JP2001197463A - 情報表示装置、表示システム及び電子会議システム - Google Patents

情報表示装置、表示システム及び電子会議システム

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JP2001197463A
JP2001197463A JP2000000780A JP2000000780A JP2001197463A JP 2001197463 A JP2001197463 A JP 2001197463A JP 2000000780 A JP2000000780 A JP 2000000780A JP 2000000780 A JP2000000780 A JP 2000000780A JP 2001197463 A JP2001197463 A JP 2001197463A
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JP2000000780A
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Masahiko Matsuura
昌彦 松浦
Sadafusa Tsuji
完房 辻
Katsuyuki Nanba
克行 難波
Katsuhiko Asai
克彦 浅井
Makiko Mabukuro
麻希子 万袋
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホスト装置から送られてきた情報のうち任意
の情報を表示可能であって、かつ、必要とされる情報の
表示に直ちに復帰することのできる情報表示装置を得
る。 【解決手段】 電子会議システムにおいて、ホスト装置
(電子文書サーバ)10から送られた情報を入力して記
憶し、表示パネル22上に表示する表示装置20。大型
のホスト表示装置1にはプレゼンテーション用の特定画
面が表示される。表示装置20の表示パネル22上に
は、通常は前記特定画面が表示されるが、それとは異な
る任意の情報画面を操作キーによって表示することがで
きる。また、表示装置20は前記特定画面を監視し、表
示パネル22にそれとは異なる画面が表示されていると
き、キー操作によって前記特定画面の表示に復帰させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報表示装置、詳
しくは、資料が電子情報として配布される電子会議シス
テムに最適な情報表示装置、該装置を含む表示システム
及び電子会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術と課題】会議やセミナにおいては、配布さ
れた紙資料を見ながら説明を聞く形態が一般である。配
布資料は会議やセミナの開催時には必要であるが、それ
以外では不要であることが多く、紙資源の無駄になると
いう問題点があった。
【0003】そこで、特開平6−274136号公報に
は、1台のホスト装置と会議の参加者の人数分だけ用意
される複数台の表示装置とから構成される電子会議シス
テムが開示されている。ホスト装置と各表示装置とはケ
ーブル又は無線で接続されており、両者の間で情報及び
制御信号の送受信が可能となっている。
【0004】ホスト装置から送信された情報は各表示装
置の記憶手段に記憶されると共に表示され、会議参加者
が会議情報を見ることが可能となる。この場合、参加者
が情報を見る手続は二つの方法がある。一つは主催者が
主導権を持つ場合であり、他の一つは参加者が主導権を
持つ場合である。
【0005】主催者が主導権を持つ場合、参加者は表示
装置を何ら操作する必要はなく、主催者自身が操作する
ホスト装置に記憶されている情報を一方的に送信し、表
示装置は送られてきた情報を単に表示する機能を果たす
だけである。
【0006】参加者が主導権を持つ場合、主催者がホス
ト装置の情報を参加者の表示装置に送信した後は、参加
者が表示装置を操作することで、ホスト装置とは独立し
て任意の情報を表示させることができる。これにより、
参加者が自由に会議資料の内容を閲覧することができ、
操作性が向上する。
【0007】しかしながら、参加者が主導権を持つ場合
には、参加者が任意の情報(画面)を表示すると、主催
者が現在説明している画面が分からなくなり、会議に集
中できなくなったり、主催者や他の参加者に尋ねて迷惑
をかけることがあった。
【0008】そこで、本発明の目的は、ホスト装置から
送られてきた情報のうち任意の情報を表示可能であっ
て、かつ、必要とされる情報の表示に直ちに復帰するこ
とのできる情報表示装置、該装置を含む表示システム及
び電子会議システムを提供することにある。
【0009】
【発明の構成、作用及び効果】以上の目的を達成するた
め、本第1発明の情報表示装置は、ホスト装置と通信を
