JP2001194976A - 電子写真画像形成装置 - Google Patents

電子写真画像形成装置

Info

Publication number
JP2001194976A
JP2001194976A JP2000000841A JP2000000841A JP2001194976A JP 2001194976 A JP2001194976 A JP 2001194976A JP 2000000841 A JP2000000841 A JP 2000000841A JP 2000000841 A JP2000000841 A JP 2000000841A JP 2001194976 A JP2001194976 A JP 2001194976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
process cartridge
opening
image forming
cartridge
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000000841A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Amano
潔 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000000841A priority Critical patent/JP2001194976A/ja
Publication of JP2001194976A publication Critical patent/JP2001194976A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジの着脱操作性の向上と
装置全体の小型化を図ることのできる電子写真画像形成
装置を提供すること。 【解決手段】 プロセスカートリッジ9を着脱するため
の挿入口10と、前記挿入口10を覆う開閉可能な開閉
部材13と、前記プロセスカートリッジ9が取り外し可
能に装着され、かつ前記開閉部材13を開いたときに連
動して前記プロセスカートリッジ9と一体になって前記
挿入口10の方向に移動し、前記開閉部材13を閉じた
ときに連動して前記プロセスカートリッジ9を電子写真
画像形成装置本体21の所定位置に装着する位置に移動
するカートリッジ装着部材12と、を有する構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真画像形成
装置に関するものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例え
ばレーザープリンタ、LEDプリンタ等)、ファクミリ
装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画
像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。及
び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも
1つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して
画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、
少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカー
トリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするもの
をいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及
び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的
にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装
置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採
用されている。このプロセスカートリッジ方式によれ
ば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユー
ザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上
させることができた。そこでこのプロセスカートリッジ
方式は、画像形成装置において広く用いられている。
【0005】このような電子写真画像形成装置において
は、プロセスカートリッジを取り外し可能に装着するた
めのカートリッジガイドを装置本体に固着し、このカー
トリッジガイドにプロセスカートリッジを着脱可能に装
着するように構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
を更に発展させたものであって、その主要な目的は、プ
