JP2001195203A - 情報処理端末及びその制御方法 - Google Patents

情報処理端末及びその制御方法

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JP2001195203A
JP2001195203A JP2000009945A JP2000009945A JP2001195203A JP 2001195203 A JP2001195203 A JP 2001195203A JP 2000009945 A JP2000009945 A JP 2000009945A JP 2000009945 A JP2000009945 A JP 2000009945A JP 2001195203 A JP2001195203 A JP 2001195203A
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flash memory
data
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magnetic disk
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JP2000009945A
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Atsushi Tanaka
淳 田中
Yasuhiro Akiyama
靖浩 秋山
Hiroaki Muro
室  啓朗
Nobuyuki Arasawa
伸幸 荒澤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報処理端末のコンテンツ格納性能を高める。 【解決手段】情報処理端末のコンテンツ格納部をフラッ
シュメモリ195と磁気ディスク200で構成し、コン
テンツ600のヘッダ部分610のみフラッシュメモリ
195と磁気ディスク200に格納し、ヘッダ情報を先
にユーザに表示し、データ部分605はユーザがヘッダ
部分を読んで、コンテンツを選択している間に、選択さ
れたデータを磁気ディスクからフラッシュメモリによう
に構成される。 【効果】ユーザがヘッダを読み、必要なコンテンツを選
択している間にデータを高速再生が可能なフラッシュメ
モリに格納するので、ユーザから見たコンテンツ再生ま
での待ち時間を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理端末及び
その制御方法、更に詳しくいえば、多数の画像情報、音
響情報等を蓄積した情報処理サーバから必要なデータの
みアクセスし、表示装置に表示したり、音響情報を再生
し、出力する情報処理端末及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の情報処理端末は、一般に、何処に
いても必要な情報を再生できるようにするために、情報
処理端末には無線又は有線のデータ送受信インターフェ
ースと必要なデータを格納する記憶装置を持っている。
この種の従来の情報処理端末は、図2に示すような情報
処理サーバ250の磁気ディスク280等に格納されて
いる画像情報、音響情報が混在したデータ(以降コンテ
ンツと呼ぶ)を情報処理端末300のメモリ340に格
納し、ユーザが必要な時にメモリ340よりコンテンツ
をディスプレイ325、スピーカ330等に再生、出力
していた。また圧縮又は暗号化されたデータの復号もメ
モリ340からコンテンツを読み出している。この様な
情報処理端末の例として、日経エレクトロニクス、19
98.9.21(no.726),pp139−pp1
61、“増殖する記録メディア”に記載されているフラ
ッシュEEPROMを用いた携帯型オーディオ機器が挙
げられる。
【0003】しかし上述のような情報処理端末の記憶装
置として半導体メモリのみを用いた場合、他の記憶装置
に比較してアクセス性能は良いが、装置のコストが高く
なる問題が生じる。図3の比較表に示す様に、携帯用の
磁気ディスクとフラッシュメモリを比較すると、フラッ
シュメモリの方がリード性能は3倍よいが、コストは約
10倍になる。さらに半導体メモリの中でSDRAM
(Synchronous DRAM)、SRAM(Static RAM)はフラ
ッシュメモリに比べて性能が良いがコストが高く不揮発
なメモリではないので、情報処理端末の様な、低コス
ト、低電圧が求められる機器には不適当である。
【0004】一方磁気ディスクのみでメモリを構成する
ことで安価な装置を構築することが可能となるが、性能
が低いこと、消費電力が大きいことよりこれだけで装置