行う通信装置と、情報を表示する表示画面と、ホスト装
置が指示している画面情報に関連するホスト指示画面関
連情報を検知する検知手段とを備えている。情報表示装
置側でホスト指示画面関連情報を検知することにより、
常にホスト装置が指示している画面情報を把握すること
ができる。
【0010】従って、表示画面に任意の情報を表示させ
るように制御を行う表示制御手段をさらに備える場合
は、使用者は任意の表示を行うことにより、自由に情報
の閲覧が行えるので操作性が向上すると共に、自由に情
報の閲覧を行っていても、情報表示装置がホスト装置の
指示している画面情報を把握しているので、ホスト装置
の指示する画面への復帰が容易である。
【0011】また、検知手段がホスト指示画面関連情報
を表示するホスト指示画面関連情報表示部と、前記表示
画面に現在表示されている情報に関連する表示画面関連
情報を表示する表示画面関連情報表示部とを備えている
場合は、使用者がホスト装置の指示する画面を直接認識
でき、必要に応じてホスト装置の指示する画面に戻るこ
とができる。
【0012】また、本第2発明の情報表示装置は、ホス
ト装置と通信を行う通信装置と、情報を表示する表示画
面と、任意の情報を前記表示画面に表示させるように制
御を行う表示制御手段と、ホスト装置が指示している画
面情報と同じ情報を前記表示画面に表示させる画面復帰
制御手段とを備えている。使用者が表示画面に任意の情
報を表示させていても、必要に応じてホスト装置が指示
している画面情報に直ちに復帰できる。
【0013】前記いずれの情報表示装置についても、表
示制御手段は、情報表示装置内又は情報表示装置外に備
えた記憶手段に記憶された情報のうち任意の情報を前記
表示画面に表示させるように制御を行うものとしてもよ
い。
【0014】また、本第3発明の表示システムは、第1
の情報表示装置と、第1の情報表示装置が表示している
画面情報に関連する表示画面関連情報を検知する検知手
段を備えた第2の情報表示装置とを含む複数の情報表示
装置を備えている。第2の情報表示装置の使用者は、第
1の情報表示装置が表示している画面情報を常に把握す
ることができる。
【0015】本第4発明の通信表示システムは、それぞ
れ表示画面を備え互いに通信が可能なホスト装置及び端
末装置を含み、該端末装置は前記ホスト装置が表示して
いる画面情報に関連するホスト表示画面関連情報を検知
する検知手段を備えている。端末装置の使用者は、ホス
ト装置が表示している画面情報を常に把握することがで
きる。
【0016】本第5発明の表示システムは、それぞれ任
意の情報を表示可能な第1及び第2の情報表示装置を含
む複数の情報表示装置を備え、第2の情報表示装置は第
1の情報表示装置が表示している画面情報と同じ情報を
表示させる画面復帰制御手段を備えている。第2の情報
表示装置の使用者が任意の情報を表示させていても、必
要に応じて第1の情報表示装置が表示している画面情報
に直ちに復帰できる。
【0017】本第6発明の通信表示システムは、それぞ
れ表示画面を備え互いに通信が可能なホスト装置及び端
末装置を含み、該端末装置は前記ホスト装置が表示して
いる画面情報と同じ情報を表示させる画面復帰制御手段
を備えている。端末装置の使用者が任意の情報を表示さ
せていても、必要に応じてホスト装置が表示している画
面情報に直ちに復帰できる。
【0018】本第7発明の電子会議システムは、ホスト
装置と、前記いずれかの情報表示装置とを備えている。
会議主催者が使用するホスト装置の指示している画面を
把握する、または、ホスト装置の指示している画面に復
帰できるので、会議参加者はいつでも容易にホスト装置
の指示している画面を把握することができ、会議主催者
は円滑に電子会議を進行させることができる。
【0019】この電子会議システムにおいて、ホスト装
置は表示画面を備えていてもよい。ホスト装置の表示画
面により、会議主催者はホスト装置の指示する画面情報
を把握することができる。また、この表示画面を用いて
会議参加者へのプレゼンテーションを行うことができ
る。この場合、ホスト指示画面関連情報はホスト装置の
表示画面に表示されている画面情報に関連する情報とす
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報表示装
置、該装置を含む表示システム及び電子会議システムの
実施形態について、添付図面を参照して説明する。
【0021】(電子会議システムの全体構成)図1は、
電子会議システムの全体構成を示す。このシステムは、
概略、プレゼンテーション用の大型ホスト表示装置1
と、ホスト装置として機能する電子文書サーバ10と、
複数の表示装置20とで構成されている。ホスト表示装
置1及びサーバ10は会議主催者が使用し、表示装置2
0は参加者が使用する。
