JP2001198246A - ウッドクラブヘッド - Google Patents

ウッドクラブヘッド

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JP2001198246A
JP2001198246A JP2000012304A JP2000012304A JP2001198246A JP 2001198246 A JP2001198246 A JP 2001198246A JP 2000012304 A JP2000012304 A JP 2000012304A JP 2000012304 A JP2000012304 A JP 2000012304A JP 2001198246 A JP2001198246 A JP 2001198246A
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Mototaka Iwata
元孝 岩田
Takuji Kimura
卓司 木村
Yasushi Nagao
裕史 長尾
Kei Tsuji
圭 辻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本願発明はウッドクラブヘッドに
関し、特に、クラブヘッドの重心を中心とした慣性楕円
体をウッドクラブヘッドの重心を通り、ロフト角に平行
な平面で仮想的に切断したときの平面楕円をほぼ一般の
プレイヤーの打点のばらつき分布に一致させることによ
り、インパクトの際にオフセット衝突時のヘッドの回転
を抑え、打球時の方向性を改良しかつ飛距離を増大でき
るようなウッドクラブヘッドに関するものである。 【解決手段】 本願発明は中空外殻構造の金属製
のウッドクラブヘッド1において、トー上部5Aとソー
ル部4中央のバック部4Aにヘッド本体2の材料よりも
高比重の部品12、13を設けることにより、重量配分
がトーアンドローバックウェイトになるように構成した
ことを特徴とするウッドクラブヘッド1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明はウッドクラブヘッ
ドに関し、特に、クラブヘッドの重心を中心とした慣性
楕円体をウッドクラブヘッドの重心を通り、ロフト角に
平行な平面で仮想的に切断したときの平面楕円をほぼ一
般のプレイヤーの打点のばらつき分布に一致させること
により、インパクトの際にオフセット衝突時のヘッドの
回転を抑え、打球時の方向性を改良しかつ飛距離を増大
できるようなウッドクラブヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から公知のゴルフクラブヘッドにお
ける第1の従来例として、特開平7−67991号公報
に記載されたものがある。該発明のゴルフクラブにおい
て、トー部およびホーゼル部に配置したウェート部材
は、ゴルフクラブがアドレスの位置に横たわっていると
きにクラブヘッドの重心を通って引いた水平線より上に
ある質量中心を有するように構成することにより、重心
を通る水平軸と垂直軸のまわりの慣性モーメントを大き
くすることを特徴とするゴルフクラブが開示されてい
る。
【0003】更に、第2の従来例として、特開平9−1
49954号公報には、ゴルフクラブヘッドを所定のラ
イ角及びロフト角で平面に設置した場合に、フェース面
の接線方向と平面に垂直な方向で形成される平面に、ウ
ッドクラブヘッドの重心を原点とした3つの慣性主軸の
うちで、接線方向に投影した直線と接線方向のなす角度
が10°〜40°の範囲にあることを特徴としたウッド
クラブヘッドが開示されている。
【0004】更に、第3の従来例として、特開平1−3
00970号公報には、ヘッド本体をヘッド部とホーゼ
ル部とで構成し、該ホーゼル部重量をヘッド本体全重量
の5%以下とし、その長さを4cm以下とすることで、
慣性主軸を水平とするウッドクラブヘッドが開示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ゴルフクラブに要求さ
れる項目として飛距離や方向性がある。特に、方向性は
フェアウェイキープやグリーンキープにかかわる大切な
要因でスコアにひびく。方向性は、プレイヤーのゴルフ
ヘッドの打点位置によるところが大きく、プロゴルファ
ーやトップアマは別として、一般プレイヤーの多くはゴ
ルフヘッドのフェース面の上下,左右のいろいろな箇所
でゴルフボールを打撃している。そのため、ゴルフボー
ルがゴルフヘッドの重心に衝突した場合には方向性はよ
いが、重心を外れて衝突した場合は方向性が悪くなって
しまう。
【0006】そこで、ゴルフヘッドとゴルフボールが重
心から離れて衝突しても方向性が悪くならないように、
ゴルフヘッドの慣性モーメント、特に、ゴルフヘッドを