を構築することは問題がある。この様な問題を解決する
ために、不揮発な半導体であるフラッシュメモリよりコ
ストの安い磁気ディスクを混在させることが考えられて
いる。このような技術には、特開平9−297659号
に開示された「不揮発性記憶装置及びその制御方法」等
がある。この技術では、フラッシュメモリと磁気ディス
クを連続したメモリ空間に配置することにより、2種類
の記憶装置を統合している。よってユーザ又はOSは使
用頻度が高いデータはフラッシュメモリが存在するメモ
リ空間を利用し、大容量を必要とするデータは磁気ディ
スクが存在するメモリ空間に格納し、性能が要求された
時点でそのデータをフラッシュメモリに移動する。しか
し、図3に示すように、フラッシュメモリは読み出しの
性能は高いがライト性能が磁気ディスクに比較しても低
いという欠点がある。そのためこの様な単純な方式で
は、磁気ディスクからフラッシュメモリへのデータの移
動が多い場合記憶装置全体の性能が向上しないことにな
る。
【0005】一方情報処理端末では、ニュース、雑誌、
映画の様に一定期間が来ると情報が更新され、新しいコ
ンテンツに置き換わる。しかしそれらのコンテンツは画
像データや音声データであることが多く、復号、再生す
る際には高速にデータが読み出せる必要があるので、フ
ラッシュメモリの様な半導体メモリに格納されているこ
とが望ましい。よって情報処理端末では頻繁に更新され
るコンテンツを最終的にはフラッシュメモリに格納し、
高速で復号、再生を行うことが必要となり、従って磁気
ディスクからフラッシュへの転送時間を短縮する必要が
でてきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、リード
性能は高いが、ライト性能が低いフラッシュメモリと、
コストが低いがリード性能が低い磁気ディスクを単純に
混在させた従来の情報処理端末では、新しいコンテンツ
を更新し、すぐに復号、再生を行うために時間を要し、
その間ユーザは待たされるという問題があった。
【0007】本発明の主な目的は、フラッシュメモリと
磁気ディスクが混在している情報処理端末において、ユ
ーザが必要とする情報を待ち時間を少なく復号、再生で
き、また装置のコストを低くすることができる情報処理
端末及びその制御方法を提供することである。本発明の
他の目的は、情報処理サーバから情報処理端末にコンテ
ンツを送る際に、データ転送時間の短縮、情報の料金の
節約ができる情報処理システムを実現することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の情報処理端末は、少なくとも画像及び音響
の一方を含む情報(データ)と、上記データのヘッダを
もつコンテンツを受信するための送受信インターフェィ
スと、上記受信したコンテンツを格納する記憶装置と、
外部入力手段によって上記格納されたコンテンツを選択
し外部出力装置に出力する信号処理部をもつ情報処理端
末であって、上記記憶装置が磁気ディスクとフラッシュ
メモリともち、上記信号処理部は送受信インターフェィ
スが受信した上記コンテンツのヘッダを上記磁気ディス
クとフラッシュメモリのの両方又は上記フラッシュメモ
リのみに入力し、上記データを少なくとも上記磁気ディ
スクに格納するように構成される。
【0009】また本発明の情報配信システムは、上記本
発明の情報処理端末と、上記情報処理端末に上記コンテ
ンツを送信しかつ上記情報処理端末と交信する情報サー
バをもつと情報配信システムであって、上記情報処理端
末は受信すべきコンテンツの種類、圧縮比の少なくとも
いずれかを上記サーバに連絡する手段とをもつ。
【0010】本発明の好ましい実施形態では、更にさら
にコンテンツの再生時には、まずフラッシュメモリの中
にあるヘッダのみを再生し、ユーザが詳細なデータを必
要と判断したコンテンツについては、ユーザがヘッダ内
容を吟味したり必要なコンテンツを選択している間を使
ってバックグラウンド処理で磁気ディスクからフラッシ
ュメモリに転送をする信号処理部を設ける。
【0011】上記本発明の構成において、上記データと
は主として、高速処理を必要とする音声、音楽等の音響
信号、画像画像情報である。またヘッダとは、上記デー
タの内容を簡潔に表すもの、例えば要約、関連画像等で
あるが、これらに限定されない。また、上記信号処理手
段は中央処理ユニット(CPU)、本発明の思想に基づ
いて、CPUを駆動するプログラムを格納した記憶装置
で構成される。また外部出力装置に出力する信号処理部
は、上記記憶装置から読み出されたコンテンスである画
像、音響のデータ、ヘッダを復号再生する画像再生部、
