JP2001197951A - 把 手 - Google Patents

把 手

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JP2001197951A
JP2001197951A JP2000052488A JP2000052488A JP2001197951A JP 2001197951 A JP2001197951 A JP 2001197951A JP 2000052488 A JP2000052488 A JP 2000052488A JP 2000052488 A JP2000052488 A JP 2000052488A JP 2001197951 A JP2001197951 A JP 2001197951A
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slip
rubber pad
handle
mounting
mounting portion
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JP2000052488A
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English (en)
Inventor
Katsuji Okuda
勝司 奥田
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Okuda Manufacturing Co Ltd
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Okuda Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの止めねじ又はナットで被取付面に締め
付け固定される把手において、被取付面の材質に関係な
く把手が被取付面から早期に脱落するのを防止できるよ
うにする。 【解決手段】 被取付面6に対する取付部4が摘み部2
の基端側に形成され、この取付部4の径方向中央部に、
同取付部4の軸心方向の深さを有する一つのねじ孔7又
は同取付部4の軸心方向に向く一本のねじ軸が設けられ
ている把手において、ねじ孔7又はねじ軸に対応する通
し孔11を有するゴムパッド9が取付部4の被取付面6
側に固定され、このゴムパッド9の被取付面6に対する
当接面が凹凸を有する滑り止め面12とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具やキャビネッ
トのドア又は引き出し等の表面に固定される把手に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、家具やキャビネットのドア又は
引き出し等の表面には、そのドア又は引き出し等を手前
に引き出したり横にスライドさせたりする操作を行うた
めの把手が固定されている。図5はかかる把手の従来例
を示しており、この場合の把手31は、摘み部32と、
この摘み部32の基端側に一体形成されていてドア33
の表面(被取付面34)に対する取付部35とを備え、
この取付部35の径方向中央部に、同取付部35の軸心
方向の深さを有する一つのねじ孔36が設けられてい
る。
【0003】そして、上記把手31は、その取付部35
をドア33の被取付面34に当接させ、この状態で、ド
ア33を表裏方向(図5の矢印方向)に貫通する挿通孔
37に止めねじ38をドア33の裏面側から挿通し、こ
の止めねじ38の先端部を把手31のねじ孔36に螺合
させて締め付けることにより、当該ドア36の表面側に
固定するようになっている。
【0004】この図5に示す把手31のように、把手3
1を一本の止めねじ38のみで締め付けて固定する場
合、把手31を何度も掴んでいるうちに把手31がドア
33に対して軸心回りに回動し、これによって止めねじ
38が緩んで把手31がドア33から脱落してしまうこ
とがある。そこで、従来では、取付部35のドア33に
対する当接面に先端が鋭利に尖った短いスパイクピン3
9を突設し、このスパイクピン39をドア33の表面に
突き刺すことにより、把手31のドア33に対する相対
回動を規制するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、取付部35
の当接面から突設したスパイクピン39によって把手3
1のドア33に対する相対回動を規制する手段では、そ
のスパイクピン39を突き刺すことのできる木製のドア
33の場合には有効であるが、ガラス製や金属製のドア
33の場合にはスパイクピン39を突き刺すことができ
