JP2001191548A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2001191548A
JP2001191548A JP2000323963A JP2000323963A JP2001191548A JP 2001191548 A JP2001191548 A JP 2001191548A JP 2000323963 A JP2000323963 A JP 2000323963A JP 2000323963 A JP2000323963 A JP 2000323963A JP 2001191548 A JP2001191548 A JP 2001191548A
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Noboru Tamura
登 田村
Hiroaki Tojo
博明 東條
Atsushi Kobayashi
淳 小林
Kimitoshi Kimura
仁俊 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサーの増加を招くことなく、インク供給
ユニットのインク量を一定の範囲に正確に制御するこ
と。 【解決手段】 インク貯蔵室36には磁性体からなる指
標体53を備え、かつその上限位置が規制されたフロー
ト50が収容され、またインク供給手段3の外部で、か
つ指標体の磁束を同時に受けることができる領域にイン
ク供給ユニットのインクの規定レベルを上下に挟むよう
に2個の磁気センサー54、55が配置され、各磁気セ
ンサー54、55の信号によりインクの過少状態、要注
入開始状態、要注入停止状態、及び過剰供給状態を検出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体の幅方向
に往復動するキャリッジと、キャリッジに設けられたイ
ンクジェット記録ヘッドと、キャリッジに搭載されて記
録ヘッドにインクを供給するインク供給手段とからなる
インクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷枚数が多い印刷に使用されるインク
ジェット記録装置は、例えば特公平4-43785号公報に見
られるように、函体にカセット等のインク容器を設置
し、インク供給チューブを介してキャリッジに搭載され
たインク供給ユニットと接続し、インク供給ユニットを
介して印刷で消費されるインクを記録ヘッドに供給した
り、また特開平10-244685号公報に見られるように、キ
ャリッジに搭載され、インクジェット記録ヘッドにイン
クを供給するインク供給ユニットと、函体側に設置され
たインクカートリッジと、管路により接続されてインク
供給ユニットに接離可能なインク補給ユニットとを備
え、間欠的にインク供給ユニットに所要量のインクを補
給するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インク
補給ユニットにより容量の少ないインク供給ユニットに
インク漏れを起こすことなくインクを補給するためには
精密な流量制御を必要として弁構造が複雑化するという
不都合がある。このため、実開平3-77641号公報や特開
昭62-263059号公報に見られるようにインクタンクにガ
イドにより上下動に移動可能に磁性体を内蔵させたフロ
ートを収容するとともに、インクタンクの外部に磁気セ
ンサーを配置して、タンクのインクの液面、つまりイン
ク量を管理することも考えられるが、インク液面の検出
範囲が狭く、インク補給のための休止時間が長くなって
スループットが低下するという問題がある。本発明はこ
のような問題に鑑みてなされてなされたものであって、
その目的とするところは複数の磁気センサーにより広い
液面の変動を検出してインク供給ユニットにインクを補
給することができるインクジェット記録装置を提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解消す
るために本発明においては、記録媒体の幅方向に往復動
するキャリッジと、前記キャリッジに設けられたインク
ジェット記録ヘッドと、前記キャリッジに搭載されて外
部からインク貯蔵室にインクの補給を受け、印刷時に前
記インク貯蔵室のインクを前記記録ヘッドに供給するイ
ンク供給手段とからなるインクジェット記録装置におい
て、前記インク貯蔵室には指標体を備え、かつその上限
位置が規制されたフロートが収容され、また前記インク
供給手段の外部で、かつ前記指標体による信号を同時に
受けることができる領域にインクの規定レベルを上下に
