JP2001195902A - 管球およびその製造方法 - Google Patents

管球およびその製造方法

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JP2001195902A
JP2001195902A JP2000299774A JP2000299774A JP2001195902A JP 2001195902 A JP2001195902 A JP 2001195902A JP 2000299774 A JP2000299774 A JP 2000299774A JP 2000299774 A JP2000299774 A JP 2000299774A JP 2001195902 A JP2001195902 A JP 2001195902A
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terminal
case
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bulb
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Tetsuo Matsuba
徹夫 松葉
Yoshinori Kakuno
吉典 覚野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易にかつ確実に点灯回路とシェルとを接続
し、また点灯回路とシェルとの接続工程の自動化を可能
とし、さらに低コストで生産効率の高い管球およびその
製造方法を提供する。 【解決手段】 端部に、シェル9を有する口金部7が設
けられたケース2と、このケース2内に収納され、かつ
プリント基板12上に回路部品13が実装された点灯回
路5とを備え、シェル9と点灯回路5とがリード線を介
さずに接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管球およびその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の管球、例えば電球形蛍光ランプ
は、図16に示すように、グローブ1とケース37とか
らなる外囲器内に、蛍光管4と、この蛍光管4を点灯さ
せるための点灯回路38とが収納されている。
【0003】ケース37の一端部には、アイレット39
とシェル40とを有する口金41が螺合されている。
【0004】点灯回路38は、電力を供給するための2
本のリード線42,43を有している。一方のリード線
42は、アイレット39に設けられた貫通孔44から導
出され、アイレット39の外面に半田付けによって電気
的に接続されている。
【0005】他方のリード線43は、ケース37外へ導
出され、シェル40の外面に半田付けによって電気的に
接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の管球では、点灯回路38と口金41とをリー
ド線42,43によって接続するので、つまり一方のリ
ード線42をまっすぐにしてアイレット39の貫通孔4
4に通し、また他方のリード線43を折り曲げてケース
37外へ導出させた後、半田付け等を行うため各々のリ
ード線42,43をアイレット39またはシェル40の
外面に接触させ、不要部を切り取らなければならないの
で、手作業に頼らなければならず、このため生産性が低
くなり、またコスト高になるという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、容易にかつ確実に点灯回路とシェル
とを接続し、また点灯回路とシェルとの接続工程の自動
化を可能とし、さらに低コストで生産効率の高い管球お
よびその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の管球は、端部
に、シェルを有する口金部が設けられたケースと、前記
ケース内に収納され、かつプリント基板上に回路部品が
実装された点灯回路とを備え、前記シェルと前記点灯回
路とがリード線を介さずに接続されている構成を有して
いる。
【0009】また、本発明の管球の製造方法は、端部
に、シェルを有する口金部が設けられたケースと、前記
ケース内に収納され、かつプリント基板上に回路部品お
よび端子が実装された点灯回路とを備え、前記シェルと
前記端子とが接続されている管球の製造方法であって、
前記点灯回路を前記ケース内へ収納したと同時に、前記
端子を前記シェルに接続する方法を用いている。
