JP2007201766A - データ放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】視聴者が視聴中にデータ放送番組コンテンツの切り替りが発生した場合でも、次の番組コンテンツに切り替えることなく、それまで視聴していたデータ放送番組コンテンツを継続して視聴することを可能とし、かつ、その継続視聴を実現するために従来例で必要であった新たな蓄積メモリを必要とせず、かつ、その継続視聴を実現する為に必要な視聴者の設定操作が簡単なデータ放送受信装置を提供する。【解決手段】視聴中のデータ放送番組コンテンツを、放送終了時刻後も継続視聴する設定が視聴者よりなされたら、番組の切り替り情報をデータ蓄積部13及びBMLブラウザ部14へ供給しないようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ放送受信装置に係り、特に、視聴するデータ放送番組コンテンツが時刻の経過と共に別のデータ放送番組コンテンツに切り替わっても、視聴者が希望する場合は、切り替わる前のデータ放送番組コンテンツを継続して視聴者に視聴/操作させることが可能なデータ放送受信装置に関する。
CS/BSデジタル放送や地上波デジタル放送などの各種デジタル放送では、映像音声信号による通常のテレビ番組コンテンツの放送のほかに、映像音声データ、静止画データ、テキストデータ、及び、これら各データの時間的、空間的配置を制御する制御データ(例えばBML文書等)等からなるコンポーネントデータで構成されるデータ放送番組コンテンツも放送されている。またデジタル放送では、上記したテレビ番組コンテンツやデータ放送番組コンテンツの、各番組毎の番組名、番組内容、放送開始/終了時刻や、番組コンテンツ間の番組切り替わり情報などを含む番組情報も放送される。
データ放送番組コンテンツは、視聴者に、画面に表示される種々の操作情報に従ってリモコン等を操作させることにより、番組コンテンツが提供する画面(情報)を自由に選択させて閲覧させることが可能な番組コンテンツである。
またこのデータ放送番組コンテンツは、上記した制御データの制御機能を利用することにより、リモコン操作によるゲームなどを実現することも可能である。
更には、双方向通信機能によって電話回線網やネットワーク網などの通信回線網を経由して放送局が用意しているサーバに接続し、上記したゲームの得点結果などを送信して視聴者間での得点順位を付けるなどといった双方向サービスを実現することも可能となる。
データ放送番組コンテンツを構成する各コンポーネントデータは、それぞれ所定サイズの容量を有する有限長のデータである。そしてこれら有限長のコンポーネントデータは、これらのコンポーネントデータで構成されるデータ放送番組コンテンツが放送される放送時間内において、放送規格の一つであるカルーセル伝送方式により、それぞれのデータ毎に周期的に繰り返し送出される。
データ放送受信装置は、上記したカルーセル伝送方式により周期的に繰り返し送出されるこれらのコンポーネントデータを受信し、これらコンポーネントデータの一部または全部を、装置内部の蓄積部に蓄積する。そしてこの蓄積した各コンポーネントデータに対してそれぞれ所定の再生処理を行って映像信号や音声信号を生成し視聴者に提示する。
データ放送番組コンテンツが、時刻経過により、別のデータ放送番組コンテンツに切替わる際は、切替り後のデータ放送番組コンテンツの各コンポーネントデータの一部または全部を、既に蓄積してある切り替わる前のデータ放送番組コンテンツのコンポーネントデータに、例えば上書きしたりする形で新たに蓄積しなおす。その後、その新たに蓄積しなおした、切り替り後のデータ放送番組コンテンツの各コンポーネントデータに対してそれぞれ所定の再生処理を行って映像信号や音声信号を生成し視聴者に提示する。なお、このデータ放送番組コンテンツの切り替りのタイミングを示す番組切り替り情報は、データ放送番組コンテンツと共に送出される番組情報から検出する。
従って、切り替り前のデータ放送番組コンテンツのコンポーネントデータの一部又は全てが上書き処理により消失してしまうので、データ放送番組コンテンツの切替り後は、切替り前のデータ放送番組コンテンツは視聴/操作することが出来なくなってしまう。