挟むように少なくとも2個のセンサーが配置され、前記
センサーの信号により少なくとも3種類のインクレベル
を検出するようにした。
【0005】
【発明の実施例の形態】そこで以下に本発明の詳細を図
示した実施例に基づいて説明する。図1は、本発明の一
実施例を示すものであって、キャリッジ1は、ガイド部
材2に案内されて図示しない駆動手段により往復駆動可
能に構成され、上部に本発明が特徴とするインク供給ユ
ニット3が複数、この実施例では4個搭載され、また下
面には記録ヘッド4が設けられている。キャリッジ1の
移動領域の両側(なお、図では一側だけが図示されてい
る)にはインクカートリッジ5を収容するカートリッジ
ホルダ6が、またキャリッジ1の移動領域の非印字領域
の上部にインク補給ユニット7が配置されている。
【0006】インク補給ユニット7は、チューブ8によ
りインクカートリッジ5に接続され、キャリッジ1がイ
ンク補給領域に移動した段階で、インク供給ユニット3
のインク注入口9に接続して所定のレベルまでインクを
注入するように構成されている。なお、図中符号10
は、チューブ11によりインク補給ユニット7に接続さ
れたインク注入圧力源をなすポンプユニットを示す。
【0007】図2は、同上インク供給ユニット3の一実
施例を示すものであって、扁平な容器として構成されて
いて、上面20にはインク貯蔵室に連通するインク注入
口9及び大気開放口21が形成され、下部領域、この実
施例では下面22に記録ヘッド4との接続するインク供
給口23が形成されている。また容器の側面24の、イ
ンク貯蔵室36に対向する領域には窓が形成されていて
ここをインクの圧力で変形可能で、かつ水蒸気透過性及
びガス透過性が極めて低い金属層と高分子フィルムを積
層したラミネートフィルム25により封止されている。
【0008】同上インク供給ユニット3の詳細な構造を
図3に基づいてさらに説明する。インク供給ユニット3
を構成する容器は、大略、プラスチック材料等を成形加
工してなる枠構造を採り、両側面が開口されたケーシン
グ30の両側面を、水蒸気透過性及びガス透過性が極め
て低い金属層と高分子フィルム31、32により封止し
て構成されている。
【0009】ケーシング30は、図4に見られるよう
に、壁33により上下に、また壁34により左右に分割
されて、上部の壁33に大気連通用の細溝35が、また
下部がインク貯蔵室36と、弁室37とに分割されてい
る。ケーシング30のインク貯蔵室36の一方の側面3
0aには側面から底部に延びる厚肉部30bが形成され
ていて、ここに上端38aがインク注入口9に接続し、
下端38bがインク貯蔵室36の底部に連通するインク
供給路38が接続されている。
【0010】大気開放口21は、ケーシング30に形成
された連通孔21a、壁33に形成された細溝35等を
介してインク貯蔵室36の上部に連通されている。
【0011】一方、弁室37は、記録ヘッドに一定の負
圧を維持した状態でインク貯蔵室36のインクをインク
流路となる溝40を経由して排出する差圧弁機構41が
収容されている。
【0012】インク貯蔵室36には、アーム51を介し
て軸52に回動可能に設けられたフロート50が、イン
クが満タン状態になったときほぼ水平状態となるように
収容されている。フロート50の外側に近い面には磁性
体の小片からなる指標体53が取付けられている。
【0013】一方、ケーシング30を挟んで指標体53
の磁束を受けることができる領域は、上下方向に第1、
第2の磁気センサー54、55、この実施例ではホール
素子がインク供給ユニット3の外壁や、キャリッジ1に
固定されている。
【0014】これら磁気センサー54、55は、図5に
示したようにインク供給ユニット3のインクが規定のレ
ベルL0を上下に挟み、かつ指標体53の磁界を所定の
範囲、つまりインクレベルを維持すべき範囲Aで同時に
検出できるようにΔH1+ΔH2をあけて配置されてい
る。
【0015】これにより、フロート50が規定のレベル
L0に対応する位置よりもΔA1以上降下した場合に
は、指標体53の磁界が上方に位置する磁気センサー5
5に作用しなくなり、インクのレベルが注入を要する液
量まで減少したこと、またフロート50が規定のレベル
L0に対応する位置よりもΔA2よりも上昇した場合に
は指標体53の磁界が下方に位置する磁気センサー54
に作用しなくなり、インクのレベルが注入を停止すべき
液量に達したことが検出できる。
【0016】つまり、インクのレベルを適正に維持すべ
き範囲ΔA1+ΔA2では、指標体53の磁界が2つの
磁気センサー54、55に同時に作用するように指標体
