JP2001198245A - ウッドクラブヘッド - Google Patents

ウッドクラブヘッド

Info

Publication number
JP2001198245A
JP2001198245A JP2000012307A JP2000012307A JP2001198245A JP 2001198245 A JP2001198245 A JP 2001198245A JP 2000012307 A JP2000012307 A JP 2000012307A JP 2000012307 A JP2000012307 A JP 2000012307A JP 2001198245 A JP2001198245 A JP 2001198245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
club head
wood club
divided area
head
face height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000012307A
Other languages
English (en)
Inventor
Mototaka Iwata
元孝 岩田
Takuji Kimura
卓司 木村
Yasushi Nagao
裕史 長尾
Kei Tsuji
圭 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mizuno Corp
Original Assignee
Mizuno Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mizuno Corp filed Critical Mizuno Corp
Priority to JP2000012307A priority Critical patent/JP2001198245A/ja
Publication of JP2001198245A publication Critical patent/JP2001198245A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Golf Clubs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本願発明はゴルフクラブのウッド
クラブヘッドに関し、特に、ウッドクラブヘッドの重心
を中心とした慣性楕円体をウッドクラブヘッドの重心を
通り、ロフト角に平行な平面で仮想的に切断したときの
平面楕円をほぼ一般のプレイヤーの打点のばらつき分布
に一致させることにより、インパクトの際にオフセット
衝突時のヘッドの回転を抑え、打球時の方向性を改良し
かつ飛距離を増大できるようなウッドクラブヘッドに関
するものである。 【解決手段】 本願発明は中空外殻構造の金属製
のウッドクラブヘッド1において、ヘッド本体2をフェ
ース面3側から見てトー部5からネック部9の方向に等
間隔に8等分し、トー部5から順に第1分割領域、第2
分割領域…第8分割領域としたとき、最大フェース高さ
SFHが第1分割領域または第2分割領域に存在し、最
小フェース高さsfhが第7分割領域または第8分割領
域に存在し、且つ、最大ソール高さSSHが3mm以上
8mm以下であることを特徴としたウッドクラブヘッド
1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明はゴルフクラブのウ
ッドクラブヘッドに関し、特に、ウッドクラブヘッドの
重心を中心とした慣性楕円体をウッドクラブヘッドの重
心を通り、ロフト角に平行な平面で仮想的に切断したと
きの平面楕円をほぼ一般のプレイヤーの打点のばらつき
分布に一致させることにより、インパクトの際にオフセ
ット衝突時のヘッドの回転を抑え、打球時の方向性を改
良しかつ飛距離を増大できるようなウッドクラブヘッド
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ゴルフクラブヘッドの第1の
従来例として、特開平7−67991号公報に記載され
たものがある。これは、トーおよびホーゼルのウェート
部材の中心を、ゴルフクラブがアドレスの位置に横たわ
っているときにクラブヘッドの重心を通って引いた水平
軸より上に質量中心を位置させることにより、重心を通
る水平軸と垂直軸のまわりの慣性モーメントを大きくす
るクラブヘッドが開示されている。
【0003】更に、第2の従来例として、特開平9−1
49954号公報には、ゴルフクラブヘッドを平面に設
置した場合に、フェース面の接線方向と平面に垂直な方
向で形成される平面に、ゴルフウッドヘッドの重心を原
点とした3つの慣性主軸のうちで、接線方向に投影した
直線と接線方向のなす角度が10〜40°の範囲にある
ことを特徴としたゴルフクラブヘッドが開示されてい
る。
【0004】更に、第3の従来例として、ウッドクラブ
として、特開平1−300970号公報には、ホーゼル
部重量がヘッド本体重量の5%以下とし、その長さを4
cm以下とすることで、慣性主軸を水平とするウッドク
