JP2001195738A - 磁気転写方法 - Google Patents

磁気転写方法

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JP2001195738A
JP2001195738A JP2000008004A JP2000008004A JP2001195738A JP 2001195738 A JP2001195738 A JP 2001195738A JP 2000008004 A JP2000008004 A JP 2000008004A JP 2000008004 A JP2000008004 A JP 2000008004A JP 2001195738 A JP2001195738 A JP 2001195738A
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magnetic
slave medium
medium
master carrier
center core
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Shoichi Nishikawa
正一 西川
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報信号を担持してなるマスター担体を磁気
記録媒体に対面させてそのマスター担体の担持する情報
信号を磁気記録媒体に転写記録するにあたり、センター
コア周辺のスレーブ媒体の磁界の乱れに起因したスレー
ブ媒体内周部での信号品位の低下を解消して、正確なプ
リフォーマット記録を可能とするとともに記録に要する
時間を極めて短時間なものとする。 【解決手段】 マスター担体3に磁気的に担持されてい
る情報信号を円盤状のスレーブ媒体1に磁気転写するに
あたり、そのスレーブ媒体1のセンターコア2の材料を
非磁性材料とすることにより、スレーブ媒体1の内周部
での信号品位低下を防止することを可能ならしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気転写方法に係
り、さらに詳しくはマスター担体を磁気記録媒体に対面
させてそのマスター担体の担持する情報信号を磁気記録
媒体に転写記録する磁気転写方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体においては一般に、情報量
の増加と共に多くの情報を記録する大容量で安価で、さ
らに好ましくは短時間で必要な箇所が読み出せるよう
な、いわゆる高速アクセスが可能な媒体が望まれてい
る。それらの一例としてはHDやZIPに代表される高
密度FDが知られている。大容量を実現するためには、
狭いトラック幅を正確に磁気ヘッドが走査し、高いS/
N比で信号を再生する、いわゆるトラッキングサーボ技
術が、大きな役割を担っている。ディスクの1周の中
で、ある間隔でトラッキング用のサーボ信号、アドレス
情報信号、再生クロック信号等が、いわるプリフォーマ
ットとして記録されている。
【0003】磁気ヘッドはこのようなプリフォーマット
の信号を読み取って自らの位置を修正することにより正
確にトラック上を走行することが可能に設定されてい
る。現在のプリフォーマットは、ディスクを専用のサー
ボ記録装置を用いて1枚ずつまた1トラックずつ記録し
て作成される。
【0004】しかし、サーボ記録装置は高価であり、ま
たプリフォーマット作成に時間が掛かるために、この工
程が製造コストの大きな部分を占めることになってお
り、その低コスト化が望まれている。
【0005】一方、1トラックずつプリフォーマットを
書くのではなく、磁気転写方法によりそれを実現する方
法も提案されている。例えば、特開昭63−18362
3号公報、特開平10−40544号公報および特開平
10−269566号公報に転写技術が紹介されてい
る。ところが、上記のような従来提案されている技術で
は、実際上具体的な手法は開示されておらず、特に転写
時に印加する磁界の条件およびその磁界を発生するため
の具体的な装置構成については提案されていなかった。
【0006】そこで、例えば特開昭63−183623
号公報や特開平10−40544号公報では、基板の表
面に情報信号に対応する凸凹形状が形成され、凸凹形状
の少なくとも凸部表面に強磁性薄膜が形成された磁気転
写用マスター担体の表面を、強磁性薄膜あるいは強磁性
粉塗布層が形成されたシート状もしくはディスク状磁気
記録媒体の表面に接触、あるいは更に交流バイアス磁
界、あるいは直流磁界を印加して凸部表面を構成する強
磁性材料を励起することにより、凸凹形状に対応する磁
化パターンを磁気記録媒体に記録する方法が提唱されて
いる。
【0007】この方法では、マスター担体の凸部表面を
プリフォーマットするべき磁気記録媒体、すなわちスレ
ーブ媒体に密着させて同時に凸部を構成する強磁性材料
を励磁することにより、スレーブ媒体に所定のフォーマ
ットを形成する転写方法であり、磁気転写用マスター担
