JP2001197583A - 音楽再生装置及びそれに用いるイヤホン - Google Patents

音楽再生装置及びそれに用いるイヤホン

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JP2001197583A
JP2001197583A JP2000004415A JP2000004415A JP2001197583A JP 2001197583 A JP2001197583 A JP 2001197583A JP 2000004415 A JP2000004415 A JP 2000004415A JP 2000004415 A JP2000004415 A JP 2000004415A JP 2001197583 A JP2001197583 A JP 2001197583A
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Sukeyoshi Ito
祐義 伊藤
Kiyousuke Takahashi
匡輔 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、音楽記録媒体から音楽データを取り
出して再生する音楽再生装置及びそれに用いるイヤホン
に関し、音の劣化、途切れ、ノイズ等の混入等の不具合
を防止できるようにすることを目的とする。 【解決手段】出力端子部14は、イヤホン30側の透明
球状の入力端子32が回転自由に嵌め込まれる球形状壁
部24を有している。球形状壁部24の円形開口周囲に
は端子保持部22が取り付けられている。端子保持部2
2は入力端子32を球形状壁部24内に受け入れると共
に球形状壁部24内に嵌め込まれた入力端子32に所定
の引き抜き力が作用しないと球形状壁部24内から入力
端子32を抜き出すことができないように入力端子32
を保持する。端子保持部22と反対側の球形状壁部24
壁面には、発光部15からのデジタル信号光を入力端子
32に入射させる開口が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽記録媒体から
音楽データを取り出して再生する音楽再生装置及びそれ
に用いるイヤホンに関する。
【0002】
【従来の技術】音楽再生装置は、音楽記録媒体として半
導体メモリカードを備えている。メモリカードはインタ
ーフェースを介して抜き差し可能に取り付けられる。イ
ンターフェースはシステム制御部により制御され、ま
た、インターフェースから転送される音楽データはシス
テム制御部を介して再生出力部へ転送されるようになっ
ている。
【0003】音楽再生装置はシステム制御部に制御され
るオーディオ用DSPとD/Aコンバータとを有してい
る。DSPは、システム制御部から入力された音楽デー
タの伸長処理やエフェクト処理などのデータの加工を行
う。加工した音楽データはD/Aコンバータに出力され
る。D/Aコンバータでデジタル音楽データがアナログ
音楽データに変換されて出力端子部に出力されるように
なっている。
【0004】この出力端子部は、イヤホンの入力端子部
に設けられた直線状の金属棒状部材からなるプラグを抜
き差し可能に保持するジャックを有している。ジャック
内部は棒状のプラグ周囲に設けられた凹部に係り合い、
プラグが容易に引き抜かれてしまわないようにバネ部材
等で凹部を係止する構成を有している。プラグをジャッ
クに差し込んで所定位置でバネ部材が凹部と係り合う
と、プラグとジャックとで電気的な接続がなされ、アナ
ログ音楽データが音楽再生装置の出力端子部側からイヤ
ホンの入力端子部側へ伝送される。入力端子部から銅等
からなる金属線を有する電気ケーブルを介して入力した
アナログ音楽信号はイヤホン内に設けられたスピーカか
ら再生される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の音
楽再生装置及びイヤホン間で使用されているデータ伝送
手段は、データ伝送路上に電気的及び機械的に接触して
接続されるプラグ及びジャックを有している。ところ
が、プラグとジャックとの抜き差しの回数が重なると、
ジャック内壁面及びプラグ外壁面に摩擦による傷が付き
易くなり、特にプラグ周囲に設けられた凹部と、ジャッ
ク内に設けられたバネ部材の磨耗が激しくなる。
【0006】従って、長期間使用しているうちに、バネ
部材の劣化やプラグ及びジャックの電気的接点部の汚
れ、あるいは酸化被膜等の付着により接点不良が生じた
り、音の劣化、途切れ、ノイズ等の混入等の不具合が生
じてしまうという問題が発生する。また、イヤホンまで