音響再生部、出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)を
含む。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の情報処理端末を使
用した情報配信システムの一実施形態のブロック構成図
である。情報処理サーバ100は、コンテンツを全て保
有し、各情報処理端末150にそれらを送信する。また
コンテンツの情報処理端末への配布の際には、コンテン
ツに対する圧縮、暗号化、情報処理端末を持つユーザの
間で転送したコンテンツに対する課金の制御、圧縮/暗
号を復号するための鍵の配布等を行う。情報処理端末1
50は、ユーザが所有し必要なコンテンツを情報処理サ
ーバ100より受信し圧縮/暗号の復号、画像、音声の
再生を行う。またコンテンツの受信の際には課金情報、
暗号の復号用の鍵の請求等を送信する。
【0013】情報処理端末150の無線/有線データ送
受信インターフェース(I/F)105と情報処理サー
バ100の無線/有線データ送受信インターフェース1
55間で、コンテンツ、課金情報、圧縮/暗号の復号用
鍵の送受信をケーブル210接続の有線通信又は無線通
信を用いて行う。情報処理サーバ100及び情報処理端
末150はそれぞれ制御用CPU110及び160で、
各々のデータ入出力、各種処理の制御を行う。圧縮/暗
号符号部120、は、コンテンツを情報処理端末150
に転送する際にデータ量を削減したり、特定ユーザ以外
にコンテンツの内容を読まれないように暗号化を行う。
圧縮/暗号復号部165は、情報処理サーバ100より
受信した圧縮されたコンテンツを元のデータサイズに戻
したり、情報処理サーバ100より受け取った暗号解読
の鍵を用いて暗号化されたデータを元の状態に復号化す
る。
【0014】課金制御部125は、ユーザにコンテンツ
を転送した時又は前もってユーザと契約した時に料金を
加算し記憶する。外部入力部130及び190は、ユー
ザ、又はサーバ管理者が必要な命令を入力する時に使用
し、一般的にはキーボード、スイッチ等がその例とな
る。情報処理端末150の場合は特に詳細情報をみたい
コンテンツの選択等にも外部入力部190を用いる。磁
気ディスク135、200は、コンテンツ等を記憶す
る。情報処理サーバ100の磁気ディスク135はサー
ビスに必要なコンテンツを全て記憶するが、情報処理端
末の磁気ディスク200は情報処理サーバ100にある
コンテンツの中からユーザが選択したものを記憶する。
ワークメモリ140及び205は、それぞれCPU11
0及び160が行う処理又はその他の情報処理サーバ、
情報処理端末の処理時に使う。
【0015】上記情報処理サーバ100は例えば、自
宅、店等に据え置かれる。一方情報処理端末は各ユーザ
が携帯して持ち歩くことが考えられ、新しいコンテンツ
が必要になった場合、有線/無線を用いて情報処理サー
バ100よりコンテンツの転送を行う。全体のサービス
形態例については後で詳しく述べる。上述の構成を持つ
本発明の情報処理端末の適用先としては、ニュース、映
画、音楽等のコンテンツを配信する情報配信システム及
びサービスがある。
【0016】図4は、本発明による情報配信システムの
一実施形態のシステム構成図である。本システムは多種
の情報処理サーバから本発明による情報処理端末に情報
提供サービスを行う全体構成を示す。情報処理サーバ
は、映像、音声等からなるコンテンツを制作し、その配
布販売を行うコンテンツメーカ400と、コンテンツメ
ーカ400から販売委託された店410、契約に基づ
き、コンテンツメーカ400から直接配布されたコンテ
ンツを蓄積する自宅420と、コンテンツメーカ40
0、店410、自宅(情報処理サーバ)100より配布
されたコンテンツを選択、蓄積し再生するユーザの持つ
情報処理端末150からなる。
【0017】コンテンツメーカ400、店410と自宅
420は据え置き型の情報処理サーバ100と同様な装
置、機能を持つ。コンテンツメーカ400はユーザ情報
を管理するための記憶領域を持つ。コンテンツメーカは
契約をした店410、ユーザの自宅420にコンテンツ
の送信を行う。このとき店410、自宅420はコンテ
ンツメーカ400に対して、コンテンツの選択情報、受
け取ったコンテンツに対しての課金情報を送信する。ユ
ーザが持つ情報処理端末150は常時有線で情報処理サ
ーバ100に接続されているわけでないので、コンテン
ツの送信は通常、店410、自宅420の情報処理サー
バ100に接続した時に行う。
【0018】しかしコンテンツの送信が終了した後は有
線を外し、携帯することが可能になる。もしコンテンツ
