JP2001198881A - 畳床切断装置 - Google Patents

畳床切断装置

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JP2001198881A
JP2001198881A JP2000013260A JP2000013260A JP2001198881A JP 2001198881 A JP2001198881 A JP 2001198881A JP 2000013260 A JP2000013260 A JP 2000013260A JP 2000013260 A JP2000013260 A JP 2000013260A JP 2001198881 A JP2001198881 A JP 2001198881A
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tatami
tatami floor
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Noboru Wakimoto
昇 脇本
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KIBI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人工板材を含む硬い畳床を切断可能にする畳
床切断装置を開発する。 【解決手段】 主に天然素材からなる軟畳床を切断する
カッタ3と主に人工板材を含む硬畳床21を切断するチッ
プソー4とを兼備する畳床切断装置において、畳床21に
対して上方へ離隔する待避手段1を設け、この待避手段
1にチップソー4を設けた畳床切断装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に人工板材を含
む硬畳床(ベニヤ板や合成ボードを含む畳床)を切断する
チップソーを上方へ待避可能に設けた畳床切断装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】畳床を切断するために、従来の畳床切断
装置には片刃の畳包丁又は回転する円形刃等のカッタを
用いている。畳包丁や回転する円形刃は、イ草や藁から
なる畳床(以下軟畳床=イ草や藁、発泡スチロールから
なる畳床)を切断する場合に適していた。近年、畳の多
様化の結果、例えば薄型畳に見られるように、ベニヤ板
や合成ボード等の人工板材を含む畳床(以下硬畳床)を切
断する場合が増えてきている。このベニヤ板や合成ボー
ド等の人工板材は、チップソー(回転鋸刃の各刃に人造
ダイヤ等のチップを取り付けたもの)で切断していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、現在の畳
床切断装置は、カッタ又はチップソーを単独又は兼備す
る。しかし、いずれの場合も、チップソーは大きく待避
することなく、不使用時にはわずかに位置ズレして切断
不能にするだけであった。畳床の切断のみならず附随作
業を鑑みた場合、チップソーが大きく待避しない現在の
畳床切断装置は不便である。このため、従来は附随作業
に際して、チップソーをチップソーモータから取り外さ
なければならず、煩わしかった。そこで、まずチップソ
ーを待避させる手段を検討し、次いでカッタ及びチップ
ソーを兼備した畳床切断装置においてチップソーを待避
させる手段を設けた畳床切断装置の開発を試みた。
【0004】
【課題を解決するための手段】結果開発に至ったもの
が、主に人工板材を含む硬畳床を切断するチップソーを
有する畳床切断装置において、畳床に対して上方へ離隔
する待避手段を設け、この待避手段にチップソーを設け
た畳床切断装置である。この畳床切断装置は、実際には
框裁断装置や平刺装置に組み合わせて装置全体を構成す
る。チップソーは、通常直線軌道に沿って変位するベー
スに設けることから、待避手段を前記ベースに設けるこ
とになる。
【0005】また、主に天然素材からなる軟畳床を切断
するカッタと主に人工板材を含む硬畳床を切断するチッ
プソーとを兼備する畳床切断装置において、畳床に対し
て上方へ離隔する待避手段を設け、この待避手段にカッ
タ又はチップソーを設けた畳床切断装置を開発した。カ
ッタを畳包丁とした場合、畳包丁はベースに対してボル
ト締し、チップソー使用時にベースから取り外すように
する。チップソーは、常態で上方へ待避させており、使
用にあたって畳床にまで降ろしてくる。
【0006】具体的な待避手段としては、(1)上方へ持
ち上がる回動アームや、(2)上方へ移動する昇降アーム
がある。より具体的には、上述のベースに対し、前記回
動アームの支点を軸着したり、昇降アームの支持塔を立
設することになる。チップソーは、どのように畳床に接
しても等しく切断作用部位が得られるので、(1)のよう
に回動しても、(2)のように昇降しても、同様に硬畳床
を切断できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図を参照しながら説明する。図1〜図3は本発明の畳床
切断装置を適用した框裁断装置(カッタとして畳包丁3
を用いる例)を表した側面図で、図1は回動アーム1に
チップソー4を取り付けた框裁断装置の畳包丁3を使用
している状態を、図2は畳包丁3を取り外してチップソ
