JP2001191227A - ハイドロメカニカル・チャック用取付工具 - Google Patents

ハイドロメカニカル・チャック用取付工具

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JP2001191227A
JP2001191227A JP2000349403A JP2000349403A JP2001191227A JP 2001191227 A JP2001191227 A JP 2001191227A JP 2000349403 A JP2000349403 A JP 2000349403A JP 2000349403 A JP2000349403 A JP 2000349403A JP 2001191227 A JP2001191227 A JP 2001191227A
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Sandvik Coromant AB
ETP Transmission AB
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    • B23B31/1172—Retention by friction only, e.g. using springs, resilient sleeves, tapers not used, see subgroups and B23B31/117 using fluid-pressure means to actuate the gripping means
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡潔で有効なハイドロメカニカル・チャック
用取付工具を提供する。 【解決手段】 取付工具が、駆動されるべきチャックま
たはマンドレルに跨がって係合するのに適したヨーク
（２）として形成され、ヨークは固定ノズル（８）が形
成された第一の脚部（４）および軸方向移動可能なノズ
ル（９）が形成された第二の脚部（５）を有し、両ノズ
ルとも作動されるべきチャックの２つの対向入口／出口
に係合するのに適し、各脚部（４、５）には、圧力媒体
をノズル（８、９）の内外に指向する通路（６、７）が
形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、概ね、軸、または
軸工具または工作物をクランプ連結するために圧力媒体
によって加圧され、前記軸または工作物をチャックから
解放するために分解し、かつそのためにチャックに２つ
の別個の圧力チャンバ、すなわち工具または工作物をク
ランプ連結するための加圧チャンバおよび工具または工
作物をチャックまたはマンドレルから解放するための分
解チャンバが形成され、かつそのためにチャックの対向
側部に設けられ、その周面で開口する入口／出口が形成
されるタイプのハイドロメカニカル・チャックまたはハ
イドロメカニカル・マンドレル用の取付工具に関する。
添付の図２および図３に、数例のうちの１つとして、工
具の軸をクランプ連結するのに適した円錐形の外面と中
心穴を有する内スリーブ、および前記内スリーブの円錐
形の外面を軸方向移動可能な外スリーブによって形成さ
れ、かつ内スリーブに接する外スリーブを分解するため
の２つの別個の油圧起動システム、すなわち外スリーブ
をクランプ方向に移動するための第一のシステムおよび
外スリーブを工具を解放する方向に移動するための第二
のシステムを有するハイドロメカニカル・コーン・カッ
プリング・チャックを示す。ただし、本発明は添付図面
に示すチャック以外に、他の多数のハイドロメカニカル
工具、たとえばハイドロメカニカル・マンドレルに対し
ても有用であることを理解されたい。
【０００２】
【従来の技術】クランプ手段が、ねじ、ナット、ねじや
まのように純粋に機械的なタイプの円錐形のメカニカル
・チャックまたはマンドレルは当分野で知られている。
上述したタイプのハイドロメカニカル・チャックまたは
マンドレルをそれぞれ加圧および分解するために、流体
加圧および分解チャンバそれぞれの入口／出口に連結さ
れた別個の、外部加圧手段を使用することが従来から提
案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、クランプ・ブ
シュまたはマンドレルをそのように起動させることには
問題がある。たとえば、クランプ連結チャンバを加圧す
ると作動油が分解チャンバから押し出され、圧力流体を
分解チャンバに入れると等量の流体がクランプ圧力チャ
ンバから押し出される、圧力源の接続が複雑化し、時間
がかかり、一般的に圧力源手段の取付けにねじまたはナ
ット連結を使用する必要がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、上述し
たタイプのハイドロメカニカル・チャックまたはマンド
レル等への連結のために使用する簡潔かつ有用な取付工
具を提供することにあり、その工具は、調節可能で様々
な径のチャックまたはマンドレル等への連結に使用可能
で、チャック等に迅速かつ容易に連結可能であり、クラ
ンプ連結チャンバの入口／出口および分解チャンバの入
口／出口に両圧力チャンバで同時に作動する流体システ
ムにより連結され、圧力ピストンを圧力チャンバの前記