平面に設置した際のトーヒール方向の慣性モーメントを
大きくする方法が提案されている。
【0007】しかしながら、ここでゴルフヘッドとゴル
フボールの衝突の際の力の大きさと向きを考える。ゴル
フヘッドでゴルフボールを打撃する際、図1(a)に示
すようにゴルフヘッドはゴルフボールから打撃力を打撃
方向に受ける。ゴルフヘッドにはゴルフクラブの番手に
応じてロフト角があるため、打撃時の打撃力Fは図1
(a)に示すようにフェース面に対して水平な分力FH
と垂直な分力FPに分解できる。水平な分力FHはフェ
ース面の摩擦力とともにゴルフボールを回転させる力
(バックスピンやサイドスピンを生み出す)となる。垂
直な分力FPは、ゴルフヘッドのフェース面を回転させ
る力となり、打撃点が重心位置を離れるとフェース面を
回転させることになり、打球の方向性が悪くなってしま
う。
【0008】前述の第1の従来例として引用した特開平
7−67991号公報には、慣性モーメントを高める方
法について開示されているが、トー部およびホーゼル部
のウェート部材の中心を、ゴルフヘッドがアドレスの位
置に横たわっているときにゴルフヘッドの重心を通って
引いた水平軸より上に質量中心を位置させることによ
り、重心を通る水平軸と垂直軸のまわりの慣性モーメン
トを大きくするゴルフヘッドであるため、フェース面に
垂直な方向の慣性モーメントを高めていないという欠点
がある。
【0009】又、第2の従来例として引用した特開平9
−149954号公報には、このゴルフヘッドを平面に
設置した場合に、フェース面の接線方向と平面に垂直な
方向で形成される平面に、ゴルフアイアンヘッドの重心
を原点とした3つの慣性主軸のうちで、接線方向の投影
した直線と接線方向のなす角度が10〜40°の範囲に
あることを特徴としたゴルフアイアンヘッドが開示され
ている。
【0010】しかしながら、この第2の従来例では、慣
性主軸の向きのみを打点分布に合わせていることだけに
すぎず、打撃時のヘッドの回転を抑制するためのフェー
ス面に垂直な慣性モーメントを高めているわけではな
い。
【0011】更に、そのばらつきの分布形状が上下方向
にもばらつき、番手によって形状も変わることから、そ
のばらつき方向の慣性モーメントだけをむやみに上げる
だけでは上下方向のばらつきに対して飛球線方向の飛距
離のばらつきが残るという欠点がある。
【0012】又、クラブヘッドの重心位置を通ってフェ
ース面に垂直に交わる点をスイートスポットSSと称す
るが、このスイートスポットSSと打点MPとの距離が
大きくなるとヘッドが回転しやすくなる。この方法で
は、重心Gを中心とした慣性主軸を考慮しただけであ
り、特にロフト角が大きくなると、このスイートスポッ
トSSは重心Gに比べてかなり高い位置に存在するた
め、重心Gと打点MPとの距離を合わせたところでは方
向性のばらつきが大きくなってしまうという欠点があ
る。
【0013】更に、第3の従来例として引用した特開平
1−300970号公報では、ウッドクラブヘッドのホ
ーゼル部重量がヘッド本体の重量の5%以下とし、その
長さを4cm以下とすることで、慣性主軸を水平とし、
スイートスポットSSを外してもゴルフボールの弾道の
対称性が確保され、方向性が上がるウッドクラブヘッド
が開示されている。しかしながら、これもウッドクラブ
ヘッドの左右方向のぶれに関して方向性はよいが、打球
分布と主軸の向きが一致せず、又、上下方向のばらつき
に対して飛球線方向の飛距離のばらつきはあまり減少し
ないという欠点がある。
【0014】それ故に、本発明の主たる目的は、水平方
向や垂直方向の慣性モーメントを高めることなく、フェ
ース面に垂直な方向に対する慣性特性を向上させ、左右
方向の飛距離のばらつきと飛球線方向の飛距離のばらつ
きを低減させ、スイートスポットSSと打点中心MPを
近づけつつ、ボール初速の低減が少なくなるようなウッ
ドクラブヘッドを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、中空外殻構造
の金属製のウッドクラブヘッドにおいて、トー上部とソ
ール部中央のバック部にヘッド本体材料よりも高比重の
部品を設けたり、乃至はヘッド本体のトー部の肉厚を厚
くするか、又は、ヘッド内部のトー部の一部に凸部を設
けたり、更に、ソール部中央のバック部の肉厚を厚く形
成したり、乃至は突出部を形成したりすることにより、
トー上部とソール部中央のバック部に重量を配置するよ
うに構成したウッドクラブヘッドである。
【0016】
【発明の実施の形態】即ち、本願の請求項1に係る発明
について説明すれば、中空外殻構造の金属製のウッドク
ラブヘッドにおいて、トー上部とソール部中央のバック
部にヘッド本体材料よりも高比重の部品を設けることに
より、重量配分がトーアンドローバックウェイトになる