の詳細を再生したい場合は無線を使ってコンテンツメー
カと課金情報の送信、暗号の鍵の受信を受け取り、それ
を使ってコンテンツの再生を行うことになる。もちろん
店410、自宅420の情報処理サーバと接続している
場合は上記処理を有線を使って行うことも可能である。
このようなサービスを提供することにより、ユーザは携
帯した情報処理端末150で再生した画像、音声等を楽
しむことができる。
【0019】図5は本発明による情報処理端末等で使用
するコンテンツの内部構造を示す。コンテンツ450、
460及び470は、それぞれヘッダ455、465及
び475とデータ457、467及び477を有する。
各ヘッダは識別記号(以下IDと略称)とデータ部分の
要約からなる。IDはコンテンツに固有の番号であり、
同一コンテンツ内のヘッダとデータのIDは同じであ
る。これによりヘッダとデータが分離してそれぞれフラ
ッシュメモリ195、磁気ディスク200に分かれて格
納されても対応を取ることが可能になる。ヘッダはコン
テンツの内容によりさまざまであるが、新聞記事のコン
テンツ450の例では新聞名、新聞見出し、記事の要
約、写真がそれに相当する。また音楽CDのコンテンツ
460例では音楽CD名、演奏者、イントロがそれに相
当する。また、映画のコンテンツ470が映画の場合で
は映画名、監督、出演者、ダイジェストがそれに相当す
る。
【0020】ユーザはヘッダ455、465、475を
まず初めに見ることにより、データ457、467、4
77が必要であるか否かを判断する。データ457、4
67、477はIDと詳細内容からなる。IDについて
はヘッダ455、465、475で述べたので説明は省
略する。詳細内容は種々であるが、新聞記事のコンテン
ツ450の例では、記事の本文、画像、関連情報からな
る。また音楽CDのコンテンツ460では、曲、画像、
関連情報からなる。また、映画のコンテンツ470の例
では映画、関連情報からなる。
【0021】図6は、上記本発明の実施形態におけるコ
ンテンツ再生画面例を示す。コンテンツ再生画面500
はヘッダ画面510とデータ画面540に分かれる。ヘ
ッダ画面では情報処理サーバ100から来たコンテンツ
のヘッダが表示されている。また、各ヘッダ画面には選
択できるアイコン515があり、詳細なデータが欲しし
い場合は、アイコン515をクリックしてデータを要求
する。またヘッダ情報が画像の場合は画像情報520に
表示され、音声情報の場合はスピーカ180より音声が
流れる。選択したコンテンツが表示可能になるまでの程
度時間はコンテンツ表示完了グラフ530に表示され
る。課金は課金情報525に表示される。データの表示
が可能になった場合、データはデータ画面540に表示
される。ここにで新聞記事等は文字情報545、映画等
は画像情報550に表示される。音声情報の場合は上述
と同様にスピーカ180より音声が流れる。
【0022】図7は、本発明による情報処理端末の一実
施形態におけるコンテンツの流れを示す図である。情報
処理サーバ100から情報処理端末150へ転送される
コンテンツ600は映像、音声、文章等からなるデータ
605とその関連情報からなるヘッダ610から構成さ
れる。情報処理サーバ100から転送されたコンテンツ
600は情報処理端末150のデータ送受信部I/F1
55で受信し、ヘッダ610内の情報を見て、データ6
05をフラッシュメモリ195にも同時に転送を行うか
判定する()。
【0023】デフォルトの場合、コンテンツ600のラ
イト処理時間を短縮するために、フラッシュメモリ19
5にはデータ605のライトは行わず、ヘッダ610の
みフラッシュメモリ195に格納する()。
【0024】データ605については、ヘッダ610と
一緒に磁気ディスク200に格納する。ヘッダ610等
がフラッシュメモリ195に格納された後、フラッシュ
からヘッダ情報を画像再生部170、音声再生部185
を使って再生する()。
【0025】ユーザは再生されたヘッダ情報より更に詳
細のデータ605が必要なコンテンツを外部入力部19
0を使って選択する。情報処理端末150は選択したコ
ンテンツについて選択情報発信元(この場合情報処理サ
ーバ100)からコンテンツ再生の許可と暗号復号の鍵
をもらう()。
【0026】またコンテンツ600が選択されたら、逐
次データ605を磁気ディスク200よりフラッシュメ
モリ195に転送する()。最後にフラッシュメモリ
195より復号部165を使って圧縮/暗号の復号を行
い、画像再生部170、音声再生部185からデータ6
05の再生を行う()。
【0027】図8は、図7に示した本発明の一実施形態
におけるコンテンツが表示されるまでのタイムチャート
