JP2001194105A - 静電容量式変位センサ - Google Patents

静電容量式変位センサ

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JP2001194105A
JP2001194105A JP2000005036A JP2000005036A JP2001194105A JP 2001194105 A JP2001194105 A JP 2001194105A JP 2000005036 A JP2000005036 A JP 2000005036A JP 2000005036 A JP2000005036 A JP 2000005036A JP 2001194105 A JP2001194105 A JP 2001194105A
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sensor electrode
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electrode
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Sotomitsu Hara
外満 原
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寄生容量増大をもたらすことなくヘッド面を
小さくしたセンサヘッドを持つ静電容量式変位センサを
提供する。 【解決手段】 センサヘッド1は、センサ電極2とこれ
を取り囲むリング状の基準電極3により構成される。セ
ンサ電極2は、交流信号が直接供給される基端部11
と、この基端部11上に円錐状の誘電体コラム13を介
して配置された、基端部11より径が小さい先端部12
とを有する。基準電極3は、基端部11と略同じ面位置
に基端部11を取り囲むようにリング状に配置された基
端部14と、この基端部14上に中空円錐状の誘電体ホ
ーン16を介在して配置された、基端部14より径が小
さい先端部15とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、導体からなる計
測面の位置(変位)を、この計測面にセンサヘッドを対
向させて、その間の静電容量を利用して検出する静電容
量式変位センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属の表面位置等を非接触で
測定するために、静電容量式変位センサが用いられてい
る。この種の静電容式変位センサのセンサヘッドは、セ
ンサ電極と、このセンサ電極を取り囲むようにリング状
に配置された基準電極とから構成される(例えば、特開
平9−280806号公報、特開平10−332312
号公報等)。この様なセンサヘッドのセンサ電極を高周
波信号で駆動すると、センサヘッドと計測面の間の距離
(即ち容量)に応じて、高周波電流が変化し、センサ電
極の端子電圧が変化する。従ってセンサ電極の端子電圧
を検出することにより、センサヘッドと計測面の間の距
離を測ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】静電容量式変位センサ
の検出感度を高いものとするためには、センサヘッドと
計測面との間の容量が大きいことが望ましい。そのため
には、センサヘッドの計測面に対向するヘッド面の面積
が大きいこと、或いは計測面との間の距離が小さい状態
とすることが必要である。しかし、ヘッド面を大きくし
てしかもこれを計測面に近接させようとすると、センサ
ヘッドが対向する計測面の状態を目視できなくなる。一
方、ヘッド面の面積が大きい場合には、これが対向する
計測面の平坦性が要求される。もしヘッド面の大きさの
範囲で計測面に凹凸があると、測定値は凹凸の調和平均
化されたものとなる。従って、計測面をスキャンして微
細な段差等を検出することが難しくなる。言い換えれ
ば、センサヘッドの横方向分解能が低いものとなる。
【0004】センサヘッドの横方向分解能を高くするた
めには、ヘッド面の面積を小さくすればよい。センサヘ
ッドの基端には高周波発振源等を内蔵させる場合には、
基端部径はある程度の大きさが必要である。センサヘッ
ドの基端部の径をある程度保持しながら、ヘッド面の径
を小さくするため、しかもヘッド面の対向する計測部位
を目視可能とするためには、センサヘッドを先端に行く
ほど径を絞った円錐状に加工すればよい。しかし、この
様なセンサヘッド構造にすると、別の問題が発生する。
中心のセンサ電極とこれを取り囲む基準電極とが微細な
距離で隣接することになるため、その間に大きな寄生容
量が入ることである。この寄生容量は、小さいヘッド面
