JP2001197329A - デジタルテレビジョンシステム及びカーナビゲーションシステム - Google Patents

デジタルテレビジョンシステム及びカーナビゲーションシステム

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JP2001197329A
JP2001197329A JP2000002706A JP2000002706A JP2001197329A JP 2001197329 A JP2001197329 A JP 2001197329A JP 2000002706 A JP2000002706 A JP 2000002706A JP 2000002706 A JP2000002706 A JP 2000002706A JP 2001197329 A JP2001197329 A JP 2001197329A
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Akira Naito
彰 内藤
Toshio Kamimura
俊夫 上村
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 番組視聴中に興味を持った部分を、後からビ
デオレコーダに対して、容易に再生指示できるようにす
ること。特定の地理的な場所がテーマとなっている番組
を視聴中に、ユーザが気に留めた場所を周遊するような
ドライブルートを、カーナビゲーションシステムに容易
に設定できるようにすること。 【解決手段】 テレビジョン装置は、受信した映像デー
タ、音声データをモニターに出力するとともに、番組付
帯情報を、番組付帯情報バッファ手段に保持する。リモ
ートコントロール装置をユーザが操作したタイミング
で、番組付帯情報は、リモートコントロール装置へ転送
される。この番組付帯情報は、番組内の場面を識別する
データと、番組で扱われた場所に関する位置情報データ
が含まれている。この番組付帯情報を、ビデオレコー
ダ、あるいは、カーナビゲーションシステムに送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルテレビジ
ョンシステム及びカーナビゲーションシステムに係り、
特に、番組に重畳されて放送される、番組付帯情報を用
いた、機器のリモートコントロール技術に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル方式の放送では、複数種類のデ
ジタルデータを重畳し、視聴者へ配信することができ
る。例えば、ISO/IEC 13818−1(199
4)動画及び関連する音声の一般的なコーディング−勧
告H.220で、通称“MPEG−2システムズ”と呼
ばれる標準規格では、映像データ、音声データなどの複
数種類のデジタルデータを、TS(Transfer Stream )
と呼ばれるデジタルパケットに分割し、転送すること
で、複数デジタルデータの重畳を実現している。
【0003】特に、デジタルテレビ放送では、放送デー
タ以外のデジタルデータを重畳することで、番組視聴以
外の付加サービスを視聴者に提供することができる。
【0004】例えば、番組名称、番組の概要、放送時
刻、番組ジャンルなどの、番組に関連した、番組付帯情
報を重畳することで、電子番組案内(EPG)を、視聴
者に提供することができる。また、この電子番組案内
(EPG)に含まれる、放送時刻などを利用し、番組の
録画予約を行うビデオレコーダなどの応用が考えられて
いる。
【0005】この重畳された番組付帯情報の扱いについ
ては、特開平11−234633号公報の「デジタルテ
レビジョンシステムにおけるサービス情報を管理するた
めの方法及び受信機」に示されるように、この重畳され
た番組付帯情報を選択的に抽出し、保持する技術が開示
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】番組付帯情報の活用に
より、様々なサービスやアプリケーションを実現できる
可能性がある。しかしながら、現状では、従来技術で示
した通り、電子番組案内(EPG)とその応用機能に留
まっており、新たなサービス・アプリケーションの実現
が望まれている。
【0007】本発明が解決しようとする課題は、この番
組付帯情報を活用することで、番組視聴中に、ユーザが
気になった番組部分を抽出し、各種の電子機器操作を簡
単化することである。具体的には、次に示すような項目
を実現する。
【0008】第1に、視聴しながら録画した番組映像の
中から、視聴中に気になった部分のみを、簡単な操作
で、抽出し、再生可能にすることである。現状のビデオ
レコーダにて、番組視聴中に気になった映像部分を再度
見るような場合、該当する映像部分まで、目視確認しな
がら、早送り再生する必要がある。本発明では、このよ
うな手間をかけずに、該当する映像部分の抽出、再生を
可能とする。
【0009】第2に、旅行番組や観光コマーシャルな
ど、特定の地理的な場所がテーマとなっている番組を視
聴中に、ユーザが気に留めた場所を周遊するようなドラ
イブルートを、簡単な操作で、カーナビゲーションシス
テムなどに設定可能とすることである。現状のカーナビ
ゲーションシステムで、番組視聴中に気になった場所に
基づき、ドライブルート設定を行う場合、ユーザが、番
組中で登場した地名などを思い出しながら、1地点づ
つ、カーナビゲーションシステムの周遊地点設定操作を
繰り返す必要がある。また、この周遊地点設定操作は、
地名を多階層のメニューで選択するなど、一般に手間が
かかることが多い。本発明では、このような周遊地点設
定操作を繰り返す必要がなく、所望のドライブルート設
定を可能とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題を実現するた