ように構成したことを特徴とするウッドクラブヘッドで
ある。
【0017】本願の請求項2に係る発明について説明す
れば、中空外殻構造の金属製のウッドクラブヘッドにお
いて、トー上部にヘッド本体材料よりも高比重の部品を
設けると共にソール部中央のバック部の肉厚を部分的に
厚くするか乃至は突出部を形成することにより、重量配
分がトーアンドローバックウェイトになるように構成し
たことを特徴とするウッドクラブヘッドである。
【0018】本願の請求項3に係る発明について説明す
れば、前記ウッドクラブヘッドにおいて、ソール部中央
のバック部の肉厚を部分的に厚くするか乃至は突出部を
形成し、更に、該部位にヘッド本体材料よりも高比重の
部品を組み合わせて配置することにより重量配分がトー
アンドローバックウェイトになるように構成したことを
特徴とするウッドクラブヘッドである。
【0019】本願の請求項4に係る発明について説明す
れば、中空外殻構造の金属製のウッドクラブヘッドにお
いて、トー上部の肉厚を部分的に厚くするか乃至は突出
部を形成し、且つソール部中央のバック部の肉厚を厚く
するか乃至は突出部を形成し、これらの組み合わせを選
択することにより、重量配分がトーアンドローバックウ
ェイトになるように構成したことを特徴とするウッドク
ラブヘッドである。
【0020】本願の請求項5に係る発明について説明す
れば、前記請求項4のウッドクラブヘッドにおいて、ト
ー上部の肉厚を部分的に厚くするか乃至は突出部を形成
し、且つソール部中央のバック部の肉厚を厚くするか乃
至は突出部を形成し、更に、これらの部位に選択的にヘ
ッド本体材料よりも高比重の部品を組み合わせて配置す
ることにより、重量配分がトーアンドローバックウェイ
トになるように構成したことを特徴とするウッドクラブ
ヘッドである。
【0021】次に本発明に関する原理を図1に基づいて
説明する。即ち、図1(a)は、ゴルフボール20をウ
ッドクラブヘッド1で打球したときにフェース面3に生
じる打撃力を説明するための図であり、図1(b)は、
打撃時にゴルフボール20が回転してフェース面3から
飛び出す状態を示す図である。
【0022】図1(a)において、ウッドクラブヘッド
1でゴルフボール20を打撃する際、ウッドクラブヘッ
ド1はゴルフボール20の打点位置MPにおいて、スイ
ングの進行方向に対してゴルフボール20から打撃力F
を受ける。ウッドクラブヘッド1には番手に応じて、ゴ
ルフボール20の飛び出し角度を変え、各番手別の飛距
離を得るためにソール部4を地面に接地しアドレスした
時に、地面に対してフェース面3がある一定の角度を成
す様にロフト角と呼ばれている角度が設定されている。
【0023】通常、ドライバー:1番ウッドクラブヘッ
ドで10°前後、ブラッシー:2番ウッドクラブヘッド
で13°前後、スプーン:3番ウッドクラブヘッドで1
5°前後、バフィー:4番ウッドクラブヘッドで18°
前後、クリーク:5番ウッドクラブヘッドで21°前後
に設定されており、番手が大きくなるにつれてロフト角
は大きくなる。
【0024】打撃時の打撃力Fは、ロフト角があるため
に、フェース面3に対して水平な分力FHと、垂直な分
力FPに分解することができる。この水平な分力FHは
フェース面3の摩擦力とともにゴルフボール20を回転
させる力、すなわちバックスピンやサイドスピンを生み
出すことになる。スイングスピードが速く、ウッドクラ
ブヘッド1の衝突速度が速いと打撃力Fが大きくなるこ
とから、水平な分力FHも大きくなり、バックスピンや
サイドスピンが掛かりやすくなる。これはプロゴルファ
ーなどのウッドクラブヘッドの球筋が打球後上方に高く
舞い上がった後、上の方から垂直に落下しているようで
あるが、これはヘッドスピードが高いために、バックス
ピンが掛かり、上方にボールが浮き上がって落下するた
めである。
【0025】又、この垂直な分力FPは、図1(b)に
示すようにフェース面3に垂直に働く力であり、この力
がフェース面3を回転させる。回転軸の向きは1点鎖線
で示す。この回転によりショット後のゴルフボール20
は左右,上下方向に飛び出すことになる。一方、ここで
ヘッド本体2の重心Gからフェース面3に垂直に引いた
線がフェース面3に交わる点をスイートスポットSSと
呼ばれる。このスイートスポットSSは最もゴルフボー
ル20が飛ぶポイントであり、ここで打撃すればヘッド
本体2は、ほとんど回転しない点である。しかしなが
ら、一般のプレイヤーがショットしたときは、なかなか
このスイートスポットSSに当たることは少なく、スイ
ートスポットSSの周辺でショットしているケースがほ
とんどである。
【0026】図2は一般のプレイヤーの打点分布を示す
図であり、特に、図2はスプーン:3番ウッドクラブヘ