【0010】これらの管球およびその製造方法により、
リード線およびリード線の半田付けが不要で、容易にか
つ確実にシェルと点灯回路とを接続することができ、ま
た手作業に頼ることなく点灯回路とシェルとの接続工程
を自動化することができ、さらに半田付け工程を省略で
きるため生産効率を向上させることができるとともに、
半田付け工程に必要な設備の管理費、および例えばリー
ド線や半田等の材料費の削減ができるので低コスト化を
図ることができる。また、半田を使用しないので、環境
に配慮することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0012】本発明の第1の実施の形態である定格電力
13Wの電球形蛍光ランプは、全長120mm、最大外
径60mmであり、図1に示すように、透光性のグロー
ブ1と樹脂製のケース2とで形成される外囲器内に、外
径が11mmである3本のU字状管3がブリッジ接合さ
れて1つの放電路を形成している蛍光管4と、この蛍光
管4を点灯させるための点灯回路5と、蛍光管4の一端
部を保持し、かつ蛍光管4とは反対側に点灯回路5を保
持したホルダ6とが収納されている。
【0013】ケース2の一端部には、照明器具のソケッ
ト(図示せず)に挿入される口金部7が形成されてい
る。この口金部7は、ソケットと電気的に接触するアイ
レット8とシェル9とを有する。また、口金部7の先端
部には、アイレット8が嵌合されるアイレット受け部1
0が設けられている。
【0014】このアイレット受け部10の内面には、後
述するアイレット8の係止部17が係止される4つの被
係止部11(図1中には、2つのみ示す)が設けられて
いる。
【0015】蛍光管4の両端部には、電極(図示せず)
が設けられている。また、蛍光管4の内部には、水銀と
希ガスとがそれぞれ所定量封入されている。
【0016】点灯回路5は、T字状のプリント基板12
上に回路部品13が実装されたものである。このプリン
ト基板12は、T字の脚部を上にしてケース2内でケー
ス2の中心軸Xに対して平行に配置されている。
【0017】また、プリント基板12には、図2にも示
すように、2つの端子14とアイレット8とが実装され
ている。
【0018】なお、図2中、プリント基板12上の回路
部品は省略している。
【0019】端子14は、L字状をした厚さ0.1mm
〜0.5mmの銅合金板からなる。
【0020】この端子14の端部は、図3に示すよう
に、口金部7の樹脂部分を切り取ったくぼみとシェル9
との間に形成された隙間15に挿入され、かつこの隙間
15内でシェル9の内面に電気的に接触している。ただ
し、ここで言う「電気的に接触している」とは、「電気
的に接続する」ための一つの手段である。
【0021】シェル9と端子14とは、確実に電気的に
接触させるため、レーザー溶接、または導電性接着剤や
導電性ペースト等によって互いに接続されていることが
好ましい。
【0022】また、この端子14の端部には、図2に示
すように、コの字状に切り欠いた切り起こし部16が形
成されている。また、この切り起こし部16は、内方向
に折り曲げられており、板ばねの作用を有する。図3に
示すように、ばね性を有する切り起こし部16をケース
2の内面に圧接させることにより、端子14はシェル9
側に押されてシェル9と確実に電気的に接触させること
ができる。
【0023】なお、切り起こし部16のばね性を利用せ
ずに、端子14をシェル9側に押してシェル9と確実に
電気的に接触させるため、端子14全体にばね性をもた
せることも考えられるが、この場合では、プリント基板
12と端子14との接続部に負荷がかかって疲労し、端
子14がプリント基板12から外れるおそれがある。
【0024】一方、端子14の端部に切り起こし部16
を形成したものにおいては、前述の負荷は端子14の一
部分である切り起こし部16にかかることになり、プリ
ント基板12と端子14との接続部にかかる負荷を軽減
することができるので、プリント基板12と端子14と
の接続部の疲労を抑制することができ、端子14がプリ
ント基板12から外れるのを防止することができる。
【0025】なお、図3では、一方の端子14について
示したが、他方の端子14についても同じ構成を有す
る。
【0026】アイレット8は、図2に示すように、厚さ
0.3mm〜1mmの板材を凹状にプレス成形したもの
からなる。
【0027】また、アイレット8の頭部、つまりケース
2外に露出する部分は、緩やかに膨出する凸状になって
いる。これにより、アイレット8と照明器具のソケット