【0022】なお、サーバ10は専用の表示パネルを備
えており、ホスト表示装置1に表示する情報と同じ情報
を表示するようになっている。なお、ホスト表示装置1
はプレゼンテーションに有用なものであるが、必ずしも
必要なものではなく、サーバ10自身が表示パネルを備
えるなどして、会議主催者が、サーバ10が現在どの画
面を指示しているのか判るようにしておけばよい。
【0023】ホスト表示装置1は室温でコレステリック
相を示す液晶、例えば、カイラルネマティック液晶を用
いて表示パネルを構成したものであり、ページ送りや画
面の初期化を指示するための操作パネルと、表示パネル
の駆動回路とを含む操作/駆動ユニット2を備え、電子
文書サーバ10によって制御可能とされている。電子文
書サーバ10は通信モジュール11を備え、各表示装置
20に対して無線等によって電子文書情報を配信する。
【0024】通信モジュール11はPHSや携帯電話な
どサーバ10と別仕様のものであってもよいし、サーバ
10に内蔵されていてもよい。また、サーバ10と各表
示装置20とはケーブルで接続されていてもよい。さら
に、ホスト表示装置1は液晶以外の表示デバイスで構成
されていてもよいことは勿論である。
【0025】(表示装置の構成)表示装置20は、図2
に示すように、筐体21に、電子情報の表示を行う表示
パネル22、操作者からの指示を受け付ける操作部2
3、前記電子文書サーバ10との間で情報を交換する送
受信器24、受信した情報を記憶する記憶媒体を駆動す
るためのドライバ(図2では着脱口25を示す)が設け
られている。
【0026】表示パネル22は液晶表示素子からなり、
A4サイズとほぼ同じ大きさとされている。A4サイズ
という大きさは、通常オフィスで使用されている資料の
大きさに合わせたもので、他のサイズであってもよい。
【0027】表示パネル22として液晶表示素子を用い
ると、表示装置20全体を薄くコンパクトに構成するこ
とができ、液晶表示素子は従来知られている各種の表示
方式を使用できる。各種の液晶表示素子のなかでも、コ
レステリック液晶、カイラルネマティック液晶、強誘電
性液晶、強誘電性高分子液晶などのメモリ性液晶を用い
れば、情報の書換え時以外は電力の供給を停止しても表
示状態を維持できるので、省エネルギー化を図ることが
できる。
【0028】このようにメモリ性液晶を用いた表示素子
は、本実施形態のように電子会議システムにおける会議
資料閲覧装置としての表示装置20に最適であり、例え
ば、同じ資料に基づいて長時間の説明や検討を行っても
表示を維持するためのエネルギー消費がないという利点
を有している。
【0029】特に、コレステリック液晶やカイラルネマ
ティック液晶は、例えば、光の三原色であるRGB各色
を選択的に反射する液晶層を積層することにより、フル
カラーでの表示を実現でき、表現力の高い表示が可能と
なる。しかも、偏光板やバックライトが不要であるた
め、構成が簡略化されたハンディな表示装置を得ること
ができ、手にとって表示内容を確認することが容易であ
る。
【0030】なお、表示パネル22としては、液晶表示
素子以外にも、エレクトロルミネッセンスディスプレイ
やプラズマディスプレイなどの表示デバイスを採用して
も構わない。これらの表示デバイスを用いた場合もやは
り装置を薄型に保つことができる。
【0031】操作部23には、図3に示すように、画面
操作キー(画面送りキー31aと画面戻しキー31bと
からなる)、ホスト表示装置1又はサーバ10の表示パ
ネルの表示している画面情報に関連する情報(ホスト指
示画面関連情報)を表示するためのホスト画面位置表示
部32、表示装置20が現在表示している画面情報に関
連する情報(表示画面関連情報)を表示するための現在
画面位置表示部33、保管指示キー34が設置されてい
る。保管指示キー34は情報を着脱口25に挿入したメ
モリカード29(図1参照)に記憶させるためのもので
ある。
【0032】ホスト画面位置表示部32に表示される情
報は、サーバ10の表示パネルあるいはホスト表示装置
1に表示されている情報に関連する情報、例えば、複数
枚の画面情報からなるある会議資料における表示画面の
位置情報(ページ番号など)であり、サーバ10から送
信される情報である。換言すれば、表示装置20はサー
バ10がホスト表示装置1に現在表示している情報を監
視し、該情報のデータをホスト画面位置表示部32に表
示する。
【0033】現在画面位置表示部33に表示される情報
は表示パネル22に現在表示されている情報に関連する
情報、例えば、複数枚の画面情報からなるある会議資料
における表示画面の位置情報(ページ番号など)であ
る。以下、サーバ10の表示パネルあるいはホスト表示
装置1に表示されている情報の画面位置情報をホスト画
面位置情報と称し、表示装置20の表示パネル22に表