を示す。情報処理サーバ100より情報処理端末の磁気
ディスク200にコンテンツ600のヘッダ610とデ
ータ605が送信される。ヘッダ610はフラッシュメ
モリ195にも送信される。その後情報処理サーバ10
0と情報処理端末150の通信は切り離される。仮にユ
ーザが情報処理端末150を使うまでに時間が有った場
合(ユーザが移動中等)、情報処理端末150は前もっ
てユーザが再生を希望しているデータ(予約データ)に
ついて磁気ディスク200からフラッシュメモリ195
に転送を開始する。
【0028】次にユーザが情報処理端末150を起動し
コンテンツを再生させると、フラッシュメモリ195に
格納されているヘッダと予約データが情報処理端末15
0の画像再生部170に送信され表示される。ユーザは
表示されたヘッダと予約データを読み、さらにデータが
欲しいコンテンツを選択する。すると情報処理端末15
0は磁気ディスク200を起動し、ID等から選択した
データをフラッシュメモリへ送信する。データを磁気デ
ィスク200からフラッシュメモリ195へ送信して表
示するまでには前述したようにフラッシュメモリ195
のライト性能が低いために時間がかかる。しかしその間
ユーザはさらにヘッダを使ってデータの選択や予約デー
タを利用しているので、その間にフラッシュメモリ19
5への転送が終われば、ユーザから見て待たされている
ようには見えない。
【0029】図9は、図7に示した本発明による情報処
理端末150の一実施形態におけるコンテンツ入力処理
のフローを示す。コンテンツ入力処理は情報処理サーバ
100からコンテンツ600を受け取り、磁気ディスク
200、フラッシュメモリ195に格納するまでの処理
である。ステップ700からコンテンツ入力処理が開始
される。ステップ701ではユーザがコンテンツ転送時
間、画像、音声の品質を考えて必要な圧縮率をサーバ1
00に伝える。またユーザが使う可能性があるコンテン
ツのみ転送できるように、必要なコンテンツの分類コー
ドを伝える。ステップ705では情報処理サーバ100
からのコンテンツ600が有るか否かを判断している。
もし有ればステップ710へ進む。
【0030】ステップ710では情報処理サーバ100
より上記圧縮率、分類コードに一致したコンテンツ60
0を受信する。ステップ715ではコンテンツ600の
ヘッダ610を解析する。ステップ720ではステップ
715の結果を元にそのコンテンツ600がユーザが前
もってすぐに再生を開始する必要があるリード優先コン
テンツであるかを判定する。もしリード優先コンテンツ
ならばステップ725に進み、ヘッダ、データの両方を
フラッシュメモリ195、磁気ディスク200に格納す
る。もしリード優先コンテンツでなければ、ステップ7
30でヘッダ610はフラッシュメモリ195と磁気デ
ィスク200に同時に格納する。
【0031】さらにステップ735でデータ605は磁
気ディスク200のみに格納する。ステップ740では
フラッシュメモリ195にヘッダ610、データ605
の格納が終了したかを判定している。終了していなけれ
ばそのまま待機する。格納が終了すればステップ705
に進み新なコンテンツを待つ。ステップ701で受信す
べきコンテンツが無くなった場合、ステップ741へ進
む。ステップ741ではユーザが情報処理端末150を
使用しているかどうかを判定する。使用していればステ
ップ743へ進みコンテンツ入力処理を終了する。もし
使用していなければ、ステップ742へ進み、前もって
ユーザが使いたいと指定していた予約データについて、
磁気ディスク200からフラッシュメモリ195に転送
する。転送終了後、ステップ743へ進みコンテンツ入
力処理を終了する。
【0032】図10は、図7に示した本発明による情報
処理端末150の一実施形態におけるコンテンツ再生処
理のフローを示す。コンテンツ再生処理は磁気ディスク
200、フラッシュメモリ195よりデータを転送して
画像、音声のコンテンツを再生するまでの処理である。
ステップ750からコンテンツ再生処理が開始される。
ステップ755ではフラッシュメモリ195内にあるヘ
ッダ、データのリードを行う。次にそれらヘッダ、デー
タの圧縮、暗号を圧縮/暗号復号部165を用いて復号
する。
【0033】ステップ765では復号化したヘッダ、デ
ータを画像再生部170、音声再生部185を用いて画
像、音声として再生する。ステップ770ではユーザが
再生した情報から、新に詳細なデータを取得するために
ヘッダの選択を行ったかどうか判断する。もし選択して
いればステップ775に進む。もし選択したものがなけ
れば、ステップ765に戻り再度音声、映像の表示を行
