JP2001198841A - 吊り装置 - Google Patents

吊り装置

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JP2001198841A
JP2001198841A JP2000010512A JP2000010512A JP2001198841A JP 2001198841 A JP2001198841 A JP 2001198841A JP 2000010512 A JP2000010512 A JP 2000010512A JP 2000010512 A JP2000010512 A JP 2000010512A JP 2001198841 A JP2001198841 A JP 2001198841A
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Japan
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clamp
firer
pliers
handle
plate
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JP2000010512A
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Motoyuki Yonezawa
基之 米澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、工場で鉄板を保管する方法は、床面への
積層、縦置き等の方法である。縦置きの場合で鉄板間に
隙間がない場合には、鉄板間にホイストのクランフ゜具が挿入で
きず大変困り、かつ吊下げ所作ができないことが間々発
生する。この鉄板間に、手又は工具で強制的に隙間を作
り、隙間にクランフ゜具を挿入し、板物を挾持する。鉄板
が、収容棚の間の狭隘な空間、又は収容棚の谷間の空
間、等に縦置きされた状態では、この板物間に隙間がな
く、クランフ゜具の挿入に難渋する。 【解決手段】本発明は、クランフ゜具1の可動側アーム101にフ゜ライ
ヤー6の一方の把手601を可動自在に設け、クランフ゜具の固定
側アーム100にフ゜ライヤーの他方の把手600を係脱自在に設ける
吊り装置である。フ゜ライヤーとクランフ゜具の両者の特徴を発揮
できる。直接的な圧力から間接的な圧力を利用して挾持
できる。フ゜ライヤーの挾持力をクランフ゜具で補完し、フ゜ライヤーで
鉄板でも吊下げできる。フ゜ライヤーの一方の把手をフリーと
し、フ゜ライヤーの向きを少なくとも二方向に変更可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吊り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、工場、商店等における板物(鉄
板、鋼板、合板等)を保管する方法は、床面、載台等で
は、積層、縦置き(縦方向に積層)、立て掛け等の方法
である。この縦置きの場合で、板物間にに隙間がない場
合には、板物間にホイストのクランフ゜具が挿入できず大変困
り、かつ吊下げ(取出し)所作ができないことが間々発
生する。このような際には、通常、この板物間に、手又
は工具で強制的に隙間を形成し、この隙間にクランフ゜具を
挿入し、板物を挾持する方法が通常である。殊に、板物
が、構造物、置物、棚等(収容棚とする)の間に形成さ
れた狭隘な空間、又は収容棚の谷間の空間、等に縦置き
された状態では、この板物間に隙間がなく難渋する。
【0003】一方、縦置きであっても、この縦置きされ
た板物間に隙間を設けるようにして収容する方法では、
クランフ゜具での吊下げは容易であるが、縦置きのメリットが活
用できない課題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の如く、縦置きし
た板物を、この縦置きの利点(省スヘ゜ースでの収容)を生
かしつつクランフ゜具を利用して、吊下げ所作をするには、
数々の課題がある。
【0005】本発明は、この課題を解決しつつフ゜ライヤーと
クランフ゜具の両者の特徴を発揮すること、例えば、直接的
な圧力から間接的な圧力を利用して挾持すること、フ゜ライ
ヤーの挾持力をクランフ゜具で補完し、フ゜ライヤーで鉄板の如き、
重量物でも吊下げできるようにすること、又はフ゜ライヤーの
一方の把手をフリーとすることにより、このフ゜ライヤーの向き
を少なくとも二方向に変更可能として、利用価値の拡充
を意図する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の効果を
