JP2001195823A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2001195823A
JP2001195823A JP2000005507A JP2000005507A JP2001195823A JP 2001195823 A JP2001195823 A JP 2001195823A JP 2000005507 A JP2000005507 A JP 2000005507A JP 2000005507 A JP2000005507 A JP 2000005507A JP 2001195823 A JP2001195823 A JP 2001195823A
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control unit
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JP2000005507A
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Yasuhiro Yoshioka
康裕 吉岡
Kazuhiko Kono
和彦 甲野
Shuji Morita
周司 森田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクからのデータ再生をバッファメモ
リを用いることで間欠的に行う装置において、データ再
生の休止中においても、スピンドルモータの回転数検出
を常時行うので、無駄な電力を消費していた。 【解決手段】 回転数間欠検出処理部116をシステム
制御部112に設け、休止モード時のフリーラン状態で
は、回転数検出回路113の動作と停止を繰り返し行う
間欠駆動を行い、再生動作時には、従来通り回転数を監
視する処理を行い、停止時には、回転数検出回路の動作
そのものを停止する。これにより、休止モード時に、待
機速度を保つ時以外のフリーラン状態で回転数検出回路
113の消費電力を削減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクト
ディスク)、MD(ミニディスク)等の光ディスク装置
に関し、特に携帯型の装置に有用な消費電力を削減する
光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、CDに代表される光ディスクはオ
ーディオ信号の記録媒体として急速に普及しており、ラ
ンダムアクセス、ディジタル信号処理による高音質化、
そして長年の使用による音質劣化がないことが大きな特
徴である。特にMDは、再生専用の光ディスクであるC
Dとは異なり、ユーザが気軽に記録・再生が可能である
という特徴から若者層を中心に幅広く市場で受け入れら
れつつあり、しかもCDに比べディスク径が約半分のサ
イズという手軽さから、携帯型の再生装置が最近急激に
普及してきた。
【0003】このような、携帯型の再生装置の開発に際
して、重要なポイントになるのが省電力化の取り組みで
ある。携帯型の再生装置の主な電力源は電池であるた
め、電池から得られる限られた電力で如何に長時間の再
生動作を実現できるかが課題となり、そのために装置の
省電力化が必要となっている。
【0004】従来のCDやMDの携帯型再生装置におけ
る省電力化の技術として、回路の集積化による回路規模
の縮小、回路の動作電圧の低電圧化等の技術が開発さ
れ、再生動作の長時間化が実現されてきた。
【0005】さらにMDの場合、CDの約半分のディス
ク径の光ディスクにCDと同等な時間のオーディオ信号
を記録するため、圧縮技術によりオーディオ信号を約5
分の1に圧縮して記録している。
【0006】この特徴を利用して、MDのシステムで
は、光ディスクから再生したデータを一時メモリに蓄積
し、蓄積したデータを伸張してオーディオ信号を再生す
る。
【0007】メモリに十分なデータが蓄積されている
間、新たに光ディスクからデータを再生する必要がな
く、光ディスクからデータを再生する回路を停止するこ
とができる。また、メモリに蓄積されているデータが少
なくなれば、光ディスクから新たにデータを再生してメ
モリに蓄積すれば良い。
【0008】このようなデータ再生動作の停止・再開を
繰り返し行う間欠駆動再生技術により、再生回路の冗長
な動作による消費電力を削減することができ、光ディス
ク装置の省電力化に大きく貢献している。
【0009】以下に係る技術による従来の光ディスク装
置について図面を用いて説明する。
【0010】図9は、消費電力を削減する間欠駆動再生
技術を備えた従来の光ディスク装置としてのMDプレー
ヤの概略構成を示したブロック図である。
【0011】光ピックアップ302は対物レンズによっ
てレーザー光を集光して光ディスク301から信号を読
み出す。RF部303は、光ピックアップ302により
読み出された信号に対して信号処理を行い、光ピックア
ップ302の位置制御を行うための位置誤差信号である
フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号をピッ
クアップ(PU)サーボ部310に出力し、さらに圧縮
されたオーディオ信号等の主情報を伝送するEFM(8
−14変調)信号と光ディスク301上の位置情報を伝
送するADIP(アドレス)信号を信号処理部304に
出力する。
【0012】フォーカスエラー信号は、レーザー光の合
焦点と光ディスク301の記録面との位置誤差を示した
信号であり、トラッキングエラー信号は光ディスク30
1の記録面上におけるレーザー光の合焦点と記録トラッ
クとの位置誤差を示した信号である。
