JP2001191152A - 鋳造用ストッパー - Google Patents

鋳造用ストッパー

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JP2001191152A JP37218099A JP37218099A JP2001191152A JP 2001191152 A JP2001191152 A JP 2001191152A JP 37218099 A JP37218099 A JP 37218099A JP 37218099 A JP37218099 A JP 37218099A JP 2001191152 A JP2001191152 A JP 2001191152A
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    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/14Closures
    • B22D41/16Closures stopper-rod type, i.e. a stopper-rod being positioned downwardly through the vessel and the metal therein, for selective registry with the pouring opening
    • B22D41/18Stopper-rods therefor
    • B22D41/186Stopper-rods therefor with means for injecting a fluid into the melt

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 タンディッシュからモールドへ注入する溶融
金属の流量を調整するために使用するガスシール性の高
い鋳造用ストッパー。 【解決手段】 ストッパーロッドは上端から所定の距離
だけ下方の位置にガス導入路40、72と同軸に接合ナ
ットが一体成形され、上端面は平滑にされており、この
面に回転止め用のピン穴を備え、スピンドルは中心に設
けたガス導入路40、72と、先端に接合ナットに螺合
される雄ねじ13と、その上部にはスピンドルをストッ
パーロッドに固定する締め付けナット12に螺合する雄
ねじ13と、ストッパーロッドの上端面に密着し、回転
止め用のピン9が貫通するための孔を備えたフランジと
を備え、スピンドルは接合ナットによりストッパーロッ
ドに固定され、フランジはガス気密に締め付けナットに
よりストッパーロッドの上端面に固定され、更にフラン
ジとストッパーロッドは回転止め用のピン穴に挿入した
ピンで回転止めされている、鋳造用ストッパー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属、例えば
鋼、銅合金及びアウミニュウム合金の連続鋳造等におい
て、主にタンディッシュからモールドへ注入する溶融金
属の流量を調整するために使用する鋳造用ストッパで、
特にガスシール性の高い鋳造用ストッパーに関する。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造では、連続鋳造機モールドの上
方に位置するタンディッシュに溶融金属を溜め、ここか
ら鋳造条件に合わせた速さで溶融金属を浸漬ノズルを介
してモール内に注入する。この注入速度を調整するのが
鋳造用ストッパーで、溶融金属のモールドへの流量を制
御する。
【0003】図1にタンディッシュ内で使用されるスト
ッパーロッド2示す。図示するように、中心軸に沿って
貫通するガス供給路21があり、先端部の噴出孔23か
らガスを噴出す。このガスは例えばアルゴンガスで、図
示しない浸漬ノズル内に一定流量以上の溶融金属と共に
ガスを供給する。
【0004】上記アルゴンガスを供給しない場合には溶
鋼の流れにより、浸漬ノズル孔内に負圧が生じ、大気が
ノズル孔内に侵入し、溶鋼を酸化するので、溶融金属が
凝固したり、あるいは非金属介在物が堆積して生ずるい
わゆるノズル閉鎖が生じるためである。なお、このスト
ッパーロッド2は上部の軸心に接合ナット6を備えてお
り、これにスピンドルを螺合し、スピンドルを固定す
る。
【0005】図2はスピンドル4と嵌合されたストッパ
ーロッド2を示す。スピンドル4の先端部はストッパー
ロッド2内に埋め込まれた接合ナット6にねじで嵌合さ
れている。ストッパーロッド2とスピンドル4とを強固
に固定するためフランジ5をストッパーロッドの上端部
に配し、固定ナット12によりストッパーロッドに対し
てフランジを締め付ける。
【0006】ガス導入路40から導入されたガスを有効
に利用するため、上方向に漏れないように以下のように
構成されている。ガス供給路21の上部は面取りされた
拡大テーパ部22と円筒部24とから構成されている。
対応してこの部分のスピンドルは同じく面取りされたテ
ーパ部42と鍔部44を備えている。ガス供給路の拡大