発揮するために、次のような手段を施した。請求項1の
発明は、クランフ゜具の可動側アームにフ゜ライヤーの一方の把手を可
動自在に設け、クランフ゜具の固定側アームにフ゜ライヤーの他方の把
手を係脱自在に設ける構成とした吊り装置である。
【0007】請求項2の発明は、クランフ゜具の可動側アームにフ
゜ライヤーの一方の把手を可動自在に設け、クランフ゜具の固定側
アームに設けた少なくとも一個の係止部に、フ゜ライヤーの他方
の把手を係脱自在に設ける構成とした吊り装置である。
【0008】請求項3の発明は、係止部が、クランフ゜具の固
定側アームに設けた係止環と、係止突起とでなり、係止環
にフ゜ライヤーの他方の把手を挿入した際は、フ゜ライヤーをクランフ゜
具の吊下げ方向に支持し、また係止突起にフ゜ライヤーの他方
の把手を挿入した際は、フ゜ライヤーがクランフ゜具の吊下げ方向
と直交する方向に支持する構成の吊り装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】吊り装置の使用の一例を説明す
る。
【0010】ワイヤー、ナックル(ローフ゜、各種フック等)を利用し
て吊架された状態で、可動側アームを前後動して、固定側ア
ームとの間隔を保つとともに、フ゜ライヤーの一方の把手を係止
部に係止できる状態とする。例えば、フ゜ライヤーの他方の把
手を回転して下向き(図1の吊下げ方向)にしつつ、そ
の一方の把手を係止環に挿入すると、フ゜ライヤーは下向きに
固止される。また例えば、フ゜ライヤーの他方の把手を回転し
て横向き(図3の吊下げ方向と直交する方向)にしつ
つ、その一方の把手を係止環と係止突起に挿入すると、
フ゜ライヤーは横向きに固止される。この方向を適宜選択す
る。
【0011】この状態で、フ゜ライヤーの対(可動側及び固定
側)の挾み口片でなる挾み口を板物間に挿入し、対の挾
み口で挾持する。また場合により、ハント゛ルを螺入して可
動アームを前進し、可動側の挾み口片を挾み方向に移動
し、固定側の挾み口片との間で挾持する。板物の種類、
重さ、寸法、移動位置等の各種条件に対応した挾持状態
を選択する。
【0012】この挾持状態で、クランフ゜具をワイヤー、ナックルを
利用して吊架する(垂直又は横向き等の状態での吊下げ
る)ことで、板物が吊上げられる。この吊上げた板物を
適宜位置に移動する。
【0013】移動位置での板物の取外しは、前述の操作
及び手順の逆である。
【0014】尚、フ゜ライヤーの支点の移動で、対の挾み口の
寸法を変更できることは、従来のフ゜ライヤーと同様である。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。
【0016】1はクランフ゜具で、このクランフ゜具1は略倒L字形
をした固定側アーム100と、この固定側アーム100の横軸部100a
(軸部)に移動自在(前後動自在)に設けられた可動側
アーム101とで構成されており、この可動側アーム101の前進後
退で、固定側アーム100との間隔が広狭となる。また固定側
アーム100の縦軸部100b(軸部)の自由端側100b'には係止
環2と係止突起3が設けられており、この例では、係止環
2の下側に係止突起3が設けられているが限定されない。
また係止環2を係止突起3と、逆に係止突起3を係止環2と
することも可能である。即ち、この係止環2と係止突起3
で構成される係止部は、各種の形態、構造等が採用でき
る。また場合により、傾斜方向への固止も可能である
(図示せず)。尚、クランフ゜具1の肉厚、材質、全体の寸法
を変更することで、各種の重量物の板物等の吊下げ、又
はクランフ゜具1はの破損、損傷等を回避が図れる。
【0017】この可動側アーム101には、角螺旋を設けた螺
軸4が螺合されており、この螺軸4は、ハント゛ル5の螺入、螺
戻で前進後退(前後動)する。この前後動で、後述する
可動アームを前後動し、可動側の挾み口片を挾み方向に前
後動して、固定側の挾み口片との間(挾み口の大小)を
調整する。
【0018】6はフ゜ライヤーで、原則として、従来のフ゜ライヤー
と略同じ構造であるが、肉厚、材質等を変更すること
で、重量物の板物等の吊下げ、又はフ゜ライヤー6の破損、損
傷等を回避できる。このフ゜ライヤー6の他方の把手600を、螺
軸4の自由端側4aに回転自在に設け、一方の把手601をフリ
ーとする。この他方の把手600の先端600aには可動側の挾
み口片600'を、一方の把手601の先端601aには固定側の
挾み口片601'を、それぞれ設ける。尚、この可動側の挾
み口片600'と固定側の挾み口片601'で挾み九とを形成す
る。図中7は支点切換部で、この支点切換部7に、支点70
0を設ける。
【0019】Hは隙間、Wは板物、Aはワイヤー、Bはナックルを示