体とスレーブ媒体との相対的な位置を変化させることな
く静的に記録を行うことができ、正確なプリフォーマッ
ト記録が可能であり、しかも記録に要する時間も極めて
短時間であるという特徴を有している。
【0008】このようなマスター担体を磁気記録媒体に
対面させてそのマスター担体の担持する情報信号を磁気
記録媒体に転写記録する際に、マスター担体およびスレ
ーブ媒体の位置あわせを精確に行なうことが課題となっ
ていた。そこで、位置合わせ精度を向上させるためにス
レーブ媒体にセンターコアを接着後、マスター担体中央
部に設けたピンによりマスター担体とスレーブ媒体の位
置決めを正確に行うようにしている。通常、高密度FD
のセンターコア材料には強磁性体が使用されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁気転
写時に印加する磁界がセンターコアからの磁界の影響を
受けて、センターコア周辺のスレーブ媒体の磁界が乱
れ、スレーブ媒体内周部では信号品位の低下が発生する
という問題があった。
【0010】本発明はこのような問題を解決するために
成されたもので、情報信号を担持してなるマスター担体
を磁気記録媒体に対面させてそのマスター担体の担持す
る情報信号を磁気記録媒体に転写記録するにあたり、磁
気転写時に印加する磁界がセンターコアからの磁界の影
響を受けてセンターコア周辺のスレーブ媒体の磁界が乱
れスレーブ媒体内周部で信号品位の低下が発生するとい
う問題を解決して、正確なプリフォーマット記録を可能
とするとともに記録に要する時間を極めて短時間なもの
とすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気転写方法
は、中心部にセンターコアを有する被転写側の磁気記録
媒体である円盤状のスレーブ媒体に対して情報信号を担
持してなるマスター担体を対面させて磁気転写を行う磁
気転写方法において、前記スレーブ媒体のセンターコア
を非磁性材料からなるものとしたことを特徴とするもの
である。
【0012】また、前記マスター担体として基板表面の
情報信号に対応する部分に磁性層が形成された磁気転写
用のマスター担体を用いて、予めスレーブ媒体の磁化を
トラック方向に初期直流磁化した後、前記マスター担体
と前記初期直流磁化したスレーブ媒体とを密着させ、前
記スレーブ媒体の初期直流磁化方向とは略逆向きの転写
用磁界を印加して前記磁気転写を行なうようにしてもよ
い。
【0013】なお、前記情報信号をサーボ信号とするこ
とも可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、情報信号を担持してな
るマスター担体を磁気記録媒体に対面させてそのマスタ
ー担体の担持する情報信号を磁気記録媒体に転写記録す
るにあたり、磁気転写時に印加する磁界がセンターコア
からの磁界の影響を受けてセンターコア周辺のスレーブ
媒体の磁界が乱れスレーブ媒体内周部で信号品位の低下
が発生するという問題を解決して、正確なプリフォーマ
ット記録を可能とするとともに記録に要する時間を極め
て短時間なものとすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。本発明に係る磁気転写方法は、基本的に
は、マスター担体3に磁気的に担持されている情報信号
を円盤状のスレーブ媒体1に磁気転写するにあたり、そ
のスレーブ媒体1のセンターコア2の材料を非磁性材料
とすることにより、スレーブ媒体1の内周部での信号品
位低下を防止できるようにしたものである。
【0016】すなわち、本発明者は種々の実験およびそ
の解析を行なった結果、磁気転写法を行うにあたってス
レーブ媒体1のセンターコア2の材料に非磁性材料を使
用することによりスレーブ媒体1の特に内周部での信号
品位の低下を防止できることを確認するに至った。
【0017】磁気転写方法においては一般に、マスター
担体3およびスレーブ媒体1の位置あわせが大きな課題
となる。そこで位置合わせ精度を向上させるためにスレ
ーブ媒体1にセンターコア2を接着後、マスター担体3
の中央部に設けたピン4によりマスター担体3とスレー
ブ媒体1との位置合わせを精度良く行うようにしてい
た。
【0018】通常、高密度FDのセンターコア2材料に
は強磁性体が使用されている。このため、磁気転写時に
印加する磁界がセンターコア2からの磁界の影響を受け
てセンターコア2周辺のスレーブ媒体1の磁界が乱れ、
スレーブ媒体1の磁気記録媒体におけるセンターコア2
寄りの内周部で信号品位の低下が発生するという問題が
生じるものであることを本発明者は確認した。
【0019】すなわち、そのようなスレーブ媒体1の磁
気記録媒体におけるセンターコア2寄りの内周部に磁界
の乱れが発生する原因をさらに確認するために、従来の
一般的なセンターコア2を有する場合と無い場合との両
方の場合について、外部磁界を印加してセンターコア2
近傍の磁界強度を測定した。その結果、センターコア2
近傍の磁界がセンターコア2に引き寄せられて磁界に乱