例えば、視聴者がニュースのデータ放送番組コンテンツを受信し、画面に表示されるニュースを読んでいたり、ゲームのデータ放送番組コンテンツを受信し、ゲームを行ったりしている途中であっても、データ放送番組コンテンツの切り替り時刻以降は、次のデータ放送番組コンテンツに自動的に切り替わってしまう。従って、切替り前のデータ放送番組コンテンツのニュースの続きを読んだり、ゲームを継続して行ったりすることが出来なくなるという問題があった。
上記の問題を解決する手段として、例えば特許文献1では、データ放送番組コンテンツを記録し、そのデータ放送番組コンテンツの所望の画面から再生できるようにするといった技術が開示されている。
特開2001−257989号公報
上記した従来のデータ放送受信装置では、ニュース画面のニュースを読んでいたり、ゲームを行っていたりする途中であっても、受信中のデータ放送番組コンテンツが時刻の経過により別のデータ放送番組コンテンツに切り替わると、切替り後のデータ放送番組コンテンツの画面が自動的に提示されてしまい、切り替わる前のデータ放送番組コンテンツでそれまで読んでいたニュースや、行なっていたゲームが中断されてしまうという課題があった。
特許文献1に示す従来例では、上記課題は解決されるが、現在放送中のデータ放送番組コンテンツのデータを蓄積するメモリの他に、データ放送番組コンテンツを記録保存して置くための新たな蓄積メモリが必要となるという課題が残る。
また、データ放送番組コンテンツの記録、再生のためには、データ放送受信装置に対する、煩雑な複数のステップを伴う視聴者の操作が必要となる課題もある。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものである。
本発明の目的は、視聴者が視聴中にデータ放送番組コンテンツの切り替りが発生した場合でも、次の番組コンテンツに切り替えることなく、それまで視聴していたデータ放送番組コンテンツを継続して視聴することを可能とし、かつ、その継続視聴を実現するために従来例で必要であった新たな蓄積メモリを必要とせず、かつ、その継続視聴を実現する為に必要となる視聴者の設定操作を簡単にし、かつ、放送時刻が終了しているデータ放送番組コンテンツを継続視聴する際に、双方向通信機能を停止させることにより、放送局が想定していない時刻にデータ放送受信機から放送局のサーバへアクセスしてしまい予期せぬ問題が発生することを防ぐことが可能なデータ放送受信装置を提供することにある。
そこで上記課題を解決するために本発明は、下記の装置を提供するものである。
双方向通信機能を有すると共に、受信したデータ放送番組コンテンツを一旦蓄積し再生するデータ放送受信装置において、
再生中のデータ放送番組コンテンツを、このデータ放送番組コンテンツの放送終了時刻後も継続再生するか否かのいずれかを示す情報を設定させる設定手段(16,17)と、
番組毎に設定される各放送時間内において、繰り返し放送局から送出される1つ以上のコンポーネントデータからなるデータ放送番組コンテンツと、同一放送チャンネルにおいて放送される各データ放送番組コンテンツ毎の切り替りタイミングを示す番組切り替わり情報を少なくとも有する番組情報と、を含む放送波を受信する受信手段(11,12)と、
受信した前記番組情報から前記番組切り替り情報を検出し、この検出した番組切り替り情報を出力する番組切り替り情報検出手段(15)と、
前記設定手段によって前記継続再生すること示す情報が設定された場合、その設定後に前記番組切り替り情報検出手段から新たに入力される前記番組切り替り情報は内部に記憶するのみとして出力しないように動作し、前記設定手段によって継続再生しないことを示す情報が設定された場合、その設定後前記番組切り替り情報検出手段から新たに入力される前記番組切り替り情報、もしくは前記設定前に前記番組切り替り情報検出手段から入力され既に記憶している前記番組切り替り情報を出力するように動作する、第1の情報伝送制御手段(18)と、
所定放送チャンネルへの選局の際、又は前記第1の情報伝送制御手段から前記番組切り替り情報が入力された際に、前記受信手段にて受信した前記データ放送番組コンテンツを構成する各コンポーネントデータを蓄積するデータ蓄積手段(13)と、