う。ステップ775では選択したデータに関しての課
金、暗号解読等の処理を行うため無線/有線データ送受
信I/F155を用いて情報処理サーバ100と通信を
行う。課金処理を終了し、暗号解読用の鍵を入手した
後、ステップ780で磁気ディスクより詳細データをフ
ラッシュメモリに転送する。
【0034】ステップ785ではフラッシュメモリへ詳
細データの転送が終了したかどうかを判定する。終了し
た場合はステップ790に進む。終了していなけば、ス
テップ765に進み、再度音声、映像の表示を行いなが
ら、ユーザの選択又はデータ転送の終了を待つ。ステッ
プ790ではフラッシュメモリ195に転送完了したコ
ンテンツの再生を行うかどうかの確認を取る。再生する
ならば、ステップ790へ進む。再生をやめる場合に
は、ステップ765に戻る。ステップ795ではフラッ
シュメモリ内のコンテンツを読み出す。ステップ800
では、ヘッダ、データの圧縮、暗号を圧縮/暗号復号部
165を用いて復号する。ステップ805では復号化し
た画像、音声を画像再生部170、音声再生部185を
用いて画像、音声として再生する。最後にステップ75
5に戻る。
【0035】上記実施形態のにおいて、磁気ディスク、
フラッシュメモリはいずれも市販されているものが使用
でき、本体と切り離し別の再生装置で再生することも可
能である。もちろん磁気ディスク、フラッシュメモリを
交換することも可能である。さらに磁気ディスク、フラ
ッシュメモリ以外の記憶媒体でも、同様なライト、リー
ド性能の関係が成り立つならば本発明の範囲に含まれる
ことは明らかである。
【0036】
【発明の効果】上述の発明の実施形態で説明したよう
に、本発明の情報処理端末によれば、コンテンツを情報
処理サーバより取得する際には、ライト性能が高い磁気
ディスクに容量の大きいデータを格納し、比較的容量の
小さいヘッダのみフラッシュメモリに格納するので、コ
ンテンツの格納時間を削減することが可能になる。さら
にコンテンツを読み出す時には、先にヘッダ部分だけリ
ード性能の高いフラッシュメモリより読み出し、ユーザ
がコンテンツの選択又はヘッダの情報を呼んでいる間
に、選択したデータを磁気ディスク200からフラッシ
ュメモリ195に転送することにより、ユーザの待ち時
間を見かけ上削減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理端末を使用した情報配信シス
テムの一実施形態のブロック構成を示す。
【図2】従来の情報配信システムの構成例を示す。
【図3】磁気ディスク、メモリ等の特性の比較を示す
る。
【図4】本発明による情報配信システムの一実施形態の
システム構成を示す。
【図5】本発明による情報処理端末等で使用するコンテ
ンツの内部構造を示す。
【図6】上記本発明の一実施形態におけるコンテンツ再
生画面例を示す。
【図7】図7は、本発明による情報処理端末の一実施形
態におけるコンテンツの流れを示すタイムチャートであ
る。
【図8】図7に示した本発明の一実施形態におけるコン
テンツが表示されるまでのタイムチャートを示す。
【図9】図7に示した本発明による情報処理端末150
の一実施形態におけるコンテンツ入力処理のフローを示
す。
【図10】図7に示した本発明による情報処理端末15
0の一実施形態におけるコンテンツ再生処理のフローを
示す。
【符号の説明】
100:情報処理サーバ、 105、155:無線/有
線データ送受信I/F、110、160:CPU、 1
20:圧縮/暗号符号部、 125:課金制御部、13
0、190:外部入力部、 135、200:磁気ディ
スク、140、205:ワークメモリ、 150:情報
処理端末、160:圧縮/暗号復号部、 170:画像
再生部、175:画像表示ディスプレイ、 180:音
声再生スピーカ、185:音声再生部、195:フラッ
シュメモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 室 啓朗 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 荒澤 伸幸 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 5B065 BA01 BA05 CC07 CE23 5B082 FA02 FA12 GA01 GA11 HA05 JA06 JA13 5C064 BA01 BB05 BC18 BC23 BD02 BD08 BD13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも画像及び音響の一方を含むデー
    タと上記データのヘッダをもつコンテンツを受信する送
