JP2001198090A - 診療処置決定装置、方法および記録媒体 - Google Patents

診療処置決定装置、方法および記録媒体

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JP2001198090A
JP2001198090A JP2000009643A JP2000009643A JP2001198090A JP 2001198090 A JP2001198090 A JP 2001198090A JP 2000009643 A JP2000009643 A JP 2000009643A JP 2000009643 A JP2000009643 A JP 2000009643A JP 2001198090 A JP2001198090 A JP 2001198090A
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medical
medical treatment
treatment
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Yasumitsu Tashiro
康光 田代
Kazuto Kato
和人 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 診療部位と傷病名から好ましい診療処置を決
定していく装置を提供する。 【解決手段】 診療条件入力部20に傷病名と診療部位
とを含む診療条件を入力し、入力された診療条件に基づ
き診療処置記録部50から診療処置読み出し部22が治
療の完了にまで至る診療処置のフローを読み出すので、
治療の完了に至るまでの診療処置が決定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、診療部位と傷病
名、あるいは診療部位と診療行為名から診療処置を決定
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】歯科治療などの診療行為を行うにあたっ
ては、歯科医あるいは医師が、患者を診療して病名を決
定し、どのような治療を行うかを決定する。あるいは、
病名はわからないが、当座行うべき応急処置だけはわか
る場合もあるため、とりあえず応急処置を行ってから、
治療手順を決定することもある。また、治療を行うと適
宜、治療内容に応じた保険点数を計算する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、歯科医
などが決定する治療の手順は、歯科医などの経験や勘に
よるものである。したがって、歯科医などの能力に治療
手順が大きく左右される。例えば、歯科医などの中には
経験不足等により、ある決まったパターンの治療しか知
らない場合がある。たとえ歯科医などが経験を多く積ん
でいても、治療の手順には実に多くのパターンがあり、
それら全てに通じその内から最適な治療手順を見出すこ
とは困難なことである。
【0004】また、保険点数の求め方は、大変に複雑で
あり、治療行為前に見積もりを立てることは不可能に近
い。そこで、治療行為後に保険点数を計算することにな
るが、見積もりを立てることが患者等にとって好ましい
場合もある。一般に、定価のわからない商品、サービス
については見積もりをユーザが求めることが多く、医療
行為といえども、保険点数の見積もりがわかることは好
ましいことが多い。
【0005】そこで、本発明は、診療部位と傷病名、あ
るいは診療部位と診療行為名から好ましい診療処置を決
定していく装置の提供を課題とする。さらに、本発明
は、保険点数の見積もりをたてる装置の提供を課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、請求項
1に記載の発明は、傷病名と診療部位とを含む診療条件
を入力する診療条件入力手段と、診療条件に対応づけて
診療処置を記録する診療処置記録手段と、入力された診
療条件に基づき、診療処置記録手段から診療処置を読み
出す診療処置読み出し手段とを備えるように構成され
る。
【0007】上記のように構成された診療処置決定装置
によれば、好ましい診療処置が診療処置記録手段に記録
されているので、診療処置読み出し手段によって好まし
い診療処置を読み出すことにより、傷病名と診療部位と
に応じた、好ましい診療処置を決定できる。
【0008】請求項2に記載の発明は、当座の診療処置
と診療部位とを含む診療条件を入力する診療条件入力手
段と、診療条件に対応づけて診療処置を記録する診療処
置記録手段と、入力された診療条件に基づき、診療処置
記録手段から診療処置を読み出す診療処置読み出し手段
と、を備えるように構成される。
【0009】上記のように構成された診療処置決定装置
によれば、好ましい診療処置が診療処置記録手段に記録
されているので、診療処置読み出し手段によって好まし