53の磁束分布(図6)や、磁気センサー54、55の
感度、これらの相互の配置の間隔ΔH1+ΔH2が調整
されている。
【0017】なお、インクレベルを維持すべき範囲ΔA
1+ΔA2は、磁気センサー54、55の間隔を拡げる
と狭くなり、また縮小すると広くなる。また指標体53
として上下方向の磁束分布の大きなものを使用すると、
維持すべき範囲ΔA1+ΔA2を拡大することができ
る。
【0018】また、フロート50の上面には、インクレ
ベルの上昇に関わりなく、フロート50の上限位置を規
定する突起56が形成されていて、インク供給ユニット
3の上面、この実施例では壁33の下面に当接してフロ
ート50の上昇位置を制限されるように構成されいて、
フロート50が磁気センサー55の検出範囲外に移動す
るのを防止されている。なお、この実施例では、フロー
ト50に上限規制用の突起56を形成しているが、イン
ク供給ユニット3を構成するケーシングの、フロート5
0の上面に対向する領域に形成しても同様の作用を奏す
る。
【0019】磁気センサー54、55からの信号を受け
る判定回路60は、表1に示したように第1、第2の磁
気センサー54、55が共にL信号を出力した場合には
(なお、この実施例ではL信号とは磁束を検出していな
い状態を、またH信号とは磁束を検出している状態を意
味する)、インクが過少であるとして第1のエラー信号
を、下方に位置する第1の磁気センサー54からだけH
信号が出力した場合には注入開始信号を、第1、第2の
磁気センサー54、55から共にH信号が出力した場合
には液量が適正に維持されているから注入停止信号を、
さらに上方に位置する第2の磁気センサー55からだけ
H信号が出力した場合には過剰供給であるとして第2の
エラー信号を出力する。
【0020】
【表1】
【0021】判定手段60からの第1のエラー信号は、
警報手段61に、注入開始信号、及び注入停止信号はポ
ンプ駆動手段62に、さらに第2のエラー信号は強制停
止手段63、この実施例ではポンプ64に駆動電力を供
給するスイッチに出力される。
【0022】この実施例において、インク供給ユニット
3にインクが充填されていない状態では、第1、第2の
磁気センサー54、55から共にL信号が出力するの
で、判定手段60が第1のエラー信号を出力して警報手
段61を作動させるとともに、キャリッジ1をインク補
給ユニット7の位置に移動させてインク供給ユニット3
のインク注入口9にインク補給ユニット7を接続し、イ
ンク補給ユニット7のポンプ64を作動させる。
【0023】ポンプ64の作動によりインク注入口9か
らインク貯蔵室36にインクが充填されて、フロート5
0が上昇すると、下方に位置する第1の磁気センサー5
4がフロート50の指標体53の磁界を受ける。これに
より判定手段60から注入開始信号が出力するが、今の
状態は既にインクの注入が行われているので、ポンプ駆
動手段62はポンプ64をそのまま継続運転させてイン
クの供給を続行する。
【0024】このようにしてインクが規定のレベルL0
よりもΔA1だけ低いレベルまで注入されると、フロー
ト50の指標体53の磁界が第1、第2の磁気センサー
54、55に作用して、これらセンサー54、55が共
にH信号を出力するので、判定手段60は、供給停止信
号を出力してポンプ64を停止させる。
【0025】規定量にインクが注入されると、印刷が可
能となり印刷が実行される。印刷の進行によりインク供
給ユニットのインク貯蔵室36のインクが減少すると、
フロート50が徐々に降下して遂には第2の磁気センサ
ー55に磁界が作用しなくなり(II)、判定手段60か
ら注入開始信号が出力する。
【0026】これにより、キャリッジ1をインク補給ユ
ニット7の位置に移動させてポンプ64を作動させる。
インクが規定のレベルL0まで上昇すると、フロート5
0の指標体53の磁界が第1、第2の磁気センサー5
4、55に作用して共にH信号を出力するので、判定手
段60は、供給停止信号を出力してポンプ64を停止さ
せる。
【0027】以下、このような工程を繰返して、インク
供給ユニット3のインクレベルを規定のレベルL0挟む
−ΔA1、+ΔA2の範囲に維持して、記録ヘッド4に
印刷に適した水頭差でインクを供給する。
【0028】ところで、インクの補給に際して判定手段
60から注入停止信号が出力したにも関わらず、ポンプ
駆動手段62の不都合によりポンプ64の作動が継続す
ると、フロート50が突起56に規定される上死点まで
上昇する(IV)。この状態では、第1の磁気センサー5
4からL信号が、また第2の磁気センサー55からH信
号が出力するので、判定手段60は第2のエラー信号を