(図示せず)との電気的接触を確実に行うことができ
る。
【0028】アイレット8の側面には、側面の一部をコ
の字状に切り起こした4つの係止部17(図2中には、
2つのみを示す)が設けられている。この係止部17
は、アイレット8に対して外方向に少し折り曲げられて
いる。アイレット8がアイレット受け部10に嵌合され
て、この係止部17がアイレット受け部10の被係止部
11に係止されることにより、口金部7を照明器具のソ
ケット(図示せず)に取り付けた際、アイレット8が点
灯回路5とともにケース2内へ押されてアイレット受け
部10から外れるのを防止することができ、アイレット
8とソケット(図示せず)との接触不良が起こるのを防
止することができる。
【0029】次に、このような電球形蛍光ランプの製造
方法について説明する。
【0030】まず、通常どおりの方法によって蛍光管4
がホルダ6に接着剤(図示せず)によって取り付けられ
る。
【0031】蛍光管4が取り付けられ保持されたホルダ
6に、アイレット8、回路部品13および端子14が実
装された点灯回路5が、ホルダ6に対して垂直に取り付
けられる。
【0032】その後、ケース2内に点灯回路5が収納さ
れる。このとき、アイレット8はアイレット受け部10
に内側から挿入されて嵌合されるとともに、端子14の
端部、すなわち切り起こし部16はくぼみとシェル9と
の間に形成された隙間15内に挿入され、シェル9と端
子14とが電気的に接続される。
【0033】アイレット8をアイレット受け部10に嵌
合しようとする時、アイレット8の係止部17は、弾力
性を有するのでアイレット8の内方向に曲がり、被係止
部11のところでアイレット8の外方向に、つまり元に
戻って被係止部11に係止される。
【0034】最後にグローブ1がケース2およびホルダ
6に接着剤(図示せず)によって固定される。このよう
にして電球形蛍光ランプが製造される。
【0035】本実施形態によれば、リード線およびリー
ド線の半田付けが不要で、容易にかつ確実に点灯回路5
とシェル9とを接続することができ、また手作業に頼る
ことなく点灯回路5とシェル9との接続工程を自動化す
ることができる。また、半田付け工程を省略できるため
生産効率を向上させることができる。また、半田付け工
程に必要な設備の管理費、および例えばリード線や半田
等の材料費の削減ができるので低コスト化を図ることが
できる。さらに半田を使用しないので、環境に配慮する
ことができる。
【0036】なお、上記第1の実施の形態では、切り起
こし部16が内方向に折り曲げられている場合について
説明したが、切り起こし部16が外方向に折り曲げら
れ、かつシェル9の内面に圧接している場合でも上記と
同様の効果を得ることができる。
【0037】また、上記第1の実施の形態では、T字状
のプリント基板12がT字の脚部を上にしてケース2内
でケース2の中心軸Xに対して平行に配置されている場
合について説明したが、図4に示すように、例えばほぼ
円板状のプリント基板12aがケース2内でケース2の
中心軸Xに対して垂直に配置されている場合でも上記と
同様の効果を得ることができる。ただし、図4に示した
一例において、アイレット39は従来と同じ構造である
円板状のものを用いた。
【0038】次に、本発明の第2の実施の形態である定
格電力13Wの電球形蛍光ランプは、図5に示すよう
に、コの字状をした厚さ0.1mm〜0.5mmの銅合
金からなる端子18がプリント基板12上に2つ実装さ
れ、この端子18がケース19に設けられた切欠部20
を通ってシェル9の内面に電気的に接触している点を除
いて本発明の第1の実施の形態である定格電力13Wの
電球形蛍光ランプと同じ構成を有している。
【0039】なお、図5中、19aはケース19の口金
部、21は点灯回路をそれぞれ示す。
【0040】端子18の端部は、図6に示すように、シ
ェル9と電気的に接触する部分が凸状になっている。こ
れにより、シェル9と端子18との電気的接触を確実に
行うことができる。
【0041】また、端子18の端部はばね性を有してい
る。これにより、端子18をシェル9の内面に圧接させ
ることができ、シェル9と端子18との電気的接触をよ
り確実に行うことができる。
【0042】なお、図6では、一方の端子18について
示したが、他方の端子18についても同じ構成を有して
いる。
【0043】また、端子18の端部は、図7に示すよう
に、2つに分割されており、それぞれがシェル(図示せ
ず)と電気的に接触する。これにより、シェル9と端子
18との電気的な接点数を増加させることができるの