い診療処置を読み出すことにより、当座の診療処置と診
療部位とに応じた、好ましい診療処置を決定できる。な
お、当座の診療処置とは、応急処置のようなものであ
り、応急処置がわかっても、その後、どう治療してよい
かわからない場合に有効である。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明であって、診療処置記録手段は、診療条
件に対応し、治療の完了にまで至る診療処置のフローを
記録するものである。
【0011】診療条件に対応した、その場限りの治療法
はわかっても、治療完了にいたるまでの好ましい診療処
置のフロー(診療処置の一連の流れ)を考えることは、
熟練した歯科医などにとっても困難である。そこで、上
記のように構成された診療処置決定装置によれば、診療
条件に対応した治療の完了にまで至る診療処置のフロー
を診療処置記録手段が記録しておくことで、治療完了に
いたるまでの好ましい診療処置のフローを決定できる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれか一項に記載の発明であって、診療処置読み
出し手段が読み出した診療処置に対応する保険点数を表
示する保険点数計算手段を備えるように構成される。
【0013】上記のように構成された診療処置決定装置
によれば、保険点数の見積もりが立てられる。保険点数
は、複数回に渡る診療行為が判明しなければ計算できな
い場合もあるため、特に、診療処置記録手段が治療の完
了にまで至る診療処置のフローを記録している場合は、
保険点数の見積もりがたてやすい。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれか一項に記載の発明であって、診療条件に対
応づけて副次的な診療処置を記録する副次的診療処置記
録手段、を備えるように構成される。
【0015】上記のように構成された診療処置決定装置
によれば、診療行為中に経過を見て、診療方針を変更し
て、新たな診療処置のフローを構築したい場合は、副次
的な診療処置に切換えることができるため有益である。
【0016】請求項6に記載の発明は、傷病名と診療部
位とを含む診療条件を入力する診療条件入力工程と、診
療条件に対応づけて診療処置を記録する診療処置記録工
程と、入力された診療条件に基づき、診療処置を読み出
す診療処置読み出し工程と、を備えるように構成され
る。
【0017】請求項7に記載の発明は、当座の診療処置
と診療部位とを含む診療条件を入力する診療条件入力工
程と、診療条件に対応づけて診療処置を記録する診療処
置記録工程と、入力された診療条件に基づき、診療処置
を読み出す診療処置読み出し工程と、を備えるように構
成される。
【0018】請求項8に記載の発明は、診療処置決定処
理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録
したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であ
って、傷病名と診療部位とを含む診療条件を入力する診
療条件入力処理と、診療条件に対応づけて診療処置を記
録する診療処置記録工処理と、入力された診療条件に基
づき、診療処置を読み出す診療処置読み出し処理と、を
備えた記録媒体である。
【0019】請求項9に記載の発明は、診療処置決定処
理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録
したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であ
って、当座の診療処置と診療部位とを含む診療条件を入
力する診療条件入力処理と、診療条件に対応づけて診療
処置を記録する診療処置記録処理と、入力された診療条
件に基づき、診療処置を読み出す診療処置読み出し処理
と、を備えた記録媒体である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1に、本発明の実施の形態にか
かる診療処置決定装置を示す。本発明の実施の形態にか
かる診療処置決定装置は、傷病名リスト10、処置リス
ト12、診療部位リスト14、年齢・加算条件リスト1
6、診療条件表示部18、診療条件入力部20、診療処
置読み出し部22、条件−パターンテーブル24、パタ
ーン−診療セットテーブル26、診療セット−処置コー
ドテーブル28、処置コード−処置名テーブル30、パ
ターン−方針変更パターンテーブル32、診療処置表示
部40、保険点数計算部42、保険点数表示部44を備
える。
【0021】傷病名リスト10、処置リスト12、診療
部位リスト14、年齢・加算条件リスト16は、診療処
置を決定するための診療条件の各要素の選択肢を記録す
るリストである。各リストの内容を図2に示す。
【0022】図2(a)は、傷病名リスト10の記録内
容である。本実施形態においては歯科治療を想定してい
るため、傷病名は歯科疾患に相当したものとなってい