延びる電線の電気抵抗により音声出力が小さくなってし
まうという問題も有している。
【0007】本発明の目的は、音の劣化、途切れ、ノイ
ズ等の混入等の不具合を防止できる音楽再生装置及びそ
れに用いるイヤホンを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、デジタル音
楽データを再生するイヤホンのデータ入力端子部と接続
されるデータ出力端子部を有する音楽再生装置であっ
て、前記データ出力端子部は、前記データ入力端子部の
光ファイバケーブル先端に設けられた透明球状の入力端
子が嵌め込まれる球形状壁部と、前記球形状壁部に設け
られた開口を介して前記透明球状の入力端子に非接触で
光信号を射出する発光部とを有していることを特徴とす
る音楽再生装置によって達成される。
【0009】また、上記目的は、デジタル音楽データを
再生するための音楽再生装置のデータ出力端子部に接続
されるデータ入力端子部を有するイヤホンであって、前
記データ入力端子部は、前記データ出力端子部に嵌め込
まれる透明球状の入力端子と、前記透明球状の入力端子
に接続された光ファイバケーブルを介して前記透明球状
の入力端子に入射した光信号を光電変換する受光部とを
有していることを特徴とするイヤホンによって達成され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態による音楽
再生装置及びそれに用いるイヤホンを図1乃至図3を用
いて説明する。図1は本実施の形態による音楽再生装置
1の概略構成を示すブロック図である。図1に示すよう
に、音楽再生装置1は、音楽記録媒体として半導体メモ
リを備えたメモリカード(半導体記録媒体)2との間で
デジタルデータの転送を行うインターフェース4を有し
ている。メモリカード2はインターフェース4に対して
抜き差し可能に取り付けられる。メモリカード2として
は、例えば、MultiMedia Card Ass
ociationの提唱する「MMC(MultiMe
dia Card)」や、「メモリースティック(ソニ
ー(株)の商標)」等のフラッシュEEPROMカード
を用いることができる。また、CFA(Compact
Flash Association)により提唱さ
れた小型フラッシュメモリカード「Compact F
lash(サンディスク社の登録商標)」やSSFDC
Forumで規格化された「SmartMedia
((株)東芝の登録商標)」等を用いることができる。
【0011】インターフェース4はシステム制御部7に
より制御され、また、インターフェース4から転送され
る音楽データはシステム制御部7を介して再生出力部へ
転送されるようになっている。システム制御部7は、イ
ンターフェース4の制御の他、装置1内の各回路に対す
る制御も行う。
【0012】音楽再生装置1は、例えば液晶表示装置か
らなる表示器6を有している。表示器6は、表示制御部
5と電気的に接続され、再生している音楽の曲名、曲の
再生時間、電池の残量等を表示することができるように
なっている。これらの表示データは、インターフェース
4を介してメモリカード2から読み出される音楽データ
に含まれている。システム制御部7は、読み出した音楽
データからこれらの表示データを表示制御部5に送る。
表示制御部5は送られてきた表示データが表示器6上で
所定の表示がなされるように液晶表示装置を制御する。
【0013】また、音楽再生装置1はオーディオ用DS
P8とフォーマット変換回路9とを有している。オーデ
ィオ用DSP8及びフォーマット変換回路9はシステム
制御部7から制御される。DSP8は、システム制御部
7の制御により、システム制御部7から入力された音楽
データの圧縮/伸長処理や、必要に応じてエフェクト処
理などのデータの加工を行う。加工した音楽データは、
システム制御部7に再び戻されるか、あるいはフォーマ
ット変換回路9に出力される。
【0014】フォーマット変換回路9では、例えばEI
AJ(日本電子機械工業会)で規定したデジタル端子の
規格ICE−958TYPE(SPDIF;Sony
Philips Digital InterFac
e)に従ってフォーマット変換したデジタル音楽データ
を出力するようになっている。フォーマット変換回路9
の出力端は出力端子部14に接続されている。
【0015】この出力端子部14の構造を図1と共に図
2を用いて説明する。図2は、本実施の形態による音楽
再生装置1の出力端子部14及びイヤホン30の音楽デ
ータ入力端子32近傍の断面を示している。出力端子部
14は、音楽再生装置1側の音楽データを図3に示すイ
ヤホン30に取り込む入力端子32が回転自由に嵌め込