ロセスカートリッジの着脱操作性の向上と装置全体の小
型化を図ることのできる電子写真画像形成装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記主要な目的を
達成するための本発明に係る電子写真画像形成装置の代
表的な構成は、電子写真感光体と、前記電子写真感光体
に作用するプロセス手段とを有するプロセスカートリッ
ジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、記
録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置に
おいて、前記プロセスカートリッジを着脱するための挿
入口と、前記挿入口を覆う開閉可能な開閉部材と、前記
プロセスカートリッジが取り外し可能に装着され、かつ
前記開閉部材を開いたときに連動して前記プロセスカー
トリッジと一体になって前記挿入口の方向に移動し、前
記開閉部材を閉じたときに連動して前記プロセスカート
リッジを前記電子写真画像形成装置本体の所定位置に装
着する位置に移動するカートリッジ装着部材と、を有す
ることを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0008】(1−2)上記他の主要な目的を達成する
ための本発明に係る電子写真画像形成装置の他の代表的
な構成は、電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作
用するプロセス手段とを有するプロセスカートリッジを
電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、記録媒
体に画像を形成するための電子写真画像形成装置におい
て、前記プロセスカートリッジを着脱するための挿入口
と、前記挿入口を覆う開閉可能な開閉部材と、前記プロ
セスカートリッジが取り外し可能に装着され、かつ前記
開閉部材を開いたときに連動して前記プロセスカートリ
ッジと一体になって前記挿入口の方向に移動し、前記開
閉部材を閉じたときに連動して前記プロセスカートリッ
ジを前記電子写真画像形成装置本体の所定位置に装着す
る位置に移動するカートリッジ装着部材と、を有し、前
記カートリッジ装着部材は、前記挿入口の方向に移動す
る際に、前記挿入口に対しての前記プロセスカートリッ
ジの投影面積が前記電子写真画像形成装置本体の所定位
置での前記プロセスカートリッジの投影面積よりも小さ
くなるように前記プロセスカートリッジの姿勢を変化さ
せることを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0009】(作用)上記(1)の電子写真画像形成装
置においては、プロセスカートリッジを着脱するための
挿入口を覆う開閉部材を開くときの開動作と連動して、
カートリッジ装着部材がプロセスカートリッジと一体に
なって挿入口の方向に移動し、また開閉ドアを閉じると
きの閉動作と連動して、カートリッジ装着部材がプロセ
スカートリッジを電子写真画像形成装置本体の所定位置
に装着する位置に移動する。
【0010】このように開閉部材の開動作と連動してカ
ートリッジ装着部材が挿入口の方向に移動するので、プ
ロセスカートリッジを挿入口の取り出し口近くに移動さ
せることが可能となる。これにより、ユーザーはプロセ
スカートリッジを着脱する際に、手を電子写真画像形成
装置本体内に深く挿入する必要がなくなる。このため、
プロセスカートリッジの着脱操作の作業性が向上し、か
つ装置全体の小型化を図ることができる。
【0011】上記(1−2)の電子写真画像形成装置に
おいては、プロセスカートリッジを着脱するための挿入
口を覆う開閉部材を開くときの開動作と連動して、カー
トリッジ装着部材がプロセスカートリッジと一体になっ
て挿入口の方向に移動する。このときカートリッジ装着
部材は、挿入口に対してのプロセスカートリッジの投影
面積が電子写真画像形成装置本体の所定位置でのプロセ
スカートリッジの投影面積よりも小さくなるようにプロ
セスカートリッジの姿勢を変化させる。また開閉ドアを
閉じるときの閉動作と連動して、カートリッジ装着部材
がプロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体の
所定位置に装着する位置に移動する。
【0012】このように開閉部材の開動作と連動してカ
ートリッジ装着部材が挿入口の方向に移動するので、プ
ロセスカートリッジを挿入口の取り出し口近くに移動さ
せることが可能となる。これにより、ユーザーはプロセ
スカートリッジを着脱する際に、手を電子写真画像形成
装置本体内に深く挿入する必要がなくなる。このため、
プロセスカートリッジの着脱操作の作業性が向上し、か
つ装置全体の小型化を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係わ
る電子写真画像形成装置を図面に沿って説明する。
【0014】〔第1の実施形態例〕図1は本実施形態例
に係る電子写真画像形成装置(小型レーザープリンタ)
