平だし機構を設け、同様の角度ずれ補正を行うように
すればよい。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、心
出し又は水平出しに際して、予め回転駆動手段の角度基
準と心出し操作方向又は水平出し操作方向との間の角度
ずれ量を求め、この角度ずれ量を考慮した心出し又は水
平出しを行うようにしているので、少ない操作で正確に
心出し又は水平出しを行うことができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る真円度測定装置を示
す斜視図である。
【図2】 同真円度測定装置における求心テーブルの縦
断面図である。
【図3】 同求心テーブルの図2におけるA−A矢視断
面図である。
【図4】 同真円度測定装置の信号及び情報の流れを示
すブロック図である。
【図5】 同真円度測定装置による角度ずれを説明する
ための図である。
【図6】 同角度ずれ量の測定方法を説明するための図
である。
【図7】 同角度ずれ量の算出記憶手順を示すフローチ
ャートである。
【図8】 位相シフト法により角度ずれ補正を行う心出
し方法を示すフローチャートである。
【図9】 座標変換法により角度ずれ補正を行う心出し
方法を示すフローチャートである。
【図10】 図9の心出し方法における座標変換を説明
するための図である。
【図11】 ワークの傾き量の算出方法を説明するため
の図である。
【図12】 位相シフト法により角度ずれ補正を行う水
平出し方法を示すフローチャートである。
【図13】 座標変換法により角度ずれ補正を行う水平
出し方法を示すフローチャートである。
【図14】 角度ずれにオフセットを含む場合の座標変
換による補正方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1…測定機本体、2…演算処理装置、3…基台、4…ワ
ーク、5…求心テーブル、6…変位検出装置、7…操作
部、11…載物台、12…回転駆動装置、13,14…
心出しつまみ、15,16…水平出しつまみ、17…心
ずれ調節手段、18…傾き調節手段、74,77…リニ
アエンコーダ、83,86…ステッピングモータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F069 AA21 AA56 AA74 DD15 DD25 EE12 GG62 HH02 HH14 HH15 HH24 JJ07 JJ17 NN00 3C029 AA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物又は検出手段を回転駆動手段に
    よって回転軸を中心として回転駆動して前記検出手段で
    前記被測定物の真円度を計測するに際して前記回転軸に
    対する前記被測定物の心ずれ量を求めて心ずれを補正す
    る真円度測定における心出し方法において、 心出し操作方向と前記回転駆動手段の角度基準との間の
    角度ずれ量を求めて、この角度ずれ量と前記心ずれ量と
    に基づいて前記被測定物の心出しを行うようにしたこと
    を特徴とする真円度測定における心出し方法。
  2. 【請求項2】 前記被測定物を心出し操作方向に所定量
    だけ移動させてその移動の前後における前記被測定物の
    中心座標から前記角度ずれ量を求めるようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の真円度測定における心出し方
    法。
  3. 【請求項3】 前記回転駆動手段の角度基準を前記角度
    ずれ量だけシフトさせた状態で前記心出し操作方向に心
    出しを行うようにしたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の真円度測定における心出し方法。
  4. 【請求項4】 前記被測定物の心ずれ量を前記角度ずれ
    量に基づいて前記心出し操作方向を基準とする座標系に
    座標変換して心出しを行うようにしたことを特徴とする
    請求項1又は2記載の真円度測定における心出し方法。
  5. 【請求項5】 被測定物又は検出手段を回転駆動手段に
    よって回転軸を中心として回転駆動して前記検出手段で
    前記被測定物の真円度を計測するに際して前記回転軸に
    対する前記被測定物の傾き量を求めて傾きを補正する真
    円度測定における水平出し方法において、 水平出し操作方向と前記回転駆動手段の角度基準との間
    の角度ずれ量を求めて、この角度ずれ量と前記傾き量と
    に基づいて前記被測定物の水平出しを行うようにしたこ
    とを特徴とする真円度測定における水平出し方法。
  6. 【請求項6】 前記被測定物を水平出し操作方向に所定
    量だけ移動させてその移動の前後における前記被測定物
    の中心座標から前記角度ずれ量を求めるようにしたこと
    を特徴とする請求項5記載の真円度測定における水平出
    し方法。
  7. 【請求項7】 前記回転駆動手段の角度基準を前記角度
    ずれ量だけシフトさせた状態で前記水平出し操作方向に
    水平出しを行うようにしたことを特徴とする請求項5又
    は6記載の真円度測定における水平出し方法。
  8. 【請求項8】 前記被測定物の傾き量を前記角度ずれ量
    に基づいて前記水平出し操作方向を基準とする座標系に
    座標変換して水平出しを行うようにしたことを特徴とす
    る請求項5又は6記載の真円度測定における水平出し方
    法。
  9. 【請求項9】 被測定物を載置する載物台と、 前記被測定物の真円度を測定するため前記被測定物の周
    面の変位を検出する検出手段と、 前記載物台又は前記検出手段を回転軸を中心として回転
    駆動する回転駆動手段と、 前記真円度を計測するに際して前記回転軸に対する前記
    被測定物の心ずれ量を求めて心ずれを補正する心出し手
    段とを備えた真円度測定装置において、 前記心出し手段は、心出し操作方向と前記回転駆動手段
    の角度基準との間の角度ずれ量を求めて、この角度ずれ
    量と前記心ずれ量とに基づいて前記被測定物の心出しを
    行うものであることを特徴とする真円度測定装置。
  10. 【請求項10】 被測定物を載置する載物台と、 前記被測定物の真円度を測定するため前記被測定物の周
    面の変位を検出する検出手段と、 前記載物台又は前記検出手段を回転軸を中心として回転
    駆動する回転駆動手段と、 前記真円度を計測するに際して前記回転軸に対する前記
    被測定物の傾き量を求めて傾きを補正する水平出し手段
    とを備えた真円度測定装置において、 前記水平出し手段は、水平出し操作方向と前記回転駆動
    手段の角度基準との間の角度ずれ量を求めて、この角度
    ずれ量と前記傾き量とに基づいて前記被測定物の水平出
    しを行うものであることを特徴とする真円度測定装置。
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