めに、本発明のデジタルテレビジョンシステムは、主と
して、リモートコントロール装置とテレビジョン装置と
から構成される。
【0011】そして、本発明におけるリモートコントロ
ール装置は、テレビジョン装置の電源操作や番組切替操
作などの機器制御に関するユーザ操作を受付け、対応す
る機器制御データを生成し、また、番組付帯情報の取得
を指示するためのボタンなどの操作部を備え、該操作部
が操作されると、番組付帯情報の取得を指示する機器制
御データを生成するユーザ操作入力手段と、機器制御デ
ータをワイヤレス通信によって、制御対象となる機器に
送信し、また、テレビジョン装置から送信された番組付
帯情報を受信する第1の通信制御手段と、第1の通信手
段が受信した番組付帯情報を格納する、番組付帯情報格
納手段とを、備える。
【0012】ここで、ユーザ操作入力手段が、操作部が
操作されたタイミングで、第1の通信制御手段が受信し
た番組付帯情報を、番組付帯情報格納手段に格納する機
能を備えてもよい。また、番組付帯情報格納手段が、リ
モートコントロール装置から着脱可能な、ICカードな
どの可搬型の記憶装置であることが望ましい。
【0013】また、本発明におけるテレビジョン装置
は、デジタルテレビ放送を受信し、受信信号内に重畳さ
れた、映像データ、音声データ、及び、番組に関連した
番組付帯情報を分離する伝送路復号手段と、分離された
映像データと音声データを復号し、モニターなどの表示
装置やスピーカーに出力する映像・音声復号手段と、分
離された番組付帯情報を、所定の時間だけ保持する番組
付帯情報バッファ手段と、リモートコントロール装置か
ら、ワイヤレス通信によって、機器制御データを受信
し、伝送路復号手段へ、受信チャンネルの変更などの指
示を出し、また、リモートコントロール装置から、ワイ
ヤレス通信によって、番組付帯情報の取得を指示する機
器制御データを受信したタイミングで、番組付帯情報バ
ッファ手段が保持している番組付帯情報を読みだし、リ
モートコントロール装置に送信する、第2の通信制御手
段とを、備える。
【0014】ここで、第2の通信制御手段は、所定の時
間間隔でくり返し、番組付帯情報バッファ手段が保持し
ている番組付帯情報を読みだし、リモートコントロール
装置に送信してもよい。
【0015】以上のリモートコントロール装置、テレビ
ジョン装置で扱う番組付帯情報としては、番組を特定す
る、あるいは、番組内の一部分の映像を特定する番組識
別子を含むことが望ましい。また、緯度・経度、住所、
電話番号など、特定の地理的な場所を特定する位置デー
タを含むことも望ましい。
【0016】さらに、本発明のデジタルテレビジョンシ
ステムは、次に示すビデオレコーダを含むことが望まし
い。
【0017】そのビデオレコーダとは、映像・音声復号
手段から出力される、映像データと音声データを保存
し、また、保存した映像データと音声データをテレビジ
ョン装置へ出力することで再生するものであって、番組
付帯情報バッファ手段から受け取った番組識別子と、こ
の番組識別子に対応する映像データと音声データの保存
位置との、対応テーブル情報を格納する機能と、リモー
トコントロール装置から、ワイヤレス通信により、番組
識別子を受け取り、この番組識別子に対応する、映像デ
ータと音声データの保存位置を、対応テーブル情報を用
いて検索する機能と、検索された保存位置から、該当す
る映像データと音声データの再生を行う機能とを、備え
る。
【0018】さらにまた、本発明のデジタルテレビジョ
ンシステムは、次に示すカーナビゲーションシステムと
組み合わせることが望ましい。
【0019】そのカーナビゲーションシステムとは、緯
度・経度、住所、電話番号など、地理的な場所を特定す
る情報を、複数箇所分入力することで、該複数箇所分の
地理的な場所を巡回するドライブルートを生成するもの
であって、リモートコントロール装置から、ワイヤレス
通信により、複数の位置データを受け取り、この複数の
位置データを、ドライブルートを生成するため、地理的
な場所を特定する情報として入力処理する機能を、備え
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の実施の形態について説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施形態に係るデジタ
ルテレビジョンシステム、及びそれと組み合わされるカ
ーナビゲーションシステムを示す機能ブロック図であ
る。
【0022】図1に示した構成要素のうち、本発明のデ
ジタルテレビジョンシステムの実現に必須なものは、テ
レビジョン装置101とリモートコントロール装置10
3である。デジタルテレビ放送には、地上波放送、衛星
放送などの電波を利用した方式と、光ファイバーなどを
利用したケーブルテレビ(CATV)方式が知られてい
るが、図1の構成では、前者の電波を利用した方式を想
定しているため、アンテナ102が、テレビジョン装置
101に接続されている。また、図1では、テレビジョ
ン装置101と、映像と音声を出力するモニター104
とが、別構成となっている例を示しているが、この両者
が一体化した構成であってもよい。
【0023】リモートコントロール装置103は、第1
の通信制御手段110と、番組付帯情報格納手段111
と、ユーザ操作入力手段112とから構成される。
【0024】第1の通信制御手段103は、赤外線通信
方式や無線電波通信方式などのワイヤレス通信方式によ
って、テレビジョン装置101の第2の通信制御手段と
の間などで、機器制御コマンドなどのデータ転送を行う
通信アダプタから構成される。転送される機器制御コマ
ンドなどのデータは、制御対象となる機器、例えばテレ
ビビジョン装置、ビデオレコーダなどにより独自に定め
られている。ここで、使用するワイヤレス通信方式の種
類、転送される具体的なデータ形式は、本発明の実現に