を示す断面図である。
【0015】本実施形態例の電子写真画像形成装置(小
型レーザープリンタ)20は、レーザースキャナ11に
よって画像情報に応じたレーザー光をプロセスカートリ
ッジ9内のドラム形状の電子写真感光体(以下「感光ド
ラム」という)9a上に照射して静電潜像を形成し、こ
れを現像してトナー(現像剤)像を形成する電子写真画
像形成プロセスによって画像を形成するものである。
【0016】そして給送トレイ1に積載された記録紙や
OHPシートなどの記録媒体(以下「用紙」という)P
は前記トナー像の形成と同期して、給送ローラ2と分離
パッド3によって1枚づつ送出され搬送ローラ4で転写
手段としての転写ローラ5に搬送される。前記給送ロー
ラ2、分離パッド3及び搬送ローラ4は用紙Pを搬送す
るための搬送手段を構成している。次いで前記感光ドラ
ム9a上のトナー像は転写ローラ5に電圧が印加される
ことによって用紙Pに転写される。
【0017】この時、用紙Pに転写されなかった感光ド
ラム9a上に残る残留トナーはプロセスカートリッジ9
のクリーナー容器9cに回収される。
【0018】さらに前記感光ドラム9aからトナー像の
転写を受けた用紙Pを定着手段としての定着器6へと搬
送する。この定着器6は、ヒータを内蔵する定着回転体
6aと該定着回転体6aに用紙Pを押圧して搬送する加
圧ローラ6bとを有し、用紙Pに熱及び圧力を印加して
転写トナー像を用紙Pに定着する。
【0019】そして定着器6で転写トナー像が定着され
た用紙Pは排出ローラ対7a,7bを経て排出トレイ8
に排出される。
【0020】一方、前記プロセスカートリッジ9は、電
子写真感光体と、少なくとも1つのプロセス手段を備え
たものである。ここでプロセス手段としては、例えば電
子写真感光体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に
形成された静電潜像を現像する現像手段、電子写真感光
体表面に残留するトナーをクリーニングするクリーニン
グ手段等がある。本実施形態例のプロセスカートリッジ
9は、図1に示すように、帯電手段としての帯電ローラ
9d、現像手段としての現像器9b及びクリーニング手
段としてのクリーナー容器9cを感光ドラム9aと一体
的に有するものである。
【0021】そして、感光層を有する感光ドラム9aを
回転し、その表面を帯電ローラ9dへの電圧印加によっ
て一様に帯電し、レーザースキャナ11からの画像情報
に応じたレーザー光を露光開口部(図示せず)を介して
感光ドラム9aに露光して静電潜像を形成し、前記静電
潜像を現像器9bによって現像する。
【0022】現像器9bは、トナー収納部9b1内のト
ナーを現像室に送り出し、この現像室に設けた固定磁石
を内蔵した現像ローラ9b2を回転させると共に、現像
ブレード(図示せず)によって摩擦帯電電荷を付与した
トナー層を現像ローラ9b2の表面に形成する。そし
て、そのトナーを前記感光ドラム9aの現像領域へ供給
して、前記静電潜像を現像してトナー像を形成する。
【0023】また、転写ローラ5に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加してトナー像を用紙Pに転写した後は、
弾性クリーニングブレード9c2によって感光ドラム9
aに残留したトナーを掻き落として、除去トナー収納部
9c1へ集めるクリーナー容器9cによって感光ドラム
9a上の残留トナーを除去する。
【0024】本実施形態例のプロセスカートリッジ9
は、プロセスカートリッジ9の筐体を構成するカートリ
ッジ枠体9fに感光ドラム9a、帯電ローラ9d、現像
ローラ9b2、現像ブレード、弾性クリーニングブレー
ド9c2等の各部材を支持させてカートリッジ化され、
電子写真画像形成装置本体(以下「装置本体」という)
21に設けられたカートリッジ装着部材としてのガイド
部材12にユーザーによって着脱可能に装着される。
【0025】(プロセスカートリッジの着脱構成)装置
本体21は、図1に示すように、プロセスカートリッジ
9をガイド部材12に着脱するための挿入口としての開
口部10(図2参照)と、該開口部10を覆う開閉可能
な開閉部材としての開閉ドア13と、を有する。
【0026】開閉ドア13は装置本体21に下端部が回
転軸14によって開閉可能に軸支されている。そして、
ユーザーが開閉ドア13を回転軸14を中心に矢印O方
向へ開くと、上記開口部10及びガイド部材12が現れ
る。本実施形態例では、開閉ドア13に排出トレイ8を
一体的に取り付け、開閉ドア13と共に排出トレイ8を
矢印O方向へ開くことで開口部10及びガイド部材12
が現れるように構成してある。そして、一対のボスから
なるプロセスカートリッジ9のガイド9g(図7参照)
が上記ガイド部材12に設けられた溝状の装着ガイド1
2aに導かれることによって、プロセスカートリッジ9
がガイド部材12に対し矢印A方向に着脱されるもので
ある。ここで装着ガイド12aはその終端部にガイド凹
部12bを有する。そしてプロセスカートリッジ9がガ
イド部材12に装着されると、このガイド凹部12bに