ッドにおける打点分布を示している。この図2から明ら
かなように、一般のプレイヤーは、スイートスポットS
S付近の上方下方および左右のいろいろな位置で打撃し
ていることがわかる。このデータを収集したプレイヤー
は、ゴルフのスコアでいうと100前後であり、図中○
印はウッドクラブヘッド1のフェース面3上での打痕を
示しており、打点中心を●点で示し、95%信頼区間を
求めることによって打点分布の大きさと形状を近似した
楕円を実線で示している。更に、フェース面3の打点中
心を通り、フェース面3と地面Hとの交線と平行なA軸
と、打点のばらつきを近似した楕円の長軸を実線で表わ
している。
【0027】この結果から、ウッドクラブヘッド1のフ
ェース面3の上下,左右のいろいろな箇所でゴルフボー
ル20を打撃しており、トー部5やヒール部6の左右方
向にも、リーディングエッジ部7やトップエッジ部8の
上下方向にもばらついていることがわかる。このばらつ
きによって、打球後のゴルフボール20の方向性が悪く
なるため、ばらついてもある程度方向性を保てるウッド
クラブヘッドである必要がある。
【0028】一方、この打点分布の結果を見るとわかる
ように、打点分布の形状は長軸、短軸を有する楕円形状
となっている。又、その長軸方向の角度が切断面と地面
との交線に対してなす角度はトー上向きである。又、番
手が大きくなるに従って、長軸方向の角度が切断面と地
面との交線に対してなす角度が順次大きくなり、その形
状は順次円形に近づき、更にその打点中心の地面からの
高さは、低下して行く物である。このように、一般のプ
レイヤーの打点分布形状には特有の傾向があることがわ
かる。
【0029】図3乃至図5は、ウッドクラブヘッド1を
ライ角とロフト角を所定の角度で平面に設置した場合の
慣性楕円体との関係を説明するための説明図である。
【0030】図3において、地面に垂直な重心Gを通る
軸をZ軸とし、フェース面3の図心における接面と地面
との交線に平行でかつZ軸と垂直で重心Gを通る軸をX
軸とする。又、X軸とZ軸の両方に垂直で重心Gを通る
軸をY軸とする。
【0031】まず、図5に示すように、フェース面3の
図心における接面と地面との交線に平行でかつ重心を通
る面の方向ベクトルをf(l,m,n)Tとし、次式数
1の各ベクトルを計算する。
【0032】
【数1】 f1(l1,m1,n1T=f×Z(0,0,1)T2(l2,m2,n2T=f1×f …(1) f3(l3,m3,n3T=f1×f2 ただし、×は外積を表わす。
【0033】次に、図4に示すように、フェース面3の
図心における接面と地面との交線に平行でかつ重心を通
る軸をα軸,該面と平行でα軸と垂直な軸をβ軸、α軸
とβ軸に垂直な軸をγ軸とすると、α、β、γ座標系か
らX、Y、Z座標系への変換は数2で表わされる。
【0034】
【数2】 X=l1・α+l2・β+l3・γ Y=m1・α+m2・β+m3・γ …(2) Z=n1・α+n2・β+n3・γ ここで、l1、l2、l3、l12、l13、l23はX、Y、
Z軸に関する慣性モーメントと慣性乗積とすると、次式
の数3となる。
【0035】
【数3】 l1・X2+l2・Y2+l3・Z2+2・l12・X・Y+2・l13・X・Z+2・ l23・Y・Z=1 …(3) なお、数3で表わせる楕円体は慣性楕円体と呼ばれてい
る。これは各方向の慣性抵抗の大きさを示すものであ
る。数2を数3に代入し、γの項を0にすると、切断楕
円面の式数4が求められる。
【0036】
【数4】 (I11 2+I21 2+I31 2+I1211+I1311+I2311)α2 +(I12 2+I32 2+I32 2+I1222+I1322+I2322)β2 +(I112+I212+I312+I1212+I1221+I131 2 ) +I1321+I2312+I2321)αβ=1 …(4) この切断面の大きさは、この面での回転のしやすさを示
す慣性抵抗の大きさを表わしていることになり、又その
切断面はその面の垂直方向の慣性抵抗を表わしている。
【0037】更に、図4(a)、(b)、(c)に示す
ように、この切断面の形状は立体の慣性楕円体と面の切
断面であるため、平面楕円となるのは明白である。
【0038】したがって、ゴルフクラブヘッドを考える
と、このゴルフヘッドの慣性楕円体をフェース面で切断
した平面楕円がフェース面に対する垂直方向の回転性能
を表わすことになる。又、図中aは平面楕円の長軸長
さ、bは短軸長さ、θはα軸と長軸のなす角度を示し、
a/bをアスペクト比と呼んでいる。
【0039】ここで、前述の図2に示した一般のプレイ
ヤーの打点分布は、打点中心を中心とした楕円形状をし
ており、更に、その長軸の向きはトー上向きである。す
なわち、図2に示すように3番ウッドクラブヘッドで
は、フェース面上でのA軸に対して、打点のばらつきを