所定放送チャンネルへの選局の際、又は前記第1の情報伝送制御手段から前記番組切り替り情報が入力された際に、前記データ蓄積手段に蓄積された各コンポーネントデータを読み込んで所定の再生処理を行うと共に、前記所定の再生処理時に前記双方向通信機能を働かせる動作が発生した時は、双方向通信制御信号を生成し出力するブラウザ部(14)と、
前記設定手段によって前記継続再生することを示す情報が設定され、かつ、前記番組切り替り情報検出手段から前記番組切り替り情報が入力されたら、前記ブラウザ部から入力される前記双方向通信制御信号を出力しないように動作し、前記設定手段によって前記継続再生しないことを示す情報が設定されたら、前記ブラウザ部から入力される前記双方向通信制御信号を出力するように動作する、第2の情報伝送制御手段と(19)、
前記第2の情報伝送制御手段から前記双方向通信制御信号が入力されたら、この双方向通信制御信号に基づいて双方向通信を行なう双方向通信手段と(20)、
を有することを特徴とするデータ放送受信装置。
本発明のデータ放送受信装置によれば、視聴者が視聴中にデータ放送番組コンテンツの切り替りが発生した場合でも、次の番組コンテンツに切り替えることなく、それまで視聴していたデータ放送番組コンテンツを継続して視聴させることが可能となり、かつ、その継続視聴を実現するために従来例で必要であった新たな蓄積メモリを削減することが可能となり、かつ、その継続視聴を実現する為に必要な視聴者の設定操作を簡単にすることが可能となり、更には、放送時刻が終了しているデータ放送番組コンテンツを継続視聴する際に、双方向通信機能を停止させることにより、放送局が想定していない時刻にデータ放送受信機から放送局のサーバへアクセスしてしまい予期せぬ問題が発生することを防ぐことが可能となる。
以下、本発明のデータ放送受信装置の一実施例について説明する。
<受信機の構成>
図1は、本発明のデータ放送受信装置の一実施例の構成を示すブロック図である。データ放送受信装置10は、チューナ部11と、TSデコーダ部12と、データ蓄積部13と、BMLブラウザ部14と、番組切り替り情報検出部15と、操作入力部16と、制御部17と、番組切り替り情報フィルタ18と、双方向機能フィルタ19と、双方向通信部20とから構成される。
チューナ部11は、視聴者のリモコンなどによる選局操作に応じて所定の放送チャンネルに選局し、デジタル放送規格で定められるストリーム信号であるMPEG−TSを出力する.
TSデコーダ部12は、入力されるMPEG−TSから、選局されたチャンネルで現在放送されているデータ放送番組コンテンツを構成する各コンポーネントデータ、及び番組情報を取り出す。そして取り出した各コンポーネントデータはデータ蓄積部13へ供給する。また、取り出した番組情報は番組切り替り情報検出部15へ供給する。番組情報には、前述したとおり、番組コンテンツ毎の番組名、番組内容、放送開始/終了時刻などの他に、番組コンテンツが切り替ることを示す番組切り替り情報も含まれている。
データ蓄積部13は、TSデコーダ部12から供給される各コンポーネントを蓄積する。
BMLブラウザ部14は、データ蓄積部13に蓄積された各コンポーネントを読み込み、それぞれ所定の再生処理を行なう。
番組切り替り情報検出部15は、TSデコーダ12から供給される番組情報から番組切り替り情報を検出し、検出した番組切り替り情報を、番組切り替り情報フィルタ18及び双方向機能フィルタ19へ供給する。
番組切り替り情報フィルタ18は、番組切り替り情報検出部15で検出した番組切り替り情報を番組切り替り情報検出部15からデータ蓄積部13及びBMLブラウザ部14へ供給する経路中に設けたフィルタである。制御部17から受信する制御信号がフィルタオフを示していたら、新たに供給される番組切り替り情報を、または予め供給されてフィルタ内に保持していた番組切り替り情報があった場合はこの番組切り替り情報を、データ蓄積部13及びBMLブラウザ部14へ供給する。また、制御部17から受信する制御信号がフィルタオンを示していたら、その後供給された番組切り替り情報はフィルタ内に保持し、データ蓄積部13及びBMLブラウザ部14へは供給しないようにする。
データ蓄積部13は、番組切り替り情報を受信したら、これまで蓄積していたデータ放送番組コンテンツの各コンポーネントデータを破棄した後、またはこのコンポーネントデータに上書きする形で、TSデコーダ部12から供給される新しいデータ放送番組コンテンツの各コンポーネントデータを蓄積する。