ラブが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ゴルフクラブに要求さ
れる項目として飛距離や方向性がある。特に、方向性は
フェアウェイキープやグリーンキープにかかわる大切な
要因でスコアにひびく。方向性は、プレイヤーのゴルフ
ヘッドの打点位置によるところが大きく、プロゴルファ
ーやトップアマは別として、一般プレイヤーの多くはゴ
ルフヘッドのフェース面の上下、左右のいろいろな箇所
でゴルフボールを打撃している。そのため、ゴルフボー
ルがゴルフヘッドの重心に衝突した場合には方向性はよ
いが、重心を外れて衝突した場合は方向性が悪くなって
しまうと言った問題点を有していた。
【0006】そこで、クラブヘッドとゴルフボールが重
心から離れて衝突しても方向性が悪くならないように、
ヘッドの慣性モーメント、特に、クラブヘッドを平面に
設置した際のトーヒール方向の慣性モーメントを大きく
する方法が提案されている。
【0007】そこで、ゴルフクラブヘッドとゴルフボー
ルの衝突の際の力の大きさと向きを考える。ゴルフクラ
ブヘッドでゴルフボールを打撃する際、図1に示すよう
にゴルフクラブヘッドはゴルフボールから打撃力を打撃
方向に受ける。ゴルフクラブヘッドには番手に応じてロ
フト角があるため、打撃時の打撃力Fは図1に示すよう
にフェース面に対して水平な分力FHと垂直な分力FP
に分解できる。水平な分力FHはフェース面の摩擦力と
ともにゴルフボールを回転させる力(バックスピンやサ
イドスピンを生み出す)となる。垂直な分力FPは、ゴ
ルフクラブヘッドのフェース面を回転させる力となり、
打撃点が重心位置を離れるとフェース面を回転させるこ
とになり、打球の方向性が悪くなってしまう。
【0008】前述の第1の従来例として引用した特開平
7−67991号公報には、慣性モーメントを高める方
法について開示されているが、トー部およびホーゼル部
のウェート部材の中心を、ゴルフクラブヘッドがアドレ
スの位置に横たわっているときにゴルフクラブヘッドの
重心を通って引いた水平軸より上に質量中心を位置させ
ることにより、重心を通る水平軸と垂直軸のまわりの慣
性モーメントを大きくするゴルフクラブヘッドであるた
め、フェース面に垂直な方向の慣性モーメントを高めて
いないという欠点がある。
【0009】また、第2の従来例として引用した特開平
9−149954号公報には、このゴルフクラブヘッド
を平面に設置した場合に、フェース面の接線方向と平面
に垂直な方向で形成される平面に、ゴルフアイアンクラ
ブヘッドの重心を原点とした3つの慣性主軸のうちで、
接線方向の投影した直線と接線方向のなす角度が10〜
40°の範囲にあることを特徴としたゴルフアイアンヘ
ッドが開示されている。
【0010】しかしながら、この第2の従来例では、慣
性主軸の向きのみを打点分布に合わせていることだけに
すぎず、打撃時のヘッドの回転を抑制するためのフェー
ス面に垂直な慣性モーメントを高めているわけではな
い。
【0011】更に、そのばらつきの分布形状が上下方向
にもばらつき、番手によって形状も変わることから、そ
のばらつき方向の慣性モーメントだけをむやみに上げる
だけでは上下方向のばらつきに対して飛球線方向の飛距
離のばらつきが残るという欠点がある。
【0012】また、ゴルフクラブヘッドの重心位置を通
ってフェース面に垂直に交わる点をスイートスポットと
称するが、このスイートスポットと打点との距離が大き
くなるとヘッド本体が回転しやすくなる。この方法で
は、重心を中心とした慣性主軸を考慮しただけであり、
特にロフト角が大きくなると、このスイートスポットは
重心に比べてかなり高い位置に存在するため、重心と打
点との距離を合わせたところでは方向性のばらつきが大
きくなってしまうという欠点がある。
【0013】更に、第3の従来例として引用した特開平
1−300970号公報では、ウッドクラブヘッドのホ
ーゼル部重量がヘッド本体の重量の5%以下とし、その
長さを4cm以下とすることで、慣性主軸を水平とし、
スイートスポットを外してもボール弾道の対称性が確保
され、方向性が上がるウッドクラブが開示されている。
しかしながら、これもヘッドの左右方向のぶれに関して
方向性はよいが、打球分布と主軸の向きが一致せず、ま
た上下方向のばらつきに対して飛球線方向の飛距離のば
らつきはあまり減少しないという欠点がある。
【0014】それ故に、この発明の主たる目的は、水平
方向や垂直方向の慣性モーメントを高めることなく、フ
ェース面に垂直な方向に対する慣性特性を向上させ、左
右方向の飛距離のばらつきと飛球線方向の飛距離のばら
つきを低減させ、スイートスポットと打点中心を近づけ
つつ、ボール初速の低減が少なくなるようなゴルフウッ
ドヘッドとそのセットを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願発明は、中空外殻構
造の金属製のウッドクラブヘッドにおいて、打球方向に
対してヘッドを8等分し、それをトー部から順に第1分
割領域、第2分割領域…第8分割領域としたとき、最大
フェース高さが第1分割領域または第2分割領域に存在
し、最小フェース高さが第7分割領域または第8分割領