    受信インターフェィスと、上記受信したコンテンツを格
    納する記憶装置と、外部入力手段によって上記格納され
    たコンテンツを選択し復号し再生し出力部に出力する信
    号処理部をもつ情報処理端末であって、 上記記憶装置が磁気ディスクとフラッシュメモリとも
    ち、上記信号処理部が上記受信したヘッダを上記磁気デ
    ィスクとフラッシュメモリの両方又はフラッシュメモリ
    のみに入力し、上記信号処理部が上記データを少なくと
    も上記磁気ディスクに記憶するように処理する処理手段
    とを有することを特徴とする情報処理端末。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記信号処理手段は外
    部入力手段によって選択した情報のコンテンツをフラッ
    シュメモリに全部格納する処理手段を有することを特徴
    とする情報処理端末。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記信号処理手段は上
    記外部入力手段によって上記フラッシュメモリに格納さ
    れたヘッダを再生し、上記外部入力手段によって再生す
    べきデータが選択されてている間に、先に選択されたデ
    ータを上記磁気ディスクから上記フラッシュメモリに転
    送する信号処理部を有することを特徴とする情報処理端
    末。
  4. 【請求項4】少なくとも画像及び音響の一方を含むデー
    タと上記データのヘッダをもつコンテンツを受信するた
    めの送受信インターフェィスと、上記受信したコンテン
    ツを格納する記憶装置と、外部入力手段によって上記格
    納されたコンテンツを選択し復号し再生する復号再生部
    に出力する信号処理部をもつ情報処理端末と上記情報処
    理端末と送受信を行い上記情報処理端末にコンテンツを
    送信する情報サーバをもつと情報配信システムであっ
    て、 上記情報処理端末は上記憶装置が磁気ディスクとフラッ
    シュメモリともち、上記送受信インターフェィスが受信
    した上記コンテンツのヘッダを上記磁気ディスクとフラ
    ッシュメモリの両方又はフラッシュメモリのみに入力
    し、上記データを少なくとも上記磁気ディスクに記憶す
    る手段と、受信すべきコンテンツの種類、圧縮比の少な
    くともいずれかを上記サーバに連絡する手段とをもつこ
    とを特徴とする情報配信システム。
  5. 【請求項5】データと上記データの内容を表すヘッダか
    らなる情報(コンテンツ)を受信し、受信したコンテン
    ツをフラッシュメモリと磁気ディスクとをもつ記憶装置
    に格納し、外部入力部からの指示によって選択されたデ
    ータを再生出力する情報処理端末の制御方法であって、 上記コンテンツを上記記憶装置を格納する時、上記ヘッ
    ダについてはフラッシュメモリと磁気ディスクの両方又
    はフラッシュメモリのみに格納し、上記データについて
    は磁気ディスクのみ又はフラッシュメモリと磁気ディス
    クの両方に格納しすることを特徴とする情報処理端末の
    制御方法。
  6. 【請求項6】請求項5において、複数個の上記コンテン
    ツを上記記憶装置を格納する時、ユーザの選択した情報
    のみコンテンツをフラッシュメモリに全部格納すること
    を特徴とする情報処理端末の制御方法。
  7. 【請求項7】請求項5において、コンテンツを再生する
    際に上記フラッシュメモリに格納したヘッダを再生し、
    ユーザがヘッダを再生し必要なデータの選択をしている
    間に、既に選択がなされたデータを上記磁気ディスクか
    ら上記フラッシュメモリに転送することを特徴とする情
    報処理端末の制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006217125A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報蓄積装置
JP2007081758A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Sony Corp 記録装置、記録制御方法及び記録制御プログラム
JP2011130450A (ja) * 2010-12-28 2011-06-30 Panasonic Corp 情報蓄積装置

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