は、影響しない。リモートコントロール装置と通信対象
となる機器との間で、整合がとれていればよい。
【0025】番組付帯情報格納手段111は、第1の通
信制御手段110が受信した番組付帯情報を格納するた
めの記憶装置であり、書き込み可能なメモリデバイスか
ら構成される。このメモリデバイスは、リモートコント
ロール装置103の基板などに固定されたメモリデバイ
スでもよいし、ICカードメモリのように、リモートコ
ントロール装置103から着脱可能なメモリデバイスで
あってもよい。
【0026】ユーザ操作入力手段112は、ユーザの操
作を受付ける操作ボタンやスイッチなどの操作部、及
び、入力されたユーザ操作を解釈し、対応する機器制御
データを生成する処理を行うマイクロプロセッサなどか
ら構成される。また、ユーザへの操作支援のために、メ
ッセージを表示する小型ディスプレイを備えてもよい。
ここで、対応する機器制御データとしては、制御対象と
なる機器がテレビジョン装置の場合、電源操作、番組切
替操作、あるいは、本発明の特徴である、番組付帯情報
の取得の指示操作などがある。この機器制御データに関
しては、第1の通信制御手段111の説明で述べたよう
に、具体的な形式については、制御対象となる機器との
間で整合がとれていればよく、本発明の実現には、影響
しない。
【0027】一方、テレビジョン装置101は、伝送路
復号手段106と、映像・音声復号手段107と、番組
付帯情報バッファ手段108と、第2の通信制御手段1
09とから構成される。
【0028】伝送路復号手段106は、アンテナ102
などから受け取ったデジタルテレビ放送信号の中から、
所望の番組に対応する放送信号を選択、抽出するチュー
ナ、該放送信号に対する復調装置、及び、復調されたデ
ジタル信号の中から、重畳されている映像データ、音声
データ、番組に関連した番組付帯情報を分離する分離化
装置(デマルチプレクサ)などから構成される。この伝
送路復号手段106は、本発明における新規構成要素で
はないため、従来のデジタルテレビ放送受信機に用いら
れている技術を使用することが望ましい。この伝送路復
号手段106によって、受信したデジタルテレビ放送信
号からは、所望の番組に対応する映像データ、音声デー
タ、及び番組付帯情報が抽出することができる。
【0029】映像・音声復号手段107は、伝送路復号
手段106により抽出された、映像データに対する映像
(ビデオ)デコーダ、及び、音声データに対する音声
(オーディオ)デコーダから構成される。これらのデコ
ーダは、マイクロプロセッサによる各デコード処理プロ
グラムの実行により実現してもよいが、専用のデコード
論理回路といったハードウエアデバイスとして、実現す
ることが望ましい。これらの映像データ、音声データの
デコード技術としては、ISO/IECの標準規格であ
る“MPEG−2”などが知られている。
【0030】番組付帯情報バッファ手段108は、伝送
路復号手段106により抽出された番組付帯情報を、所
定の時間だけ保持するための記憶装置であり、書き込み
可能なメモリデバイスから構成される。この番組付帯情
報バッファ手段108が、番組付帯情報を保持する時間
の決定には、幾つかの方法がある。第1には、予め規定
された固定時間とする方法であり、テレビジョン装置1
01側で、規定時間経過後に、番組付帯情報バッファ1
08内に格納された番組付帯情報を消去する。第2に
は、放送局から受信する番組付帯情報の中に、保持期間
を指定するデータを含める方法であり、テレビジョン装
置101側で、この保持期間に基づき、番組付帯情報バ
ッファ108内に番組付帯情報を保持し、また消去す
る。第3には、放送局から、新たな番組付帯情報を受信
したタイミングで、番組付帯情報バッファ108内の番
組付帯情報を消去、上書き更新する方法である。
【0031】第2の通信制御手段109は、赤外線通信
方式や無線電波通信方式などのワイヤレス通信方式によ
って、リモートコントロール装置103の第1の通信制
御手段110との間で、機器制御コマンドなどのデータ
転送を行う通信アダプタから構成される。リモートコン
トロール装置103から受信した機器制御コマンドによ
って、対応する機器制御を行うが、例えば、電源制御コ
マンドを受信した場合、テレビジョン装置101の電源
をオン、またはオフする。また、番組切替操作のコマン
ドを受信した場合、伝送路復号手段106に対して、映
像データ・音声データを抽出する番組の切替え要求信号
を出す。更に、番組付帯情報取得のコマンドを受信した
場合、番組付帯情報バッファ手段108が保持している
番組付帯情報を読みだし、ワイヤレス通信により、リモ
ートコントロール装置103の第1の通信制御手段11
0へ返送する。
【0032】また、本発明のデジタルテレビジョンシス
テムでは、ビデオレコーダ105、カーナビゲーション
システム113などと組み合わせることで、従来にない
サービス、アプリケーションを実現することができる。
【0033】本発明で用いられるビデオレコーダ105
は、映像・音声復号手段107から出力される、映像デ
ータと音声データを保存し、また、保存した映像データ
と音声データをモニター104へ出力する機能を有する
ものである。このビデオレコーダ105は、ワイヤレス
通信によって、リモートコントロール装置103から、
制御できることが必要である。映像データ、音声データ
の保存には、ビデオテープ、ビデオディスク、あるい
は、ハードディスク装置やRAM(Ramdom Access Memo
ry)等のパソコン等に用いられる補助記憶装置を使用す
ることができる。また、本発明で用いられるビデオレコ
ーダ105は、映像データ、音声データの保存位置を示
すトラック番号、レコード番号、あるいはタイムカウン
タ値と、対応する番組識別子の対応テーブルを保存す
る。ここで、映像データ、音声データの保存位置は、ビ
デオレコーダ105が、該当する映像データ、音声デー