で、シェル9と端子18とをより一層確実に電気的に接
触させることができるために、シェル9と端子18とを
接続するという点において信頼性を向上させることがで
きる。
【0044】端子18間には、プリント基板12と端子
18との接続点にかかる負荷を軽減するために、板状の
連結部18aが設けられている。
【0045】なお、図7中、プリント基板12上の回路
部品は省略している。
【0046】切欠部20は、口金部19aのアイレット
8と反対側端部の樹脂部分の一部が切り取られて形成さ
れたものである。
【0047】本実施形態によれば、上記第1の実施の形
態である定格電力13Wの電球形蛍光ランプと同様に、
リード線およびリード線の半田付けが不要で、容易にか
つ確実にシェル9と点灯回路21とを接続することがで
き、また手作業に頼ることなくシェル9と点灯回路21
との接続工程を自動化することができる。また、半田付
け工程を省略できるため生産効率を向上させることがで
きる。また、半田付け工程に必要な設備の管理費、およ
び例えばリード線や半田等の材料費が削減できるので低
コスト化を図ることができる。さらに、半田を使用しな
いので、環境に配慮することができる。
【0048】次に、本発明の第3の実施の形態である定
格電力13Wの電球形蛍光ランプは、図8および図9に
示すように、2つの挟み込み端子22がプリント基板1
2上に実装され、かつシェル23の一部がケース24を
貫通してケース24内に延在し、このケース24内に延
在したシェル23の一部が挟み込み端子22によって挟
み込まれている点を除いて本発明の第1の実施の形態で
ある定格電力13Wの電球形蛍光ランプと同じ構成を有
している。
【0049】なお、図8および図9中、25は点灯回路
を示す。また、図9では、一方の端子22について示し
たが、他方の端子22についても同じ構成を有してい
る。
【0050】図10に、アイレット8と2つの挟み込み
端子22とがプリント基板12上に実装されている点灯
回路25の図を示す。ただし、プリント基板12上の回
路部品は省略している。
【0051】本実施形態によれば、上記第1および第2
の実施の形態である定格電力13Wの電球形蛍光ランプ
と同様に、リード線およびリード線の半田付けが不要
で、容易にかつ確実にシェル23と点灯回路25とを接
続することができ、また手作業に頼ることなくシェル2
3と点灯回路25との接続工程を自動化することができ
る。また、半田付け工程を省略できるため生産効率を向
上させることができる。また、半田付け工程に必要な設
備の管理費、および例えばリード線や半田等の材料費の
削減ができるので低コスト化を図ることができる。さら
に、半田を使用しないので、環境に配慮することができ
る。
【0052】次に、本発明の第4の実施の形態である定
格電力13Wの電球形蛍光ランプは、図11および図1
2に示すように、端部が湾曲した2つの端子26がプリ
ント基板12上のアイレット8側端部に実装され、この
端子26がケース27に設けられた貫通孔28を通って
シェル9の内面に電気的に接触している点を除いて本発
明の第1の実施の形態である定格電力13Wの電球形蛍
光ランプと同じ構成を有している。
【0053】なお、図11および図12中、29はケー
ス27の口金部を、30は点灯回路をそれぞれ示す。
【0054】端子26の湾曲した端部は、その端部が有
するばね性によってシェル9の内面と口金部29の樹脂
部分とに圧接している。これにより、シェル9と端子2
6との電気的接触を確実に行うことができるとともに、
プリント基板12と端子26との接続点にかかる負荷を
軽減することができる。
【0055】貫通孔28は、口金部29のアイレット8
側端部の樹脂部分の一部が切り取られて形成されたもの
である。
【0056】図13に、アイレット8と2つの端子26
とがプリント基板12上に実装されている点灯回路30
の図を示す。ただし、図13中、プリント基板12上の
回路部品は省略している。
【0057】本実施形態によれば、上記各実施の形態で
ある定格電力13Wの電球形蛍光ランプと同様に、リー
ド線およびリード線の半田付けが不要で、容易にかつ確
実にシェル9と点灯回路30とを接続することができ、
また手作業に頼ることなくシェル9と点灯回路30との
接続工程を自動化することができる。また、半田付け工
程を省略できるため生産効率を向上させることができ
る。また、半田付け工程に必要な設備の管理費、および
例えばリード線や半田等の材料費の削減ができるので低
コスト化を図ることができる。さらに、半田を使用しな
いので、環境に配慮することができる。