と計測面の間の容量を検出する場合に、検出感度低下を
もたらす。
【0005】この発明は、上記事情を考慮してなされた
もので、寄生容量増大をもたらすことなくヘッド面を小
さくしたセンサヘッドを持つ静電容量式変位センサを提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、導体からな
る計測面に対向するセンサ電極とこれを取り囲むリング
状の基準電極とを有するセンサヘッドと、前記センサ電
極を交流信号により駆動する駆動手段と、前記センサ電
極と計測面との間の容量に応じて変化する前記センサ電
極の端子電圧を検出する検出手段とを備えた静電容量式
変位センサにおいて、前記センサ電極は、前記駆動手段
からの交流信号が直接供給される第1の基端部と、この
第1の基端部上に円錐状部材を介して配置された前記第
1の基端部より径が小さい第1の先端部とを有し、前記
基準電極は、前記第1の基端部と略同じ面位置に前記第
1の基端部を取り囲むようにリング状に配置された第2
の基端部と、この第2の基端部上に中空円錐状部材を介
して配置された前記第2の基端部より径が小さい第2の
先端部とを有し、且つ前記円錐状部材、中空円錐状部材
の少なくとも一方が誘電体により構成されていることを
特徴とする。
【0007】この発明によると、センサヘッドのセンサ
電極及び基準電極の少なくとも一方について、先端部と
基端部の間に誘電体を介在させた構造として、センサヘ
ッドの径を絞るようにしている。これにより、センサヘ
ッドを導体のみで構成してその径を先端に行くほど絞っ
た場合と異なり、センサ電極と基準電極の間の寄生容量
の増大が抑えられる。センサヘッドの基端部と先端部の
間に誘電体を介在させると、基端部に与えられる高周波
信号は容量結合により先端部まで伝送される。このと
き、基端部から先端部への高周波信号の振幅伝達率は、
誘電体による容量と、センサ電極と計測面との間の容量
による容量結合比で決まる。誘電体材料として大きな比
誘電率のものを用いれば、先端部に十分なレベルの高周
波駆動信号を与えることができる。
【0008】この発明において、センサ電極の基端部と
先端部の間に介在させる部材は、円錐状部材(以下、コ
ラムという)となり、基準電極の基端部と先端部に介在
させる部材は、中空円錐状部材(以下、ホーンという)
となる。この場合、(a)コラムとホーンを共に誘電体
により構成するタイプと、(b)コラムのみを誘電体に
より構成するタイプと、(c)ホーンのみを誘電体によ
り構成するタイプの3タイプが考えれる。(b)のタイ
プのときは、基端部からホーン及び先端部までを一体の
導体により構成することができる。同様に(c)のタイ
プのときは、基端部からコラム及び先端部までを一体の
導体により構成することができる。
【0009】この発明はまた、導体からなる計測面に対
向するセンサ電極とこれを取り囲むリング状の基準電極
とを有するセンサヘッドと、前記センサ電極を交流信号
により駆動する駆動手段と、前記センサ電極と計測面と
の間の容量に応じて変化する前記センサ電極の端子電圧
を検出する検出手段とを備えた静電容量式変位センサに
おいて、前記駆動手段は、高周波発振源と、この高周波
発振源の発振出力を前記センサヘッドのセンサ電極に供
給するための、(1/2+n/2)λ(但し、λは発振
波長、nは正の整数)の長さの同軸ケーブルとを有し、
前記検出手段として、前記同軸ケーブルの(1/4+m
/2)λ(但し、mは0以上でn以下の整数)の位置に
取り付けられた高周波電圧検出回路を有することを特徴
とする。
【0010】この様な構成において、高周波発振源によ
って同軸ケーブルの一端を電圧駆動すると、他端はセン
サヘッド部の静電容量であるのでインピーダンス整合は
とれず、反射して定在波が発生する。この定在波は両端
で「腹」、λ/4毎に「節」と「腹」が交互に現れるモ
ードとなる。そこでセンサヘッドを計測面に対向させ、
所定の距離のとき、「節」の位置を求め、その位置に高
周波検出回路を設けておけば、計測面の微小な変位を検
出することができる。即ち、計測面の微小な変位が静電
容量の変化を引き起こし、反射率が変化し、定在波が変
わり、「節」の位置が移動し、いままで「節」であった
ところの高周波振幅が変化する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施例を説明する。 [実施の形態1]図1は、この発明の実施の形態1によ
る静電容量式変位センサのセンサヘッド1の断面構造で
あり、図2はその分解斜視図である。センサヘッド1
は、センサ電極2とこれを取り囲むリング状の基準電極
3とから構成されている。センサ電極2は、基端部11
と先端部12を有し、これらの間には円錐状に形成され