す。
【0020】
【発明の効果】請求項1の発明は、クランフ゜具の可動側アーム
にフ゜ライヤーの一方の把手を可動自在に設け、クランフ゜具の固
定側アームにフ゜ライヤーの他方の把手を係脱自在に設ける構成
とした吊り装置である。従って、フ゜ライヤーとクランフ゜具の両
者の特徴を発揮して、下記の効果が期待できる。直接
的な圧力から間接的な圧力を利用して挾持できる。フ゜
ライヤーの挾持力をクランフ゜具で補完し、フ゜ライヤーで鉄板の如
き、重量物でも吊下げできる。フ゜ライヤーの一方の把手を
フリーとすることにより、このフ゜ライヤーの向きを少なくとも
二方向に変更可能として、利用価値の拡充が図れる。
【0021】請求項2の発明は、クランフ゜具の可動側アームにフ
゜ライヤーの一方の把手を可動自在に設け、クランフ゜具の固定側
アームに設けた少なくとも一個の係止部に、フ゜ライヤーの他方
の把手を係脱自在に設ける構成とした吊り装置である。
従って、フ゜ライヤーの一方の把手をフリーとすることによ
り、このフ゜ライヤーの向きを少なくとも二方向に変更可能と
して、利用価値の拡充を図り、しかも少なくとも二方向
に板物を吊下げ移動できる。
【0022】請求項3の発明は、係止部が、クランフ゜具の固
定側アームに設けた係止環と、係止突起とでなり、係止環
にフ゜ライヤーの他方の把手を挿入した際は、フ゜ライヤーをクランフ゜
具の吊下げ方向に支持し、また係止突起にフ゜ライヤーの他方
の把手を挿入した際は、フ゜ライヤーがクランフ゜具の吊下げ方向
と直交する方向に支持する構成の吊り装置である。従っ
て、簡易な構造を利用して、フ゜ライヤーの向きを少なくと
も二方向に変更可能として、利用価値の拡充を図り、し
かも少なくとも二方向に板物を吊下げ移動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フ゜ライヤーを下向きに固止した状態の正面図であ
る。
【図2】フ゜ライヤーの一方の把手がフリー状態を示す斜視図であ
る。
【図3】フ゜ライヤーを横向きに固止した状態の斜視図であ
る。
【図4】係止部を拡大した側面図である。
【図5】係止部を拡大した正面図である。
【符号の説明】
1 クランフ゜具 100 固定側アーム 100a 横軸部 100b 縦軸部 100b' 自由端側 101 可動側アーム 2 係止環 3 係止突起 4 螺軸 5 ハント゛ル 6 緩衝材 600 他方の把手 600' 可動側の挾み口片 600a 先端 601 一方の把手 601' 固定側の挾み口片 601a 先端 7 支点切換部 700 支点 H 隙間 W 板物 A ワイヤー B ナックル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランフ゜具の可動側アームにフ゜ライヤーの一方の把
    手を可動自在に設け、前記クランフ゜具の固定側アームにこのフ゜
    ライヤーの他方の把手を係脱自在に設ける構成とした吊り装
    置。
  2. 【請求項2】 クランフ゜具の可動側アームにフ゜ライヤーの一方の把
    手を可動自在に設け、前記クランフ゜具の固定側アームに設けた
    少なくとも一個の係止部に、前記フ゜ライヤーの他方の把手を
    係脱自在に設ける構成とした吊り装置。
  3. 【請求項3】 上記の係止部が、上記のクランフ゜具の固定
    側アームに設けた係止環と、係止突起とでなり、前記係止
    環に上記のフ゜ライヤーの他方の把手を挿入した際は、このフ゜
    ライヤーをクランフ゜具の吊下げ方向に支持し、また前記係止突
    起に前記フ゜ライヤーの他方の把手を挿入した際は、このフ゜ライ
    ヤーがクランフ゜具の吊下げ方向と直交する方向に支持する構
    成とした請求項1又は請求項2に記載の吊り装置。
JP2000010512A 2000-01-19 2000-01-19 吊り装置 Pending JP2001198841A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103071849A (zh) * 2013-01-07 2013-05-01 青岛钢铁控股集团有限责任公司 剪料装置
CN108750931A (zh) * 2018-04-24 2018-11-06 句容市有色金属铸造厂 一种金属板吊装结构
WO2021246493A1 (ja) * 2020-06-04 2021-12-09 株式会社イング 吊上クランプ
JP2021191716A (ja) * 2020-06-04 2021-12-16 株式会社イング 吊上クランプ

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