タを保存するタイミングで、決定するデータである。ま
た、番組識別子は、番組付帯情報に含まれるデータの1
つで、映像データ、音声データと対応(重畳)して、放
送局から受信されるデータである。
【0034】図12は、上記の対応テーブルの1例であ
り、番組識別子1201、映像データ、音声データの保
存位置1202から構成される。テーブルの行1203
〜1205は、データの例を示す。この例では、保存位
置として、トラック番号とレコード番号を使用してお
り、例えば、番組識別子が“A0002”の場合、保存
位置である、トラック番号が“10”、レコード番号が
“0004”であると、検索することができる。
【0035】また、本発明で用いられるカーナビゲーシ
ョンシステム113は、緯度・経度、住所、電話番号な
ど、地理的な場所を特定する情報を、複数箇所分入力す
ることで、これらの場所を経由するドライブルートを生
成する機能を有するものである。また、ワイヤレス通信
によって、リモートコントロール装置103から、制御
できることが必要である。特に、本発明で用いられるカ
ーナビゲーションシステム113は、ワイヤレス通信に
よる制御として、ドライブルートを生成するための地理
的な場所を特定する情報を入力できることも必要であ
る。
【0036】以上の構成に基づき、本発明により実現さ
れる処理について説明する。
【0037】図2は、本発明の一実施形態に係るデジタ
ルテレビジョンシステムにおける、テレビジョン装置1
01の伝送路復号手段106にて実現される処理例を示
すフロー図である。
【0038】ステップ201において、伝送路復号手段
106は、放送局からのデジタルテレビ放送信号の中か
ら、所望の番組の放送信号を検出する。この処理は、伝
送路復号手段106内のチューナと呼ばれるデバイス部
が行う。
【0039】ステップ202において、放送信号を復調
し、デジタルパケット単位で重畳された映像データ、音
声データ、番組付帯情報を分離抽出する。この処理は、
伝送路復号手段106内の復調器とデマルチプレクサと
呼ばれるデバイス部が行う。
【0040】ステップ203において、分離抽出された
データ種別に応じて、適用する処理を振り分ける。例え
ば、映像データ、音声データの場合、ステップ204に
おいて、映像(ビデオ)データのデコード、あるいは、
音声(オーディオ)データのデコード処理を行う。この
デコード処理には、ISO/IECの標準規格である
“MPEG−2”による方式を用いることができる。そ
して、デコードされた映像データ、音声データは、ステ
ップ205において、モニター104やビデオレコーダ
105に出力される。
【0041】また、ステップ203において、番組付帯
情報が分離抽出された場合には、ステップ207におい
て、番組付帯情報バッファ手段108に保存される。
【0042】以後、電源オフなどによる受信終了状態が
発生するまで(ステップ206)、ステップ201から
の処理を繰り返す。
【0043】図3は、本発明の一実施形態に係るデジタ
ルテレビジョンシステムにおける、テレビジョン装置1
01の第2の通信制御手段109にて実現される処理例
を示すフロー図である。
【0044】ステップ301では、ワイヤレス通信によ
って、リモートコントロール装置103から送信された
機器制御コマンドを、受信する。
【0045】ステップ302では、受信した機器制御コ
マンドの種別を判別し、対応する処理に振り分ける。電
源オン、オフ等の電源操作コマンドと判定された場合に
は、ステップ304において、テレビジョン装置101
の電源を投入あるいは、切断する。また、番組切替コマ
ンドと判定された場合には、ステップ303において、
チャンネル切替などの番組切替処理を行う。また、番組
付帯情報の要求コマンドと判定された場合には、ステッ
プ305において、番組付帯情報バッファ手段108が
保持している番組付帯情報を読みだし、ステップ306
において、ワイヤレス通信によって、リモートコントロ
ール装置103へ、番組付帯情報を送信する。
【0046】以後、ステップ301の機器制御コマンド
の受信処理からの処理を繰り返す。
【0047】図4は、本発明の一実施形態に係るデジタ
ルテレビジョンシステムにおける、リモートコントロー
ル装置103で実現される処理例を示すフロー図であ
る。
【0048】ステップ401において、ユーザ操作入力
手段112から入力されたユーザ操作を検出する。
【0049】ステップ402では、検出されたユーザ操
作の種別を判定し、対応する処理に振り分ける。検出さ
れたユーザ操作が、テレビジョン装置101の電源操作
であると判定された場合には、ステップ404におい
て、第1の通信制御手段110が、テレビジョン装置1
01に対して、ワイヤレス通信により、電源操作コマン
ドを送信する。また、検出されたユーザ操作が、番組切
替コマンドであると判定された場合には、ステップ40
3において、第1の通信制御手段110が、テレビジョ
ン装置101に対して、ワイヤレス通信により、番組切
替コマンドを送信する。更に、ユーザ操作が、番組付帯
情報の要求コマンドであると判定された場合には、ステ
ップ405において、同様に、番組付帯情報の要求コマ
ンドを、テレビジョン装置101へ送信する。その後、
ステップ406において、テレビジョン装置101から
返信されてきた、番組付帯情報を受信し、ステップ40
7において、番組情報格納手段111へ格納する。
【0050】ここで、図3、4で示した処理フローに関
連し、テレビジョン装置101とリモートコントロール
装置103との通信シーケンスの例を、図9に示す。
【0051】図9において、901は、テレビジョン装
置101側を示し、902は、リモートコントロール装
置103側を示す。例えば、902側で、番組付帯情報
の要求を指示するユーザ操作が発生した場合、番組付帯