た部材であるコラム13を介在させている。基端部11
及び先端部12は共に導体、具体的には金属であり、コ
ラム13は誘電体である。基準電極3も同様に、基端部
11と同じ面位置の基端部14と、先端部12と同じ面
位置の先端部15を有し、これらの間には中空円錐状に
形成されたホーン16を介在させている。基端部14及
び先端部15は共に導体、具体的には金属であり、ホー
ン16は誘電体である。
【0012】コラム13及びホーン16には好ましく
は、チタン酸バリウム(比誘電率5000)が用いられ
る。また先端部12,15にはこれらのコラム13及び
ホーン16の先端にスパッタにより形成された金属膜が
用いられる。センサ電極2の基端部11と基準電極3の
基端部14とは適当な絶縁体17により電気的に絶縁さ
れて同心的に保持されている。
【0013】以上のように、この実施の形態のセンサヘ
ッド1は、コラム13とホーン16を介在させることに
より先端に行くにつけて径が絞られている。図2に示す
ように、基端部11,14での外径がD1に対し、先端
部12,15での外径はより小さく、D2(<D1)と
なる。具体的に例えば、コラム13及びホーン16の部
分の長さをH=5mm程度とし、センサヘッド1全体の
先端部の外径をD2=1mm程度とする。
【0014】この実施の形態では、基準電極3の基端部
14の後方には、これと連続的に筒状体18が形成され
ており、その筒状体18の内部に高周波発振源4が配置
されている。高周波発振源4は例えば、トランジスタQ
と、トランスTの一次巻線とキャパシタCからなるLC
発振回路を用いて構成される。図ではトランジスタQの
バイアス回路を省略している。トランスTの二次側出力
は、整流ダイオードDにより半波整流されて、センサ電
極2の基端部11に供給される。
【0015】センサ電極2の基端部11に高周波駆動信
号が供給されると、容量結合により先端部12に高周波
駆動信号が与えられる。そして、センサヘッド1と計測
面との間の距離xに応じて高周波電流が変化し、先端部
12の端子電圧が変化する。このとき距離xの関数とな
る高周波電流の変化は、トランスTと基準電極3の基端
部14との間に接続された抵抗Rの端子電圧として検出
することができる。
【0016】具体的にこの実施の形態において、センサ
電極2の基端部11に印加される高周波信号により先端
部12が駆動される様子を、図3を参照して説明する。
図3に示すように、センサ電極2の基端部11と先端部
12の間のコラム13が挟まれた部分の容量をC1と
し、先端部12と計測面の間の容量をC2とする。この
とき、計測面を接地電位とし、基端部11にある電位V
1を与えたとき、先端部12に容量結合される電位は、
次のようになる。
【0017】
【数1】V2=C1・V1/(C1+C2)
【0018】コラム13には比誘電率の極めて大きい誘
電体を用いているため、容量C1はC2より十分に大き
い状態に設定することができる。例えば、コラム13の
部分の長さをH、先端部13と計測面の間の距離をxと
して、容量C1,C2の関係はほぼ、C1/C2=(ε
1・x)/(ε2・H)と表される。ε1,ε2はそれ
ぞれ、誘電体,空気の誘電率である。誘電体にチタン酸
バリウムを用いた場合、その比誘電率は約5000であ
る。また具体例として、H=1mm,x=0.01mm
の数値を用いると、容量比はおよそ、C1/C2=10
となる。この様な容量関係の場合、先の数1から明らか
なように、基端部11に与えられる電位V1がほぼその
まま先端部12に結合されることがわかる。
【0019】以上の説明から明らかなように、センサヘ
ッド1が計測面から大きく離れた状態では、高周波駆動
信号はもはやセンサ電極2の先端部12に殆ど供給され
ない。しかしこれは、非計測時であるから問題はない。
また、コラム13及びホーン16の長さHが極端に長い
場合には、高周波駆動信号の先端部への結合効率が低い
ものとなる。従って、計測すべき距離範囲との関係で、
長さHを最適設定することが必要になる。
【0020】この実施の形態によると、先端部と基端部
の間に誘電体を介在させた構造とすることにより、セン
サ電極2と基準電極3の間の寄生容量の増大を抑えなが
ら、センサヘッド1の径を絞ることができる。これによ
り、センサヘッド1のヘッド面を小さくして、高い横方
向分解能を実現することができる。また、センサヘッド
1の先端外径D2を1mm程度とすれば、計測面に対す
るセンサヘッド1の先端面の平行度を保持することは、
目視と軸方向の微動機構により可能である。
【0021】[実施の形態2]図4は、実施の形態2に
よるセンサヘッド1aの断面構造を図1に対応させて示
している。図1の実施の形態1と異なる点は、センサ電