ないため、把手31のドア33に対する相対回動を規制
することができない。
【0006】また、従来の把手31では、一般に金属製
の取付部35をドア33の表面に直接当接しているの
で、取付部35とドア33の表面と間の接合面から水分
が浸透し易く、この水分によって止めねじ38が早期に
腐食し、これが原因で把手31がドア33から脱落して
しまう恐れもある。なお、これらの欠点は、ドア33の
表面側から挿通孔37に挿通されかつドア33の裏面側
においてナットで締め付けられるねじ軸が取付部35の
径方向中央部に突設されている把手においても、同様に
当てはまるものである。
【0007】そこで、本発明の課題は、一つの止めねじ
又はナットで被取付面に締め付け固定される把手におい
て、被取付面の材質に関係なく把手が被取付面から早期
に脱落するのを防止できるようにする点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を達成する
ために、本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、
本発明は、被取付面に対する取付部が摘み部の基端側に
形成され、この取付部の径方向中央部に、同取付部の軸
心方向に深い一つのねじ孔又は同取付部の軸心方向に向
く一本のねじ軸が設けられている把手において、前記ね
じ孔又はねじ軸に対応する通し孔を有するゴムパッドが
前記取付部の被取付面側に固定され、このゴムパッドの
前記被取付面に対する当接面が凹凸を有する滑り止め面
とされているものである。
【0009】本発明の把手によれば、取付部の被取付面
側に固定されたゴムパッドの被取付面に対する当接面が
凹凸を有する滑り止め面とされており、この滑り止め面
によって把手の取付部が被取付面に対して相対回動する
のを規制するようにしているので、被取付面の材質が木
製、ガラス製又は金属製のいずれであっても、把手が被
取付面に対して相対回動するのを有効に防止することが
できる。
【0010】また、把手は取付部と被取付面との間にゴ
ムパッドを介在した状態で被取付面に固定されるので、
ゴムパッドと被取付面との間の接合面から水分が浸透す
ることが殆どなく、その水分によって止めねじやねじ軸
が早期に腐食するのを有効に防止することができる。
【0011】ところで、取付部と被取付面との間にゴム
パッドを介在して把手を被取付面に締め付け固定する場
合、ゴムパッドと被取付面との間の水密性を増大させる
には、止めねじ又はナットの締め付けに伴うゴムパッド
の弾性変形量を増大させてゴムパッドの圧着力を高める
べく、当該ゴムパッドの肉厚をできるだけ大きくとるこ
とが好ましい。しかるに、その一方で、ゴムパッドを平
板状のままにしてその肉厚を余り大きくし過ぎると、ゴ
ムパッドの外周部分での弾性変形量も増大し、把手の被
取付面に対する固定状態が言わばグラグラになってしま
う恐れがある。
【0012】また、ゴムパッドが平板状に形成されてい
ると、このゴムパッドを取付部に溶剤系の接着剤で固着
する場合に、その接着剤がゴムパッドの周囲から漏れ出
し、把手の取付部の外周が汚れてしまう恐れがある。そ
こで、本発明において、取付部の被取付面側でかつ径方
向中央側の部分に、摘み部側に凹んだ収納凹部を形成
し、ゴムパッドとして、前記収納凹部内に充填される径
方向中央側の厚肉部と、この厚肉部の径方向外側に形成
された薄肉部と、を備えたものを採用することが好まし
い。
【0013】この場合、取付部の収納凹部内に充填され
る径方向中央側の厚肉部と、この厚肉部の径方向外側に
形成された薄肉部とを有するゴムパッドを採用している
ので、ゴムパッドの径方向中央部においては、止めねじ
又はナットの締め付けに伴って弾性変形する厚肉部によ
って圧着力が高められ、ゴムパッドと被取付面との間の
水密性が有効に確保される。
【0014】他方、ゴムパッドの径方向外周部は薄肉部
とされ、この部分における厚さ方向の弾性変形量は可及
的に小さく抑えられているので、把手がグラグラになっ
てしまうのを有効に防止でき、把手を被取付面に対して
強固に固定できる。従って、当該ゴムパッドを使用した
把手によれば、ゴムパッドと被取付面との間の水密性を
有効に確保しつつ当該把手を強固に固定できるようにな
る。
【0015】更に、取付部の径方向中央側の部分に形成
した収納凹部にゴムパッドの厚肉部が充填されているの
で、当該ゴムパッドを溶剤系の接着剤で取付部に固着す
る場合に、その接着剤を収納凹部に塗布するようにすれ
ば、同接着剤がゴムパッドの外周部に漏れ出すことがな
く、把手の取付部の外周が汚れてしまうのを有効に防止