域に存在し、且つ、最大ソール高さが3mm以上8mm
以下であることを特徴としたウッドクラブヘッドであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本願の請求項1に係る発明につい
て説明すれば、中空外殻構造の金属製のウッドクラブヘ
ッドにおいて、ヘッド本体をフェース面側から見てトー
部からネック部の方向に等間隔に8等分し、トー部から
順に第1分割領域、第2分割領域…第8分割領域とした
とき、最大フェース高さSFH(地面Hを基準にして、
該地面Hからヘッド本体のフェース面のトップエッジ部
側における最も高い位置までの寸法を示す。)が第1分
割領域または第2分割領域に存在し、最小フェース高さ
sfh(地面Hを基準にして、該地面Hからヘッド本体
のフェース面のトップエッジ部側における最も低い位置
までの寸法を示す。)が第7分割領域または第8分割領
域に存在し、且つ、最大ソール高さSSH(最大フェー
ス高さSFHに相当する位置における地面Hからリーデ
ィングエッジ部の位置までの寸法を示す。)が3mm以
上8mm以下であることを特徴としたウッドクラブヘッ
ドである。
【0017】次に、本願の請求項2に係る発明について
説明すれば、中空外殻構造の金属製のウッドクラブヘッ
ドにおいて、ヘッド本体をフェース面側から見てトー部
からネック部の方向に等間隔に8等分し、トー部から順
に第1分割領域、第2分割領域…第8分割領域としたと
き、最大フェース高さが第1分割領域に存在し、最小フ
ェース高さが第7分割領域または第8分割領域に存在
し、且つ、最大ソール高さが3mm以上8mm以下であ
ることを特徴としたウッドクラブヘッド。
【0018】次に、本願の請求項3に係る発明について
説明すれば、前記ウッドクラブヘッドにおいて、最大フ
ェース高さSFHと最大ソール高さSSHの差が最小フ
ェース高さsfhと最小ソール高さssh(最小フェー
ス高さsfhに相当する位置における地面Hからリーデ
ィングエッジ部の位置までの寸法を示す。)の差の1.
3倍以上1.7倍以下であることを特徴とするウッドク
ラブヘッドである。
【0019】なお好ましくは、最大フェース高さSFH
と最大ソール高さSSHの差が最小フェース高さsfh
と最小ソール高さsshの差の1.4倍以上1.6倍以
下である。
【0020】又、本願の請求項4に係る発明について説
明すれば、前記ウッドクラブヘッドにおいて、最大フェ
ース高さSFHは55±5mm、最小フェース高さsf
hは45±5mmであることを特徴とするウッドクラブ
ヘッドである。
【0021】なお、本願の請求項3に係る発明のウッド
クラブヘッドにおいて数値的には、最大フェース高さS
FHが55±2mm、最小フェース高さsfhは45±
2mmの範囲に設定することが望ましいものである。
【0022】更に、本願の請求項5に係る発明について
説明すれば、前記ウッドクラブヘッドの最大フェース高
さSFHと、最小フェース高さsfhの比率が65:3
5から55:45であることを特徴とするウッドクラブ
ヘッドである。
【0023】次に、本願発明の原理について図面に基づ
いて説明する。図1(a)はゴルフボール20をウッド
クラブヘッド1で打球したときにフェース面3に生じる
打撃力を説明するための図であり、図1(b)は打撃時
にフェース面3が回転してゴルフボール20が飛び出す
状態を示す図である。
【0024】図1(a)において、ウッドクラブヘッド
1でゴルフボール20を打撃する際、ウッドクラブヘッ
ド1はゴルフボール20の打点位置において、スイング
の進行方向に対してゴルフボール20から打撃力Fを受
ける。ウッドクラブヘッド1には番手に応じて、ゴルフ
ボール20の飛び出し角度を変え、各番手別の飛距離を
得るためにソール部4とフェース面3に角度が付けられ
ており、この角度はロフト角と呼ばれている。通常、ド
ライバー:1番ウッドクラブヘッドで10°前後、ブラ
ッシー:2番ウッドクラブヘッドで13°前後、スプー
ン:3番ウッドクラブヘッドで15°前後、バフィー:
4番ウッドクラブヘッドで18°前後、クリーク:5番
ウッドクラブヘッドで21°前後に設定されており、番
手が大きくなるにつれてロフト角は大きくなる。
【0025】打撃時の打撃力Fは、ロフト角があるため
に、フェース面3に対して水平な分力FHと、垂直な分
力FPに分解することができる。この水平な分力FHは
フェース面3の摩擦力とともにゴルフボール20を回転
させる力、すなわちバックスピンやサイドスピンを生み
出すことになる。スイングスピードが速く、ウッドクラ
ブヘッド1の衝突速度が速いと打撃力Fが大きくなるこ
とから、水平な分力FHも大きくなり、バックスピンや
サイドスピンが掛かりやすくなる。これはプロゴルファ
ーなどのウッドクラブヘッドの球筋が打球後上方に高く
舞い上がった後、上の方から垂直に落下しているようで
あるが、これはヘッドスピードが高いために、バックス
ピンが掛かり、上方にボールが浮き上がって落下するた
めである。
【0026】また、この垂直な分力FPは、図1(b)
に示すようにフェース面3に垂直に働く力であり、この
力がフェース面3を回転させる。この回転によりショッ
ト後のゴルフボールは左右,上下方向に飛び出すことに