【0058】また、端子26の端部が湾曲していること
により、シェル9と端子26との接触面積を増加させる
ことができるので、シェル9と端子26との電気的接触
をより確実に行うことができる。
【0059】さらに、図示はしていないが、端子26の
端部を図7に示す端子18のように2つに分割すること
により、シェル9と端子26との電気的な接触をより確
実に行うことができる。
【0060】次に、本発明の第5の実施の形態である定
格電力13Wの電球形蛍光ランプは、図14に示すよう
に、端子31の先端部に、切り起こし部16の代わりに
内側に折り曲げられた折曲部32が形成されている点を
除いて本発明の第1の実施の形態である定格電力13W
の電球形蛍光ランプと同じ構成を有している。
【0061】なお、図14中、33は点灯回路を示し、
またプリント基板12上の回路部品は省略している。
【0062】折曲部32は、図示はしていないが、図3
と同様にケース2とシェル9との間に形成された隙間1
5に挿入され、かつケース2の内面に圧接して電気的に
接触する。また、折曲部32は、ばね性を有しているの
で、シェル9と端子31との電気的接触を確実に行うこ
とができるとともに、プリント基板12と端子31との
接続点にかかる負荷を軽減することができる。
【0063】なお、折曲部32は、外側に折り曲げら
れ、シェル9ではなくケース2の内面に圧接して電気的
に接触していてもよい。
【0064】本実施形態によれば、上記各実施の形態で
ある定格電力13Wの電球形蛍光ランプと同様に、リー
ド線およびリード線の半田付けが不要で、容易にかつ確
実にシェル9と点灯回路33とを接続することができ、
また手作業に頼ることなくシェル9と点灯回路33の接
続工程を自動化することができる。また、半田付け工程
を省略できるため生産効率を向上させることができる。
また、半田付け工程に必要な設備の管理費、および例え
ばリード線や半田等の材料費の削減ができるので低コス
ト化を図ることができる。さらに、半田を使用しないの
で、環境に配慮することができる。
【0065】次に、本発明の第6の実施の形態である定
格電力13Wの電球形蛍光ランプは、図15に示すよう
に、端子34の端部に、断面が凸状でかつ外方向に0.
5mm程度膨出させた膨出部35が形成されている点を
除いて本発明の第1の実施の形態である定格電力13W
の電球形蛍光ランプと同じ構成を有している。
【0066】なお、図15中、36は点灯回路を示し、
またプリント基板12上の回路部品は省略している。
【0067】膨出部35は、図示はしていないが、図3
と同様にケース2とシェル9との間に形成された隙間1
5に挿入され、かつシェル9の内面に圧接して電気的に
接触する。
【0068】なお、膨出部35は、内方向に膨出し、シ
ェル9ではなくケース2の内面に圧接して電気的に接触
していてもよい。
【0069】本実施形態によれば、上記各実施の形態で
ある定格電力13Wの電球形蛍光ランプと同様に、リー
ド線およびリード線の半田付けが不要で、容易にかつ確
実にシェル9と点灯回路36とを接続することができ、
また手作業に頼ることなくシェル9と点灯回路36との
接続工程を自動化することができる。また、半田付け工
程を省略できるため生産効率を向上させることができ
る。また、半田付け工程に必要な設備の管理費、および
例えばリード線や半田等の材料費の削減ができるので低
コスト化を図ることができる。さらに、半田を使用しな
いので、環境に配慮することができる。
【0070】なお、上記実施の形態では、2つの端子1
4,18,22,26,31,34がプリント基板12
上に実装されている場合について説明した。端子14,
18,26,31,34は、少なくとも1つプリント基
板12上に実装されていれば、シェル9,23との電気
的接続の点において信頼性を得ることができるが、その
信頼性をより向上させるために、2つ以上プリント基板
12に実装されていることが好ましい。
【0071】また、上記第2ないし第6の実施の形態に
おいて、図4に示した第1の実施の形態の場合と同様に
プリント基板12aがケース19,24,27の中心軸
に対して垂直に配置されていても上記と同様の効果を得
ることができる。
【0072】さらに、上記実施の形態では、電球形蛍光
ランプの場合について説明したが、これに限らず一般の
白熱電球、反射形電球、高圧放電ランプ等についても適
用することができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、リード
線およびリード線の半田付けが不要で、容易にかつ確実