することができる。
【0016】上記の本発明において、ゴムパッドの滑り
止め面は、通し孔を取り囲んだ状態でループする複数本
の滑り止め突条を径方向に並設することによって構成さ
れていることが好ましい。この場合、複数本のループ状
の滑り止め突条が通し孔を取り囲んでいるので、取付部
の外側の水分は各滑り止め突条によって止水されて通し
孔に至ることが殆どなく、ゴムパッドと被取付面との間
の水密性をより向上することができる。
【0017】また、上記の本発明において、ゴムパッド
の滑り止め面を複数の滑り止めエリアに区分し、この各
滑り止めエリアに同じ方向に向くように並設された複数
本の滑り止め突条を設け、この各滑り止めエリアにおけ
る滑り止め突条を隣接する他の滑り止めエリアの滑り止
め突条と異なる方向に向けるようにしてもよい。この場
合、各滑り止めエリアの滑り止め突条の方向が異なって
いるので、ゴムパッドが被取付面に対して上下左右いず
れの方向に滑るのも有効に防止され、このため、取付部
の被取付面に対する回り止め効果がより向上される。
【0018】更に、上記の本発明において、ゴムパッド
の滑り止め面を、その径方向に延びる複数本の滑り止め
突条を周方向に並設することによって構成することにし
てもよく、この場合、ゴムパッドが被取付面に対して周
方向に滑るのが有効に防止され、このため、取付部の被
取付面に対する回り止め効果がより向上される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態について説明する。図1及び図2は、本発
明の第一実施形態に係る把手1を示している。本実施形
態の把手1は、ほぼ半球状に形成された摘み部2と、こ
の摘み部2の基端側に位置するネック部3と、このネッ
ク部3の更に基端側に位置する取付部4と、を一体に有
する真鍮等の金属部材で形成されている。
【0020】取付部4は、家具やキャビネット等のドア
5の表面(被取付面6)に対するねじ止め部分として機
能するものである。なお、図例の把手1では、取付部4
は断面円形に形成されているが、その断面形状は六角形
等の多角形や、楕円形等の種々の形状を採用することが
できる。取付部4の径方向中央部には、当該取付部4の
軸心方向の深さを有する一つのねじ孔7が設けられてい
る。また、取付部4の被取付面6側でかつ径方向中央側
の部分には、摘み部2側に凹んだ断面円形の収納凹部8
が形成されていて、この収納凹部8は取付部4の外周と
同心状となるように配置されている。
【0021】上記取付部4の被取付面6側にはゴムパッ
ド9が溶剤系の接着剤によって固着されている。このゴ
ムパッド9は、取付部4と同径の円板状に形成されてお
り、前記ねじ孔7に対応する止めねじ10の通し孔11
を中央部に備えている。図2に示すように、このゴムパ
ッド9の被取付面6に対する当接面は凹凸を有する滑り
止め面12とされていて、本実施形態の滑り止め面12
は、上記通し孔11を取り囲んだ状態でループする複数
本の円形状の滑り止め突条13をその通し孔11を中心
とした同心状となるように径方向に並設することによっ
て構成されている。
【0022】また、図13に示すように、ゴムパッド9
の裏面には、当該パッド9の径方向中央側を他の部分よ
りも厚くなるように形成してなる円板状の厚肉部14が
形成されており、この厚肉部14が前記取付部4の収納
凹部8内に丁度嵌まり込んで充填された状態で、当該ゴ
ムパッド9が取付部4に固定されている。そして、厚肉
部14の径方向外側はそれよりほぼ半分程度の厚さを有
する薄肉部15とされている。
【0023】次に、上記構成を有する把手1の取り付け
方法と同把手1の作用について説明する。まず、本実施
形態の把手1をドア5に取り付けるには、取付部4に固
定されているゴムパッド9をドア5の表面(被取付面
6)に当接させ、この状態で、ドア5を表裏方向(図2
の矢印方向)に貫通する挿通孔16に止めねじ10をド
ア5の裏面側から挿通し、この止めねじ10の先端部を
把手1のねじ孔7に螺合させて締め付けるようにすれば
よい。
【0024】そして、本実施形態の把手1によれば、取
付部4の被取付面6側に固定されたゴムパッド9の被取
付面6に対する当接面が凹凸を有する滑り止め面12と
されており、この滑り止め面12によって把手1の取付
部4が被取付面6に対して相対回動するのが規制される
ので、被取付面6(ドア5)の材質が木製、ガラス製又
は金属製のいずれであっても、把手1が被取付面6に対
して相対回動するのが有効に防止される。
【0025】また、把手1は取付部4と被取付面6との
間にゴムパッド9を介在した状態でドア5に固定される