情報の要求コマンド903が、901側へ送信される。
これを受け、901側では、番組付帯情報904を、折
り返し返信する。この他、902側で電源操作、番組切
替操作が発生した場合、対応するコマンドを同様に、9
01側へ送信する。
【0052】ここで、902側から、901側へ送信す
るコマンドのデータ構造例を、図11に示す。
【0053】図11の(a)に示す通り、コマンドは、
コマンド種別を示すコマンドID1101、コマンドに
付属するパラメータ1102から構成される。
【0054】図11の(b)は、電源オンを要求するコ
マンドの例であり、コマンドID1103として、固有
の値“電源ON”が設定される。また、電源オンを要求
するコマンドの場合、特に、付加するパラメータが不要
のため、コマンドIDのみの構造となっている。図11
の(c)は、同様に、電源オフを要求するコマンドの例
であり、コマンドID1104として、固有の値“電源
OFF”が設定されている。図11の(d)は、番組切
替の要求コマンドの例であり、コマンドID1105
に、固有の値“番組切替”が設定されるとともに、パラ
メータ1106に、切替先の番組を指定する番組識別子
が設定される。図11の(e)は、番組付帯情報の要求
コマンドの例であり、コマンドID1107に、固有の
値“付帯情報要求”が設定されている。
【0055】ここで、コマンドID、パラメータに用い
られるデータ形式は、数値データ、あるいは、文字デー
タであっても構わない。
【0056】また、図9において、901側から返信さ
れる、番組付帯情報904のデータ構造の1例を、図7
に示す。
【0057】図7の(a)に示すように、番組を特定す
る番組識別子701、緯度・経度データ702、住所デ
ータ703、電話番号データ704などから構成され
る。
【0058】例えば、図7の(b)に示すように、番組
識別子701に、特定の“A0001”、緯度・経度デ
ータ702に、北緯36度東経143度示す値“36/
143”、住所データ703に、特定の値“東京都中央
区・・・”、電話番号データ704に、特定の値“03
31234・・・”などが、それぞれ設定される。
【0059】更に、902側で受け取った番組付帯情報
は、番組付帯情報格納手段111にて保存されるが、そ
の保存データ形式の1例を、図8に示す。
【0060】構造的には、複数の番組付帯情報を格納す
るテーブルであり、番組識別子801、緯度・経度デー
タ802、住所データ803、電話番号データ804か
ら構成される。各テーブルの行805〜807は、1件
の番組付帯情報に対応している。番組識別子801は、
番組単位を特定する値以外に、同一番組内の一部分を特
定する値であってもよい。例えば、番組付帯情報805
の番組識別子は、“A0001”であり、これは、番組
“A”の一部分“0001”を示し、また、番組付帯情
報806の番組識別子は、“A0002”であり、これ
は、同じく番組“A”の別部分“0002”を示してい
る。また、番組付帯情報807の番組識別子は、“G0
002”であり、これは、番組“G”の一部分“000
2”を示している。
【0061】以上の図3、4、9を用いて説明した実現
例では、テレビジョン装置101は、リモートコントロ
ール装置103から要求された場合にのみ、番組付帯情
報を送信するように構成されている。これに対して、常
に、所定の時間間隔などに基づき、テレビジョン装置1
01から、リモートコントロール装置103へ送信する
ように構成することもできる。この場合のテレビジョン
装置101と、リモートコントロール装置103とで実
現される処理例について、図5、6、10を用いて説明
する。
【0062】図6は、本発明の一実施形態に係るデジタ
ルテレビジョンシステムにおける、テレビジョン装置1
01の第2の通信制御手段109にて実現される他の処
理例を示すフロー図である。
【0063】ステップ601では、予め適宜に定められ
た所定時間内に、リモートコントロール装置103から
機器制御コマンドが到来したかどうかを判断し、所定時
間内にコマンドが受信されない場合には、ステップ60
6において、番組付帯情報バッファ手段108が保持し
ている番組付帯情報を読みだす。そして、ステップ60
7で、ワイヤレス通信によって、リモートコントロール
装置103へ、読みだした番組付帯情報を送信する。
【0064】予め適宜に定められた所定時間内に、コマ
ンドを受信した場合には、ステップ602で、図3のス
テップ301と同様に、コマンド検出処理を行い、ステ
ップ603では、図3のステップ302と同様に、リモ
ートコントロール装置103から受信したコマンドの種
別を判定する。ステップ604、605の処理は、図3
のステップ303、304の処理と同じである。
【0065】その後、ステップ601のコマンド受信判
定処理から、処理を繰り返す。
【0066】このような処理フローにより、リモートコ
ントロール装置103からの要求と関係なく、所定時間
間隔をおいて連続的に、テレビジョン装置101から、
リモートコントロール装置103へ、番組付帯情報を送
信することができる。
【0067】図5は、本発明の一実施形態に係るデジタ
ルテレビジョンシステムにおける、リモートコントロー
ル装置103で実現される他の処理例を示すフロー図で
ある。
【0068】ステップ501〜504の処理は、図4の
ステップ401〜404の処理と同じである。
【0069】ステップ502において、ユーザ操作入力
手段112から入力されたユーザ操作の種別が、番組付
帯情報の要求操作であると判定した場合、ステップ50
5において、テレビジョン装置101から、所定時間間
隔をおいて連続的に送信されている番組付帯情報を受信
する。ステップ506では、受信した番組付帯情報を、
番組付帯情報格納手段111に格納する。
【0070】その後、ステップ501のユーザ操作検出
からの処理を繰り返す。