れが発生することに起因して信号品位低下が発生するも
のであることが確認された。
【0020】このように、磁気転写工程において磁界が
センターコア2側へ引き寄せられる量は、センターコア
2材料の比透磁率に依存するものであり、センターコア
2材料に比透磁率が低い非磁性材料を使用することによ
って、センターコア2近傍のスレーブ媒体1印加磁界の
乱れを解消して、スレーブ媒体1内周部での信号品位の
低下を防止することができる。
【0021】次に、本発明の主要部について説明する。
まずマスター担体3の作成法を述べる。基板はシリコ
ン、アルミ、ガラス、高分子等が可能である。表面が平
滑であることが必要である。基板上にフォトレジストを
塗布し、マスクを用いて一括露光、又は直接けがきによ
りパターニングする。
【0022】一括露光の場合は反応性エッチング、Ar
等による物理的エッチング、あるいは液体によるエッチ
ングにより基板をエッチングする。スパッタリングによ
り磁性層をエッチングされた分だけまたは許される範囲
だけ厚く成膜する。フォトレジストをリフトオフで除去
する。磁性層のみの凸をフォトファブリケーションで作
成しても良い。また微細加工を行う方法として射出成形
法を用いてもよい。バリがある場合はバーニシュまたは
ポリッシュにより除去する。
【0023】磁性材料としてはCo、Co合金(CoN
i、CoNiZr、CoNbTaZr、等)、Fe、F
e合金(FeCo、FeCoNi、FeNiMo、Fe
AlSi、FeAl、FeTaN)、Ni、Ni合金
(NiFe)が用いることができる。特に好ましくはF
eCo、FeCoNiを用いる。なお、磁束密度が大き
いこと、スレーブ媒体1と同じ方向(面内記録なら面内
方向、垂直なら垂直方向)の磁気異方性を有しているこ
とが明瞭な転写が行えるため好ましい。
【0024】磁性材料の下(基板側)に必要な磁気異方
性を付与するために非磁性の下地層を設けることが好ま
しい。ここで、結晶構造と格子常数を磁性層に合わすこ
とが必要である。Cr、CrTi、CoCr、CrT
a、CrMo、NiAl、Ru等を好適に用いることが
できる。なお、磁性層の上にDLC等の保護膜を設けて
も良い。また、潤滑剤を設けても良い。
【0025】保護膜として5〜30nmのDLC膜と潤
滑剤が存在することがさらに好ましい。潤滑剤が設けら
れていることが望ましい理由は、スレーブ媒体1との接
触過程で生じるずれを補正する際に摩擦が生じるので、
潤滑剤剤がないと耐久性が不足するためである。
【0026】次にスレーブ媒体1について述べる。スレ
ーブ媒体1の磁気記録媒体の部分としては塗布型磁気記
録媒体あるいは金属薄膜型磁気記録媒体を用いる。塗布
型磁気記録媒体としてはZip100、Zip250、
HiFDなどの市販媒体で構わない。本発明の磁気転写
方法ではむしろそのような一般的なものを利用できるの
で技術的な汎用性が高いという利点がある。
【0027】金属薄膜型磁気記録媒体は、まず磁性材料
としてはCo、Co合金(CoPtCr、CoCr、C
oPtCrTa、CoPtCrNbTa、CoCrB、
CoNi等)、Fe、Fe合金(FeCo、FePt、
FeCoNi)等を好適に用いることができる。磁束密
度が大きいこと、スレーブ媒体1と同じ方向(面内記録
なら面内方向、垂直なら垂直方向)の磁気異方性を有し
ていることが明瞭な転写が行えるので特に望ましい。な
お、磁性材料の下(基板側)に必要な磁気異方性を付与
するために非磁性の下地層を設けることがさらに好まし
い。ここで結晶構造と格子常数を磁性層に整合させるこ
とが必要であり、その材料としては、Cr、CrTi、
CoCr、CrTa、CrMo、NiAl、Ru等を用
いることができる。
【0028】次にセンターコア2について述べる。セン
ターコア2の材料としては、TiあるいはTi合金、S
US304、SUS316などの非磁性Fe系合金など
を好適に用いることができる。また、セラミック、硬質
プラスチックなどを使用しても良い。
【0029】このようなマスター担体3およびスレーブ
媒体1を用いて磁気転写を行なう実験を試行した。マス
ター担体3およびスレーブ媒体1の密着性の評価に際し
ては、電特測定装置(協同電子製:SS−60)を使用
して、転写後のスレーブ媒体1からヘッドギャップ:
0.30μm、トラック幅:2.3μmであるインダク
ティブヘッドにより信号を再生し、その再生信号に基づ
いて磁気転写特性を評価した。なお、特に磁気転写後の
フロッピーディスクのディスク内周部(ディスク半径2
0mm)で測定を行った。すなわち、ディスク1周分の
再生出力を、図3に示すような測定の位置的な分布にお
けるエンベロープ中の極大値振幅(これをEmaxi;
i=1,2,...とする)および極小信号振幅(これ
をEmini;i=1,2,...とする)として測定
した。
【0030】ここで、Evar[%]=Σ{(Emaxi−
Emini)/(Emaxi+Emini)}×100 という関係
式に基づいて算出されたEvarが、90%以上であれ
ば磁気転写特性は良好(図2中○を表記)、90%未満