入口／出口に押しつけて接触させるだけでチャックに連
結され、前記圧力ピストンは入口圧力の上昇につれて一
層強くチャック入口／出口に封止され、圧力ピストンが
スプリング・バイアスされることによって排出ピストン
が押し戻され、連結と同様に迅速かつ簡単に解放可能で
あり、加圧および分解が、それぞれに、取付工具に含ま
れる手段により迅速かつ簡単に逆転可能であり、いずれ
かのチャンバから排出される圧力媒体を自動的に受け入
れることにより、チャックからの油の無駄およびオーバ
ーフローがない。
【０００５】
【発明の実施の形態】次いで、本発明を添付図面を参照
してさらに詳細に説明する。図面に示す取付工具は、概
ねハンドル１を備え、ハンドルの一端には、加圧もしく
は分解されるチャック（またはマンドレル等）を跨いで
移動するのに適した概ねＵ字形のヨーク２、もしくはリ
ングが形成され、対向端には、チャックの各ハイドロリ
ック・クランプ連結／分解チャンバに加圧媒体を供給す
るための手段３が形成される。ヨーク２の各脚部４およ
び５には、圧力ノズル８、９に加圧媒体を供給するため
の通路６、７が形成され、防沫カップが各脚部の端に備
えられる。流体の流れは工具を循環移動し、クラッチの
対向する両側で封止される。左ノズル８は、図１に見る
ように、脚部４に固定取付けされ、右ノズル９は、ヨー
ク右脚部５と一体のスリーブ１１内を軸方向移動可能な
ノズル・キャリア１０の端部に取り付けられる。スリー
ブ１１から外に延びるノズル・キャリア１０の外端１２
には、スリーブ１１外端の外ねじ１５と協働する内ねじ
１４が形成された中空ナット１３が回動自在に取り付け
られる。中空ナット１３を回すことによって、図１の線
図に示すように、軸状のノズル・キャリア１０がスリー
ブ１１で左右に移動する。ナット１３をクランプ連結方
向に回すことによって、右ノズルが左ノズル８に接近し
てチャックに係合する。同時に、左ノズルが移動してチ
ャックの反対側に接触する。ナット１３を反対方向に回
すことによって、ノズルはチャックから離隔移動する。
【０００６】図１の点線円で示すように、この取付工具
は、マイクロメータのねじのように作用する中空ナット
１３を回してスリーブ１１に出入りさせるだけで多様な
径のチャックに使用することができる。圧力入口３に入
る圧力媒体を配分するための分配ボックス１６があり、
この分配ボックスはハンドル１もしくは工具に取付可能
であり、この分配ボックス１６から圧油が通路６または
７に圧入され、この通路は圧力チャンバ１７、１８、ノ
ズル８および９、およびノズルの軸穴１９および２０に
直接連通する。分配ボックス１６には圧力媒体の配分方
向を逆転する手段が形成され、それによって圧力媒体を
左ノズル８または右ノズル９にそれぞれ供給し、かつそ
れと同時に対向ノズルからの排出油の漏出を可能にす
る。
【０００７】図２に、工具の軸等のシャフト２２をクラ
ンプ連結するのに適した、加圧中の取付工具のチャック
２１を示す。前記チャックは、数ある様々なタイプの取
付手段の中で、本発明の取付工具手段により取り扱える
唯一のものである。図示の場合においては、チャックを
工作機械（図示せず）に取り付けるためのマウンティン
グ・コーン２４と一体の内スリーブ２３、および内スリ
ーブ２３で軸方向移動可能な外スリーブ２５がチャック
に形成される。前記内スリーブと外スリーブの間に２つ
の別個の圧力チャンバ、すなわち、外スリーブ２５を内
スリーブ２３に締め付けることによって工具軸２２をチ
ャックにクランプ連結するための第一のチャンバ２６、
および外スリーブ２５を反対方向に圧迫することによっ
て工具軸２２を解放するための第二の圧力チャンバ２７
が形成される。圧力チャンバ２６、２７はそれぞれ入口
／出口開口２８、２９に連結され、これらの開口は相互
に対向し、かつチャック周囲で開いていることが好まし
い。ノズル８、９を備える圧力ピストンおよび防沫カッ
プは、加圧されるチャックのタイプとサイズにより、様
々な圧力領域で形成することができる。ノズル８、９に
は、ノズルがチャックに非接触時にノズルからの流体の
流れを停止しかつ封止するように配置した封鎖手段を形
成することが好ましい。また、ノズルの防沫カップに
は、カップをチャックの外周に対して真空封止するのに
適した真空手段を形成することができ、また、ノズル８
および９は、加圧および分解中はチャックの底部入口／
出口２８、２９に対して封止される。防沫カップは主と
して、工具をチャック（またはマンドレル）にクランプ
連結およびチャック（またはマンドレル）から分解時に
ノズル８、９および入口／出口２８、２９からの油の飛
沫を防止する作用をする。
【０００８】本発明による取付工具の使用時には、工具
を固定ノズル８とともに移動して、チャックまたはマン
ドレルの入口／出口開口２８、２９の一方（そのどちら
かは問わず）に接触させ、かつ中空ナット１３をクラン
プ連結方向に回して対向ノズル９を他方の入口／出口開
口に接触させる。ナット１３は、チャックと取付工具の
間に耐密封止が保証されるように十分に回す。圧力流体
は、圧力供給手段３によって導入され、圧力流体をクラ
ンプ連結チャンバ２６または分解チャンバ２７にそれぞ
れ供給するために分配ボックス１６が設置される。軸２
２をチャックにクランプ連結した後に、取付工具をチャ
ックから外し、チャックは使用可能となる。取付工具