【0013】PUサーボ部310は、フォーカスエラー
信号を基に対物レンズを光ディスク301の記録面に対
して垂直に位置制御してレーザー光の合焦点を光ディス
ク面上に結び、さらにトラッキングエラー信号を基に対
物レンズを光ディスク301の記録トラックに対して垂
直に位置制御し、レーザー光の合焦点を記録トラックに
追従させる。
【0014】信号処理部304は、入力されたEFM信
号とADIP信号に対してディジタル信号処理を行い、
圧縮されたオーディオデータとアドレス情報を再生し出
力する。圧縮されたオーディオデータはメモリ処理部3
05を介してRAM(ランダム・アクセス・メモリ)3
06に一時蓄積される。
【0015】その後、蓄積された圧縮オーディオデータ
は、伸張部307の要求に応じて再びメモリ処理部30
5を介して読み出され、伸張部307内で圧縮を解かれ
て元のディジタル形式のオーディオ信号となる。圧縮を
解かれたディジタル形式のオーディオ信号は、DAC
(ディジタル・アナログ・コンバータ)308でアナロ
グ形式のオーディオ信号に変換される。
【0016】スピンドルモータ309は、後述するスピ
ンドル制御部311の制御に従って光ディスク301を
回転させる。スピンドルモータ309の回転数は、回転
数検出部313が検出し、FG信号として出力する。ス
ピンドル制御部311は、システム制御部312からの
回転目標値と、回転数検出部313からのFG信号とに
基づきスピンドルモータ309の回転制御を行う。
【0017】システム制御部312は、メモリ処理部3
05を介して取得するRAM306におけるメモリ残量
と回転数検出部313より出力されるFG信号を監視し
て、メモリ残量とFG信号に応じた制御信号をRF部3
03、信号処理部304、PUサーボ部310およびス
ピンドル制御部311に出力する。
【0018】RF部303、信号処理部304、PUサ
ーボ部310に対して出力される制御信号は、再生制御
部停止指令SLPであり、再生制御部停止指令SLPが
論理Lの場合、光ディスク301から光ピックアップ3
02が信号を読み取れるようにPUサーボ部310が制
御を行い、読み取った信号はRF部303、信号処理部
304、メモリ処理部305を介してRAM306にデ
ータが書き込まれ、再生動作が行われる。一方、再生制
御部停止指令SLPが論理Hの場合、RF部303、信
号処理部304、PUサーボ部310の動作は停止し、
光ディスク301から信号の読み取りは行われない。
【0019】また、システム制御部312からスピンド
ル制御部311に対して出力される制御信号は、スピン
ドルモータ309の回転目標値とスピンドル制御部停止
指令SPSLPであり、スピンドル制御部停止命令SP
SLPが論理Lの場合、スピンドル制御部311により
スピンドルモータ309は回転目標値で回転するように
制御される。一方、スピンドル制御部停止指令SPSL
Pが論理Hの場合、スピンドル制御部311の動作は停
止状態となり、スピンドルモータ309への駆動電流の
供給は停止される。このため、光ディスク301は慣性
によって回転することになり、スピンドルモータ309
の軸損や風損等により回転数は次第に減少していく。こ
こでは、この状態をフリーランと呼ぶ。
【0020】ここで間欠駆動再生技術の核心となるメモ
リ処理部305とシステム制御部312の詳細な動作に
ついて説明する。
【0021】信号処理部304から出力されるオーディ
オデータは、約5分の1に圧縮されている。そのため伸
張部307に出力する圧縮オーディオデータの転送レー
トは、信号処理部304から入力される圧縮オーディオ
データの転送レートの約5分の1で良い、また、RAM
306の容量は有限であるので、信号処理部304から
連続的に圧縮オーディオデータが入力されると、圧縮オ
ーディオデータが伸張部307へ出力する以上に信号処
理部304から入力されるため、RAM306は入力さ
れる圧縮オーディオデータを蓄積できなくなる。ここで
は、この状態をオーバーフローと呼ぶ。
【0022】逆に、信号処理部304から圧縮オーディ
オデータが全く入力されない期間が続くと、RAM30
6に蓄積されている圧縮オーディオデータが減少し、伸
張部307に途切れなく出力しなければならない圧縮オ
ーディオデータが不足してしまう。ここでは、この状態
をアンダーフローと呼ぶ。
【0023】RAM306がオーバーフローあるいはア
ンダーフローの状態になった場合、正しく圧縮オーディ
オデータが伸張部307に伝送されず、その結果オーデ
ィオ信号のとぎれや停止に至ってしまう。
【0024】そのため、システム制御部312におい
て、メモリ処理部305を介してRAM306のメモリ
残量を監視し、メモリ残量が所定の閾値TL以下になっ
た時点で、再生動作の準備を行い、再生制御部停止指令
SLPを論理Lに設定し、光ディスク301からのデー
タ読み出しを開始する。また、メモリ残量が閾値TLよ
りも大きな値を有する所定の閾値THを超えた時点で、
システム制御部312は再生制御部停止指令SLPを論
理Hに設定し、光ディスク301からのデータ読み出し
を停止する。
【0025】このような処理によりシステム制御部31
2は、メモリ残量がアンダーフローあるいはオーバーフ
ローしないように常に閾値TLとTHの間に維持するよ
うに制御する。
【0026】図10は従来の技術による光ディスク装置
における、間欠駆動再生動作のタイミングチャートであ
る。
【0027】縦軸は時間軸とし、(a)はRAM306
におけるメモリ残量REM、(b)はシステム制御部3
12からRF部303、信号処理部304およびPUサ