感光ドラム9aの軸線上に設けた一方のガイド9gが落
とし込まれる。これによってプロセスカートリッジ9は
ガイド部材12に一体的に保持固定される。
【0027】ガイド部材12は、プロセスカートリッジ
9の長手方向(感光ドラム9aの軸線方向)で装置本体
21の両側板21aにガイド機構22によって、装置本
体21の開口部10とカートリッジ装着位置(プロセス
カートリッジ9を装置本体21の所定位置に装着する位
置)との間を移動可能に保持されている。ここで、装置
本体21のカートリッジ装着位置とは、プロセスカート
リッジ9の感光ドラム9aのトナー像が用紙Pに転写さ
れる位置をいう(図1に示す位置)。前記ガイド機構2
2としては、例えば図1に示すように、装置本体21の
両側板21aに溝状のガイドレール22aを設け、該ガ
イドレール22aに嵌合して摺動する突出ガイド12a
をガイド部材12に設ける構成を採用することができ
る。ガイドレール22aは、装置本体21の開口部10
から斜め下方のプロセスカートリッジ9の装着位置まで
直線状に延びている。そして、ガイド部材12に設けら
れた一対の突出ガイド12aがガイドレール22aに摺
動可能に嵌合している。
【0028】前記ガイド部材12にはリンク機構23を
介して開閉ドア13が連結されている。リンク機構23
は、ガイド部材12に回動可能に取り付けた第1リンク
片23aと、開閉ドア13に回動可能に取り付けた第2
リンク片23bとからなっている。そして、開閉ドア1
3を開くときの開操作(開閉ドア13の開動作)に連動
させて、ガイド部材12を装置本体21のプロセスカー
トリッジ9の装着位置から開口部10のカートリッジ取
り出し口10aまでガイドレール22aに沿って平行移
動させる(図1、図2参照)。また、開閉ドア13を閉
じるときの閉操作(開閉ドア13の閉動作)に連動させ
て、ガイド部材12を装置本体21の開口部10のカー
トリッジ取り出し口10aからプロセスカートリッジ9
の装着位置までガイドレール22aに沿って平行移動さ
せる(図2、図1参照)。ここで、カートリッジ取り出
し口10aとは、開口部10においてガイド部材12に
対しプロセスカートリッジ9を着脱する位置をいう。
【0029】(プロセスカートリッジの着脱動作の説
明)次に前記ガイド機構22及びリンク機構23による
プロセスカートリッジ9の着脱動作を、図1及び図2を
用いて説明する。
【0030】本実施形態例に示す電子写真画像形成装置
20において、プロセスカートリッジ9を装置本体21
から取り出そうするためには図2に示す様に、開閉ドア
13を回転軸14の周り(矢印O方向)に回転させて開
く。これに連動してリンク機構23の第2リンク片23
bが開閉ドア13に対し回動しながら第1リンク片23
aを開口部10側に引く。これによってガイド部材12
はプロセスカートリッジ9の装着位置から開口部10に
向かって平行移動する。そして開閉ドア13を完全に開
ききったときガイド部材12の移動が停止する。ユーザ
ーは開口部10付近(カートリッジ取り出し口10a)
まで突出してきたプロセスカートリッジ9を持って矢印
A方向にガイド部材12から取り出すことになる(図2
参照)。
【0031】逆にプロセスカートリッジ9を装置本体2
1に装着するには上記の逆の手順を行うことになる。詳
しくは、ユーザーは開口部10付近にあるガイド部材1
2にプロセスカートリッジ9を装着する。この際、前述
したようにプロセスカートリッジ9の一方のガイド9g
が装着ガイド12aのガイド凹部12bに落ち込むこと
によってプロセスカートリッジ9はガイド部材12と一
体化される。そして開閉ドア13を回転軸14の周りに
先の矢印O方向と反対の方向へ回転させて閉じる。これ
に連動してリンク機構23の第2リンク片23bが開閉
ドア13に対し回動しながら第1リンク片23aをプロ
セスカートリッジ9の装着位置側に押す。これによって
ガイド部材12は開口部10からプロセスカートリッジ
9の装着位置に向かって平行移動する。そして開閉ドア
13を完全に閉じたときガイド部材12の移動が停止す
る。これによりプロセスカートリッジ9はカートリッジ
装着位置に装着される。
【0032】ここで、本実施形態例の電子写真画像形成
装置と従来の電子写真画像形成装置の構成上の差異を明
確にするため、図5に従来の小型レーザープリンタの断
面図を示す。なお、本実施形態例の電子写真画像形成装
置と同一構造の部材には同一の符号を用いている。
【0033】図5に示す電子写真画像形成装置(小型レ
ーザープリンタ)20において、プロセスカートリッジ
9を装置本体21から取り出そうとするためには、図6
に示す様に、開閉ドア13を回転軸14の周りに回転さ
せて開き、開口部10からユーザーが内部に手を挿入し
て矢印A方向にプロセスカートリッジ9を引き出す操作
をする。逆にプロセスカートリッジ9を装置本体21に
装着するには上記の逆の手順を行うことになる。
【0034】しかしながら、従来の電子写真画像形成装
置20においては、プロセスカートリッジ9を着脱しよ
うとした際に、装置本体21の奥まった位置にプロセス