まれる球形状壁部24を有している。入力端子32はガ
ラス部材で形成された球形状をしている。入力端子32
表面には光ファイバケーブル34が接続されている。球
形状壁部24は、入力端子32の球径よりわずかに大き
い球径の内壁面を有している。球形状壁部24の内壁面
は、入力端子32表面に対して小さな摩擦抵抗で接触す
るように滑らかに形成されている。
【0016】球形状壁部24には、入力端子32を嵌め
込むための円形の開口部が形成されており、円形開口周
囲には弾性を有する硬質ゴム等の材料で形成されたリン
グ状の端子保持部22が取り付けられている。端子保持
部22の開口径は入力端子32の球径よりわずかに小さ
く形成されているが、入力端子32を当該開口に当てて
押すことにより開口径が拡がって入力端子32を球形状
壁部24内に受け入れることができるようになってい
る。また、一旦球形状壁部24内に嵌め込まれた入力端
子32に対して、所定の引き抜き力が作用しないと球形
状壁部24内から入力端子32を抜き出すことができな
いようにして、回転自在に入力端子32を保持できるよ
うになっている。
【0017】端子保持部22と反対側の球形状壁部24
壁面には、LED(発光ダイオード)等の発光素子が内
蔵された発光部15からのデジタル信号光を入力端子3
2に入射させる開口が形成されている。発光部15は、
球形状壁部24に設けられた開口を介して透明球状の入
力端子32に非接触で光信号を射出することができるよ
うになっている。発光部15は球形状壁部24外表面に
固定され、球形状壁部24は音楽再生装置1の筐体20
に固定されている。
【0018】再び図1に戻り、音楽を再生する際にシス
テム制御部7が受け取った音楽データは、MP3等の圧
縮処理がされていればDSP8に送られて伸長処理が行
われる。伸長処理された音楽データは、フォーマット変
換回路9に送られて出力端子部14の発光部15からデ
ジタルの光信号として出力される。圧縮処理を受けてい
ない音楽データは、システム制御部7から直接フォーマ
ット変換回路9に入力され、出力端子14からデジタル
光信号として出力される。
【0019】システム制御部7には、音楽再生装置1の
使用者が利用する制御スイッチ16からの信号が入力す
るようになっている。制御スイッチ16は、具体的に
は、音楽再生装置1の筐体20外部に設けられた機械的
なスイッチでもよいし、出力端子部14に接続されたヘ
ッドホンやイヤホンのケーブル途中に設けたリモコンス
イッチ等と連動するものであってもよい。制御スイッチ
16には必要に応じて種々のスイッチング機能を備える
ことが可能である。例えば、音楽再生装置1の電源のオ
ン/オフを切り替えたり、再生モードを切り替えたり、
再生する音楽データを切り替えたり、あるいは曲飛ばし
を行ったりするための信号をシステム制御部7に送出す
るようにしてもよい。あるいは、表示器6に表示させる
表示データを切り替えるための信号をシステム制御部7
に送出してもよい。システム制御部7は、制御スイッチ
16からの信号を受けて所望の状態になるように各回路
を制御する。
【0020】次に、音楽再生装置1の電源について説明
する。音楽再生装置1には、音楽再生装置1内の各回路
に電力を供給するための2次電池11が内蔵されてい
る。2次電池11としては、例えばニッケル水素電池や
リチウムイオンなどを用いることができる。また、音楽
再生装置1は、2次電池11を充電するための充電回路
10も内蔵している。充電回路10は外部ACアダプタ
端子13に接続されている。外部ACアダプタ端子13
にACアダプタの出力端子を接続することにより充電回
路10に所定の電圧を印加して2次電池11を充電する
ことができるようになっている。また、2次電池11を
充電しつつ2次電池11側から各回路に対して、例えば
2.4Vの電圧を印加することができるようになってい
る。また、2次電池11の出力端は昇圧回路12にも接
続されており、昇圧回路12からは3.3Vの電圧が各
回路に印加できるようになっている。
【0021】次に、本実施の形態による音楽再生装置1
の出力端子部14と接続されて音楽を再生するイヤホン
(ヘッドホン等を含む)30の概略構成について説明す
る。図3はイヤホン30内部の概略構成を示すシステム
・ブロック図である。図3に示すように、イヤホン30
は、音楽再生装置1の出力端子部15に嵌め込まれてデ
ジタル音楽データの光信号が入力される入力端子32を
有している。
【0022】再び図2を参照して入力端子32について
説明する。音楽再生装置1の出力端子部14の発光部1
4のLEDから音楽データの光信号がガラス球の入力端