BMLブラウザ部14は、番組切り替り情報を受信したら、新たにデータ蓄積部13へ蓄積された新しいデータ放送番組コンテンツの各コンポーネントデータを読み込み、所定の再生処理を行なう。
双方向機能フィルタ19は、BMLブラウザ部14において放送局との双方向通信を行う処理が発生した際に、その処理を双方向通信部20におこなわせるための通信制御信号をBMLブラウザ14から双方向通信部20へ供給する経路中に設けたフィルタである。制御部17から受信する制御信号がフィルタオフを示していたら、供給された通信制御信号を双方向通信部20へ供給する。制御部17から受信する制御信号がフィルタオンを示しており、かつ、番組切り替り情報検出部15から番組切り替り情報が供給されたら、その後供給される通信制御信号を双方向通信部20へ供給しないようにする。
双方向通信部20は、供給された通信制御信号に従って、電話回線網やネットワーク網などの通信回路網を経由して放送局が用意しているサーバに接続し、このサーバと双方向通信を行う。
操作入力部16は、選局やデータ画面での操作が可能な複数のボタンで構成され、ボタンが押されると、その操作内容を制御部17に送信する。操作入力部16には、番組保持ボタン161、番組保持解除ボタン162が含まれる。
制御部17は、操作入力部16からの入力内容に基づき、チューナ部11、TSデコーダ部12、データ蓄積部13、BMLブラウザ部14、番組切り替り情報フィルタ18、双方向機能フィルタ19、双方向通信部20などを制御する。
上記操作入力部16及び制御部17の動作に関して、特に本実施例の特徴部分のみを以下に説明する。
操作入力部16の番組保持ボタン161が押下された場合、制御部17は、番組切り替り情報フィルタ18及び双方向フィルタ19に対して、それぞれのフィルタに供給される情報が通過しないように動作させるフィルタオンの指示を送る。
一方、操作入力部16の番組保持解除ボタン162が押下された場合、制御部17は、番組切り替り情報フィルタ18及び双方向フィルタ19に対して、それぞれのフィルタに供給される情報が通過するように動作させるフィルタオフの指示を送る。
<データ放送番組提示画面>
図2は、上記したデータ放送受信装置で、ニュースに関するデータ放送番組コンテンツを受信、提示する際の提示画面の例を説明する図である。このデータ放送番組コンテンツを受信すると、まずメニュー画面21が視聴者に提示される。このメニュー画面21内に、「政治」「経済」「スポーツ」というニュースのジャンルを示すボタンが提示される。この各ボタンは視聴者によるリモコン操作で押下可能となっており、例えば「政治」ボタンを視聴者が選択すると、政治ニュース画面22に提示画面が変化して「政治」関連のニュースを読むことが可能になる。他の「経済」「スポーツ」の各ボタンにおいても同様である。
このようなニュースに関するデータ放送番組コンテンツを視聴者が興味を持って視聴している最中でも、時刻が経過して、他のデータ放送番組コンテンツ(例えばゲーム番組コンテンツなど)に切り替わると、従来のデータ放送受信装置では、番組コンテンツが切り替わると同時に、今まで提示していたニュース画面がゲームの画面に変化してしまっていた。
<処理の流れ>
以下に、上記課題を解決する本実施例のデータ放送受信装置の動作の流れを図3に示すフローチャートと図1の構成図とを用いて以下に説明する。
説明にあたっては、上記したニュースに関するデータ放送番組コンテンツが、BSデジタル放送の100chで午後1時から午後2時まで放送されており、このデータ放送番組コンテンツを視聴者が選局し視聴しているものとする。
視聴者のリモコン操作等によりBS100chへの選局が指示されると、チューナ部11はBS100chが含まれる周波数チャンネルに選局し、MPEG−TSを出力する(ステップS1)。
次にTSデコーダ部12は、ステップS1で出力されたMPEG−TSから、現在放送中のニュースに関するデータ放送番組コンテンツの各コンポーネントデータを取り出し、データ蓄積部13に蓄積すると共に、同時に取り出した番組情報を番組切り替り情報検出部15へ供給する(ステップS2)。
データ蓄積部13がデータ放送番組コンテンツの提示に必要なコンポーネントデータの蓄積を完了後、BMLブラウザ部15はメニュー画面21を提示する(ステップS3)。