テーパ部22と円筒部24とはそれぞれスピンドルのテ
ーパ部44と拡大部42と密着して気密性を確保する。
【0007】気密性を確保するため、ガス供給路の拡大
テーパ部22と円筒部24(以下凹部という)とスピン
ドルのテーパ部42と鍔部44(以下拡大部という)と
の間隙にモルタルを塗布することもあるので、ストッパ
ーロッドの上端部には空間26とフランジ5には空間部
52を設けて、この空間に余分なモルタルが逃げること
ができるように配慮している。
【0008】しかし、例えばタンデッシュ内の溶鋼の深
さが1mにもなると、静圧力は0.7気圧にもなり、ス
トッパーロッド出口の溶鋼流速が大きく、また、上記ス
トッパーロッドはアルミナー黒鉛質耐火物であるため、
完全な機密性が確保できず、大気ガスの一部はストッパ
ーロッドの頭部からガス導入路21に侵入することが多
い。更に、溶融金属中の介在物等によるノズル詰まりを
解消するために、ストッパーを激しく上下動させること
(アオリと称されている)があり、ストッパーの上下動
作業によりストッパーロッドとスピンドルとの接合に遊
びが生じ、気密性が更に損なわれる。
【0009】従来、アルミナ黒鉛質ストッパーロッドに
一体成型された接合ナットとして、鋼製ナットを使用し
ているが、鋳造時間が長いと上記黒鉛の炭素が鋼製ナッ
トに浸透し、鋼の融点が下がり、ねじ山がくずれること
がある。又、鋼製ナットをストッパーと一体成型された
ものでは、ストッパーを構成する耐火材とナットを構成
する鋼との熱膨張係数の差が大き過ぎるために、高温に
曝すとストッパーとナットの境界付近に亀裂が生じ、熱
スポーリングを起こしやすい。そこで、ストッパーロッ
ドとスピンドルとの間に遊びが生ずる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ストッ
パーロッドとスピンドルとの気密な接合を両者のテーパ
面で確保することは不可能であり、円滑な鋳造を確保で
きなかった。また、鋼製ナットを一体成型したストッパ
ーでは、例えば溶鋼の連続鋳造においては、ナットが約
700℃程度になり、熱膨張のためにナットとスピンド
ルとの間に遊びが生じ、そのためストッパーロッドとス
ピンドルとの気密性が損なわれていた。この発明は、上
記の問題を解決するためになされたもので、特にガス気
密性の高い鋳造用ストッパーを提供しようとするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】発明の第1の態様は、中
心にガス供給路と該先端部に該ガス供給路を通過したガ
スを外部に排出する噴出孔を備えたストッパーロッド
と、該ストッパーロッドを作動させるスピンドルとから
構成される鋳造用ストッパーであって、下記の構造を備
えたことを特徴とする鋳造用ストッパーである。 (a)前記ストッパーロッドは上端から所定の距離だけ
下方の位置に前記ガス導入路と同軸に接合ナットが一体
成形され、上端面は平滑であり、この面に回転止め用の
ピン穴を備え、(b)前記スピンドルは、中心に設けた
ガスの導入路と、先端に前記接合ナットに螺合される雄
ねじと、その上部には該スピンドルを前記ストッパーロ
ッドに固定する締め付けナットに螺合する雄ねじと、前
記ストッパーロッドの上端面に密着し、回転止め用のピ
ンが貫通するための孔を備えたフランジとを備え、
(c)前記スピンドルは前記接合ナットにより前記スト
ッパーロッドに固定され、前記フランジはガス気密に締
め付けナットによりストッパーロッドの上端面に固定さ
れ、更に前記フランジと前記ストッパーロッドは前記回
転止め用のピン穴に挿入したピンで回転止めされてい
る。
【0012】発明の第2の態様は、前記スピンドルのフ
ランジはスピンドルと一体成形されたものであることを
特徴とする鋳造用ストッパーである。
【0013】発明の第3の態様は、前記スピンドルのフ
ランジはスピンドルに溶接して成形されたものであるこ
とを特徴とする鋳造用ストッパーである。
【0014】発明の第4の態様は、前記スピンドルのフ
ランジとストッパーロッドの上端面との間にモルタルを
塗布して、又はシール材を挟んで気密に固定されるもの
であることを特徴とする鋳造用ストッパーである。
【0015】発明の第5の態様は、前記接合ナットは、
抗折強さが100MPa以上である構造用ファイセラミ
ックスであることを特徴とする鋳造用ストッパーであ
る。
【0016】発明の第6の態様は、前記構造用ファイン
セラミックスが、アルミナ、ムライト、炭化珪素、窒化
珪素、サイアロン、ジルコニアの何れか、又は、これら
の複合体のいずれかであることを特徴とする鋳造用スト
ッパーである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施態様を図3と図4に
より説明する。図3には本発明にかかるスピンドル8を
示す。先端部にはストッパーロッドと接合するための雄
ネジ81が設けられ、その上部にはストッパーロッドの
上端部に接するフランジ84が溶接又は機械加工等の一
