JP2001196816A - 電力分配回路 - Google Patents

電力分配回路

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JP2001196816A JP2000006392A JP2000006392A JP2001196816A JP 2001196816 A JP2001196816 A JP 2001196816A JP 2000006392 A JP2000006392 A JP 2000006392A JP 2000006392 A JP2000006392 A JP 2000006392A JP 2001196816 A JP2001196816 A JP 2001196816A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路の規模をそれほど大きくすることなく希
望する任意の電力分配を行なうことが可能な電力分配回
路を提供する。 【解決手段】 電力分配比の小さい方の出力ポート側に
設けられる1/4波長整合器14の終端にスタブ15を
設け、このスタブ15の長さに基づいて電力分配比を設
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波,特にマイ
クロ波やミリ波に適用される平面回路のうちの、電力分
配回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、マイクロストリップ線路からな
る電力分配回路のパターンの一例を示したものである。
この例の電力分配回路は、入力側の主線路101と、該
主線路101から分岐した出力側の主線路102,10
3と、主線路101,102間に介在させた1/4波長
整合器104と、主線路101,103間に介在させた
1/4波長整合器105とによって構成されている。
【0003】この分配回路において、主線路101のポ
ート101aから入力された高周波電力は、分岐点10
6を経た後、任意の分配比で主線路102のポート10
2aおよび主線路103のポート103aへと出力され
る。
【0004】ここで、1/4波長整合器104,105
の特性インピーダンスは、電力分配比と整合条件とから
導かれる。すなわち、入力側(ポート101a側)の主線
路101の特性インピーダンスをZ1 、出力側(ポート
102a,103a側)の主線路102,103の特性
インピーダンスをZ2,Z3 、それぞれの出力側への電
力分配比をP2 :P3 とすると、該各出力側の1/4波
長整合器104,105の特性インピーダンスz2 ,z
3 は、それぞれ次式(1),(2)によって表される。
【数1】
【0005】上式(1),(2)により、電力分配比に
応じた1/4波長整合器104,105の特性インピー
ダンスが求められ、これによって、これらの1/4波長
整合器104,105の幅および長さが決定される。す
なわち、分配された電力のうちの小さい方が入力される
一方の出力側の1/4波長整合器104の特性インピー
ダンスは、該電力のうちの大きい方が入力される他方の
出力側の1/4波長整合器105の特性インピーダンス
よりも高くなる。したがって、1/4波長整合器104
の幅は、1/4波長整合器105の幅よりも狭くなる。
そして、電力分配比が大きいほど、1/4波長整合器1
04,105の幅の差が大きくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電力分配比がそれほど
大きくない場合には、上記従来の電力分配回路を用いて
も何ら問題は無い。しかし、電力分配比が比較的大きい
場合、従来の電力分配回路では実現が困難もしくは不可
能となる。なぜなら、電力分配比が比較的大きい場合に
は、分配された電力のうちの小さい方が入力される1/
4波長整合器104の幅が極端に細くなるためである。
【0007】通常、マイクロストリップ等の金属箔パタ
ーンは、誘電体基板に金属箔を接着した、いわゆる銅張
積層板をウエットエッチングすることによって製作され
る。しかし、エッチングにより、十分な精度もって極細
パターンを形成することはかなり困難である。
【0008】すなわち、通常のエッチングによって十分
な精度で製作できる線路の幅は、約0.1mmが限界で
ある。それ以下の幅を持つ線路を製作しようとすると、
歩留まりが悪くなったり、特殊な行程が必要になったり
するため、コストが高くなるという問題を生じる。ま
た、無理に製作したとしても、あまりに線路幅が細いた
めに、構造的に弱くなって取り扱いにくくなる。そし
て、何よりも、線路の形成精度が十分に得られなくて、
所望の分配比が得られないという問題がある。
【0009】この線路幅が極端に細くなるという問題点
を解決する方法の一つとして、図6に示すように、イン
ピーダンス変換器107,108を用いてあらかじめ主
線路101,102の特性インピーダンスを下げておく