極2の基端部11からコラム13及び先端部12まで
を、一体の導体、例えば金属により形成していることで
ある。またこの実施の形態2では、センサ電極2の先端
部12を、基準電極3の先端部13の面と同じ面位置と
し、且つ針状電極として加工している。
【0022】この実施の形態2によっても先の実施の形
態1と同様の効果が得られる。またこの実施の形態2の
場合、センサ電極2の先端を針状電極として基準電極3
の先端部15の面より突出させている結果、電界集中が
高くなり、一層の検出感度向上及び横方向分解能向上が
図られる。
【0023】[実施の形態3]図5は、実施の形態3に
よるセンサヘッド1bの断面構造を図1に対応させて示
している。図1の実施の形態1と異なる点は、基準電極
3の基端部14からホーン16及び先端部15までを一
体の導体、例えば金属により形成していることである。
この実施の形態3によっても先の実施の形態1と同様の
効果が得られる。
【0024】[実施の形態4]図6は、実施の形態1に
よるセンサヘッド1を用いて、実施の形態1とは異なる
駆動方式を適用した実施の形態4である。高周波発振源
5は、センサヘッド1の外に設けられる。高周波発振源
5の出力をセンサヘッド1のセンサ電極2に与えるため
に、同軸ケーブル6が用いられている。同軸ケーブル6
の長さL1は、高周波発振源5の発振波長をλとして、
(1/2+n/2)λ(nは正の整数)に調整されてい
る。高周波発振源5の出力は同軸ケーブル6の一端に接
続される。同軸ケーブル6の他端にはセンサヘッド部が
接続される。
【0025】高周波発振源5は電圧励振であり、センサ
ヘッドは静電容量式なので、同軸ケーブル6は両端とも
インピーダンス整合はとれず、ほぼ同相反射として扱う
ことができ、同軸ケーブル6には定在波が発生する。こ
のとき定在波比、「節」の位置は、センサヘッドの静電
容量の値によって変化する。そこでこのインピーダンス
反射条件を検出するために、同軸ケーブル6の途中に高
周波電圧検出回路7が接続されている。高周波電圧検出
回路7は、同軸ケーブル6の中心導体に、ダイオードD
iを介し抵抗R1とキャパシタC1の並列回路が接続さ
れ、その抵抗R1側に挿入された定在波比(Standing W
ave Ratio)メータ71を有する。
【0026】高周波電圧検出回路7が接続される位置
は、例えば先端からの距離L2としてL2=(1/4+
m/2)λ(但し、mは0,1,…,nから選ばれた整
数)とする。この位置で高周波電圧を監視すると、負荷
容量が基準値の場合、検出出力はゼロである。センサヘ
ッド1と計測面との間の距離が変化して負荷容量が基準
値からずれると、インピーダンス反射条件が崩れ、大き
な高周波電圧が検出される。従ってこの実施の形態によ
ると、センサヘッド1により、計測面の僅かの位置変動
を感度よく検出することが可能になる。
【0027】なお実施の形態4ではセンサヘッド1とし
て、誘電体からなるコラム13とホーン16用いて先端
の径を小さくしたものを用いたが、図4或いは図5のセ
ンサヘッド1a或いは1bを用いることもできる。更に
この実施の形態4の同軸ケーブルを用いた駆動方式は、
従来の形式の静電容量式変位センサヘッドにも適用して
有効である。
【0028】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、誘
電体のコラム又はホーンを用いてセンサヘッドの先端部
の径を絞ることにより、寄生容量増大をもたらすことな
くヘッド面を小さくしたセンサヘッドを持つ静電容量式
変位センサを提供することができる。また、同軸ケーブ
ルを用いて高周波信号をセンサヘッドに供給し、インピ
ーダンス反射条件の成否により負荷変動を検出する駆動
方式を用いることにより、計測面の位置を高感度に測定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるセンサヘッド
1の構造を示す図である。
【図2】 同実施の形態1のセンサヘッド1の分解斜視
図である。
【図3】 同実施の形態1の駆動条件を説明するための
図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるセンサヘッド
1aの構造を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるセンサヘッド
1bの構造を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるセンサヘッド
とその駆動及び検出回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
1,1a,1b…センサヘッド、2…センサ電極、11