ので、ゴムパッド9とドア5の被取付面6との間の接合
面から水分が浸透することが殆どなく、その水分によっ
て止めねじ10が早期に腐食するのが有効に防止され
る。
【0026】更に、ゴムパッド9の径方向中央部におい
ては、止めねじ10の締め付けに伴って弾性変形する厚
肉部14によって圧着力が高められ、これによってゴム
パッド9と被取付面6との間の水密性が確保されると同
時に、ゴムパッド9の径方向外周部の薄肉部15では、
その厚さ方向の弾性変形量が可及的に小さく抑えられて
いるので、把手1がドア5に対してグラグラの状態にな
るのが防止される。
【0027】また、取付部4の径方向中央側の部分に形
成した収納凹部8にゴムパッド9の厚肉部14を充填し
ているので、溶剤系の接着剤を収納凹部8に塗布するよ
うにすれば、その接着剤がゴムパッド9の外周部に漏れ
出すことがなく、把手1の取付部4の外周が接着剤で汚
れてしまうこともない。更に、本実施形態では、複数本
の円形ループ状の滑り止め突条13によって通し孔11
を取り囲んでいるので、取付部4の外側の水分が各滑り
止め突条13によって止水されて通し孔11まで至るこ
とが殆どなく、取付部4と被取付面6との間の水密性を
より向上することができる。
【0028】図3は、上記ゴムパッド9の滑り止め面1
2の変形例を示している。このうち、図3(a)の滑り
止め面12は、四つの滑り止めエリア18A〜18Dに
区分されており、この各滑り止めエリア18A〜18D
は同じ方向に向くように並設された複数本の直線状の滑
り止め突条19を備えている。そして、この各滑り止め
エリア18A〜18Dにおける滑り止め突条19は、隣
接する他の滑り止めエリア18A〜18Dの滑り止め突
条19とは異なる方向に向けられている。
【0029】この滑り止め面12によれば、各滑り止め
エリア18A〜18Dの滑り止め突条19の方向がそれ
ぞれ異なっているので、ゴムパッド9が被取付面6に対
して上下左右いずれの方向に滑るのも有効に防止され、
このため、取付部4の被取付面6に対する回り止め効果
をより向上することができる。
【0030】一方、図3(b)の滑り止め面12は、ゴ
ムパッド9の径方向に延びる複数本の滑り止め突条20
を周方向に並設することによって構成されている。この
滑り止め面20の場合には、各滑り止め突条20が径方
向に向いているのでゴムパッド9が被取付面4に対して
周方向に滑るのがより有効に防止され、このため、取付
部4の被取付面6に対する回り止め効果をより向上する
ことができる。
【0031】また、図3(c)の滑り止め面12は、多
数本の直線状の滑り止め突条21が縦横に格子状となる
ように並設されており、かかる滑り止め面12によって
も、ゴムパッド9が被取付面4に対して上下左右いずれ
の方向に滑るのも有効に防止できる。なお、図3(a)
と図3(c)の滑り止め面12の場合には、方形に枠組
みされた各滑り止め突条19,21によって通し孔11
を幾重にも取り囲んだ構造にもなっているので、滑り止
め突条20が通し孔11を取り囲んでいない図3(b)
の滑り止め面12に比べて、被取付面4に対する水密性
をより向上できるという利点がある。
【0032】図4は、本発明の第二実施形態に係る把手
1を示している。本実施形態の把手1は、ゴムパッド9
の外周部にフランジ部22が形成され、このフランジ部
22を取付部4の外周面に外嵌させた状態でゴムパッド
9が取付部4側に固定されており、この点で第一実施形
態の場合と異なる。この場合、ゴムパッド9のフランジ
部22が取付部4の外周面に外嵌されているので、ゴム
パッド9の裏面側に塗布された接着剤がフランジ部22
によって外部に漏れ出るのが防止され、取付部4の外周
が接着剤で汚れるのを有効に防止することができる。
【0033】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば、本発明は、把手1の摘み部2の
形状は、図例のようば半球状のものに限られず、図5に
示すようなほぼ円柱状のものであってもよいし、その
他、一般に使用されてる種々の形状を採用することがで
きる。また、把手1の本体部の材質は、真鍮等の金属製
のものに限らず、硬質プラスチック等の樹脂を採用する
こともできる。
【0034】更に、上記実施形態では、把手1をドア5
に締め付け固定する手段として、把手1の取付部4に設
けたねじ孔7に止めねじ10を螺合するようにしている
が、取付部4の中心部からねじ軸(図示せず)を突設
し、このねじ軸をドア5の挿通孔16に挿通してその突
出端部をナット(図示せず)で締め付けるようにしても
よい。なお、本発明の把手1は、ドア5だけでなく、家