方法が考えられる。この方法では、主線路101,10
2の特性インピーダンスを下げてその線路幅を広くする
ので、1/4波長整合器104の特性インピーダンスも
下げてその幅を広げることができる。
【0010】しかし、この方法は、主線路101,10
2の特性インピーダンスを変換するためのインピーダン
ス変換器107、108が必要であるので、回路構成が
複雑になるとともに、余計なスペースを必要とする。ま
た、主線路101、102を広げたままにした場合に
は、線路の引き回しが困難となるので、やはり余計なス
ペースが必要となる。したがって、主線路101、10
2の幅の広さには自ずと限界が生じ、結果として、実現
できる電力分配比に限界が生じる。
【0011】一方、大きな電力分配比を実現するための
容易な手段として、図7に示す結合回路200を利用す
る方法がある。この結合回路200は、主線路201に
平行に配設され、該主線路201に主線路202を電磁
結合させる役目をする。したがって、主線路201の入
力ポート201aに入力された電力は、該主線路201
に連続する主線路203の出力ポート203aに分配さ
れるとともに、上記結合回路200を介して主線路20
2の出力ポート202aに分配される。
【0012】この方法によれば、主線路201と結合回
路200とのギャップの大きさを調整することによって
出力ポート202aへの電力の分配比を調整することが
できる。しかし、基本的に、この方法では、出力ポート
202aから取り出し得る電力がわずかである。したが
って、この方法は、電力分配比がかなり大きい場合の使
用に限られる。なお、電力分配比を小さくする場合に
は、主線路201と結合回路200とのギャップを縮め
ることが必要であるが、極細線路を製作するのと同様、
極細ギャップを製作することは実際上困難である。
【0013】以上の説明から明らかなように、通常の分
配回路や結合回路を用いる従来の電力分配手段では、実
現不可能な分配比が存在することになる。しかも、上記
従来の電力分配手段は、動作させる周波数が高くなるに
つれて、さらに条件が厳しくなる。
【0014】すなわち、特に、マイクロストリップ線路
の場合は、周波数が高くなるにつれて、誘電体中を伝わ
る表面波との結合が増えるため、損失が増大する。この
表面波との結合を抑えるためには、誘電体基板の厚みを
薄くするか、該誘電体基板の比誘電率を下げなければな
らないが、大抵の場合、誘電体基板の材質があらかじめ
決められているので、周波数の高さに応じて該基板の厚
さを薄くしていくのが普通である。
【0015】マイクロストリップ線路の幅は基板の厚さ
が薄くなるほど狭くなる。したがって、高い周波数で動
作させようとするほど薄い基板を選択して、線路幅を狭
くしなければならない。しかし、主線路の幅が狭くなれ
ば、その分、実現できる電力分配比が制限されることに
なる。
【0016】すなわち、例えば、主線路の特性インピー
ダンスを50Ωとし、誘電体基板の比誘電率を2.2、
厚みを0.25mmとしたとき、特性インピーダンス5
0Ωの線路幅は0.77mmである。これは、製作可能
な最少線路幅を0.1mmとした場合に、線路の特性イ
ンピーダンスを105Ω以上にすることができないこと
を意味している。それゆえ、この条件のもとで、通常の
分配回路で実現できる電力分配比を前記(1),(2)
式から求めると、8:1の電力分配比までしか実現でき
ないことになる。
【0017】本発明の課題は、このような状況に鑑み、
回路の規模をそれほど大きくすることなく希望する任意
の電力分配を行なうことが可能な電力分配回路を提供す
ることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る電力分
配回路は、電力分配比の小さい方の出力ポート側に設け
られる1/4波長整合器の終端にスタブを設け、このス
タブの長さに基づいて前記分配比を設定するように構成
されている。第2の発明に係る電力分配回路は、第1の
発明において、前記スタブの長さを1/4波長を基準と
して設定している。第3の発明に係る電力分配回路は、
第1または第2の発明において、通常の電力分配回路お
よび結合回路を利用した電力分配回路を併用することに
よって平面アレーアンテナの給電回路を構成している。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の好適な実施の形態を説明する。なお、以下の説明にお
ける「波長」は、自由空間での伝播波長ではなく、マイ
クロストリップ線路における伝播波長である。そして、
このマイクロストリップ線路における伝播波長は、一般
的に自由空間における伝播波長よりも短くなる傾向を示
す。
【0020】図1は、本発明に係る電力分配回路の実施
形態を示している。この電力分配回路は、マイクロスト
リップ線路からなり、入力側の主線路11と、該主線路
11から分岐した出力側の主線路12,13と、この主
線路11,12間に介在させた1/4波長整合器14