近似した楕円の長軸のトー上向き角度θは5°である。
【0040】そこで、この慣性楕円体を重心を通りフェ
ース面と平行に仮想的に切断した場合の平面楕円の楕円
中心をスイートスポットにほぼ一致させることによっ
て、打点のばらつきによる打点とスイートスポットの距
離をできるだけ小さくすることができ、ヘッドの回転を
抑えることができ、更にスイートスポット近傍でショッ
トすることになるため、ボール速度が向上することによ
って飛距離は増大する。
【0041】更に、この平面楕円の長軸方向の角度が切
断面と地面との交線に対してなす角度をプレイヤーの打
点分布トー上向き角度に合わすことにより、左右方向の
横ぶれを抑えることができる。そして、更に平面楕円の
長軸と短軸の比であるアスペクト比を、一般のプレイヤ
ーにおける打点分布の楕円形状アスペクト比に合わせ、
上下方向の慣性抵抗とほぼ一致させることにより、左右
方向の横ぶれのばらつきを抑えるのみならず、飛球線方
向の飛距離のばらつきをも抑えることができるものであ
る。
【0042】なお、通常ウッドクラブヘッドにおいて
は、ショートウッドになるほど、打点分布は角度が順次
大きくなっていき、楕円形状は順次小さくなって行く傾
向を有している。
【0043】それ故に、SSと打点中心に合わせて番手
が大きくなるに従って、平面楕円の長軸方向の角度が切
断面と地面との交線に対してなす角度が順次大きくなっ
ていき、その平面楕円の形状、すなわち長軸と短軸の比
であるアスペクト比を順次小さくしていき、打点位置に
スイートスポットを合わせることにより、どの番手も左
右方向や飛球線方向の飛距離のばらつきを抑え、ボール
の速度が向上することによって飛距離が増大する。
【0044】
【実施例】本願に係る発明の一実施例について説明すれ
ば、図6乃至図8に示すように中空外殻構造の金属製の
ウッドクラブヘッド1において、トー上部5Aとソール
部4中央のバック部4Aにヘッド本体2の材料よりも高
比重の部品12、13を設けることにより、重量配分が
トーアンドローバックウェイトになるように構成したこ
とを特徴とするウッドクラブヘッド1である。
【0045】本願に係る発明の一実施例について説明す
れば、図9に示すように中空外殻構造の金属製のウッド
クラブヘッド1において、トー上部5Aにヘッド本体2
材料よりも高比重の部品12を設けると共にソール部4
中央のバック部4Aの肉厚を部分的に厚くするか乃至は
図10に示すように突出部11を形成することにより、
重量配分がトーアンドローバックウェイトになるように
構成したことを特徴とするウッドクラブヘッド1であ
る。
【0046】本願に係る発明のその他実施例について説
明すれば、中空外殻構造の金属製のウッドクラブヘッド
1において、トー上部5Aにヘッド本体2材料よりも高
比重の部品12を設けると共にソール部4中央のバック
部4Aの肉厚を部分的に厚くするか乃至は図11に示す
ように突出部11を形成し、更に、該部位にヘッド本体
2材料よりも高比重の部品13を組み合わせて配置する
ことにより重量配分がトーアンドローバックウェイトに
なるように構成したことを特徴とするウッドクラブヘッ
ドである。
【0047】なお、ソール部4の厚みとしては、少なく
とも1mm以上10mm以下の厚みにすることが、望ま
しいものである。
【0048】本願に係る発明のその他実施例について説
明すれば、図12に示すように中空外殻構造の金属製の
ウッドクラブヘッド1において、トー上部5Aの肉厚を
部分的に厚くし、且つソール部4中央のバック部4Aの
肉厚を部分的に厚くしたことにより、重量配分がトーア
ンドローバックウェイトになるように構成したことを特
徴とするウッドクラブヘッド1である。
【0049】本願に係る発明のその他実施例について説
明すれば、図13に示すように中空外殻構造の金属製の
ウッドクラブヘッド1において、トー上部5Aの肉厚を
部分的に厚くし、且つソール部4中央のバック部4Aに
突出部11を設けたことにより、重量配分がトーアンド
ローバックウェイトになるように構成したことを特徴と
するウッドクラブヘッド1である。
【0050】本願に係る発明のその他実施例について説
明すれば、図14に示すように中空外殻構造の金属製の
ウッドクラブヘッド1において、ヘッド本体内部10の
トー上部5Aに突出部14を設け、且つソール部4中央
のバック部4Aを肉厚にすることにより、重量配分がト
ーアンドローバックウェイトになるように構成したこと
を特徴とするウッドクラブヘッド1である。
【0051】本願に係る発明のその他実施例について説
明すれば、図15に示すように中空外殻構造の金属製の
ウッドクラブヘッド1において、ヘッド本体内部10の
トー上部5Aに突出部14を設け、且つソール部4中央
のバック部4Aに突出部11を設けたことにより、重量