る。しかし、本発明の用途は歯科治療に限定されている
わけではない。図2(a)に示すように、傷病をグルー
プ分けして、グループ名をつけ、各グループごとに傷病
名を記録している。
【0023】図2(b)は、処置リスト12の記録内容
である。歯科治療における処置が列挙されている。例え
ば、X線の照射、根管充填、根管治療などが列挙され
る。図2(c)は、診療部位リスト14の記録内容であ
る。歯の位置が、左右上下に分けられ、それぞれ前歯か
ら奥歯に向かって1〜8の番号がつけられている。図2
(d)は、年齢・加算条件リスト16の記録内容であ
る。年齢は、保険点数の計算などの便宜のため、4領域
に分割されている。また、加算条件は、保険点数が加算
される条件を意味する。例えば、精神的欠陥、肉体的欠
陥を有する患者を診察すると保険点数が加算される。よ
って、加算条件として、精神的欠陥、肉体的欠陥(パー
キンソン病、筋無力症…)が列挙されている。
【0024】診療条件表示部18は、傷病名リスト1
0、処置リスト12、診療部位リスト14、年齢・加算
条件リスト16からそれらの記録内容を読み出してユー
ザである歯科医師、医師に表示する。診療条件表示部1
8の一部として、コンピュータのCRTや液晶のディス
プレイを使用できる。
【0025】診療条件入力部20は、ユーザが診療条件
を入力するためのものである。診療条件の入力にあたっ
ては、キーボード等でデータを打ち込んでいってもよ
い。しかし、診療条件表示部18がディスプレイに表示
する選択肢を、マウスでクリックして選択するようにす
ることが好ましい。
【0026】診療処置読み出し部22は診療条件入力部
20により入力された診療条件を基に、条件−パターン
テーブル24、パターン−診療セットテーブル26、診
療セット−処置コードテーブル28、処置コード−処置
名テーブル30、パターン−方針変更パターンテーブル
32から診療処置を読み出す。なお、条件−パターンテ
ーブル24、パターン−診療セットテーブル26、診療
セット−処置コードテーブル28、処置コード−処置名
テーブル30は全体で、診療条件に対応づけて診療処置
を記録する診療処置記録部50を構成する。パターン−
方針変更パターンテーブル32は、診療条件に対応づけ
て副次的な診療処置を記録する副次的診療処置記録手段
といえる。副次的な診療処置とは、診療処置記録部50
に記録された診療処置を経過等を見て変更するときのた
めの診療処置の候補といった意味である。例えば、歯を
埋める(診療処置記録部50に記録された診療処置)つ
もりが、経過が予想以上に悪く、歯を抜くことになれ
ば、歯を抜くことが、副次的な診療処置ということにな
る。
【0027】診療処置記録部50の各テーブルの記録内
容を図3に示す。図3(a)は、条件−パターンテーブ
ル24の記録内容である。条件−パターンテーブル24
においては、図3(a)に示すように、傷病名、処置
名、診療部位、年齢、加算条件の組み合わせをパターン
名と対応づけている。例えば、傷病名「C3慢化Pe
r」、部位「右下6」、年齢「16〜69歳」、加算条
件「ナシ」という条件はパターンAというようにパター
ン名がつけられている。
【0028】図3(b)は、パターン−診療セットテー
ブル26の記録内容である。パターン名に、診療セット
が対応付けられて記録されている。診療セットとは、1
回ごとの診療において行うべき処置の組み合わせをコー
ド番号にしたものである。なお、同じパターンに複数の
診療セットが記録されていることがある。これは、特に
歯科治療では、複数回にわたって治療が行われるので、
複数回分が記録されているのである。例えば、パターン
名Aでは、1回目に診療セット001、2回目に診療セ
ット003、3回目に診療セット008、が行われるこ
とを記録している。このように、パターン−診療セット
テーブル26は、治療の完了に至るまでの診療処置の流
れが記録されている。
【0029】図3(c)は、診療セット−処置コードテ
ーブル28の記録内容である。各診療セットに対応する
処置コード(処置名をコード化したもの)が記録されて
いる。診療セットに複数の処置コードが記録されている
のは、1回の診療において、複数の処置(例えば、X線
をとって、感染した根管の処置を行う)を行うことがあ
るからである。
【0030】図3(d)は、処置コード−処置名テーブ
ル30の記録内容である。処置コードに対応した処置名
が記録されている。例えば、処置コードcは、根管充填
であるといったことが記録されている。
【0031】パターン−方針変更パターンテーブル32
の記録内容を図4に示す。パターン名とそれに対応する
方針変更パターン(副次的な診療処置)を記録してい
る。例えば、パターンAの方針変更パターン(副次的な
診療処置)はA1、A2、A3である。
【0032】診療処置表示部40は、診療処置読み出し
部22が読み出した診療処置をユーザに表示する。保険
点数計算部42は、診療処置読み出し部22が読み出し