カートリッジ9がセット(装着)されているために、ユ
ーザーは手を装置本体21内に深く挿入せねばならな
い。特に装置全体が小型化されれば開口部10はより狭
い挿入口となりプロセスカートリッジ9の姿勢を調整し
ながらの作業となる。
【0035】本実施形態例に示す電子写真画像形成装置
20においては、開閉ドア13を開くとこれと連動して
ガイド部材12はプロセスカートリッジ9の装着位置か
ら開口部10側に平行移動して図2に示すようにプロセ
スカートリッジ9を開口部10の近傍に移動させる。こ
れにより、ユーザーはプロセスカートリッジ9を装置本
体21に着脱しようとした際に、手を装置本体21内に
深く挿入する必要がなくなる。このため、プロセスカー
トリッジ9の着脱操作の作業性が向上し、かつ装置全体
の小型化を図ることができる。
【0036】〔第2の実施形態例〕図3に本実施形態例
に係る電子写真画像形成装置の断面図を示す。なお、前
述した第1の実施形態例と同じ部材には同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0037】本実施形態例ではガイド部材12は図3に
示す回転軸15の周りに回転自在に装置本体21に支持
されている。以下に本実施形態例におけるプロセスカー
トリッジの着脱構成を説明する。
【0038】(プロセスカートリッジの着脱構成)本実
施形態例に示す電子写真画像形成装置20は、前述した
第1の実施形態例の電子写真画像形成装置20と同様、
開閉ドア13と共に排出トレイ8を回転軸14を中心に
矢印O方向へ開くことで開口部10及びガイド部材12
が現れるように構成してある。そして、一対のボスから
なるプロセスカートリッジ9のガイド9g(図7参照)
が上記ガイド部材12に設けられた溝状の装着ガイド1
2aに導かれることによって、プロセスカートリッジ9
がガイド部材12に対し矢印A方向に着脱されるもので
ある。ここで装着ガイド12aはその終端部にガイド凹
部12bを有する。そしてプロセスカートリッジ9がガ
イド部材12に装着されると、このガイド凹部12bに
感光ドラム9aの軸線上に設けた一方のガイド9gが落
とし込まれる。これによってプロセスカートリッジ9は
ガイド部材12に一体的に保持固定される。
【0039】ガイド部材12は、プロセスカートリッジ
9の長手方向(感光ドラム9aの軸線方向)で装置本体
21の両側板21aにガイド機構25によって、装置本
体21の開口部10とカートリッジ装着位置(プロセス
カートリッジ9を装置本体21の所定位置に装着する位
置)との間を移動可能に保持されている。ここで、装置
本体21のカートリッジ装着位置とは、プロセスカート
リッジ9の感光ドラム9aのトナー像が用紙Pに転写さ
れる位置をいう(図3に示す位置)。前記ガイド機構2
5としては、例えば図3に示すように、装置本体21の
両側板21aに溝状のガイドレール25aを設け、該ガ
イドレール25aに嵌合して摺動する突出ガイド12a
をガイド部材12に設ける構成を採用することができ
る。ガイドレール25aは、上記回転軸15を中心とす
る円弧状に形成されて装置本体21の開口部10から斜
め下方のプロセスカートリッジ9の装着位置まで延びて
いる。そして、ガイド部材12に設けられた一対の突出
ガイド12aがガイドレール25aに摺動可能に嵌合し
ている。
【0040】前記ガイド部材12にはリンク機構26を
介して開閉ドア13が連結されている。リンク機構26
は、ガイド部材12に回動可能に取り付けた第1リンク
片26aと、開閉ドア13に回動可能に取り付けた第2
リンク片26bとからなっている。そして、開閉ドア1
3を開くときの開操作(開閉ドア13の開動作)に連動
させて、ガイド部材12を装置本体21のプロセスカー
トリッジ9の装着位置から開口部10のカートリッジ取
り出し口10aまでガイドレール25aに沿って円弧状
に揺動移動させる(図1、図2参照)。また、開閉ドア
13を閉じるときの閉操作(開閉ドア13の閉動作)に
連動させて、ガイド部材12を装置本体21の開口部1
0のカートリッジ取り出し口10aからプロセスカート
リッジ9の装着位置までガイドレール25aに沿って円
弧状に揺動移動させる(図2、図1参照)。ここで、カ
ートリッジ取り出し口10aとは、開口部10において
ガイド部材12に対しプロセスカートリッジ9を着脱す
る位置をいう。
【0041】(プロセスカートリッジの着脱動作の説
明)次に前記ガイド機構25及びリンク機構26による
プロセスカートリッジ9の着脱動作を、図3及び図4を
用いて説明する。
【0042】本実施形態例に示す電子写真画像形成装置
20において、プロセスカートリッジ9を装置本体21
から取り出そうするためには図4に示す様に、開閉ドア
13を回転軸14の周り(矢印O方向)に回転させて開
く。これに連動してリンク機構26の第2リンク片26
bが開閉ドア13に対し回動しながら第1リンク片26
aを開口部10側に引く。これによってガイド部材12
はプロセスカートリッジ9の装着位置から開口部10に
向かって円弧状に揺動移動する。そして開閉ドア13を
