JP2001193565A - 密閉エンジンサイクルを有する液体燃料用ロケットエンジン - Google Patents
密閉エンジンサイクルを有する液体燃料用ロケットエンジンInfo
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Abstract
を提供する。 【解決手段】 本発明は、少なくとも一つの燃焼室(1
4)への各液体燃料の供給部と、前記供給部の主流
(1,2)に設けられたターボポンプ(3,4)と、第
1の支流(5,6)に配置されたターボポンプ(3,
4)の駆動のためのガス発生器(7)と、前記主流
(1,2)に通じるガス発生器(7)の排気ガスを排出
するための排出管(8,9,10)を備える密閉エンジ
ンサイクルを有するロケットエンジンに関する。ターボ
ポンプ(3,4)の上流側で排出管(9)の少なくとも
一部が液体燃料の少なくとも一つの主流(2)に合流し
ている。
Description
の、燃焼室への各液体燃料の供給部が設けられており、
前記供給部の主流にターボポンプが挿入され、支流にタ
ーボポンプを駆動するためのガス発生器が配置された密
閉エンジンサイクルを有する液体燃料用ロケットエンジ
ンに関する。更にガス発生器の排気ガスを導くための、
主流に通じる排出管が設けられている。
料供給部(supply line)のターボポンプを工藤するガ
ス発生器(gas generator)に装備される。ガス発生器
は、ガス発生器を操作するための燃料を供給するため、
少なくとも1つのバイパス燃料ラインに接続されてい
る。排気ガス発生器からの排気ガスは排気ガスダクトか
ら主燃料供給部へ導入される。現技術水準から既密閉エ
ンジンサイクル又は開放エンジンサイクルを有する液体
燃料用ロケットエンジンが既に知られている。これは、
例えば米国特許5,404,715に、「直接補助フロ
ーサイクル(direct auxiliary flow cycle) 」または
「パラレル補助フローサイクル(parallel auxiliary fl
ow cycle)」を有するロケットエンジンに関連して記載
されている。この技術水準からの両原理はしかし、ある
種の欠点を有する。開放エンジンサイクルを有する既知
のロケットエンジンは確かに特に供給部と燃焼室の間の
境界部(Schnittstelle) に関して簡単な構造を有する
が、ガス発生器の排気ガスの単独の排出によってロケッ
トエンジンの推進性能(Schubleistung) を損なう運動量
損失(Impulsverlusten) がもたらされる。このような推
進性能の減少は現技術水準の密閉エンジンサイクルによ
って回避することができる。しかし、この既知の構造の
場合、特に高価な構造が必要であり、対応する部材は非
常に特殊に互いに調整をしなければならない。
イクル乃至密閉エンジンサイクルを有するロケットエン
ジンを説明する。図6(a)及び図6(b)は、先に述
べた従来の技術を示す。図6(a)は、エンジンの開放
サイクルを示し、その場合において、燃焼室14の液体
燃料の主流が導管1及び2に供給される。この導管1,
2には、液体燃料の圧力を増加するために用いられるタ
ーボポンプ3,4が設けられている。ターボポンプ3,
4の下流側で支流5,6が分岐しており、これらの支流
5,6はガス発生器7にその運転に必要とされる燃料を
供給する。ガス発生器7の排気ガスによって、ポンプド
ライブ7Aを介して、ターボポンプ3,4は駆動され、
排気ガスは次いで排出管8を通って排出され、主流に再
び供給されることはない。結果として運動量損失がおこ
りロケットエンジンの推進作用の現象がおこる。
るロケットエンジンを示し、その場合においても同様に
主流の導管1,2にターボポンプ3,4が挿入されてお
り、ターボポンプ3,4は、主流1,2から分岐した支
流5,6から供給されるガス発生器7の排気ガスによっ
て駆動される。ガス発生器の排気ガスはしかし単独に排
出されるのではなく、本質的に運動量損失がおこらない
ように排出管8を通って再び主流に供給される。しかし
図6(b)から明らかなように、燃焼室14と液体燃料
の供給部との領域間の境界部の構成が複雑であり、費用
がかかる。
は、簡単な構造を有する有効なロケットエンジンを提供
することである。