た診療処置に対応する保険点数を計算する。保険点数表
示部44は、保険点数計算部42が計算した保険点数を
ユーザに表示する。診療処置表示部40、保険点数表示
部44は、例えば、コンピュータのCRTや液晶のディ
スプレイである。
【0033】次に本発明の実施形態の動作を図5のフロ
ーチャートを用いて説明する。まず、傷病名を入力する
か、処置名を入力するかの選択をユーザは行う(S1
0)。
【0034】ユーザが傷病名を入力することを選択する
と、診療条件表示部18は傷病名リスト10から傷病名
のグループを読み出してユーザに表示する。そして、ユ
ーザは傷病名のグループを入力すると、診療条件表示部
18は傷病名リスト10からさらに傷病名を読み出し、
ユーザは傷病名を選択して診療条件入力部20に入力す
る(S12a)。例えば、(1)診療条件表示部18が
グループ名、歯牙疾患、歯髄疾患を表示する、(2)ユ
ーザが歯牙疾患を選択する、(3)診療条件表示部18
が傷病名、C、C4、Hysを表示する、(4)ユーザ
がC4を選択する、といったように行われる(グループ
名、傷病名については図2(a)参照)。
【0035】ユーザが処置名を入力することを選択する
と、診療条件表示部18は処置リスト12から処置名を
読み出してユーザに表示する。そして、ユーザは処置名
を入力すると、診療条件表示部18は処置リスト12か
らさらに処置名を読み出し、ユーザは処置名を選択して
診療条件入力部20に入力する(S12b)。
【0036】傷病名の選択(S12a)あるいは処置名
の選択(S12b)が終わると、診療条件表示部18は
診療部位リスト14から診療部位を読み出してユーザに
表示する。ユーザは診療部位の選択を行って、診療条件
入力部20に入力する(S14)。
【0037】次に、診療条件表示部18は年齢・加算リ
スト16から年齢・加算条件を読み出してユーザに表示
する。ユーザは年齢・加算条件の選択を行って、診療条
件入力部20に入力する(S16)。
【0038】以上のステップで診療条件の入力が終わる
ので、診療条件読み出し部22は、診療処置記録部50
から診療処置を読み出して、診療処置表示部40に表示
する(S18)。この診療処置の表示手順を図3および
図6を参照して説明する。なお、図6は図3に示すテー
ブルからデータを読み出した結果を示す。
【0039】まず、傷病名「C3慢化Per」、部位「右
下6」、年齢「16〜69歳」、加算条件「ナシ」とい
う診療条件が入力された場合、条件−パターンテーブル
24(図3(a)参照)から、パターンAがかかる診療
条件に相当するとわかる。次に、パターン−診療セット
テーブル26(図3(b)参照)から、パターンAに相
当する診療セットは、診療1回目に診療セット001、
診療2回目に診療セット003、診療3回目に診療セッ
ト008であることがわかる。次に、診療セット−処置
コードテーブル28(図3(c)参照)から、診療セッ
ト001には、処置コードa、dが、診療セット003
には、処置コードbが、診療セット008には、処置コ
ードcが、該当することがわかる。最後に、処置コード
−処置テーブル30(図3(d)参照)から、処置コー
ドcが根管充填であることなどがわかる。
【0040】すなわち、図6に示すように、パターンA
については、診療1回目には感根処、X線、診療2回目
には根治1回、診療3回目には根充が診療処置と表示さ
れる。
【0041】図5に戻り、診療条件読み出し部22が読
み出した診療処置に応じて、保険点数計算部42を計算
し、保険点数表示部44に保険点数を表示する(S2
0)。保険点数の計算のためには、複数回に渡る診療処
置の内容が必要な場合がある。ここで、診療条件読み出
し部22が読み出した診療処置は診療の終了にいたるま
での処置の流れが含まれているため、保険点数の見積も
りをたてることができる。
【0042】次に、ユーザは診療の経過に応じ、診療条
件読み出し部22が読み出した診療処置を変更する必要
があるか否かを選択する(S22)。もし、変更する必
要があれば(S22、Yes)、方針変更パターンを選
択する(S24)。そして、診療処置表示(S18)に
戻る。
【0043】すなわち、ユーザは、診療処置の変更の必
要ありと考えれば、その旨を診療条件入力部20に入力
する。そして、診療処置読み出し部22はパターン−方
針変更パターンテーブル32から、現状の診療条件に対
応する方針変更パターンを読み出す。そして、ユーザ
は、読み出された方針変更パターンを選択して、診療処
置を変更する。例えば、パタ−ンAに対応する方針変更
パターンA1を選択し(図4参照)、パターンA1に対
応する診療セットなどを診療処置記録部50から読み出
して、新たに診療処置を表示する。
【0044】本発明の実施形態によれば、治療完了に至
るまでの診療処置の流れを決定できる。しかも、保険点
数の計算のためには、複数回にわたる診療処置の流れが
必要なところ、治療完了に至るまでの診療処置の流れが