ー4を使用している状態を、また図3は昇降アーム5に
チップソー4を取り付けた框裁断装置の畳包丁3を使用
している状態を、それぞれ表している。
【0008】各例共通の框裁断装置の構成について、図
1を挙げて説明する。軟畳床6(又は硬畳床21)は、テー
ブル昇降用モータ7で回転させる昇降用シャフト8に角
ネジ9を取り付け、各角ネジ9に螺合させた昇降ラック
10で支持するテーブル11に載せる。テーブル11は、昇降
用モータ7を駆動させて昇降ラック10を上昇させて、ベ
ース12の変位軌道(直線軌道)となるレール13との間で軟
畳床6(又は硬畳床21)を締め付け、切断時のズレを防
ぐ。ベース12は角ネジ(図示略)を内蔵し、この角ネジと
レール13が内蔵する直線ラック14とを螺合させ、前述の
テーブル11同様、ベース変位用モータ15の駆動によりレ
ール13に沿って前後動する。
【0009】ベース12には、進行方向(ベース12は図1
中左に進む)から順に先進刃16、次に畳包丁3をボルト
締で固着している。回動アーム1は、ベース12に立設し
た支持塔17上端を支点として上方へ回動する回動アーム
1ように軸着し、チップソー4を駆動源となるチップソ
ーモータ18と共に取り付けている。チップソー4とチッ
プソーモータ18とはチェーン19で連結している。主に天
然素材からなる軟畳床6は、図1に見られるように、回
動アーム1を持ち上げてチップソー4を上方へ退避させ
た状態でベース12を前進させ、畳包丁3で軟畳床6を切
断する。
【0010】主に人工板材を含む硬畳床21を切断する場
合、図2に見られるように、畳包丁を取り外し、回動ア
ーム1を下げてチップソー4を降ろした状態でベース12
を前進させ、チップソー4を使って硬畳床21を切断す
る。このとき、チップソー4及び畳包丁の畳床に接する
位置を一致させておくと、畳包丁又はチップソーのいず
れを使用する時も、ベース12の前後動の制御は変わら
ず、装置の取扱いが容易になる。この観点から、例えば
図3に見られるように、支持塔17,17間に架橋した昇降
アーム5にチップソー4を取り付けると、畳包丁3とチ
ップソー4との位置合わせが容易になる。昇降アーム5
は、両端を支持塔17に拘束されながら、平行状態のまま
昇降する。
【0011】図4及び図5は、本発明の畳床切断装置を
平刺装置に適用した例で、図4は平刺装置における図1
相当のベース12近傍の拡大側面図であり、図5は平刺装
置における図3相当のベース12近傍の拡大側面図であ
る。各例は、進行方向(ベース12は図4中左に進む)に向
かってベース12後方に縫い針20を配した平刺装置であ
り、それぞれチップソー4を利用する際に、降ろした回
動アーム1(図4)又は昇降アーム5(図5)を軟畳床6
(又は硬畳床21)表面に添わせるガイドとして利用してい
る。また、図5の例では昇降アーム5を片持ち支持して
いる。
【0012】
【発明の効果】本発明により、ベニヤ板や合成ボード等
の人工板材を含む硬畳床の切断を担うチップソーの待避
が可能となり、畳床切断装置の利便性を向上させること
ができる。また、1台の畳床切断装置(具体的には框裁
断装置や平刺装置等)において、附随作業において邪魔
であったチップソーを大きく待避させることができるよ
うになり、畳床の切断に関わる作業全体の効率を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回動アームにチップソーを取り付けた框裁断装
置の畳包丁を使用している状態を表した側面図である。
【図2】畳包丁を取り外してチップソーを使用している
状態を表した側面図である。
【図3】昇降アームにチップソーを取り付けた框裁断装
置の畳包丁を使用している状態を表した側面図である。
【図4】平刺装置における図1相当のベース近傍の拡大
側面図である。
【図5】平刺装置における図3相当のベース近傍の拡大
側面図である。
【符号の説明】
1 回動アーム 3 畳包丁 4 チップソー 5 昇降アーム 6 畳床 7 テーブル昇降用モータ 8 昇降用シャフト 9 角ネジ 10 昇降ラック 11 テーブル 12 ベース 13 レール 14 直線ラック 15 ベース変位用モータ 16 先進刃 17 支持塔 18 チップソーモータ 19 チェーン 20 縫い針 21 硬畳床

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主に人工板材を含む硬畳床を切断するチ
    ップソーを有する畳床切断装置において、畳床に対して
    上方へ離隔する待避手段を設け、該待避手段にチップソ
    ーを設けたことを特徴とする畳床切断装置。
  2. 【請求項2】 主に天然素材からなる軟畳床を切断する
    カッタと主に人工板材を含む硬畳床を切断するチップソ
    ーとを兼備する畳床切断装置において、畳床に対して上
    方へ離隔する待避手段を設け、該待避手段にカッタ又は
    チップソーを設けたことを特徴とする畳床切断装置。
  3. 【請求項3】 待避手段が上方へ持ち上がる回動アーム
    である請求項1又は2記載の畳床切断装置。
  4. 【請求項4】 待避手段を上方へ移動する昇降アームで
    ある請求項1又は2記載の畳床切断装置。
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