載の特徴によって解決される。その場合において、少な
くともターボポンプの上流側でガス発生器の排気ガスを
排出するための排出管の少なくとも一部が液体燃料の少
なくとも一つの主流に合流している密閉エンジンサイク
ルを有する液体燃料用ロケットエンジンが提供される。
それ故、この排出管は、これまで現技術水準において普
通に行われているように、燃焼器又は燃焼室の噴射ヘッ
ドの領域においては主流に導かれるのではなく、排出管
は燃焼室から離れてターボポンプの上流側の領域で主流
に導かれ、その結果排出管は導管と燃焼室の間の境界部
を形成するときに考慮する必要はない。供給部の主流に
ターボポンプのみが設けられるとき、排出管はこのター
ボポンプの上流側で主流に合流する。しかし主流に複数
の連続するターボポンプを設けることもできる。そのと
き、排出管は下流方向に見て最後のターボポンプの上流
側で主流に合流するが、しかし、別の上流側でも、例え
ば全ての順に配列されたターボポンプの上流側で主流に
合流することができる。
の源から流入させることができる。例えば、これらの支
流を液体燃料の主流から分岐することが提供される。こ
れらの分岐は主流のすべての適当な個所で行うことがで
きる。好ましくはガス発生器に燃料を供給するための支
流がターボポンプの下流側で主流から分岐することが提
供される。それによってガス発生器に既に高圧の状態の
燃料が供給されることが達成される。それ故ガス発生器
自体の領域に対するより高い圧力をガス発生器の排気ガ
スに対しても同様に得ることができ、それは一方におい
て排気ガスの主流への送還を減少させ、他方においてロ
ケットエンジンの運動量損失をより少なくする。また他
方において第1の支流には少なくとも部分的に別の燃料
源から供給されることが提供される。この場合、ガス発
生器が他の燃料組成物又は基本的に他の燃料でロケット
エンジンの燃焼室として動かされることが提供される。
このようなロケットエンジンは三成分以上の成分系に相
当する。
でさらに高めるために、気化がおこることなくガス発生
器の排気ガスの導入に必要な圧力条件を可能にするため
に、少なくともターボポンプの一つの前に圧縮機段(ブ
ーストポンプ又はジェットポンプ)を接続することが提
供される。ガス発生器の排気ガスの排出管は好ましくは
圧縮機段の領域で主流に合流する。同時にキャビテーシ
ョン比の改良を達成するためにターボポンプとして二流
(zweiflutige) ポンプを利用することができる。過剰圧
力下のガス発生器の排気ガスの導入はその場合同様にキ
ャビテーション比に好ましい影響を与える。最後に適当
な圧力及び温度状態によって排出管の合流の領域におい
て主流における液体燃料の気化を減少させることができ
る。更にガス発生器の排気ガスの急速な混合にかかわら
ず尚も不完全な排気ガスの凝縮に対応するために、ター
ボポンプの羽根の相応の配列によって改良することがで
きる。
は、排気ガスの温度が排気ガスが主流に導入される前に
下げられることによって軽減することができる。それに
ついて、排出管がガス発生器の排気ガスを冷却するため
に熱交換機を有することが提供される。このために排出
管は主流への熱的接触を有することができる。それ故例
えば排出管は主流の回りを何回か巡ることができ、その
場合に主流の管への熱的接触をつくることができる。そ
のとき冷たい主流は排気ガスの温度を下げる。ガス発生
器の排気ガスの温度を下げる第2の可能性は、主流から
別の支流が分岐し、この支流は排出管に供給される事に
ある。ガス発生器の排気ガスはそれ故既に主流に導入さ
れる前に冷却された流体燃料の一定量と混合され、それ
によって排気ガスの温度は明らかに下げられ、連続する
主流への導入時に凝縮は軽減される。
軽減するために、排出管は逆転弁を有する分岐部を有す
ることができる。その場合において、既に述べたように
第1の分枝がターボポンプの上流側で主流に合流し、第
2の分枝がターボポンプの下流側で主流に合流する。出
発段階の間に逆転弁を排気ガスが先ずターボポンプの下
流側でだけ主流に導入されるように逆転弁を制御するこ
とができる。ロケットエンジンの駆動状態が十分に安定
化したときにガス発生器の排気ガスが既に述べたように
再びターボポンプの上流側で主流に導入されるように逆
転弁の逆転を行うことができる。それと同時に第2の分