なる。なお、FPによる回転軸の方向は1点鎖線で示し
た。一方、ここでヘッド本体2の重心Gからフェース面
3に垂直に引いた線がフェース面3に交わる点をスイー
トスポットSSと呼ばれる。このスイートスポットSS
は最もゴルフボール20が飛ぶポイントであり、ここで
打撃すればヘッドがほとんど回転しない点である。しか
しながら、一般のプレイヤーがショットしたときは、な
かなかこのスイートスポットSSに当たることはなく、
スイートスポットSSの周辺でショットしている。
【0027】図2は一般のプレイヤーの打点分布を示す
図であり、特に、図2は1番ウッドクラブヘッドにおけ
る打点分布を示している。この図2から明らかなよう
に、一般のプレイヤーは、スイートスポットSS付近の
上方下方および左右のいろいろな位置で打撃しているこ
とがわかる。このデータを取得したプレイヤーはゴルフ
のスコアでいうと100前後であり、図中○印はウッド
クラブヘッド1のフェース面3上での打痕を示してお
り、打点中心を●点で示し、95%信頼区間を求めるこ
とによって打点分布の大きさと形状を近似した楕円を実
線で示している。
【0028】更に、フェース面3の打点中心を通り、フ
ェース面3と地面Hとの交線と平行なA軸と、打点のば
らつきを近似した楕円の長軸を実線で表わしている。
【0029】この結果から、ウッドクラブヘッド1のフ
ェース面3の上下,左右のいろいろな箇所でゴルフボー
ル20を打撃しており、トー部5やヒール部6の左右方
向にも、リーディングエッジ部7やトップエッジ部8の
上下方向にもばらついていることがわかる。このばらつ
きによって、打球後のゴルフボール20の方向性が悪く
なるため、ばらついてもある程度方向性を保てるウッド
クラブヘッドである必要がある。
【0030】一方、この打点分布の結果を見るとわかる
ように、打点分布の形状は長軸、短軸を有する楕円形状
となっている。また、その長軸方向の角度が切断面と地
面との交線に対してなす角度はトー上向きである。ま
た、番手が大きくなるに従って、長軸方向の角度が切断
面と地面との交線に対してなす角度が順次大きくなる傾
向を有し、その形状は順次円形に近づき、更にその打点
中心の地面からの高さは、低下するものである。このよ
うに、一般のプレイヤーの打点分布形状には特有の傾向
があることがわかる。
【0031】図3乃至図5は、ウッドクラブヘッド1を
ライ角とロフト角を所定の角度で平面に設置した場合の
慣性楕円体との関係を説明するための説明図である。
【0032】図3において、地面に垂直な重心Gを通る
軸をZ軸とし、フェース面3の図心における接面と地面
との交線に平行でかつZ軸と垂直で重心Gを通る軸をX
軸とする。また、X軸とZ軸の両方に垂直で重心Gを通
る軸をY軸とする。
【0033】次に、図5に示すように、フェース面3の
図心における接面と地面との交線に平行でかつ重心を通
る面の方向ベクトルをf(l,m,n)Tとし、次式数
1の各ベクトルを計算する。
【0034】
【数1】 f1(l1,m1,n1T=f×Z(0,0,1)T2(l2,m2,n2T=f1×f …(1) f3(l3,m3,n3T=f1×f2 ただし、×は外積を表わす。
【0035】次に、図4に示すように、フェース面3の
図心における接面と地面との交線に平行でかつ重心を通
る軸をα軸,該面と平行でα軸と垂直な軸をβ軸、α軸
とβ軸に垂直な軸をγ軸とすると、α、β、γ座標系か
らX、Y、Z座標系への変換は数2で表わされる。
【0036】
【数2】 X=l1・α+l2・β+l3・γ Y=m1・α+m2・β+m3・γ …(2) Z=n1・α+n2・β+n3・γ ここで、l1、l2、l3、l12、l13、l23はX、Y、
Z軸に関する慣性モーメントと慣性乗積とすると、次式
の数3となる。
【0037】
【数3】 l1・X2+l2・Y2+l3・Z2+2・l12・X・Y+2・l13・X・Z+2・ l23・Y・Z=1 …(3) なお、数3で表わせる楕円体は慣性楕円体と呼ばれてい
る。これは各方向の慣性抵抗の大きさを示すものであ
る。数2を数3に代入し、γの項を0にすると、切断楕
円面の式数4が求められる。
【0038】
【数4】 (I11 2+I21 2+I31 2+I1211+I1311+I2311)α2 +(I12 2+I32 2+I32 2+I1222+I1322+I2322)β2 +(I112+I212+I312+I1212+I1221+I131 2 ) +I1321+I2312+I2321)αβ=1 …(4) この切断面の大きさは、この面での回転のしやすさを示
す慣性抵抗の大きさを表わしていることになり、またそ
の切断面はその面の垂直方向の慣性抵抗を表わしてい
る。
【0039】更に、図4(a)、(b)、(c)に示す
ように、この切断面の形状は立体の慣性楕円体と面の切
断面であるため、平面楕円となるのは明白である。
【0040】したがって、ウッドクラブヘッド1を考え
ると、このウッドクラブヘッド1の慣性楕円体をフェー
ス面3で切断した平面楕円がフェース面3に対する垂直
方向の回転性能を表わすことになる。また、図中aは平
面楕円の長軸長さ、bは短軸長さ、θはα軸と長軸のな
す角度を示し、a/bをアスペクト比と呼んでいる。