メニュー画面21提示後、視聴者によるリモコン操作が行われた場合、その操作情報は操作入力部16を介して制御部17へ送られる。制御部17は、送られた操作情報の内容に基づき、上記で説明したようなデータ画面の遷移を実行するようにチューナ部11、TSデコーダ部12、データ蓄積部13、BMLブラウザ部14などを制御する。
次に視聴者により、番組保持ボタン161が押下されると(ステップS4)、この番組保持情報が操作入力部16を介して制御部17へ送られる。制御部17は、この番組保持情報に基づき、番組切り替り情報フィルタ18及び双方向機能フィルタ19へフィルタオンの指示を送る(ステップS5)。この際、番組切り替り情報フィルタ18に関してはフィルタオンの指示を受けたならば直ちにこのフィルタオンの設定を有効にする。双方向機能フィルタ19に関しては、この段階ではフィルタオンの指示を受けてもフィルタオンの設定を有効にせずにフィルタ内部に記憶しておくこととする。理由は後述する。
データ放送番組コンテンツの切替り時刻である午後2時になると(ステップS6)、番組切り替り情報検出部15は、番組切り替り情報を検出し、この検出した番組切り替り情報を番組切り替り情報フィルタ18及び双方向フィルタ19へ供給する。しかし、番組切り替り情報フィルタ18はステップS4においてフィルタオンに設定されているので、供給された番組切り替り情報はデータ蓄積部13及びBMLブラウザ部14へ供給されない。従って、蓄積された番組切り替り前のデータ放送番組コンテンツの各コンポーネントデータがそのまま残るので、継続してそのデータ放送番組コンテンツの提示が可能となる(ステップS7)。もちろん、視聴者はリモコン操作等により、このデータ放送番組コンテンツ内の他の画面に遷移することも可能である。
また、ステップS6において、双方向通信機能フィルタ19が番組切り替わり情報検出部15から番組切り替り情報を受信したならば、予めステップS5で設定されていたフィルタオンを有効にする。これにより、これ以後はBMLブラウザ14からの双方向通信機能に関する通信制御信号を双方向通信部へ送信しないようにする。このようにする理由を以下に述べる。
双方向通信機能を用いたサービスは、放送局側としてはこの双方向通信を用いたサービスを行なうデータ放送番組コンテンツを放送している時間帯のみデータ放送受信装置から放送局が用意しているサーバへアクセスされるものと想定している場合が多い。この場合、放送時間を過ぎた後にサーバへアクセスがあると、サーバとデータ放送受信機とにおいてアクセスデータの整合が取れなくなり、予期せぬ問題が発生する可能性が大きい。従って、ステップS6の段階(放送終了時刻)を過ぎたならば、視聴中のデータ放送番組コンテンツの各コンポーネントデータに双方向通信機能を使用する指定があっても、双方向機能フィルタによって、双方向通信部19に対する制御は行わないようにする。
番組保持解除ボタン162が押下される(ステップS8)と、この番組保持解除情報が操作入力部16を介して制御部17へ送られる。制御部17は、この番組保持解除情報に基づき、番組切り替り情報フィルタ18及び双方向機能フィルタ19へフィルタオフの指示を送る(ステップS9)。各フィルタはフィルタオフの指示を受けたならばただちにこのフィルタオフの設定を有効にする。番組切り替り情報フィルタ18は供給されていた番組切り替り情報をデータ蓄積部13及びBMLブラウザ部へ供給する。また双方向フィルタ19は、新たに供給される双方向通信制御信号を双方向通信部20へ供給するようにする。
上記各処理終了後、ステップS2に戻り、以後は上記と同様の処理を繰り返す。
以上説明した実施例によれば、視聴者が視聴中にデータ放送番組の切り替りが発生した場合でも、次の番組コンテンツに切り替えることなく、それまで視聴していたデータ放送番組コンテンツを継続して視聴させることが可能となり、かつ、その継続視聴を実現するために従来例で必要であった新たな蓄積メモリを削減することが可能となり、かつ、その継続視聴を実現する為に必要な視聴者の設定操作を簡単にすることが可能となり、更には、上記のごとく放送時刻が終了しているデータ放送番組コンテンツを継続視聴する際に、双方向通信機能を停止させることにより、放送局が想定していない時刻にデータ放送受信機から放送局のサーバへアクセスしてしまい予期せぬ問題が発生することを防ぐことが可能となる。