示されている情報の画面位置情報を現在画面位置情報と
称する。これらの表示部32,33も液晶表示素子から
なるが、それに限定するものではない。
【0034】送受信器24は、PHSや携帯電話などの
無線モデムが接続されるインターフェースコネクタや、
PHSや携帯電話などの無線モデムに接続されるデータ
送受信カード又は無線モデムを内蔵したデータ送受信カ
ードが着脱されるカードスロットからなる。勿論、Ir
DAなどの無線通信手段であってもよい。
【0035】筐体21内には、記憶媒体着脱口25に着
脱される記憶媒体への画像データの書込みと読出しとを
行うドライバ41(図5参照)が設けられている。この
ドライバ41は前記保管指示キー34の操作に基づいて
情報を記憶媒体に記憶させる。記憶媒体としては、図1
に示したメモリカード29以外に、フロッピーディス
ク、ハードディスク、光ディスクなど種々のものを使用
することができる。
【0036】また、これらの記憶媒体はノート型コンピ
ュータ51にも装填でき、コンピュータ51に接続され
たプリンタ52によって情報をプリントアウトすること
もできる。
【0037】図4は表示装置20に内蔵されている制御
ボード45の概略を示し、図5は制御部を示す。制御ボ
ード45上には、メモリ46、CPU47及び各部へ電
力を供給する電源部48が実装されている。メモリ46
は送受信器24を介してサーバ10から送られた情報を
CPU47の制御に基づいて記憶する。CPU47は表
示装置20の各部の動作を全体的に制御すると共に、送
受信器24と共同して監視手段を構成し、サーバ10が
頁送りしたことを示すサーバ10からの送信の有無を検
知する。所定周期(短時間)でサーバ10の画面位置情
報を読みに行くようにして、サーバ10の頁送りを検知
するようにしてもよい。
【0038】また、メモリ46に記憶された情報データ
は表示パネル22のドライバ42に転送され、CPU4
7から出力される制御信号に基づいて表示パネル22上
に表示される。さらに、メモリ46は記憶媒体用ドライ
バ41にも情報データを転送可能である。
【0039】(電子会議システムの運用、表示装置の動
作)次に、電子会議システムの運用について表示装置2
0の動作を含めて説明する。
【0040】会議開始時に、電子文書サーバ10や各表
示装置20に電源が投入されると、サーバ10は無線通
信手段あるいはケーブルを通じて各表示装置20へ情報
を送信可能な状態になる。この状態で主催者は、サーバ
10に記憶させている会議資料である電子化された情報
を、ホスト表示装置1に表示すると共にサーバ10から
各表示装置20へ送信する。
【0041】送信されてきた情報は各表示装置20の送
受信器24を介してメモリ46に順次記憶される。送ら
れてくる情報量は会議によっても異なり、メモリ46は
十分に大きな記憶容量のものが用意されている。
【0042】なお、以下においては、会議資料は事前に
一括してサーバ10から各表示装置20に送信されるも
のとして説明を行っているが、必ずしもこれに限らず、
サーバ10は頁送りと同時に新しく表示する画像のデー
タを表示装置20に送信するようにしてもよい。
【0043】サーバ10はキー操作等により頁送りを行
うことができる。また、サーバ10からは会議資料であ
る情報の送信以外に、画面位置情報を含む付加情報の送
信が可能になっている。
【0044】図7は、サーバ10が実行する頁送り処理
を示すフローチャートである。図7に示すように、サー
バ10はキー操作等による頁送りの指示を確認すると
(ステップS10でYES)、記憶媒体等から次頁デー
タをメモリに読み込み(ステップS11)、この次頁デ
ータに基づいてホスト表示装置1の画面書換えを行う
(ステップS12)。そして、ホスト表示装置1の表示
している表示頁(現在画面)に関する情報を通信モジュ
ール11から送信し(ステップS13)、処理を終了す
る。
【0045】後述するように、表示装置20では前記通
信モジュール11から送信される頁データに基づいて、
画面の更新やホスト画面位置の監視を行う。
【0046】次に、会議参加者が情報を見る場合の手続
を説明する。この手続には、主催者が主導権を持つ第1
モードと、参加者が主導権を持つ第2モードとがある。
この第1モードと第2モードとはサーバ10のキー操作
等によって切換え可能とされており、主催者が予めいず
れかのモードを選択しておくことができる。会議の途中
に切換え可能としてもよい。また、会議参加者がモード
の切換えを行えるようにしてもよい。
【0047】第1モードとは、主催者が操作するサーバ
10に記憶されている情報を参加者の表示装置20に一
方的に送信して表示するモードである。この場合、参加
者は表示装置20を何ら操作する必要はない。即ち、表
示装置20はサーバ10から送られてきた情報を単に表