枝はガス発生器の排気ガスに対して閉鎖される。
て図1乃至5に基づいて説明する。
発明のロケットエンジンを示す。図2は、ターボポンプ
の前でガス発生器の排気ガスの導入部を有する図1のロ
ケットエンジンを示す。図3は、圧縮機段の領域に排気
ガスの導入部を有し、液体燃料の供給による排気ガスの
冷却部を有する図1のロケットエンジンを示す。図4
は、ターボポンプの前の排気ガスの導入部とガス発生器
用の別の燃料源を有する図1のロケットエンジンを示
す。図5は図1に示すロケットエンジンの別の装置を示
す。
された、本発明の装置を示す。ここでは同様に液体燃料
の供給の主流1,2にターボポンプ3,4が設けられて
おり、図1に示す本実施例においては可燃性の液体燃料
(Fuel)用の第1の主流1が設けられ、第2の主流2は液
体酸素(Lox) の供給に用いられる。その場合液体酸素用
のターボポンプ4の前にはさらにブーストポンプ(Boost
pumpe)の形態の圧縮機段(Verdichterstufe) 11が接続
される。ターボポンプ3,4の下流側で主流1,2から
支流5,6が分岐しており、支流5,6を通って液体燃
料はガス発生器7に供給される。なお、支流5,6に
は、各々適切なバルブ5A,6Aが設けられている。ガ
ス発生器7においては大量の液体酸素過剰の下で液体燃
料相互の反応がおこり、尚も酸素の豊富な排気ガスが発
生しこの排気ガスは、ポンプドライブ7Aを介して、タ
ーボポンプ3,4を駆動する。ガス発生器の排気ガスは
排出管8,9,10によって排出される。ポンプドライ
ブ7Aの出口側で、排出管の第1の部分8は逆転弁(tw
o-way valve)13を有する分岐部に通じており、この
分岐部において排出管は第1の分枝9と第2の分枝10
に分かれる。第1の分枝9は熱交換器12を通って導か
れ液体酸素用のターボポンプ4の上流側の圧縮機段11
の領域で液体酸素LOX用の主流2に、図の2Aの矢印
方向に示すように、合流する。圧縮機段11は排気ガス
の導入に必要な圧力条件を作りだし、その条件のとき気
化は回避される。第2の分枝10は、ガス発生器の排気
ガスの導入が燃焼室14の前の領域で連続して行われる
ようにターボポンプ4の下流側で主流に合流している。
逆転弁13は第1の分枝9または第2の分枝10の何れ
かがガス発生器7の排気ガスに対して開放されるように
設計されている。
トエンジンは、既知の図6(b)に示すロケットエンジ
ンよりも本質的に簡単な構造を有する。それにもかかわ
らず運動量の損失は密閉エンジンサイクルによって回避
される。
場合においてガス発生器の排気ガスの排気管8は分岐部
なしに主流2に合流しておりターボポンプ4の前に圧縮
機段11はない。排出管8は主流2の適当な箇所に合流
することができる。
に別の変形を示し、排出管8は、混合分岐点8A(mi
xing junction)に接続し、ガス発生器7
の排気ガスの冷却のために主流2からターボポンプ4の
下流側で分岐し、排出管8に通じている別の支流16が
設けられている。それ故、図3の例の場合、既にガス発
生器7の排気ガスの導入の前で主流2において既に液体
燃料の一部分を有する排気ガスが液体酸素と混合され、
それによって冷却される。それによってキャビテーショ
ン比の改良が達成される。さらにキャビテーション比を
改良するために、図3の例では、ターボポンプ4が、2
つの入力ライン部2B,2Cから酸素を入力する二流ポ
ンプとして設計されている。入力ライン部2B,2Cは
各々圧縮機段の出力ポートに接続されている。
ンの別の変形を示す。その場合支流5には、ガス発生器
7に供給するために例えば図4に示す例においてはH2
O2用の燃料タンクを含む別の燃料源15から供給され
る。それ故三成分系を示す。この三成分系は燃焼室14
を駆動するために液体可燃性燃料及び液体酸素を提供
し、ガス発生器7の駆動のためにH2O2を提供する。H
2O2はガス発生器7の駆動時に触媒作用による分解によ
って主成分H2OとO2に分解される。それ故H2O2は、
酸素及び例えば炭化水素等の液体可燃性燃料の下での酸
化剤豊富な燃焼と同様な条件を提供する。
ンの別の装置を示し、その場合においてガス発生器の排
気ガスを冷却するために排出管8は熱交換器12を備え
る。その場合、排出管8はターボポンプ4の下流側で主