配分がトーアンドローバックウェイトになるように構成
したことを特徴とするウッドクラブヘッド1である。
【0052】本願に係る発明のその他実施例について説
明すれば、図16に示すように、中空外殻構造の金属製
のウッドクラブヘッド1において、ヘッド本体内部10
のトー上部5Aに突出部14を形成し、該突出部14に
ヘッド本体材料よりも高比重の部品12を配置し、且
つ、ソール部4中央のバック部4Aを肉厚にすることに
より、重量配分がトーアンドローバックウェイトになる
ように構成したことを特徴とするウッドクラブヘッド1
である。
【0053】本願に係る発明のその他実施例について説
明すれば、図17に示すように、中空外殻構造の金属製
のウッドクラブヘッド1において、ヘッド本体内部10
のトー上部5Aに突出部14を形成し、該突出部14に
ヘッド本体材料よりも高比重の部品12を配置し、且
つ、ソール部4中央のバック部4Aに突出部11を形成
したことにより、重量配分がトーアンドローバックウェ
イトになるように構成したことを特徴とするウッドクラ
ブヘッド1である。
【0054】本願に係る発明のその他実施例について説
明すれば、図18に示すように、中空外殻構造の金属製
のウッドクラブヘッド1において、ヘッド本体内部10
のトー上部5Aに突出部14を形成し、該突出部14に
ヘッド本体2材料よりも高比重の部品12を配置し、且
つ、ソール部4中央のバック部4Aの突出部11を形成
し、該突出部11にヘッド本体材料よりも高比重の部品
13を配置したことにより、重量配分がトーアンドロー
バックウェイトになるように構成したことを特徴とする
ウッドクラブヘッド1である。
【0055】なお、本願ウッドクラブヘッドの形状を図
示すれば、図19から図22に示すようになる。即ち図
19は、トー部5から見た斜視図であり、図20はヒー
ル部6から見た斜視図である。更に、図21は左側面
図、図22はトー部5側から見た背面斜視図である。
【0056】なお、本願ウッドクラブヘッドにおいて
は、例えば、ヘッド本体2の材質としては、6−4チタ
ン製であり、ヘッド本体2よりも高比重のタングステン
合金をトー上部5Aには8g、ソール部4中央のバック
部4Aには15gのタングステン合金を圧入固着してい
る。
【0057】又、トー上部5Aの肉厚としては2mm程
度が好ましく、クラウン部14の肉厚1.2mmよりも
厚くしてトー上部5Aに重量を配置し、更に、ソール部
4の肉厚を4mmに設定している。
【0058】なお、本願ウッドクラブヘッドにおいて
は、ヘッド本体2よりも高比重の部品の形態としては、
T字形状、円柱形状、雄螺旋形状、板形状、矩形形状、
半球形状、ヘッド本体のトー部形状、ソール部形状、ヘ
ッド本体に相似した曲率形状、その他適宜形状のものを
ヘッド本体の外部乃至内部に溶接、接着、嵌合、螺着、
カシメ、圧入等により固着することが可能である。
【0059】この結果、図23に本発明品及び従来品の
3番ウッドクラブヘッドの構成を示すものである。図2
3(a)に示す本発明品のは、平面楕円の長軸と短軸と
の比が1.4であり、長軸方向の角度が前記切断面と地
面との交線に対してなす角度θが5度になりトー上がり
となる。
【0060】一方、図23(b)に示す従来品の場合、
クラブヘッドの慣性楕円体を仮想的にフェース面で切断
したときの平面楕円の長軸と短軸との比は1.5である
が、角度は−3°であった。
【0061】本発明のウッドクラブヘッドの素材として
は、一般によくウッドクラブヘッドに用いられる素材で
ある鉄、ステンレス、アルミニウム、チタン、マグネシ
ウム、タングステン、銅、ニッケル、ジルコニウム、コ
バルト、マンガン、亜鉛、シリコン、錫、クロム、FR
P、合成樹脂、セラミックス、ゴムなどが挙げられ、こ
れらの単一素材で製造することも出来るし、更にこれら
の素材を2種類以上の組合せによって製作することも可
能である。
【0062】又、製造方法としては、精密鋳造方法がコ
スト的にも安くつき、寸法精度も高いので利用可能であ
る。その他、ヘッド本体はダイキャストやプレスや鍛造
でも製造できる。一方、プレスや鍛造や精密鋳造やメタ
ルインジェクション、ダイキャスト、切断加工、粉末治
金などによって各パーツを製造し、それらを溶接や接着
や圧入、嵌合、圧接、ビス止め、ろう付けなどによって
接着させてクラブヘッドを作製する方法も可能である。
【0063】図24乃至図26は、本発明の実施形態に
よるウッドクラブヘッドと、従来のウッドクラブヘッド
とによる飛距離のばらつきを対比するための図である。
特に、図25は本発明の実施形態によるものであり、ロ
フト角15°のスプーン:3番ウッドクラブヘッドで一
般のプレイヤーの打点分布に平面楕円をほぼ一致させた
ものであり、図26は従来例のウッドクラブヘッドの場