ーボ部310に出力される再生制御部停止指令SLP、
(c)はスピンドル制御部311に出力されるスピンド
ル制御部停止指令SPSLP、(d)はスピンドルモー
タ309の回転数を示したFG信号(FG)、(e)は
システム制御部312から回転数検出部313に出力さ
れる回転数検出停止指令FGSLPの各々の時間的推移
を表したものである。ここで、回転数検出停止指令FG
SLPは、常時、論理L(ON)であり、回転数検出部
313は常時動作するものとする。
【0028】図10において、光ディスク301からデ
ータ読み出し動作をしている区間Aでは、システム制御
部312はRF部303、信号処理部304、PUサー
ボ部310に対して再生制御部停止指令SLPを論理L
に、スピンドル制御部311に対して回転目標値を光デ
ィスク301からのデータ再生が可能な再生速度に、ス
ピンドル制御部停止指令SPSLPを論理Lに設定す
る。
【0029】これにより、スピンドルモータ309は所
定の再生速度で回転し、光ディスク301から光ピック
アップ302が信号を読み取れるようにPUサーボ部3
10が制御を行い、読み取った信号はRF部303、信
号処理部304、メモリ処理部305を介してRAM3
06にデータ書き込みされるので、メモリ残量REMは
増加していく。
【0030】区間Aにおいて、システム制御部312は
メモリ残量REMが閾値THを超えたと判断した時、再
生制御部停止指令SLPとスピンドル制御部停止指令S
PSLPを共に論理Hに設定する。
【0031】これにより、続く区間E、CおよびDでは
光ディスク301からのデータ読み出しを停止するた
め、メモリ残量REMは伸張部307への圧縮オーディ
オデータ出力に従って減少していく。
【0032】区間Eでは、スピンドル制御部311から
駆動電流を供給されなくなったスピンドルモータ309
はフリーランとなり、徐々に回転数が減少していく。
【0033】システム制御部312は回転数検出部31
3から出力されてくるFG信号を監視し、スピンドルモ
ータ309が所定の待機速度以下になったことをFG信
号から判断した時、スピンドル制御部停止指令SPSL
Pを論理Lに設定し、スピンドル制御部311に対して
待機速度でスピンドルモータ309を回転するように回
転目標値を設定する。
【0034】これにより、続く区間Cでは、スピンドル
制御部311によりスピンドルモータ309は待機速度
で回転し続ける。
【0035】区間Cにおいて、システム制御部312は
メモリ残量REMを監視し、メモリ残量REMが閾値T
Lを下回った場合、スピンドル制御部311に対してス
ピンドルモータ309が再生速度で回転するように回転
目標を設定する。
【0036】すなわち、区間Dは光ディスク301から
のデータ読み出し準備として、スピンドルモータ309
を再生速度へと加速する区間である。
【0037】区間Dにおいて、システム制御部312
は、光ディスク301からデータ読み出しが可能となる
再生速度にスピンドルモータ309が到達したことをF
G信号から判断すると、再生制御部停止指令SLPを論
理Lに設定し、光ディスク301からデータの読み出し
を再開して、得られた圧縮オーディオデータをRAM3
06へ蓄積していく。この動作によりメモリ残量REM
は再び増加に転じる。
【0038】以上のように、光ディスク301からデー
タを再生しない区間E、CおよびDにおいて、RF部3
03、信号処理部304、PUサーボ部310の動作を
停止し、さらにスピンドルモータ309の回転数が待機
速度まで低下する区間Eにおいて、スピンドルモータ3
09への電流供給を停止するとともにスピンドル制御部
311の動作を停止するので、冗長な再生動作を休止す
ることができ、光ディスク装置の省電力化を実現するこ
とができる。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術による光デ
ィスク装置では、間欠駆動再生動作において、光ディス
ク301からのデータの再生を停止している区間E、C
およびDでは、RF部303、信号処理部304、PU
サーボ部310の動作が停止して省電力状態となる。
【0040】また、スピンドルモータ309がフリーラ
ンする区間Eにおいて、スピンドル制御部311の動作
は停止し、さらに待機速度で回転する区間Cにおいて、
スピンドル制御部311がスピンドルモータ309に供
給する駆動電流は、再生速度で回転している場合の駆動
電流よりも少なくなるため、ある程度の電力削減を達成
している。
【0041】しかし、携帯型の光ディスク装置としては
未だ十分な省電力が図られているとは言い難い。
【0042】すなわち、従来の技術ではスピンドルモー
タ309がフリーランする区間Eにおいて、回転数検出
部313は常時動作しているが、通常フリーラン中にモ
ータの回転数は徐々に低下するため、システム制御部3
12において、必ずしも区間E全域でFG信号を監視す
る必要はなく、回転数検出部313で冗長な電力消費が
発生していた。
【0043】本発明は、このような問題点を解決するも
のであり、従来の技術による光ディスク装置よりも消費
電力を低減し、携帯型の装置において連続再生動作時間
を延長することができる光ディスク装置を提供すること
を目的とする。
【0044】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の光ディスク装置は、光ディスクに記録された
データを再生して一時蓄積し、一時蓄積したデータを読
み出して用いる装置であって、再生されたデータを一時
蓄積するバッファメモリと、バッファメモリにおけるデ
ータの蓄積量であるメモリ残量を監視するメモリ残量監