体成形により設けられている。このフランジにはフラン
ジとストッパーロッドとを固定するピン9を差し込む孔
82が1以上設けられている。軸中心にはガス供給路8
0が設けられている。
【0018】図4は、上記スピンドル8とストッパーロ
ッド2とを接合して組み立てた鋳造用ストッパーを示
す。スピンドル8は先端部がストッパーロッドに埋め込
まれた接合ナット61とネジ部81で接合している。接
合ナットは、金属製でもよいが、構造用セラミックスが
強度の点から望ましい。前記接合ナットは、常温の抗折
強さが100MPa以上である構造用ファイセラミック
スであることが破損防止の点から望ましい。ここで、構
造用ファインセラミックスとしては、アルミナ、ムライ
ト、炭化珪素、窒化珪素、サイアロン、ジルコニアの何
れか、または、これらの複合体のいずれかが望ましく、
また、接合ナットはストッパーロッドに埋め込まれて一
体成形されたものが望ましい。
【0019】組み立てられた本発明の鋳造用ストッパー
は、中心にガス供給路72と該先端部に該ガス供給路を
通過したガスを外部に排出する噴出孔23(図1)を備
えたストッパーロッド2と、このストッパーロッドを作
動させるスピンドル8とから構成される鋳造用ストッパ
ーである。
【0020】ストッパーロッド7は上端から所定の距離
だけ下方の位置にガス導入路と同軸に接合ナット61
が、CIP(冷間静水圧法)により一体成形され、上端
面10は、望ましくは平滑に面取りされており、この面
に回転止め用のピン穴74を備えている。前述のスピン
ドル8は中心に設けたガスの導入路40と、先端に上記
接合ナット61に螺合される雄ねじ81と、その上部に
は該スピンドルを前記ストッパーロッドに固定する締め
付けナット12に螺合する雄ねじ13とを備えている。
【0021】フランジ8は、ストッパーロッド7の上端
面10に密着し、回転止め用のピン穴74に挿入するピ
ン9が貫通するための孔82を備えたフランジであり、
スピンドル8は接合ナット61によりストッパーロッド
2に固定される。フランジ10はガス気密に締め付けナ
ット12によりストッパーロッドの上端面10に気密に
固定され、更にフランジ84とストッパーロッド7は、
ピン穴74に挿入したピン9で回転止めされている。ピ
ン穴74は、予め上記上端面に設けるか、又はスピンド
ルとストッパーロッドとを組み立てた後から、穿孔して
設けてもよい。
【0022】必要に応じて、フランジ84とストッパー
ロッド上端面または接合面10には例えばモルタル、水
ガラス等を塗布して、あるいはシール材である黒鉛シー
トを挟み込んで気密性を高めることができる。前記従来
例においてはスピンドルの拡大部とストッパーロッド上
端面の凹部との接合部で気密性が保持されていたが、本
発明にかかる鋳造用ストッパーにおいてはフランジ面全
体で気密性を維持しているので、より完全な大気ガスの
侵入防止が実現される。この部分の気密性が保持されて
いないと溶鋼のノズル内の流速がは速いため、ストッパ
ーロッド内部が負圧に成り、アルゴンガスに大気が侵入
し、溶鋼が酸化され、ノズル閉鎖が生じるという問題が
発生し、鋳造を中断せざるを得ない。
【0023】また、ストッパーロッド7により鋳造速度
を制御するため、上記スピンドル8は上部において、ス
ピンドルを上下動するレバー30に連結している。通
常、スピンドルはレバーの上下を座金17、18で鋏
み、ナット14、16で締め付けてスピンドルをレバー
に固定する。ガスはガス導入路40を介して供給され
る。
【0024】ここで、構造用ファインセラミックスにつ
いて追加的説明をする。構造用ファインセラミックスと
は、高度に精製された天然無機材や人工的に合成した無
機化合物から製造された耐火物で、機械的性質に優れた
セラミックスである。通常、構造用ファインセラミック
スの成型には、焼結法が用いられが、焼結法にも種々の
方法(反応焼結、ポスト反応焼結、定圧焼結、雰囲気加
圧焼結、ホットプレス、HIP,超高圧焼結)がある。
【0025】この内ファインセラミックスの骨材の特
性、製品のコスト、強度を考慮すると、アルミナは常圧
焼結により作製される。前述のムライトは反応焼結若し
くは常圧焼結、炭化珪素は反応焼結若しくは常圧焼結、
窒化珪素は反応焼結、加圧焼結、ホットプレス等によ
り、サイヤロンは反応焼結により焼成される。
【0026】
【実施例】この発明のタンディッシュ用の鋳造用ストッ
パーの例を図4に示したが、以下具体的な例を示す。図
4においてストッパーロッドは全長約1.8m、上端面
の直径約16cm、先端部のガス噴出孔の直径約5mm
であった。このストッパーに約10L/分のアルゴンガ
スを供給して、450tonアルミキルド鋼(1チャー
ジ150ton)を鋳造したところ鋳造終了まで円滑に
鋳造ができた。なお、従来の鋳造用ストッパーでは約2
00tonを鋳造すると大気の侵入により溶鋼が酸化し
て部分的なノズル閉鎖が生じ、ガス圧力を高めて導入ガ
ス流量を1.5倍に増加しないと鋳造用速度を維持でき
なかった。