合である。
【0064】試験条件は、ゴルフロボットにより、ゴル
フウッドヘッドのスピードを40m/secに設定し、
図24に示すようにゴルフウッドヘッドの打点位置を一
般プレイヤーの打点のばらつきを考慮して、スイートス
ポットから5°トー上部に傾けてトー上部:T・U、ト
ー下部:T・D、ヒール上部:H・U、ヒール下部:H
・Dにトーアンドヒール方向に12mm、上下方向に6
mmそれぞれ離れた位置で打撃した結果である。
【0065】一方、図25は、本発明の実施形態による
ウッドクラブヘッドによる飛距離のばらつきを対比する
ための図である。図26は、従来の実施形態によるウッ
ドクラブヘッドによる飛距離のばらつきを対比するため
の図である。使用したウッドクラブヘッドは、共に同一
重量(215g)であるが、図25のロボットによる飛
距離測定試験結果より、一般のプレイヤーの打点分布に
合わせていない図26の従来のウッドクラブヘッドの左
右のばらつきは最大約18mあるのに対して、一般のプ
レイヤーの打点分布に平面楕円を合わせた図25の本発
明のウッドクラブヘッドの左右のばらつきは最大約5m
となり、72%のばらつきを低減できる。
【0066】一方、飛球線方向のばらつきは図26のウ
ッドクラブヘッドは最大約30mに対して、図25の本
発明のウッドクラブヘッドは最大約12mであり、60
%のばらつきの低減が見られる。更に、平均飛距離を比
較してみると、図25の本発明のウッドクラブヘッドは
205mに対し、図26の従来のウッドクラブヘッドは
193mとなり、約12mの飛距離増大が見られた。
【0067】なお、図25および図26はそれぞれ3回
ずつ打球したときの平均値を示している。
【0068】又、トー上部の打撃結果を見ると、回転性
能の差異のあることがよくわかる。すなわち、図26に
示す従来のウッドクラブヘッドの場合、トー上部の打撃
による飛球線方向の飛距離の低下が顕著であり、かつ平
均横ぶれに比べて右方向にゴルフボールが落下している
が、図25に示す本発明のウッドクラブヘッドの場合は
トー上部の打撃による飛距離低下が少なく、横ぶれも少
なくなっている。これは、ヘッドの回転が図26の従来
のウッドクラブヘッドよりも図25の本発明のウッドク
ラブヘッドが抑えられていることを意味し、ヘッドの回
転性能の優れていることがわかる。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明のウッドクラブヘ
ッドにおいては、打球時にトー上部で打球してもヘッド
自体の回転が従来のウッドクラブヘッドよりも抑えられ
ているため飛距離低下が少なく、且つ横ぶれも少ない優
れた飛距離を出せウッドクラブヘッドを提供できると言
った効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウッドクラブヘッドの原理を説明
するための説明図。
【図2】ドライバー(ウッドクラブヘッド)における一
般のプレイヤーの打点分布を示す説明図。
【図3】本発明に係るウッドクラブヘッドの慣性楕円体
とX軸、Y軸、Z軸を説明するための説明図。
【図4】本発明に係るウッドクラブヘッドの慣性楕円体
とα軸、β軸、γ軸を説明するための説明図。
【図5】本発明に係るウッドクラブヘッドの慣性楕円体
と方向ベクトルを説明するための説明図。
【図6】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を示
す正面図。
【図7】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を示
す要部断面斜視図。
【図8】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を示
す断面図。
【図9】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を示
す断面図。
【図10】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を
示す断面図。
【図11】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を
示す断面図。
【図12】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を
示す断面図。
【図13】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を
示す断面図。
【図14】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を
示す断面図。
【図15】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を