流2を巡り主流2に熱的接触をもたらすことが提供され
る。それ故、ガス発生器7の排気ガスは液体酸素の冷た
い主流2によって冷却される。それによってガス発生器
7の排気ガスの凝縮が主流2への導入後に軽減され、そ
の結果キャビテーション比が改良せしめられる。
室14において極力僅かしか影響を受けないようにする
ために既に述べたように好ましくは、燃料の強力な酸化
剤豊富な燃焼が行われることが提供される。ガス発生器
の燃焼生成物及びガス発生器7の排気ガスは圧倒的に酸
素からなる。この排気ガスは再び主流2に導入されるの
で液体酸素の組成は本質的に変わらず、それ故燃焼室1
4における燃焼比は本質的に損なわれない。
効なロケットエンジンを提供することができる。さら
に、キャビテーション性能を向上し、主液体燃料供給部
からの液体フローの消散を防止できる。また、主燃料フ
ロー又は少なくとも1つの燃料要素とガス発生器の排気
ガス(例えば、液体酸素)の急速な混合を達成すること
ができる。このとき、ガス発生器の排気ガスの不完全な
凝縮を回避することができる。さらに、密閉フローサイ
クル液体燃料ロケットエンジンの始動時に、初期イグニ
ッションを促進することが可能となる。
トエンジンを示す。
入部を有する図1のロケットエンジンを示す。
体燃料の供給による排気ガスの冷却部を有する図1のロ
ケットエンジンを示す。
生器用の別の燃料源を有する図1のロケットエンジンを
示す。
す。
ンジンサイクルを有するロケットエンジンを示す。
Claims (9)
- 【請求項1】 少なくとも一つの燃焼室(14)への各
液体燃料の供給部と、 前記供給部の主流(1,2)に設けられたターボポンプ
(3,4)と、第1の支流(5,6)に配置されたター
ボポンプ(3,4)の駆動のためのガス発生器(7)
と、 前記主流(1,2)に通じるガス発生器(7)の排気ガ
スを排出するための排出管(8,9,10)を備える密
閉エンジンサイクルとを有するロケットエンジンであっ
て、 ターボポンプ(3,4)の上流側で排出管(9)の少な
くとも一部が液体燃料の少なくとも一つの主流(2)に
合流していることを特徴とする密閉エンジンサイクルを
有するロケットエンジン。 - 【請求項2】 第1の支流(5,6)は主流(1,2)
から分岐していることを特徴とする請求項1に記載のロ
ケットエンジン。 - 【請求項3】 第1の支流(5,6)はターボポンプ
(3,4)の下流側で主流(1,2)から分岐している
ことを特徴とする請求項2に記載のロケットエンジン。 - 【請求項4】 第1の支流(5,6)には少なくとも部
分的に別の燃料源(15)から燃料が供給されることを
特徴とする請求項1に記載のロケットエンジン。 - 【請求項5】 ターボポンプ(3,4)の少なくとも一
つの前に圧縮機段(compressor)(11)が
接続されており、排出管(9)が圧縮機段(11)の領
域において主流(1,2)に合流していることを特徴と
する請求項1乃至4の何れか一項に記載のロケットエン
ジン。 - 【請求項6】 排出管(8,9,10)がガス発生器
(7)の排気ガスの冷却のための熱交換器(12)を有
することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記
載のロケットエンジン。 - 【請求項7】 排出管(8,9,10)が主流(1,
2)への熱的接触部を有することを特徴とする請求項6
に記載のロケットエンジン。 - 【請求項8】 主流(1,2)から排出管(8,9,1
0)に通じている第2の支流(16)が分岐しているこ
とを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載のロ
ケットエンジン。 - 【請求項9】 排出管(8,9,10)が逆転弁(1
3)を有する分岐部を有し、その場合において第1の分
枝(9)がターボポンプ(3,4)の上流側で主流
(1,2)に合流しており、第2の分枝(10)がター
ボポンプ(3,4)の下流側で主流(1,2)に合流し
ていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に
記載のロケットエンジン。
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