【0041】ここで、前述の図2に示した一般のプレイ
ヤーの打点分布は、打点中心を中心とした楕円形状をし
ており、更に、その長軸の向きはトー上向きである。す
なわち、ドライバー:1番ウッドクラブヘッドでは、フ
ェース面上でのA軸に対して、打点のばらつきを近似し
た楕円の長軸のトー上向き角度θは5°である。
【0042】そこで、この慣性楕円体を仮想的にフェー
ス面3で切断した平面楕円の楕円中心をスイートスポッ
トにほぼ一致させることによって、打点のばらつきによ
る打点とスイートスポットの距離をできるだけ小さくす
ることができ、ヘッドの回転を抑えることができ、 更
にスイートスポット近傍でショットすることになるた
め、ボール速度は向上することによって飛距離が増大す
る。
【0043】更に、この平面楕円の長軸方向の角度が切
断面と地面との交線に対してなす角度をプレイヤーの打
点分布のトー上向き角度θに合わすことにより、左右方
向の横ぶれを抑えることができる。そして、更に平面楕
円の長軸と短軸の比であるアスペクト比を、一般のプレ
イヤーの打点分布の楕円形状アスペクト比に合わせ、上
下方向の慣性抵抗とほぼ一致させることにより、左右方
向の横ぶれのばらつきを抑えるのみならず、飛球線方向
の飛距離のばらつきをも抑えることができる。
【0044】それ故に、番手が大きくなるに従って、平
面楕円の長軸方向の角度が切断面と地面との交線に対し
てなす角度が順次大きくなっていき、その平面楕円の形
状、すなわち長軸と短軸の比であるアスペクト比を順次
小さくしていき、スイートスポットを順次低くしていく
ウッドクラブヘッドとすることにより、どの番手も左右
方向や飛球線方向の飛距離のばらつきを抑え、ゴルフボ
ールの速度を向上させることによってゴルフボールの飛
距離が増大するものである。
【0045】
【実施例】本願に係る発明の実施例について説明すれ
ば、図6に示すように、中空外殻構造の金属製のウッド
クラブヘッド1において、ヘッド本体2をフェース面3
側から見てトー部5からネック部9の方向に等間隔に8
等分し、トー部5から順に第1分割領域(1)、第2分
割領域(2)…第8分割領域(8)としたとき、最大フ
ェース高さSFHが第1分割領域(1)または第2分割
領域(2)に存在し、最小フェース高さsfhが第7分
割領域(7)または第8分割領域(8)に存在し、且
つ、最大ソール高さSSHが3mm以上8mm以下であ
ることを特徴としたウッドクラブヘッド1である。
【0046】又、本願に係る発明のその他実施例として
は、図6に示すように、中空外殻構造の金属製のウッド
クラブヘッド1において、ヘッド本体2をフェース面3
側から見てトー部5からネック部9の方向に等間隔に8
等分し、トー部5から順に第1分割領域(1)、第2分
割領域(2)…第8分割領域(8)としたとき、最大フ
ェース高さSFHが第1分割領域(1)に存在し、最小
フェース高さsfhが第7分割領域(7)または第8分
割領域(8)に存在し、且つ、最大ソール高さSSHが
3mm以上8mm以下であることを特徴としたウッドク
ラブヘッド1でも良い。
【0047】なお、本願発明の最大フェース高さSFH
とは、図6に開示するように地面Hを基準にして、該地
面Hからヘッド本体2のフェース面3のトップエッジ部
8側における最も高い位置までの寸法を示すものであ
る。
【0048】更に、本願発明の最小フェース高さshf
とは、図6に開示するように地面Hを基準にして、該地
面Hからヘッド本体2のフェース面3のトップエッジ部
8側における最も低い位置までの寸法を示すものであ
る。
【0049】又、本願発明の最大ソール高さSSHと
は、図6に開示するように前記最大フェース高さSFH
に相当する位置における地面Hからリーディングエッジ
部7の位置までの寸法を示すものである。
【0050】更に、本願発明の最小ソール高さsshと
は、図6に開示するように前記最小フェース高さsfh
に相当する位置における地面Hからリーディングエッジ
部7の位置までの寸法を示すものである。
【0051】次に、本願に係るその他実施例の発明につ
いて説明すれば、前記ウッドクラブヘッド1において、
最大フェース高さSFHと最大ソール高さSSHの差が
最小フェース高さsfhと最小ソール高さsshの差の
1.3倍以上1.7倍以下であることを特徴とするウッ
ドクラブヘッド1である。
【0052】なお、最大フェース高さSFHと最大ソー
ル高さSSHの差が、最小フェース高さsfhと最小ソ
ール高さsshの差の1.4倍以上1.7倍以下である
ことが好ましいものである。
【0053】又、本願に係るその他実施例の発明につい
て説明すれば、前記ウッドクラブヘッド1において、最
大フェース高さSFHは55±5mm、最小フェース高
さsfhは45±5mmであることを特徴とするウッド
クラブヘッド1である。
【0054】又、本願に係るウッドクラブヘッド1にお
いては好ましくは、最大フェース高さSFHは55±2
mm、最小フェース高さsfhは45±2mmであるこ
とを特徴とするウッドクラブヘッド1が望ましいもので
ある。
【0055】なお、本願発明のウッドクラブヘッドの一
例としては、最大フェース高さSFHが第1分割領域