【0071】このような処理フローにより、テレビジョ
ン装置101から、所定時間間隔をおいて連続的に送信
されている番組付帯情報を、リモートコントロール装置
103側で、ユーザの要求操作が発生したタイミング直
後に、テレビジョン装置101へコマンドを送信するこ
となく、取り込み、格納することができる。
【0072】ここで、図5、6で示した処理フローに関
連し、テレビジョン装置101とリモートコントロール
装置103との通信シーケンスの例を、図10に示す。
【0073】図10において、1001は、テレビジョ
ン装置101側を示し、1002は、リモートコントロ
ール装置103側を示す。まず、1001側において、
番組付帯情報バッファ手段108が保持している番組付
帯情報を、1007、1008、1009、1010の
ように、繰り返し読みだす。各番組付帯情報の読みだし
の後、1002側へ、番組付帯情報1003、100
4、1005、1006のように、送信される。例え
ば、1002側において、番組付帯情報1004が送信
されてきた後に、ユーザによる番組付帯情報の取得指示
操作が発生した場合(1011)、その直後に送信され
てきた番組付帯情報1005を取り込み、番組付帯情報
格納手段111に格納する(1012)。
【0074】最後に、本発明の一実施形態に係るデジタ
ルテレビジョンシステムの装置外観の1例を、図13を
用いて説明する。
【0075】この図13に示した例では、デジタルテレ
ビジョンシステムは、デジタルテレビ放送を受信するア
ンテナ1301と、モニター一体型のテレビジョン装置
1302と、リモートコントロール装置1304と、ビ
デオレコーダ1303とから構成されている。
【0076】また、テレビジョン装置1302は、映像
データを出力するモニター画面1310、音声データを
出力するスピーカ1312、リモートコントロール装置
1304とワイヤレス通信を行うための赤外線トランス
ミッタ1309などを備えている。
【0077】また、リモートコントロール装置1304
は、電源操作を指示するためのボタン1305、番組切
替を指示するための数字ボタン1306、番組付帯情報
の取得を指示するためのボタン1307、制御対象とな
る機器への番組付帯情報の送信を指示するためのボタン
1314、及び、テレビジョン装置1302とワイヤレ
ス通信を行うための赤外線トランスミッタ1308など
を備えている。
【0078】また、ビデオレコーダ1303は、テレビ
ジョン装置1302と結線接続されており、受信した映
像データ、音声データを保存するとともに、再生時の映
像データと音声データをテレビジョン装置1302へ出
力する。また、ビデオレコーダ1303は、リモートコ
ントロール装置1304とワイヤレス通信を行うための
赤外線トランスミッタ1311などを備えている。
【0079】このような装置構成において、ユーザは、
デジタル放送番組を視聴しながら、興味を持った場面が
現れたタイミングで、リモートコントロール装置130
4のボタン1307を操作する。すると、前述した実現
方法により、その場面(番組の一部分)に関連した番組
付帯情報を、リモートコントロール装置1304内に取
り込むことができる。その後、ユーザが先程の興味を持
った場面を、ビデオレコーダ1303に対して再生要求
する場合、リモートコントロール装置1304のボタン
1314を操作することにより、先程取り込んだ番組付
帯情報を、ビデオレコーダ1303に送信する。ビデオ
レコーダ1303は、受け取った番組付帯情報に含まれ
る番組識別子に基づき、ユーザが所望する場面(番組の
一部分)の保存位置を検索し、再生を開始する。番組識
別子と対応する映像データ、音声データの保存位置の管
理方法については、図12を用いて説明した通りであ
る。また、番組によっては、番組付帯情報を提供してい
ない場合、または、連続的には提供していない場合もあ
る。そこで、テレビジョン装置1302のモニター画面
1310上に、番組付帯情報を提供している場合には、
マーカー1313を表示するなどの工夫をとることが望
ましい。
【0080】更に、図示はしていないが、カーナビゲー
ションシステムに対しても、リモートコントロール装置
1304から、番組付帯情報を送信するような構成も可
能である。この場合、ユーザが番組視聴中に、番組内に
現れ、興味を持った場所を経由するような、ドライブル
ート設定を、カーナビゲーションシステムに行わせるこ
とができる。これは、カーナビゲーション側で、番組付
帯情報に含まれる場所を特定するデータを用いて、ドラ
イブルート設定を行うことで実現する。
【0081】
【発明の効果】本発明のデジタルテレビジョンシステム
によれば、以下のような効果を得ることができる。
【0082】第1に、番組視聴中に興味を持った部分
を、後からビデオレコーダに対して、容易に再生指示で
きるようになる。視聴しながら、ビデオレコーダに録画
していていることが前提となるが、ユーザは、番組視聴
中に、興味を持った場面に出くわしたタイミングで、リ
モートコントロール装置の番組付帯情報取得用のボタン
を操作する。後は、リモートコントロール装置内に、取
り込まれた番組付帯情報を、番組を録画していたビデオ
レコーダに送信することで、ビデオレコーダは、ユーザ
が所望する部分から、番組を再生することが可能とな
る。これに対して、従来のビデオレコーダでは、ユーザ
が、再生画像を目視確認をしながら、所望の場面まで、
早送り操作する手間が必要であった。
【0083】第2に、旅行番組や観光コマーシャルな
ど、特定の地理的な場所がテーマとなっている番組を視
聴中に、ユーザが気に留めた場所を周遊するようなドラ
イブルートを、カーナビゲーションシステムに容易に設
定できるようになる。この場合も同様に、番組視聴中
に、ユーザが任意のタイミングでリモートコントロール
装置を操作し、番組付帯情報を取り込む。後は、リモー