完全に開ききったときガイド部材12の移動が停止す
る。ユーザーは開口部10付近(カートリッジ取り出し
口10a)まで突出してきたプロセスカートリッジ9を
持って矢印A方向にガイド部材12から取り出すことに
なる(図4参照)。
【0043】逆にプロセスカートリッジ9を装置本体2
1に装着するには上記の逆の手順を行うことになる。詳
しくは、ユーザーは開口部10付近にあるガイド部材1
2にプロセスカートリッジ9を装着する。この際、第1
の実施形態例で説明したようにプロセスカートリッジ9
の一方のガイド9gが装着ガイド12aのガイド凹部1
2bに落ち込むことによってプロセスカートリッジ9は
ガイド部材12と一体化される。そして開閉ドア13を
回転軸14の周りに先の矢印O方向と反対の方向へ回転
させて閉じる。これに連動してリンク機構26の第2リ
ンク片26bが開閉ドア13に対し回動しながら第1リ
ンク片26aをプロセスカートリッジ9の装着位置側に
押す。これによってガイド部材12は開口部10からプ
ロセスカートリッジ9の装着位置に向かって円弧状に揺
動移動する。そして開閉ドア13を完全に閉じたときガ
イド部材12の移動が停止する。これによりプロセスカ
ートリッジ9はカートリッジ装着位置に装着される。
【0044】本実施形態例の電子写真画像形成装置20
においては、開閉ドア13を開くとこれと連動してガイ
ド部材12は回転軸15の周りに矢印B方向に揺動して
図4に示すようにプロセスカートリッジ9を開口部10
の近傍に移動させる。これにより、ユーザーはプロセス
カートリッジ9を装置本体21に着脱しようとした際
に、手を装置本体21内に深く挿入する必要がなくな
る。このため、プロセスカートリッジ9の着脱操作の作
業性が向上し、かつ装置全体の小型化を図ることができ
る。
【0045】また、プロセスカートリッジ9を開口部1
0の近傍に移動させる時、ガイド部材12が回転軸15
の周りに矢印B方向に揺動移動するので、プロセスカー
トリッジ9の姿勢は装着時よりも開口部10に対する投
影面積が小さくなっている。このためユーザーが手を入
れてプロセスカートリッジ9をつかむ作業スペースが十
分に確保でき、よりユーザビリティが向上する。
【0046】特に小型の電子写真画像形成装置で開口部
の面積が大きく取れない場合には有効である。
【0047】〔他の実施の形態〕前述した実施の形態に
おいて、プロセスカートリッジの電子写真感光体として
は、前記感光ドラムに限定されることなく、例えば次の
ものが含まれる。先ず感光体としては光導電体が用いら
れ、光導電体としては例えばアモルファスシリコン、ア
モルファスセレン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導
電体(OPC)等が含まれる。また前記感光体を搭載す
る形状としては例えばドラム状またはベルト状のものが
用いられており、例えばドラムタイプの感光体にあって
は、アルミ合金等のシリンダ上に光導電体を蒸着或いは
塗工を行ったものである。
【0048】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0049】また帯電手段の構成も、前述した実施の形
態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングスワイヤーの三方周囲にア
ルミ等の金属シールドを施し、前記タングスワイヤーに
高電圧を印加することによって生じた正または負のイオ
ンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラムの表面を
一様に帯電する構成を用いても良いことは当然である。
【0050】なお、前記帯電手段としては前記ローラ型
以外にも、ブレード(帯電ブレード)、パッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0051】また感光ドラムに残存するトナーのクリー
ニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気ブ
ラシなど用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0052】また前述したプロセスカートリッジとは、
例えば電子写真感光体と、少なくともプロセス手段の1
つを備えたものである。従って、そのプロセスカートリ
ッジの態様としては、前述した実施形態のもの以外に
も、例えば、電子写真感光体と帯電手段とを一体的にカ
ートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの。電子
写真感光体と現像手段とを一体的にカートリッジ化し、
装置本体に着脱可能にするもの。電子写真感光体とクリ
ーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体
に着脱可能にするもの。更には電子写真感光体と、前記
プロセス手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的に
カートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等が
ある。
【0053】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能と
するものをいう。そして、このプロセスカートリッジ
は、使用者自身が装置本体に着脱することができる。そ
こで、装置本体のメンテナンスを使用者自身で行うこと
ができる。
【0054】更に、前述した実施の形態では、電子写真
画像形成装置としてレーザービームプリンタを例示した
が、本発明はこれに限定する必要はなく、例えば、電子
写真複写機、ファクシミリ装置、或いはワードプロセッ
サ等の電子写真画像形成装置に使用することも当然可能
である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
写真画像形成装置においては、プロセスカートリッジの
着脱操作性の向上と装置全体の小型化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態例に係る電子写真画像形成装置
の概要構成を示す断面図
【図2】第1の実施形態例に係る電子写真画像形成装置
におけるプロセスカートリッジの着脱動作の説明図
【図3】第2の実施形態例に係る電子写真画像形成装置
の概要構成を示す断面図
【図4】第2の実施形態例に係る電子写真画像形成装置
におけるプロセスカートリッジの着脱動作の説明図
【図5】従来の電子写真画像形成装置の概要構成を示す
断面図
【図6】従来の電子写真画像形成装置におけるプロセス
カートリッジの着脱動作の説明図
【図7】プロセスカートリッジとガイド部材の着脱構成
の説明図
【符号の説明】
9:プロセスカートリッジ 9a:電子写真感光体 9b:現像器 9c:クリーナー容器 9d:帯電ローラ 10:開口部 12:ガイド部材 13:開閉ドア 20:電子写真画像形成装置 21:電子写真画像形成装置本体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体と、前記電子写真感光体
    に作用するプロセス手段とを有するプロセスカートリッ
    ジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、記
    録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置に
    おいて、 前記プロセスカートリッジを着脱するための挿入口と、 前記挿入口を覆う開閉可能な開閉部材と、 前記プロセスカートリッジが取り外し可能に装着され、
    かつ前記開閉部材を開いたときに連動して前記プロセス
    カートリッジと一体になって前記挿入口の方向に移動
    し、前記開閉部材を閉じたときに連動して前記プロセス
    カートリッジを前記電子写真画像形成装置本体の所定位
    置に装着する位置に移動するカートリッジ装着部材と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  2. 【請求項2】 電子写真感光体と、前記電子写真感光体
    に作用するプロセス手段とを有するプロセスカートリッ
    ジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、記
    録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置に
    おいて、 前記プロセスカートリッジを着脱するための挿入口と、 前記挿入口を覆う開閉可能な開閉部材と、 前記プロセスカートリッジが取り外し可能に装着され、
    かつ前記開閉部材を開いたときに連動して前記プロセス
    カートリッジと一体になって前記挿入口の方向に移動
    し、前記開閉部材を閉じたときに連動して前記プロセス
    カートリッジを前記電子写真画像形成装置本体の所定位
    置に装着する位置に移動するカートリッジ装着部材と、 を有し、 前記カートリッジ装着部材は、前記挿入口の方向に移動
    する際に、前記挿入口に対しての前記プロセスカートリ
    ッジの投影面積が前記電子写真画像形成装置本体の所定
    位置での前記プロセスカートリッジの投影面積よりも小
    さくなるように前記プロセスカートリッジの姿勢を変化
    させることを特徴とする電子写真画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記プロセ
    スカートリッジとは、前記プロセス手段としての、前記
    電子写真感光体を帯電させるための帯電手段、前記電子
    写真感光体を現像剤により現像するための現像手段、前
    記電子写真感光体上に残留するトナーを除去するための
    クリーニング手段の少なくとも一つと前記電子写真感光
    体とを一体的にカートリッジ化して、前記電子写真画像
    形成装置本体に対し着脱可能とすることを特徴とする電