(1)と第2分割領域(2)の境界に存在し、最小フェ
ース高さsfhが第8分割領域(8)に存在し、且つ、
最大フェース高さSFHが55mm、最小フェース高さ
sfhが45mm、最大ソール高さSSHが6mmのウ
ッドクラブヘッド1がドライバーとしては好ましいもの
である。
【0056】又、本願発明のウッドクラブヘッドのその
他の例としては、最大フェース高さSFHが第1分割領
域(1)に存在し、最小フェース高さsfhが第8分割
領域(8)に存在し、且つ、最大フェース高さSFHが
55mm、最小フェース高さsfhが45mm、最大ソ
ール高さSSHが6mmのウッドクラブヘッド1がドラ
イバーとしては好ましいものである。
【0057】更に、本願発明のウッドクラブヘッドのそ
の他の例としては、最大フェース高さSFHが第1分割
領域(1)と第2分割領域(2)の境界に存在し、最小
フェース高さsfhが第7分割領域(7)に存在し、且
つ、最大フェース高さSFHが55±2mm、最小フェ
ース高さsfhが45±2mm、最大ソール高さSSH
が6mmのウッドクラブヘッド1がドライバーとしては
望ましいものである。
【0058】更に、本願に係るその他実施例の発明につ
いて説明すれば、前記ウッドクラブヘッド1の最大フェ
ース高さSFHと、最小フェース高さsfhの比率が6
5:35から55:45であることを特徴とするウッド
クラブヘッド1である。
【0059】なお、本願発明に係るウッドクラブヘッド
の形状を図面により開示すれば、図7乃至図11のよう
になる。
【0060】即ち、図6は本願発明に係るウッドクラブ
ヘッドを示す正面図。図7は本願発明に係るウッドクラ
ブヘッドを示す斜視図。図8は本願発明に係るウッドク
ラブヘッドを示す左側面図。図9は本願発明に係るウッ
ドクラブヘッドを示す右側面図。図10は本願発明に係
るウッドクラブヘッドを示す背面図である。
【0061】この結果、図11(b)に示すように、従
来品の場合ウッドクラブヘッドの慣性楕円体を仮想的に
フェース面で切断したときの平面楕円の長軸と短軸との
比は1.4であるが、角度は−5°であった。
【0062】一方、図11(a)に示すように、本願発
明品のウッドクラブヘッド1では、その形状から、トー
部上部とヒール部下部方向に重量が配置されることとな
り、平面楕円の長軸と短軸との比は1.3であり、且つ
平面楕円の長軸方向の角度が切断面と地面との交線に対
してなす角度が5°となりトー部上がりとなる。
【0063】本願発明の実施例として、ヘッド本体2は
フェース面3がβ系チタン合金15−3−3−3の鍛造
製であり、ソール部4は純チタン鍛造製、クラウン部1
0とネック9はα−β系3.5AL−2Vチタンであ
る。
【0064】また、これらについては、一般にウッドク
ラブヘッド1を作る際によく用いられる素材である鉄、
ステンレス、アルミニウム、チタン、マグネシウム、タ
ングステン、銅、ニッケル、ジルコニウム、コバルト、
マンガン、亜鉛、シリコン、錫、クロム、FRP、合成
樹脂、セラミックス、ゴムなどが挙げられ、これらの単
一素材で製造することでもよく、更にこれらの材料2種
類以上の組合せによって製作することも構わない。
【0065】また、製造方法としては、精密鋳造方法が
コストも安くつき、寸法精度も高いので利用可能であ
る。その他、ヘッド本体はダイキャストやプレスや鍛造
でも製造できる。一方、プレスや鍛造や精密鋳造やメタ
ルインジェクション、ダイキャスト、切断加工、粉末治
金などによって各パーツを製造し、それらを溶接や接着
や圧入、嵌合、圧接、ビス止め、ろう付けなどによって
接着させてクラブヘッドを作製する方法も可能である。
【0066】図12乃至図14は、ヘッド本体の打点位
置を示す図と、本願発明の実施例によるウッドクラブヘ
ッドと、従来のウッドクラブヘッドとを使用した際の飛
距離のばらつきを対比するための図である。
【0067】特に、図13は本発明のウッドクラブヘッ
ド(ロフト角10°のドライバー:1番ウッドクラブヘ
ッドで、一般のプレイヤーの打点分布に平面楕円をほぼ
一致させたもの)を使用した場合によるものであり、図
14は従来例の1番ウッドクラブヘッドを使用した場合
である。
【0068】試験条件は、ゴルフロボットにより、ウッ
ドクラブヘッドのスピードを43m/secに設定し、
図12に示すように打点位置を一般プレイヤーの打点の
ばらつきを考慮して、地面に対して5度の角度をもた
せ、スイートスポットCからトー部上部、トー部下部、
ヒール部上部、ヒール部下部にトーヒール方向に15m
m、上下方向に7.5mmのそれぞれ離れた位置で打撃
した結果である。
【0069】一方、図14に示したウッドクラブヘッド
は図13のウッドクラブヘッドと同一重量(200g)
であるが、図14のロボットによる飛距離測定試験結果
より、一般のプレイヤーの打点分布に合わせていない図
14のウッドクラブヘッドの左右のばらつきは最大で約
15mあるのに対して、一般のプレイヤーの打点分布に
平面楕円を合わせた図13のウッドクラブヘッドの左右
のばらつきは最大で約8mとなり、47%のばらつきを
低減できる。
【0070】一方、飛球線方向のばらつきは図14のウ
ッドクラブヘッドは最大で約25mに対して、図13の