決定されるため、保険点数の見積もりを立てられる。さ
らに、治療完了に至るまでの診療処置の流れが決定した
後で、経過等に応じて診療処置を変更したい場合にも、
診療処置の変更が行える。
【0045】なお、上記の実施形態の各機能は、以下の
ようにして実現できる。CPU、ハードディスク、メデ
ィア(フロッピーディスク、CD−ROMなど)読み取
り装置を備えたコンピュータのメディア読み取り装置
に、上記の各部分を実現するプログラムを記録したメデ
ィアを読み取らせて、ハードディスクにインストールす
る。このような方法でも、診療処置決定装置を実現でき
る。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、傷病名あるいは診療部
位名と診療部位とに応じた、好ましい診療処置を決定で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる診療処置決定装置
を示すブロック図である。
【図2】図2(a)は傷病名リスト10、図2(b)は
処置リスト12、図2(c)は診療部位リスト14、図
2(d)は年齢・加算条件リスト16の記録内容であ
る。
【図3】診療処置記録部50の各テーブルの記録内容を
示す図である。
【図4】パターン−方針変更パターンテーブル32の記
録内容を示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係る診療処置決定装置の動
作を示すフローチャートである。
【図6】図3に示すテーブルからデータを読み出した結
果を示す。
【符号の説明】
20 診療条件入力部 22 診療処置読み出し部 32 パターン−方針変更パターンテーブル 42 保険点数計算部 50 診療処置記録部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】傷病名と診療部位とを含む診療条件を入力
    する診療条件入力手段と、 前記診療条件に対応づけて診療処置を記録する診療処置
    記録手段と、 入力された前記診療条件に基づき、診療処置記録手段か
    ら前記診療処置を読み出す診療処置読み出し手段と、 を備えた診療処置決定装置。
  2. 【請求項2】当座の診療処置と診療部位とを含む診療条
    件を入力する診療条件入力手段と、 前記診療条件に対応づけて診療処置を記録する診療処置
    記録手段と、 入力された前記診療条件に基づき、診療処置記録手段か
    ら前記診療処置を読み出す診療処置読み出し手段と、 を備えた診療処置決定装置。
  3. 【請求項3】前記診療処置記録手段は、前記診療条件に
    対応し、治療の完了にまで至る診療処置のフローを記録
    する、請求項1または2に記載の診療処置決定装置。
  4. 【請求項4】前記診療処置読み出し手段が読み出した前
    記診療処置に対応する保険点数を表示する保険点数計算
    手段を備える請求項1ないし3のいずれか一項に記載の
    診療処置決定装置。
  5. 【請求項5】前記診療条件に対応づけて副次的な診療処
    置を記録する副次的診療処置記録手段を備えた請求項1
    ないし3のいずれか一項に記載の診療処置決定装置。
  6. 【請求項6】傷病名と診療部位とを含む診療条件を入力
    する診療条件入力工程と、 前記診療条件に対応づけて診療処置を記録する診療処置
    記録工程と、 入力された前記診療条件に基づき、前記診療処置を読み
    出す診療処置読み出し工程と、 を備えた診療処置決定方法。
  7. 【請求項7】当座の診療処置と診療部位とを含む診療条
    件を入力する診療条件入力工程と、 前記診療条件に対応づけて診療処置を記録する診療処置
    記録工程と、 入力された前記診療条件に基づき、前記診療処置を読み
    出す診療処置読み出し工程と、 を備えた診療処置決定方法。
  8. 【請求項8】診療処置決定処理をコンピュータに実行さ
    せるためのプログラムを記録したコンピュータによって
    読み取り可能な記録媒体であって、 傷病名と診療部位とを含む診療条件を入力する診療条件
    入力処理と、 前記診療条件に対応づけて診療処置を記録する診療処置
    記録工処理と、 入力された前記診療条件に基づき、前記診療処置を読み
    出す診療処置読み出し処理と、 を備えた記録媒体。
  9. 【請求項9】診療処置決定処理をコンピュータに実行さ
    せるためのプログラムを記録したコンピュータによって
    読み取り可能な記録媒体であって、 当座の診療処置と診療部位とを含む診療条件を入力する
    診療条件入力処理と、 前記診療条件に対応づけて診療処置を記録する診療処置
    記録処理と、 入力された前記診療条件に基づき、前記診療処置を読み
    出す診療処置読み出し処理と、 を備えた記録媒体。
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