と、該1/4波長整合器14の終端部位(1/4波長整
合器14と主線路12の境目部位)に設けたスタブ15
とによって構成されている。
【0021】この分配回路において、主線路11のポー
ト11aから入力された電力は、分岐点を経て主線路1
2のポート12aおよび主線路13のポート13aへと
出力される。なお、この実施形態では、ポート12a側
に流入する電力がポート13a側に流入する電力よりも
小さいものとする。
【0022】1/4波長整合器14は、主線路11,1
2および13に比してできるだけ幅を狭くした線路によ
って構成されている。そして、分配比の大きな電力が入
力される主線路13には、実用上1/4波長整合器が不
要であるので、この1/4波長整合器を設けていない。
また、スタブ15は、1/4波長整合器14および主線
路12に対してほぼ直角に設けてある。
【0023】ここで、スタブ15の長さLを1/4波長
に設定した場合について考察する。1/4波長整合器1
4を幅の狭い線路で形成した場合、スタブ15の接合点
から該スタブ15側を見たインピーダンスは、ほぼゼロ
(短絡)であるとみなすことができ、したがって、電力
の出力ポート2側への移動はほとんどない。一方、上記
分岐点からスタブ15側を見たインピーダンスは、ほぼ
無限大(開放)であるとみなすことができるので、スタ
ブ15が出力ポート3側に及ぼす影響はわずかである。
【0024】それゆえ、スタブ15の長さLを1/4波
長に設定した場合、この電力分配回路は、ポート11a
に入力された電力のほとんどをポート13a側に出力す
るように作用する。つまり、あたかも分配機能が存在し
ないように振る舞う。ここで、スタブ15の長さを1/
4波長から故意にずらすと、ポート12側にも電力が出
力されるようになる。そして、スタブ15の長さを1/
4波長から大きくずらすほど電力配比を小さくすること
ができ、逆に、スタブ15の長さを1/4波長に近づけ
るほど電力分配比を大きくすることができる。
【0025】図2は、分配すべき高周波電力の周波数が
20GHzの場合の本電力分配回路の作用を示したグラ
フである。このグラフにおいて、符号S11は入力ポー
ト11aにおける反射特性を示し、また、符号S21お
よびS31は、それぞれスタブ15の長さLを変化させ
た場合のポート12aおよび13aの出力電力の変化特
性を示している。なお、これらの特性は、モーメント法
による計算によって得たものである。
【0026】この図2から明らかなように、スタブ15
の長さLが2.9mmのときには、ポート12aからほ
とんど電力が出力されない。換言すれば、ポート13a
に入力電力のほとんどが供給される。そして、スタブ1
5の長さLを2.9mmよりも短くなるように、または
長くなるように変化させていくと、徐々にポート12a
からの出力電力が増大するとともに、ポート13aから
の出力電力が減少していく。
【0027】このとき、スタブ15の長さ調整に伴うポ
ート11aでの反射特性の劣化は、実用上、問題を生じ
ることがない程度に少ないが、反射特性をさらに良くし
たい場合には、主線路13側にも1/4波長整合器を設
けて、その幅および長さを調整すればよい。これによ
り、スタブ15の長さLを適切に選ぶことによって、比
較的大きい電力分配比のほとんどすべてを実現できる。
また、1/4波長整合器14の幅は、分配比の変化に対
してほとんど調整する必要はなく、十分な精度が得られ
る範囲で細くしておけば良い。
【0028】上記実施形態に係る電力分配回路は、図2
に示すように、電力分配比がかなり大きい場合に、スタ
ブの長さLの変化に対する電力分配比の変化の度合いが
大きくなる。これを嫌う場合には、前述の結合回路を用
いた分配回路を適用して、上記電力分配比の変化の度合
いを緩やかにすればよい。
【0029】上記のように、この実施形態に係る電力分
配回路によれば、スタブLの長さを変化させることによ
って任意の電力分配比を得ることができる。なお、ポー
ト12aおよび13aは、ポート11aに対して直角な
方向に設ける必要はなく、配置スペース等の状況に応じ
て自由にその方向を選択することができる。また、ポー
ト12a側の1/4波長整合器14およびスタブ15
は、直線的に形成する必要はなく、急激でなければ途中
で曲げてもよい。更に、電力の分割数は2である必要は
なく、スペースの許す限り増やすことが可能である。
【0030】図3は、本電力分配回路をマイクロストリ
ップアレーアンテナに適用した例を示したものである。
周知のように、アレーアンテナは、各アンテナ素子の励
振振幅を変えることによって、様々な指向性を得ること
ができる。そして、このアレーアンテナの各アンテナ素
子に所望の励振振幅の電力を与えるためには、電力分配
回路によってすべての分配比が実現できなければならな
い。
【0031】そこで、図3に示す例では、本電力分配回
路に図5に示した前記通常の分配回路および図7に示し
た前記結合回路を用いる分配回路を併用して、あらゆる