【0027】なお、使用したタンディッシュストッパー
はアルミナ:60wt%、黒鉛:24wt%、SiO
2 :9.2wt%,SiC:4.7wt%のアルミナ黒
鉛で、構造用ファインセラミックスとして、アルミナ又
はムライトを使用した。アルミナは常圧焼結法により、
又、ムライトは反応焼結法によりナットに作製した。こ
れら、アルミナ及びムライトの抗折力は1000℃で各
々150MPa及び500℃で100MPaを超えてい
た。
【0028】
【発明の効果】本発明の鋳造用ストッパーは、ストッパ
ーロッドの上端面とスピンドルのフランジ部で完全な大
気ガスに対するシールができるため、永い鋳造時間中に
おいても所定のガス流量で鋳造が可能である。また、ス
トッパーロッドとスピンドルとの接合は構造用ファイン
セラミックスのナットで行われているので、ストッパー
ロッドとスピンドルとの接合に遊びが生じないため大気
ガスに対するシールはより完全に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続鋳造用タンディッシュ用のストッパーロッ
ドの断面図である。
【図2】従来のストッパーロッドとスピンドルとの接合
例を示す図である。
【図3】本発明に係る鋳造用ストッパーで使用するスピ
ンドルの断面図である。
【図4】本発明に係る鋳造用ストッパーの組み立て図で
ある。
【符号の説明】
2 ストッパーロッド 21 ガス導入路 22 拡大テーパ部 23 ガス噴出孔 24 拡大円筒部 25 ストッパーロッドの上端面 26 ストッパーロッドとスピンドルの隙間 4 従来のスピンドル 40 ガス導入路 42 スピンドルの拡大テーパ部 46 スピンドルの鍔部 5 従来のフランジ 52 従来のフランジ下面の空間部 6 接合ナット 7 本発明のストッパーロッド 72 ガス導入路 74 ピン穴 8 本発明に係るスピンドル 81 先端の雄ネジ 82 フランジのピン差込孔 84 フランジ部 9 フランジとストッパーロッドの回転止めピン 10 フランジとストッパーロッドの接合面 12 フランジ締め付けナット 13 スピンドルの雄ネジ 14、16 レバー固定ナット 17、18 座金 30 レバー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心にガス供給路と先端部に該ガス供給
    路を通過したガスを外部に排出する噴出孔を備えたスト
    ッパーロッドと、該ストッパーロッドを作動させるスピ
    ンドルとから構成される鋳造用ストッパーであって、下
    記の構造を備えたことを特徴とする鋳造用ストッパー。 (a)前記ストッパーロッドは上端から所定の距離だけ
    下方の位置に前記ガス導入路と同軸に接合ナットが一体
    成形され、上端面は平滑であり、この面に回転止め用の
    ピン穴を備え、(b)前記スピンドルは、中心に設けた
    ガスの導入路と、先端に前記接合ナットに螺合される雄
    ねじと、その上部には該スピンドルを前記ストッパーロ
    ッドに固定する締め付けナットに螺合する雄ねじと、前
    記ストッパーロッドの上端面に密着に接触し、回転止め
    用のピンが貫通するための孔を備えたフランジとを備
    え、(c)前記スピンドルは前記接合ナットにより前記
    ストッパーロッドに固定され、前記フランジはガス気密
    に締め付けナットによりストッパーロッドの上端面に固
    定され、更に前記フランジと前記ストッパーロッドは前
    記回転止め用のピン穴に挿入したピンで回転止めされ
    る。
  2. 【請求項2】 前記スピンドルのフランジはスピンドル
    と一体成形されたものであることを特徴とする請求項1
    記載の鋳造用ストッパー。
  3. 【請求項3】 前記スピンドルのフランジはスピンドル
    に溶接して成形されたものであることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の鋳造用ストッパー。
  4. 【請求項4】 前記スピンドルのフランジとストッパー
    ロッドの上端面との間にモルタルを塗布して、又はシー
    ル材を挟んで気密に固定されるものであることを特徴と
    する請求項1から3のいずれかに1項に記載の鋳造用ス
    トッパー。
  5. 【請求項5】 前記接合ナットは、常温の抗折強さが1
    00MPa以上である構造用ファイセラミックスである
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに1項に記
    載の鋳造用ストッパー。
  6. 【請求項6】 前記構造用ファインセラミックスが、ア
    ルミナ、ムライト、炭化珪素、窒化珪素、サイアロン、
    ジルコニアの何れか、又は、これらの複合体のいずれか
    であることを特徴とする請求項5記載の鋳造用ストッパ
    ー。
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