トコントロール装置内に取り込まれた番組付帯情報を、
カーナビゲーションシステムに送信することで、カーナ
ビゲーションシステムは、ユーザが所望する場所を周遊
するドライブルートを生成することが可能となる。これ
に対して、従来のカーナビゲーションシステムでは、ユ
ーザが、番組中で登場した地名などを思い出しながら、
1地点づつ、所定の経由地点設定操作を繰り返す手間が
必要となっていた。また、この経由地点設定操作は、都
道府県名など、地名を多階層のメニューで選択するな
ど、一般に手間がかかることが多かった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョ
ンシステム、及びそれと組み合わされるカーナビゲーシ
ョンシステムを示す機能ブロックである。
【図2】本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョ
ンシステムにおける、テレビジョン装置の伝送路復号手
段で実行される処理フロー例を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョ
ンシステムにおける、テレビジョン装置の第2の通信制
御手段で実行される処理フロー例を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョ
ンシステムにおける、リモートコントロール装置で実行
される処理フロー例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョ
ンシステムにおける、リモートコントロール装置で実行
される他の処理フロー例を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョ
ンシステムにおける、テレビジョン装置の第2の通信制
御手段で実行される他の処理フロー例を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョ
ンシステムにおける、テレビジョン装置側から送信され
る番組付帯情報のデータ構造例を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョ
ンシステムにおける、リモートコントロール装置側での
番組付帯情報の保存データ形式例を示す説明図である。
【図9】本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョ
ンシステムにおける、テレビジョン装置とリモートコン
トロール装置との通信シーケンスの1例を示す説明図で
ある。
【図10】本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジ
ョンシステムにおける、テレビジョン装置とリモートコ
ントロール装置との通信シーケンスの他の1例を示す説
明図である。
【図11】本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジ
ョンシステムにおける、リモートコントロール装置から
テレビジョン装置へ送信するコマンドのデータ構造例を
示す説明図である。
【図12】本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジ
ョンシステムにおける、ビデオレコーダ中の、番組識別
子と保存位置との対応テーブル例を示す説明図である。
【図13】本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジ
ョンシステムの装置外観の1例を示す説明図である。
【符号の説明】
101 テレビジョン装置 102 アンテナ 103 リモートコントロール装置 104 モニター 105 ビデオレコーダ 106 伝送路復号手段 107 映像・音声復号手段 108 番組付帯情報バッファ手段 109 第2の通信制御手段 110 第1の通信制御手段 111 番組付帯情報格納手段 112 ユーザ操作入力手段 113 カーナビゲーションシステム
フロントページの続き Fターム(参考) 5C018 FA04 FB01 5C025 BA25 BA27 BA30 CB08 CB10 DA01 DA07 5C056 AA01 AA05 BA02 BA05 BA08 BA10 CA20 DA11 EA02 EA05 EA12 5K048 AA00 BA03 BA42 DC01 EB02 EB14 EB15 HA04 HA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモートコントロール装置及びテレビジ
    ョン装置を少なくとも具備し、 前記リモートコントロール装置は、 前記テレビジョン装置の電源操作や番組切替操作などの
    機器制御に関するユーザ操作を受付け、対応する機器制
    御データを生成するユーザ操作入力手段と、 機器制御データをワイヤレス通信によって、制御対象と
    なる機器に送信する第1の通信制御手段とを、備え、 前記テレビジョン装置は、 デジタルテレビ放送を受信し、受信信号内に重畳され
    た、映像データ、音声データ、及び、番組に関連した番
    組付帯情報を分離する伝送路復号手段と、 分離された映像データと音声データを復号し、モニター
    などの表示装置やスピーカーに出力する映像・音声復号
    手段と、 分離された番組付帯情報を、所定の時間だけ保持する番
    組付帯情報バッファ手段と、 前記リモートコントロール装置から、ワイヤレス通信に
    よって、機器制御データを受信し、前記伝送路復号手段
    へ、受信チャンネルの変更などの指示を出す、第2の通
    信制御手段とを、備えたデジタルテレビジョンシステム
    において、 前記ユーザ操作入力手段が、番組付帯情報の取得を指示
    するためのボタンなどの操作部を備え、この操作部が操