示す断面図。
【図16】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を
示す断面図。
【図17】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を
示す断面図。
【図18】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を
示す断面図。
【図19】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を
示す斜視図。
【図20】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を
示す斜視図。
【図21】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を
示す左側図。
【図22】本発明に係るウッドクラブヘッドの実施例を
示す背面斜視図。
【図23】本発明に係るウッドクラブヘッドと従来のウ
ッドクラブヘッドの慣性楕円体を仮想的にフェース面で
切断したときの平面楕円の長軸と短軸の比及び長軸方向
の角度を示す説明図。
【図24】ウッドクラブヘッドの打点位置を示す説明
図。
【図25】本発明に係るウッドクラブヘッドの飛距離と
ばらつきを示すグラフ。
【図26】従来のウッドクラブヘッドの飛距離とばらつ
きを示すグラフ。
【符号の説明】
1 ウッドクラブヘッド 2 ヘッド本体 3 フェース面 4 ソール部 4A バック部 5 トー部 5A トー上部 6 ヒール部 7 リーディングエッジ部 8 トップエッジ部 9 ネック部 10 ヘッド本体内部 11 突出部 12 高比重の部品 13 高比重の部品 14 突出部 15 クラウン部 C スイートスポット T・U トー上部 T・D トー部下部 H・U ヒール部上部 H・D ヒール部下部 20 ゴルフボール 30 慣性楕円体 F 打撃力 MP 打点位置 FH 水平な分力 FP 垂直な分力 SS スイートスポット
フロントページの続き (72)発明者 辻 圭 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目12番35 号 美津濃株式会社内 Fターム(参考) 2C002 AA02 CH02 CH06 LL01 MM04 MM07 PP02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空外殻構造の金属製のウッドクラブヘ
    ッドにおいて、トー上部とソール部中央のバック部にヘ
    ッド本体材料よりも高比重の部品を設けることにより、
    重量配分がトーアンドローバックウェイトになるように
    構成したことを特徴とするウッドクラブヘッド。
  2. 【請求項2】 中空外殻構造の金属製のウッドクラブヘ
    ッドにおいて、トー上部にヘッド本体材料よりも高比重
    の部品を設けると共にソール部中央のバック部の肉厚を
    部分的に厚くするか乃至は突出部を形成することによ
    り、重量配分がトーアンドローバックウェイトになるよ
    うに構成したことを特徴とするウッドクラブヘッド。
  3. 【請求項3】 前記請求項2のウッドクラブヘッドにお
    いて、ソール部中央のバック部の肉厚を部分的に厚くす
    るか乃至は突出部を形成し、更に、該部位にヘッド本体
    材料よりも高比重の部品を組み合わせて配置することに
    より重量配分がトーアンドローバックウェイトになるよ
    うに構成したことを特徴とするウッドクラブヘッド。
  4. 【請求項4】 中空外殻構造の金属製のウッドクラブヘ
    ッドにおいて、トー上部の肉厚を部分的に厚くするか乃
    至は突出部を形成し、且つソール部中央のバック部の肉
    厚を厚くするか乃至は突出部を形成し、これらの組み合
    わせを選択することにより、重量配分がトーアンドロー
    バックウェイトになるように構成したことを特徴とする
    ウッドクラブヘッド。
  5. 【請求項5】 前記請求項4のウッドクラブヘッドにお
    いて、トー上部の肉厚を部分的に厚くするか乃至は突出
    部を形成し、且つソール部中央のバック部の肉厚を厚く
    するか乃至は突出部を形成し、更に、これらの部位に選
    択的にヘッド本体材料よりも高比重の部品を組み合わせ
    て配置することにより、重量配分がトーアンドローバッ
    クウェイトになるように構成したことを特徴とするウッ
    ドクラブヘッド。
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