また、本発明は、上記したデータ放送受信装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムを含むものである。これらのプログラムは、記録媒体から読みとられてコンピュータに取り込まれてもよいし、通信ネットワークを介して伝送されてコンピュータに取り込まれてもよい。


本発明のデータ放送受信装置の一実施例の構成図である。 データ放送コンテンツ受信時の画面提示の一例である。 一実施例の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 データ放送受信装置
11 チューナ部
12 TSデコーダ部
13 データ蓄積部
14 BMLブラウザ部
15 番組切り替り情報検出部
16 操作入力部
17 制御部
18 番組切り替り情報フィルタ(第1の情報伝送制御手段)
19 双方向機能フィルタ(第2の情報伝送制御手段)
20 双方向通信部

Claims (1)

  1. 双方向通信機能を有すると共に、受信したデータ放送番組コンテンツを一旦蓄積し再生するデータ放送受信装置において、
    再生中のデータ放送番組コンテンツを、このデータ放送番組コンテンツの放送終了時刻後も継続再生するか否かのいずれかを示す情報を設定させる設定手段と、
    番組毎に設定される各放送時間内において、繰り返し放送局から送出される1つ以上のコンポーネントデータからなるデータ放送番組コンテンツと、同一放送チャンネルにおいて放送される各データ放送番組コンテンツ毎の切り替りタイミングを示す番組切り替わり情報を少なくとも有する番組情報と、を含む放送波を受信する受信手段と、
    受信した前記番組情報から前記番組切り替り情報を検出し、この検出した番組切り替り情報を出力する番組切り替り情報検出手段と、
    前記設定手段によって前記継続再生すること示す情報が設定された場合、その設定後に前記番組切り替り情報検出手段から新たに入力される前記番組切り替り情報は内部に記憶するのみとして出力しないように動作し、前記設定手段によって継続再生しないことを示す情報が設定された場合、その設定後前記番組切り替り情報検出手段から新たに入力される前記番組切り替り情報、もしくは前記設定前に前記番組切り替り情報検出手段から入力され既に記憶している前記番組切り替り情報を出力するように動作する、第1の情報伝送制御手段と、
    所定放送チャンネルへの選局の際、又は前記第1の情報伝送制御手段から前記番組切り替り情報が入力された際に、前記受信手段にて受信した前記データ放送番組コンテンツを構成する各コンポーネントデータを蓄積するデータ蓄積手段と、
    所定放送チャンネルへの選局の際、又は前記第1の情報伝送制御手段から前記番組切り替り情報が入力された際に、前記データ蓄積手段に蓄積された各コンポーネントデータを読み込んで所定の再生処理を行うと共に、前記所定の再生処理時に前記双方向通信機能を働かせる動作が発生した時は、双方向通信制御信号を生成し出力するブラウザ部と、
    前記設定手段によって前記継続再生することを示す情報が設定され、かつ、前記番組切り替り情報検出手段から前記番組切り替り情報が入力されたら、前記ブラウザ部から入力される前記双方向通信制御信号を出力しないように動作し、前記設定手段によって前記継続再生しないことを示す情報が設定されたら、前記ブラウザ部から入力される前記双方向通信制御信号を出力するように動作する、第2の情報伝送制御手段と、
    前記第2の情報伝送制御手段から前記双方向通信制御信号が入力されたら、この双方向通信制御信号に基づいて双方向通信を行なう双方向通信手段と、
    を有することを特徴とするデータ放送受信装置。





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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012213139A (ja) * 2011-03-18 2012-11-01 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 放送サービスの受信装置及びプログラム

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