示する機能を果たすだけである。以下この第1モードを
ホスト選択モードと称する。従って、ホスト選択モード
においては、表示装置20には、サーバ10の表示パネ
ル又はホスト表示装置1に表示される表示情報と同じ情
報が表示される。
【0048】第2モードとは、参加者が主導権を持つ場
合であり、主催者がサーバ10に記憶されている情報を
参加者の表示装置20に送信した後、参加者が自己の表
示装置20に何らかの操作を行い、送信されてきた情報
をサーバ10の表示パネルあるいはホスト表示装置1の
表示情報とは独立して自己の表示パネル22に表示する
モードである。以下、この第2モードを使用者選択モー
ドと称する。
【0049】以下、図8、図9、図10に示すフローチ
ャートを用いて、各モードにおける表示装置20の制御
について詳しく説明する。
【0050】図8は、表示装置20が実行する頁送り処
理を示すフローチャートである。図8に示すように、キ
ー31a,31bの操作による頁送りがあると(ステッ
プS20でYES)、このとき使用者選択モードであれ
ば(ステップS21でYES)、次頁があることを確認
して(ステップS22でYES)、次頁の画像データを
メモリに読み込み(ステップS23)、画面に次頁の表
示を行う(ステップS24)。そして、現在画面位置表
示部33の表示を更新し(ステップS25)、処理を終
了する。一方、ホスト選択モードであれば(ステップS
21でNO)、直ちに処理を終了することによって頁送
りを禁止する。このような制御により、使用者選択モー
ドでは操作者に任意の頁を閲覧できるようにすると共
に、ホスト選択モードでは任意の頁を閲覧できなくして
いる。
【0051】以上の表示動作において、現在画面位置表
示部33には表示パネル22に表示されている画面位置
(例えば、ページ番号)を表示し、この現在画面位置の
表示は画面が切り換えられるごとに更新される。
【0052】一方、表示装置20は監視手段によってホ
スト表示装置1ないしサーバ10の表示パネルに表示さ
れている情報を監視しており、その結果をホスト画面位
置表示部32に表示している。従って、参加者は操作キ
ー31a,31bによって任意の画面表示に切り換えた
場合であっても、ホスト画面位置表示部32と現在画面
位置表示部33とを比較することで、画面の違いを確認
することができる。従って、参加者はキー31a又は3
1bを操作することによって、ホスト画面に迅速に復帰
させることができる。
【0053】図9は、表示装置20が実行するホスト画
面位置監視処理を示すフローチャートである。図9に示
すように、サーバ10からホスト画面位置情報が送信さ
れると(ステップS30でYES)、サーバ10が頁送
りを行ったものと判断し、受信したホスト画面位置情報
によりそれまで記憶していた画面位置情報を更新し(ス
テップS31)、ホスト画面位置表示部32の表示を更
新する(ステップS32)。そして、このときホスト選
択モードであれば(ステップS33でYES)、表示装
置20の画面をホスト画面位置情報に合わせて更新し
(ステップS34)、現在画面位置表示部33の表示を
更新し(ステップS35)、処理を終了する。このよう
な制御により、サーバ10の頁送りに合わせて表示装置
20の画面も自動的に頁送りされる。一方、使用者選択
モードであれば(ステップS33でNO)、画面更新を
行うことなく処理を終了する。
【0054】なお、サーバ10の表示パネル又はホスト
表示装置1の表示頁(ホスト画面位置)と表示装置20
の表示頁(現在画面位置)とが離れているときに直ちに
ホスト画面位置に復帰できるように、直接頁指定するた
めのキー(例えばテンキー)を設けたり、ホスト画面位
置にジャンプするためのジャンプキーを設けてもよい。
【0055】また、ここでは、画面位置表示部として二
つの表示部32,33を設けた例を示したが、一つの表
示部で構成し、切換えキーでホスト画面位置の表示と現
在画面位置の表示を切り換えるようにしてもよい。要
は、各表示装置20においてホスト画面と現在表示画面
との違いを確認することができれば、種々の表示構成を
採用することができる。
【0056】(操作部の他の例)図6は操作部の他の構
成例を示す。この操作部23’は、前記ホスト画面位置
表示部32に代えて、復帰キー35を設けたものであ
る。他の構成は図3に示した操作部23と同様で同じ部
材には同じ符号が付されている。
【0057】前述の如く、表示装置20は監視手段によ
ってホスト画面の表示情報を常時監視しているため、ホ
スト画面位置を認識している。この操作部23’におい
て、復帰キー35を操作すると、CPU47は監視手段
によって得たホスト画面位置と現在画面位置とを比較
し、異なる場合にホスト画面位置情報に対応する表示情
報をメモリ46から取り出して表示パネル22に表示す
る。