は、別のチャック器具のクランプ連結または分解に使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による取付工具の横断面図である。
【図２】一型式のハイドロメカニカル・チャックに接続
して使用中の工具の別の横断面図である。
【図３】ハイドロメカニカル・チャックと併用して使用
中の本発明による取付工具の横断面斜視図である。
フロントページの続き (71)出願人 500530247 アプノクス リミテッド スイス、ツェーハー‐6330 シャム、ラン グアッケルシュトラーセ 25 (72)発明者 ニクラス ロスベルク スウェーデン、エス‐581 11 リンケピ ング、ボックス 1129 エー テー ペー トランスミッシオン アクチボラグ 内 (72)発明者 マッツ アラード スウェーデン、エス‐811 81 サンドビ ッケン、アクチボラグ サンドビック コ ロマント内 (72)発明者 ヴァーネル イゼリ スイス、ツェーハー‐6330 シャム、ラン グアッケルシュトラーセ 25 アプノクス リミテッド内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 クランプ連結用の圧力媒体を使用して軸
    （２２）、軸工具または工作物をクランプ連結し、また
    前記軸（２２）または工作物を反対方向に作用する圧力
    を使用して取り外すタイプのハイドロメカニカル・チャ
    ックまたはマンドレルであって、かつ２つの別個の圧力
    チャンバ（２６、２７）、すなわちクランプ連結手段を
    加圧するための第一のチャンバ（２６）および取り外し
    手段を加圧するための第二のチャンバ（２７）と、対向
    する側面に設けられ、その周面で開口する入口／出口
    （２８、２９）とを有するチャックまたはマンドレルの
    ための取付工具であって、 取付工具が、駆動されるべきチャックまたはマンドレル
    に跨がって係合するのに適したヨーク（２）またはリン
    グとして形成され、第一のノズル（８）を有する第一の
    脚部（４）および軸方向移動可能な第二のノズル（９）
    を有する第二の脚部（５）が形成され、ノズル（８、
    ９）は相対的に移動可能であり、かつ両ノズルとも、駆
    動されるべきチャックまたはマンドレルの対向入口／出
    口（２８、２９）に係合するようにしていることを特徴
    とする取付工具。
  2. 【請求項２】 ヨーク（２）が実質的にＵ字形であり、
    その脚部（４、５）が様々な幅のチャックに係合可能で
    あるように離間していることを特徴とする請求項１に記
    載の取付工具。
  3. 【請求項３】 固定ノズル（８）に向かい軸方向に前後
    に移動可能な軸状ノズル・キャリア（１０）の端部に軸
    方向移動可能なノズル（９）が取り付けられ、それによ
    って取付工具が多様のサイズのチャックに適応すること
    を特徴とする請求項１または２に記載の取付工具。
  4. 【請求項４】 ノズル（９）を有する軸方向に移動可能
    なノズル・キャリア（１０）がヨーク（２）と一体のス
    リーブ（１１）内で摺動可能であり、かつ前記スリーブ
    （１１）の外に延びていることを特徴とする請求項３に
    記載の取付工具。
  5. 【請求項５】 ノズル（９）を有するノズル・キャリア
    （１０）を軸の両方向に進めるため、スリーブ（１１）
    の外周の外側ねじ（１５）に係合する内側ねじ（１４）
    を有する中空ナット（１３）を備えた手段を有し、それ
    によって前記中空ナット（１３）がマイクロメータのね
    じのように作用することを特徴とする請求項４に記載の
    取付工具。
  6. 【請求項６】 圧力流体を固定ノズル（８）または軸方
    向に移動可能なノズル（９）、またはその逆、に指向す
    るようにした分配ボックス（１６）を有することを特徴
    とする請求項１から５のいずれか一項に記載の取付工
    具。
  7. 【請求項７】 チャックの圧力チャンバ（１７、１８、
    ２８、２９）の１つから、前記チャックの別の圧力チャ
    ンバを加圧する間に、圧力流体を逃がす手段を分配ボッ
    クス（１６）が有することを特徴とする請求項６に記載
    の取付工具。
  8. 【請求項８】 圧力ピストン（ノズル８、９）が液圧的
    に予備負荷されること、および入口圧力の上昇につれて
    圧力ピストンが一層強くチャック入口／出口に対して封
    止されることを特徴とする請求項１から７のいずれか一
    項に記載の取付工具。
  9. 【請求項９】 ノズル（８、９）がばね負荷されるこ
    と、およびノズルのボア（１９、２０）に、ノズルがチ
    ャックと非接触時に前記ボアを閉じるように配置された
    停止手段が形成されることを特徴とする請求項１から８
    のいずれか一項に記載の取付工具。
JP2000349403A 1999-11-16 2000-11-16 ハイドロメカニカル・チャック用取付工具 Pending JP2001191227A (ja)

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