視手段と、光ディスクを回転させるモータの回転数を検
出し回転数信号を出力する回転数検出手段と、回転数信
号に応じてモータを制御するモータ制御手段と、メモリ
残量が所定の第1の閾値よりも少なくなった時、光ディ
スクから新たにデータを再生してバッファメモリに蓄積
する再生開始制御処理と、メモリ残量が第1の閾値より
大きい第2の閾値を超えた時、光ディスクから再生を停
止するとともに、モータ制御手段および回転数検出手段
を停止する再生停止制御処理と、再生停止制御処理の開
始後、回転数検出手段を所定期間停止し、その後に所定
期間動作させる処理を繰り返し、かつモータの回転数が
所定の値に到達した時点でモータ制御手段の動作を再開
する回転数間欠検出処理とを行うシステム制御手段とを
備えたものである。
【0045】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態による光ディ
スク装置は、光ディスクからのデータ再生を停止した時
点で、スピンドルモータの制御を停止してフリーラン状
態にする。この時、スピンドルモータの回転数検出回路
の停止と動作を繰り返す回転数間欠検出処理を行い、動
作中にスピンドル回転数が所定の回転数に到達したらス
ピンドルモータの制御を再開するものである。
【0046】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0047】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による光ディスク装置としてのMDプレーヤの概
略構成を示したブロック図である。
【0048】図1に示す通り本実施の形態における光デ
ィスク装置は、光ピックアップ102、RF部103、
信号処理部104、メモリ処理部105、RAM10
6、伸張部107、DAC(ディジタル・アナログ・コ
ンバータ)108、スピンドルモータ109、PUサー
ボ部110、スピンドル制御回路111、回転数間欠検
出処理部116を有するシステム制御部112、回転数
検出回路113、駆動電流制御回路114、および回転
数検出回路113と駆動電流制御回路114を有するド
ライバIC115を備えており、光ディスク101に記
録されたデータを再生して利用するものである。
【0049】光ディスク101、光ピックアップ10
2、RF部103、信号処理部104、メモリ処理部1
05、RAM106、伸張部107、DAC108およ
びPUサーボ部110については、従来の技術による光
ディスク装置と同様であり、その説明は省略する。
【0050】図1において、スピンドルモータ109
は、センサレス方式のブラシレスDCモータとし、ドラ
イバIC115は、駆動電流制御回路114と回転数検
出回路113とを備えている。センサレス方式のブラシ
レスDCモータおよびドライバICについては、例えば
特開平3−7089号公報に記載されているので、詳細
な説明は省略する。
【0051】スピンドル制御回路111は、スピンドル
モータ109の回転を制御するため、駆動電流制御回路
114に駆動信号を出力し、駆動電流制御回路114
は、スピンドルモータ109へ駆動電流を供給する。
【0052】回転数検出回路113は、スピンドルモー
タ109のコイルに生じる逆起電力からスピンドルモー
タ109の回転数を検出してFG信号として出力する。
【0053】また、システム制御部112から出力され
るスピンドル制御部停止指令SPSLPが論理Hの場
合、スピンドル制御回路111と駆動電流制御回路11
4は動作を停止して省電力状態になり、駆動電流を供給
されないスピンドルモータ109はフリーランになる。
スピンドル制御部停止指令SPSLPが論理Lの場合、
スピンドル制御回路111と駆動電流制御回路114
は、FG信号を基に、スピンドルモータ109をシステ
ム制御部112から得られる回転目標値で回転するよう
に制御する。
【0054】システム制御部112は、図9における従
来技術のシステム制御部312と、基本部分としては同
様の制御を行うが、本実施の形態では、システム制御部
112に回転数間欠検出処理部116を設け、回転数検
出回路113の動作を制御するための回転数検出回路停
止指令FGSLPを出力するものであり、回転数検出回
路停止指令FGSLPが論理Hの場合、回転数検出回路
113は動作を停止して省電力状態になり、回転数検出
回路停止指定FGSLPが論理Lの場合、回転数検出回
路113は回転数の検出動作を行いFG信号を出力す
る。
【0055】本実施の形態について、スピンドルモータ
109の制御を除いた動作は、従来の技術と同様のもの
となるので説明を省略し、スピンドルモータ109の制
御についてのみ、図2を用いて説明する。
【0056】図2は、本実施の形態による光ディスク装
置における、省電力化のための動作を示すタイミングチ
ャートである。
【0057】図2において、横軸は時間軸とし、(a)
はRAM106におけるメモリ残量REM、(b)はシ
ステム制御部112からRF部103、信号処理部10
4およびPUサーボ部110に出力される再生制御部停
止指令SLP、(c)はスピンドル制御回路111と駆
動電流制御回路114に出力されるスピンドル制御部停
止指令SPSLP、(d)はスピンドルモータ109の
回転数を示したFG信号、(e)はシステム制御部11
2から回転数検出回路113に出力される回転数検出回
路停止指令FGSLPの各々の時間的推移を表したもの
である。
【0058】光ディスク101からデータ読み出し動作
をしている区間Aにおいて、スピンドルモータ109を
再生速度で回転させるため、システム制御部112は、