であれば磁気転写特性は実用上不十分(図2中×を表
記)と評価した。その結果を図2に示す。
【0031】[実施例1]マスター担体3媒体;FeC
o30[at%]、200[nm]の3.5型円盤(直
径3.5インチ円盤)。円盤状パターンは円盤中心から
半径方向20mm〜40mmの位置までの幅10μ等間
隔の放射状ライン、ライン間隔は半径方向20mmの最
内周位置で10μm間隔。
【0032】スレーブ媒体1;Hc:159[kA/
m](2000[Oe])、Ms:5.7[T](45
00[Gauss])の塗布型磁気記録媒体。センター
コア2材料としてSUS304を使用した。その比透磁
率は約3。そしてピーク磁界強度が318[kA/m]
(4000[Oe];スレーブ媒体1Hcの2倍)とな
るように電磁石装置を用いてスレーブ媒体1の初期直流
磁化を行い、次に初期直流磁化したスレーブ媒体1と磁
気転写用のマスター担体3とを密着させて、電磁石装置
を用いて199[kA/m](2500[Oe])の磁
界を印加することにより磁気転写を行った。その結果、
Evarは97%と良好な結果が得られた。
【0033】[実施例2] 実施例1のスレーブ媒体1
のセンターコア2の材料をSUS316に変更した点を
除き実施例1と同様にして本発明に係る磁気転写を行っ
た。ここでSUS316は既述のようにその比透磁率は
約2であり非磁性のセンターコア2材料として好適な材
料の一つであることは言うまでもない。その結果、Ev
arは98%と良好な結果が得られた。
【0034】[実施例3] 実施例1のスレーブ媒体1
のセンターコア2の材料をTiに変更した点を除き実施
例1と同様にして本発明に係る磁気転写を行った。ここ
でTiは既述のようにその比透磁率は約1であり非磁性
のセンターコア2材料として好適な材料の一つであるこ
とは言うまでもない。その結果、Evarは96%と良
好な結果が得られた。
【0035】以上は本発明に係る磁気転写方法を行なっ
た実験結果であり、いずれも良好な結果を示したが、本
発明との比較検討のために、従来の技術ではどのような
結果になるかを確認するべく次に述べるような比較例に
ついて実験を行なった。
【0036】[比較例1] 実施例1のスレーブ媒体1
のセンターコア2の材料を比透磁率が約8000の磁性
材料であるFeNi80に変更し、その他の転写条件等
は実施例1と同様にして磁気転写を行った。その結果、
Evarは81%となり上記実施例1〜3よりも顕著に
低下することが確認された。
【0037】[比較例2] 実施例1のスレーブ媒体1
のセンターコア2材料を比透磁率が約2000の磁性材
料であるFeNi50に変更し、その他の転写条件等は
実施例1と同様にして磁気転写を行った。その結果、E
varは88%となり上記実施例1〜3よりも顕著に低
下することが確認された。
【0038】[比較例3] 実施例1のスレーブ媒体1
のセンターコア2材料を比透磁率が約15000の磁性
材料であるFeNi79Mo5に変更し、その他の転写
条件等は実施例1と同様にして磁気転写を行った。その
結果、Evarは80%となり上記実施例1〜3よりも
顕著に低下することが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】マスター担体とスレーブ媒体とを対面させて磁
気転写を行う状態の一例を示す図
【図2】本発明に係る磁気転写方法を用いて磁気転写を
行った実験結果、およびそれとの比較のため従来の磁気
転写方法を用いて磁気転写を行った実験結果を示す図
【図3】ディスク1周分の再生出力の測定値の位置的な
分布のエンベロープ中における極大値振幅(Emax
1,Emax2)および極小信号振幅(Emin1,E
min2)の一例を示す図
【符号の説明】
1 スレーブ媒体 2 センターコア 3 マスター担体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部にセンターコアを有する被転写側
    の磁気記録媒体である円盤状のスレーブ媒体に対して情
    報信号を担持してなるマスター担体を対面させて磁気転
    写を行う磁気転写方法において、 前記スレーブ媒体のセンターコアを非磁性材料からなる
    ものとしたことを特徴とする磁気転写方法。
  2. 【請求項2】 前記マスター担体として基板表面の情報
    信号に対応する部分に磁性層が形成された磁気転写用の
    マスター担体を用いて、予めスレーブ媒体の磁化をトラ
    ック方向に初期直流磁化した後、前記マスター担体と前
    記初期直流磁化したスレーブ媒体とを密着させて、前記
    スレーブ媒体の初期直流磁化方向とは略逆向きの転写用
    磁界を印加して前記磁気転写を行なうことを特徴とする
    請求項1記載の磁気転写方法。
  3. 【請求項3】 前記情報信号がサーボ信号であることを
    特徴とする請求項1または2に記載の磁気転写方法。
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