【0058】図10は、表示装置20が実行する復帰処
理を示すフローチャートである。図10に示すように、
復帰キー35がオンされると(ステップS40でYE
S)、監視手段により検知されているサーバ10の画面
位置情報を確認する(ステップS41)。そして、表示
装置20の現在画面位置がサーバ10の画面位置と異な
っている場合は(ステップS42でYES)、表示装置
20の表示をサーバ10の画面位置に合わせて更新し
(ステップS43)、さらに現在画面位置表示部33の
表示を更新し(ステップS44)、処理を終了する。表
示装置20の画面位置がサーバ10の画面位置を同じで
ある場合は(ステップS42でNO)、直ちに処理を終
了する。
【0059】なお、サーバ10の画面位置の監視を行わ
ずに、復帰キー35がオンされたときに、表示装置20
からサーバ10の画面位置情報を読みに行くようにして
もよい。このようにすると、待機中の消費電力削減に有
効である。
【0060】このような動作によって、参加者が画面操
作キー31a,31bによって任意の画面表示に切り換
えた場合であっても、復帰キー35を操作するだけで、
いちいちキー31a,31bを操作することなく、ワン
タッチでホスト画面に復帰させることができる。
【0061】(会議情報の保管)会議終了後、参加者は
操作キー31a,31bと保管指示キー34を使用して
会議情報をメモリカード29等の記憶媒体に保管するこ
とができる。この保管手順について図11に示すフロー
チャートを参照して説明する。
【0062】まず、保管したい会議情報に該当する画面
(ページ)番号が存在すれば(ステップS50でYE
S)、該番号を現在画面位置表示部33に表示させる。
そして、保管指示キー34を操作して保管の指示を行う
と(ステップS51でYES)、CPU47は指示され
た画面番号に対応する情報をメモリ46から取り出して
記憶媒体に書き込む(ステップS52)。この操作を繰
り返すことで、参加者は所望の会議情報を記憶媒体に保
管して持ち帰ることができる。
【0063】(他の実施形態)なお、本発明に係る情報
表示装置、該装置を含む表示システム及び電子会議シス
テムは前記実施形態に限定するものではなく、その要旨
の範囲内で種々に変更することができる。
【0064】例えば、前記使用者選択モードのように、
会議参加者による資料の自由閲覧を許容しておいたうえ
で、サーバ側で頁送りを行った際には、表示装置20の
画面を強制的にサーバ10の表示パネル又はホスト表示
装置1に表示される画面情報に復帰させるようにしても
よい。この場合、会議参加者の資料閲覧時の操作性を確
保しつつ、会議主催者は会議参加者を現在発表している
内容に注目させることができる。
【0065】また、会議主催者が使用する電子文書サー
バや大型のホスト表示装置等からなるホスト装置の構成
は任意である。また、参加者が使用する表示装置にあっ
ても画面構成や操作部の構成は任意である。
【0066】さらに、本発明に係る情報表示装置は会議
やセミナーの端末表示機器として最適なものであるが、
そのような使用形態に限定されるものではないことは勿
論である。
【0067】さらに、前記表示装置20は、サーバ10
からの送信の有無は検知可能としながら他のデバイスへ
の通電をオフするなどにより省電力化を図るようにした
スリープモードを持つものとしてもよい。この場合、操
作キーの操作やサーバ10から信号出力があった場合に
起床状態になり、必要な処理を終えると再度スリープ状
態に戻るようにしておくことにより、電源スイッチを省
略することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示装置を含む電子会議システム
を示す全体構成図。
【図2】本発明の一実施形態である表示装置を示す斜視
図。
【図3】前記表示装置の操作部を示す平面図。
【図4】前記表示装置の制御ボードを示す斜視図。
【図5】前記表示装置の制御部を示すブロック図。
【図6】操作部の他の例を示す平面図。
【図7】ホスト装置が実行する頁送り処理を示すフロー
チャート図。
【図8】前記表示装置が実行する頁送り処理を示すフロ
ーチャート図。
【図9】前記表示装置が実行するホスト画面位置監視処
理を示すフローチャート図。
【図10】前記表示装置が実行する復帰処理を示すフロ
ーチャート図。
【図11】前記表示装置が実行する情報の保管処理を示
すフローチャート図。
【符号の説明】