回転目標値を再生速度に、スピンドル制御部停止指令S
PSLPを論理Lに設定する。これによりスピンドルモ
ータ109は再生速度で回転する。区間Aにおいて、シ
ステム制御部112は、メモリ残量REMが閾値THを
超えたと判断した時、再生制御部停止指令SLPとスピ
ンドル制御部停止指令SPSLPと回転数検出回路停止
指令FGSLPを論理Hに設定する。
【0059】続く区間Bでは、再生制御部停止指令SL
Pが論理Hとなったため、RF部103、信号処理部1
04およびPUサーボ部110の動作が停止する。ま
た、スピンドル制御部停止指令SPSLPが論理Hとな
ったため、スピンドル制御回路111と駆動電流制御回
路114の動作が停止する。これにより、スピンドルモ
ータ109はフリーラン状態となり回転数は徐々に低下
する。
【0060】また、回転数検出回路停止指令FGSLP
を回転数間欠検出処理部116を用いて論理Hと論理L
とを繰り返して間欠的に動作させることにより、回転数
検出回路113の動作を論理Hの時に停止させ、論理L
の時に動作させ、動作中のみFG信号からスピンドルモ
ータ109の回転数を検出する。
【0061】間欠動作中、上記FGSLPが論理L(O
N)状態で、スピンドルモータ109の回転数が待機速
度に到達したとき、間欠動作を停止し、回転数検出回路
停止指令FGSLPを論理Lに設定する。このとき、同
時にスピンドル制御部停止指令SPSLPも論理Lに
し、所定の待機速度を保つようにスピンドルモータを制
御する。このようにして、フリーラン中のスピンドル回
転数をFG信号に基づいて間欠的に監視する。
【0062】フリーラン中のスピンドルモータ回転数は
徐々に低下するので、必ずしも常時回転数を監視する必
要はなく、通常は上記のように間欠的に監視するだけで
十分である。これによりフリーラン中(図2中の区間
B)の回転数検出回路113を間欠的に停止し、消費電
力を削減することができる。
【0063】特に、センサレス方式のブラシレスDCモ
ータの場合、ドライバIC内の複数相のモータコイル両
端電圧検出回路と、それらの位相比較からFG信号を検
出する回路、およびFG周波数あるいは周期を測定する
回路の動作を停止することができ、効果的である。
【0064】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よる光ディスク装置としてのMDプレーヤの概略構成
は、図1に示したブロック図と同様である。
【0065】図3は、本実施の形態におけるMDプレー
ヤの省電力化のためのフリーラン中の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【0066】図3は、フリーラン中の回転数間欠検出処
理部116の動作を示しており、回転数検出回路停止指
令FGSLPの論理H状態、すなわち、回転数検出回路
113の停止期間を所定の時定数に基づいて制御する様
子を示している。
【0067】図3において、フリーラン期間に突入した
直後が回転数検出回路停止指令FGSLPを論理Hにす
る時間が最も長く、以下、所定の時定数に基づいて、回
転数検出回路停止指令FGSLPを論理Hにする時間を
短くし、スピンドルモータの回転数監視処理の停止期間
を減らしていく。待機速度に到達した時点で、瞬時に再
生制御部停止指令SLPと回転数検出回路停止指令FG
SLPを論理Lに固定する。
【0068】図3の(1)は、回転数検出回路停止指令
FGSLPの論理H状態、すなわち、回転数検出回路1
13の停止期間を関数1/(ka)n、(ここで、kは
正の実数、aは正の実数、nはFGSLPのOFF回
数)に従って短くした様子を示している。(2)は、上
記停止期間を関数1/(na)に従って短くした様子を
示している。(3)は、上記停止期間をnを変数とした
所定の関数F(n)に従って短くした様子を示してい
る。(4)は、上記停止期間の初めの停止期間だけを長
くし、その後、所定の時定数に基づいて、上記停止期間
を短くした様子を示している。
【0069】初めの数回までは、上記停止期間を長く
し、その後、図3の(1)〜(3)に従い上記停止期間
を短くする処理を行っても同様の効果が得られる。
【0070】省電力化のためには、回転数検出回路停止
指令FGSLPの論理Hの期間が長ければ長いほど回転
数検出回路113を停止できるため効果的である。しか
し、長すぎると回転数検出回路停止指令FGSLPの論
理Hの間に回転数が待機速度を下回るか、あるいは極端
な場合はモータが停止してしまう恐れがある。この場
合、再び回転数を待機速度まで戻すため、モータに電流
が流れ、無駄な電力を消費してしまう。あるいは、不要
な振動や騒音を発生するという恐れも生じる。
【0071】以上のことを踏まえ、フリーラン直後は、
回転数検出回路停止指令FGSLPの論理H期間を長く
し、所定の時定数に基づいて徐々に回転数検出回路停止
指令FGSLPの論理H期間を短くすることで省電力効
果を高めると同時に、待機速度付近での回転数をモニタ
する周期の頻度を高め、モータの回転数が下がりすぎる
ことを防止することができる。
【0072】なお、回転数間欠検出処理部116は、シ
ステム制御部112の一機能として、ソフトウェアによ
り実現可能であるので、上記のように多様な制御は、困
難なく実現できる。
【0073】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
よる光ディスク装置としてのMDプレーヤの概略構成
は、図1に示したブロック図と同様である。
【0074】図4は、本実施の形態におけるMDプレー