    作されると、番組付帯情報の取得を指示する機器制御デ
    ータを生成する機能を備え、 前記第1の通信制御手段が、前記テレビジョン装置から
    送信された番組付帯情報を受信する機能を備え、 この受信した番組付帯情報を格納する番組付帯情報格納
    手段を、前記リモートコントロール装置が備え、 前記第2の通信制御手段が、前記リモートコントロール
    装置から、ワイヤレス通信によって、番組付帯情報の取
    得を指示する機器制御データを受信したタイミングで、
    前記番組付帯情報バッファ手段が保持している番組付帯
    情報を読みだし、前記リモートコントロール装置に送信
    する機能を、備えたことを特徴とする、デジタルテレビ
    ジョンシステム。
  2. 【請求項2】 リモートコントロール装置及びテレビジ
    ョン装置を少なくとも具備し、 前記リモートコントロール装置は、 前記テレビジョン装置の電源操作や番組切替操作などの
    機器制御に関するユーザ操作を受付け、対応する機器制
    御データを生成するユーザ操作入力手段と、 機器制御データをワイヤレス通信によって、制御対象と
    なる機器に送信する第1の通信制御手段とを、備え、 前記テレビジョン装置は、 デジタルテレビ放送を受信し、受信信号内に重畳され
    た、映像データ、音声データ、及び、番組に関連した番
    組付帯情報を分離する伝送路復号手段と、 分離された映像データと音声データを復号し、モニター
    などの表示装置やスピーカーに出力する映像・音声復号
    手段と、 分離された番組付帯情報を、所定の時間だけ保持する番
    組付帯情報バッファ手段と、 前記リモートコントロール装置から、ワイヤレス通信に
    よって、機器制御データを受信し、前記伝送路復号手段
    へ、受信チャンネルの変更などの指示を出す、第2の通
    信制御手段とを、備えたデジタルテレビジョンシステム
    において、 前記リモートコントロール装置が、番組付帯情報を格納
    する番組付帯情報格納手段を備え、 前記第2の通信制御手段が、所定の時間間隔でくり返
    し、前記番組付帯情報バッファ手段が保持している番組
    付帯情報を読みだし、前記リモートコントロール装置に
    送信する機能を備え、 前記第1の通信制御手段が、前記テレビジョン装置か
    ら、ワイヤレス通信によって、番組付帯情報を受信する
    機能を備え、 前記ユーザ操作入力手段が、番組付帯情報の取得を指示
    するためのボタンなどの操作部を備え、この操作部が操
    作されると、前記第1の通信制御手段が受信した番組付
    帯情報を、前記番組付帯情報格納手段に格納する機能を
    備えた、ことを特徴とするデジタルテレビジョンシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のデジタルテレ
    ビジョンシステムにおいて、 番組付帯情報に、番組を特定する、あるいは、番組内の
    一部分の映像を特定する番組識別子を含むことを特徴と
    するデジタルテレビジョンシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載のデジタルテレ
    ビジョンシステムにおいて、 番組付帯情報に、緯度・経度、住所、電話番号など、特
    定の地理的な場所を特定する位置データを含むことを特
    徴とするデジタルテレビジョンシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか1つに記載のデ
    ジタルテレビジョンシステムにおいて、 前記番組付帯情報格納手段が、前記リモートコントロー
    ル装置から着脱可能な、ICカードなどの可搬型の記憶
    装置であることを特徴とする、デジタルテレビジョンシ
    ステム。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の前記テレビジョン装置
    に接続され、前記映像・音声復号手段から出力される、
    映像データと音声データを保存し、また、保存した映像
    データと音声データを前記テレビジョン装置へ出力する
    ことで再生するビデオレコーダを備え、 このビデオレコーダは、 前記番組付帯情報バッファ手段から受け取った番組識別
    子と、この番組識別子に対応する映像データと音声デー
    タの保存位置との、対応テーブル情報を格納する機能
    と、 前記リモートコントロール装置から、ワイヤレス通信に
    より、番組識別子を受け取り、この番組識別子に対応す
    る、映像データと音声データの保存位置を、前記対応テ
    ーブル情報を用いて検索する機能と、 検索された保存位置から、該当する映像データと音声デ
    ータの再生を行う機能とを、備えたことを特徴とするデ
    ジタルテレビジョンシステム。
  7. 【請求項7】 緯度・経度、住所、電話番号など、地理
    的な場所を特定する情報を、複数箇所分入力すること
    で、この複数箇所分の地理的な場所を巡回するドライブ
    ルートを生成するカーナビゲーションシステムにおい
    て、 請求項4に記載のデジタルテレビジョンシステムの前記
    リモートコントロール装置から、ワイヤレス通信によ
    り、複数の位置データを受け取り、 この複数の位置データを、ドライブルートを生成するた
    め、地理的な場所を特定する情報として入力処理するこ
    とを特徴とするカーナビゲーションシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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