具、机、テーブル、キッチン等に設けられる引き出しの
前面壁に取り付けることもできる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、被取付面の材質が木
製、ガラス製又は金属製のいずれであっても、把手が被
取付面に対して相対回動するのを規制でき、しかも、ゴ
ムパッドの水密効果によって止めねじやねじ軸が早期に
腐食するのを防止できるので、被取付面の材質に関係な
く把手が被取付面から早期に脱落するのを有効に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態の把手をドアに取り付けた場合の
平面断面図である。
【図2】同把手の組み立て斜視図である。
【図3】滑り止め面の変形例を示す平面図である。
【図4】第二実施形態の把手をドアに取り付けた場合の
平面断面図である。
【図5】従来の把手の組み立て斜視図である。
【符号の説明】
1 把手 2 摘み部 4 取付部 6 被取付面 7 ねじ孔7 8 収納凹部 9 ゴムパッド 11 通し孔 12 滑り止め面 13 滑り止め突条 14 厚肉部 15 薄肉部 18A 滑り止めエリア 18B 滑り止めエリア 18C 滑り止めエリア 18D 滑り止めエリア 19 滑り止め突条 20 滑り止め突条

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付面(6)に対する取付部(4)が
    摘み部(2)の基端側に形成され、この取付部(4)の
    径方向中央部に、同取付部(4)の軸心方向の深さを有
    する一つのねじ孔(7)又は同取付部(4)の軸心方向
    に向く一本のねじ軸が設けられている把手において、 前記ねじ孔(7)又はねじ軸に対応する通し孔(11)
    を有するゴムパッド(9)が前記取付部(4)の被取付
    面(6)側に固定され、このゴムパッド(9)の前記被
    取付面(6)に対する当接面が凹凸を有する滑り止め面
    (12)とされていることを特徴とする把手。
  2. 【請求項2】 取付部(4)の被取付面(6)側でかつ
    径方向中央側の部分に、摘み部(3)側に凹んだ収納凹
    部(8)が形成され、ゴムパッド(9)は、前記収納凹
    部(8)内に充填される径方向中央側の厚肉部(14)
    と、この厚肉部(14)の径方向外側に形成された薄肉
    部(15)と、を備えている請求項1に記載の把手。
  3. 【請求項3】 ゴムパッド(9)の滑り止め面(12)
    は、通し孔(11)を取り囲んだ状態でループする複数
    本の滑り止め突条(13)を径方向に並設することによ
    って構成されている請求項1又は2に記載の把手。
  4. 【請求項4】 ゴム、パッド(9)の滑り止め面(1
    2)は複数の滑り止めエリア(18A〜18D)に区分
    されており、この各滑り止めエリア(18A〜18D)
    は同じ方向に向くように並設された複数本の滑り止め突
    条(19)を備え、この各滑り止めエリア(18A〜1
    8D)における滑り止め突条(19)は隣接する他の滑
    り止めエリア(18A〜18D)の滑り止め突条(1
    9)と異なる方向に向けられている請求項1又は2に記
    載の把手。
  5. 【請求項5】 ゴムパッド(9)の滑り止め面(12)
    は、その径方向に延びる複数本の滑り止め突条(20)
    を周方向に並設することによって構成されている請求項
    1又は2に記載の把手。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2292290A1 (es) * 2005-03-30 2008-03-01 Talleres De Escoriaza, S.A. Accionador manual ergonomico para cerraduras de puertas.
JP2018145590A (ja) * 2017-03-01 2018-09-20 株式会社ゴール 扉用ハンドル座

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ES2292290A1 (es) * 2005-03-30 2008-03-01 Talleres De Escoriaza, S.A. Accionador manual ergonomico para cerraduras de puertas.
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