ヤの省電力化のためのフリーラン中の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【0075】図4は、フリーラン中の回転数間欠検出処
理部116の動作を示しており、回転数検出回路停止指
令FGSLPの論理L状態、すなわち、回転数検出回路
113の動作期間を所定の時定数に基づいて制御する様
子を示している。
【0076】フリーラン動作に突入し、回転数検出回路
停止指令FGSLPの論理Hを所定時間設定後、初めて
回転数検出回路停止指令FGSLPを論理Lに設定する
ときは、回転数が検出できる最短時間を設定し、以下、
回転数検出回路停止指令FGSLPの論理L期間を徐々
に長くしていく。待機速度に到達した時点で、瞬時に再
生制御部停止指令SLPを論理Lに固定し、回転数間欠
検出処理部116の間欠動作を停止し、回転数検出回路
停止指令FGSLPを論理Lに固定する。
【0077】図4の(1)は、回転数検出回路停止指令
FGSLPの論理L状態、すなわち、回転数検出回路1
13の動作周期を関数(kb)n、(ただし、kは正の
実数、bは正の実数、nはFGSLPのOFF回数)に
基づいて長くした様子を示している。(2)は、上記動
作期間を関数nbに基づいて長くした様子を示してい
る。(3)は、上記動作期間をnを変数とした所定の関
数G(n)に基づいて、上記動作期間を長くした様子を
示している。(4)は、初めの数回目までは上記動作期
間を短くし(図中のb)、その後、所定の時定数に基づ
いて上記動作期間を長くした様子を示している。
【0078】省電力化のためには、回転数検出回路停止
指令FGSLPの論理Lの期間が短ければ短いほど、回
転数検出回路113を停止できるため、効果的である。
【0079】しかし、回転数検出には、少なくともFG
信号を一周期は監視する必要がある。モータの1回転当
たりのFGがm発(mは正の整数)出力されるとすれ
ば、1/m回転する時間を動作期間として確保しなけれ
ばならない。フリーラン動作中、回転数が遅くなるにつ
れてFGの周期が長くなるため、回転数を検出する時間
も徐々に長くする必要がある。
【0080】以上のようなことを踏まえ、回転数検出に
必要な回転数検出回路停止指令FGSLPの論理Lの期
間をフリーラン開始直後は短く設定し、その後、所定の
時定数に基づいて長くすることで、省電力効果をさらに
高めることができる。
【0081】(実施の形態4)本発明の実施の形態4に
よる光ディスク装置としてのMDプレーヤの概略構成
は、図1に示したブロック図と同様である。
【0082】図5は、本実施の形態におけるMDプレー
ヤの省電力化のためのフリーラン中の動作を示す図であ
る。
【0083】図5(1)は、フリーラン中の回転数間欠
検出処理部116の動作(タイミングチャート)を示し
ている。回転数検出回路停止指令FGSLPの論理Hの
期間、すなわち、回転数検出回路113の停止期間を、
まずフリーランに入る瞬間の再生速度の回転数a0(F
G値)に応じて、停止期間T0を設定する。次に、停止
期間T0終了後の動作周期期間に回転数検出回路113
より回転数a1を検出し、これに応じて停止期間T1を
設定する。以下同様に、回転数an(nは正の整数)の
時の停止期間をTnに設定する。
【0084】このとき、回転数anと停止期間Tnの関
係は、図5(2)に示すように、予め定められたテーブ
ルに基づいて設定しても良いし、図5(3)に示すよう
に、回転数と停止期間の関係を所定の関数t(a)で求
めても良い。
【0085】実施の形態2では、所定の時定数で停止期
間を短くしており、フリーラン中の回転数低下をある時
定数と仮定している。しかし、これはモータの製造ばら
つき、経時変化、周囲温度などで変動するため、本実施
の形態では、フリーラン中の回転数低下の実測結果に基
づいて停止期間を求めるので、各種変動の影響を受け
ず、より安定に省電力効果を高めることができる。
【0086】(実施の形態5)本発明の実施の形態5に
よる光ディスク装置としてのMDプレーヤの概略構成
は、図1に示したブロック図と同様である。
【0087】図6は、本実施の形態におけるMDプレー
ヤの省電力化のためのフリーラン中の動作を示す図であ
る。
【0088】図6(1)は、フリーラン中の回転数間欠
検出処理部116の動作(タイミングチャート)を示し
ている。回転数検出回路停止指令FGSLPの論理Lの
期間、すなわち、回転数検出回路113の動作期間を、
まずフリーランに入る瞬間の再生速度の回転数a0(F
G値)に応じて、動作期間D0を設定する。このときの
動作期間D0は、回転数が監視できる最短の期間、すな
わち、FG信号の1周期もしくはそれに近い期間に設定
する。次に、動作期間D0中に回転数検出回路113よ
り回転数a1を検出し、そのときの回転数a1に応じて
D1の動作期間を設定する。以下同様に、回転数an
(nは正の整数)のときの動作期間をDnに設定する。
【0089】このとき、回転数anと動作期間Dnの関
係は、図6(2)に示すように、予め定められたテーブ
ルに基づいて設定しても良いし、図6(3)に示すよう
に、回転数と動作期間の関係を所定の関数d(a)で求
めてもよい。
【0090】以上のような処理を繰り返し、回転数が待
機速度になった時点で、図2の区間Cと同様にスピンド
ル制御部停止指令SPSLPをONにし、同時に回転数
検出回路停止指令FGSLPをONに固定する。このよ
うに、フリーラン開始時の動作期間を短くし、待機速度
に近くなるにつれて、待機速度で瞬時に区間Cの動作を
行うようにすることで省電力化が可能となる。
【0091】実施の形態3では、所定の時定数で動作期
間を長くしており、フリーラン中の回転数低下をある時