にシェルと点灯回路とを接続することができ、また手作
業に頼ることなく点灯回路とシェルとの接続工程を自動
化することができ、さらに低コストで生産効率を向上さ
せることができ、かつ環境に配慮した管球およびその製
造方法を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である電球形蛍光ラ
ンプの一部切欠正面図
【図2】同じく電球形蛍光ランプに用いられる点灯回路
の要部拡大斜視図
【図3】同じく電球形蛍光ランプの要部拡大断面を示す
【図4】同じく電球形蛍光ランプの変形例を示す一部切
欠正面図
【図5】本発明の第2の実施の形態である電球形蛍光ラ
ンプの一部切欠正面図
【図6】同じく電球形蛍光ランプの要部拡大断面を示す
【図7】同じく電球形蛍光ランプに用いられる点灯回路
の要部拡大斜視図
【図8】本発明の第3の実施の形態である電球形蛍光ラ
ンプの一部切欠正面図
【図9】同じく電球形蛍光ランプの要部拡大断面を示す
【図10】同じく電球形蛍光ランプに用いられる点灯回
路の要部拡大斜視図
【図11】本発明の第4の実施の形態である電球形蛍光
ランプの一部切欠正面図
【図12】同じく電球形蛍光ランプの要部拡大断面を示
す図
【図13】同じく電球形蛍光ランプに用いる点灯回路の
要部拡大斜視図
【図14】本発明の第5の実施の形態である電球形蛍光
ランプに用いられる点灯回路の要部拡大斜視図
【図15】本発明の第6の実施の形態である電球形蛍光
ランプに用いられる点灯回路の要部拡大斜視図
【図16】従来の電球形蛍光ランプの正面断面図
【符号の説明】
1 グローブ 2,19,24,27 ケース 3 U字状管 4 蛍光管 5,21,25,30,33,36 点灯回路 6 ホルダ 7,19a,29 口金部 8,39 アイレット 9,23 シェル 10 アイレット受け部 11 被係止部 12,12a プリント基板 13 回路部品 14,18,22,26,31,34 端子 15 隙間 16 切り起こし部 17 係止部 18a 連結部 20 切欠部 28 貫通孔 32 折曲部 35 膨出部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に、シェルを有する口金部が設けら
    れたケースと、前記ケース内に収納され、かつプリント
    基板上に回路部品が実装された点灯回路とを備え、前記
    シェルと前記点灯回路とがリード線を介さずに接続され
    ていることを特徴とする管球。
  2. 【請求項2】 前記プリント基板上に実装され、かつ前
    記シェルと接続されている端子を備えていることを特徴
    とする請求項1記載の管球。
  3. 【請求項3】 前記端子の端部が、前記ケースと前記シ
    ェルとの間に形成された隙間に挿入されていることを特
    徴とする請求項2記載の管球。
  4. 【請求項4】 前記端子の端部には切り起こし部が形成
    されており、前記切り起こし部が前記ケースまたは前記
    シェルに圧接していることを特徴とする請求項3記載の
    管球。
  5. 【請求項5】 前記端子の先端部には折曲部が形成され
    ており、前記折曲部が前記ケースまたは前記シェルに圧
    接していることを特徴とする請求項3記載の管球。
  6. 【請求項6】 前記端子の端部には断面が凸状の膨出部
    が形成されており、前記膨出部が前記ケースまたは前記
    シェルに圧接していることを特徴とする請求項3記載の
    管球。
  7. 【請求項7】 前記端子の端部が、前記ケースに設けら
    れた切欠部または貫通孔を通って前記シェルと接続され
    ていることを特徴とする請求項2記載の管球。
  8. 【請求項8】 前記端子が挟み込み端子からなるととも
    に、前記シェルの一部がケース内へ延在し、前記ケース
    内へ延在した前記シェルの一部が前記端子に挟み込まれ
    ていることを特徴とする請求項2記載の管球。
  9. 【請求項9】 端部に、シェルを有する口金部が設けら
    れたケースと、前記ケース内に収納され、かつプリント
    基板上に回路部品および端子が実装された点灯回路とを
    備え、前記シェルと前記端子とが接続されている管球の
    製造方法であって、前記点灯回路を前記ケース内へ収納
    したと同時に、前記端子を前記シェルに接続することを
    特徴とする管球の製造方法。
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