ウッドクラブヘッドは最大で約8mであり、68%のば
らつきの低減が見られる。
【0071】更に、平均飛距離を比較してみると、図1
3のウッドクラブヘッドは220mに対し、図14のウ
ッドクラブヘッドは209mとなり、約11mの飛距離
増大が見られた。
【0072】なお、図13および図14はそれぞれ3回
ずつ打球したときの平均値を示している。
【0073】また、トー上の打撃結果を見ると、回転性
能の差異のあることがよくわかる。すなわち、図14の
ウッドクラブヘッドの場合、トー部上部の打撃による飛
球線方向の飛距離の低下が顕著であり、かつ平均横ぶれ
に比べて右方向にゴルフボールが落下しているが、図1
3のウッドクラブヘッドの場合はトー部上部の打撃によ
る飛距離低下が少なく、横ぶれも少なくなっている。こ
れは、ウッドクラブヘッドの回転が図14のウッドクラ
ブヘッドよりも図13のウッドクラブヘッドが抑えられ
ていることを意味し、ウッドクラブヘッド自体の回転性
能が優れていることがわかる。
【0074】
【発明の効果】以上のように、本発明のウッドクラブヘ
ッドにおいては、打球時にトー部上部で打球してもヘッ
ド自体の回転が従来のウッドクラブヘッドよりも抑えら
れているため飛距離低下が少なく、且つ横ぶれも少ない
優れた飛距離を出せウッドクラブヘッドを提供できると
言った効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウッドクラブヘッドの原理を説明
するための説明図。
【図2】ドライバー(ウッドクラブヘッド)における一
般のプレイヤーの打点分布を示す説明図。
【図3】本発明に係るウッドクラブヘッドの慣性楕円体
とX軸、Y軸、Z軸を説明するための説明図。
【図4】本発明に係るウッドクラブヘッドの慣性楕円体
とα軸、β軸、γ軸を説明するための説明図。
【図5】本発明に係るウッドクラブヘッドの慣性楕円体
と方向ベクトルを説明するための説明図。
【図6】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を示
す正面図。
【図7】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を示
す斜視図。
【図8】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を示
す左側面図。
【図9】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を示
す右側面図。
【図10】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を
示す背面図。
【図11】本発明に係るウッドクラブヘッドと従来のウ
ッドクラブヘッドの慣性楕円体を仮想的にフェース面で
切断したときの平面楕円の長軸と短軸の比及び長軸方向
の角度を示す説明図。
【図12】ウッドクラブヘッドのゴルフボールの打点位
置を示す説明図。
【図13】本発明に係るウッドクラブヘッドの飛距離と
ばらつきを示すグラフ。
【図14】従来のウッドクラブヘッドの飛距離とばらつ
きを示すグラフ。
【符号の説明】
1 ウッドクラブヘッド 2 ヘッド本体 3 フェース面 4 ソール部 5 トー部 6 ヒール部 7 リーディングエッジ部 8 トップエッジ部 9 ネック部 10 クラウン部 SFH 最大フェース高さ sfh 最小フェース高さ SSH 最大ソール高さ ssh 最小ソール高さ C スイートスポット T・U トー部上部 T・D トー部下部 H・U ヒール部上部 H・D ヒール部下部 20 ゴルフボール 30 慣性楕円体 F 打撃力 MP 打点位置 FH 水平な分力 FP 垂直な分力 SS スイートスポット (1) 第1分割領域 (2) 第2分割領域 (3) 第3分割領域 (4) 第4分割領域 (5) 第5分割領域 (6) 第6分割領域 (7) 第7分割領域 (8) 第8分割領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 圭 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目12番35 号 美津濃株式会社内 Fターム(参考) 2C002 AA02 CH01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空外殻構造の金属製のウッドクラブヘ
    ッドにおいて、ヘッド本体をフェース面側から見てトー
    部からネック部の方向に等間隔に8等分し、トー部から
    順に第1分割領域、第2分割領域…第8分割領域とした
    とき、最大フェース高さが第1分割領域または第2分割
    領域に存在し、最小フェース高さが第7分割領域または
    第8分割領域に存在し、且つ、最大ソール高さが3mm
    以上8mm以下であることを特徴としたウッドクラブヘ
    ッド。
  2. 【請求項2】 中空外殻構造の金属製のウッドクラブヘ
    ッドにおいて、ヘッド本体をフェース面側から見てトー
    部からネック部の方向に等間隔に8等分し、トー部から