分配比を実現し、その分配比に基づく様々な励振振幅の
電力をマイクロストリップパッチアンテナ20の4つの
アンテナ素子20a〜20dにそれぞれ供給している。
【0032】もちろん、この例では、小さな電力分配比
を得るために上記通常の分配回路が適用され、また、大
きな電力分配比を得るために上記結合回路による分配回
路が用いられている。そして、通常の分配回路および結
合回路による分配回路では実現の困難な電力分配比を得
るために本発明に係る電力分配回路が用いられている。
【0033】ところで、図3に示した実施の形態では、
本発明による電力分配回路を上記アレーアンテナ20の
一部のアンテナ素子20c,20dへの給電に適用して
いるが、図4に例示するように、本発明の分配回路をア
ンテナ20の全てのアンテナ素子20a〜20dへの給
電に適用することも可能である。
【0034】図4においては、図1に示した構成の電力
分配回路を3つ使用して、アンテナ素子20a〜20d
に電力を分配している。すなわち、主線路11−1,1
1−2および11−3がそれぞれ図1の主線路11に対
応するとともに、主線路12−1,12−2および12
−3がそれぞれ図1の主線路12に対応し、主線路13
−1,13−2および13−3がそれぞれ図1の主線路
13に対応している。また、1/4波長整合器14−
1,14−2および14−3が、それぞれ図1の1/4
波長整合器14に対応し、スタブ15−1,15−2お
よび15−3がそれぞれ図1のスタブ15に対応してい
る。そして、主線路12−1、主線路13−2、主線路
13−3および主線路12−3を介してアンテナ素子2
0a,20b,20cおよび20dにそれぞれ分配電力
を供給している。
【0035】なお、本発明による電力分配回路は、実用
上においては何ら問題を生じる虞はないものの、電力分
配比を小さく設定したときに入力側から見た反射特性が
若干劣化するとともに、電力分配比をかなり大きく設定
したときにスタブの長さに対する電力分配比の変化が敏
感になる傾向を示す。したがって、図3に例示したよう
に、必要に応じて、通常の分配回路および結合回路を用
いる分配回路を併用することによって、動作の安定性を
より向上することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、従来から使用されてい
る電力分配回路では実現が困難な比較的大きな電力分配
比をスタブの長さの調整という非常に簡易な手段によっ
て容易に実現することができる。したがって、実際の回
路における電力分割比の調整が楽になるとともに、回路
設計の容易化および迅速化を図ることができる。そし
て、アレーアンテナの給電回路に適用した場合には、あ
らゆる分配比を省スペースの回路で実現することがで
き、しかも、アッテネータ等の振幅調整素子を用いるこ
となく、指向性の実現が難しいビーム成形アンテナ等を
容易かつ低コストで実現することができる。さらに、分
配比に応じて、通常の分配回路や結合回路による分配回
路を併用することにより、更なる動作の安定化と設計の
自由度の向上を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電力分配回路の実施形態を示す平
面図。
【図2】スタブの長さに対する分配電力の変化特性およ
び反射特性を例示したグラフ。
【図3】本発明に係る電力分配回路に従来の電力分配回
路を組み合わせた構成のアレーアンテナ用給電回路の一
例を示す平面図。
【図4】本発明に係る電力分配回路のみによって構成さ
れたアレーアンテナ用給電回路の一例を示す平面図。
【図5】従来の電力分配回路の一例を示す平面図。
【図6】インピーダンス変換器を併用した従来の電力分
配回路を示す平面図。
【図7】結合回路を用いた従来の電力分配回路を示す平
面図。
【符号の説明】
11,12,13 主線路 11a 入力ポート 12a,13a 出力ポート 14 1/4波長整合器 15 スタブ 20 アレーアンテナ 20a〜20d アンテナ素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される高周波電力を複数の出力ポー
    トに分配する電力分配回路であって、 電力分配比の小さい方の出力ポート側に設けられる1/
    4波長整合器の終端にスタブを設け、このスタブの長さ
    に基づいて前記分配比を設定するように構成したことを
    特徴とする電力分配回路。
  2. 【請求項2】 前記スタブの長さが、1/4波長を基準
    として設定されることを特徴とする請求項1に記載の電
    力分配回路
  3. 【請求項3】 通常の電力分配回路および結合回路を利
    用した電力分配回路を併用して、平面アレーアンテナの
    給電回路を構成したことを特徴とする請求項1または2
    に記載の電力分配回路。
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