JP2001190987A - 散水ノズル - Google Patents

散水ノズル

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JP2001190987A
JP2001190987A JP2000001003A JP2000001003A JP2001190987A JP 2001190987 A JP2001190987 A JP 2001190987A JP 2000001003 A JP2000001003 A JP 2000001003A JP 2000001003 A JP2000001003 A JP 2000001003A JP 2001190987 A JP2001190987 A JP 2001190987A
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JP
Japan
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watering
peripheral edge
outer peripheral
water sprinkling
upper fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000001003A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Asano
良喜 浅野
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Asano Metal Industry Co Ltd
Original Assignee
Asano Metal Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、極めて商品価値の高い画期的な散
水ノズルを提供することを目的とするものである。 【解決手段】 散水ノズル体1の上方開口部1aの周縁
部に中央に向かって下り傾斜するテーパー外周縁部2を
設け、このテーパー外周縁部2を複数のテーパー面3を
連設して構成し、前記散水ノズル体1の上方開口部1a
に嵌着される上部嵌着体4を設け、この上部嵌着体4を
散水ノズル体1の上方開口部1aに連結した際、テーパ
ー外周縁部2とともに散水孔5を形成する凹溝6を前記
テーパー外周縁部2に対向する上部嵌着体4の周面に設
け、この上部嵌着体4の凹溝6の構造設定により散水孔
5の散水角度を調節し得るように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、散水ノズルに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、道路や駐車場などに消雪を目的として埋設される散
水ノズルが種々提案されている。
【0003】本出願人は、この散水ノズルについて更な
る研究開発を進め、より一層商品価値の高い画期的な散
水ノズルを完成させた。
【0004】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0005】散水ノズル体1の上方開口部1aの周縁部
に中央に向かって下り傾斜するテーパー外周縁部2を設
け、このテーパー外周縁部2を複数のテーパー面3を連
設して構成し、前記散水ノズル体1の上方開口部1aに
嵌着される上部嵌着体4を設け、この上部嵌着体4を散
水ノズル体1の上方開口部1aに連結した際、テーパー
外周縁部2とともに散水孔5を形成する凹溝6を前記テ
ーパー外周縁部2に対向する上部嵌着体4の周面に設
け、この上部嵌着体4の凹溝6の構造設定により散水孔
5の散水角度を調節し得るように構成したことを特徴と
する散水ノズルに係るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0007】本発明は、例えば散水ノズル体1に水を導
入すると、この水は散水ノズル体1に設けた散水孔5か
ら外部へ散水される。
【0008】この際、散水孔5の散水角度は、テーパー
外周縁部2を構成する複数のテーパー面3のうちいずれ
か一つのテーパー面3に対する上部嵌着体4に設けた凹
溝6の構造設定により決定されることになる。
【0009】従って、仮にテーパー外周縁部2が一つの
テーパー面3で構成されていた場合、上部嵌着体4の凹
溝6の構造設定を変えても散水角度に変化をつけるのは
極めて困難であり(散水角度にメリハリがつけにく
く)、つまり、凹溝6とともに散水孔5を形成するテー
パー外周縁部2が単一角度の一つのテーパー面3のみで
構成されていると、凹溝6の形状などを変えても何ら変
化のないテーパー面3に沿って水が流れることになる
為、散水角度に変化をつけるのは極めて困難であるが、
この点、本発明によれば、前述したような問題が生じる
ことはない。
【0010】即ち、テーパー外周縁部2を例えば二つの
テーパー面3で構成した場合、このいずれか一方のテー
パー面3に条件の合った構造設定の凹溝6で散水孔5を
構成すれば確実に種々の散水角度で散水される散水孔5