…基端部、12…先端部、13…コラム、3…基準電
極、14…基端部、15…先端部、16…ホーン、4,
5…高周波発振源、6…同軸ケーブル、7…高周波電圧
検出回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体からなる計測面に対向するセンサ電
    極とこれを取り囲むリング状の基準電極とを有するセン
    サヘッドと、 前記センサ電極を交流信号により駆動する駆動手段と、 前記センサ電極と計測面との間の容量に応じて変化する
    前記センサ電極の端子電圧を検出する検出手段とを備え
    た静電容量式変位センサにおいて、 前記センサ電極は、前記駆動手段からの交流信号が直接
    供給される第1の基端部と、この第1の基端部上に円錐
    状部材を介して配置された前記第1の基端部より径が小
    さい第1の先端部とを有し、 前記基準電極は、前記第1の基端部と略同じ面位置に前
    記第1の基端部を取り囲むようにリング状に配置された
    第2の基端部と、この第2の基端部上に中空円錐状部材
    を介して配置された前記第2の基端部より径が小さい第
    2の先端部とを有し、且つ前記円錐状部材、中空円錐状
    部材の少なくとも一方が誘電体により構成されているこ
    とを特徴とする静電容量式変位センサ。
  2. 【請求項2】 前記円錐状部材及び中空円錐状部材が共
    に誘電体であることを特徴とする請求項1記載の静電容
    量式変位センサ。
  3. 【請求項3】 前記中空円錐状部材が誘電体であり、前
    記第1の基端部、円錐状部材及び第1の先端部が導体に
    より一体形成されて、前記第1の先端部の先端が針状に
    加工されていることを特徴とする請求項1記載の静電容
    量式変位センサ。
  4. 【請求項4】 前記円錐状部材が誘電体であり、前記第
    2の基端部、中空円錐状部材及び第2の先端部が導体に
    より一体形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の静電容量式変位センサ。
  5. 【請求項5】 前記第2の基端部は筒状に加工され、そ
    の内部に前記駆動手段としての高周波発振源が配置され
    ることを特徴とする請求項1記載の静電容量式変位セン
    サ。
  6. 【請求項6】 導体からなる計測面に対向するセンサ電
    極とこれを取り囲むリング状の基準電極とを有するセン
    サヘッドと、 前記センサ電極を交流信号により駆動する駆動手段と、 前記センサ電極と計測面との間の容量に応じて変化する
    前記センサ電極の端子電圧を検出する検出手段とを備え
    た静電容量式変位センサにおいて、 前記駆動手段は、高周波発振源と、この高周波発振源の
    発振出力を前記センサヘッドのセンサ電極に供給するた
    めの、(1/2+n/2)λ(但し、λは発振波長、n
    は正の整数)の長さの同軸ケーブルとを有し、 前記検出手段として、前記同軸ケーブルの(1/4+m
    /2)λ(但し、mは0以上でn以下の整数)の位置に
    取り付けられた高周波電圧検出回路を有することを特徴
    とする静電容量式変位センサ。
  7. 【請求項7】 前記センサ電極は、前記駆動手段からの
    交流信号が直接供給される第1の基端部と、この第1の
    基端部上に円錐状部材を介して配置された前記第1の基
    端部より径が小さい先端部とを有し、 前記基準電極は、前記第1の基端部と略同じ面位置に前
    記第1の基端部を取り囲むようにリング状に配置された
    第2の基端部と、この第2の基端部上に中空円錐状部材
    を介して配置された前記第2の基端部より径が小さく設
    定された第2の先端部とを有し、且つ前記円錐状部材、
    中空円錐状部材の少なくとも一方が誘電体により構成さ
    れていることを特徴とする請求項6記載の静電容量式変
    位センサ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7100429B2 (en) 2002-07-09 2006-09-05 Mitutoyo Corporation Surface profile measuring instrument and surface profile measuring method
CN110034037A (zh) * 2018-01-12 2019-07-19 机体爱思艾姆有限公司 对晶圆腔室的间隙进行检测的晶圆式间隙检测传感器

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