強制停止手段63に出力して、ポンプ64への作動電力
を断ってインクの注入を強制的に停止させ、オーバフロ
ーを防止する。
【0029】このようにインクが規定よりも多く注入さ
れた場合にあっても、フロート50は、突起56により
一定の上限位置に留められるため、第2の磁気センサー
55には指標体53の磁界が作用し、インクが過少とな
った状態と区別することができる。つまりフロート50
の上限位置が規制されていない場合には、指標体53が
第2の磁気センサー55に磁界を作用させることができ
ない位置まで移動してしまい、前述の過少となった状態
と区別することができなくなる。
【0030】なお、上述の実施例においては、キャリッ
ジに搭載したインク供給ユニットを、インク補給手段に
間欠的に移動させてこれと接続してインクを補給し、印
刷時にはオフラインとなる形式のものに例を採って説明
したが、図7に示したようにインク供給ユニット3をイ
ンクカートリッジ5とポンプ70を介してインク供給チ
ューブ8’により常時接続したものに適用しても同様の
作用を奏することは明らかである。
【0031】また、上述の実施例においては、インク供
給ユニットに負圧発生手段を内蔵させて記録ヘッドに対
してインクの供給圧を調整することにより、記録ヘッド
の印刷品質の向上を図りつつ、インクの漏れ出しを確実
に防止しているが、記録ヘッドのノズル開口のメニスカ
スによりインクを保持できる場合には、負圧発生手段を
不要とすることができ、またインク貯蔵室を記録ヘッド
よりも下方に位置させるてサイフォン現象によりインク
を記録ヘッドに供給すれば、水頭差により負圧を維持す
ることができる。
【0032】また、上述の実施例においては、2個の磁
気センサーを使用しているが、インクのレベルをより精
密に検出する必要が有る場合には、3つ以上の磁気セン
サーを配置すればよいことは明らかである。
【0033】図8は、インク量検出機構の他の実施例を
示すものであって、この実施例においてはフロート50
の外側に近い面に上下方向に延び、かつ後述する2つの
光学センサー80、81からの光を反射することができ
る指標体82が取付けられている。
【0034】一方、サブタンク3を構成するケーシング
30を挟んで指標体82が移動する領域には光透過窓8
3が形成され、ここに上下方向に第1、第2の光学セン
サー80、81が、インク供給ユニット3の外壁や、キ
ャリッジ1に固定されている。これら光学センサー8
0、81は、図9に示したように共に発光素子80a、
81aと、受光素子80b、81bとを、指標体82を
介して光路を形成するよう、つまり発光素子80a(8
1a)から出た光が、指標体82により反射されて受光
素子80b(81b)に入射するように配置して構成さ
れている。
【0035】これら2個の光学センサー80、81は、
図10に示したように、インクの中間レベルLmを上下
に挟むように所定の間隔ΔAをあけて配置され、また指
標体82は、上下方向の長さBが検出すべきインクレベ
ルの範囲、つまり上限レベルと下限レベルの差分ΔGと
センサーの間隔ΔAとの和(ΔG+ΔA)に設定されて
いる。
【0036】これにより、インクが減少してフロート5
0が降下し、指標体82の上端が上部に位置する光学セ
ンサー81よりも下方に位置すると(図10 II)、指
標体82からの反射光が上方に位置する光学センサー8
1に入射しなくなり、インクのレベルが注入を要する液
量まで減少したこと、つまり要注入開始状態を検出でき
る。
【0037】一方、インクの注入が進んでフロート50
が上昇し、指標体82の下端が下部に位置する光学セン
サー80よりも上昇すると(図10 IV)、下方に位置
する光学センサー80に光が入射しなくなり、インク量
が注入を停止すべき液量に達したこと、つまり要注入停
止状態を検出できる。言うまでもなく、インクが規定範
囲に存在する場合(図10 III)には、2つの光学セ
ンサー80、81のそれぞれにともに光が入射し、また
インクが下限レベルを下まわった場合つまり過少状態
(図10 I)、または上限を超えた場合つまり過剰供
給状態には、2つの光学センサー80、81のいずれに
も光が入射しなくなるから、これらの状態を確実に区別
して検出することができる。
【0038】なお、上述の2つの実施例においては磁気
センサー、及び光学センサーをタンクとは別の部材に設
けているが、タンクに設けても同様の作用を奏する。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
インク貯蔵室に磁性体からなる指標体を備え、かつその
上限位置が規制されたフロートが収容され、またインク