    子写真画像形成装置。
JP2000000841A 2000-01-06 2000-01-06 電子写真画像形成装置 Pending JP2001194976A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000841A JP2001194976A (ja) 2000-01-06 2000-01-06 電子写真画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000841A JP2001194976A (ja) 2000-01-06 2000-01-06 電子写真画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001194976A true JP2001194976A (ja) 2001-07-19

Family

ID=18530128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000000841A Pending JP2001194976A (ja) 2000-01-06 2000-01-06 電子写真画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001194976A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3268162B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP3337859B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4681762B2 (ja) カートリッジ
US6895199B2 (en) Process cartridge including a protruding member engaging a regulating guide of an electrophotographic image forming apparatus to which the process cartridge is attachable and from which the cartridge is detachable and such an electrophotographic image forming apparatus
KR101972205B1 (ko) 카트리지 및 카트리지에 사용되는 부재
JPH08305246A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US20050135832A1 (en) Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
JP2000089567A (ja) シャッタ部材、プロセスカートリッジ、画像形成装置
JP2001175147A (ja) プロセスカートリッジ装着機構、電子写真画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP2004279704A (ja) 画像形成装置
US8543034B2 (en) Electrophotographic color image forming apparatus and cartridge
JP3323648B2 (ja) 画像形成装置
JP2004144845A (ja) プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置
JP2000131943A (ja) 現像ユニット、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2001194976A (ja) 電子写真画像形成装置
JP3323649B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH08101624A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH07271274A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP3295581B2 (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP3246581B2 (ja) 画像形成装置
JPH11184353A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2000321956A (ja) 電子写真画像形成装置
JP3517486B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2006058757A (ja) プロセスカートリッジ
JPH08305243A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置