が得られることになるなど、上部嵌着体4の凹溝6の構
造設定を変えるだけで散水角度が極めて簡易に得られる
ことになる。
【0011】よって、本発明によれば、上部嵌着体4を
取り替えるだけでユーザーが望む散水角度の散水孔5が
極めて簡易且つ迅速に得られることになり、しかも、こ
の上部嵌着体4を変えるだけで散水角度が変えられるか
ら、所定の散水角度を備えた専用の散水ノズル体1を数
種類用意する必要はなく極めてコスト安となる。
【0012】
【実施例】図1,2は本発明の第一実施例、図3は第二
実施例、図4は第三実施例、図5は第四実施例を図示し
たものであり、以下に説明する。
【0013】第一実施例について説明する。
【0014】第一実施例は、散水ノズル体1のラッパ状
の上方開口部1aの周縁部に中央に向かって下り傾斜す
るテーパー外周縁部2を設け、このテーパー外周縁部2
を複数のテーパー面3を連設して構成し、前記散水ノズ
ル体1の上方開口部1aに着脱自在に嵌着される上部嵌
着体4を設け、この上部嵌着体4を散水ノズル体1の上
方開口部1aに連結した際、テーパー外周縁部2ととも
に散水孔5を形成する凹溝6(図では4個)を前記テー
パー外周縁部2に対向する上部嵌着体4の周面に設け、
この上部嵌着体4の凹溝6の構造設定により散水孔5の
散水角度を調節し得るように構成したものである。
【0015】更に具体的に説明すると、本実施例は、散
水ノズル体1の上部に設けたテーパー外周縁部2は二つ
のテーパー面3、即ち、傾斜角度が約45°の第一テー
パー面3aと、傾斜角度が約23°の第二テーパー面3
bとを連設して構成されている。尚、本実施例では各テ
ーパー面3の角度をあくまで一般的な角度に設定したも
のであり、この二種類の角度に限られるものではなく、
そして、テーパー面3の数は二つに限られないのも勿論
である。
【0016】また、本実施例は、上部嵌着体4に係る凹
溝5の構造設定を、散水ノズル体1に装着した際、第一
テーパー面3aを覆う程度の長さにして、第一テーパー
面3aと平行となる形状に設定されており、散水ノズル
体1を通過した水Wは、第一テーパー面3aと凹溝5と
から成る散水孔5から約45°の散水角度Rで散水され
るように構成されている。
【0017】以上の機構を備えた本実施例に係る散水ノ
ズル1は、上部嵌着体4の中央部に弁体支承部7を設
け、この弁体支承部7の支承段部7aに弁体8の頭部を
支承せしめて下端を下方に垂設し、この垂設下端部に雄
螺子8aを螺設し、この雄螺子8aを散水ノズル体1の
中央部に設けた雌螺子1bに螺着し、弁体8の頭部に角
孔8bを設け、この角孔8bに工具を嵌入して弁体8を
散水ノズル体1に螺着着脱可能に設けた上部嵌着体4を
散水ノズル体1の上部に着脱可能に嵌入固定する。
【0018】符号4aは凹溝6と連通する散水口、9は
弁体8に設けた弁孔8cの開孔度を調節して散水孔5よ
り散水される消雪水の水量を調節する弁杆、10は消雪水
を当該散水ノズル1に導入する立ち上がり送水管11に被
嵌する電蝕防止筒、12はゴム栓、13はOリング、14は弁
体8の抜け止め金具としての止め輪である。
【0019】本実施例は上述のように構成したから、例
えば散水ノズル体1に水Wを導入すると、この水Wは散
水ノズル体1に設けた散水孔5から外部へ散水されるこ
とになる。
【0020】この際、散水孔5の散水角度Rは、テーパ
ー外周縁部2を構成する複数のテーパー面3のうちいず
れか一つのテーパー面3(本実施例では第一テーパー面
3a)に対する上部嵌着体4に設けた凹溝6の構造設定
により決定される。
【0021】即ち、仮にテーパー外周縁部2が一つのテ
ーパー面3で構成されていた場合、上部嵌着体4の凹溝
6の構造設定を変えても散水角度に変化をつけるのは極
めて困難であり(散水角度にメリハリがつけにくく)、
言い換えると、凹溝6とともに散水孔5を形成するテー
パー外周縁部2が単一角度の一つのテーパー面3のみで
構成されていると、たとえ凹溝6の形状などを変えても
何ら変化のないテーパー面3に沿って水が流れることに
なる為、散水角度に変化をつけるのは極めて困難である
が、この点、本実施例によれば、テーパー外周縁部2を
複数の(二つの)テーパー面3で構成している為、この
いずれか一方のテーパー面3に条件の合った構造設定の
凹溝6で散水孔5を構成すれば確実に種々の散水角度で
散水される散水孔5が得られることになるなど、上部嵌
着体4の凹溝6の構造設定を変えるだけで散水角度が極
めて簡易に得られることになる。これは、テーパー面3
の数を更に増やすと同時に、凹溝6の構造を適宜設定す
ることにより、簡易に散水孔5を所望の散水角度となる
ように構成し得ることを意味する。
【0022】よって、本実施例によれば、上部嵌着体4
を取り替えるだけで種々の散水角度の散水孔5が極めて
簡易且つ迅速に得られることになり一つの散水ノズル体
1に巾を持たせることができ(散水角度がバラエティー
に富み)、しかも、この上部嵌着体4を変えるだけで散
水角度が変えられるから、種々のタイプの散水ノズル体
1を用意する必要はなくコスト安となる。
【0023】また、本実施例は、散水孔5が詰まったと