定数と仮定している。しかし、これはモータの製造バラ
ツキ、経時変化、周囲温度などで変動するため、本実施
の形態では、フリーラン中の回転数低下の実測結果に基
づいて動作期間を求めるので、各種変動の影響を受け
ず、より安定に省電力効果を高めることができる。
【0092】(実施の形態6)図7は、本発明の実施の
形態6による光ディスク装置としてのMDプレーヤの構
成を示すブロック図である。
【0093】図7は、図1に示したものに記憶学習部9
17を設けたもので、その他の構成要件については、図
1と同様であるため説明を省略する。本実施の形態によ
る光ディスク装置は、この記憶学習部917を設けるこ
とにより、フリーラン時間を学習し、回転数検出回路9
13の停止期間を最適化できるため、無駄な消費電力を
削減できる。
【0094】図8は、本実施の形態による光ディスク装
置の省電力化のためのフリーラン中の動作を示すタイミ
ングチャートであり、同図(1)は学習前の状態、
(2)は学習後の状態を示している。
【0095】図8(1)では、先の実施の形態と同様に
回転数検出回路913を間欠的に動作させる様子を示し
ている。この時、フリーラン開始から、待機速度に到達
するまでの期間TTを記憶学習部917へ記憶する。
【0096】図8(2)では、記憶学習部917で記憶
した期間TTを回転数間欠検出処理部916へ読み出
し、期間TTもしくは期間TTに係数K(Kは、0<K
<1の実数)を乗算したK×TTの期間だけフリーラン
開始と同時に回転数検出回路停止指令FGSLPを論理
Hに設定し、回転数検出回路913を停止する。その
後、先の実施の形態と同様に回転数検出回路913を間
欠的に動作させる。このように停止期間(TTもしくは
K×TT)を設定することで、フリーラン中のほとんど
の期間で回転数検出回路913を停止することができ、
さらに省電力効果を高めることができる。
【0097】なお、図8(2)では、期間TTもしくは
K×TTを学習前の状態から設定しているが、この時の
期間TTは、所定回数分を記憶した平均値でもよい。ま
た、所定回数分の内の最小値でも良い。
【0098】また、CLV(constant linear velocit
y)方式を用いた場合は、ディスクの内外周でモータの
回転数が異なるため、フリーラン開始時の再生速度とフ
リーラン終了時の再生速度を記憶学習部917へ入力
し、回転数毎に期間TTを記憶し、フリーラン開始時の
再生速度に合わせて、停止期間を設定しても良い。
【0099】また、停止期間だけでなく、動作期間を学
習することで、同様に無駄な消費電力を削減できること
は、言うまでもない。
【0100】近年、半導体プロセスの微細化等の進歩に
より、ディジタル系回路の消費電力は大幅に低減されて
いるが、本発明のようなアナログ系回路の電力削減は、
従来の技術においては十分ではなく、これらの回路の動
作停止による省電力化は大きな効果があり、光ディスク
装置の更なる省電力化による再生時間の長時間化を実現
することができる。
【0101】なお、上記各実施の形態では、光ディスク
装置として、MDプレーヤを例に取り説明したが、バッ
ファメモリを用い、再生と停止とを間欠的に行うもので
あればこの限りではない。
【0102】また、上記各実施の形態による光ディスク
装置にいおいて、スピンドルモータとしてセンサレス方
式のブラシレスDCモータを用いたが、それ以外のモー
タを使用しても同様の効果が得られる。
【0103】また、上記各実施の形態による光ディスク
装置において、スピンドルモータの制御方式として、F
G信号を用いたCAV(角速度一定)制御で説明を行っ
たが、光ディスクから再生される位相情報を用いたCL
V(線速度一定)制御であっても同様の効果が得られ
る。
【0104】また、実施の形態2で示した回転数検出回
路の動作の停止期間を可変にする方法と、実施の形態3
で示した動作期間を可変にする方法とを組み合わせ、回
転数検出回路の停止期間と動作期間とを各々時定数に基
づいて、間欠的に動作させることで、省電力化が図れる
ことは言うまでもない。
【0105】また、実施の形態5と実施の形態6に示し
たものを組み合わせ、回転数に応じて回転数検出回路の
停止期間と動作期間の両方を設定しても、省電力化が図
れることは言うまでもない。
【0106】また、実施の形態2で示したように時定数
に基づき停止期間を設定し、実施の形態6で示したよう
に回転数に応じて動作期間を設定してもよく、実施の形
態3で示したように時定数に基づき動作期間を設定し、
実施の形態5で示したように回転数に応じて停止期間を
設定しても良い。
【0107】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光ディス
クからのデータ再生を停止したフリーラン中の回転数検
出回路の動作を間欠的に行うことで、回転数検出回路を
停止させる期間が設けられるため、回路の消費電力を削
減することができ、光ディスク装置の更なる省電力化に
よる再生時間の長時間化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1〜5による光ディスク装
置の構成を示すブロック図
【図2】同光ディスク装置の制御動作を示すタイミング
チャート
【図3】本発明の実施の形態2による光ディスク装置の
フリーラン中の制御動作を示すタイミングチャート
【図4】同実施の形態3による光ディスク装置のフリー
ラン中の制御動作を示すタイミングチャート
【図5】同実施の形態4による光ディスク装置のフリー
ラン中の制御動作を示すタイミングチャート
【図6】同実施の形態5による光ディスク装置のフリー
ラン中の制御動作を示すタイミングチャート