子32に入力すると、入力端子32は当該光信号を光フ
ァイバケーブル34に伝達する。出力端子部14から入
力端子32に入射する光は可視光でも赤外光でもよい。
図2から明らかなように、出力端子部14の球形状壁部
24内壁と入力端子32表面とは物理的に接触して接続
されているものの、両者は球体が球内壁に包まれて相互
に保持し合う関係にあり、従来のイヤホンジャックのよ
うな直線状に挿抜し且つバネ部材等で凹部を係止するよ
うな構成を有していない。このため、従来のようなバネ
部材の劣化やプラグ及びジャックの電気的接点部の汚
れ、あるいは酸化被膜等の付着により接点不良が生じな
いと共に、出力端子部14との間での相対的な回転自由
度が高いという利点を有している。また、音楽データ信
号は球形状壁部24の開口部に取り付けられた発光部1
5内のLEDから入力端子32の球形ガラス内に非接触
で入射されるため音楽データにノイズが重畳することを
防止できる。
【0023】従って、音楽再生装置1本体からイヤホン
30内の信号処理系直前まで光ファイバによる伝送経路
を確保できることになるためノイズの混入を極力減らし
た信号伝送を行うことができるようになる。従って、従
来のような接点部の接触不良や銅線等の電線部での損失
等が極力抑えられ、また、電線等もないため再生データ
の電気的損失も極力抑えられる。
【0024】さて図3に戻り、入力端子32に入力した
光信号は光ファイバーケーブル34を介して受光部36
に設けられた例えばフォトダイオード等の受光素子に入
力して光電変換される。受光部36はフォーマット復調
回路及びデジタル/アナログコンバータ(以下、D/A
コンバータと略称する)38に接続されており、音楽再
生装置1のフォーマット変換回路9でフォーマットされ
た音楽データは光電変換された後復号化され、さらにア
ナログ音楽データに変換されるようになっている。
【0025】D/Aコンバータ38は2つの出力端子を
有し、一方の出力端子は増幅器48を介してスピーカ5
2に接続され、他方の出力端子は増幅器50を介してス
ピーカ54に接続されている。2つの出力端子はそれぞ
れ右再生信号と左再生信号を出力してスピーカ52、5
4によりステレオ再生することができるようになってい
る。
【0026】イヤホン30は、システム制御部40を有
しており、システム制御部40により、D/Aコンバー
タ38の制御の他、イヤホン30内の各回路に対する制
御を行うようになっている。また、イヤホン30は、例
えばLEDあるいはLCD(液晶表示装置)等からなる
表示器44を有しており、システム制御部40は表示制
御部42を制御して、イヤホン30の電源オンの状態等
を表示器44から表示できるようになっている。システ
ム制御部40には、イヤホン30の使用者の操作による
制御スイッチ46からの信号が入力され、これにより例
えばイヤホン30の電源のオン/オフを切り替えること
ができるようになっている。また、イヤホン30には各
回路に電力を供給する電源56が内蔵されている。通
常、電源56としてはボタン電池等の交換可能な1次電
池が用いられる。
【0027】次に、本実施の形態による音楽再生装置1
及びイヤホン30の動作について簡単に説明する。ま
ず、音楽再生装置1の制御スイッチ16を使用者が操作
することにより、音楽再生装置1の電源をオンにする指
令が入力されると、2次電池11から各回路に電力が供
給される。インターフェース4は、メモリカード2から
入力された音楽データのデータ信号のエラー検出やプロ
トコル処理を行い、また、メモリカード2側が音楽再生
装置1をデバイス認識するための制御を行ったりする。
このとき、インターフェース4は、システム制御部7と
メモリカード2との制御手順を実現するために、システ
ム制御部7から送出されたデータをメモリカード2側の
インターフェースに適するデータに変換する。また、イ
ンターフェース4は、メモリカード2から送出されたデ
ータやコマンドをシステム制御部7が解釈できる形式に
変換したり、システム制御部7に適した電気的インター
フェースに変換したりする処理を行う。以上の動作と共
に、出力端子部14にイヤホン30の入力端子32を嵌
め込んでイヤホン30側のスイッチ46を操作してイヤ
ホン30の電源56をオンにすることにより音楽再生が
行われる。
【0028】メモリカード2に記録された音楽データが
MP3データであれば、システム制御部7を介してDS
P8に音楽データを入力してデータ伸長を施した後、フ
ォーマット変換回路9で例えばSPDIF伝送方式のフ
ォーマットに変換して出力端子部14から出力する。メ
モリカード2に記録された音楽データに圧縮処理がなさ