しても弁体8を工具で回動して散水ノズル体1に対する
弁体8の固定を解除すると上部嵌着体4が容易に分解さ
れるので、上部嵌着体4の外周壁面から簡単に散水孔5
や散水ノズル体1の内部に詰まった小石などを取り去る
ことが可能である。
【0024】次に、第二実施例について説明する。
【0025】第二実施例は、図3に図示したように上部
嵌着体4の凹溝6の構造設定を、該凹溝6の内面を傾斜
角度が約23°の第二テーパー面3bと略平行となる形
状に設定した場合であり、約23°の散水角度Rが得ら
れることになる。
【0026】その余は第一実施例と同様である。
【0027】次に第三実施例について説明する。
【0028】第三実施例は、図4に図示したように上部
嵌着体4の凹溝6の構造設定を、該凹溝6の内面を前記
第二実施例よりも若干寝かせた状態(第二テーパー面3
bに近づけた状態)となる形状に設定した場合であり、
約15°の散水角度Rが得られるように設定されてい
る。
【0029】その余は第一実施例と同様である。
【0030】次に第四実施例について説明する。
【0031】第四実施例は、図5に図示したように上部
嵌着体4の凹溝6の構造設定を、該凹溝6の内面を略水
平状態となる形状に設定した場合であり、略水平の散水
角度が得られるように設定されている。
【0032】その余は第一実施例と同様である。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、上
部嵌着体を取り替えるだけでユーザーが望む散水角度の
散水孔が極めて簡易且つ迅速に得られることになり、し
かも、この上部嵌着体を変えるだけで散水角度が変えら
れるから、所定の散水角度を備えた専用の散水ノズル体
を数種類用意する必要はなく極めてコスト安となるなど
極めて商品価値の高い画期的な散水ノズルとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の分解斜視図である。
【図2】第一実施例の説明断面図である。
【図3】第二実施例の説明断面図である。
【図4】第三実施例の説明断面図である。
【図5】第四実施例の説明断面図である。
【符号の説明】
1 散水ノズル体 1a 上方開口部 2 テーパー外周縁部 3 テーパー面 4 上部嵌着体 5 散水孔 6 凹溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 散水ノズル体の上方開口部の周縁部に中
    央に向かって下り傾斜するテーパー外周縁部を設け、こ
    のテーパー外周縁部を複数のテーパー面を連設して構成
    し、前記散水ノズル体の上方開口部に嵌着される上部嵌
    着体を設け、この上部嵌着体を散水ノズル体の上方開口
    部に連結した際、テーパー外周縁部とともに散水孔を形
    成する凹溝を前記テーパー外周縁部に対向する上部嵌着
    体の周面に設け、この上部嵌着体の凹溝の構造設定によ
    り散水孔の散水角度を調節し得るように構成したことを
    特徴とする散水ノズル。
JP2000001003A 2000-01-06 2000-01-06 散水ノズル Pending JP2001190987A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004088043A1 (de) * 2003-04-02 2004-10-14 Evertz Hydrotechnik Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zur bewässerung von fahrbahnen
JP2008073598A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Asano Trade:Kk キャップ抜け止め構造及び散水ノズル
JP2020172315A (ja) * 2019-04-12 2020-10-22 藤森工業株式会社 注出用スパウト、ストッパ部材付き注出用スパウト、キャップ付き注出用スパウト

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004088043A1 (de) * 2003-04-02 2004-10-14 Evertz Hydrotechnik Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zur bewässerung von fahrbahnen
JP2008073598A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Asano Trade:Kk キャップ抜け止め構造及び散水ノズル
JP2020172315A (ja) * 2019-04-12 2020-10-22 藤森工業株式会社 注出用スパウト、ストッパ部材付き注出用スパウト、キャップ付き注出用スパウト

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