供給手段の外部で、かつ指標体の磁束を同時に受けるこ
とができる領域にインクの規定レベルを上下に挟むよう
に少なくとも2個のセンサーが配置され、センサーの信
号により少なくとも3種類のインクレベルを検出するよ
うにしたので、可及的に少ないセンサーによりインク供
給ユニットのインク量を所定の幅ばかりでなく、限界量
をまでをも検出して、高い精度でインクを補給すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の一実施例
を、そのインク供給機構の概要について示す図である。
【図2】同上装置に使用するインク供給ユニットの一実
施例を示す斜視図である。
【図3】図(a)、(b)は、ぞれぞれ同上インク供給
ユニットの一実施例を、その表裏の構造について封止用
フィルムを外した状態と、封止用フィルムを省いた状態
で示す図である。
【図4】図2のA−A線での断面構造で示す断面図であ
る。
【図5】同上インク供給ユニットへのインク供給制御装
置の一実施例を示す図である。
【図6】フロートに設ける指標体の磁束分布の一例を示
す線図である。
【図7】インク供給ユニットがインク供給チューブによ
りインクカートリッジに常時接続されている形式の記録
装置への適用例を示す構成図である。
【図8】本発明に適したインクレベル検出機構の他の実
施例を示す図である。
【図9】同上検出機構に使用する光学センサーと指標体
の実施例を示す図である。
【図10】同上インクレベル検出機構の動作を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 3 インク供給ユニット 4 記録ヘッド 5 インクカートリッジ 7 インク補給ユニット 10 ポンプユニット 23 インク供給口 36 インク貯蔵室 50 フロート 53 指標体 54、55 磁気センサー 56 突起 63 強制停止手段
フロントページの続き (72)発明者 小林 淳 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 木村 仁俊 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA26 EA29 EB20 EB52 EB53 EC19 EC61 EC62 EC64

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の幅方向に往復動するキャリッ
    ジと、前記キャリッジに設けられたインクジェット記録
    ヘッドと、前記キャリッジに搭載されて外部からインク
    貯蔵室にインクの補給を受け、印刷時に前記インク貯蔵
    室のインクを前記記録ヘッドに供給するインク供給手段
    とからなるインクジェット記録装置において、 前記インク貯蔵室には指標体を備え、かつその上限位置
    が規制されたフロートが収容され、また前記インク供給
    手段の外部で、かつ前記指標体による信号を同時に受け
    ることができる領域にインクの規定レベルを上下に挟む
    ように少なくとも2個のセンサーが配置され、前記セン
    サーの信号により少なくとも3種類のインクレベルを検
    出するインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記指標体が磁性体により、またセンサ
    ーが磁気センサーにより構成されている請求項1に記載
    のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記指標体が光学反射体により、またセ
    ンサーが発光手段と受光手段により構成されている請求
    項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記センサーの信号によりインクの過少
    状態、要注入開始状態、要注入停止状態、及び過剰供給
    状態を検出する請求項1に記載のインクジェット記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記センサーが、前記インク供給手段、
    または前記キャリッジに固定されている請求項1に記載
    のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記センサーが、前記インク貯蔵室を形
    成する容器に設けられている請求項1に記載のインクジ
    ェット記録装置。
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