れていない場合には、DSP8による伸長処理は行わな
いので、当該音楽データはシステム制御部7から直接フ
ォーマット変換回路9に出力される。
【0029】以上の動作において、システム制御部7は
表示制御部5を制御して、制御スイッチ16からの指示
に応じて表示器6に適宜必要なデータを表示させる。以
上の動作が実行されている間、2次電池11から各回路
に対して電力が供給され続ける。
【0030】フォーマット変換回路9で例えばSPDI
F伝送方式のフォーマットに変換された音楽データは、
発光部15で光信号に変換されて出力端子部14の球形
状壁部24に嵌め込まれた入力端子32に入射する。入
力端子32に入射した音楽データの光信号は光ファイバ
ケーブル34内を伝播してイヤホン30内の受光部36
で受光されて光電変換される。光電変換された音楽デー
タはフォーマット復調回路及びD/Aコンバータ38に
出力されて復号化された後アナログ音楽データに変換さ
れる。D/Aコンバータ38から出力されるアナログ音
楽データは、例えば右耳用の音は増幅器48を介してス
ピーカ52から再生され、左耳用の音は増幅器50を介
してスピーカ54から再生されて、スピーカ52、54
によるステレオ音楽再生が行われる。
【0031】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、音楽再生
装置とイヤホンとの間で音楽データ信号は非接触で伝送
されるため音楽データにノイズが重畳することを防止で
きる。また、音楽再生装置本体からイヤホン内の信号処
理系直前まで光ファイバによる伝送経路を確保できるた
め、ノイズの混入を極力減らした信号伝送を行うことが
できる。さらに、接点部の接触不良や銅線等の電線部で
の損失等が極力抑えられ、また、電線等もないため再生
データの電気的損失も極力抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による音楽再生装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態による音楽再生装置のデ
ータ出力端子部とイヤホンのデータ入力端子部の構成を
示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるイヤホンの概略構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 音楽再生装置 2 メモリカード 4 インターフェース 5 表示制御部 6 表示器 7 システム制御部 8 DSP 9 フォーマット変換回路 10 充電回路 11 2次電池 12 昇圧回路 13 外部ACアダプタ端子 14 出力端子部 15 発光部 16 制御スイッチ 20 筐体 22 端子保持部 24 球形状壁部 30 イヤホン 32 入力端子 34 光ファイバケーブル 36 受光部 38 フォーマット復調回路及びデジタル/アナログコ
ンバータ 40 システム制御部 42 表示制御部 44 表示器 46 スイッチ 48、50 増幅器 52、54 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/12 // H01R 13/11 Fターム(参考) 2H037 AA04 BA03 BA11 CA14 DA03 DA05 DA06 DA11 DA33 5D005 BB16 5K002 BA14 BA31 FA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル音楽データを再生するイヤホンの
    データ入力端子部と接続されるデータ出力端子部を有す
    る音楽再生装置であって、 前記データ出力端子部は、 前記データ入力端子部の光ファイバケーブル先端に設け
    られた透明球状の入力端子が嵌め込まれる球形状壁部
    と、 前記球形状壁部に設けられた開口を介して前記透明球状
    の入力端子に非接触で光信号を射出する発光部とを有し
    ていることを特徴とする音楽再生装置。
  2. 【請求項2】デジタル音楽データを再生するための音楽
    再生装置のデータ出力端子部に接続されるデータ入力端
    子部を有するイヤホンであって、 前記データ入力端子部は、 前記データ出力端子部に嵌め込まれる透明球状の入力端
    子と、 光ファイバケーブルを介して前記入力端子に入射した光
    信号を光電変換する受光部とを有していることを特徴と
    するイヤホン。
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