【図7】本発明の実施の形態6による光ディスク装置の
構成を示すブロック図
【図8】同光ディスク装置のフリーラン中の制御動作を
示すタイミングチャート
【図9】従来の光ディスク装置の構成を示すブロック図
【図10】同光ディスク装置のフリーラン中の制御動作
を示すタイミングチャート
【符号の説明】
101 光ディスク 102 光ピックアップ 103 RF部 104 信号処理部 105 メモリ処理部 106 RAM 107 伸張部 108 DAC 109 スピンドルモータ 110 PUサーボ部 111 スピンドル制御回路 112 システム制御部 113 回転数検出回路 114 駆動電流制御回路 115 ドライバIC 116 回転数間欠検出処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 周司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB05 BC04 CC06 DE12 FG10 GK08 GK12 HL02 5D090 AA01 BB04 BB10 CC04 DD03 FF41 HH03 5D109 KA04 KD08 KD46

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに記録されたデータを再生し
    て一時蓄積し、前記一時蓄積したデータを読み出して用
    いる装置であって、 前記再生されたデータを一時蓄積するバッファメモリ
    と、 前記バッファメモリにおけるデータの蓄積量であるメモ
    リ残量を監視するメモリ残量監視手段と、 前記光ディスクを回転させるモータの回転数を検出し回
    転数信号を出力する回転数検出手段と、 前記回転数信号に応じて前記モータを制御するモータ制
    御手段と、 前記メモリ残量が所定の第1の閾値よりも少なくなった
    時、前記光ディスクから新たにデータを再生して前記バ
    ッファメモリに蓄積する再生開始制御処理と、前記メモ
    リ残量が前記第1の閾値より大きい第2の閾値を超えた
    時、前記光ディスクから再生を停止するとともに、前記
    モータ制御手段および前記回転数検出手段を停止する再
    生停止制御処理と、前記再生停止制御処理の開始後、前
    記回転数検出手段を所定期間停止し、その後に所定期間
    動作させる処理を繰り返し、かつモータの回転数が所定
    の値に到達した時点で前記モータ制御手段の動作を再開
    する回転数間欠検出処理とを行うシステム制御手段とを
    備えた光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 回転数間欠検出処理は、所定の時定数に
    基づいて停止する期間を制御することを特徴とする請求
    項1記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 回転数間欠検出処理は、所定の時定数に
    基づいて動作する期間を制御することを特徴とする請求
    項1記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 回転数間欠検出処理は、所定の時定数に
    基づいて停止する期間と動作する期間の少なくとも一方
    を制御することを特徴とする請求項1記載の光ディスク
    装置。
  5. 【請求項5】 回転数間欠検出処理は、回転数信号に応
    じて停止する期間を制御することを特徴とする請求項1
    記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 回転数間欠検出処理は、回転数信号に応
    じて動作する期間を制御することを特徴とする請求項1
    記載の光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 回転数間欠検出処理は、回転数信号に応
    じて停止する期間と動作する期間の両方、もしくは少な
    くとも一方を制御することを特徴とする請求項1記載の
    光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 回転数間欠検出処理は、再生停止制御処
    理後のモータの回転数の低下状態を学習することによ
    り、停止または動作する期間を制御する学習手段を備え
    ることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
JP2000005507A 2000-01-14 2000-01-14 光ディスク装置 Pending JP2001195823A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009266287A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Kenwood Corp データ読み出し装置及びこれを用いた音楽再生装置、データ読み出し方法、並びに、プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009266287A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Kenwood Corp データ読み出し装置及びこれを用いた音楽再生装置、データ読み出し方法、並びに、プログラム

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