1…ホスト表示装置 10…電子文書サーバ 20…表示装置 22…表示パネル 23、23’…操作部 24…送受信器 31a,31b…画面操作キー 32…ホスト画面位置表示部 33…現在画面位置表示部 35…復帰キー 46…メモリ 47…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 難波 克行 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 浅井 克彦 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 万袋 麻希子 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5C064 AA02 AB02 AB03 AC02 AC12 AD08 AD14 BA07 BB05 BC10 BC16 BC23 BD08 BD09 5C082 AA00 AA01 AA34 AA36 BA02 BA12 BB01 CA76 CB05 DA87 MM09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置と通信を行う通信装置と、情
    報を表示する表示画面と、ホスト装置が指示している画
    面情報に関連するホスト指示画面関連情報を検知する検
    知手段とを備えたことを特徴とする情報表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示画面に任意の情報を表示させる
    ように制御を行う表示制御手段をさらに備えたことを特
    徴とする請求項1記載の情報表示装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段は、ホスト指示画面関連情
    報を表示するホスト指示画面関連情報表示部と、前記表
    示画面に現在表示されている情報に関連する表示画面関
    連情報を表示する表示画面関連情報表示部とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報表示装
    置。
  4. 【請求項4】 ホスト装置と通信を行う通信装置と、情
    報を表示する表示画面と、任意の情報を前記表示画面に
    表示させるように制御を行う表示制御手段と、ホスト装
    置が指示している画面情報と同じ情報を前記表示画面に
    表示させる画面復帰制御手段とを備えたことを特徴とす
    る情報表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、情報表示装置内又
    は情報表示装置外に備えた記憶手段に記憶された情報の
    うち任意の情報を前記表示画面に表示させるように制御
    を行うものであることを特徴とする請求項2又は請求項
    4記載の情報表示装置。
  6. 【請求項6】 第1の情報表示装置と、第1の情報表示
    装置が表示している画面情報に関連する表示画面関連情
    報を検知する検知手段を備えた第2の情報表示装置とを
    含む複数の情報表示装置を備えたことを特徴とする表示
    システム。
  7. 【請求項7】 それぞれ表示画面を備え互いに通信が可
    能なホスト装置及び端末装置を含み、該端末装置は前記
    ホスト装置が表示している画面情報に関連するホスト表
    示画面関連情報を検知する検知手段を備えたことを特徴
    とする通信表示システム。
  8. 【請求項8】 それぞれ任意の情報を表示可能な第1及
    び第2の情報表示装置を含む複数の情報表示装置を備
    え、第2の情報表示装置は第1の情報表示装置が表示し
    ている画面情報と同じ情報を表示させる画面復帰制御手
    段を備えたことを特徴とする表示システム。
  9. 【請求項9】 それぞれ表示画面を備え互いに通信が可
    能なホスト装置及び端末装置を含み、該端末装置は前記
    ホスト装置が表示している画面情報と同じ情報を表示さ
    せる画面復帰制御手段を備えたことを特徴とする通信表
    示システム。
  10. 【請求項10】 ホスト装置と、前記請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4又は請求項5記載の情報表示装
    置とを備えたことを特徴とする電子会議システム。
  11. 【請求項11】 前記ホスト装置は表示画面を備えてい
    ることを特徴とする請求項10記載の電子会議システ
    ム。
  12. 【請求項12】 ホスト指示画面関連情報はホスト装置
    の表示画面に表示されている画面情報に関連する情報で
    あることを特徴とする請求項11記載の電子会議システ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014229058A (ja) * 2013-05-22 2014-12-08 木村情報技術株式会社 講演システム及び講演方法

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