    順に第1分割領域、第2分割領域…第8分割領域とした
    とき、最大フェース高さが第1分割領域に存在し、最小
    フェース高さが第7分割領域または第8分割領域に存在
    し、且つ、最大ソール高さが3mm以上8mm以下であ
    ることを特徴としたウッドクラブヘッド。
  3. 【請求項3】前記ウッドクラブヘッドにおいて、最大フ
    ェース高さと最大ソール高さの差が最小フェース高さと
    最小ソール高さの差の1.3倍以上1.7倍以下である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のウッドクラブヘ
    ッド。
  4. 【請求項4】前記ウッドクラブヘッドにおいて、最大フ
    ェース高さは55±5mm、最小フェース高さは45±
    5mmであることを特徴とする請求項1、2又は3記載
    のウッドクラブヘッド。
  5. 【請求項5】前記ウッドクラブヘッドの最大フェース高
    さと、最小フェース高さの比率が65:35から55:
    45であることを特徴とする請求項1、2、又は3記載
    のウッドクラブヘッド。
JP2000012307A 2000-01-20 2000-01-20 ウッドクラブヘッド Pending JP2001198245A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000012307A JP2001198245A (ja) 2000-01-20 2000-01-20 ウッドクラブヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000012307A JP2001198245A (ja) 2000-01-20 2000-01-20 ウッドクラブヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001198245A true JP2001198245A (ja) 2001-07-24

Family

ID=18540043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000012307A Pending JP2001198245A (ja) 2000-01-20 2000-01-20 ウッドクラブヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001198245A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6695712B1 (en) Golf club head, iron golf club head, wood golf club head, and golf club set
JP5467717B2 (ja) 慣性モーメントが改良されたメタルウッドクラブ
US7018303B2 (en) Golf clubhead
US8727910B2 (en) Golf club head
JP2002165907A (ja) マルチ半径フェースを備えたゴルフクラブヘッド
JP2002017912A (ja) ゴルフクラブ
JPH02228982A (ja) ドライビングアイアン用クラブヘッドとその打球方法
JP4563062B2 (ja) 改良された打撃フェースを具備するメタルウッドクラブ
JP4546681B2 (ja) アイアン型ゴルフクラブセット
JPH08280853A (ja) ゴルフクラブヘッド
US20040018891A1 (en) Metalwood type golf club head having expanded sections vertically extending the ball striking clubface
JP3220954B2 (ja) ゴルフクラブヘッド
JP3032463B2 (ja) ゴルフクラブヘッド
JPH1119253A (ja) ゴルフクラブのクラブヘッド
JP2003299755A (ja) アイアン型ゴルフクラブヘッド
JP2001198245A (ja) ウッドクラブヘッド
JP2001161869A (ja) アイアンクラブヘッド
JP2001079123A (ja) アイアンクラブヘッド
JP2000288137A (ja) ゴルフクラブヘッドとそのセット
JP3096254B2 (ja) ゴルフクラブヘッド群
JP2001198246A (ja) ウッドクラブヘッド
JP2003024485A (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2001079122A (ja) アイアンクラブヘッド
US20240181304A1 (en) Golf club head
JP2001246027A (ja) ウッド型ゴルフクラブヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051027

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060310